JPH03218100A - 部品供給装置及び装着ヘッド - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電子部品を回路基板上に実装する電子部品実
装装置等に用いられる部品供給装置と装着ヘッドに関し
、特に本体部の両端から軸心方向にリードを突出された
部品のリードをＬ字状に屈曲させた状態で供給する部品
供給装置とその部品をリードの姿勢を規正して吸着保持
する装着ヘットに関するものである。

従来の技術 電子部品の中に部品の本体部の両端から軸心方向にリー
ドを突出されたアキシャルリード付部品と呼ばれている
部品があり、このようなアキシャルリード付部品は多量
かつ安価に市場に出回っている。

従来、この種の部品を回路基板に実装するための部品実
装装置においては、例えば特公昭６０１８１６０号公報
や特公昭６１−７０４０号公報等に開示されているよう
に、適当間隔置きに配置した部品のリードの両端部をテ
ープで保持したテプ状部品集合体が用いられ、部品供給
部においては間歇回転駆動可能なホイールの外周に形成
された歯部にリードを係合させることによって部品を順
次所定の部品供給位置に送り込み、装着ヘットにて部品
供給位置に送り込まれた部品を保持して切断手段にてリ
ードを所定長に切断し、さらに装着へンドに設けられた
折曲手段にてリードをＬ字状に屈曲させ、このリードを
回路基板に形成された挿入穴に挿入することによって回
路基板に部品を装着していた。

発明が解決しようとする課題 ところが、−Ｆ記のような構成では装着ヘッドに部品の
保持手段、リードの切断手段及び折曲手段等の複雑な機
構が設けられているため、装着ヘッドが大型でかつ重量
が太き《なり、コスト高になるとともに高速装着が困難
になるという問題があった・ 又、チップ型部品やＩＣ部品等を対象として回路基板の
表面に部品を実装するように構成された部品実装装置と
は別に専用の部品実装装置を設備する必要があり、また
そのような部品実装装置では部品装着後のリードの端末
処理や半田接合処理等の接合工程も複雑であり、生産性
を低下させるという問題があり、さらに薄い回路基板に
対してはこのような部品を実装することができないとい
う問題があった。

一方、Ｌ字状に屈曲したリード先端を回路基板上の電極
に接触させることによってこのような部品を回路基板の
表面に実装することが考えられるが、上記のように装着
ヘッドの構成が大型で大重量とならざるを得ないため、
通常の表面実装用の部品実装装置を適用することはでき
ないという問題があった。

本発明は上記従来の問題点に鑑み、アキシャルリート付
部品をそのリードをＬ字状に屈曲させた状態で供給する
ことができる部品供給装置及びそのようにして供給され
た部品をそのリードの姿勢を規正して保持し、適正な姿
勢で装着できる装着ヘッドを提供することを目的とする
。

課題を解決するための手段 本発明の部品供給装置は、本体部の両端から軸心方向に
リートを突出された部品のリードをＬ字状に屈曲させた
状態で供給する部品供給装置であって、リードをＬ字状
に屈曲させる位置の内側位置でリードに係合して部品を
移動させる回転駆動可能な第１のホイールと、第１のホ
イールと一体的に回転ずるとともにリード切断位置の外
側に配置された第２のホイールと、第２のホイールとの
間でリードを切断する回転自在な円板カノターと、第１
のホイールの外側に近接してかつ円板カソターよりも第
１のホイールの回転方向前方位置に配置されたリードの
成形手段とを備えたことを特徴とする。

又、本発明の装着ヘッドは、供給された部品の本体部を
吸着する吸着ノズルと、吸着ノズルの上Ｈに伴って吸着
された部品のリードが嵌入係合してその姿勢を規正する
規正溝を形成された規正部材と、部品の本体部を両側か
ら挟持することによって上方に向かって押し上げ、リー
ドを規正溝に嵌入させる一対の開閉可能な挟持部材とを
備えたことを特徴とする。

作用 本発明の部品供給装置によれば、部品はそのリードが第
１のホイールに係合することによって第１のホイールの
回転とともに移動し、リードが円板カンターの配置位置
に達すると、円板カソターと第２のホイールとの間でリ
ードが所定長に切断され、次に成形手段の配置位置に達
するとリードの第１のホイールより外側に突出した部分
が成形手段にて第１のホイールの外面に沿って移動方向
後方に曲げられてＬ字状に屈曲され、リードがＬ字状に
屈曲された状態で部品が供給される。

又、本発明の装着へンドによれば、上記のように供給さ
れた部品を吸着ノズルにて吸着して上昇すると屈曲した
リードが規正部材の規正溝に嵌入係合することによって
その姿勢が規正され、かつその際に一対の挟持部材にて
部品の本体部が挟持されて上方に向かって押し上げられ
るため、部品が吸着ノズルから脱落することなくリード
が確実に規正溝に嵌入するとともに本体の吸着位置も規
正される。

実施例 以下、本発明の一実施例を第１図〜第７図を参照しなが
ら説明する． まず、第１図〜第４図により部品供給装置４の構成を説
明すると、部品供給位置の下部に左右一対の支持板６に
て回転軸７が支持され、その軸心方向中央部に所定間隔
を設けて一対の第１のホイール８が固定され、その外側
に適当間隔を設けて一対の第２のホイール９が固定され
ている。又、回転軸７の一端部にはラチェットホイール
１０が固定され、かつこのラチェットホイール１０の逆
回転防止爪１１が支持板６に装着されるとともにバネｌ
２にてラチェットホイール１０に向かつて付勢されてい
る。支持板６とラチェットホイール１００間には回転軸
７に相対回転自在に枢支された揺動レハー１３が配設さ
れている。この揺動レハ−１３の先端部はシリンダ装置
ｌ４に連結され、中間部にはバネ１６にてラチェットホ
イール１０に向かつて付勢された送り爪１５が取付けら
れており、シリンダ装置１４の出退勤作によりラチェン
トホイール１０を間歇回転させ、回転軸７を介して第１
及び第２のホイール８、９を間歇回転駆動するように構
成されている。

第１、第２のホイール８、９には、間歇回転ピッチに合
わせて回転方向前方を向いた鋸歯状の係合歯１７が形成
され、部品１のリード３が係合するように構成されてい
る。そして、第１のホイール８はリ一ド３をＬ字状に屈
曲させる折曲位置の内側に位置するように配置され、第
２のホイール９はリ一ド３を所定長に切断する切断位置
の外側に位置するように配置されている。これらホイー
ル８、９の上端に設定された部品供給位置に対してホイ
ール回転方向後方側の各ホイール８、９の下部に部品１
を供給する部品供給案内手段ｌ８が配設され、それより
前方位置でかつ第２のホイール９の内側位置に、この第
２のホイール９との間でリード３を切断する円板カツタ
ー１９が回転自在に配設されている。円板カッターｌ９
は支持板６に装着された支持ブラケント２０にて支持さ
れている。

この円板カッターｌ９の配置位置から各ホイール８、９
の回転方向前方に適当距離行った位置から部品供給位置
にわたって、第１図、第２図に示すように、一対の第１
のホイール８の外側面にほぼ接するように近接してそれ
ぞれ成形ブロック２１が配設され、この成形ブロソク２
１に第１のホイール８より外側に突出しているリード３
の移動経路に沿って成形溝２２が形成され、リード３を
第１のホイール８の外面に沿ってＬ字状に折り曲げるよ
うに構成されている。成形ブロック２ｌの部品供給位置
には、部品１を上方に取り出すため成形溝２２を上方に
開放した切欠開口２３が形成されている。成形ブロック
２１は、部品供給位置から水平に前方に延出され、支持
杆２４に取付けられている。又、成形ブロック２１、２
１間に取付けられたブラケット２５にて部品供給位置の
部品ｌの有無を検出するセンサ２６が支持されている。

２７は部晶１を取り出した後のテープとリード端を案内
する廃棄シュートである。

部品供給位置から部品ｌを取り出す装着ヘッド５は、第
５図〜第７図に示すように、水平方向の任意の位置に位
置決め可能なＸ−Ｙロボットに昇腎可能に設けられたヘ
ッド本体３１に、装着軸３２が相対的に突出退入可能に
設けられ、さらにこの装着軸３２に対して吸着ノズル３
３が退入可能に取付られている。又、吸着ノズル３３で
部品１を吸着した状態で部品１のリード３に対向する方
向の両側に、リード３が嵌入係合してリード３を下向き
に規正する規正溝３５を有する一対の規正部材３４が設
けられている。又、第７図に示すように、部品１の本体
部２の径方向両側に一対の開閉可能な挟持部材３６が設
けられている。挟持部材３６の部品１の本体部２に対す
る当接部３７は互いに当接しないように千鳥状に配設さ
れるとともに斜め上方に向いた傾斜当接面３８が形成さ
れ、挟持時に部品ｌの本体部２を上方に押し上げながら
位置規正するように構成されている。

次に、部品の供給動作を説明する。

部品１はそのリード３の先端部をテープにて保持された
テープ状部品集合体の形態で部品供給案内手段ｌ８を通
して各ホイール８、９の下部に供給され、そのリード３
が第１、第２のホイール８、９の係合歯ｌ７に係合して
その回転とともに移動する。リー１３が円板カッター１
９の配置位置に達すると、円板カッターｌ９と第２のホ
イール９との間で所定長に切断され、次に成形ブロック
２１の配置位置に達するとり一ト３の第１のホイール８
より外側に突出した部分が成形溝２２内に嵌大して押し
曲げられるため、第１のホイール８の外面に沿゛って移
動方向後方にＬ字状に屈曲され、部品１はそのリード３
がＬ字状に屈曲された状態で部品供給位置に供給される
。

リード３をＬ字状に屈曲された部品ｌが部品供給位置に
供給されると、その上に位置決めされた装着ヘッド５が
所定位置まで下降し、さらにヘット本体３１から装着軸
３２が下方に突出され、吸着ノズル３３にて部品Ｉが吸
着される。部品Ｉを吸着すると、装着軸３２が上昇し、
吸着ノズル３３の先端の部品が規正部材３４の下端近傍
に達する。すると、挟持部材３６が閉じるように揺動し
、当接部３７の傾斜当接面３８にて部品ｌの本体部２が
両側から位置規正されながら上方に持ち上げられ、リー
ド３が規正部材３４の規正溝３５に押し込められ、その
姿勢が規正満３５にて下向きに規正される。その後、こ
の状態で装着ヘッド５が上昇した後回路基板の部品装着
位置の上方に移動して所定位置まで下降し、次に装着軸
３２が下降を開始すると、挟持部材３６が開き、吸着ノ
ズル３３に吸着された部品ｌが回路基板上に装着され、
下向きに姿勢を規正されたり一ド３の先端が回路基板の
電極に接触し、装着が完了する。

尚、上記実施例では、成形手段として成形溝２２を形成
した成形ブロック２ｌを用いたが、板バネ等で突出して
いるリード端を押し曲げるようにしてもよい。

発明の効果 本発明の部品供給装置によれば、本体部の両端から軸心
方向にリードを突出された部品を送り込むと、部品は第
１のホイールの回転とともに移動し、円板カッターと第
２のホイールとの間でリードが所定長に切断された後、
リードの第１のホイールより外側に突出した部分が成形
手段にて第１のホイールの外面に沿って移動方向後方に
曲げられることによってＬ字状に屈曲され、従って比較
的ｐｊ単な構成にてリードをＬ字状に屈曲させた状態の
部品を供給することができる。

又、本発明の装着ヘッドによれば、上記のように供給さ
れた部品の屈曲したリードを規正部材の規正溝に嵌入係
合させることによってその姿勢を規正することができ、
かつその際に一対の挟持部材にて部品の本体部を両側か
ら挟持して上方に向かって押し上げるため、姿勢規正時
に部品が吸着ノズルから脱落することなくかつ本体の吸
着位置も規正でき、従って部品のリートーを適正な姿勢
にして正確な位置に装着でき、かつ吸着ノズルと規正部
材と挟持部材からなる簡単な構成であるため軽量に構成
でき、高速実装が可能となる等の効果を発揮する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例における部品供給装置の要部
の部分断面平面図、第２図は第１図の■■矢視断面図、
第３図は同部品供給装置の全体構成を示す正面図、第４
図は同平面図、第５図は本発明の一実施例における装着
ヘッドの要部の部分断面側面図、第６図は同規正部材の
正面図、第７図は同装着ヘッドの要部の部分断面正面図
である。 部品 本体部 リード 部品供給装置 装着ヘッド 第１のホイール ９ ｌ９ ２ｌ ２２ ３３ ３４ ３５ ３６ 第２のホイール 円板カッター 成形ブロック 成形溝 吸着ノズル 規正部材 規正溝 挟持部材。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）本体部の両端から軸心方向にリードを突出された
   部品のリードをＬ字状に屈曲させた状態で供給する部品
   供給装置であって、リードをＬ字状に屈曲させる位置の
   内側位置でリードに係合して部品を移動させる回転駆動
   可能な第１のホイールと、第１のホイールと一体的に回
   転するとともにリード切断位置の外側に配置された第２
   のホイールと、第２のホイールとの間でリードを切断す
   る回転自在な円板カッターと、第１のホイールの外側に
   近接してかつ円板カッターよりも第１のホイールの回転
   方向前方位置に配置されたリードの成形手段とを備えた
   ことを特徴とする部品供給装置。
2. （２）供給された部品の本体部を吸着する吸着ノズルと
   、吸着ノズルの上昇に伴って吸着された部品のリードが
   嵌入係合してその姿勢を規正する規正溝を形成された規
   正部材と、部品の本体部を両側から挟持することによっ
   て上方に向かって押し上げ、リードを規正溝に嵌入させ
   る一対の開閉可能な挟持部材とを備えたことを特徴とす
   る装着ヘッド。