JPH068796Y2 - 車両用ヘッドレスト - Google Patents
車両用ヘッドレストInfo
- Publication number
- JPH068796Y2 JPH068796Y2 JP3322190U JP3322190U JPH068796Y2 JP H068796 Y2 JPH068796 Y2 JP H068796Y2 JP 3322190 U JP3322190 U JP 3322190U JP 3322190 U JP3322190 U JP 3322190U JP H068796 Y2 JPH068796 Y2 JP H068796Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bending piece
- bottom plate
- undercover
- surface layer
- layer material
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Landscapes
- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は車両用ヘッドレスト、特にヘッドレストの表層
材の端末を被うアンダーカバーの取付けに関するもので
ある。
材の端末を被うアンダーカバーの取付けに関するもので
ある。
[従来の技術] 従来、車両用シートのシートバックに取付けるヘッドレ
ストは、第3図に示すように、ヘッドレストにおけるス
テー2が突出する底板を被うアンダーカバー3をネジ4
で固定している。
ストは、第3図に示すように、ヘッドレストにおけるス
テー2が突出する底板を被うアンダーカバー3をネジ4
で固定している。
この場合、アンダーカバー3により表層材5の端末5a
を内側に折返して、この折返し部分をアンダーカバー3
で被いつつアンダーカバー3を固定していた。
を内側に折返して、この折返し部分をアンダーカバー3
で被いつつアンダーカバー3を固定していた。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、以上の構成によれば端末5aを内側に折
返して仮止めし、さらにアンダーカバー3をネジ4で固
定するので2度手間を有するとともに、ネジ止めにより
取付けを迅速に行えないという欠点があった。
返して仮止めし、さらにアンダーカバー3をネジ4で固
定するので2度手間を有するとともに、ネジ止めにより
取付けを迅速に行えないという欠点があった。
従って本考案はワンタッチにて、1回の手間で端末を被
いつつアンダーカバーを取付けるようにして、上記欠点
を除去するものである。
いつつアンダーカバーを取付けるようにして、上記欠点
を除去するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案の車両用ヘッドレストは、底板10aを有し、こ
の底板より突出するステー11を有するフレーム10
と、このフレームの上記底板側を除くほぼ全周を緩衝材
12を介して被う袋状の表層材13と、上記底板に取付
けられるとともに、周囲に、先端側が上記ステー方向に
変形される内曲り片16を有する固定部材15と、上記
ステーを貫通させる貫通孔14cを有し、かつ、周囲
に、先端側が上記内曲り片に係止する如く成形された外
曲り片14aを有するアンダーカバー14とを備え、上
記内曲り片と外曲り片との係止により、上記表層材の端
末13aを上記内曲り片と外曲り片との間に挟んで表層
材に緊張を与えた状態でアンダーカバーを固定部材に取
付けて成るものである。
の底板より突出するステー11を有するフレーム10
と、このフレームの上記底板側を除くほぼ全周を緩衝材
12を介して被う袋状の表層材13と、上記底板に取付
けられるとともに、周囲に、先端側が上記ステー方向に
変形される内曲り片16を有する固定部材15と、上記
ステーを貫通させる貫通孔14cを有し、かつ、周囲
に、先端側が上記内曲り片に係止する如く成形された外
曲り片14aを有するアンダーカバー14とを備え、上
記内曲り片と外曲り片との係止により、上記表層材の端
末13aを上記内曲り片と外曲り片との間に挟んで表層
材に緊張を与えた状態でアンダーカバーを固定部材に取
付けて成るものである。
[作用] 内曲り片16に表層材13の端末13aを被せた状態
で、上記内曲り片14aにアンダーカバー14の外曲り
片14aを係止する。
で、上記内曲り片14aにアンダーカバー14の外曲り
片14aを係止する。
[実施例] 第1図,第2図は本考案による車両用ヘッドレストの一
実施例を示す分解斜視図及び断面図であり、本実施例に
おいて、ヘッドレストHは、四辺形状の底板10aを有
し、かつ上記底板10aより突出するステー11を有す
る箱状のフレーム10の上記底板10a側を除くほぼ全
周を、緩衝材12を介して被う袋状の表層材13と、上
記底板10aに対応してこれを外から被うアンダーカバ
ー14とを備える。
実施例を示す分解斜視図及び断面図であり、本実施例に
おいて、ヘッドレストHは、四辺形状の底板10aを有
し、かつ上記底板10aより突出するステー11を有す
る箱状のフレーム10の上記底板10a側を除くほぼ全
周を、緩衝材12を介して被う袋状の表層材13と、上
記底板10aに対応してこれを外から被うアンダーカバ
ー14とを備える。
15は固定部材であり、底板10aに、リベット,溶接
等で固定されるもので、底板10aとほぼ同一形状の四
辺形状となり、この固定部材15は先端がステー方向に
変形されるとともに、上記底板の4辺側に対応して設け
られた内曲り片16から成る。上記アンダーカバー14
の4辺側には、先端に、上記係止片16に係止するが如
く成形された外曲り片14aが形成されている。
等で固定されるもので、底板10aとほぼ同一形状の四
辺形状となり、この固定部材15は先端がステー方向に
変形されるとともに、上記底板の4辺側に対応して設け
られた内曲り片16から成る。上記アンダーカバー14
の4辺側には、先端に、上記係止片16に係止するが如
く成形された外曲り片14aが形成されている。
この場合、上記表層材13の端末13aを、上記内曲り
片16と外曲り片14aとの間に挟んだ状態でアンダー
カバー14を上記フレーム10に止着する。
片16と外曲り片14aとの間に挟んだ状態でアンダー
カバー14を上記フレーム10に止着する。
なお、固定部材15及びアンダーカバー14にはステー
11が貫通する孔14c,15cが形成される。
11が貫通する孔14c,15cが形成される。
以上の構成によれば、端末13aをヘッドレストの底面
側に折って、この端末13aで内曲り片16を被った状
態となし、内曲り片16に外曲り片14aを係止する如
く、アンダーカバー14を固定部材15方向に押圧する
ことにより、端末13aを挟持しつつアンダーカバー1
4の取付けが可能となる。特に、外曲り片14aのはめ
込み時に端末13aを引っ張り込んで挟持できるので、
表層材13に緊張を与えることができ、しわの発生を防
止できる。
側に折って、この端末13aで内曲り片16を被った状
態となし、内曲り片16に外曲り片14aを係止する如
く、アンダーカバー14を固定部材15方向に押圧する
ことにより、端末13aを挟持しつつアンダーカバー1
4の取付けが可能となる。特に、外曲り片14aのはめ
込み時に端末13aを引っ張り込んで挟持できるので、
表層材13に緊張を与えることができ、しわの発生を防
止できる。
なお、底板10a及び固定部材15は四辺形状でなくと
もよい。
もよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案によれば、フレーム底板に取
付けられた固定部材の周囲に設けた内曲り片に、アンダ
ーカバーの周囲に設けた外曲り片を係止してアンダーカ
バーを取付けるとともに、表層材の端末を上記内曲り片
と外曲り片との間に巻込んで挟持するようにしたので、
アンダーカバー及び表層材の端末をワンタッチで固定で
き、組立容易で、表層材にしわが発生することのない車
両用ヘッドレストが得られるとともに、ネジ等の止着材
が外部に露出しない構成なので、見栄えのよいものとな
る。
付けられた固定部材の周囲に設けた内曲り片に、アンダ
ーカバーの周囲に設けた外曲り片を係止してアンダーカ
バーを取付けるとともに、表層材の端末を上記内曲り片
と外曲り片との間に巻込んで挟持するようにしたので、
アンダーカバー及び表層材の端末をワンタッチで固定で
き、組立容易で、表層材にしわが発生することのない車
両用ヘッドレストが得られるとともに、ネジ等の止着材
が外部に露出しない構成なので、見栄えのよいものとな
る。
第1図,第2図は本考案による車両用ヘッドレストの一
実施例を示す分解斜視図及び断面図、第3図は従来の車
両用ヘッドレストの一例を示す斜視図である。 10……フレーム、11……ヘッドレスト、12……緩
衝材、13……表層材、13a……端末、14……アン
ダーカバー、14a……外曲り片、16……内曲り片。
実施例を示す分解斜視図及び断面図、第3図は従来の車
両用ヘッドレストの一例を示す斜視図である。 10……フレーム、11……ヘッドレスト、12……緩
衝材、13……表層材、13a……端末、14……アン
ダーカバー、14a……外曲り片、16……内曲り片。
Claims (1)
- 【請求項1】底板を有し、かつ上記底板より突出するス
テーを有するフレームと、このフレームの上記底板側を
除くほぼ全周を、緩衝材を介して被う袋状の表層材と、
上記ステーを貫通させる貫通孔を有し、上記底板に対応
して外から被うアンダーカバーとを備えた車両用ヘッド
レストにおいて、 上記底板に取付けられるとともに、周囲に、先端側が上
記ステー方向に変形される内曲り片を有する固定部材を
備え、かつ先端側が上記内曲り片に係止する如く成形さ
れた外曲り片を上記アンダーカバーの周囲に設け、上記
内曲り片と外曲り片との係止により、上記表層材の端末
を上記内曲り片と外曲り片との間に挟んで表層材に緊張
を与えた状態でアンダーカバーを固定部材に取付けて成
ることを特徴とする車両用ヘッドレスト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3322190U JPH068796Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 車両用ヘッドレスト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3322190U JPH068796Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 車両用ヘッドレスト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03122797U JPH03122797U (ja) | 1991-12-13 |
JPH068796Y2 true JPH068796Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31536710
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3322190U Expired - Lifetime JPH068796Y2 (ja) | 1990-03-29 | 1990-03-29 | 車両用ヘッドレスト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068796Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5963418B2 (ja) * | 2011-10-31 | 2016-08-03 | 株式会社イノアックコーポレーション | ヘッドレスト |
JP7240294B2 (ja) * | 2019-09-20 | 2023-03-15 | 株式会社タチエス | ヘッドレスト |
-
1990
- 1990-03-29 JP JP3322190U patent/JPH068796Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03122797U (ja) | 1991-12-13 |
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