JPH032233Y2 - - Google Patents

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JPH032233Y2
JPH032233Y2 JP14645184U JP14645184U JPH032233Y2 JP H032233 Y2 JPH032233 Y2 JP H032233Y2 JP 14645184 U JP14645184 U JP 14645184U JP 14645184 U JP14645184 U JP 14645184U JP H032233 Y2 JPH032233 Y2 JP H032233Y2
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JP
Japan
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button
seat
drawstring
cushion
spring
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JP14645184U
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JPS6160900U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〈考案の技術分野〉 この考案は、ボタン引きシートのボタン止め構
造に関する。
〈従来技術とその問題点〉 ボタン引きシートに対し、ボタンを固定するた
めの構造は、従来第6図に示すように、シートフ
レームに懸架したSバネ1上にサイレンサ2を介
してボタンストツパ3を固定し、ボタン4の引き
紐4aをシートパツド(図示略)を通して裏面側
に引き出し、ボタンストツパ3の矢部3aに引掛
けて固定する構造となつている。
しかし、この構造ではSバネ1に別体のボタン
ストツパ3を設けるために部品数が増大し、また
ボタンストツパ3とSバネ1間に生ずるきしみ音
を防止するため、サイレンサ2を介在する必要が
あるため、更に部品数が増える欠点があつた。ま
た、作業手順としては、シートパツドの裏面から
工具を刺し、引き紐4aに引掛け、矢部3aにそ
のループを掛け渡すようにしなければならない。
つまり、サイレンサ2によつて矢部3aの位置は
見えなくなるので当然盲作業となり、引き紐4a
のループを掛け渡すまでシートパツドの表面側で
ボタン4を押えていなければならず、両手作業と
なるなどの不具合があつた。
〈考案の目的〉 この考案は、該種ボタン止め構造における部品
点数の減少を図ること、およびボタンの装着作業
を片手で簡単に行えることを目的とする。
〈考案の構成〉 前記目的を達成するため、この考案は、シート
のフレームに懸架されたスプリングの一部に、ボ
タンの引き紐を掛止するためのフツク部を一体に
折曲成形したことを特徴とする。
〈考案の実施例〉 第1図はこの考案を適用した車両用シートの一
部断面斜視図、第2図は第1図のA部拡大断面
図、第3図は第1図のB部拡大断面図である。図
において、シート10はシートクツシヨン12お
よびシートクツシヨン12の背部に一体に設けた
シートバツク14とからなつている。
シートクツシヨン12は、第3図に示すよう
に、断面略コ字形のクツシヨンフレーム16の上
面にクツシヨンパツド18およびトリムカバー2
0を積層し、トリムカバー20の端縁をクツシヨ
ンフレーム16の下面に形成されたブラケツト1
6aにウオームクリツプ22を介して固定してい
る。
シートクツシヨン12の裏面にはボタン24が
4箇所取付けられ、シートクツシヨン12の表面
に適度な引きを与えている。
ボタン24の引き紐26はクツシヨンパツド1
8を貫通し、クツシヨンパツド18の下面に位置
するコイルスプリング28に取付けられている。
コイルスプリング28は、同第3図および第4
図に示すように、両端(図では一端のみを示す)
をクツシヨンフレーム16上に設けたブラケツト
30に掛止するL形係止部28aと、係止部28
a間にあつて、適宜間隔に巻回されたコイル部2
8bとからなつている。そして、コイル部28b
の中間位置には各コイル部28bと一体で、下方
に向けて折曲成形されたフツク部32が位置して
いる。フツク部32はボタン24の真下に形成さ
れ、したがつて、引き紐26をフツク部32に引
掛け掛止することによつて、ボタン24を所定の
テンシヨンでシートクツシヨン12の表面に固定
する。
固定作業は盲作業でなく、いつたん引き紐26
をクツシヨンパツド18に通せば、簡単に引掛け
作業ができる。
シートバツク14は、パイプフレーム34の両
側部(図では片側のみ表われている)にサイドフ
レーム36を一体化し、フレーム34,36の表
面をシートクツシヨン12と同様にバツクパツド
38およびトリムシート40によつて覆う構成と
なつている。シートバツク14の表面には前記と
同様4つのボタン24が固定されている。各ボタ
ン24の引き紐26は前記に同様、コイルスプリ
ング28のフツク部32に引掛け係止されてい
る。
コイルスプリング28のL形係止部28aはサ
イドフレーム36の内側に折曲形成されたブラケ
ツト部36aに掛止されている。
なお、本実施例ではコイルスプリング28とS
バネ50とを交互にサイドフレーム36間に懸架
している(第1図参照)。この構成でSバネ50
側に引き紐26を通す場合には、第5図に示すよ
うにSバネ50の一部を下方に折曲し、フツク部
52を形成すればよい。なお、折曲げ端52aに
引き紐26を係止する溝部を設けたり、フツク部
52aを鋭角に折曲成形するなどの工夫を行え
ば、引き紐26の固定が更に確実となる。
〈考案の効果〉 以上実施例で説明したように、この考案によれ
ば別体のボタンストツパや、サイレンなどの部品
を要することなくボタンの固定を行えるので、部
品数を削減できる。またボタンの引き紐固定作業
も片手で簡単に行えるため、作業工数も低減でき
る。また、紐は自然に挟まれるので緩まないとい
う効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用した車両用シートの一
部断面斜視図、第2図は第1図のA部拡大断面
図、第3図は第1図のB部拡大断面図、第4図は
コイルスプリングおよびこれに係止されたボタン
の関係を示す要部拡大斜視図、第5図はこの考案
をSバネに適用した場合を示す要部拡大斜視図、
第6図は従来のボタン止め構造を示す要部拡大斜
視図である。 16……クツシヨンフレーム、24……ボタ
ン、26……引き紐、28……コイルスプリン
グ、32,52……フツク部、50……Sバネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シートのフレームに懸架されたスプリングの一
    部に、ボタンの引き紐を掛止するためのフツク部
    を一体に折曲成形したことを特徴とするボタン引
    きシートのボタン止め構造。
JP14645184U 1984-09-27 1984-09-27 Expired JPH032233Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14645184U JPH032233Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14645184U JPH032233Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6160900U JPS6160900U (ja) 1986-04-24
JPH032233Y2 true JPH032233Y2 (ja) 1991-01-22

Family

ID=30704685

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JP14645184U Expired JPH032233Y2 (ja) 1984-09-27 1984-09-27

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JPS6160900U (ja) 1986-04-24

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