JPH03222831A - スライド式排気ブレーキ装置 - Google Patents
スライド式排気ブレーキ装置Info
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- JPH03222831A JPH03222831A JP9018190A JP1819090A JPH03222831A JP H03222831 A JPH03222831 A JP H03222831A JP 9018190 A JP9018190 A JP 9018190A JP 1819090 A JP1819090 A JP 1819090A JP H03222831 A JPH03222831 A JP H03222831A
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- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 2
- 230000004043 responsiveness Effects 0.000 description 2
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F02—COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
- F02D—CONTROLLING COMBUSTION ENGINES
- F02D9/00—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits
- F02D9/04—Controlling engines by throttling air or fuel-and-air induction conduits or exhaust conduits concerning exhaust conduits
- F02D9/06—Exhaust brakes
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10T—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
- Y10T137/00—Fluid handling
- Y10T137/8593—Systems
- Y10T137/86928—Sequentially progressive opening or closing of plural valves
- Y10T137/86936—Pressure equalizing or auxiliary shunt flow
- Y10T137/86944—One valve seats against other valve [e.g., concentric valves]
- Y10T137/8696—Gate
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Combustion & Propulsion (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)
- Sliding Valves (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は一般にトラック或いはバス等の大型車輌におい
て、排気管の途中に連結され、急降板時に排気管内部の
排気カスの排出流通路を閉塞して車輌に制動機能を付与
するようにしたスライド式排気ブレーキ装置における構
造の改良に関するものである。
て、排気管の途中に連結され、急降板時に排気管内部の
排気カスの排出流通路を閉塞して車輌に制動機能を付与
するようにしたスライド式排気ブレーキ装置における構
造の改良に関するものである。
(従来の技術)
従来、この種の排気ブレーキ装置における弁機構として
は、例えば第3図に示すように排気ブレーキ本体のハウ
ジング(21)内に内装した底壁表面に排圧調整孔(2
4)を設けた板状弁部材(23)と、本体に連設したシ
リンダー装置(22)やダイアフラム装置等のアクチュ
エータの隔壁を貫通し前記弁部材(23)を係着したピ
ストン桿(26)の先端部にブロック部材(25)を介
在して支持枠体(28)を取付け、該支持枠体に弁部材
(23)の表面上を摺動するライナー(29)を嵌装し
てなる補助弁部材(30)とから構成し、排気流通路で
の閉路に際して排圧調整孔(24)を補助弁部材(30
)により閉じた状態で閉塞し、開路に際して予め排圧調
整孔を開くようにして構成されていた。
は、例えば第3図に示すように排気ブレーキ本体のハウ
ジング(21)内に内装した底壁表面に排圧調整孔(2
4)を設けた板状弁部材(23)と、本体に連設したシ
リンダー装置(22)やダイアフラム装置等のアクチュ
エータの隔壁を貫通し前記弁部材(23)を係着したピ
ストン桿(26)の先端部にブロック部材(25)を介
在して支持枠体(28)を取付け、該支持枠体に弁部材
(23)の表面上を摺動するライナー(29)を嵌装し
てなる補助弁部材(30)とから構成し、排気流通路で
の閉路に際して排圧調整孔(24)を補助弁部材(30
)により閉じた状態で閉塞し、開路に際して予め排圧調
整孔を開くようにして構成されていた。
(発明が解決しようとする課題)
近来、自動車等の内燃機関にあっては、該機関の一層の
馬力アップ、高過給fヒ及び高速回転化tこ関連して排
気カスの排出圧力及び排気ガイ量が高まる現状にある。
馬力アップ、高過給fヒ及び高速回転化tこ関連して排
気カスの排出圧力及び排気ガイ量が高まる現状にある。
しかしながら前記従来のような機構のものにあっては、
高い排出圧力によって排気流通路での特に閉路作動時に
その円滑性、特に応答性を欠く傾向にあった。即ち閉路
に際して前記弁部材(23)の排圧調整孔(24)を補
助弁部材(30)によりまず閉じ、その状態で弁部材(
23)を移動させて排気流通路を閉路作動する機構によ
って前記傾向を招く問題を有し、これを解決するために
はアクチュエータを大型化せざるを得なかった。
高い排出圧力によって排気流通路での特に閉路作動時に
その円滑性、特に応答性を欠く傾向にあった。即ち閉路
に際して前記弁部材(23)の排圧調整孔(24)を補
助弁部材(30)によりまず閉じ、その状態で弁部材(
23)を移動させて排気流通路を閉路作動する機構によ
って前記傾向を招く問題を有し、これを解決するために
はアクチュエータを大型化せざるを得なかった。
本発明は従来技術の有する前記問題に鑑みてなされたも
ので 特に閉路にあって排圧上昇速度を抑制しつつ排気
流通路を閉塞せしめ、同時に閉塞状態した際に直ちに該
調整孔を閉じる構造となすことにより、アクチュエータ
を大型化することなく且つ制動機能を損うことなく、高
い排出圧力及び排気ガス量に対しても排気流通路での閉
塞作動を充分に円滑にして且つ応答性よく速かに行わし
める二とのできるスライド式排気ブレーキ装置を提案す
ることを目的とするものである。
ので 特に閉路にあって排圧上昇速度を抑制しつつ排気
流通路を閉塞せしめ、同時に閉塞状態した際に直ちに該
調整孔を閉じる構造となすことにより、アクチュエータ
を大型化することなく且つ制動機能を損うことなく、高
い排出圧力及び排気ガス量に対しても排気流通路での閉
塞作動を充分に円滑にして且つ応答性よく速かに行わし
める二とのできるスライド式排気ブレーキ装置を提案す
ることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段〉
本発明は上記目的を達成するため、両側端部に排気管と
の連結壁を突設した排気流通路の略直角方向に板状弁部
材の往復作動路を連通させた排気ブレーキ本体のハウジ
ング内に、排圧調整孔を貫設した前記弁部材が往復作動
路の上側端部に連設したエアーシリンダー装置の隔壁を
貫通するピストン桿に係合して内装され、ピストン桿の
先端部分に固定したブロック部材に掛合して弁部材を取
付け、弁部材による排気流通路の閉路に際してピストン
桿の先端部により弁部材を一方向に押圧せしめる、一方
、開路に際して前記ブロック部材が掛合して該弁部材を
他方向に移動せしめてなる排気ブレーキ装置、或いは更
に前記フロック部材の先端側に補助弁部材を保持して弁
部材による排気流通路の閉路に際して補助弁部材により
排圧調整孔を閉じ、一方開路に際して補助弁部材により
排圧調整孔を開くと共にブロック部材が弁部材と掛合せ
しめてなる排気ブレーキ装置において、前記弁部材の先
端側に位置して排圧調整孔若くは別途第2排圧調整孔を
貫設せしめ、その先端部を弁部材の先端側周縁壁を貫通
して突出せしめた当接桿の基端部に、前記排圧調整孔若
くは別途第2排圧調整孔を開閉するピストン弁機構を取
付け、該ピストン弁機構を、スプリングにより先方に付
勢して設けて構成したスライド式排気ブレーキ装置を要
旨とするものである。
の連結壁を突設した排気流通路の略直角方向に板状弁部
材の往復作動路を連通させた排気ブレーキ本体のハウジ
ング内に、排圧調整孔を貫設した前記弁部材が往復作動
路の上側端部に連設したエアーシリンダー装置の隔壁を
貫通するピストン桿に係合して内装され、ピストン桿の
先端部分に固定したブロック部材に掛合して弁部材を取
付け、弁部材による排気流通路の閉路に際してピストン
桿の先端部により弁部材を一方向に押圧せしめる、一方
、開路に際して前記ブロック部材が掛合して該弁部材を
他方向に移動せしめてなる排気ブレーキ装置、或いは更
に前記フロック部材の先端側に補助弁部材を保持して弁
部材による排気流通路の閉路に際して補助弁部材により
排圧調整孔を閉じ、一方開路に際して補助弁部材により
排圧調整孔を開くと共にブロック部材が弁部材と掛合せ
しめてなる排気ブレーキ装置において、前記弁部材の先
端側に位置して排圧調整孔若くは別途第2排圧調整孔を
貫設せしめ、その先端部を弁部材の先端側周縁壁を貫通
して突出せしめた当接桿の基端部に、前記排圧調整孔若
くは別途第2排圧調整孔を開閉するピストン弁機構を取
付け、該ピストン弁機構を、スプリングにより先方に付
勢して設けて構成したスライド式排気ブレーキ装置を要
旨とするものである。
(作用〉
本発明はこのように構成されているなめ、弁部材による
排気流通路での閉路に際して前記ビスI・ン弁機構によ
り排圧調整孔若くは別途の第2排圧調整孔を開いた状態
で弁部材と一体による該排気流通路での閉路を行わしめ
、その間、該排圧調整孔から排気の一部を逃かし続けて
排圧上昇速度を抑制しつつ作動せしめ、そして突出した
前記当接桿のハウジンク底壁部への当接による完全な閉
路状態に同期するピストン弁機構の後方への移動に仲っ
て前記排圧調整孔を閉じることとなる。
排気流通路での閉路に際して前記ビスI・ン弁機構によ
り排圧調整孔若くは別途の第2排圧調整孔を開いた状態
で弁部材と一体による該排気流通路での閉路を行わしめ
、その間、該排圧調整孔から排気の一部を逃かし続けて
排圧上昇速度を抑制しつつ作動せしめ、そして突出した
前記当接桿のハウジンク底壁部への当接による完全な閉
路状態に同期するピストン弁機構の後方への移動に仲っ
て前記排圧調整孔を閉じることとなる。
従って作動源としてのシリンター装置やダイアフラノ、
装置等のアクチュエータ並びに製品全体を強力且つ大型
なものとなすことなしに排気流通路での閉路作動を充分
に円滑にして且つ応答性よく速かに行わしめる二ととな
る。
装置等のアクチュエータ並びに製品全体を強力且つ大型
なものとなすことなしに排気流通路での閉路作動を充分
に円滑にして且つ応答性よく速かに行わしめる二ととな
る。
又、これに付帯して開路に際しても前記従来技術と少く
とも同様の作動を行わしめることかできる。
とも同様の作動を行わしめることかできる。
(実施例〉
以下、本発明の実施例を図面に基ついて説明すれば、第
1図(伯は本発明のスライド式排気ブレーキ装置の一部
の切欠きによる平面図、第1図(ロ)は他の実施例を示
す同上第1図相当図、第2図は本発明の要部に係るそれ
ぞれ半裁状の一部切欠きによる作動説明図であり、中心
線より左図は開閉作動に際しての第2排圧調整孔での開
孔状態を、また右図は排気流通路の閉塞時の閉孔状態を
それぞれ示すものであって、(1〉は排気ブレーキ本体
のハウジングであり、その両側端部に排気管(図示せず
)との連結壁(1”)を突設した排気流通路(2)の略
直角方向に板状弁部材(3)の往復作動路を連通させて
なるものであって、前記弁部材(3)を該ハウジングの
往復作動路の上側端部に連設したエアーシリンダー装置
(5)の隔壁を貫通するピストン桿(6)に掛合し、ピ
ストン桿の先端附近に弁部材(3)の側壁と掛合するブ
ロック部材(9)を固定して設けたものである。
1図(伯は本発明のスライド式排気ブレーキ装置の一部
の切欠きによる平面図、第1図(ロ)は他の実施例を示
す同上第1図相当図、第2図は本発明の要部に係るそれ
ぞれ半裁状の一部切欠きによる作動説明図であり、中心
線より左図は開閉作動に際しての第2排圧調整孔での開
孔状態を、また右図は排気流通路の閉塞時の閉孔状態を
それぞれ示すものであって、(1〉は排気ブレーキ本体
のハウジングであり、その両側端部に排気管(図示せず
)との連結壁(1”)を突設した排気流通路(2)の略
直角方向に板状弁部材(3)の往復作動路を連通させて
なるものであって、前記弁部材(3)を該ハウジングの
往復作動路の上側端部に連設したエアーシリンダー装置
(5)の隔壁を貫通するピストン桿(6)に掛合し、ピ
ストン桿の先端附近に弁部材(3)の側壁と掛合するブ
ロック部材(9)を固定して設けたものである。
(7)は第1図(イ)において、弁部材(3)の先端側
に位置してその底壁に貫設した排圧調整孔であり、(8
)は該排圧調整孔を開閉するピストン弁機構である。こ
のピストン弁機構は弁部材(3)の、先端側周縁壁(1
5)を貫通してその先端を外方へ突出せしめた当接桿(
14)の周縁壁(15)内方の基端部に設けられ、周縁
壁(15)に当接するブロック部材(16)を介して当
接桿(14)に関着せしめた断面C字状の支持枠体(1
2)の内部にライナー(11)を遊嵌せしめたものてあ
り、該ライナーの底面が弁部材の表面と密合状に摺動し
て前記排圧調整孔を開閉する。(13)は二のピストン
弁機構(8)を先方に付勢するためその背後と弁部材(
3)の中間梁の間に張持された圧縮スプリングである。
に位置してその底壁に貫設した排圧調整孔であり、(8
)は該排圧調整孔を開閉するピストン弁機構である。こ
のピストン弁機構は弁部材(3)の、先端側周縁壁(1
5)を貫通してその先端を外方へ突出せしめた当接桿(
14)の周縁壁(15)内方の基端部に設けられ、周縁
壁(15)に当接するブロック部材(16)を介して当
接桿(14)に関着せしめた断面C字状の支持枠体(1
2)の内部にライナー(11)を遊嵌せしめたものてあ
り、該ライナーの底面が弁部材の表面と密合状に摺動し
て前記排圧調整孔を開閉する。(13)は二のピストン
弁機構(8)を先方に付勢するためその背後と弁部材(
3)の中間梁の間に張持された圧縮スプリングである。
そしてピストン弁機構(8)により弁部材(3)による
排気流通路(2)で・の特に閉路に際して排圧調整孔(
7)を開孔した状態て”該弁部材と一体に排気流通路(
2)での閉路作動を行わしめ、その間、排圧調整孔(7
)から排気の一部を逃がし続けて排圧上昇速度を抑制し
つつ作動せしめ、第2図のように当接桿(14)先端の
ハウジン′り(1)の底壁部への当接による完全な閉路
状態に伴ってピストン弁機構(8)が後方に移動して前
記排圧調整孔(7)を閉じるのである。一方、開路にあ
ってはこれに付帯して弁部材(3)自体の後方への可動
に先立ってブロック部材(9)が弁部材(3)と掛合し
た後、ピストン弁機構(8)をスプリンタ(13)の1
付勢により前方に僅かに移動せしめ、第2図のように排
圧調整孔(7)を開孔して排気の一部を該調整孔(7)
より逃がして効果的に排圧降下を行いつつ弁部材(3)
と一体に開路作動せしめるのである。
排気流通路(2)で・の特に閉路に際して排圧調整孔(
7)を開孔した状態て”該弁部材と一体に排気流通路(
2)での閉路作動を行わしめ、その間、排圧調整孔(7
)から排気の一部を逃がし続けて排圧上昇速度を抑制し
つつ作動せしめ、第2図のように当接桿(14)先端の
ハウジン′り(1)の底壁部への当接による完全な閉路
状態に伴ってピストン弁機構(8)が後方に移動して前
記排圧調整孔(7)を閉じるのである。一方、開路にあ
ってはこれに付帯して弁部材(3)自体の後方への可動
に先立ってブロック部材(9)が弁部材(3)と掛合し
た後、ピストン弁機構(8)をスプリンタ(13)の1
付勢により前方に僅かに移動せしめ、第2図のように排
圧調整孔(7)を開孔して排気の一部を該調整孔(7)
より逃がして効果的に排圧降下を行いつつ弁部材(3)
と一体に開路作動せしめるのである。
次に第1図(ロ)に示す実施例では前記した実施例に示
す排圧調整孔(7)をそのま−具備せしめてこれを第2
の排圧調整孔とすると共に、その他従来技術のような構
成を具備せしめたものである。
す排圧調整孔(7)をそのま−具備せしめてこれを第2
の排圧調整孔とすると共に、その他従来技術のような構
成を具備せしめたものである。
即ち、第1図(ロ)ではピストン桿(6)の先端附近の
弁部材(3)と掛合するブロック部材(9)の前面に取
付けた断面C字状からなる支持枠体と、該枠体内部に嵌
挿した弁部材(3)の表面に密合して摺動するライナー
とによって構成された補助弁部材(10)が更に設けら
れている。一方、弁部材(3)の底壁には前記した排圧
調整孔(7)とは別に排圧調整孔(4)が穿設されてお
り、弁部材(3)による排気流通路(2)での閉路に際
して補助弁部材(1o)により排圧調整孔(4)を閉じ
るよう構成されている。
弁部材(3)と掛合するブロック部材(9)の前面に取
付けた断面C字状からなる支持枠体と、該枠体内部に嵌
挿した弁部材(3)の表面に密合して摺動するライナー
とによって構成された補助弁部材(10)が更に設けら
れている。一方、弁部材(3)の底壁には前記した排圧
調整孔(7)とは別に排圧調整孔(4)が穿設されてお
り、弁部材(3)による排気流通路(2)での閉路に際
して補助弁部材(1o)により排圧調整孔(4)を閉じ
るよう構成されている。
そして第1図(ロ)の実施例ではピストン弁機構(8)
により弁部材(3)による排気流通路(2)での特に閉
路に際して補助弁部材(10)により排圧調整孔(4)
は閉孔するが第2排圧調整孔(7)は支持枠体(12)
と周縁壁(15)との間に張持された引張スプリング(
13)によりピストン弁機構(8)が定位置に保持され
るため開孔した状態で該弁部材と一体に排気流通路(2
)での閉路作動を行わしめ、その間、第2排圧調整孔(
7)から排気の一部を逃がし続けて排圧上昇速度を抑制
しつつ作動せしめ、当接桿(14)のハウジング(1)
の底壁部への当接による完全な閉路状態に件ってピスト
ン弁機構(8)が後方に移動して前記第2排圧調整孔(
7)も閉じられる。−方、開路にあってはこれに付帯し
て弁部材(3)自体の後方への移動に先立って補助弁部
材(10)による前記排圧調整孔(4)での開孔の後、
弁部材(3)と同期してピストン弁機構(8)を引張ス
プリング(13)の付勢により前方に価かに移動せしめ
、第2排圧調整孔(7)を開孔して排気の一部をこれら
双方の調整孔(4)及び(7)より逃がして前記実施例
より一層効果的に開路作動せしめるものである。
により弁部材(3)による排気流通路(2)での特に閉
路に際して補助弁部材(10)により排圧調整孔(4)
は閉孔するが第2排圧調整孔(7)は支持枠体(12)
と周縁壁(15)との間に張持された引張スプリング(
13)によりピストン弁機構(8)が定位置に保持され
るため開孔した状態で該弁部材と一体に排気流通路(2
)での閉路作動を行わしめ、その間、第2排圧調整孔(
7)から排気の一部を逃がし続けて排圧上昇速度を抑制
しつつ作動せしめ、当接桿(14)のハウジング(1)
の底壁部への当接による完全な閉路状態に件ってピスト
ン弁機構(8)が後方に移動して前記第2排圧調整孔(
7)も閉じられる。−方、開路にあってはこれに付帯し
て弁部材(3)自体の後方への移動に先立って補助弁部
材(10)による前記排圧調整孔(4)での開孔の後、
弁部材(3)と同期してピストン弁機構(8)を引張ス
プリング(13)の付勢により前方に価かに移動せしめ
、第2排圧調整孔(7)を開孔して排気の一部をこれら
双方の調整孔(4)及び(7)より逃がして前記実施例
より一層効果的に開路作動せしめるものである。
尚(17)は過負荷防止用の逃がし孔である。
(発明の効果)
以上説明したように本発明によるスライド式排気ブレー
キ装置は、前記弁部材(3)に排圧調整孔若くは別途第
2排圧調整孔(7)を貫設せしめ、且つ該排圧調整孔(
7)部を開閉する前記ピストン弁機構(8)を設けて該
弁部材による排気流通’j@(2)ての特に閉路に際し
て前記ピストン機構(8)により前記排圧調整孔(7)
を開いた状態で弁部材(3)と一体に該流通路での閉路
可動を行わしめることとなり、その間に該排圧調整孔(
7)から排気の一部を逃がし続けて排圧上昇速度を抑制
しつつ作動せしめる結果となり、従って制動機能を損う
ことなく、作動源としてのシリンダー装置(5)やダイ
アフラム装置等のアクチュエータ並びに製品全体を強力
にして且つ大型となすことなしに機関の一層の馬力アッ
プ、高過給化及び高速回転による排気ガスの高い排出圧
力及び多量の排気ガス量の状態下にあっても排気流通路
(2)での閉塞作動を充分に円滑にして且つ速かに行わ
しめることができ、更に、これに付帯して開路に際して
も必要に応じ前記排圧調整孔(4)での開孔に加えた第
2排圧調整孔(7)での開孔によって、その作動を一層
速かに行わしめることができ、大きな制動力を発揮する
と共に、応答性の高い極めて有用なスライド式排気ブレ
ーキ装置である。
キ装置は、前記弁部材(3)に排圧調整孔若くは別途第
2排圧調整孔(7)を貫設せしめ、且つ該排圧調整孔(
7)部を開閉する前記ピストン弁機構(8)を設けて該
弁部材による排気流通’j@(2)ての特に閉路に際し
て前記ピストン機構(8)により前記排圧調整孔(7)
を開いた状態で弁部材(3)と一体に該流通路での閉路
可動を行わしめることとなり、その間に該排圧調整孔(
7)から排気の一部を逃がし続けて排圧上昇速度を抑制
しつつ作動せしめる結果となり、従って制動機能を損う
ことなく、作動源としてのシリンダー装置(5)やダイ
アフラム装置等のアクチュエータ並びに製品全体を強力
にして且つ大型となすことなしに機関の一層の馬力アッ
プ、高過給化及び高速回転による排気ガスの高い排出圧
力及び多量の排気ガス量の状態下にあっても排気流通路
(2)での閉塞作動を充分に円滑にして且つ速かに行わ
しめることができ、更に、これに付帯して開路に際して
も必要に応じ前記排圧調整孔(4)での開孔に加えた第
2排圧調整孔(7)での開孔によって、その作動を一層
速かに行わしめることができ、大きな制動力を発揮する
と共に、応答性の高い極めて有用なスライド式排気ブレ
ーキ装置である。
第1図(イ)は本発明の一実施例のスライド式排気ブレ
ーキ装置の一部の切欠きによる平面図、第1図(ロ)は
他の実施例を示す同上第1図相当図、第2図は本発明の
要部に係るそれぞれ半裁状の一部切欠きによる作動説明
図、第3図は従来例の一部の切欠きによる平面図である
。 (3)・・・弁部材、(7)・・・第2排圧調整孔、(
8)・・・ピストン弁機構、(11)・・・ライナー、
(12)・・・支持枠体、(13)・・・スプリング、
(14)・・・当接桿。
ーキ装置の一部の切欠きによる平面図、第1図(ロ)は
他の実施例を示す同上第1図相当図、第2図は本発明の
要部に係るそれぞれ半裁状の一部切欠きによる作動説明
図、第3図は従来例の一部の切欠きによる平面図である
。 (3)・・・弁部材、(7)・・・第2排圧調整孔、(
8)・・・ピストン弁機構、(11)・・・ライナー、
(12)・・・支持枠体、(13)・・・スプリング、
(14)・・・当接桿。
Claims (2)
- (1)両側端部に排気管との連結壁を突設した排気流通
路の略直角方向に板状弁部材の往復作動路を連通させた
排気ブレーキ本体のハウジング内に、排圧調整孔を貫設
した前記弁部材が往復作動路の上側端部に連設したエア
ーシリンダー装置の隔壁を貫通するピストン桿に係合し
ピストン桿の先端部分に固定したブロック部材に掛合し
て取付けられ、弁部材による排気流通路の閉路に際して
ピストン桿の先端部により弁部材を一方向に押圧せしめ
、一方、開路に際して前記ブロック部材が弁部材と掛合
して該弁部材を他方向に移動せしめてなる排気ブレーキ
装置において、前記弁部材(3)の先端側に位置して排
圧調整孔(7)を貫設せしめ、その先端部を弁部材(3
)の先端側周縁壁を貫通して突出せしめた当接桿(14
)の基端部に、前記排圧調整孔(7)を開閉するピスト
ン弁機構(8)を取付け、該ピストン弁機構をスプリン
グ(13)により先方に付勢して設けて構成したことを
特徴とするスライド式排気ブレーキ装置。 - (2)両側端部に排気管との連結壁を突設した排気流通
路の略直角方向に板状弁部材の往復作動路を連通させた
排気ブレーキ本体のハウジング内に、排圧調整孔を貫設
した前記弁部材が内装され、且つ往復作動路の上側端部
に連設したエアーシリンダー装置の隔壁を貫通するピス
トン桿の先端部分に、ブロック部材を介在して補助弁部
材を保持して前記弁部材と掛合せしめ、弁部材による排
気流通路の閉路に際して補助弁部材により排圧調整孔を
閉じ、一方、開路に際して補助弁部材により排圧調整孔
を開くと共にブロック部材を弁部材と掛合せしめてなる
排気ブレーキ装置において、前記弁部材(3)の先端側
に位置して別途第2排圧調整孔(7)を貫設せしめ、そ
の先端部を弁部材(3)の先端側周縁壁を貫通して突出
せしめた当接桿(14)の基端部に、前記第2排圧調整
孔(7)を開閉するピストン弁機構(8)を取付け、該
ピストン弁機構を、スプリング(13)により先方に付
勢して設けて構成したことを特徴とするスライド式排気
ブレーキ装置。
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1991
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