JP4694886B2 - 駆動波発生回路 - Google Patents

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Description

2種類の基本波形を組み合わせて得られる駆動波を用いて駆動されるピエゾアクチュエータの駆動波を発生する駆動波発生回路に関する。
従来より、ピエゾ素子の伸び縮みを利用するピエゾアクチュエータが提案され、超小型のアクチュエータとして、期待されている(非特許文献1参照)。このピエゾアクチュエータは、例えば、カメラの撮像素子を駆動して手ぶれ補正を行う機構やレンズを移動するピント合わせなどに採用されている。
このピエゾアクチュエータは、ピエゾ素子(圧電素子)に電圧を印加することで、伸縮させ、駆動軸を往復動させる。そして、駆動軸の一方向の移動速度と、逆方向の移動速度を異ならせること(ゆっくり伸ばし急に引く、またはその反対)で、駆動軸に摩擦接触している移動体を移動させる。このように、駆動力としてピエゾ素子の伸び縮みを利用しており、直線移動が可能でありまたコイル等が不要であり、アクチュエータを小型化することができる。
ここで、駆動軸の移動速度を変更するためには、ピエゾ素子に印加する電圧波形を変更しなければならない。例えば、ゆっくり伸ばし、急に縮めるためには、ピエゾ素子に第1の方向の電圧をゆっくり印加し、急激に反対方向の電圧を印加するというパターンの電圧印加する必要がある。
KONICA MINOLTA TECHNOLOGY REPORT VOL 1 (2004),p.23-26
ここで、ピエゾ素子の伸縮量はそれほど大きくできず、また確実な移動制御を行うためには、ピエゾ素子の1回の伸縮による移動体の移動量をかなり小さなものとする必要がある。例えば、1回の移動量は数10nm程度に設定される。そこで、移動量制御の際の基本波形の数が非常に大きくなる。例えば、レンズを動かし、ピント合わせをする場合、通常カメラに最も近い焦点合わせ可能なマクロ位置から∞位置まで、レンズの移動量として数100μm以上が求められる。一方、ピント合わせについての情報は、画像情報などから得られ、通常マイクロコンピュータ(マイコン)などにおいて得られる。そこで、ピエゾアクチュエータの駆動波をマイコンで作成することになるが、その場合マイコンは波長の短い駆動波を多数生成してピエゾアクチュエータに供給しなければならず、マイコンへの負担が大きくなるという問題があった。
本発明は、2種類の基本波形を組み合わせて得られる駆動波を用いて駆動されるピエゾアクチュエータの駆動波を発生する駆動波発生回路であって、基本クロックに従って、一定の基本周期を有し、1周期中において特定レベルにある割合であるデューティー比が互いに異なるとともに、特定レベルにあるタイミングが異なる2種類の基本波形を発生する基本波形発生回路と、基本波形の1周期をカウントし、カウント値が所定のユニット数に至った時にユニット検出パルスを出力するユニットカウンタと、入力されてくるドライブパルスを初期値から一方向にカウントするとともに、前記ユニットカウンタからのユニット検出パルスによりカウント値を初期値の方向にカウントするドライブカウンタと、前記基本波形発生回路からの2種類の基本波形を受け入れ、受け入れた2種類の基本波形を2つの出力端のいずれから出力するかを、方向制御信号に応じて切り替える方向セレクタと、方向性セレクタの出力を受け入れ、ドライブカウンタが一方向にカウントしてから前記初期値に至るまで、前記方向性セレクタの出力を許可することで、一対の基本波形からなる駆動波を出力する出力ゲートと、を有し、入力するドライブパルスの数に1ユニットにおける基本周期の数を乗算した数の一対の基本波形からなる駆動波を出力することを特徴とする。
また、前記方向制御信号が変化して方向セレクタが出力を切り替えるときに、前記ドライブカウンタを初期値にリセットすることが好適である。
また、前記方向制御信号が変化して方向セレクタが出力を切り替えるときに、前記ユニットカウンタを初期値にリセットすることが好適である。
このように、本発明によれば、方向制御信号と、ドライブパルスの2つの信号に応じて、所定数の駆動波を発生することができる。特に、基本波形を1まとめにしたユニットに応じて駆動波形を発生することができる。従って、外部から入力するドライブパルスは、ユニットの個数を決定すればよく、比較的低い周波数のドライブパルスを入力すればよい。
また、方向制御信号を変更するときにドライブカウンタをリセットすることができる。従って、ドライブパルスを多めに入力されていた場合においても、その移動指示をリセットして駆動波を切り替えることができる。
以下、本発明の実施形態について、図面に基づいて説明する。
図1は、実施形態に係る駆動波発生回路の全体構成を示す図であり、この駆動波発生回路は、1つの半導体集積回路として、構成される。従って、入力端子としては、基本クロックCLK、方向制御信号M/I、ドライブパルスDRIVE、イネーブル信号ENBの4つ、出力端子としては、GATE_A、GATE_B、BUSYの3つの端子が用意される。
基本波形発生回路10は、外部から入力されてくる基本クロックCLKに基づいて2つの基本波形(基本波形1、基本波形2)を出力する。基本波形発生回路10は、例えば基本クロックを基本波形の1周期分カウントするカウンタを有し、カウンタを構成する複数のフリップフロップの出力の論理演算によって、Hレベル、Lレベルを発生して、2種類の基本波形1,2を発生するとよい。2つの基本波形1,2のメモリを有し、ここから基本波形1,2を読み出し出力してもよい。
図2に、基本波形1、基本波形2の例を示す。例えば、基本クロックCLKが9.75MHzの場合に、基本波形1、2の1周期を134クロック(=13.74μsec)とし、基本波形1は、22クロックのLレベル期間の後、Hレベルとなる。一方、基本波形2は、26クロックのHレベル期間、46クロックのLベル期間の後、Hレベルとなる。従って、基本波形1のLレベルが終了した後、基本波形2がLレベルになるまで、4クロックの期間がある。
基本波形発生回路10からは、基本波形の1周期毎に1周期パルスが出力される。例えば、基本クロックをカウントするカウンタの134カウントの出力を1周期パルスとすればよい。この1周期パルスは、200周期カウンタ12に供給され、200周期カウンタ12は、1周期パルス(1ユニット)を200カウントしたときに、200周期パルス(ユニット検出パルス)を出力する。
この200周期パルスは、ドライブカウンタ14の減算入力端子に入力される。このドライブカウンタ14は、加算入力端子には、ドライブ信号DRIVEが外部から入力されている。
ドライブカウンタ14は、初期値「0」以外の時にHレベルを出力する。例えば、カウンタを構成するフリップフロップのすべての出力をオア演算すればよい。ドライブパルスDRIVEは、200周期パルスに比べ十分大きな周波数とすることが可能であり、ドライブカウンタ14の出力は、ドライブパルスDRIVEをn個入力することで、200周期パルスがn個入力するまでの期間Hレベルになる。
ドライブカウンタ14の出力は、アンドゲート16に入力される。このアンドゲート16には、初期カウンタ18からの動作中信号が反転入力されている。従って、初期カウンタ18が動作中でなければ、アンドゲート16はドライブカウンタ14の出力をそのまま出力する。アンドゲート16の出力は、出力ゲート20の制御端に入力されている。
ここで、基本波形発生回路10において発生された基本波形1,2は、方向セレクタ22に入力される。この方向セレクタ22の制御端には、外部から入力される方向制御信号M/Iがアンドゲート24、オアゲート32を介し供給されている。アンドゲート24には、初期カウンタ18の動作中信号が供給されている。従って、初期カウンタ18が動作中でなければ、方向制御信号M/Iがそのまま方向セレクタ22の制御端に供給され、初期カウンタ18が動作中であれば、初期カウンタ18の出力である方向制御信号M/Iが方向セレクタ22に供給される。
方向セレクタ22は、制御端に供給される方向制御信号M/Iに応じて基本波形1と基本波形2を2つの出力端に入れ替えて出力する。この例では、方向制御信号M/Iは、外部のマイコンから供給されるマクロ(M)方向へのレンズの移動または∞(I)方向へのレンズの移動を示す信号であり、方向セレクタ22は方向制御信号M/IがLレベルの場合に、基本波1,2をそのまま2つの出力端に出力する。これは、レンズを∞(I)方向に移動させる信号である。一方、方向制御信号M/IがHレベルの場合に、方向セレクタ22は、基本波1,2を入れ替えて2つの出力端に出力する。これは、レンズをマクロ(M)方向に移動させる信号である。そして、この方向セレクタ22の2つの出力が出力ゲート20を介し、信号GATE_A、信号GATE_Bとして出力されることで、レンズが∞方向またはマクロ方向に移動される。
すなわち、図3に示すように、方向制御信号M/IがLレベル(∞方向へ移動)の際には、基本波形1,2がそのままGATE_A、GATE_Bとして出力され、方向制御信号M/IがHレベル(マクロ方向へ移動)の際には、基本波形1がGATE_B、基本波形2がGATE_Aとして出力される。
さらに、方向制御信号M/Iは、変化検出回路26にも供給される。この変化検出回路26は、方向制御信号M/Iの立ち上がりおよび立ち下がりを検出し、変化検出パルスを出力する。そして、この変化検出パルスは、オアゲート28を介し、200周期カウンタ12のリセット端に供給されている。オアゲート28には、イネーブル信号ENBも供給されており、イネーブル信号ENBがLレベルの場合にもオアゲート28からHレベルが出力される。
オアゲート28の出力は、200周期カウンタ12およびドライブカウンタ14のリセット端に供給されている。従って、イネーブル信号ENBがLレベルのとき、および方向制御信号M/Iの状態が切り替わったときに、200周期カウンタ12、およびドライブカウンタ14はリセット状態になる。
なお、イネーブル信号ENBは、基本波形発生回路10のリセット端子に反転入力されており、イネーブル信号ENBがLレベルの時には、基本波形発生回路10の出力も禁止される。 .
また、初期カウンタ18には、イネーブル信号ENBも入力されており、この初期カウンタ18は、イネーブル信号ENBの立ち上がりから1度だけ200周期パルスを176までカウントする。例えば、176カウントしたときに完了パルスを発生し、この完了パルスによって初期カウンタ18をリセットするとともに、イネーブル信号ENBの次の立ち上がりまで休止する。これによって、イネーブル信号ENBの立ち上がり度に一度だけ176カウントをする。
そして、この初期カウンタ18は、カウント値が171〜174の場合に171〜174端子からHレベルを出力し、この出力は、出力ゲートに待機(出力禁止)信号として供給される。また、175〜176端子からカウント値が175〜176の場合にHレベル、その他のカウント値の時にLレベルとなる方向制御信号M/Iとして出力する。すなわち、初期カウンタ18からは、カウント値が0〜174の場合には∞方向を選択し、カウント値が175〜176の場合にマクロ方向を選択する方向制御信号M/Iが出力され、この方向制御信号M/Iは、オアゲート32を介し方向セレクタ22に供給される。
また、初期カウンタ18の動作中は、アンドゲート16,24によって、ドライブカウンタ14の出力および方向切り替え信号M/Iの出力が禁止され、初期カウンタ18の出力によって、方向セレクタ22および出力ゲート20が動作する。
従って、イネーブル信号ENBが立ち上がる初期設定時には、初期カウンタ18が動作して、方向セレクタ22および出力ゲート20を制御して、カウント値174までは∞側、カウント値175〜176の期間はマクロ側へ移動させる方向制御信号M/Iが方向セレクタ22に供給され、その後は外部から供給される方向制御信号M/Iがそのまま方向セレクタ22に供給される。
さらに、初期カウンタ18の動作中信号の反転信号と、ドライブカウンタ14の出力が供給されるアンドゲート16の出力と、初期カウンタ18の動作中信号は、オアゲート30にも供給されており、このオアゲート30の出力は、ビジー信号BUSYとして外部に出力される。従って、初期カウンタ18が動作しているときおよびドライブカウンタ14のカウント値が「0」でないときにおいて、ビジー信号BUSYがHレベルとなる。
次に、このような駆動波発生回路の動作について説明する。
「初期設定動作」
まず、カメラを使用するために、カメラ電源がオンされた場合には、カメラの動作制御用のマイコンが動作を開始し、イネーブル信号ENBを当初Lレベルに設定する。イネーブル信号ENBがLレベルであると、基本波形発生回路10、200周期カウンタ12、ドライブカウンタ14、初期カウンタ18にリセット信号は供給され、内部のカウンタがリセットされ、この駆動波発生回路は休止状態になる。また、外部(マイコン)から、基本クロックCLKが供給されてくる。なお、方向制御信号M/I、ドライブパルスDRIVEは、この段階では、不要であるが、ドライブカウンタ14はリセットしておくことが好ましい。
次に、マイコンはイネーブル信号ENBをLレベルからHレベル変更する。この立ち上がりによって、基本波形発生回路10、200周期カウンタ12、ドライブカウンタ14、初期カウンタ18が動作を開始する。ここで、初期カウンタ18からの、動作中信号がHレベルに変更されるため、BUSY信号がHレベルになるとともに、出力ゲート20へのドライブカウンタ14からの制御信号の供給が停止される。また、アンドゲート24によって方向制御信号M/Iの方向セレクタ22への供給も停止される。そして、200周期カウンタ12からの200周期パルスを初期カウンタ18がカウントアップしていく。この際、方向セレクタ22には、方向制御信号M/Iとして∞方向の移動を指示するLレベルが供給されている。初期カウンタ18のカウント値が171になると、出力ゲート20に待機信号が供給され、ここからの信号出力が禁止される。そして、初期カウンタ18のカウント値が175,176の時には、初期カウンタ18から方向制御信号M/Iとして、Hレベルが出力され、従って方向セレクタ22においてマクロ方向へ移動させる基本波形1,2の入れ替えが行われ、これが出力ゲート20から出力される。
そして、177個目のカウントによってオーバーフロー信号が出力され、初期カウンタ18はその動作を停止し、動作中信号はLレベルになる。これによって、初期設定動作が終了する。
例えば、イネーブル信号ENBの立ち上がりによってセットされるフリップフロップを設けこのフリップフロップの出力によって初期カウンタ18の動作を可能にし、オーバーフロー信号によって、フリップフロップをリセットすることで初期カウンタ18をリセット状態にすることができる。
このように、本実施形態においては、駆動波発生回路を動作状態にするか否かを示すイネーブル信号ENBを用いて、初期設定動作を行う。従って、初期設定動作をさせるための特別な制御信号を入力する必要がなく、駆動波発生回路における端子の数を少なくすることができる。
ここで、本実施形態において、∞方向に200周期パルス170個分の移動は、レンズがどこにあっても、∞方向の限界点にまで移動され機械的に移動が停止される移動量である。従って、この移動によってレンズは、∞位置を超えた位置に保持される。そして、若干待機した後、200周期パルス2個分マクロ方向に移動することで、レンズは確実に∞位置に保持される。なお、レンズの初期位置は反対方向のマクロ位置にしてもよく、また待機後の移動量を変更することで、任意の位置にレンズを初期設定することができる。従って、レンズの位置を検出するセンサなどを用いることなく、レンズの初期位置を決定することができる。
「通常動作」
通常動作時には、基本クロックCLKは通常通り供給され、またイネーブル信号ENBはHレベルである。この状態で、マイコンは、ピント合わせ情報に基づいて、レンズの移動方向および移動量を決定し、それに応じた方向制御信号M/IおよびドライブパルスDRIVEを駆動波発生回路に供給する。マクロ方向への移動であれば、方向制御信号M/IをHレベル、∞方向への移動であれば方向制御信号M/IはLレベルに設定される。そして、レンズ移動量に応じた数のドライブパルスDRIVEをドライブカウンタ14に供給する。本実施形態の場合、ピエゾ素子を利用した移動であり、基本波形1,2を200回でレンズが5μm程度移動する。そこで、50μmの移動が必要と判断されれば、10個のドライブパルスを送信しておき、ドライブカウンタ14にカウント値として10がセットされる。そして、200周期カウンタ12の出力によって、このドライブカウンタ14の値が0になると、ドライブカウンタ14からの出力がアンドゲート16を介し、出力ゲート20の制御端に供給され、出力ゲート20からの駆動波の出力が禁止される。
このように、本実施形態では、1つのドライブパルスを、基本波形1,2の200周期分に対応させた。これによって、マイコンが発生するドライブパルスは、基本波形に比べ十分小さな周波数とでき、マイコンにおける処理負担が小さくなる。さらに、基本波形自体はマイコンで発生する必要がないので、マイコンの処理負担が軽減される。
また、ピント合わせの情報は、例えば受光した画像の輝度情報などから得る。すなわち、ピントが合っている状態において、得られる画像輝度の総和が大きくなる。そこで、一方向のレンズを移動させた状態で、輝度の変化を検出し、その変化状態からピント合わせ情報を得ることができる。この場合、レンズが一旦移動させすぎてから、反対方向に戻って最適位置とすることが好適である場合も多い。
本実施形態では、変化検出回路26において、方向制御信号M/Iの状態変化を検出したときに、200周期カウンタ12およびドライブカウンタ14が0にリセットされる。従って、マイコンは、例えば100個のドライブパルスを出力し、レンズを一方向に移動させ、その状態で、ピント位置を検出し、レンズが合焦位置をいきすぎたときに、合焦位置までの戻り移動量を計算し、その数のドライブパルスを出力することでピント合わせを行うことができる。また、レンズの当初移動方向が反対であった場合であっても、方向制御信号M/Iを切り替えることで、すぐに移動方向を反転することができる。
このように方向制御信号M/Iの状態変化によってドライブカウンタ14をリセットすることで、ピント合わせ動作におけるマイコンの処理シーケンスの自由度が上昇し、適切なピント合わせ動作を達成することができる。
なお、200周期カウンタ12はリセットせずに、ドライブカウンタ14のみリセットしてもよい。
このように、本実施形態によれば、方向制御信号M/I、ドライブパルスDRIVEの2つの信号の組み合わせによって、効果的に駆動波発生を行うことができる。
図4に、ピエゾ素子の駆動回路の一例を示す。ピエゾ素子40は電気的には容量と見なせるため、図において容量として記載している。
電源には、2つのpチャネルトランジスタ42a、42bのソースが接続され、これらトランジスタ42a、42bのドレインには、nチャネルトランジスタ44a、44bのドレインがそれぞれ接続されている。そして、トランジスタ44a、44bのソースは、抵抗46を介しグランドに接続されている。また、トランジスタ42a、44aのゲートには信号GATE_Aが、トランジスタ42b、44bのゲートには信号GATE_Bが入力される。さらに、トランジスタ42a、44aの接続点と、トランジスタ42b、44bの接続点の間にピエゾ素子40が接続されている。
トランジスタ42a、44aは、インバータを形成しており、ピエゾ素子40の一端には、GATE_Aが反転して供給され、トランジスタ42b、44bは、インバータを形成しており、ピエゾ素子40の他端には、GATE_Bが反転して供給される。
従って、図2における基本波形1,2がそれぞれGATE_A、GATE_Bとして駆動回路に供給された場合、ピエゾ素子40の一端40Aの電圧OUT_Aと、他端40Bの電圧OUT_Bは、図5に示すように変化しようとする。ここで、トランジスタ42a、42bがオンした際にピエゾ素子40には電源電圧がすぐに印加されるが、トランジスタ44a、44bがオンした際には抵抗46があるため、ピエゾ素子40の一端40Aの電圧は、他端40Bの電圧を基準として、図5に示すように変化する。これによって、図において破線で示したように、ピエゾ素子40に対し、一方向に急激に電圧を印加し、反対方向に徐々に電圧を変化させるのこぎり刃状の電圧印加が行える。従って、ピエゾ素子40はゆっくり伸び、急に縮む(またはこの反対)という動作を行い、この伸縮のスピードを差により、レンズを移動することができる。
駆動波発生回路の全体構成を示す図である。 基本波の波形を示す図である。 駆動波の波形を示す図である。 ピエゾ素子の駆動回路を示す図である。 ピエゾ素子の駆動波形を示す図である。
符号の説明
10 基本波形発生回路、12 200周期カウンタ、14 ドライブカウンタ、16、24 アンドゲート、18 初期カウンタ、20 出力ゲート、22 方向セレクタ、26 変化検出回路、28、30、32 オアゲート、40 ピエゾ素子。

Claims (3)

  1. 2種類の基本波形を組み合わせて得られる駆動波を用いて駆動されるピエゾアクチュエータの駆動波を発生する駆動波発生回路であって、
    基本クロックに従って、一定の基本周期を有し、1周期中において特定レベルにある割合であるデューティー比が互いに異なるとともに、特定レベルにあるタイミングが異なる2種類の基本波形を発生する基本波形発生回路と、
    基本波形の1周期をカウントし、カウント値が所定のユニット数に至った時にユニット検出パルスを出力するユニットカウンタと、
    入力されてくるドライブパルスを初期値から一方向にカウントするとともに、前記ユニットカウンタからのユニット検出パルスによりカウント値を初期値の方向にカウントするドライブカウンタと、
    前記基本波形発生回路からの2種類の基本波形を受け入れ、受け入れた2種類の基本波形を2つの出力端のいずれから出力するかを、方向制御信号に応じて切り替える方向セレクタと、
    方向性セレクタの出力を受け入れ、ドライブカウンタが一方向にカウントしてから前記初期値に至るまで、前記方向性セレクタの出力を許可することで、一対の基本波形からなる駆動波を出力する出力ゲートと、
    を有し、
    入力するドライブパルスの数に1ユニットにおける基本周期の数を乗算した数の一対の基本波形からなる駆動波を出力することを特徴とする駆動波発生回路。
  2. 請求項1に記載の駆動波発生回路において、
    前記方向制御信号が変化して方向セレクタが出力を切り替えるときに、前記ドライブカウンタを初期値にリセットすることを特徴とする駆動波発生回路。
  3. 請求項1または2に記載の駆動波発生回路において、
    前記方向制御信号が変化して方向セレクタが出力を切り替えるときに、前記ユニットカウンタを初期値にリセットすることを特徴とする駆動波発生回路。
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