JPH032192Y2 - - Google Patents

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JPH032192Y2
JPH032192Y2 JP1235886U JP1235886U JPH032192Y2 JP H032192 Y2 JPH032192 Y2 JP H032192Y2 JP 1235886 U JP1235886 U JP 1235886U JP 1235886 U JP1235886 U JP 1235886U JP H032192 Y2 JPH032192 Y2 JP H032192Y2
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plates
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locking
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JP1235886U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、机、キヤビネットなどの家具におけ
る抽斗のトレー部分を仕切る仕切装置の構造に関
するものである。
〔従来の技術〕
この種の仕切装置の先行技術として、例えば、
実公昭45−14419号公報では、抽斗のトレーの左
右両側板と底板とに前後適宜間隔にて係止孔を穿
設しておき、このトレーの内部を前後に仕切る仕
切板を、一枚の板を下向きコ字型に屈曲させて前
後適宜間隔てて配設する一対の板体にて構成し、
該一対の板体の隙間内には、係合板を上下斜め方
向に移動自在に嵌挿し、係合板の下端には前記底
板の係止孔に嵌る突起を、係合板の側端面には左
右両側板の係止孔に嵌る突起を各々一体的に突設
し、一対の板体に形成した上下斜め方向の摺動長
孔に沿つて係合板が上向き移動するとき、当該係
合板下端の突起が引き込まれつつ底板の係止孔に
係合した状態にて係合板側端面の突起が徐々に左
右両側板の係止孔に向かつて突出係合するように
した構成が開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
この構成においては、係合板の上方向への斜め
移動につれて下端の突起部は横外向きに移動し、
係合板側端面の突起は上方向に移動するから、こ
れが嵌る底板及び左右両側板における各係止孔も
長孔に穿設する必要があり、しかも、下向きコ字
型に屈曲させた仕切板間に係合板を挿入すると、
仕切板の下端側が広がり勝手であるから、内部の
係合板が脱落し易く、従つて、係合板を確実に仕
切板内挿入した状態にて円滑に移動できないと云
う問題があつた。
本考案は、仕切体の内部に挿入する係止体の構
造を簡単なものとしながら、前記問題点を解決し
たものである。
〔問題点を解決するための手段〕
そのため、本考案では、抽斗の上面開放型のト
レーをその前後または左右の垂直板間にわたつて
仕切る仕切体を、適宜隙間隔てて成る表裏板にて
構成し、該仕切体の表裏両板の隙間内には、係止
体を横向き移動自在に嵌挿し、該係止体の側端に
は、横向き突出するとき、前記トレーの垂直板に
穿設した係止孔に嵌合する係止突起を備える一
方、係止体には、表裏一対のばね片部をその基端
にて一体的に連設し、該表裏一対のばね片部を外
向きハの字状に形成して各々前記表裏両板の内側
面に押圧接当するように構成する一方、表裏一対
のばね片部には、その各外面に前記表裏両板に穿
設した横長のガイド溝に嵌挿して移動できる指掛
け部を突設する構成としたものである。
〔考案の作用及び効果〕
これにより、仕切体の表裏板の隙間内に挿入す
る係止体は左右横方向にのみ移動自在であり、従
つて、トレーの左右両側板もしくは前後板等の垂
直板に穿設する係止孔は、係止体における係止突
起の断面形状そのものの大きさと略同じにするこ
とができる。
前記係止体に、表裏一対のばね片部を一体的に
設け、該両ばね片部を、その自由端側に行くに従
つて広くなるいわゆるハの字状に形成することに
より、両ばね片部を、仕切体における表裏両板の
内面に押圧させることができる弾力を付与でき
る。従つて、製作誤差等により仕切体の表裏両板
の隙間寸法が若干広くなても、常時、係止体のば
ね片部の広巾面積部分の外面が仕切体の表裏両板
内面に略均等に押圧接当するので、係止体はそれ
を小型に形成しても、仕切板の厚さ方向に移動す
ることがなく、且つガタ付きも無くなる。
その上、係止体における一対のばね片部の各外
側に指掛け部を突設して仕切体における表裏両板
の横長ガイド溝に嵌挿したから、係止体が仕切体
から不用意に脱落する事故もなくなるという効果
を奏する。
〔実施例〕 次に本考案の実施例を説明すると、第2図及び
第3図において、符号1は机、2は抽斗3が入る
本体ケース、4は抽斗3における鏡板5の後面に
取付く上面開放型の金属板製トレーを示す。
第8図に示すトレー4における底板7と垂直板
である左右両側板6,6には、各々その前後方向
に一定間隔にて係止孔9,8が穿設されている。
前記左右両側板6,6間にわたつてトレー4内
を仕切る仕切体10は、金属板を下向きコ字型に
屈曲させて表裏両板10a,10bの内面間に適
宜寸法(h1)の隙間を形成して成る。符号11,
11は前記表裏両板10a,10bの隙間に配設
して横移動自在に嵌挿した左右一対の係止体を示
し、該各係止体11は前記左または右の側板6の
係止孔8に嵌合する係止突起12と、表裏一対の
広巾板状のばね片部13,13を一体的に形成し
てなる合成樹脂製の射出成形品である。
前記表裏一対のばね片部13,13は、その基
端を係止体11に一体的に連接すると共に、第6
図に示すように、表裏一対のばね片部13,13
をその自由端側に行くに従つてその間隙が広くな
るような外向きハの字状に形成することにより、
仕切体10の隙間に嵌挿したとき、換言すれば、
ばね片部13,13の広巾外面が略平行状となる
とき、そのばね弾性力にて各々前記表裏両板10
a,10bの内側面に押圧接当するするように構
成する。
一方、前記表裏一対のばね片部13,13に
は、その各外面に前記表裏両板10a,10bに
各々穿設した横長のガイド溝14に嵌挿して移動
できる指掛け部15を一体的に突設するものであ
る。
符号16は、前記一対のばね片部13,13の
長手方向一端部分の剛性が弱くならないようにす
る補強部である。
この構成により、左右一対の係止体11,11
を仕切体10における表裏両板10a,10bの
隙間内に挿入し、各係止体11の外面指掛け部1
5を横長のガイド溝14に嵌め入れると、係止体
11における表裏一対のばね片部13,13の弾
性力により、当該両ばね片部13,13の外面が
表裏板10a,10bの内側面に押圧接当して係
止体11が仕切体10から脱落しなく成ると共
に、仕切体10の厚さ方向のガタ付きもなく円滑
な移動が保証できる。
仕切体10にてトレー4を仕切るには、係止体
11をその係止突起12が仕切体10の左右両側
端縁から内方に没するように後退させ、当該仕切
体10を左右両側板6,6間に嵌め入れ、その適
宜箇所の係止孔8に向かつて係止突起12を嵌合
させるように表裏の指掛け部15,15をもつて
係止体11を前進させれば良い。
本考案の係止体11は、仕切体10の左右両側
に一対または上下隔てた位置に複数対配設するう
にしても良い。
なお、第1図及び第4図に示す抱持体17は仕
切体10の表裏両板10a,10bの下端隙間寸
法を広がらないように規制すると共に、トレー4
の底板7の係止孔9に嵌合して仕切体10の下端
がふらつかないように位置決めするものであり、
合成樹脂製の抱持体17は、断面上向きコ字型の
内挿部18と、該内挿部18の表裏両外面に設け
る嵌合部19,19と、該各嵌合部19の外面に
設けるフイン部20,20と、内挿部18の下端
に下向きに突出するボス部21とから成る。
ボス部21は前記底板の係止孔9に嵌合し、内
挿部18の表裏両外面間寸法は仕切体10の表裏
両板10a,10b内面間寸法(h1)と略同じ
に形成する。
各嵌合部19,19の厚さ寸法は表裏両板10
a,10bの板厚寸法(t1)と略同じである。
一方、第7図に示すように、前記表裏両板10
a,10bの下端縁に各々切欠き形成した平面視
横長手の略小判型の嵌合溝22,22の長手方向
の両端部には、各々止め切欠き溝部22a,22
aがあり、前記各嵌合部19の平面形状は嵌合溝
22と略同じに形成し、嵌合部19を嵌合溝22
に下から嵌合したとき、嵌合部19の両端に一体
的に突設する突起19aが嵌り、不用意な下向き
脱落を防止できるように構成する。
前記各フイン部20は、前記嵌合部19と嵌合
溝22との嵌合状態を隠すと共に前記表裏両板1
0a,10bの下端縁が広がるのを防止する規制
する役割を果たすことができるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は仕切板
の一部切欠き正面図、第2図は机の斜視図、第3
図は第2図の−線側面図、第4図は第1図の
−線視断面図、第5図は第4図の−線視
断面図、第6図は第5図の−線視側面図、第
7図は第4図の−線視断面図、第8図は抽斗
の斜視図である。 3……抽斗、4……トレー、5……鏡板、6,
6……左右両側板、7……底板、8,9……係止
孔、10……仕切体、10a,10b……表裏両
板、11……係止体、12……係止突起、13,
13……ばね片部、14……ガイド溝、15……
指掛け部、17……抱持体、18……内挿部、1
9,19……嵌合部、20,20……フイン部、
21……ボス部、22……嵌合溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 抽斗の上面開放型のトレーをその前後または左
    右の垂直板間にわたつて仕切る仕切体を、適宜隙
    間隔てて成る表裏板にて構成し、該仕切体の表裏
    両板の隙間内には、係止体を横向き移動自在に嵌
    挿し、該係止体の側端には、横向き突出すると
    き、前記トレーの垂直板に穿設した係止孔に嵌合
    する係止突起を備える一方、係止体には、表裏一
    対のばね片部をその基端にて一体的に連接し、該
    表裏一対のばね片部を外向きハの字状に形成して
    各々前記表裏両板の内側面に押圧接当するするよ
    うに構成する一方、表裏一対のばね片部には、そ
    の各外面に前記表裏両板に穿設した横長のガイド
    溝に嵌挿して移動できる指掛け部を突設して成る
    抽斗の仕切装置。
JP1235886U 1986-01-29 1986-01-29 Expired JPH032192Y2 (ja)

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JP1235886U JPH032192Y2 (ja) 1986-01-29 1986-01-29

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JPS62123146U JPS62123146U (ja) 1987-08-05
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