JP3342038B2 - テープ送出装置 - Google Patents

テープ送出装置

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JP3342038B2
JP3342038B2 JP14273992A JP14273992A JP3342038B2 JP 3342038 B2 JP3342038 B2 JP 3342038B2 JP 14273992 A JP14273992 A JP 14273992A JP 14273992 A JP14273992 A JP 14273992A JP 3342038 B2 JP3342038 B2 JP 3342038B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ部品を収納した
テープを覆うカバーテープの剥ぎ取り後のチップ部品の
飛び出しを防止するため該チップ部品の取り出し位置上
を覆うとともに吸着ノズルにより取り出される場合には
該取り出し位置上を開放する位置に移動する開閉シャッ
タを備えて該部品取り出し位置に該部品を送るために前
記テープを送出するテープ送出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】以下に、この種テープ送出装置の従来技
術を図に基づき説明する。
【0003】図5に於て、(1)はX軸モータ(2)及
びY軸モータ(3)の回動によりXY方向に移動するX
Yテーブルであり、チップ状電子部品(4)(以下、チ
ップ部品あるいは部品という。)が装着されるプリント
基板(5)が載置される。
【0004】(6)は供給台であり、チップ部品(4)
を供給する部品供給装置(7)が多数台配設されてい
る。(8)は供給台駆動モータであり、ボールネジ
(9)を回動させることにより、該ボールネジ(9)に
嵌合し供給台(6)に固定された図示しないナットを介
して、供給台(6)がリニアガイド(10)に案内され
て移動する。
【0005】(11)は間欠回動するターンテーブルで
あり、該テーブル(11)の外縁部には吸着ノズル(1
2)を4本有する装着ヘッド(13)が間欠ピッチに合
わせて等間隔に配設されている。
【0006】吸着ノズル(12)は供給装置(7)より
部品(4)を吸着し取出し、ターンテーブル(11)の
回動により、部品認識装置(14)のあるステ−ション
に停止して吸着ノズル(12)が吸着する部品(4)の
位置ずれが部品認識装置(14)に認識される。
【0007】次に、装着ヘッド(13)はターンテーブ
ル(11)の回動による次の停止位置にて、認識装置
(14)による認識結果に基づき吸着ノズル(12)が
ノズル回動ローラ(15)によりθ方向に回動され部品
(4)の回転角度の位置ずれが補正され、次の停止位置
で前記基板(5)に吸着ノズル(12)の吸着する部品
(4)が装着される。
【0008】部品供給装置(7)は図6乃至図11に示
されるように、チップ部品(4)を4mmの一定間隔に
収納凹部(21)に封入しチップ部品(4)が飛び出さ
ないようにカバーテープ(19)が上方から覆って貼付
けられているテープ(18)を間欠送りして、吸着ノズ
ル(12)の吸着位置(P)に部品(4)を供給するも
のである。(20)はこのテープ送り動作を駆動する昇
降棒であり、部品(4)の吸着位置(P)に供給台
(6)の移動により停止している部品供給装置(7)の
上方に取付けられ、図示しない駆動源により上下動す
る。
【0009】(22)はカセット本体(23)より上方
に延びているカセット側壁(24)に支軸(25)を中
心に揺動可能に軸支された揺動レバーであり、下降する
昇降棒(20)が該レバー(22)に形成された係合片
(26)に当接し下方に押圧することにより引っ張りバ
ネ(27)の付勢力に抗して揺動する。
【0010】該揺動レバー(22)の揺動により伝達レ
バー(30)を介して、該レバー(30)の他端に枢支
されている送りレバー(31)が揺動される。該送りレ
バー(31)の揺動によりその一端に枢支されている送
り爪(33)が送り歯車(34)に噛合い該歯車(3
4)を図6の時計方向に送りストッパ(35)で規制さ
れる位置まで所定角度回動させる。送り歯車(34)に
はスプロケット(36)が一体に取付けられており、カ
セット本体(23)上に形成された平らなシュート面上
に載置され図示しない図6の左側にあるリールカセット
より引延ばされてきているテープ(18)に穿設された
図8に示される送り孔(38)にスプロケット(36)
の外周に一定間隔で植設されている送りピン(39)が
嵌合し、送り歯車(34)の回動により該テープ(1
8)が4mmの所定ピッチ、図6の右側に送られ、部品
(4)は吸着位置(P)に位置する。
【0011】このように間欠送りされるテープ(18)
は支軸シャフト(44)の回りに回動可能なサプレッサ
(43)により浮き上がりを規制される。該サプレッサ
(43)の図6の右側の先端部にはピン(45)が植設
されており、カセット本体(23)より延出して取付け
られた板状のバネ(46)及びバネ(46A)により図
6の時計方向へ付勢されて枢支されるサプレッサ押え片
(47)がピン(45)に係合し、該サプレッサ(4
3)は図6の時計方向に回動するよう付勢されテープ
(18)を押さえる。
【0012】テープ(18)上を覆うカバーテープ(1
9)はテープ(18)の送り動作に伴って、シャフト
(44)の回りに揺動可能でサプレッサ(43)に重な
って設けられた剥ぎ取り板(48)が該サプレッサ(4
3)に設けられた開口(54)を介してテープ(18)
上を押さえる位置を支点に剥ぎ取られる。
【0013】前記サプレッサ(43)のカバーテープ
(19)の剥取り後のテープ(18)の流れ方向の位置
にはチップ部品(4)を吸着ノズル(12)が下降して
きて取り出せるよう取り出し開口(55)が開口してい
る。該開口(55)と開口(54)との間の位置でサプ
レッサ(43)はテープ(18)を押さえ、カバーテー
プ(19)剥取り後のチップ部品(4)が飛び出さない
ようにしている。
【0014】テープ(18)より剥取られたカバーテー
プ(19)はリール支軸(56)により側壁(24)に
枢支されたカバーテープリール(57)に該リール(5
7)の下側より巻取られる。
【0015】該リール(57)の巻取りの機構について
説明する。
【0016】図6において、前記リール支軸(56)に
はラチェットレバー(58)が軸支されており、その端
部にはローラ(59)が枢支され、該レバー(58)と
前記揺動レバー(22)の間に張架された引張バネ(6
0)の付勢力により該ローラ(59)は揺動レバー(2
2)に押圧されている。該ラチェットレバー(58)に
は、リール(57)に一体に形成された図示しないラチ
ェット歯車に噛合い可能に為されたラチェット爪(6
1)が枢支されており、前記揺動レバー(22)が昇降
棒(20)の下降により反時計方向に揺動するとラチェ
ットレバー(58)の揺動によりリール(57)は反時
計方向に回動してカバーテープ(19)を巻取る。
【0017】図6乃至図11において、(63)はサプ
レッサ(43)に摺動可能に取付けられたシャッタであ
り、カセット本体(23)にシャッタ支軸シャフト(6
6)のまわりに回動可能に軸支されたシャッタレバー
(67)の揺動により、該レバー(67)の先端部に形
成されたピン(67A)がシャッタ(63)に形成され
た切り欠き(63A)に嵌合しているのでテープ(1
8)上を摺動移動する。サプレッサ(43)の側面には
ピン(43A)が突出され該シャッタ(63)の側面に
穿設された長孔(63B)に嵌合して摺動することによ
りシャッタ(63)の摺動が案内される。シャッタ(6
3)のテープ(18)を覆う部分には押さえ片(71)
が折り曲げられて形成されており、カバーテープが剥ぎ
取られた後の露出しているチップ部品(4)の直上部は
該押さえ片(71)が押さえて飛び出しの防止をしてい
る。
【0018】シャッタレバー(67)はその下方に係合
するシャッタ駆動レバー(69)の往復動及びバネ(7
0)の付勢力により揺動するが、テープ(18)を送る
とき及び供給台(6)の移動中等は駆動レバー(69)
は図7に示されるように左側の位置にありシャッタレバ
ー(67)はストッパ(72)に係止される位置にあ
り、シャッタ(63)即ち押さえ片(71)は図8のよ
うに吸着位置(P)のチップ部品(4)を押さえる位置
とされている。ノズル(12)が下降して部品(4)の
吸着が行なわれるときのみレバー(69)が図10のよ
うに右側に引かれ、シャッタ(63)が移動しサプレッ
サ(43)に形成されたスリット(74)中を押さえ片
(71)が案内され、図11のように吸着位置(P)の
チップ部品(4)の上部が開放される。このシャッタ
(63)の図8から図11までの移動距離である移動ス
トロークは3mmである。
【0019】ところで、以上に説明した図6乃至図11
の部品供給装置(7)はチップ部品(4)が送り方向に
4mmピッチで並んだテープ(18)を4mmの間欠ピ
ッチで送るものである。テープ(18)にはこの4mm
ピッチのテープ(18)と幅は同じであるがより小さな
チップ部品(4)を2mmピッチで収納したものがあ
り、該2mmピッチのテープ(18)を2mmの間欠ピ
ッチで送る部品供給装置が必要となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、2mmピッチのテープ(18)(即ち、2mmピッ
チで並んだ収納凹部(64)中にチップ部品(4)が収
納されたテープ(18))を送る部品供給装置(7B)
(図12乃至図14参照)を、4mmピッチのテープ
(18)を送る部品供給装置(7)とはテープ(18)
の送りに係わる機構を、伝達レバー(30)を送り爪
(33)の送りピッチが半分になる伝達レバー(30
A)に変え、送り歯車(34)を半分のピッチで歯が設
けられた送り歯車(34A)に変えることにより変更
し、さらにカバーテープ(19)の剥ぎ取りに係わる機
構を変更するのみとし、カセット本体(23)、シャッ
タ(63)及びシャッタ(63)の開閉構造等は同一の
ものを用いるようにして作成すると、シャッタ(63)
の開閉する位置は図8及び図11と同じであるため、図
12に示されるように吸着位置(P)の上を押さえ片
(71)が押さえている状態よりレバー(69)の移動
によりシャッタ(63)が開かれると、3mm移動する
ため図13に示されるように押さえ片(71)の右端部
よりチップ部品(4)の略半分が外れて押さえられてい
ない状態となり、該部品(4)が飛び出しやすくなる。
部品供給装置(7B)毎のばらつきによってはより飛び
出しやすくなる。
【0021】または、上述のように4mmピッチのテー
プ(18)を送る部品供給装置(7)と2mmピッチの
テープ(18)を送る部品供給装置(7B)とを共通に
できる機構を共通にして、2mmピッチのテープ(1
8)を送る部品供給装置(7B)にてシャッタ(63)
が開いた状態で、吸着位置(P)より送り方向の反対方
向の次の部品(4)が押さえ片(71)により覆われる
ように、レバー(69)のストロークを変更するか、シ
ャフト(66)のカセット本体(23)に対する位置を
変えるなどした場合には、4mmピッチのテープ(1
8)を送る部品供給装置(7)において、部品(4)の
取り出しをするときに吸着ノズル(12)の径が大きい
と吸着ノズル(12)がシャッタ(63)に当ってしま
う。
【0022】そこで本発明は、送りピッチの異なるテー
プを送る場合であっても、カバーテープ剥ぎ取り後のチ
ップ部品の飛び出しを防止するために部品取り出し位置
上を開閉するシャッタが開いたときに確実に吸着ノズル
による取り出しができるとともに次に取り出される部品
の飛び出しの防止がなされるようにし、かつ、シャッタ
の部品取り出し位置の開放のために移動する位置の調整
手段による調整を容易にすることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、チッ
プ部品を収納したテープを覆うカバーテープの剥ぎ取り
後のチップ部品の飛び出しを防止するため該チップ部品
の取り出し位置上を覆うとともに吸着ノズルにより取り
出される場合には該取り出し位置上を開放する位置に移
動する開閉シャッタを備えて該部品取り出し位置に該部
品を送るために前記テープを送出するものであって供給
台上に複数個配設されるテープ送出装置において、前記
開閉シャッタに一端が直接連結され該開閉シャッタを摺
動させるレバーと、該レバーに設けられ、開閉シャッタ
の取り出し位置の開放のために移動する位置を調整する
調整手段を設けたものである。
【0024】
【作用】テープの送りピッチに合わせて供給台上に配設
される複数のテープ送出装置の夫々に設けられ、開閉シ
ャッタに一端が直接連結され該開閉シャッタを摺動させ
るレバーに設けられた調整手段により、夫々のテープ送
出装置に設けられた開閉シャッタの部品取り出し位置の
開放のために移動する位置を調整する。
【0025】
【実施例】以下に本発明の一実施例を図に基づき説明す
る。
【0026】図1において、(7A)は従来の技術にて
説明した4mmピッチのテープ(18)を送る部品供給
装置(7)の一部の機構を変更して作成した、2mmピ
ッチのテープ(18)を送る部品供給装置である。該部
品供給装置(7A)は従来技術で説明した部品供給装置
(7B)をさらに一部変更したものである。部品供給装
置(7A)にて部品供給装置(7B)と共通な部分につ
いては従来の技術にて説明した部品供給装置(7B)と
同じ符号を用いる。即ち、部品供給装置(7)と共通な
部分は同じ符号を用いる。
【0027】以下に部品供給装置(7A)について部品
供給装置(7B)と異なる部分について説明する。
【0028】図1及び図2において、(73)はシャッ
タ支軸シャフトであり、シャッタ支軸シャフト(66)
の代わりに用いられるものである。図2に示されるよう
に該シャッタ支軸シャフト(73)はカセット本体(2
3)に穿設された軸受け穴(75)に円筒形状の軸受け
穴嵌合部(77)が略隙間なく嵌合して、ナット(7
6)により固定されている。該シャフト(73)のシャ
ッタレバー(67)が回動可能に嵌合する円筒部分(7
8)は軸受け穴嵌合部(77)の軸心に対して「0.5
mm」偏心しており、水平方向(テープ送り方向)にこ
の「0.5mm」分の最大に偏心させた状態で取り付け
られている。従って、軸受け穴(75)の軸心に対して
も円筒部分(78)は「0.5mm」偏心して取り付け
られている。4mmピッチのテープ(18)を送る部品
供給装置(7)におけるシャッタ支軸シャフト(66)
のシャッタレバー(67)に嵌合する円筒部は軸受け穴
(75)に嵌合する円筒部の軸心に対して偏心していな
いため、シャッタレバー(67)は4mmピッチのテー
プ(18)を送る部品供給装置(7)の場合に対して、
2mmピッチのテープ(18)を送る部品供給装置(7
A)の場合は0.5mmテープ送り方向側に移動した位
置の間を往復することになる。シャッタ(63)、シャ
ッタレバー(67)等に変更は無く、シャッタ支軸シャ
フト(66)のみシャッタ支軸シャフト(73)に変更
されるわけである。
【0029】以上のような構成により以下動作について
説明する。
【0030】本願の実施例を図5に適用し、供給台
(6)には部品供給装置(7)(7A)の両方が取り付
けられているものとして説明する。
【0031】先ず、図示しない操作部が操作され自動運
転が開始されると、モータ(3)が回動されボールネジ
(9)を介して2mmピッチのテープ(18)に封入さ
れた所望の部品(4)を吸着するための停止位置で待機
する吸着ノズル(12)の吸着位置(P)に供給装置
(7A)を移動させるよう供給台(6)がリニアガイド
(10)に案内され移動する。
【0032】供給台(6)が停止すると、昇降棒(2
0)が下降して揺動レバー(22)が揺動し、伝達レバ
ー(30A)を介して、送りレバー(31)が時計方向
に揺動し、送り爪(33)が送り歯車(34A)を回動
させスプロケット(36)を回動させる。スプロケット
(36)の回動により送り孔(38)に係合した送りピ
ン(39)はテープ(18)を2mmの所定ピッチ送
る。
【0033】一方、テープ(18)の送り動作に合わせ
て、カバーテープ(19)は2mmピッチ分剥ぎ取り板
(48)の先端を支点に剥ぎ取られる。
【0034】供給台(6)の移動中及びテープ(18)
の送り動作中はシャッタレバー(67)は、バネ(7
0)によりシャッタ支軸シャフト(73)の円筒部分
(78)のまわりに図1の時計方向に回動するよう付勢
されてストッパ(72)に係止されており、シャッタ
(63)はテープ送り方向に移動した状態となって上の
カバーテープ(19)が剥がされた状態でテープ(1
8)内に収納されている部品(4)の上を図3及び図4
の2点鎖線で示されるように吸着位置(P)にあるチッ
プ部品(4)を覆うことが可能な位置まで覆い部品
(4)の飛び出しが押さえ片(71)により防止されて
いる。
【0035】次に、昇降棒(20)が上昇し、チップ部
品(4)が吸着位置(P)に送られると、シャッタ駆動
レバー(69)が図1の右方向に移動しバネ(70)の
付勢力に抗してシャッタレバー(67)は円筒部分(7
8)のまわりに反時計方向に回動し、シャッタ(63)
はテープ送りの反対方向に移動して図3及び図4の実線
で示される位置に位置する。シャッタ(63)の移動に
より押さえ片(71)はスリット(74)中を移動し、
図3及び図4のように吸着位置(P)にあるチップ部品
(4)の上は開放され図3及び図4の吸着位置(P)の
左隣のチップ部品(4)上は押さえ片(71)により覆
われている状態となる。部品供給装置毎のばらつきを考
慮しなければ図3及び図4の部品供給装置(7A)のシ
ャッタ(63)の開放位置は図11の部品供給装置
(7)のシャッタ(63)の開放位置よりテープ送り方
向に0.5mmずれた位置となっている。
【0036】次に、吸着ノズル(12)が下降して吸着
位置(P)のチップ部品(4)を吸着して取り出すとシ
ャッタ駆動レバー(69)は図1の左側に移動しバネ
(70)の付勢によりシャッタ(63)は図3及び図4
の2点鎖線の位置に移動する。
【0037】次に、前記ノズル(12)が部品(4)を
吸着するとターンテーブル(11)が間欠回動し、部品
認識装置(14)のある停止位置にてノズル(12)の
吸着している部品(4)が部品認識装置(14)に認識
される。
【0038】次のターンテーブル(11)の間欠回動に
より次の停止位置にて、ノズル回動ローラ(15)によ
り認識装置(14)の認識結果に基づき部品(4)のθ
方向の回転角度の位置ずれが補正される。
【0039】次のターンテーブル(11)の間欠回動に
より角度補正ステーションに停止していたノズル(1
2)は次の停止位置に移動し、X軸モータ(2)及びY
軸モータ(3)の回動により認識装置(14)の認識結
果に基づき補正を加えてXYテーブル(1)がXY方向
に移動し、プリント基板(5)の装着すべき位置にノズ
ル(12)に吸着された部品(4)が装着される。
【0040】4mmピッチで部品(4)を収納するテー
プ(18)を送るものである部品供給装置(7)よりの
部品(4)の取り出しも上記と同様にして行われるが、
シャッタ(63)は吸着ノズル(12)の取り出し動作
の前までは図7及び図8の状態で吸着位置(P)を覆う
位置にあり、取り出すときまでに図10及び図11の位
置までシャッタレバー(67)の揺動により移動する。
部品(4)を吸着ノズル(12)が取り出した後は図7
及び図8の位置に戻り、その後の動作が行われる。
【0041】尚、本実施例では4mmピッチの場合に偏
心していない支軸シャフト(66)とし、2mmピッチ
の場合に偏心した支軸シャフト(73)を用いたが2m
mピッチの場合を偏心していない支軸シャフトとして図
3及び図4のように設定し4mmピッチの場合に偏心し
ている支軸シャフトを送り方向とは反対方向に偏心して
固定して図8及び図11のような開閉状態を実現しても
よい。または、0.25mmの偏心のある支軸シャフト
のみを用いて、2mmピッチと4mmピッチの場合に夫
々右側及び左側に偏心させて固定し、上述と同様な0.
5mmの開閉位置のずれを実現してもよい。または、
0.5mmの偏心量を実現するのに0.5mm以上軸受
け穴嵌合部の軸心よりシャッタレバーの嵌合する円筒部
分を偏心させても、最大偏心位置を水平方向とせずなな
めの方向で水平方向にちょうど0.5mm偏心したとこ
ろで固定すればよい。
【0042】また、シャッタ(63)の開閉位置をずら
すのには偏心した支軸シャフトを用いなくとも、軸受け
穴(75)の位置をテープ送りのピッチに合わせてずら
してあけたものを用いれば良いわけであるが、カセット
本体(23)のこの穴の位置が微妙に異なったものがあ
ると見分けがつきにくく製造の際の管理が大変になる。
あるいは、シャッタ(63)の形状を4mmピッチのも
のに対して、2mmピッチのものを押さえ片(71)を
送り方向に伸ばしたものを作成すればよいが、シャッタ
(63)は比較的大きくまた複雑な形状で別部品として
金型を作成するのに費用が掛かるという欠点がある。
【0043】さらにまた、図3及び図4の実線の位置で
シャッタ(63)が閉じるようにするためには、本実施
例のように開閉のストロークを変えずに位置をずらす方
法のみでなく、開閉のストロークを変えることによって
も可能であり、このためシャッタ駆動レバー(69)の
図1の右方向への移動量を部品供給装置毎にその送りピ
ッチに合わせて変更することも考えられるが、このよう
に制御するにはレバー(69)のストロークの可変機構
を設けなければならない。
【0044】さらに、偏心したシャッタ支軸シャフト
(73)のカセット本体(23)に対する回転位置を変
えてナット(76)により固定することにより、シャッ
タ(63)の開放位置の部品供給装置(7A)毎による
ばらつきを微調整して最適な位置にすることもできる。
【0045】
【発明の効果】以上のように本発明は、夫々のテープ送
出装置に設けられた開閉シャッタの部品取り出し位置の
開放のために移動する位置を調整する調整手段が開閉シ
ャッタに一端が直接連結され該開閉シャッタを摺動させ
るレバーに設けられているので、調整手段によって開放
のために移動する位置を大きく調整でき、チップ部品を
収納するテープの送りピッチが異なる場合でもテープの
送りピッチに合わせて開閉シャッタを摺動させるレバー
に設けられた調整手段によりカバーテープ剥ぎ取り後の
チップ部品の飛び出しを防止するために部品取り出し位
置上を覆う開閉シャッタの部品取り出し位置の開放のた
めに移動する位置をレバーと開閉シャッタとの間に他の
レバーあるいはアームなどを介すことなく容易に調整で
き、この結果、開閉シャッタが開いたときに確実に吸着
ノズルによる取り出しができるとともに次に取り出され
る部品の飛び出しの防止がなされる。しかも、供給台上
に配設される複数のテープ送出装置の夫々に設けられた
調整手段により、夫々のテープ送出装置に設けられた開
閉シャッタの部品取り出し位置の開放のために移動する
位置を調整するので、テープ送出装置外の開閉シャッタ
を駆動する駆動源の駆動量を調整する必要がないように
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品供給装置の側面図である。
【図2】シャッタ支軸シャフトのカセット本体への取り
付け状態を上方より見た断面図である。
【図3】部品供給装置の平面図である。
【図4】部品供給装置の拡大平面図である。
【図5】従来技術を示す部品装着装置の平面図である。
【図6】従来技術を示す部品供給装置の側面図である。
【図7】従来技術を示す部品供給装置の側面図である。
【図8】従来技術を示す部品供給装置の平面図である。
【図9】従来技術を示すシャッタの駆動機構を示す側面
図である。
【図10】従来技術を示す部品供給装置の側面図であ
る。
【図11】従来技術を示す部品供給装置の平面図であ
る。
【図12】従来技術を示す部品供給装置の平面図であ
る。
【図13】従来技術を示す部品供給装置の平面図であ
る。
【図14】従来技術を示す部品供給装置の側面図であ
る。
【符号の説明】 (4) チップ状電子部品(チップ部品) (7) 部品供給装置(テープ送出装置) (18) テープ (19) カバーテープ (63) シャッタ(開閉シャッタ) (67) シャッタレバー(開閉シャッタ) (73) シャッタ支軸シャフト(調整手段) (75) 軸受け穴(調整手段) (76) ナット(調整手段) (77) 軸受け穴嵌合部(調整手段) (78) 円筒部分(調整手段) (P) 吸着位置(取り出し位置)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品を収納したテープを覆うカバ
    ーテープの剥ぎ取り後のチップ部品の飛び出しを防止す
    るため該チップ部品の取り出し位置上を覆うとともに吸
    着ノズルにより取り出される場合には該取り出し位置上
    を開放する位置に移動する開閉シャッタを備えて該部品
    取り出し位置に該部品を送るために前記テープを送出す
    るものであって供給台上に複数個配設されるテープ送出
    装置において、前記開閉シャッタに一端が直接連結され
    該開閉シャッタを摺動させるレバーと、該レバーに設け
    られ、開閉シャッタの取り出し位置の開放のために移動
    する位置を調整する調整手段を設けたことを特徴とする
    テープ送出装置。
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