JP2612787B2 - 車両用ストライカ - Google Patents
車両用ストライカInfo
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- JP2612787B2 JP2612787B2 JP22223391A JP22223391A JP2612787B2 JP 2612787 B2 JP2612787 B2 JP 2612787B2 JP 22223391 A JP22223391 A JP 22223391A JP 22223391 A JP22223391 A JP 22223391A JP 2612787 B2 JP2612787 B2 JP 2612787B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用ストライカに関
するものである。
するものである。
【０００２】
【従来技術】従来公知の、実願昭６３−１１５８１９号
（実開平２−３６５７３号）のマイクロフィルムには、
金属台板ａの中央にコの字型係合杆ｂの両脚部ｃ、ｃを
固定したストライカｄに対し、防水、防塵のため該スト
ライカｄの前記金属台板ａの表面にカバーｅを取付けた
ものにおいて、該カバーｅは一つものの構成で、中央に
コの字型係合杆ｂに押し付けると、弾力的に開くスリッ
トｆを設け、前記スリットｆを前記コの字型係合杆ｂに
押し付けていったん開くようにしてカバーｅを取付ける
ものが記載されている。
（実開平２−３６５７３号）のマイクロフィルムには、
金属台板ａの中央にコの字型係合杆ｂの両脚部ｃ、ｃを
固定したストライカｄに対し、防水、防塵のため該スト
ライカｄの前記金属台板ａの表面にカバーｅを取付けた
ものにおいて、該カバーｅは一つものの構成で、中央に
コの字型係合杆ｂに押し付けると、弾力的に開くスリッ
トｆを設け、前記スリットｆを前記コの字型係合杆ｂに
押し付けていったん開くようにしてカバーｅを取付ける
ものが記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記公知のものは、カ
バーｅは一つものの構成であるから、中央にコの字型係
合杆ｂを押し付けると、弾力的に開くスリットｆを必要
とする。このスリットｆは、取付け傍弾力的に閉じる構
成であるが、完全には閉じないから、雨水、洗車の水が
侵入し、その水に塵埃が混入して汚水となり、乗降のと
き、高価な被服に付着して汚染させる課題がある。 しか
し、コの字型係合杆ｂがあっても、スリットｆを設けな
いでカバーｅをすることはできるから、雨水、洗車の水
の侵入しないカバーｅとすることは容易にできる。
バーｅは一つものの構成であるから、中央にコの字型係
合杆ｂを押し付けると、弾力的に開くスリットｆを必要
とする。このスリットｆは、取付け傍弾力的に閉じる構
成であるが、完全には閉じないから、雨水、洗車の水が
侵入し、その水に塵埃が混入して汚水となり、乗降のと
き、高価な被服に付着して汚染させる課題がある。 しか
し、コの字型係合杆ｂがあっても、スリットｆを設けな
いでカバーｅをすることはできるから、雨水、洗車の水
の侵入しないカバーｅとすることは容易にできる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】よって、本発明は、金属
台板１の中央にコの字型係合杆２の両脚部３、３を固定
したストライカ５に対し、防水、防塵のため該ストライ
カ５の前記金属台板１の表面にカバーを取付けたものに
おいて、該カバーは内側カバー１３と環状外側カバー１
９との２つに分割形成し、前記内側カバー１３は、これ
を２つ折に折曲げると前記ストライカ５の前記コの字型
係合杆２の内側１４に挿入される大きさで前記コの字型
係合杆２の内側１４に挿入したのち展開させて装着し、
前記環状外側カバー１９は、これを前記金属台板１の外
側に嵌合させると前記内側カバー１３の外周に二重に重
合して前記内側カバー１３を押さえ付けうる窓孔２０
と、前記金属台板１の外周縁を覆う側縁２３と、該側縁
２３の内面の外れ防止の係合部２４、２５とから構成し
た車両用ストライカとしたものである。また、前記スト
ライカ５と車体７との間には、合成樹脂製の制振台板６
を挟持させた車両用ストライカとしたものである。ま
た、前記内側カバー１３と前記環状外側カバー１９の重
合部は、ともに肉薄構成にした車両用ストライカとした
ものである。また、前記内側カバー１３の外周縁には、
係合杆２の両脚部３、３の内側半分に係合する円弧切欠
部１６、１６を形成した車両用ストライカの構成とした
ものである。また、前記環状外側カバー１９の窓孔２０
の内周縁には、係合杆２の両脚部３、３の外側半分に係
合する円弧切欠部２１、２１を形成した車両用ストライ
カとしたものである。
台板１の中央にコの字型係合杆２の両脚部３、３を固定
したストライカ５に対し、防水、防塵のため該ストライ
カ５の前記金属台板１の表面にカバーを取付けたものに
おいて、該カバーは内側カバー１３と環状外側カバー１
９との２つに分割形成し、前記内側カバー１３は、これ
を２つ折に折曲げると前記ストライカ５の前記コの字型
係合杆２の内側１４に挿入される大きさで前記コの字型
係合杆２の内側１４に挿入したのち展開させて装着し、
前記環状外側カバー１９は、これを前記金属台板１の外
側に嵌合させると前記内側カバー１３の外周に二重に重
合して前記内側カバー１３を押さえ付けうる窓孔２０
と、前記金属台板１の外周縁を覆う側縁２３と、該側縁
２３の内面の外れ防止の係合部２４、２５とから構成し
た車両用ストライカとしたものである。また、前記スト
ライカ５と車体７との間には、合成樹脂製の制振台板６
を挟持させた車両用ストライカとしたものである。ま
た、前記内側カバー１３と前記環状外側カバー１９の重
合部は、ともに肉薄構成にした車両用ストライカとした
ものである。また、前記内側カバー１３の外周縁には、
係合杆２の両脚部３、３の内側半分に係合する円弧切欠
部１６、１６を形成した車両用ストライカの構成とした
ものである。また、前記環状外側カバー１９の窓孔２０
の内周縁には、係合杆２の両脚部３、３の外側半分に係
合する円弧切欠部２１、２１を形成した車両用ストライ
カとしたものである。
【０００５】
【実施例】本発明の一実施例を図面により説明すると、
１は金属台板であり中央にコの字型係合杆２の両脚部
３、３を挿通して固定し、金属台板１の上下両端に透孔
４、４を形成し、金属台板１と係合杆２によりストライ
カ５を形成する。
１は金属台板であり中央にコの字型係合杆２の両脚部
３、３を挿通して固定し、金属台板１の上下両端に透孔
４、４を形成し、金属台板１と係合杆２によりストライ
カ５を形成する。
【０００６】６はストライカ５と車体７（ドアパネル）
との間に挿着される制振台板（金属または樹脂製のベー
スプレート）であり、制振台板６は前記金属台板１より
も稍々大きく、金属台板１の透孔４、４と合致する位置
に透孔８、８を形成し、上下両端には金属台板１側に屈
曲した屈曲部９、９を設け、該屈曲部９、９に係合孔１
０、１０を形成する。前記制振台板６は、ストライカ５
と重合させて車体７に当接し、螺子１１、１１を、金属
台板１の透孔４、４と制振台板６の透孔８、８とに挿入
し、車体７に形成した螺子孔１２、１２に螺合して止着
する。
との間に挿着される制振台板（金属または樹脂製のベー
スプレート）であり、制振台板６は前記金属台板１より
も稍々大きく、金属台板１の透孔４、４と合致する位置
に透孔８、８を形成し、上下両端には金属台板１側に屈
曲した屈曲部９、９を設け、該屈曲部９、９に係合孔１
０、１０を形成する。前記制振台板６は、ストライカ５
と重合させて車体７に当接し、螺子１１、１１を、金属
台板１の透孔４、４と制振台板６の透孔８、８とに挿入
し、車体７に形成した螺子孔１２、１２に螺合して止着
する。
【０００７】しかして、前記金属台板１の表側を覆うカ
バーは、公知のものと異なり、内側カバー１３と環状外
側カバー１９の２個に分割形成される。内側カバー１３
は２つ折りに形成され、コの字型係合杆２の内側１４に
嵌合させてから展開させることにより前記係合杆２の内
側１４を隙間なく覆う。内側カバー１３の外周縁には肉
薄の重合部１５と、係合杆２の両脚部３、３の内側半分
が嵌合する円弧切欠部１６、１６を形成する。肉薄の重
合部１５は、円弧切欠部１６、１６を除き、全周に亘っ
て形成される。なお、前記円弧切欠部１６、１６は、係
合杆２の両脚部３のカシメ膨出部３’の上に係合するの
で、裏面側の中央には、小突起１８を形成して内側カバ
ー１３を浮かせている。
バーは、公知のものと異なり、内側カバー１３と環状外
側カバー１９の２個に分割形成される。内側カバー１３
は２つ折りに形成され、コの字型係合杆２の内側１４に
嵌合させてから展開させることにより前記係合杆２の内
側１４を隙間なく覆う。内側カバー１３の外周縁には肉
薄の重合部１５と、係合杆２の両脚部３、３の内側半分
が嵌合する円弧切欠部１６、１６を形成する。肉薄の重
合部１５は、円弧切欠部１６、１６を除き、全周に亘っ
て形成される。なお、前記円弧切欠部１６、１６は、係
合杆２の両脚部３のカシメ膨出部３’の上に係合するの
で、裏面側の中央には、小突起１８を形成して内側カバ
ー１３を浮かせている。
【０００８】環状外側カバー１９は、合成樹脂製であり
前記金属台板１の外側を覆い、前記内側カバー１３の肉
薄の重合部１５に二重に重って前記内側カバー１３を押
さえるとともに前記金属台板１の表側を覆う。環状外側
カバー１９の中央には窓孔２０が形成され、窓孔２０の
内周面には前記係合杆２の両脚部３、３のカシメ膨出部
３’の上に係合する円弧切欠部２１、２１と、前記内側
カバー１３の重合部１５に二重に重なる肉薄の重合部２
２を形成し、外周には、前記金属台板１の外周縁を覆う
側縁２３を設ける。
前記金属台板１の外側を覆い、前記内側カバー１３の肉
薄の重合部１５に二重に重って前記内側カバー１３を押
さえるとともに前記金属台板１の表側を覆う。環状外側
カバー１９の中央には窓孔２０が形成され、窓孔２０の
内周面には前記係合杆２の両脚部３、３のカシメ膨出部
３’の上に係合する円弧切欠部２１、２１と、前記内側
カバー１３の重合部１５に二重に重なる肉薄の重合部２
２を形成し、外周には、前記金属台板１の外周縁を覆う
側縁２３を設ける。
【０００９】該側縁２３の内面には、該側縁２３を前記
金属台板１側に押したとき、前記制振台板６の屈曲部
９、９に形成した係合孔１０、１０に係合する係合部２
４、２５をそれぞれ形成する。
金属台板１側に押したとき、前記制振台板６の屈曲部
９、９に形成した係合孔１０、１０に係合する係合部２
４、２５をそれぞれ形成する。
【００１０】
【作用】次に作用を述べる。金属台板１の中央にコの字
型係合杆２の両脚部３、３を挿通して固定することによ
りストライカ５を形成する。このとき両脚部３、３に
は、図１及び図１４のようなカシメ膨出部３’が形成さ
れる。つぎに、前記ストライカ５と車体７との間に、ス
トライカ５の金属台板１よりは面積が稍々大きく、金属
台板１に形成した透孔４、４と合致する位置に透孔８、
８を形成し、上下両端には金属台板１側に屈曲した屈曲
部９、９を設け、該屈曲部９、９には係合孔１０、１０
を形成した制振台板６を挿入し、該制振台板６を車体７
に当接し、螺子１１、１１を、金属台板１の透孔４、４
と制振台板６の透孔８、８とにそれぞれ挿入したのち、
車体７に形成した螺子孔１２、１２に螺合して、ストラ
イカ５を止着する。
型係合杆２の両脚部３、３を挿通して固定することによ
りストライカ５を形成する。このとき両脚部３、３に
は、図１及び図１４のようなカシメ膨出部３’が形成さ
れる。つぎに、前記ストライカ５と車体７との間に、ス
トライカ５の金属台板１よりは面積が稍々大きく、金属
台板１に形成した透孔４、４と合致する位置に透孔８、
８を形成し、上下両端には金属台板１側に屈曲した屈曲
部９、９を設け、該屈曲部９、９には係合孔１０、１０
を形成した制振台板６を挿入し、該制振台板６を車体７
に当接し、螺子１１、１１を、金属台板１の透孔４、４
と制振台板６の透孔８、８とにそれぞれ挿入したのち、
車体７に形成した螺子孔１２、１２に螺合して、ストラ
イカ５を止着する。
【００１１】つぎに、内側カバー１３を折線１７（図１
２）のところより２つ折りして、図２のようにコの字型
係合杆２の内側１４に嵌合し、２つ折れ内側カバー１３
の頂部を上から押すと内側カバー１３は平坦になると同
時に左右の円弧切欠部１６、１６は、係合杆２の両脚部
３、３のカシメ膨出部３’の直上内側に嵌合し、図１４
のように内側カバー１３は浮き上って取付けられ、裏面
側の中央に設けられた小突起１８は、内側カバー１３の
浮き上りを支受する。
２）のところより２つ折りして、図２のようにコの字型
係合杆２の内側１４に嵌合し、２つ折れ内側カバー１３
の頂部を上から押すと内側カバー１３は平坦になると同
時に左右の円弧切欠部１６、１６は、係合杆２の両脚部
３、３のカシメ膨出部３’の直上内側に嵌合し、図１４
のように内側カバー１３は浮き上って取付けられ、裏面
側の中央に設けられた小突起１８は、内側カバー１３の
浮き上りを支受する。
【００１２】つぎに、合成樹脂製の環状外側カバー１９
を被せると、環状外側カバー１９の中央の窓孔２０の内
周面に形成した円弧切欠部２１、２１は、係合杆２の両
脚部３、３のカシメ膨出部３’の直上外側に嵌合し、重
合部２２は前記内側カバー１３の重合部１５に二重に重
なってこれを押さえ付けるものである。
を被せると、環状外側カバー１９の中央の窓孔２０の内
周面に形成した円弧切欠部２１、２１は、係合杆２の両
脚部３、３のカシメ膨出部３’の直上外側に嵌合し、重
合部２２は前記内側カバー１３の重合部１５に二重に重
なってこれを押さえ付けるものである。
【００１３】そして、環状外側カバー１９の側縁２３の
内面には、側縁２３を金属台板１側に押したとき、制振
台板６の屈曲部９、９に形成した係合孔１０、１０に係
合する係合部２４、２５がそれぞれ形成されているか
ら、簡単に止着でき、結局、本願は、ストライカ５の外
面を隙間なく包囲し、雨水、洗車水、ダストの侵入を防
止する。
内面には、側縁２３を金属台板１側に押したとき、制振
台板６の屈曲部９、９に形成した係合孔１０、１０に係
合する係合部２４、２５がそれぞれ形成されているか
ら、簡単に止着でき、結局、本願は、ストライカ５の外
面を隙間なく包囲し、雨水、洗車水、ダストの侵入を防
止する。
【００１４】
【発明の効果】前記のとおり、従来公知の、実願昭６３
−１１５８１９号（実開平２−３６５７３号）のマイク
ロフィルムには、金属台板ａの中央にコの字型係合杆ｂ
の両脚部ｃ、ｃを固定したストライカｄに対し、前記金
属台板ａの表面にカバーｅを取付けたものにおいて、該
カバーｅは一つものの構成で、中央に弾力的に開くスリ
ットｆを設け、前記スリットｆを前記コの字型係合杆ｂ
に押しつけていったん開くようにしてカバーｅを取付け
るものが記載されている。しかし、前記公知のカバーｅ
のスリットｆは、取付け後弾力的に閉じる構成である
が、完全には閉じないから、雨水、洗車の水が侵入し、
その水に塵埃が混入して汚水となり、乗降のとき、高価
な被服に付着して汚染させる課題がある。しかるに、本
発明は、金属台板１の中央にコの字型係合杆２の両脚部
３、３を 固定したストライカ５に対し、防水、防塵のた
め該ストライカ５の前記金属台板１の表面にカバーを取
付けたものにおいて、該カバーは内側カバー１３と環状
外側カバー１９との２つに分割形成し、前記内側カバー
１３は、これを２つ折に折曲げると前記ストライカ５の
前記コの字型係合杆２の内側１４に挿入される大きさで
前記コの字型係合杆２の内側１４に挿入したのち展開さ
せて装着し、前記環状外側カバー１９は、これを前記金
属台板１の外側に嵌合させると前記内側カバー１３の外
周に二重に重合して前記内側カバー１３を押さえ付けう
る窓孔２０と、前記金属台板１の外周縁を覆う側縁２３
と、該側縁２３の内面の外れ防止の係合部２４、２５と
から構成した車両用ストライカとしたものであるから、
カバーを内側カバー１３と環状外側カバー１９との２つ
に分割形成するだけで公知例のようなスリットを設けな
くても装着でき、スリットがないから、雨水、洗車の水
も溜らず、高価な被服を汚染させない効果がある。ま
た、前記内側カバー１３は、これを２つ折に折曲げると
前記ストライカ５の前記コの字型係合杆２の内側１４に
挿入される大きさで前記コの字型係合杆２の内側１４に
挿入したのち展開させて装着する構成にしたから、狭い
内側１４の装着も容易であり、前記環状外側カバー１９
は、前記内側カバー１３の外周に二重に重合して前記内
側カバー１３を押さえ付けうる窓孔２０を設けたから、
前記内側カバー１３を確実に取付けることができる。ま
た、前記ストライカ５と車体７との間には、合成樹脂製
の制振台板６を挟持させた車両用ストライカとしたもの
であるから、異音防止の効果がある。また、前記内側カ
バー１３と前記環状外側カバー１９の重合部は、ともに
肉薄構成にした車両用ストライカとしたものであるか
ら、仕上りは平坦になり、見ばえが良好になる。また、
前記内側カバー１３の外周縁には、係合杆２の両脚部
３、３の内側半分に係合する円弧切欠部１６、１６を形
成し、また、前記環状外側カバー１９の窓孔２０の内周
縁には、係合杆２の両脚部３、３の外側半分に係合する
円弧切欠部２１、２１を形成したから、完全カバーをす
ることができる。
−１１５８１９号（実開平２−３６５７３号）のマイク
ロフィルムには、金属台板ａの中央にコの字型係合杆ｂ
の両脚部ｃ、ｃを固定したストライカｄに対し、前記金
属台板ａの表面にカバーｅを取付けたものにおいて、該
カバーｅは一つものの構成で、中央に弾力的に開くスリ
ットｆを設け、前記スリットｆを前記コの字型係合杆ｂ
に押しつけていったん開くようにしてカバーｅを取付け
るものが記載されている。しかし、前記公知のカバーｅ
のスリットｆは、取付け後弾力的に閉じる構成である
が、完全には閉じないから、雨水、洗車の水が侵入し、
その水に塵埃が混入して汚水となり、乗降のとき、高価
な被服に付着して汚染させる課題がある。しかるに、本
発明は、金属台板１の中央にコの字型係合杆２の両脚部
３、３を 固定したストライカ５に対し、防水、防塵のた
め該ストライカ５の前記金属台板１の表面にカバーを取
付けたものにおいて、該カバーは内側カバー１３と環状
外側カバー１９との２つに分割形成し、前記内側カバー
１３は、これを２つ折に折曲げると前記ストライカ５の
前記コの字型係合杆２の内側１４に挿入される大きさで
前記コの字型係合杆２の内側１４に挿入したのち展開さ
せて装着し、前記環状外側カバー１９は、これを前記金
属台板１の外側に嵌合させると前記内側カバー１３の外
周に二重に重合して前記内側カバー１３を押さえ付けう
る窓孔２０と、前記金属台板１の外周縁を覆う側縁２３
と、該側縁２３の内面の外れ防止の係合部２４、２５と
から構成した車両用ストライカとしたものであるから、
カバーを内側カバー１３と環状外側カバー１９との２つ
に分割形成するだけで公知例のようなスリットを設けな
くても装着でき、スリットがないから、雨水、洗車の水
も溜らず、高価な被服を汚染させない効果がある。ま
た、前記内側カバー１３は、これを２つ折に折曲げると
前記ストライカ５の前記コの字型係合杆２の内側１４に
挿入される大きさで前記コの字型係合杆２の内側１４に
挿入したのち展開させて装着する構成にしたから、狭い
内側１４の装着も容易であり、前記環状外側カバー１９
は、前記内側カバー１３の外周に二重に重合して前記内
側カバー１３を押さえ付けうる窓孔２０を設けたから、
前記内側カバー１３を確実に取付けることができる。ま
た、前記ストライカ５と車体７との間には、合成樹脂製
の制振台板６を挟持させた車両用ストライカとしたもの
であるから、異音防止の効果がある。また、前記内側カ
バー１３と前記環状外側カバー１９の重合部は、ともに
肉薄構成にした車両用ストライカとしたものであるか
ら、仕上りは平坦になり、見ばえが良好になる。また、
前記内側カバー１３の外周縁には、係合杆２の両脚部
３、３の内側半分に係合する円弧切欠部１６、１６を形
成し、また、前記環状外側カバー１９の窓孔２０の内周
縁には、係合杆２の両脚部３、３の外側半分に係合する
円弧切欠部２１、２１を形成したから、完全カバーをす
ることができる。
【図１】 全体分解斜視図。
【図２】 内側カバーの挿着状態図。
【図３】 制振台板の正面図。
【図４】 Ａ−Ａ断面図。
【図５】 制振台板の右側面図。
【図６】 環状外側カバーの正面図。
【図７】 環状外側カバーの平面図。
【図８】 Ｃ−Ｃ断面図。
【図９】 Ｂ−Ｂ断面図。
【図１０】 環状外側カバーの背面図。
【図１１】 内側カバーの正面図。
【図１２】 内側カバーの背面図。
【図１３】 内側カバーの側面図。
【図１４】 全体の組立図。
【図１５】 全体の斜視図。
【図１６】 スリットのある公知例図。
１…金属台板、２…コの字型係合杆、３…両脚部、３’
…カシメ膨出部、４…透孔、５…ストライカ、６…制振
台板、７…車体、８…透孔、９…屈曲部、１０…係合
孔、１１…螺子、１２…螺子孔、１３…内側カバー、１
４…内側、１５…重合部、１６…円弧切欠部、１７…折
線、１８…小突起、１９…環状外側カバー、２０…窓
孔、２１…円弧切欠部、２２…重合部、２３…側縁、２
４、２５…突起。
…カシメ膨出部、４…透孔、５…ストライカ、６…制振
台板、７…車体、８…透孔、９…屈曲部、１０…係合
孔、１１…螺子、１２…螺子孔、１３…内側カバー、１
４…内側、１５…重合部、１６…円弧切欠部、１７…折
線、１８…小突起、１９…環状外側カバー、２０…窓
孔、２１…円弧切欠部、２２…重合部、２３…側縁、２
４、２５…突起。
Claims (5)
- 【請求項１】 金属台板１の中央にコの字型係合杆２の
両脚部３、３を固定したストライカ５に対し、防水、防
塵のため該ストライカ５の前記金属台板１の表面にカバ
ーを取付けたものにおいて、該カバーは内側カバー１３
と環状外側カバー１９との２つに分割形成し、前記内側
カバー１３は、これを２つ折に折曲げると前記ストライ
カ５の前記コの字型係合杆２の内側１４に挿入される大
きさで前記コの字型係合杆２の内側１４に挿入したのち
展開させて装着し、前記環状外側カバー１９は、これを
前記金属台板１の外側に嵌合させると前記内側カバー１
３の外周に二重に重合して前記内側カバー１３を押さえ
付けうる窓孔２０と、前記金属台板１の外周縁を覆う側
縁２３と、該側縁２３の内面の外れ防止の係合部２４、
２５とから構成した車両用ストライカ。 - 【請求項２】 請求項１において、前記ストライカ５と
車体７との間には、合成樹脂製の制振台板６を挟持させ
た車両用ストライカ。 - 【請求項３】 請求項１において、前記内側カバー１３
と前記環状外側カバー１９の重合部は、ともに肉薄構成
にした車両用ストライカ。 - 【請求項４】 請求項１において、前記内側カバー１３
の外周縁には、係合杆２の両脚部３、３の内側半分に係
合する円弧切欠部１６、１６を形成した車両用ストライ
カ。 - 【請求項５】 請求項１において、前記環状外側カバー
１９の窓孔２０の内周縁には、係合杆２の両脚部３、３
の外側半分に係合する円弧切欠部２１、２１を形成した
車両用ストライカ。
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|---|---|---|---|
| JP22223391A JP2612787B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 車両用ストライカ |
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|---|---|---|---|
| JP22223391A JP2612787B2 (ja) | 1991-08-07 | 1991-08-07 | 車両用ストライカ |
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| US11035158B2 (en) * | 2015-08-28 | 2021-06-15 | Kiekert Ag | Lock holder for a motor vehicle lock |
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