JP3291475B2 - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JP3291475B2
JP3291475B2 JP02748599A JP2748599A JP3291475B2 JP 3291475 B2 JP3291475 B2 JP 3291475B2 JP 02748599 A JP02748599 A JP 02748599A JP 2748599 A JP2748599 A JP 2748599A JP 3291475 B2 JP3291475 B2 JP 3291475B2
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正夫 栗原
高広 北島
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、部品収納室にバラ
の状態で収納されたチップ部品を吸着ノズルの吸着位置
に供給する部品供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種部品供給装置が特開昭62−28
0129号公報に開示されている。該公報の技術によれ
ば、シュート内に整列しているチップ部品がシュートに
設けられた吐出孔より吐出される圧縮空気により1個ず
つシュートの出口より押出されて供給される毎に、チッ
プ部品収納室のシュート入口に溜っているチップ部品は
該収納室下部に設けられた吐出孔より吐出される圧縮空
気により吹き上げられ、その後落下してシュート内に整
列し、同様にして部品の供給が成されて行く。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来技術で
は、チップ部品を整列するシュートは部品供給装置であ
るチップカセット内で1列のみ設けられ、部品の供給能
力に限りがあった。
【0004】そこで本発明は、チップ部品の供給能力を
向上することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、吸着
ノズルに対して相対的に移動する供給台上に設けられた
複数の取付位置のいずれかに位置決め手段により位置決
めされ、部品収納部のチップ部品を前記吸着ノズルの吸
着位置に自身が有する供給手段を用いて供給する部品供
給装置において、前記供給手段は前記部品を前記吸着位
置に案内する複数の案内通路と前記部品を前記案内通路
を介して前記吸着位置に送る送出手段とを備え、該案内
通路の夫々を介して部品を供給する複数の前記部品収納
部を備えると共に前記部品収納部と前記供給手段とをユ
ニット化して備えたものである。
【0006】また本発明は、好ましくは前記複数の部品
収納部をその長手方向に前後させて設けたものである。
【0007】また本発明は、吸着ノズルに対して相対的
に移動する供給台上に設けられた複数の取付位置のいず
れかに位置決め手段により位置決めされ、部品収納室に
バラの状態で収納されたチップ部品を前記吸着ノズル
吸着位置に自身が有する供給手段を用いて供給する部品
供給装置において、前記供給手段は前記部品を整列させ
て前記吸着位置に案内する複数の案内シュートと前記部
品を前記案内シュートを介して前記吸着位置に送る送出
手段とを備え、該案内シュートが夫々連通する複数の前
記部品収納室を備えると共に前記部品収納室と前記供給
手段とをユニット化して備えたものである。
【0008】また本発明は、好ましくは前記複数の部品
収納室をその長手方向に前後させて設けたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図に基
づき説明する。
【0010】図2に於いて、(1)はX軸モータ(2)
及びY軸モータ(3)の回動によりXY方向に移動する
XYテーブルであり、チップ状電子部品(4)(以下チ
ップ部品もしくは部品と言う。)が装着されるプリント
基板(5)が載置される。
【0011】(6)は供給台であり、図示しないテープ
に封入されたチップ部品(4)を供給するテープフィー
ダ(7)及びバラの状態で収納されたチップ部品(4)
を供給するバルクカセットフィーダ(8)が夫々17m
mの取付間隔で多数台配設されている。(10)は供給
台駆動モータであり、ボールネジ(11)を回動させる
ことにより、該ボールネジ(11)に嵌合し供給台
(6)に固定された図示しないナットを介して、供給台
(6)がリニアガイド(12)に案内されて移動する。
【0012】(13)は間欠回動するターンテーブルで
あり、該テーブル(13)の外縁部には吸着ノズル(1
4)を4本有する装着ヘッド(15)が間欠ピッチに合
わせて等間隔に配設されている。
【0013】吸着ノズル(14)がテープフィーダ
(7)あるいはバルクカセットフィーダ(8)より部品
(4)を吸着し取出す装着ヘッド(15)の停止位置が
吸着ステーションであり、該吸着ステーションにてター
ンテーブル(13)の一番外側に位置する吸着ノズル
(14)が下降して部品(4)を吸着する。該吸着ノズ
ル(14)が部品(4)を吸着する水平面内における位
置を以下部品吸着位置と言う。
【0014】装着ヘッド(15)が次に停止する位置が
認識ステーションであり、該ステーションにて部品認識
装置(17)により吸着ノズル(14)が吸着する部品
(4)の位置ずれが認識される。
【0015】認識ステーションの次の装着ヘッド(1
5)の停止する位置が角度補正ステーションであり、認
識装置(17)による認識結果に基づき吸着ノズル(1
4)がノズル回動ローラ(18)によりθ方向に回動さ
れ部品(4)の回転角度の位置ずれが補正される。
【0016】角度補正ステーションの次の停止位置が、
装着ステーションであり、前記基板(5)に該ステーシ
ョンの吸着ノズル(14)の吸着する部品(4)が装着
される。
【0017】次に、バルクカセットフィーダ(8)につ
いて図1及び図3乃至図6に基づき説明する。
【0018】図1に於いて、(19)は供給台(6)の
図示しない位置決め用孔に嵌入されてバルクカセットフ
ィーダ(8)を供給台(6)に位置決めする位置決め手
段としてのロケートピンである。(20)はバラの状態
でチップ部品(4)を収納するバルクケースであり、バ
ルクカセットフィーダ(8)上部の前後する2箇所に着
脱自在に取付けられる。
【0019】夫々のケース(20)の中の部品(4)は
第1チャンバ(21)(22)及び第2チャンバ(2
3)(24)を介して落下し、第2チャンバ(23)
(24)に夫々連通する第1シュート(25)及び第2
シュート(26)内に夫々一列に整列する。該シュート
(25)(26)は8.5mmの間隔で互いに略平行に
延びて夫々部品(4)を案内する。(27)(28)は
夫々第2チャンバ(23)(24)下部に連通して設け
られたチャンバエア供給孔である。(29)は第1シュ
ート(25)の入口側に連通して設けられたシュートエ
ア供給孔であり、(30)は第2シュート(26)の入
口側に連通して設けられたシュートエア供給孔である。
供給孔(27)(28)(29)(30)は図示しない
圧縮空気供給源に連通するエア通路(31)に連通して
おり、エア通路(31)の間欠的な開閉により圧縮空気
の供給が開閉される。
【0020】チャンバエア供給孔(27)(28)より
噴出される圧縮空気は第2チャンバ(23)(24)内
に溜っているチップ部品(4)を吹きほぐし、シュート
エア供給孔(29)(30)より吐出する圧縮空気は、
シュート(25)(26)内に整列する部品(4)を出
口側に押出す。そして、各シュート(25)(26)か
らチップ部品の案内通路が構成され、チップ部品を各ケ
ース(20)からチップ部品の吸着位置へ供給する供給
手段が前記案内手段と、エア通路(31)及び後述する
開閉機構から成る送出手段とから構成される。
【0021】シュート(25)(26)の出口には夫々
図3のように、90度間隔に部品(4)が入り込むため
の溝(33)が切欠かれたロータ(34)(35)が並
設されていて、シュート(25)(26)の出口の先頭
の部品(4)はシュートエア供給孔(29)(30)よ
り吐出される圧縮空気により後続の部品(4)に押され
該溝(33)内に収納される。該部品(4)は溝(3
3)の中でチップ部品載置面(36)上に載置され、ロ
ータ(34)(35)の90度毎の間欠回動に伴い該載
置面(36)上を摺動して移動する。ロータ(34)は
時計回りに、そしてロータ(35)は反時計回りに夫々
同期して間欠回動し、夫々の溝(33)が次々にシュー
ト(25)(26)の出口に停止して、この間欠回動に
同期してエア通路(31)が開かれることにより部品
(4)を収納して行く。
【0022】溝(33)がシュート(25)(26)の
出口に停止する位置をチップ分離ステーションという
が、チップ分離ステーションより2回間欠回動して18
0度回動した停止位置にて、吸着ノズル(14)は部品
(4)を溝(33)内より吸着して取出す。この部品
(4)が取出される溝(33)の停止位置をチップ吸着
ステーションという。ロータ(34)とロータ(35)
のチップ吸着ステーションは供給台(6)の移動により
吸着ステーションの吸着ノズル(14)の真下の同一位
置に停止できる位置に設けられ、両チップ吸着ステーシ
ョンの間隔はシュート(25)(26)の間隔と同一の
8.5mmに成されている。
【0023】ロータ(34)(35)の間欠回動により
溝(33)のチップ吸着ステーションの次の停止位置が
チップ排出ステーションであり、ロータ(34)(3
5)の夫々の該ステーションのチップ部品載置面(3
6)は吸着ノズル(14)に吸着されずに該ステーショ
ンに移動してきたチップ部品(4)が落下して排出され
るように排出口(37)が開口している。
【0024】次に、バルクカセットフィーダ(8)にお
けるロータ(34)(35)を間欠回動させる機構につ
いて説明する。
【0025】図1及び図4乃至図6において、(40)
(41)は夫々ロータ(34)(35)を軸着するロー
タ軸であり、軸受(42)により回動可能に支持されて
いる。該ロータ軸(40)(41)の下方には夫々ピニ
オン(43)(44)が、夫々の軸(40)(41)の
回動とは独立して回動可能に嵌入されており、該夫々の
ピニオン(43)(44)の上部には夫々の該ピニオン
(43)(44)と共に回動するラチェットブラケット
(46)(47)が嵌入されている。夫々の該ラチェッ
トブラケット(46)(47)の上部には、夫々のロー
タ軸(40)(41)と一体となって回動するラチェッ
トホイール(48)(49)が該軸(40)(41)に
軸着されており、夫々のラチェットホイール(48)
(49)の周囲に90度間隔に形成されたホイール溝
(50)には夫々のラチェットブラケット(46)(4
7)に取付けらけたラチェット(51)(52)が係合
可能と成されている。(53)(54)はラチェットロ
ック爪であり、バネ(55)により付勢され揺動しラチ
ェットホイール(48)(49)の溝(50)に係合し
ラチェットホイール(48)(49)が逆方向に回動し
ないようにしている。
【0026】(56)は前記ピニオン(43)(44)
を回動させるため該ピニオン(43)(44)に嵌合し
ガイドローラ(57)及びガイド体(58)に案内され
て往復動するラックであり、常に圧縮バネ(59)によ
り図4の右方向に付勢されると共に、スイングアーム
(60)に設けられたカムフォロワ(61)によりその
右方向への移動が規制されている。前記ピニオン(4
3)(44)はラック(56)を挟んでその両側に設け
られている。該スイングアーム(60)はアーム支軸
(62)を支点に揺動可能であり、引張バネ(63)に
より図4の左方向に揺動するように付勢されている。圧
縮バネ(59)の付勢力よりも引張バネ(63)の付勢
力の方が強いので、スイングアーム(60)及びラック
(56)は図4の左方向に移動されている。
【0027】次に、スイングアーム(60)を揺動させ
る本体側に設けられた機構について説明する。
【0028】図7において、(64)はスイングアーム
(60)を引張バネ(63)の付勢力に抗して図7の左
方向に揺動させる送りレバーであり、ロータ(34)
(35)のどちらのチップ吸着ステーションが部品吸着
位置に停止してもスイングアーム(60)を揺動できる
よう本体側への取付位置及びスイングアーム(60)へ
の係合部(65)の幅が選択されている。
【0029】即ち図8において、ロータ(34)が部品
吸着位置に停止している場合のスイングアーム(60)
が実線で示され、ロータ(35)が部品吸着位置に停止
している場合のスイングアーム(60)が1点鎖線で示
されるが、どちらの場合にもスイングアーム(60)に
係合できるよう係合部(65)の中央がスイングアーム
(60)の両停止位置の中央となり、両位置のスイング
アーム(60)に係合できる幅と成されている。ただし
並設されるテープフィーダ(7)あるいはカセットフィ
ーダ(8)のスイングアームに係合しない長さとされて
いる。
【0030】図7において(66)は送りレバーカムで
あり、ターンテーブル(13)の間欠回動の図示しない
駆動源に駆動され、ターンテーブル(13)の1回の間
欠回動毎に1回転し、揺動レバー支軸(67)を支点と
して送り揺動レバー(68)を揺動させる。送り揺動レ
バー(68)の揺動により、引張バネ(69)により図
7の左側に移動するよう付勢された送りレバー(64)
が往復動する。送りレバー(64)の往復動作は、ター
ンテーブル(13)の間欠回動毎にカセットフィーダ
(8)が部品吸着位置に停止した後行なわれるようにな
されている。
【0031】(70)は係合片(71)を往復動させる
プランジャであり、係合片(71)が図7の左方向に移
動すると前記揺動レバー(68)に係合し該レバー(6
8)が図7の時計方向に揺動し送りレバーカム(66)
が回動しても、送りレバー(64)が図7の右側に移動
された状態に保たれスイングアーム(60)の揺動が行
なわれなくなる。
【0032】次に、エア通路(31)の開閉機構につい
て説明する。
【0033】図1において、供給孔(27)(28)
(29)(30)はエア通路(31)を介して図示しな
い圧縮空気供給源に連通しており、該エア通路(31)
の途中ではエア通路(31)に内設されたシールリング
(72)にボール圧縮バネ(73)及び圧縮空気に付勢
されたボール(74)が密着して圧縮空気の供給孔(2
7)(28)(29)(30)への供給を遮断してい
る。
【0034】エア通路(31)内にはバルブ開閉ピン
(75)が、ボール(74)に対向して突出している。
(76)はバルブ開閉レバーであり、送りレバー(6
2)の図1の右方向への移動によるスイングアーム(6
0)の揺動により図1の右方向に移動し、該レバー(7
6)の図1の左端部にその下端部が軸着されたバルブ揺
動レバー(77)を支軸(78)のまわりに図1の反時
計方向に揺動させる。バルブ開閉レバー(76)には長
穴(79)が設けられており、スイングアーム(60)
に固定されている嵌合ピン(80)が該長穴(79)に
嵌合し、スイングアーム(60)の揺動により該嵌合ピ
ン(80)が長穴(79)中を移動して図1の長穴の右
端に係合してからレバー(76)は移動させられる。該
レバー(77)の図1の上端部にはバルブ開閉カムフォ
ロワ(81)が軸着され、レバー(77)の図1の反時
計方向の揺動により該カムフォロワ(81)が前記ピン
(75)の後端に係合し、圧縮バネ(82)に抗して該
ピン(75)をボール(74)方向に移動させる。該ピ
ン(75)がボール(74)をバネ(73)に抗して押
圧してシールリング(72)より離間させることによ
り、エア通路(31)及び供給孔(27)(28)(2
9)(30)は圧縮空気供給源に連通する。
【0035】次に、本実施形態の構成による部品装着装
置の制御系統について図9に基づき説明する。
【0036】(85)はCPUであり、RAM(86)
に格納された各種データに基づきROM(87)に格納
されたプログラムに従ってプリント基板(5)にチップ
部品(4)を装着する動作に係る各種動作を制御する。
【0037】RAM(86)内にはバルクカセットフィ
ーダ(8)毎に部品取出しメモリ(88)が備えられて
おり、当該カセットフィーダ(8)のいずれのロータ
(34)(35)より部品(4)が取出された状態であ
るかを記憶している。「0」が格納されている場合は両
方のロータ(34)(35)より部品(4)が取出され
ており、「1」の場合はロータ(34)より、「2」の
場合はロータ(35)より取出されていることを示す。
(89)はインターフェースであり、駆動回路(90)
を介して供給台駆動モータ(10)及びプランジャ(7
0)等をCPU(85)に接続している。
【0038】以上のような構成により以下動作について
説明する。
【0039】先ず、作業者は部品装着装置の自動運転の
前に、バルクカセットフィーダ(8)のスイングアーム
(60)を手作業で引いて送っておき、ロータ(34)
(35)のチップ分離ステーション及び該ステーション
より90度回動した停止位置の溝(33)にチップ部品
(4)が収納された状態にしておく。また、カセットフ
ィーダ(8)の第1シュート(25)及び第2シュート
(26)内には夫々第2チャンバ(23)(24)側よ
り出口側までチップ部品(4)が連続して整列してい
る。RAM(86)内のメモリ(88)には、ロータ
(34)(35)の状態に合わせ「0」が記憶されてい
る。このメモリ(88)の初期設定は作業者が図示しな
い操作部より、ロータ(34)(35)の状態に合わせ
て行なえばよい。あるいは運転の開始時は「0」が格納
されるようにしてもよい。
【0040】自動運転が開始されると、RAM(86)
内に格納された図示しない装着データに従って、CPU
(85)は供給台駆動モータ(10)の駆動を制御し
て、次に吸着ノズル(14)に吸着されるべき部品
(4)を供給するテープフィーダ(7)あるいはバルク
カセットフィーダ(8)がリニアガイド(12)に沿っ
て移動され部品吸着位置に停止する。
【0041】次に吸着すべき種類の部品(4)を供給す
るのが図2に示される3個のバルクカセットフィーダ
(8)のうち中央のフィーダ(8)であり、現在の供給
台(6)の位置が図2の通りである場合、CPU(8
5)はメモリ(88)に「0」が格納されていることに
より、該中央のフィーダ(8)の移動距離が短い方のロ
ータ(35)のチップ吸着ステーションが部品吸着位置
に停止するようモータ(10)を駆動させ、供給台
(6)を移動させる。
【0042】供給台(6)の移動と共に、ターンテーブ
ル(13)の間欠回動により次の装着ヘッド(15)が
吸着ステーションに移動するが、供給台(6)が停止す
ると、送りレバーカム(66)の回動により送り揺動レ
バー(68)が支軸(67)を支点に図7の反時計方向
に揺動し、送りレバー(64)が引張バネ(69)に付
勢され図7の左方向に移動してスイングアーム(60)
を図7の左方向に引張バネ(63)に抗して揺動させ
る。
【0043】すると、圧縮バネ(59)がラックを図4
及び図5の右側にガイドローラ(57)及びガイド体
(58)に沿って移動させ、ピニオン(43)(44)
が回動される。その結果ラチェットブラケット(46)
(47)の回動により、ラチェット(51)(52)が
夫々ラチェットホイール(48)(49)を回動させ
る。ラチェットホイール(48)(49)が90度回動
した位置でラック(56)は図示しないストッパにより
停止し、ラチェットホイール(48)(49)は回動を
停止し、この位置でラチェットロック爪(53)(5
4)が夫々ラチェットホイール(48)(49)のホイ
ール溝(50)に係合する。こうして、ラチェットホイ
ール(48)(49)が夫々軸着するロータ軸(40)
(41)が90度回動すると、ロータ(34)は図3の
時計方向に、そしてロータ(35)は反時計方向に夫々
90度回動し、夫々の部品(4)を収納する溝(33)
はチップ吸着ステーションに移動し、該溝(33)内の
部品(4)は部品載置面(36)上を摺動して該ステー
ションに移動する。
【0044】次に送りレバー(64)が図4の左側に戻
ると、スイングアーム(60)が戻りピニオン(43)
(44)及びラチェット(51)(52)も元の位置に
戻るが、ラチェットホイール(48)(49)は夫々ラ
チェットロック爪(53)(54)にロックされている
ため回動せず、ロータ(34)(35)は回動した位置
を保持する。
【0045】このとき、ロータ(34)(35)の夫々
のチップ分離ステーションではチップ部品(4)の溝
(33)内への収納が行なわれる。
【0046】即ち、送りレバー(64)の図1の右方向
への移動によるスイングアーム(60)の揺動により嵌
合ピン(80)は長穴(79)の右端に至り、さらに該
アーム(60)が揺動することによりレバー(76)が
図1の右側に移動する。するとレバー(77)が支軸
(78)を支点に揺動し、カムフォロワ(81)がピン
(75)を圧縮バネ(82)に抗して図1の左側に移動
させる。これによりボール(74)はボール圧縮バネ
(73)に抗して押圧されシーリング(72)と離間し
エア通路(31)は開かれる。
【0047】すると、シュート(25)(26)内に整
列している部品(4)は、ロータ(34)(35)が停
止した時にシュートエア供給孔(29)(30)より夫
々吐出される圧縮空気により押され、先頭の部品(4)
が夫々のチップ分離ステーションの溝(33)内に押出
され収納される。
【0048】一方、チャンバエア供給孔(28)(2
9)からも、シュートエア供給孔(29)(30)から
と同時に圧縮空気が噴出し、第2チャンバ(23)(2
4)内に溜っているチップ部品(4)を吹きほぐすが、
送りレバー(64)が図1の左方向に戻り、スイングア
ーム(60)が戻るとピン(75)が右方向に戻りボー
ル(74)がシールリング(72)に密着し、エア通路
(31)が閉められる。すると夫々のチャンバ(23)
(24)内で吹きほぐされた部品(4)は落下し、その
うちの一部が夫々のシュート(25)(26)内に進入
する。このシュート(25)(26)に進入した部品
(4)、エア供給孔(29)(30)よりの圧縮空気に
よりシュート(25)(26)入口から該供給孔(2
9)(30)の間に部品(4)が無くなっているため、
シュート(25)(26)内を自重落下により滑降しシ
ュート(25)(26)内に整列して行き、次のロータ
(34)(35)の回動時の圧縮空気の吐出に備えられ
る。
【0049】スイングアーム(60)、レバー(7
6)、レバー(77)、カムフォロワ(81)、ピン
(75)、ボール(74)及びエア通路(31)等で構
成されるチップ部品(4)をシュート(25)(26)
内に整列させる機構が部品供給装置たるバルクカセット
フィーダ(8)自身が有するチップ部品の供給手段を構
成する。
【0050】そして、部品吸着位置にはロータ(35)
のチップ吸着ステーションが位置しているので、吸着ノ
ズル(14)はロータ(35)よりチッブ部品(4)を
吸着して取出し、CPU(85)は部品取出しメモリ
(88)に「2」を格納する。
【0051】次に、吸着ステーションにて部品(4)を
吸着したノズル(14)を有する装着ヘッド(15)
は、ターンテーブル(13)の間欠回動により次の停止
位置に移動し、次の装着ヘッド(15)が吸着ステーシ
ョンに移動して来る。
【0052】次に、次に取出されるべき部品(4)の種
類が同一のバルクカセットフィーダ(8)が供給するも
のである場合、CPU(85)は当該フィーダ(8)に
対応する部品取出しメモリ(88)を読出し、「2」が
格納されていることにより、モータ(10)を駆動して
当該フィーダ(8)のロータ(34)のチップ吸着ステ
ーションが部品吸着位置に停止するよう供給台(6)を
移動させる。即ち本実施形態の場合、供給台(6)は図
2の右側に8.5mm移動して停止する。
【0053】また、CPU(85)は部品取出しメモリ
(88)のデータが「0」でないことにより、インター
フェース(89)及び駆動回路(90)を介してプラン
ジャ(70)を励磁させ、係合片(71)を図7の左側
に移動させる。該プランジャ(70)が作動されるの
は、送りレバーカム(66)の回動位置が、まだ送りレ
バー(64)を引張バネ(67)の付勢力に抗して図7
の右側に保持している間であり、係合片(71)は揺動
レバー(68)が図7の反時計方向に回動しないよう規
制する。
【0054】こうして、ロータ(34)のチップ吸着ス
テーションが部品吸着位置に停止して送りレバーカム
(66)の回動により、本来ならば送りレバー(64)
が図7の左側に移動するタイミングとなっても、係合片
(71)の規制により送りレバー(64)は移動せずロ
ータ(34)(35)は回動しない。またボール(7
4)によりエア通路(31)も塞がれたままであり、前
回の圧縮空気の吐出の後、シュート(25)(26)内
を落下している途中でエア供給孔(29)(30)を通
過していない部品(4)があっても、シュートエア供給
孔(29)(30)よりの圧縮空気の吐出が無いので、
シュートエア供給孔(29)(30)を通過してしまう
ことができる。
【0055】こうして、吸着ノズル(14)はロータ
(34)のチップ吸着ステーションの溝(33)より部
品(4)を吸着して取出し、CPU(85)は部品取出
しメモリ(88)の現在のデータが「0」で無いことか
らメモリ(88)を「0」にリセットすると共に、プラ
ンジャ(70)の励磁を切り係合片(71)を図7の右
側に戻す。このときには送りレバーカム(66)が送り
レバー(64)を図7の右側に移動させる位置に回動し
ており、送りレバー(64)はこの位置で保持される。
【0056】次に、次に取出されるべき部品(4)の種
類がまた同一のバルクカセットフィーダ(8)が供給す
るものである場合、CPU(85)はメモリ(88)を
読出し、「0」が格納されていることにより、2つのロ
ータ(34)(35)のうち移動距離か「0」と小さな
方のロータ(34)を選び、供給台(6)を停止したま
まとする。そして、次の装着ヘッド(15)が吸着ステ
ーションに回動して来ると、送りレバーカム(66)の
回動により前述のようにして送りレバー(64)が図7
の左側に移動してスイングアーム(60)を揺動させる
ので、前述と同様にしてロータ(34)(35)は回動
し、夫々のチップ吸着ステーションの溝(33)内にチ
ップ部品(4)が供給される。
【0057】このとき、エア通路(31)がボール(7
4)がピン(75)に押圧されることにより開けられ、
前回の圧縮空気の吐出の後にシュート(25)(26)
内にて滑降した部品(4)も含めてシュート(25)
(26)内に整列している部品(4)は、エア供給孔
(29)(30)から吐出された吐出空気によりシュー
ト(25)(26)の出口側に押圧され、チップ分離ス
テーションの溝(33)内に先頭の部品(4)が収納さ
れる。また第2チャンバ(23)(24)のシュート
(25)(26)の入口付近につまって溜っていた部品
(4)は前述と同様にエア供給孔(27)(28)から
の圧縮空気により吹きほぐされる。
【0058】次に、吸着ノズル(14)が、ロータ(3
4)のチップ吸着ステーションの部品(4)を吸着し、
CPU(85)はメモリ(88)に「1」を格納する。
【0059】次に、次に取出されるべき部品(4)の種
類が、他のテープフィーダ(7)より供給されるもので
ある場合、供給台(6)はそのフィーダ(7)が部品吸
着位置に停止するよう移動して、次に回動してくる装着
ヘッド(15)の吸着ノズル(14)が部品(4)の吸
着を行なう。
【0060】次に、次に取出されるべき部品(4)の種
類が図2のバルクカセットフィーダ(8)のうちの中央
のフィーダ(8)のものである場合、CPU(85)は
当該フィーダ(8)のメモリ(88)を読出し「0」で
なくまた「1」が格納されているため、当該フィーダ
(8)のロータ(35)が部品吸着位置に停止するよう
供給台(6)を移動させる。
【0061】そして、前述のようにプランジャ(70)
の励磁が成され、ロータ(34)(35)は回動するこ
となくロータ(35)のチップ吸着ステーションにある
部品(4)が吸着ノズル(14)に吸着されると、メモ
リ(88)に「0」が格納されプランジャ(70)の励
磁が切られる。
【0062】以上のようにして装着ヘッド(15)の間
欠回動毎に吸着ノズル(14)にチップ部品(4)が吸
着され、次の間欠回動の停止位置に移動して行くが、タ
ーンテーブル(13)の間欠回動によりチップ部品
(4)を吸着している吸着ノズル(14)が認識ステー
ションに停止すると、部品認識装置(17)により該部
品(4)の位置ずれが認識される。
【0063】次に該部品(4)を吸着している吸着ノズ
ル(14)が角度補正ステーションに停止すると、認識
装置(17)の認識結果に基づきノズル回動ローラ(1
8)により吸着ノズル(14)がθ方向に回動され部品
(4)の回転角度の位置ずれの補正が行なわれる。
【0064】次に該部品(4)を吸着している吸着ノズ
ル(14)が装着ステーションに停止するとプリント基
板(5)を載置するXYテーブル(1)がX軸モータ
(2)及びY軸モータ(3)の回動により認識装置(1
7)の認識した位置ずれが補正されて移動し、該プリン
ト基板(5)の所定位置に該部品(4)が装着される。
【0065】尚、本実施形態では、ロータ(34)とロ
ータ(35)のチップ吸着ステーションのどちらが部品
吸着位置にあっても、スイングアーム(60)を揺動で
きるような送りレバー(64)としたが、例えばロータ
(34)のチップ吸着ステーションが部品吸着位置にあ
るときのみスイングアーム(60)が揺動でき、ロータ
(35)が同位置にあるときには揺動できないようにし
た場合は、以下のようにすればよい。
【0066】即ち、ロータ(34)(35)の両方のチ
ップ吸着ステーションより部品(4)が吸着され無くな
っている場合にはロータ(34)のチップ吸着ステーシ
ョンを部品吸着位置に停止させて送りレバー(64)を
移動させてスイングアーム(60)を揺動させて両方の
ロータのチップ吸着ステーションに部品(4)を供給し
て部品(4)を吸着させる。
【0067】そして、次に該フィーダ(8)よリ部品
(4)を吸着する場合にはロータ(35)のチッブ吸着
ステーションを部品吸着位置に停止させて吸着する。
【0068】この場合、送りレバー(64)が往復動を
行なっても、スイングアーム(60)に当たらないので
ロータ(34)(35)の回動は行なわれず、ピン(7
5)も移動せずエア通路(31)も閉じたままであるの
でプランジャ(70)を設ける必要が無くなる。また、
CPU(85)がロータ(34)(35)の両方のチッ
プ吸着ステーションに部品(4)が無いのか、ロータ
(34)の方からは取出されロータ(35)の方には有
るかの2つの状態を判別するには、判別用メモリを設
け、「0」「1」を該2つの状態に対応させ吸着動作毎
に格納し、そのメモリの内容を読出して上述のようにど
ちらのロータに移動するのか決定すればよい。
【0069】また、本実施形態では、バルクケース(2
0)の供給台(6)の移動方向の幅はバルクカセットフ
ィーダ(8)の幅より少し小さい程度であるため図1の
ように前後して取付けたが、ケース(20)の幅がフィ
ーダ(8)の幅の半分より小さければ供給台(6)の移
動方向に並べて取付けることでもよい。
【0070】さらに、本実施形態ではバルクケース(2
0)はシュート(25)(26)毎に1個ずつ取付けら
れるように成されているが、例えば第2チャンバ(2
3)の下部にシュートを2本連通させて形成し、夫々の
シュートに圧縮空気を吐出させる供給孔を設け、整列し
ている部品(4)をシュート出口側に押出すようにし
て、バルクケースを1個のみ取付けられるようにするこ
ともできる。
【0071】さらにまた本実施形態ではブランジャ(7
0)を設けているが、この代りにエアシリンダ等を用い
ることもでき、またプランジャ(70)により図7の送
り揺動レバー(68)の支軸(67)の下方を引いてい
るのを支軸(67)の上方を押圧するようにしてもよい
し、送りレバー(64)を直接図7の右側に押圧するよ
うにしてもよい。
【0072】さらに、ロータ(34)のチップ吸着ステ
ーションの位置は2つのロケートピン(19)を結ぶ直
線上にあり、他のテープフィーダ(7)における部品
(4)が吸着ノズル(14)に吸着される位置もテープ
フィーダ(7)の図示しない2つのロケートピンを結ぶ
直線上にあるため、これらの位置が17mmピッチで供
給台(6)上に並ぶことになり、該17mmは供給台
(6)を移動させる際の基準となる。ロータ(35)の
チップ吸着ステーションの位置はこの位置より17mm
の半分の8.5mm離れた位置となり、この距離分が加
算あるいは減算されて、ロータ(35)を部品吸着位置
に停止させるための供給台(6)の移動距離が算出され
ることになる。従ってロータ(34)の位置が上記の通
りであれば、ロータ(35)の位置はロータ(34)の
位置より8.5mm離れていなくとも、自由に選び移動
距離の算出のときにその離間距離を考慮するようにすれ
ばよい。こうすればロータ(34)(35)の大きさも
変えることができる。
【0073】ただし、テープフィーダ(7)には上述よ
り大きなもので17mmの1.5倍のピッチで取付けら
れるものもあり、これを効率よく取付けられるように
8.5mmピッチで供給台(6)にロケートピン(1
9)の孔を穿設する場合、8.5mmが移動の基準とな
るが、この場合にはロータ(34)(35)間の間隔が
8.5mmであると都合がよい。また逆に、8.5mm
ピッチでロケートピン(19)の孔を穿設してある場合
は、25.5mmの間に入るような幅にバルクカセット
フィーダ(8)を拡げて、ロータ(34)(35)の間
隔や大きさを大きくすることもできる。
【0074】また、ロータの数は2個でなく3個以上と
して3個目以降のロータを間欠回動させるのにラックを
もう1個以上設け、ラック(56)といっしょに往復動
するようにして、3個以上同時に間欠回動させてもよ
い。この場合シュート及びシュートエア供給孔もロータ
に対応して設けられればよい。
【0075】さらに、ロケートピンのピッチが、8.5
mmでない場合はそのピッチを基準に本実施形態を適用
すればよい。さらに、本実施形態ではロータ(34)
(35)を回動させる送りレバー(64)は、ターンテ
ーブル(13)を回動させる駆動源により駆動されるた
めプランジャ(70)を用いてターンテーブル(13)
の間欠回動によっても作動しないようにしたが、ターン
テーブル(13)を回動させる駆動源によらず独立した
駆動源により送りレバーカム(66)を回動させるか、
ボールネジを回動させるか、あるいはエアシリンダ等を
用いて送りレバー(64)を往復動させるようにすれば
CPU(85)はこの駆動源を制御してターンテーブル
(13)が間欠回動しても送りレバー(64)を往復動
させないようにする場合を実現することができる。
【0076】また、本実施形態では、スイングアーム
(60)の揺動によりロータ(34)(35)の回動と
バルブ開閉ピン(75)の往復動の両方を連動させた
が、バルブ開閉ピン(75)を往復動させる動作をスイ
ングアームによるのでなく送りレバー(64)の往復動
機構と同様な機構をもう一つ設けその送りレバーの往復
動によりロータ(34)(35)の回動と同期させて行
なってもよいし、ターンテーブル(13)を駆動させる
駆動源とは別の駆動源によりピン(75)の往復動をさ
せてもよい。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユニット化された部品供給装置を一体として供給台上に
位置決めでき、さらにチップ部品の供給手段は前記部品
案内する複数の案内通路と前記部品を前記案内通路を
介して吸着位置に送る送出手段とを備えているので、供
給機構が大掛かりになることなく、また交換に要する手
間も少なくて済むと共に、部品供給装置自体の強度を維
持しつつ、供給台上のスペースを有効に利用できる。し
かも、同一のチップ部品を複数の通路を介して供給すれ
ば、夫々の通路の部品供給能力が小さくても、部品供給
装置全体として供給量を確保することもできる。
【0078】さらに、案内通路の夫々を介してチップ部
品を供給する複数の部品収納部を設けたので、例えば、
部品収納部毎に異なる種類のチップ部品を収納して、供
給できる部品の品種を増やすこともできる。
【0079】また、複数の収納部を部品供給装置の長手
方向に前後させて設けたので、複数の収納部を部品供給
装置の幅方向の狭いスペースに並べて設ける場合に比較
して、収納部の幅が広くても対応することができる。
【0080】また、ユニット化された部品供給装置を一
体として供給台上に位置決めでき、さらにチップ部品の
供給手段はバラの部品が整列する複数の案内シュートと
前記部品を前記案内シュートを介して吸着位置に送る送
出手段とを備えているので、供給機構が大掛かりになる
ことなく、また交換に要する手間も少なくて済むように
すると共に、部品供給装置自体の強度を維持しつつ、供
給台上のスペースを有効に利用することができる。さら
に、同一のチップ部品を複数のシュートで供給すれば、
夫々のシュートの部品供給能力が小さくても、部品供給
装置全体として供給量を確保することもできる。
【0081】さらに、案内シュートが夫々連通する複数
の部品収納室を設けたので、例えば、部品収納室毎に異
なる種類のチップ部品を収納して、供給できる部品の品
種を増やすこともできる。また、部品収納室が標準的な
容器であるような場合にはそのまま使用できることが利
点となる。
【0082】また、複数の収納室を部品供給装置の長手
方向に前後させて設けたので、複数の収納室を部品供給
装置の幅方向の狭いスペースに並べて設ける場合に比較
して、収納室内の幅を広くすることができ、収納する部
品が比較的大きな場合でも壁面に引っ掛かることなく収
納させて、上記の効果を奏することができる。また、シ
ュートを接続するスペースも幅方向に並べる場合に比較
して確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用せる部品供給装置としてのバルク
カセットフィーダの側面図である。
【図2】本発明を適用せるバルクカセットフィーダを取
付けた部品装着装置の平面図である。
【図3】バルクカセットフィーダのロータ付近の平面図
である。
【図4】バルクカセットフィーダのロータ回動機構を示
す側面図である。
【図5】バルクカセットフィーダのロータ回動機構を下
方より見た平面図である。
【図6】ラチェットの回動機構を下方より見た平面図で
ある。
【図7】送りレバーの駆動機構を示す部品装着装置の側
断面図である。
【図8】送りレバーの平面図である。
【図9】本発明の制御ブロック図である。
【符号の説明】
(4) チップ状電子部品(チップ部品) (6) 供給台 (14) 吸着ノズル (19) ロケートピン(位置決め手段) (20) バルクケース(部品収納部)(部品収納室) (23)(24) 第2チャンバ(部品収納部)(部品
収納室) (25) 第1シュート(案内通路)(案内シュート) (26) 第2シュート(案内通路)(案内シュート)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 13/02 B65G 47/14

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 吸着ノズルに対して相対的に移動する
    給台上に設けられた複数の取付位置のいずれかに位置決
    め手段により位置決めされ、部品収納部のチップ部品を
    前記吸着ノズルの吸着位置に自身が有する供給手段を用
    いて供給する部品供給装置において、前記供給手段は
    記部品を前記吸着位置に案内する複数の案内通路と前記
    部品を前記案内通路を介して前記吸着位置に送る送出手
    段とを備え、該案内通路の夫々を介して部品を供給する
    複数の前記部品収納部を備えると共に前記部品収納部と
    前記供給手段とをユニット化して備えたことを特徴とす
    る部品供給装置。
  2. 【請求項2】 前記複数の部品収納部をその長手方向に
    前後させて設けたことを特徴とする請求項1に記載の部
    品供給装置。
  3. 【請求項3】 吸着ノズルに対して相対的に移動する
    給台上に設けられた複数の取付位置のいずれかに位置決
    め手段により位置決めされ、部品収納室にバラの状態で
    収納されたチップ部品を前記吸着ノズルの吸着位置に自
    身が有する供給手段を用いて供給する部品供給装置にお
    いて、前記供給手段は前記部品を整列させて前記吸着位
    置に案内する複数の案内シュートと前記部品を前記案内
    シュートを介して前記吸着位置に送る送出手段とを備
    え、該案内シュートが夫々連通する複数の前記部品収納
    室を備えると共に前記部品収納室と前記供給手段とをユ
    ニット化して備えたことを特徴とする部品供給装置。
  4. 【請求項4】 前記複数の部品収納室をその長手方向に
    前後させて設けたことを特徴とする請求項3に記載の部
    品供給装置。
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