JPH047618Y2 - - Google Patents

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JPH047618Y2
JPH047618Y2 JP1984094706U JP9470684U JPH047618Y2 JP H047618 Y2 JPH047618 Y2 JP H047618Y2 JP 1984094706 U JP1984094706 U JP 1984094706U JP 9470684 U JP9470684 U JP 9470684U JP H047618 Y2 JPH047618 Y2 JP H047618Y2
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piece
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mounting
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JP1984094706U
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JPS6110019U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、壁面に埋め込まれる上下方向が左右
方向よりも長いコンセントのような器具本体の周
囲に取り付けられ器具本体を壁面に固定する埋込
器具取付枠に関するものである。
[背景技術] 従来の器具本体は第5図に示すように、化粧板
5aの裏面に設けられたボス21に螺入されるね
じ22によつて化粧板5aに器具本体3aを連結
するとともに、化粧板5aの前面から挿入される
ねじ22によつて化粧板5aと取付枠Aaとを連
結することによつて、器具本体3aと取付枠Aa
とを連結していたものであるから、器具本体3a
と取付枠Aaとが直接連結されずに化粧板5aを
介して連結されるものであつた。その結果、器具
本体3aに作用する荷重を化粧板5aを介して取
付枠Aaで支持することになるから、化粧板5a
と取付枠Aaとの連結に多数のねじ22が必要と
なり、ねじ23の頭が多数表面に露出して外観を
損なうという問題があつた。これに対して、第6
図に示すように、器具本体3bと取付枠Abとを
直接ねじ22によつて固定し、器具本体3bに作
用する荷重が化粧板5bに作用しないようにした
構造も提供されているが、この構造においてもね
じ22は多数必要であるから、器具本体3bと取
付枠Abとの取付作業が面倒であるという問題が
あつた。さらにこの問題を解決するために、第7
図に示すように、器具本体3cをボデイ24とカ
バー25とで構成し、ボデイ24とカバー25と
の間で取付枠Acを挟持することにより器具本体
3cと取付枠Acとの連結強度を向上させたもの
も提供されているが、ここではボデイ24とカバ
ー25との連結にねじ22が必要であるから、ね
じ22の本数が若干減少するのみであつて、作業
性が大きく向上するものではなかつた。また、こ
れらの取付枠Aa〜Acは一体物であるから、器具
本体3a〜3cを挿着するための取付窓8aを打
ち抜くときに打ち抜きかすが多く生じるものであ
り、特に取付枠は強度を大きくするために金属で
形成されているものであるから、打ち抜きかすが
多くなると材料費用が高くなるという問題があつ
た。
[考案の目的] 本考案は上述の点に鑑みて為されたものであつ
て、その主な目的とするところは、器具本体と取
付枠との連結強度が大きく、かつ取付作業が容易
な埋込器具取付枠を提供することにあり、他の目
的とするところは、取付枠の形成にあたつて材料
のむだが少なくなるようにした埋込器具取付枠を
提供することにある。
[考案の開示] 本考案においては、取付枠を左右一対の半割体
を突き合わせて構成するとともに、各半割体の一
部を器具本体の上下の周囲に形成した取付溝に嵌
合させることにより、ねじによる固定箇所が少な
く、かつ器具本体と取付枠との連結強度を大きく
した構造が開示され、また取付枠を構成する両半
割体を合同形に形成することにより、加工時に出
る材料の無駄ができるだけ少なくなるようにした
埋込器具取付枠が開示される。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図に示すように、取付枠Aは左右一対の
半割体1,2で構成されるものであつて、各半割
体1,2は互いに合同形に形成される。各半割体
1,2はそれぞれ略平行な長片10と短片11と
を胴片12で結合した略コ字形に形成されている
ものであり、胴片12の内側縁から長片10の先
端までの寸法(図中の寸法a)と、胴片12の外
側縁から短片11の先端縁までの寸法(図中の寸
法b)とがほぼ等しく形成されている。このよう
にして形成された一対の半割体1,2は、第2図
に示すように、互いに長片10と短片11とが突
き合わせられ、中央部に略長方形の取付窓8が開
口する取付枠Aが構成される。
この取付枠を用いて器具本体3を取り付けるに
あたつては、第3図に示すように、器具本体3の
周面に各半割体1,2の長片10と短片11とに
対応して形成された取付溝4に左右から各半割体
1,2を挿着し、半割体1,2の長片10と短片
11との内周部を取付溝4内に挿入すれば、器具
本体3が取付枠Aと結合されるものである。取付
溝4の巾は取付枠Aの厚みと略等しく形成され
て、取付枠Aが取付溝4内に圧入されるようにす
るか、または取付溝4内に取付溝4の巾を縮める
ような突部(図示せず)を形成し、取付枠Aが取
付溝内で押圧保持されるようにしている。以上の
ようにねじを用いずに器具本体3と取付枠Aとを
結合することにより、取付枠Aの器具本体3に対
する着脱が容易になるものであり、作業性が向上
するものである。ここにおいて、器具本体3は図
示するように上下方向が左右方向の寸法よりも長
く形成されているから、取付溝4を上下両面に設
けることによつて、左右両面に設ける場合に比較
すれば取付溝4の長さを小さくできるものであ
り、器具本体3への取付溝4の形成が容易になる
のである。また、各半割体1,2が器具本体3の
左右に装着されるから、施工時においていずれか
一方の半割体1,2に器具本体3を装着した時点
で器具本体3の仮保持ができ、施工作業が容易に
なるのである。
こうして、器具本体3に連結された取付枠Aに
は化粧板5が取り付けられる。化粧板5は取付枠
Aを構成する各半割体1,2の長片10に形成さ
れたねじ孔13に螺合する一対のねじ14によつ
て取付枠Aに固定されるものであつて、化粧板5
には各ねじ14を挿通するための一対の透孔15
が形成されている。取付枠Aは壁面に固定される
から両半割体1,2は互いに結合する必要はな
く、さらに、化粧板5を通して螺入される一対の
ねじ14の一方が一方の半割体1に結合され、他
方のネジ14が他方の半割体2に結合されること
により、両半割体1,2は化粧板5を介してより
強固に結合されることになる。
ところで、上記両半割体1,2は板金17を打
ち抜いて形成するものであつて、板金17からの
寸法取りは第4図に示すように行なうと、図中斜
線部に示すように、打ち抜きかすとなる面積が小
さくなり、寸法取りが効率よく行なえるものであ
る。すなわち、両半割体1,2を上述したような
寸法を関係を有する長片10と短片11とを胴片
12で結合した合同形に形成することにより、長
片10の内側縁と短片11の外側縁とを重複させ
た形に寸法取りすることができるものであり、こ
れによつて打ち抜かれてむだになる部分を小さく
することができるものである。また、このように
一方の半割体1を他方の半割体2の内側に食い込
ませた形で打ち抜くので、板金の巾を従来のもの
に比べて略半分としてよく、その結果、打ち抜き
用の金型も略半分の大きさとなり、金型に要する
費用が安くものである。
[考案の効果] 本考案は上述のように、取付枠を左右一対の半
割体を突き合わせて中央部に器具本体が挿着され
る取付窓が開口する形状に形成され、各半割体の
一部をそれぞれ器具本体の上下の周面に形成され
た取付溝に嵌合されるので、器具本体の取付溝に
各半割体を取り付けるだけで器具本体に取付枠が
結合できるものであり、ねじを用いずに器具本体
と取付枠との連結強度を十分大きくすることがで
きるとともに、取付作業も容易であるという利点
を有する。また、各半割体を、上下方向の胴片の
上下両端縁にそれぞれ左右方向の長片および短片
を突設した形状に形成するとともに、胴片の内側
縁から長片の先端までの寸法と胴片の外側縁から
短片の先端縁までの寸法とをほぼ等しく形成し、
各半割体を、長片と短片との先端同士を互いに突
き合わせる形でそれぞれ器具本体の上下の周面に
形成された取付溝に嵌合しているので、両半割体
を帯状の板金の打抜き加工によつて形成する際
に、各半割体の長片と短片とを帯板の長手方向に
ずらした形で加工すれば、材料の無駄が少なくな
るという利点を有するものである。さらに、器具
本体は上下方向の寸法が左右方向の寸法よりも大
きくなるように形成され、各半割体は器具本体の
左右から装着されるので、取付溝を器具本体の上
下両面に設けることによつて、左右両面に設ける
場合に比較すれば取付溝の長さを小さくできるの
であり、器具本体への取付溝の形成が容易になる
という利点がある。しかも、各半割体が器具本体
の左右に装着されるから、施工時においていずれ
か一方の半割体に器具本体を装着した時点で器具
本体の仮保持ができ、施工作業が容易になるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解正面図、
第2図同上の正面図、第3図は同上を用いた器具
本体の取り付け構造を示す分解斜視図、第4図は
同上の製造時における寸法取りの一例を示す平面
図、第5図ないし第7図はそれぞれ従来例を示す
分解斜視図である。 1,2は半割体、3は器具本体、4は取付溝、
5は化粧板、8は取付窓、10は長片、11は短
片、12は胴片である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面に埋め込まれる上下方向が左右方向よりも
    長いコンセントのような器具本体の周囲に取り付
    けられ器具本体を壁面に固定する矩形状の取付枠
    であつて、左右一対の半割体を突き合わせて中央
    部に器具本体が挿着される取付窓が開口する形状
    に形成され、各半割体は、上下方向の胴片の上下
    両端縁にそれぞれ左右方向の長片および短片を突
    設した形状に形成されるとともに、胴片の内側縁
    から長片の先端までの寸法と胴片の外側縁から短
    片の先端縁までの寸法とがほぼ等しく形成され、
    各半割体が長片と短片との先端同士を互いに突き
    合わせる形でそれぞれ器具本体の上下の周面に形
    成された取付溝に嵌合して成る埋込器具取付枠。
JP9470684U 1984-06-25 1984-06-25 埋込器具取付枠 Granted JPS6110019U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9470684U JPS6110019U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 埋込器具取付枠

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9470684U JPS6110019U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 埋込器具取付枠

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6110019U JPS6110019U (ja) 1986-01-21
JPH047618Y2 true JPH047618Y2 (ja) 1992-02-27

Family

ID=30653421

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9470684U Granted JPS6110019U (ja) 1984-06-25 1984-06-25 埋込器具取付枠

Country Status (1)

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JP (1) JPS6110019U (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS556048Y2 (ja) * 1975-01-17 1980-02-12

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Publication number Publication date
JPS6110019U (ja) 1986-01-21

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