JPH0246637Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0246637Y2 JPH0246637Y2 JP5301884U JP5301884U JPH0246637Y2 JP H0246637 Y2 JPH0246637 Y2 JP H0246637Y2 JP 5301884 U JP5301884 U JP 5301884U JP 5301884 U JP5301884 U JP 5301884U JP H0246637 Y2 JPH0246637 Y2 JP H0246637Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bent
- frame
- net
- piece
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 claims description 10
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 8
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 229920002994 synthetic fiber Polymers 0.000 description 1
Landscapes
- Mirrors, Picture Frames, Photograph Stands, And Related Fastening Devices (AREA)
- Wing Frames And Configurations (AREA)
- Joining Of Corner Units Of Frames Or Wings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は網戸などにおける網の取付構造に係
るものである。
るものである。
従来、網戸などに網を取付ける場合は、たとえ
ばまず網戸の本体枠に網を掛け、帯板状の押え板
を本体枠の周枠の網の上に載置し、該周枠と押え
板とによつて網を挟持した状態で該押え板をビス
またはリベツト等により周枠に固定して網を挟着
するような構造が採用されていたが、押え板を設
けることは煩雑であるとともに製作および取付け
が困難であり、また体裁がよいとは言えないとい
う欠点があつた。
ばまず網戸の本体枠に網を掛け、帯板状の押え板
を本体枠の周枠の網の上に載置し、該周枠と押え
板とによつて網を挟持した状態で該押え板をビス
またはリベツト等により周枠に固定して網を挟着
するような構造が採用されていたが、押え板を設
けることは煩雑であるとともに製作および取付け
が困難であり、また体裁がよいとは言えないとい
う欠点があつた。
本考案は、従来における上記のような欠点を除
去すべく、構造が簡単であつて取付が容易であ
り、かつ体裁がよいとともに網を強固に取付ける
ことができる網の取付構造を提供するのを目的と
するものであつて、従来と異つて押え板などを使
用せず、本体枠のみにて取付が可能であり、中央
部を開口した一枚の金属板の周辺を折り曲げて本
体枠を形成し、該本体枠の折曲部に網の周縁をさ
し込んで挟着するようにしたことを特長とするも
のである。
去すべく、構造が簡単であつて取付が容易であ
り、かつ体裁がよいとともに網を強固に取付ける
ことができる網の取付構造を提供するのを目的と
するものであつて、従来と異つて押え板などを使
用せず、本体枠のみにて取付が可能であり、中央
部を開口した一枚の金属板の周辺を折り曲げて本
体枠を形成し、該本体枠の折曲部に網の周縁をさ
し込んで挟着するようにしたことを特長とするも
のである。
次に図面に基づいて本考案の一実施例を説明す
る。
る。
図中、1は網戸の本体枠であつて金属の薄板に
よつて角形の額縁状に形成され、その中央部は大
きく開口されて開口部2となつており、該開口部
2は金属または合成樹脂などによつて形成された
網3によつて覆われている。
よつて角形の額縁状に形成され、その中央部は大
きく開口されて開口部2となつており、該開口部
2は金属または合成樹脂などによつて形成された
網3によつて覆われている。
なお本体枠1の各枠片は金属板の周辺を折り曲
げて形成されている。すなわち第5図に示すよう
に1枚の金属板の中央部に角形の開口部2を開口
し、その四周には主枠片4が形成されており、さ
らにその四周には折り曲げ用の折曲片が連設され
ている。すなわち該主枠片4に続いて表枠片5が
形成されており、その両端部はほぼ45度の角度に
て斜めに切断されている。なお主枠片4と表枠片
5はほぼ同じ幅に形成されている。さらに表枠片
5に続いて補強片6と係止片7が連設されてい
る。なお補強片6はやや小幅とし、係止片7はさ
らに小幅に形成されている。また該補強片6と係
止片7の長さは、前記開口部の内寸法とほぼ同一
に形成されている。
げて形成されている。すなわち第5図に示すよう
に1枚の金属板の中央部に角形の開口部2を開口
し、その四周には主枠片4が形成されており、さ
らにその四周には折り曲げ用の折曲片が連設され
ている。すなわち該主枠片4に続いて表枠片5が
形成されており、その両端部はほぼ45度の角度に
て斜めに切断されている。なお主枠片4と表枠片
5はほぼ同じ幅に形成されている。さらに表枠片
5に続いて補強片6と係止片7が連設されてい
る。なお補強片6はやや小幅とし、係止片7はさ
らに小幅に形成されている。また該補強片6と係
止片7の長さは、前記開口部の内寸法とほぼ同一
に形成されている。
次に上記のように形成された金属板の周辺を折
り曲げて本体枠1を形成する工程について説明す
る。まず補強片6の外周線Cに沿つて係止片7を
図の後方へ折り曲げておき、次に主枠片4の外周
線Aに沿つて図の後方へほぼ180度折り曲げ、続
いて表枠片5の外周線Bに沿つて補強片6を前方
へほぼ180度折り曲げると第7図に示すように主
枠片4を取り巻くような状態に折り曲げられ、そ
の裏面側は第6図に示すように主枠片4の上面に
補強片6が表われるように形成され、また表面側
は、第1図に示すように表枠片5が表面に表われ
るように形成される。
り曲げて本体枠1を形成する工程について説明す
る。まず補強片6の外周線Cに沿つて係止片7を
図の後方へ折り曲げておき、次に主枠片4の外周
線Aに沿つて図の後方へほぼ180度折り曲げ、続
いて表枠片5の外周線Bに沿つて補強片6を前方
へほぼ180度折り曲げると第7図に示すように主
枠片4を取り巻くような状態に折り曲げられ、そ
の裏面側は第6図に示すように主枠片4の上面に
補強片6が表われるように形成され、また表面側
は、第1図に示すように表枠片5が表面に表われ
るように形成される。
次に本例の本体枠1に網3を張る工程について
説明する。第7図に示すようにまず本体枠1とほ
ぼ同じ大きさに切断した網3を本体枠1の裏面側
に載置し、第8図に示すように係止片7の近くの
部分の網3を、金属の薄い平板状の押込み片(図
示しない)などによつて網3を係止片7の下へ押
し込み、第9図に示すようにさらに押し込んで網
3の一部が係止片7の先端を過ぎ内側へ少し入る
まで押し込む。次に外へはみ出している網の端部
Xの部分を切り取り、補強片6をP矢印方向へ押
えつけると本体枠1の開口部2を隔てて相対する
係止片7の基端部同士、言い換えれば係止片7と
補強片6との折返部同士の間隔が少し広がること
によつて、網3全体に本体枠1の各辺の方向への
引張力が働き、網3が緊張状態になる。また、そ
れにより、係止片7の先端が網3の周端縁部に対
し、その網の周端縁部の離脱に逆らう方向に一層
食込むことになり、網3は、本体枠1に強固に固
定されることになる。このように形成された網戸
の裏面は第3図に示すようになつて体裁がよい。
説明する。第7図に示すようにまず本体枠1とほ
ぼ同じ大きさに切断した網3を本体枠1の裏面側
に載置し、第8図に示すように係止片7の近くの
部分の網3を、金属の薄い平板状の押込み片(図
示しない)などによつて網3を係止片7の下へ押
し込み、第9図に示すようにさらに押し込んで網
3の一部が係止片7の先端を過ぎ内側へ少し入る
まで押し込む。次に外へはみ出している網の端部
Xの部分を切り取り、補強片6をP矢印方向へ押
えつけると本体枠1の開口部2を隔てて相対する
係止片7の基端部同士、言い換えれば係止片7と
補強片6との折返部同士の間隔が少し広がること
によつて、網3全体に本体枠1の各辺の方向への
引張力が働き、網3が緊張状態になる。また、そ
れにより、係止片7の先端が網3の周端縁部に対
し、その網の周端縁部の離脱に逆らう方向に一層
食込むことになり、網3は、本体枠1に強固に固
定されることになる。このように形成された網戸
の裏面は第3図に示すようになつて体裁がよい。
なお本例の網の取付構造は網戸のみに限定する
ものではなく、食品収納箱を構成する側板や扉、
またはその他のものにも利用することができる。
ものではなく、食品収納箱を構成する側板や扉、
またはその他のものにも利用することができる。
上述のように本考案の網の取付構造は、中央部
に開口部を有する一枚の金属板の四周辺に設けた
折曲部を折曲して額縁状の本体枠を形成し、該本
体枠を覆つた網の周縁を折曲部によつて挟着する
とともに、係止片によつて強固に係止するように
なつているので網の押え板を使用する必要がな
く、構造が簡単であつて取付が容易であり、かつ
体裁がよいとともに網を強固に取付けることがで
きる利点がある。
に開口部を有する一枚の金属板の四周辺に設けた
折曲部を折曲して額縁状の本体枠を形成し、該本
体枠を覆つた網の周縁を折曲部によつて挟着する
とともに、係止片によつて強固に係止するように
なつているので網の押え板を使用する必要がな
く、構造が簡単であつて取付が容易であり、かつ
体裁がよいとともに網を強固に取付けることがで
きる利点がある。
また開口部の周辺の折曲部を複数回折曲して本
体枠を形成するので枠部の強度が大となる利点を
付随する。
体枠を形成するので枠部の強度が大となる利点を
付随する。
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は本例
の網の取付構造を有する網戸の正面図、第2図は
その側面図、第3図は同じく裏面側の一部の拡大
正面図、第4図は本体枠の裏面の拡大正面図、第
5図は本体枠の展開図の縮小正面図、第6図は同
じく折曲部を折曲した状態を示す裏面図、第7図
〜第9図は本体枠に網を取付ける状態を順序を追
つて説明する拡大断面図である。 1……本体枠、2……開口部、3……網、4…
…主枠片、5……表枠片、6……補強片、7……
係止片。
の網の取付構造を有する網戸の正面図、第2図は
その側面図、第3図は同じく裏面側の一部の拡大
正面図、第4図は本体枠の裏面の拡大正面図、第
5図は本体枠の展開図の縮小正面図、第6図は同
じく折曲部を折曲した状態を示す裏面図、第7図
〜第9図は本体枠に網を取付ける状態を順序を追
つて説明する拡大断面図である。 1……本体枠、2……開口部、3……網、4…
…主枠片、5……表枠片、6……補強片、7……
係止片。
Claims (1)
- 金属の薄板の中央部に窓枠状の開口部を開口
し、該開口部の四周縁に主枠片を周設し、該主枠
片にはそれぞれ折曲片を連設してこれらを一枚の
金属板にて一体状に形成し、該折曲片を折曲して
額縁状の本体枠を形成し、該本体枠の開口部を覆
う網を設け、該網の周端縁部を前記折曲片の端部
によつて挟着係止してなり、かつ、前記折曲片
は、枠表面の側から本体枠の前記開口部を経て、
網が張られる枠裏面の側へ主枠片を巻き込むよう
に折り曲げられ、かつその先端部が更に本体枠の
前記開口部側へ内向きに折り曲げられ、その折曲
縁部と主枠片との間に網の周端縁部が外側から内
向きに挟み込まれ、その折曲縁部が網の周端縁部
を主枠片に押し付け、かつその網の周端縁部の離
脱に逆らう方向に食込んだ状態において、網の固
定状態ならびに緊張状態が維持されることを特徴
とする網戸等における網の取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5301884U JPS60164597U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 網戸等における網の取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5301884U JPS60164597U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 網戸等における網の取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60164597U JPS60164597U (ja) | 1985-11-01 |
JPH0246637Y2 true JPH0246637Y2 (ja) | 1990-12-07 |
Family
ID=30573483
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5301884U Granted JPS60164597U (ja) | 1984-04-10 | 1984-04-10 | 網戸等における網の取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60164597U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009215860A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Maruchu:Kk | サッシへの防虫網張付け構造 |
-
1984
- 1984-04-10 JP JP5301884U patent/JPS60164597U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009215860A (ja) * | 2008-03-10 | 2009-09-24 | Maruchu:Kk | サッシへの防虫網張付け構造 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60164597U (ja) | 1985-11-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0667257B1 (en) | Closure for a seat trim cover | |
US5423500A (en) | Flat bracket for wall mount speakers | |
JPH0246637Y2 (ja) | ||
JPH0310133Y2 (ja) | ||
JP2577774Y2 (ja) | ソフトアタッシュケース | |
CN216932199U (zh) | 箱包内衬用的组合式固定结构 | |
JPS5927825B2 (ja) | 額縁構造 | |
JPH0138705Y2 (ja) | ||
CN2504202Y (zh) | 百叶窗帘包装盒 | |
JP2570911Y2 (ja) | ソフトアタッシュケース | |
JP3001054U (ja) | 天井点検口用の枠材 | |
JPH0346156Y2 (ja) | ||
JPH0732882A (ja) | 内装材のポケット構造 | |
JPS5834226Y2 (ja) | 格子戸 | |
JPH047618Y2 (ja) | ||
JPS5830378U (ja) | 天吊り・据置き共用型テレビジョン受像機 | |
JPH0321596Y2 (ja) | ||
JP2563842Y2 (ja) | 金属パネルへのカバー取付け構造 | |
JPS5829492Y2 (ja) | 枠状支持体に対するパネルの取付構造 | |
JPS6211485Y2 (ja) | ||
JPS58181892U (ja) | 格子付建具 | |
JPS58136882U (ja) | オ−トバイ用シ−トの取付構造 | |
JPS6313515B2 (ja) | ||
JPH0649227U (ja) | 車両用番号板の装飾フレーム | |
JPS5996300U (ja) | 組立式門扉 |