JPH05304390A - テープ送出装置 - Google Patents

テープ送出装置

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Publication number
JPH05304390A
JPH05304390A JP4107731A JP10773192A JPH05304390A JP H05304390 A JPH05304390 A JP H05304390A JP 4107731 A JP4107731 A JP 4107731A JP 10773192 A JP10773192 A JP 10773192A JP H05304390 A JPH05304390 A JP H05304390A
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JP
Japan
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tape
suppressor
component
lever
opening
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Pending
Application number
JP4107731A
Other languages
English (en)
Inventor
Masao Kurihara
正夫 栗原
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 異物がテープを押さえるサプレッサにつまら
ないようにするとともにテープの押さえを確実に行う。 【構成】 テープ(18)上を覆うカバーテープ(1
9)を剥取り板(48)により剥取った後、サプレッサ
(43)の取出し開口(64)内の吸着位置(P)の近
傍部がテープ押さえ片(66)により浮き上がらないよ
うに押さえられてテープ(18)が送られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チップ部品を封入する
テープを浮き上がらないようにテープ押圧部材により押
さえながら、該テープ上を覆うカバーテープを剥取った
後、該押圧部材の開口部にある部品取出し位置に送出す
るテープ送出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種テープ送出装置の従来技術が、特
開平3−133866号公報に開示されている。これに
よれば、チップ部品を収納するテープの上面を覆うカバ
ーテープが剥取られた後、フロントカバーにより該テー
プが押さえられながらサプレッサとフロントカバーとの
間の開口している部分にある部品取り出し位置にて吸着
ノズルによりチップ部品の取り出しが行われる。また、
該フロントカバーがカバーテープが剥取られた後すぐに
チップ部品が飛び出さないように押さえ部品取り出し位
置の周りを開口している場合も考えられ、該開口してい
る部分にある部品取り出し位置にて吸着ノズルによりチ
ップ部品の取り出しが行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来技術で
は、部品取り出し位置の周りはチップ部品や異物がテー
プの押圧部材に挾まらないように開口部は広くしたいの
であるが、開口部を広くするとテープの押さえが弱くな
ってしまうという問題があった。
【0004】そこで本発明は、異物がテープの押圧部材
につまらないようにするとともにテープの押さえを確実
に行うことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、チッ
プ部品を封入するテープを浮き上がらないようにテープ
押圧部材により押さえながら、該テープ上を覆うカバー
テープを剥取った後、該押圧部材の開口部にある部品取
出し位置に送出するテープ送出装置において、前記開口
部内の部品取り出し位置の近傍部にてカバーテープ剥取
り後の前記テープが浮き上がらないように押さえる押さ
え片を設けたものである。
【0006】
【作用】テープ上を覆うカバーテープを剥取った後、テ
ープを押圧する押圧部材の開口部内の部品取り出し位置
の近傍部が押さえ片により浮き上がらないように押さえ
られてテープが送られる。
【0007】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基づき説明する。
【0008】図2に於て、(1)はX軸モータ(2)及
びY軸モータ(3)の回動によりXY方向に移動するX
Yテーブルであり、チップ状電子部品(4)(以下、チ
ップ部品あるいは部品という。)が装着されるプリント
基板(5)が載置される。
【0009】(6)は供給台であり、チップ部品(4)
を供給する部品供給装置(7)が多数台配設されてい
る。(8)は供給台駆動モータであり、ボールネジ
(9)を回動させることにより、該ボールネジ(9)に
嵌合し供給台(6)に固定された図示しないナットを介
して、供給台(6)がリニアガイド(10)に案内され
て移動する。
【0010】(11)は間欠回動するターンテーブルで
あり、該テーブル(11)の外縁部には吸着ノズル(1
2)を4本有する装着ヘッド(13)が間欠ピッチに合
わせて等間隔に配設されている。
【0011】吸着ノズル(12)が供給装置(7)より
部品(4)を吸着し取出す装着ヘッド(13)の停止位
置が吸着ステーションであり、該吸着ステーションにて
ターンテーブル(11)の一番外側に位置する吸着ノズ
ル(12)が部品(4)を吸着する。
【0012】装着ヘッド(13)が次に停止する位置が
認識ステーションであり、該ステーションにて部品認識
装置(14)により吸着ノズル(12)が吸着する部品
(4)の位置ずれが認識される。
【0013】認識ステーションの次の装着ヘッド(1
3)の停止する位置が角度補正ステーションであり、認
識装置(14)による認識結果に基づき吸着ノズル(1
2)がノズル回動ローラ(15)によりθ方向に回動さ
れ部品(4)の回転角度の位置ずれが補正される。
【0014】角度補正ステーションの次の停止位置が、
装着ステーションであり、前記基板(5)に該ステーシ
ョンの吸着ノズル(12)の吸着する部品(4)が装着
される。
【0015】次に以下部品供給装置(7)について説明
する。
【0016】図1及び図3において、(18)はチップ
部品(4)を一定間隔に封入するテープであり、チップ
部品(4)が飛び出さないようにカバーテープ(19)
が上方から覆って貼付けられている。
【0017】供給装置(7)は該テープ(18)を封入
された部品(4)の間隔に合わせて間欠送りして、吸着
ノズル(12)の吸着位置(P)に部品(4)を供給す
るものである。(20)はこのテープ送り動作を駆動す
る昇降棒であり、部品(4)取り出しのための吸着位置
(P)に供給台(6)の移動により停止している部品供
給装置(7)の上方に取付けられ、図示しない駆動源に
より上下動する。
【0018】(22)はカセット本体(23)より上方
に延びているカセット側壁(24)に支軸(25)でを
中心に揺動可能に軸支された揺動レバーであり、下降す
る昇降棒(20)が該レバー(22)に形成された係合
片(26)に当接し下方に押圧することにより、図1の
位置より時計方向に揺動し、昇降棒(20)が上昇する
と、前記係合片(26)とカセット側壁(24)との間
に張架された引張バネ(27)の付勢力によりストッパ
ピン(28)に規制される図3に示される位置まで揺動
する。
【0019】該揺動レバー(22)の下端部には伝達レ
バー(30)が回動自在に枢支されており、該レバー
(30)の他端に枢支されている送りレバー(31)に
揺動レバー(22)の動きが伝えられる。該送りレバー
(31)は送りレバー支軸(32)を支点に揺動可能に
カセット本体(23)に取付けられており、揺動レバー
(22)の時計方向への揺動により時計方向に揺動し、
その一端に枢支されている送り爪(33)が支軸(3
2)に軸支されている送り歯車(34)に噛合い図3の
時計方向に送りストッパ(35)で規制される位置まで
所定角度回動させる。送り歯車(34)にはスプロケッ
ト(36)が一体に取付けられており、カセット本体
(23)上に形成された平らなシュート面(37)上に
載置され図示しない図3の右側にあるリールカセットよ
り引延ばされてきているテープ(18)に穿設された図
8に示される送り孔(38)にスプロケット(36)の
外周に一定間隔で植設されている送りピン(39)が嵌
合し、送り歯車(34)の回動により該テープ(18)
が所定ピッチ、図3の右側に送られ、テープ(18)に
収納されている先頭の部品(4)は送りピン(39)が
嵌合している部分の直前の部品(4)の吸着位置(P)
に位置する。
【0020】(40)は送り歯車(34)にバネ(4
1)の付勢力により嵌合して該歯車(34)の時計方向
への回転を防止する逆転防止爪である。
【0021】(43)は支軸シャフト(44)によりカ
セット側壁(24)に枢支され、シュート面(37)上
を送られるテープ(18)を上方から押えて浮き上りを
規制するサプレッサである。該サプレッサ(43)の図
3の右側の先端部にはピン(45)が植設されており、
カセット本体(23)より延出して取付けられた板状の
バネ(46)及びバネ(46A)により図3の時計方向
へ付勢されて枢支されるサプレッサ押え片(47)がピ
ン(45)に係合し、該サプレッサ(43)は図3の時
計方向に回動するよう付勢されテープ(18)を押さえ
る。バネ(46A)はバネ(46)に支軸(46B)を
支点に枢支されるサプレッサ押え片(47)を該支軸
(46B)を支点に図1の時計方向に回動するように付
勢している。また、該サプレッサ(43)は強度を強め
るためもあり下方が開いた断面コの字状に折曲げられて
おり、シュート面(37)上を覆うと共に、シュート面
(37)の側方からもテープ(18)をおおまかに規制
している。(47A)はカセット本体(23)のテープ
送り方向の先端部に設けられたストッパであり、バネ
(46)を押し上げることによりサプレッサ押え片(4
7)をピン(45)より外すと該サプレッサ押え片(4
7)が図4に示されるように時計方向に揺動し該ストッ
パ(47A)に係止される。
【0022】(48)はテープ(18)よりカバーテー
プ(19)を剥取るためテープ(18)上を押圧する剥
取り板であり、前記シャフト(44)の回りに揺動可能
であり前記サプレッサ(43)上面に重なるように設け
られている。該サプレッサ(43)には開口(49)が
設けられ、該開口(49)を貫通する係合部(51)は
ビス(50)により剥取り板(48)に取り付けられて
いる。前記シャフト(44)に巻装され一端がカセット
側壁(24)より突出する突部(24A)に係合したね
じりコイルバネ(52)が下端部が鍔部となり広がって
いる該係合部(51)に係合しているため該バネ(5
2)の該鍔部への付勢により剥取り板(48)は図1の
時計方向に回動するようになされている。こうすること
により、該剥取り板(48)の先端に形成された剥取り
片(53)は前記サプレッサ(43)に設けられた開口
(54)内に入り込み該テープ(18)上を押圧して、
該押圧位置(先端部分)を支点としてカバーテープ(1
9)の剥取りか行われる。
【0023】サプレッサ(43)及び剥取り板(48)
は夫々図5にも示されているようにシャフト(44)の
回りに独立して回動可能になされており、また両者がテ
ープ(18)を押さえている図1の状態ではサプレッサ
(43)及び剥取り板(48)の間には隙間が開いてお
り剥取り板(48)がサプレッサ(43)を押さえては
おらず、サプレッサ(43)がテープ(18)上を押さ
えている位置であるカバーテープ(19)の剥取り位置
からチップ部品(4)を吸着ノズル(12)で取り出す
吸着位置(P)までの間でチップ部品(4)等の異物が
サプレッサ(43)とテープ(18)の間に挾まってし
まっても剥取り板(48)が浮き上がることはないよう
にされている。
【0024】前記シャフト(44)はネジ(55)でカ
セット側壁(24)に取り付けられており、前記サプレ
ッサ(43)が嵌合する円筒部であるサプレッサ嵌合部
(56)(57)及び該嵌合部(56)(57)の間の
剥取り板(48)が嵌合する円筒部である剥取り板嵌合
部(58)が形成されている。シャフト(44)のネジ
(55)の挿入口側の端部は円筒形状の座部(59)が
形成されており、該座部(59)がカセット側壁(2
4)に穿設された内面が円筒形状の嵌合口(24B)と
精密に嵌合しシャフト(44)の位置が決められる。従
って、該座部(59)の軸心(60)は嵌合口(24
B)の軸心でもあるが、サプレッサ嵌合部(56)(5
7)の軸心とも一致するように加工されており、夫々は
同心円上にあり、該ネジ(55)を緩めてシャフト(4
4)の回転位置を変更して該ネジ(55)にて再固定し
てもサプレッサ(43)の回動の中心は変わらないが、
剥取り板嵌合部(58)の軸心は図7に示されるように
軸心(60)より0.5mm偏心しており、シャフト
(44)の回転位置を変更すると剥取り板(48)の回
転の中心が移動し、剥取り片(53)のテープ(18)
押圧位置が変わり、前述するようにサプレッサ(43)
のテープ(18)押さえの位置が変わらないのでサプレ
ッサ(43)と剥取り片(53)との隙間(61)を調
整することが可能になる。前記開口(49)は少なくと
もこの調整により剥取り板(48)がサプレッサ(4
3)に対して移動できるよう係合部(51)より大きく
なされている。前記ネジ(55)の頭部は皿状となって
おり、前記嵌合口(24B)の該ネジ(55)の入口側
がこの頭部を受けるよう傾斜面が形成されている。ま
た、該ネジ(55)が螺合された場合該ネジ(55)の
軸心も軸心(60)と一致するようになされ、シャフト
(44)が回転されてもネジ(55)の位置が変化しな
いようにされている。
【0025】また、図1,図3及び図4に示されるよう
に前記剥取り板(48)の左端には突片(62)が形成
されており、揺動レバー(22)の下方には該突片(6
2)が係合する係合突部(63)が形成されている。サ
プレッサ(43)を持ち上げると剥取り板(48)が該
サプレッサ(43)に持ち上げられて支軸シャフト(4
4)の回りに図1の反時計方向に回動して突片(62)
が突部(63)に係合して揺動レバー(22)を揺動さ
せ図4のように該突片(62)が突部(63)に係止さ
れてサプレッサ(43)及び剥取り板(48)は持ち上
げられた状態を保つことができるようになる。
【0026】前記サプレッサ(43)のカバーテープ
(19)の剥取り後のテープ(18)の送り方向の位置
にはチップ部品(4)を吸着ノズル(12)が下降して
きて取り出せるよう取り出し開口(64)が開口してい
る。該開口(64)と隙間(61)との間の位置でサプ
レッサ(43)はテープ(18)を押さえ、カバーテー
プ(19)剥取り後のチップ部品(4)が飛び出さない
ようにしている。サプレッサ(43)は該開口(64)
の側方ではテープ(18)を押さえているが、該開口
(64)はスプロケット(36)の送りピン(39)が
テープ(18)上に該テープ(18)の図8に示される
該テープ(18)を送るための送り孔(38)に嵌合し
て突出しているため該ピン(39)に当たらないように
避けるためその部分が開口しているものである。また該
開口(64)が小さいとチップ部品(4)等がサプレッ
サ(43)とテープ(18)の間につまってしまうた
め、つまらないように大きく開口している。このため、
吸着ノズル(12)によりチップ部品(4)が吸着され
る吸着位置(P)付近のテープ(18)を押さえるテー
プ押さえ片(66)がサプレッサ(43)に図6及び図
9に示されるように形成されている。該テープ押さえ片
(66)は前記送りピン(39)を避けるため図9に示
されるように該ピン(39)を跨いでテープ(18)の
中央付近を押圧するようにサプレッサ(43)より立ち
上げられている。
【0027】テープ(18)より剥取られたカバーテー
プ(19)はリール支軸(68)により側壁(24)に
枢支されたカバーテープリール(69)に該リール(6
9)の下側より巻取られる。
【0028】該リール(69)の巻取りの機構について
説明する。
【0029】前記リール支軸(68)にはラチェットレ
バー(70)が軸支されており、その端部にはローラ
(71)が枢支され、該レバー(70)と前記揺動レバ
ー(22)の間に張架された引張バネ(72)の付勢力
により該ローラ(71)は揺動レバー(22)に押圧さ
れている。該ラチェットレバー(70)には、リール
(69)に一体に形成された図示しないラチェット歯車
に噛合い可能に為されたラチェット爪(74)が枢支さ
れており、前記揺動レバー(22)が昇降棒(20)の
下降により図3の時計方向に揺動するとラチェットレバ
ー(70)の揺動によりリール(69)は時計方向に回
動してカバーテープ(19)を巻取る。(75)はリー
ル(69)の逆転を防止するためラチェット歯車に噛合
う逆転防止爪である。
【0030】(77)はサプレッサ(43)に摺動可能
に取付けられたシャッタであり、カセット本体(23)
にシャッタ支軸(78)のまわりに回動可能に軸支され
たシャッタレバー(79)の揺動により該シャッタレバ
ー(79)の先端部に形成されたピン(79A)がシャ
ッタ(77)に形成された切り欠き(77A)に嵌合し
ているので、テープ(18)上を摺動移動する。サプレ
ッサ(43)の側面にはピン(43A)が突出され該シ
ャッタ(77)の側面に穿設された長孔(77B)に嵌
合して該長孔(77B)中を摺動することによりシャッ
タ(77)の摺動が案内される。シャッタレバー(7
9)はその下方に係合するシャッタ駆動レバー(80)
の往復動及びバネ(81)の付勢力により揺動するが、
テープ(18)を送るとき及び供給台(6)の移動中等
はシャッタ(77)で図1及び図6のように覆われ、ノ
ズル(12)が下降して部品(4)の吸着が行なわれる
ときのみレバー(80)が図1の右側に引かれシャッタ
(77)が移動し吸着位置(P)の部品(4)の上面を
解放するように為されている。
【0031】(83)は供給装置(7)のカセット本体
(23)の下部の前後に1個ずつ取付けられた取付けピ
ンであり、供給台(6)の前後に穿設された図示しない
取付孔に嵌合することにより、供給装置(7)が位置決
めされ供給台(6)に取り付けられる。
【0032】以上のような構成により以下動作について
説明する。
【0033】先ず、供給装置(7)を供給台(6)に取
り付ける前にサプレッサ(43)と剥取り板(48)の
先端の剥取り片(53)との間の隙間(61)の間隔を
調整する。
【0034】即ち、サプレッサ(43)を図3に示され
るように下降させピン(45)にサプレッサ押さえ片
(47)を掛けてテープ(18)を押さえる状態とし
て、ネジ(55)を緩め支持シャフト(44)を回転さ
せると軸心(60)に対して剥取り板(48)が嵌合し
ている剥取り板嵌合部(58)の軸心は偏心しているた
め剥取り板(48)即ち剥取り片(53)の位置が変わ
り、サプレッサ(43)が嵌合しているサプレッサ嵌合
部(57)は偏心していないためサプレッサ(43)の
位置は変わらず隙間(61)の間隔が変わり、該隙間
(61)がカバーテープ(19)の厚さよりも少し大き
い程度で、剥ぎ取られたカバーテープ(19)が何かの
原因で弛んでもサプレッサ(43)とテープ(18)の
間に挾まってしまうことが無いような間隔になったなら
ば、ネジ(55)を締めてシャフト(44)の回転位置
を固定する。
【0035】次に、チップ部品(4)を装着すべきプリ
ント基板(5)の種類に応じ、作業者は部品供給装置
(7)を該供給装置(7)の前後の取付けピン(83)
が供給台(6)の図示しない取付孔に挿入することによ
り供給台(6)に位置決めし取り付ける。
【0036】このようにして、供給台(6)上に供給装
置(7)が配設されると、該供給装置(7)より吸着ノ
ズル(12)が部品(4)を吸着してプリント基板
(5)へ装着する動作が以下のように行なわれる。
【0037】先ず、図示しない操作部が操作され自動運
転が開始されると、モータ(3)が回動されボールネジ
(9)を介して所望の部品(4)を供給する供給装置
(7)を吸着ステーションで待機する吸着ノズル(1
2)の吸着位置(P)に移動させるよう供給台(6)が
リニアガイド(10)に案内され移動する。
【0038】この移動中シャッタレバー(79)は、バ
ネ(81)によりシャッタ支軸(78)のまわりに図1
の時計方向に回動するよう付勢されており、シャッタ
(77)はテープ送り方向に移動した状態となって上の
カバーテープ(19)が剥がされた状態でテープ(1
8)内に封入されている部品(4)の上を覆い移動中も
部品(4)の飛び出しを防止している。
【0039】供給装置(7)が停止すると、昇降棒(2
0)が下降して揺動レバー(22)の係合片(26)に
当接し押下げるので該揺動レバー(22)は図3の時計
方向に揺動し、伝達レバー(30)を介して、送りレバ
ー(31)が時計方向に揺動し、送り爪(33)が送り
歯車(34)を回動させスプロケット(36)を回動さ
せる。スプロケット(36)の回動により送り孔(3
8)に係合した送りピン(39)はテープ(18)を所
定ピッチ送る。
【0040】また、テープ(18)の送り動作中、サプ
レッサ(43)はテープ(18)が上方に浮き上がらな
いように特にカバーテープ(19)の剥離後取出し開口
(64)までの位置を押さえているとともにテープ押さ
え片(66)により吸着位置(P)付近の浮き上がりを
押さえて吸着ノズル(12)によりチップ部品(4)が
安定して取り出されるようにしている。
【0041】一方、揺動レバー(22)の時計方向への
揺動により、引張バネ(72)を介してラチェットレバ
ー(70)が時計方向に揺動し、ラチェット爪(74)
はカバーテープリール(69)の外周に形成された図示
しないラチェット歯車に噛合いカバーテープリール(6
9)を所定角度時計方向に回動させる。リール(69)
の回動によりサプレッサ(43)の開口(54)に入り
込んだ剥取り片(53)がテープ(18)を押さえる位
置を支点にしてテープ(18)よりカバーテープ(1
9)が剥がされながら該テープ(19)はリール(6
9)に巻取られる。また、このとき、上面のカバーテー
プ(19)が剥がされた部品(4)の上部はサプレッサ
(43)及びシャッタ(77)が覆っており、チップ部
品(4)が飛び出さないようにしている。
【0042】また、テープ(18)の厚みの変化あるい
は凹凸があるか等してサプレッサ(43)が浮き上がっ
ても剥取り板(48)は独立してシャフト(44)に支
持されているためこれに影響されず剥取り片(53)が
テープ(18)を押圧する圧力は変わらず剥ぎ取り位置
よりテープ送り方向の前の位置でカバーテープ(19)
が剥がれてしまうというようなことがなくなり、安定し
たテープ剥離がなされる。このことは、サプレッサ(4
3)のテープ押さえの位置でチップ部品(4)等の異物
が挾まってしまった場合にも当てはまる。
【0043】次に、昇降棒(20)が上動すると、図3
に示されるように揺動レバー(22)は引張バネ(2
7)の付勢力により反時計方向に戻り、テープ(18)
の送り動作及びカバーテープ(19)の剥離動作は停止
し、次に吸着されるべきチップ部品(4)は吸着ノズル
(12)による吸着位置(P)に位置する。
【0044】次に、シャッタ駆動レバー(80)が図3
の右方向に引かれると、シャッタレバー(79)に係合
し、該レバー(79)を反時計方向に揺動させ、シャッ
タ(77)は左側に移動する。こうして、吸着位置
(P)のチップ部品(4)上方は開放される。
【0045】次に、吸着ノズル(12)が下降して、吸
着位置(P)にある部品(4)を吸着して上昇する。こ
の吸着ノズル(12)の部品吸着動作が終了すると、シ
ャッタ駆動レバー(80)は左側に戻り、バネ(81)
の付勢力によりシャッタレバー(79)が時計方向に揺
動し、シャッタ(77)は左方に戻り、吸着位置(P)
上を覆う。
【0046】次に、前記ノズル(12)が部品(4)を
吸着するとターンテーブル(11)が間欠回動し、次の
ノズル(12)が吸着ステーションに移動し次に取出さ
れるべき部品(4)を供給する供給装置(7)がモータ
(8)の回動によりノズル(12)の吸着位置(P)に
移動する。該ノズル(12)が部品(4)を吸着すると
ターンテーブル(11)が間欠回動し、最初に部品
(4)を吸着したノズル(12)は認識ステーションに
移動する。
【0047】そして、該ステーションにて、ノズル(1
2)の吸着している部品(4)が部品認識装置(14)
に認識される。
【0048】次のターンテーブル(11)の間欠回動に
より認識ステーションに停止していたノズル(12)は
角度補正ステーションに移動し、ノズル回動ローラ(1
5)により認識装置(14)の認識結果に基づき部品
(4)のθ方向の回転角度の位置ずれが補正される。
【0049】次のターンテーブル(11)の間欠回動に
より角度補正ステーションに停止していたノズル(1
2)は装着ステーションに移動し、X軸モータ(2)及
びY軸モータ(3)の回動により認識装置(14)の認
識結果に基づき補正を加えてXYテーブル(1)がXY
方向に移動し、プリント基板(5)の装着すべき位置に
ノズル(12)に吸着された部品(4)が装着される。
【0050】以上の動作が繰返されて夫々の部品供給装
置(7)から、順次部品(4)の吸着が行なわれる。
【0051】こうして、図示しないリールに巻回された
テープ(18)は徐々に短くなり、ついには材料切れと
なると、該材料切れが部品(4)の連続吸着ミスの検出
等により検出され、作業者にその旨が図示しない報知装
置により報知される。
【0052】次に、作業者は図示しない操作キーにより
部品装着動作を停止させ、材料切れの部品供給装置
(7)の交換を行なう。
【0053】即ち、供給装置(7)を供給台(6)より
取外し、該供給装置(7)のピン(45)よりサプレッ
サ押え片(47)を外しサプレッサ(43)を持上げる
と、サプレッサ(43)は剥取り板(48)に係合して
バネ(52)の付勢力に抗して持ち上がり、サプレッサ
(43)及び剥取り板(48)は支軸シャフト(44)
のまわりに図1の反時計方向に回動し突片(62)が揺
動レバー(22)の係合突部(63)を押圧し、該レバ
ー(22)を図1及び図3の時計方向に揺動させた後反
時計方向に揺動させて戻し、図4のように突片(62)
が係合突部(63)に係止されて、剥取り板(48)が
係止されバネ(52)を介して係合部(51)に支持さ
れてサプレッサ(43)が持ち上がった状態で停止され
る。
【0054】この状態にて残っているテープ(18)を
外すと共に、リール(69)より巻取られているカバー
テープ(19)を取外す。
【0055】次に、新しいテープ(18)をシュート面
(37)上に取付け、送りピン(39)を送り孔(3
8)に係合させ、カバーテープ(19)の先端を開口
(54)及び隙間(61)を介してリール(69)に巻
付けた後、サプレッサ(43)を下降させるよう力を加
えると、突片(62)は係合突部(63)を押圧しバネ
(27)の付勢力や摩擦力等の力に抗して揺動レバー
(22)を時計方向に揺動させながら、サプレッサ(4
3)は支軸シャフト(44)のまわりに時計方向に回動
して下降しテープ(18)を押える位置まで下降する。
【0056】この後、ピン(45)に押え片(47)を
係合させ、バネ(46)によりサプレッサ(43)がテ
ープ(18)を押えるようにする。
【0057】次に、前述と同様にして、当該部品供給装
置(7)を供給台(6)の所定位置に取付け、前述と同
様にしてチップ部品(4)のプリント基板(5)への装
着動作が続行される。
【0058】尚、本実施例ではサプレッサ(43)及び
剥取り板(48)は同一のシャフト(44)のまわりに
回動するものであったが、両者を別の場所に位置する2
本の支軸のまわりに夫々が回動するようにしてもよい。
その場合、例えばサプレッサ(43)の支点は吸着位置
(P)よりも図3の右側にしても良いが、テープ(1
8)の交換及び供給台(6)への取り付けを考慮すると
邪魔にならない吸着位置(P)の左側の方がよい。
【0059】また、サプレッサ(43)の回動の支軸と
剥取り板(48)の回動の支軸とを別の位置に設ける場
合であれば、剥取り板(48)の位置の調整をするのは
その支軸のカセット側壁(24)への取付けの軸心に対
して剥取り板(48)の回動の中心を偏心して取り付け
られるようにしてもよいが、支軸の取付けネジが嵌合す
るカセット側壁(24)の穴を該ネジの位置が変えられ
るように長穴等にして支軸の位置自体を変えて剥取り板
(48)の位置を変えられるようにしてもよい。
【0060】さらに、剥取り片(53)のサプレッサ
(43)に対する位置の調整即ち隙間(61)の調整の
ために剥取り片を剥取り板に長穴などを介してネジ止め
して剥取り板に対する剥取り片の位置の調整をネジをゆ
るめてできるようにしてもよい。
【0061】さらにまた、本実施例では、取出し開口
(64)の周りは全て壁があるが、どこかが開いている
場合でもテープ押さえ片(66)の機能は同じである。
例えばカバーテープ(19)の剥ぎ取り後すぐに吸着ノ
ズルがチップ部品の吸着を行うような場合であり、テー
プ送り方向に対して吸着位置の後で部品が吸着されてし
まった部分のテープを押さえる押さえ部材がある場合は
カバーテープ(19)の剥取り位置とこの押さえ部材の
間が取出し開口(64)に相当し、この押さえ部材にテ
ープ押さえ片(66)に相当する押さえ片を形成しても
よい。
【0062】
【発明の効果】以上のように本発明は、テープ押圧部材
の開口部を異物がつままらないように大きくしても、押
さえ片により部品取りだし位置の近傍は浮き上がらない
ようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品供給装置の側面図である。
【図2】部品装着装置の平面図である。
【図3】部品供給装置の側面図である。
【図4】部品供給装置の側面図である。
【図5】部品供給装置の平面図である。
【図6】部品供給装置の平面図である。
【図7】支持シャフトを図1の方向からみた図である。
【図8】テープを示す平面図である。
【図9】テープ押さえ片の部分の部品供給装置のテープ
送り方向よりみた断面図である。
【符号の説明】
(4) チップ状電子部品(チップ部品) (7) 部品供給装置(テープ送出装置) (18) テープ (19) カバーテープ (43) サプレッサ(押さえ部材) (64) 取出し開口(開口部) (66) テープ押さえ片(押さえ片) (P) 吸着位置(部品取り出し位置)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ部品を封入するテープを浮き上が
    らないようにテープ押圧部材により押さえながら、該テ
    ープ上を覆うカバーテープを剥取った後、該押圧部材の
    開口部にある部品取出し位置に送出するテープ送出装置
    において、前記開口部内の部品取り出し位置の近傍部に
    てカバーテープ剥取り後の前記テープが浮き上がらない
    ように押さえる押さえ片を設けたことを特徴とするテー
    プ送出装置。
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