JP3133599B2 - 部品装着装置 - Google Patents

部品装着装置

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JP3133599B2
JP3133599B2 JP05336634A JP33663493A JP3133599B2 JP 3133599 B2 JP3133599 B2 JP 3133599B2 JP 05336634 A JP05336634 A JP 05336634A JP 33663493 A JP33663493 A JP 33663493A JP 3133599 B2 JP3133599 B2 JP 3133599B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、供給台上に着脱可能に
取り付けられ、チップ部品をテープ内に収納した状態で
該テープが送られることにより該部品を吸着ノズルの吸
着位置に供給する第1の部品供給装置と、同じくチップ
部品を部品収納室内にバラの状態で収納し供給される圧
縮空気により該部品を部品収納室内からシュート内に導
き分離手段により該シュートの出口より分離して前記吸
着ノズルの吸着位置に供給する第2の部品供給装置とを
備え、これらの供給装置のいずれかからの前記チップ部
品を該吸着ノズルで吸着保持してプリント基板上の装着
位置に装着する部品装着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種部品装着装置は、特開平4−16
7599号公報に開示されている。また、このような装
着装置によりプリント基板に装着するチップ部品は、例
えば図12に示すように該部品をテープ(120)内に
収納して昇降棒(121)の下降により送り動作される
ことによりテープ(120)が送られ該部品を供給する
第1の部品供給装置(122)と、本出願人が先に出願
した特願平5−6204号の明細書等に開示されている
ような図13に示すチップ部品を部品収納室であるチャ
ンバ(123)内にバラの状態で収納し、前記昇降棒
(121)と共に下降されて連結体(124)と連結さ
れる圧縮空気供給通路(125)から供給される圧縮空
気により該部品をチャンバ(123)内からシュート
(126)内に導き分離手段であるロータ(127)に
より該シュート(126)の出口より分離して吸着ノズ
ル(128)の吸着位置に供給する第2の部品供給装置
(129)とがある。そして、これらが混載されている
場合に第1の部品供給装置(122)から部品の供給を
受ける際には、圧縮空気を供給しないように圧縮空気供
給源に指令を送る必要があり、従来は吸着動作を行う順
に部品の吸着動作を行う供給装置の種類をデータ設定し
ておかなければならなかった。そのため、機種切替え毎
にデータを変更しなければならず、面倒であった。ま
た、作業者による設定ミスがあった場合には、圧縮空気
の供給が必要なものに対し圧縮空気を供給しなかったた
めに部品供給に支障をきたすとか、テープ送りのものに
対して圧縮空気を吹き出してしまい、例えばカバーテー
プが剥された後のテープ収納部内の部品の姿勢が変わっ
てしまったり、部品が飛び出してしまうということがあ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は圧縮
空気の供給が必要な部品供給装置と、必要でない部品供
給装置との使い分けが確実に行えるようにすることを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、供給
台上に着脱可能に取り付けられ、チップ部品をテープ内
に収納した状態で該テープが送られることにより該部品
を吸着ノズルの吸着位置に供給する第1の部品供給装置
と、同じくチップ部品を部品収納室内にバラの状態で収
納し供給される圧縮空気により該部品を部品収納室内か
らシュート内に導き分離手段により該シュートの出口よ
り分離して前記吸着ノズルの吸着位置に供給する第2の
部品供給装置とを備え、これらの供給装置のいずれかか
らの前記チップ部品を該吸着ノズルで吸着保持してプリ
ント基板上の装着位置に装着する部品装着装置におい
て、前記ノズルと共に上下動し下動時に前記第2の部品
供給装置の空気供給路に連結されて圧縮空気供給源から
の圧縮空気を部品収納室内に供給する圧縮空気供給通路
と、該供給通路と前記第2の部品供給装置の空気供給路
との連結を検出する検出装置と、該検出装置による検出
結果に基づいて前記圧縮空気供給源に圧縮空気を供給す
るように指令を送る制御装置とを設けたものである。
【0005】
【作用】以上の構成から、制御装置は検出装置により第
2の部品供給装置の空気供給路と圧縮空気供給通路とが
連結されたことが検出された場合に、圧縮空気供給源に
圧縮空気を供給するように指令を送る。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図に基づき説明する。
図3及び図4に於て、(1)はX軸モータ(2)及びY
軸モータ(3)の回動によりXY方向に移動するXYテ
ーブルであり、チップ状電子部品(4)(以下、チップ
部品あるいは部品という。)が装着されるプリント基板
(5)が載置される。
【0007】(6)は供給台であり、チップ部品(4)
を供給する部品供給装置(7)が多数台配設されてい
る。(8)は供給台駆動モータであり、ボールネジ
(9)を回動させることにより、該ボールネジ(9)が
嵌合し供給台(6)に固定されたナット(10)を介し
て、供給台(6)がリニアガイド(11)に案内されて
移動する。(12)は図示しない駆動モータの駆動によ
り回動される図示しないカムにより間欠回動するターン
テーブルであり、該テーブル(12)の外縁部には吸着
ノズル(13)を4本有する装着ヘッド(14)が間欠
ピッチに合わせて等間隔に配設されている。尚、前記カ
ムの回動量は図示しないカムポジショナにより管理され
ている。該カムポジショナが設定されたカムの各種回転
角度を検出することにより、この検出信号を受け取った
図示しない制御装置が各種装置に各種作業を開始するよ
うに指令を送る。
【0008】装着ヘッド(14)は図4に示されるよう
にターンテーブル(12)中を貫通して上下動可能に設
けられたヘッド昇降シャフト(74)の下部に取り付け
られ、図示しない上下動駆動源により吸着ステーション
にて該シャフト(74)が上下動することにより上下動
する。吸着ノズル(13)が供給装置(7)より部品
(4)を吸着し取出す装着ヘッド(14)の停止位置が
吸着ステーションであり、該吸着ステーションにて吸着
ノズル(13)が部品(4)を吸着する。
【0009】装着ヘッド(14)が次に停止する位置が
認識ステーションであり、該ステーションにて部品認識
装置(15)により吸着ノズル(13)が吸着する部品
(4)の位置ずれが認識される。認識ステーションの次
の装着ヘッド(14)の停止する位置が角度補正ステー
ションであり、認識装置(15)による認識結果に基づ
き吸着ノズル(13)がノズル回動ローラ(16)によ
りθ方向に回動され部品(4)の回転角度の位置ずれが
補正される。
【0010】角度補正ステーションの次の停止位置が、
装着ステーションであり、前記基板(5)に該ステーシ
ョンの吸着ノズル(13)の吸着する部品(4)が装着
される。(20)は図示しない上下動機構により上下動
する昇降棒で、該昇降棒(20)は部品(4)が吸着さ
れる位置に供給台(6)の移動により停止している部品
供給装置(7)の上方に位置して取り付けられており、
昇降することにより該装置(7)の部品供給動作である
後述する部品送り動作を行わせる。
【0011】次に、第1の部品供給装置(7A)及び第
2の部品供給装置(7B)について図に基づき説明す
る。先ず、第1の部品供給装置(7A)を図4及び図5
に基づいて説明する。テープリール(22)に巻装され
たテープ(23)に一定間隔に収納された部品(4)
は、前記昇降棒(20)の下降による揺動レバー(2
4)の図5の反時計方向への揺動により伝達レバー(2
5)を介して、送りレバー(26)が図5の反時計方向
に揺動し送り爪(27)が送り歯車(28)を回動させ
スプロケット(29)の回動によりテープ(23)が所
定ピッチ送られることにより、吸着ノズル(13)の取
り出し位置に送られる。
【0012】一方、揺動レバー(24)の図5の反時計
方向への回動により引張りバネ(30)を介してラチェ
ットレバー(31)が反時計方向に揺動し、ラチェット
爪(32)はラチェット歯車(33)に噛み合いカバー
テープリール(34)を所定角度図5の反時計方向に回
動させる。リール(34)の回動により、テープ(2
3)を押さえているサプレッサ(35)の開口(36)
にて、テープ(23)の上面に貼られたカバーテープ
(37)はテープ(23)より剥されながらリール(3
4)に巻き取られる。部品供給装置(7A)は、図5に
示すようにその下部の前後に設けられた取り付けピン
(38)が供給台(6)に穿設された取り付け孔(3
9)に挿入されて位置決めされて、該供給台(6)に取
り付けられる。
【0013】次に、第2の部品供給装置(7B)を図2
及び図6に基づいて説明する。(41)はバラの状態で
チップ部品(4)を収納するバルクケースであり、部品
供給装置(7B)上部に着脱自在に取付けられる。該バ
ルクケース(41)中の部品(4)はチャンバ(42)
を介して落下し、シュート(43)内に一列に整列し、
該部品(4)の後述する分離用のロータ(66)に吸着
ノズル(13)により取り出し可能に供給されるもので
ある。尚、部品供給装置(7B)も前述した部品供給装
置(7A)と同様に取り付けピン(38)が供給台
(6)に穿設された取り付け孔(39)に挿入されて位
置決めされて、該供給台(6)に取り付けられる。
【0014】次にシュート(43)に整列した部品
(4)を送るための機構について説明する。図1の(4
5)は部品収納室としてのチャンバ(42)下部に設け
られた空気噴出通路としてのチャンバ圧縮エア供給孔で
あり、(46)はシュート(43)の入口側に設けられ
た空気噴出通路としてのシュート圧縮エア供給孔であ
る。両供給孔は圧縮エア供給通路(47)に連通してお
り、該供給通路(47)は弾性があるエアチューブ(4
8)に連通している。該エアチューブ(48)は押し潰
すことにより、該チューブ(48)内を通る圧縮空気を
遮断することか可能なようになされている。該チューブ
(48)はさらに圧縮エア供給通路(49)に連通して
おり、図示しない圧縮空気源より圧縮空気が供給される
ことにより前記供給孔(45)から噴出する圧縮空気が
チャンバ(42)内に溜っているチップ部品(4)をシ
ュート(43)入口でつまらないように吹きほぐし、前
記供給孔(46)から噴出する圧縮空気は、シュート
(43)内に整列する部品(4)がシュート(43)の
出口側に移動するよう作用する。
【0015】更に、圧縮エア供給通路(49)は図7に
示すようにエア分配具(51)を介してシュート(4
3)出口方向にもエアを供給するように設けられてお
り、シュート(43)出口方向に配列された部品(4)
をロータ(66)側に押し込むようになされている。こ
のとき、分配具(51)、供給通路(49)により方向
変換具(52)を介して圧縮エア供給管(53)に供給
されるエアは、エア供給量調整機構(54)によりエア
圧が調整されて供給される。
【0016】また、圧縮エア供給通路(49)は後述す
る本体部(57)の上部に立設された連結体(58)の
上面の開口(59)に連通し、該開口(59)の周囲に
は後述する圧縮エア供給ロッド(95)が当接した場合
に空気が漏れないようにするためのOリング(60)が
設けられている。(61)は透明で弾性力を有する材質
(例えばプラスチック等)から成りシュート(43)上
の部品(4)を覆うカバーである。
【0017】次に、前記エアチューブ(48)を押し潰
したり元に戻したりして空気の流れを開閉するバルブ開
閉機構について図1及び図2に基づき説明する。(24
A)は支軸(106)を支点に揺動する揺動レバーであ
り、引張りバネ(107)により図2の反時計方向に揺
動するよう付勢されている。該レバー(24A)の右端
には昇降棒(20)が係合して該レバー(24A)を時
計方向に揺動させるための係合片(108)が形成され
ている。前記支軸(106)を支点に揺動するバルブ用
レバー(109)が図2のレバー(24A)の裏側に設
けられており、該レバー(109)も引張りバネ(11
0)により図2の反時計方向に揺動するよう付勢されて
いる。該レバー(109)にはチューブ押さえ片(11
1)が図2の背面側に折り曲げ形成されており、図2の
状態ではバネ(110)の付勢力により押さえ片(11
1)がチューブ(48)を本体板(112)に形成され
たチューブ押さえ突部(113)との間に挟み込み押し
潰し、圧縮空気の流れを遮断した状態としている。該レ
バー(109)にはさらにカムフォロワ(114)が取
り付けられており、揺動レバー(24A)に形成された
押さえ解除片(115)が該レバー(24A)の時計方
向への揺動により、該カムフォロワ(114)に係合し
てバルブ用レバー(109)をバネ(110)の付勢力
に抗して時計方向に揺動させ、押さえ片(111)をチ
ューブ(48)よりも離す方向に移動させている。押さ
え片(111)が離れると、チューブ(48)は自らの
弾性及び圧縮空気の圧力により圧縮空気の流路を開くよ
うになる。
【0018】次に、チップ部品(4)をシュート(4
3)より分離するための機構について図1及び図8乃至
図11に基づいて説明する。シュート(43)の出口に
は、図10及び図11のように90度間隔に部品(4)
が入り込むための溝(65)が切欠かれたロータ(6
6)が設けられている。該溝(65)の間口であるロー
タ(66)の回動方向の幅は部品(4)の幅より少し広
く、また奥行きは部品(4)より少し長くなされてい
る。シュート(43)内を案内された部品(4)は、シ
ュート(43)の出口に位置する溝(65)内に、前記
シュート圧縮エア供給孔(46)及び細管(55)を介
して供給される圧縮エアにより押される後続の部品
(4)に押され収納される。該部品(4)は溝(65)
内でチップ部品載置面(67)上に載置され、ロータ
(66)が回動する場合は該載置面(67)上を摺動し
て移動する。
【0019】部品(4)が溝(65)内に供給される
と、図10の反時計回りの方向に90度回動し停止する
ことにより、先頭の部品(4)はシュート(43)内の
部品(4)より分離され次の溝(65)がシュート(4
3)の出口に位置し、同様にして部品(4)が該溝(6
5)内に供給されるように成されている。次に、ロータ
(66)を間欠回動させる機構について説明する。
【0020】図8及び図9において、(68)はロータ
(66)を軸着するロータ軸である。該ロータ軸(6
8)の下方にはピニオン(69)が、該軸(68)の回
動とは独立して回動可能に嵌入されており、該ピニオン
(69)の上部には該ピニオン(69)と共に回動する
ラチェットブラケット(70)が嵌入されている。該ラ
チェットブラケット(70)の上部には、ロータ軸(6
8)と一体となって回動するラチェットホイール(7
1)が該軸(68)に軸着されており、ラチェットホイ
ール(71)の周囲に90度間隔に形成された図示しな
いホイール溝にはラチェットブラケット(70)に取付
けられたラチェット爪(72)が係合可能と成されてい
る。尚、ラチェットホイール(71)の逆転防止のため
図示しないバネにより付勢され揺動する図示しないラチ
ェットロック爪がラチェットホイール(71)のホイー
ル溝に係合するように介在されている。
【0021】(75)は前記ピニオン(69)を回動さ
せるため該ピニオン(69)に嵌合しガイドローラ(7
6)に案内されて往復動するラックであり、常に引張り
バネ(77)により図2や図8の右方向に付勢されてい
る。ラック(75)の図2の左端には規制片(78)が
形成されており、支軸(79)を支点に揺動する揺動板
(80)に取り付けられたカムフォロワ(81)に該規
制片(78)が係合されラック(75)の右方向への移
動が規制される。
【0022】揺動板(80)はリンクレバー(82)に
より前記揺動レバー(24A)に連結されており、昇降
棒(20)の下降により該レバー(24A)が図2の時
計方向に揺動すると、図1に示されるように反時計方向
に揺動し、前記ラック(75)が右方に移動して前記ピ
ニオン(69)及びラチェットホイール(71)等を介
して、ロータ軸(68)が回動され該ロータ軸(68)
に取り付けられているロータ(66)が90度、図10
の反時計方向に回動するものである。昇降棒(20)が
上昇すると、揺動レバー(24A)及び揺動板(80)
は図2の位置に戻るが、ラチェットホイール(71)は
ラチェットロック爪により回転位置を保ち、ロータ(6
6)もその回転位置を保つものである。従って、昇降棒
(20)の下降するごとに、ロータ(66)は90度ず
つ間欠回転する。
【0023】次に、ロータ(66)の間欠回動による各
停止位置について図10及び図11に基づき説明する。
シュート(43)より部品(4)が供給される溝(6
5)の停止位置を「チップ分離ステーション」と言う
が、該ステーションにあるチップ部品(4)はロータ
(66)の回動によりシュート(43)より分離される
ことになる。
【0024】チップ分離ステーションより1回間欠回動
した即ち90度反時計方向に回動した停止位置では、吸
着ノズル(13)によりチップ部品(4)の真空吸着が
行われ、この停止位置を「チップ吸着ステーション」と
言う。ロータ(66)の回動による溝(65)のチップ
吸着ステーションの次の停止位置は、「吸着ミスチップ
排出ステーション」であり、該ステーションの溝(6
5)の下部のチップ部品載置面(67)は開口して排出
チップ収納室(84)が形成されており、吸着されなか
ったチップ部品(4)が落下して排出される。排出され
ないと、チップ分離ステーションでシュート(43)あ
るいは、シュート(43)に整列する先頭のチップ部品
(4)にひっかかるおそれがあるからである。
【0025】次に、チップ吸着ステ−ションの上方を覆
うシャッタ(86)について図8乃至図11に基づいて
説明する。シャッタ(86)は該シャッタ(86)に設
けられた長穴(87)(図8参照)に本体部(57)よ
り突出したピン(88)が嵌合して、該シャッタ(8
6)が摺動し、チップ吸着ステーション上を開閉可能に
なされているものであり、吸着ノズル(13)によりチ
ップ部品(4)が吸着される時以外は該ステ−ション上
が該シャッタ(86)により覆われているようにしてい
るものである。該シャッタ(86)の開閉はシャッタ
(86)にその一端が係合するシャッタレバー(89)
がシャッタ支軸(90)を支点に揺動することにより行
われ、シャッタレバー(89)を駆動するのは、該レバ
ー(89)を時計方向に回動するよう付勢する引張りバ
ネ(91)と該バネ(91)の付勢力に抗して該レバー
(89)を回動させる電子部品自動装着装置の本体側
(供給台(6)以外の部分)に設けられたシャッタ駆動
レバー(92)である。
【0026】電子部品自動装着装置の本体側(供給台
(6)以外の部分)に設けられた図示しない圧縮空気源
より前記圧縮エア供給通路(49)に圧縮空気を供給す
る機構について図1、図2、図6及び図7に基づいて説
明する。前記昇降棒(20)には着脱手段としての空圧
供給ブロック(95)が取り付けられており、(96)
は該ブロック(95)内を上下動可能に貫通する空気供
給手段としての圧縮エア供給ロッドである。該ブロック
(95)内には圧縮エア供給チューブ(97)を介して
図示しない圧縮空気源より圧縮空気が供給され、前記ロ
ッド(96)の下端面には通気孔(98)が開いてい
る。
【0027】また、該ロッド(96)は圧縮バネ(10
0)により常に前記ブロック(95)に対して下降する
ように付勢されている。前記ロッド(96)は昇降棒
(20)が下降すると共に下降され、部品吸着位置の部
品供給装置(7B)の連結体(58)の上面の開口(5
9)の位置に当接して連結されるものである。
【0028】各部品供給装置(7B)の開口(59)の
位置は各部品供給装置(7B)が部品吸着位置に停止し
た場合に昇降棒(20)に取り付けられたロッド(9
6)の通気孔(98)に連通する位置とするようにされ
ている。(101)は前記圧縮エア供給ロッド(96)
に取り付けられたドグで、前記昇降棒(20)の下降に
より前記ブロック(95)が下降されるに伴って該ロッ
ド(96)が下降され、開口(59)に連結した後も昇
降棒(20)が下降を続けることにより、該ブロック
(95)に取り付けられた例えば近接スイッチ等の検出
装置(102)の検出部が該ドグ(101)を検出す
る。そして、これが検出されたら図示しない制御装置か
らの指令により電磁弁が開動作されて圧縮空気源から圧
縮エアが供給される。
【0029】以上のような構成により以下動作について
説明する。先ず、作業者によりチップ部品(4)を装着
すべきプリント基板(5)の種類に応じ、所望の部品供
給装置(7A)、(7B)が供給台(6)上に部品種毎
に配設される。次に、図示しない操作部が操作され自動
運転が開始されると、供給台駆動モータ(8)が回動さ
れボールネジ(9)及びナット(10)を介して図示し
ない記憶装置に記憶された装着に関するデータで指定さ
れる所望のチップ部品(4)を供給する部品供給装置
(7)を吸着ステ−ションで待機する吸着ノズル(1
3)の吸着位置に移動させるよう供給台(6)がリニア
ガイド(11)に案内されて移動する。
【0030】以下、部品供給装置(7A)が指定された
場合の動作について説明する。図示しない上下動機構に
より昇降棒(20)が下降して図5の揺動レバー(2
4)に当接し、揺動レバー(24)を図5の反時計方向
に揺動させる。該昇降棒(20)の下降による揺動レバ
ー(24)の図5の反時計方向への揺動により伝達レバ
ー(25)を介して、送りレバー(26)が図5の反時
計方向に揺動し送り爪(27)が送り歯車(28)を回
動させスプロケット(29)の回動によりテープ(2
3)が所定ピッチ送られることにより、部品(4)が吸
着ノズル(13)の取り出し位置に送られる。
【0031】一方、揺動レバー(24)の図5の反時計
方向への回動により引張りバネ(30)を介してラチェ
ットレバー(31)が反時計方向に揺動し、ラチェット
爪(32)はラチェット歯車(33)に噛み合いカバー
テープリール(34)を所定角度図5の反時計方向に回
動させる。リール(34)の回動により、テープ(2
3)を押さえているサプレッサ(35)の開口(36)
にて、テープ(23)の上面に貼られたカバーテープ
(37)はテープ(23)より剥されながらリール(3
4)に巻き取られる。
【0032】このようにして、吸着ステーションにて吸
着ノズル(13)に取り出されたチップ部品(4)はタ
ーンテーブル(12)の間欠回動により認識ステーショ
ンにて認識装置(15)により位置ずれの認識がなされ
角度補正ステーションにてノズル回動ローラ(16)に
より位置ずれの内の角度ずれの補正を加えて図示しない
データで指定された角度量θ方向に角度位置決めがなさ
れる。
【0033】次に、該部品(4)は装着ステーションに
て吸着ノズル(13)の下降によりXYテーブル(1)
のX軸モータ(2)Y軸モータ(3)の回動による移動
により前記位置ずれ量を補正して位置決めされた図示し
ないデータで指定されたプリント基板(5)上の位置に
装着される。次に、部品供給装置(7B)から部品
(4)の供給を受ける場合について説明する。
【0034】所望の部品供給装置(7B)が吸着ノズル
(13)の吸着位置に停止すると、昇降棒(20)が下
降して図2の係合片(108)に係合し、揺動レバー
(24A)を図2の時計方向に揺動させる。該昇降棒
(20)の下降に伴ってブロック(95)が下降し、図
7に示すようにロッド(96)が下降して連結体(5
8)に当接し、供給通路(49)に連通する。このと
き、前記圧縮エア供給ロッド(96)に取り付けられた
ドグ(101)が前記昇降棒(20)の下降により前記
ブロック(95)が下降されるに伴って該ロッド(9
6)も下降されロッド(96)が開口(59)に連結し
下降が停止した後も昇降棒(20)が下降を続けること
により、該ブロック(95)に取り付けられた検出装置
(102)の検出部で該ドグ(101)が検出される。
そして、これが検出されたら図示しない制御装置からの
指令により電磁弁が開動作されて圧縮空気源から圧縮エ
アが供給される。これにより、ロータ(66)が回動さ
れる前に細管(55)からのエアにより部品(4)がロ
ータ(66)の溝(65)内に確実に収納される。この
ように、ロータ(66)の回動前にエアを供給するよう
に検出装置(102)がドグ(101)を検出するタイ
ミングを設定しておく。
【0035】一方、細管(55)からのエアの供給が開
始された時には揺動レバー(24A)の押さえ解除片
(115)はまだカムフォロワ(114)に当接してお
らず、バルク用レバー(109)はバネ(110)によ
り図2の反時計方向に揺動された状態であり、チューブ
押さえ片(111)は押さえ突部(113)との間でエ
アチューブ(48)をまだ押さえており、圧縮空気は流
れることができないようになされている。
【0036】また、揺動レバー(24A)の揺動により
揺動板(80)が図2の反時計方向に揺動し、バネ(7
7)の付勢力によりラック(75)が図2の右方向に移
動してピニオン(69)を回転させ、ラチェットブラケ
ット(70)、ラチェットホイール(71)及びラチェ
ット爪(72)を介してロータ軸(68)が90度回動
し、ロータ(66)は図10の反時計方向に90度回転
してチップ部品(4)はチップ吸着ステ−ションに達し
て停止する。ロータ(66)の回転の際にはチップ分離
ステ−ションのチップ部品(4)は前述したように細管
(55)から供給される圧縮エアによりシュート(4
3)に整列するチップ部品(4)はシュート(43)の
出口で留まってしまうことが無く、またカバー(61)
及びシャッタ(86)により外に飛び出してしまうこと
も無い。
【0037】このロータ(66)の回転の間に、揺動レ
バー(24A)の揺動により押さえ解除片(115)が
カムフォロワ(114)を押圧し、引張りバネ(10
7)に抗してレバー(109)を時計方向に揺動させ、
押さえ片(111)は突部(113)より離れ(図1参
照)、エアチューブ(48)は流路を開き、圧縮空気は
エア供給通路(47)を介してエア供給孔(45)(4
6)からシュート(43)中に噴出される。こうして、
チップ分離ステ−ションに位置した溝(65)に新しい
チップ部品(4)がシュート(43)内より押し込まれ
ると共に、チャンバ(42)内のチップ部品(4)が攪
拌されてシュート(43)内にも新しいチップ部品
(4)が整列する。
【0038】次に、昇降棒(20)が上昇すると、ロー
タ(66)はロック爪のロックにより回転した位置を保
持し、揺動レバー(24A)が図1の反時計方向にバネ
(107)により揺動し、解除片(115)の移動によ
りカムフォロワ(114)の移動が解除されバルブ用レ
バー(109)がバネ(110)の付勢力により揺動
し、チューブ押さえ片(111)がエアチューブ(4
8)を図2に示されるように押さえ突部(113)との
間で押さえ圧縮空気の通路が遮断され供給孔(45)
(46)よりの圧縮空気の吹き出しが停止する。また、
昇降棒(20)の上昇によりブロック(95)も上昇
し、開口(59)と通気孔(98)との連通が解除され
る。尚、このときにはドグ(101)が検出装置(10
2)の検出部で再び検出されなくなるため、制御装置の
指令により電磁弁が閉動作されて圧縮空気源からのエア
の供給は停止される。
【0039】次に、図示しないカムの回動によりシャッ
タ駆動レバー(92)が図8の右方向に移動し、シャッ
タ(86)は図8及び図10のチップ分離ステ−ション
を覆う位置より該ステ−ションの上方を開放する図9及
び図11の位置にシャッタレバー(89)の揺動により
移動する。次に、図示しないカムの回動により装着ヘッ
ド(14)即ち吸着ノズル(13)が下降し、チップ吸
着ステ−ションの溝(65)中のチップ部品(4)を吸
着して取り出し上昇する。装着ヘッド(14)が上昇す
ると、シャッタ駆動レバー(92)が左方に戻り、バネ
(91)の付勢力によりシャッタレバー(89)が揺動
しシャッタ(86)はチップ吸着ステ−ションを覆う図
8及び図10の位置に移動する。
【0040】次に、吸着ステーションにて吸着ノズル
(13)に取り出されたチップ部品(4)は前述したよ
うにターンテーブル(12)の間欠回動により認識ステ
ーションにて認識装置(15)により位置ずれの認識が
なされ角度補正ステーションにてノズル回動ローラ(1
6)により位置ずれの内の角度ずれの補正を加えて図示
しないデータで指定された角度量θ方向に角度位置決め
がなされる。
【0041】次に、該部品(4)は装着ステーションに
て吸着ノズル(13)の下降によりXYテーブル(1)
のX軸モータ(2)Y軸モータ(3)の回動による移動
により前記位置ずれ量を補正して位置決めされた図示し
ないデータで指定されたプリント基板(5)上の位置に
装着される。
【0042】
【発明の効果】以上、本発明によれば圧縮空気の供給が
必要な部品供給装置と、必要でない部品供給装置との使
い分けが確実に行えるようになり、従来のように吸着動
作を行う順に部品の吸着動作を行う供給装置の種類をデ
ータ設定しておく必要がなくなり、そのため、機種切替
え毎にデータを変更しなくても済むようになった。ま
た、作業者によるデータ設定のミスという問題がなくな
るため、圧縮空気の供給が必要なものに対し圧縮空気を
供給しなかったために部品供給に支障をきたすとか、テ
ープ送りのものに対して圧縮空気を吹き出してしまい、
例えばカバーテープが剥された後のテープ収納部内の部
品の姿勢が変わってしまったり、部品が飛び出してしま
うということがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品供給装置の要部の側面図である。
【図2】同じく部品供給装置の要部の側面図である。
【図3】部品装着装置の平面図である。
【図4】部品装着装置の一部断面を含む側面図である。
【図5】昇降棒を示す図である。
【図6】部品供給装置の要部の側面図である。
【図7】部品供給装置の一部拡大側面図である。
【図8】部品供給装置の部品分離部の側面図である。
【図9】部品供給装置の部品分離部の側面図である。
【図10】部品供給装置の部品分離部の平面図である。
【図11】部品供給装置の部品分離部の平面図である。
【図12】従来技術の部品供給機構を示す図である。
【図13】従来技術の部品供給機構を示す図である。
【符号の説明】
(4) チップ状電子部品(チップ部品) (5) プリント基板 (6) 供給台 (7) 部品供給装置 (13) 吸着ノズル (20) 昇降棒 (43) シュート (45) チャンバ圧縮エア供給孔 (46) シュート圧縮エア供給孔 (49) 圧縮エア供給通路 (58) 連結体 (65) 溝 (66) ロータ (95) 空圧供給ブロック (96) 圧縮エア供給ロッド (97) 圧縮エア供給チューブ (101) ドグ (102) 検出装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/30 H05K 13/00 - 13/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給台上に着脱可能に取り付けられ、チ
    ップ部品をテープ内に収納した状態で該テープが送られ
    ることにより該部品を吸着ノズルの吸着位置に供給する
    第1の部品供給装置と、同じくチップ部品を部品収納室
    内にバラの状態で収納し供給される圧縮空気により該部
    品を部品収納室内からシュート内に導き分離手段により
    該シュートの出口より分離して前記吸着ノズルの吸着位
    置に供給する第2の部品供給装置とを備え、これらの供
    給装置のいずれかからの前記チップ部品を該吸着ノズル
    で吸着保持してプリント基板上の装着位置に装着する部
    品装着装置において、前記ノズルと共に上下動し下動時
    に前記第2の部品供給装置の空気供給路に連結されて圧
    縮空気供給源からの圧縮空気を部品収納室内に供給する
    圧縮空気供給通路と、該供給通路と前記第2の部品供給
    装置の空気供給路との連結を検出する検出装置と、該検
    出装置による検出結果に基づいて前記圧縮空気供給源に
    圧縮空気を供給するように指令を送る制御装置とを設け
    たことを特徴とする部品装着装置。
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