JPH0832285A - 部品供給装置 - Google Patents

部品供給装置

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JPH0832285A
JPH0832285A JP6165474A JP16547494A JPH0832285A JP H0832285 A JPH0832285 A JP H0832285A JP 6165474 A JP6165474 A JP 6165474A JP 16547494 A JP16547494 A JP 16547494A JP H0832285 A JPH0832285 A JP H0832285A
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JP
Japan
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component
case
chip
parts
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JP6165474A
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Inventor
Takahiro Kitajima
高広 北島
Wataru Fukushima
渉 福島
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 バルクケース内の部品の衝突頻度を低下させ
て部品の損傷を防止すること。 【構成】 押さえ板24Aによりバルクケース24内に
多数収納されているチップ部品4を上方から押さえてい
るため、部品供給台の移動時にケース24内での部品4
の暴れが防止される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、部品供給台上に多数並
設され部品収納ケース内にバラの状態で収納された多数
のチップ部品を個々に部品取り出し位置に供給する部品
供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】此種の部品供給装置としては、特開昭4
−311094号公報に開示されたものがある。しか
し、部品収納ケース内にバラの状態で多数のチップ部品
を収納しているものに於いて、それを水平移動可能な部
品供給台上に多数並設させて所望の部品供給装置を選択
移動させる場合に、該供給台の高速移動時にケース内の
部品同士が擦れ合ったり、衝突して部品に損傷を与える
おそれがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明はバル
クケース内の部品の衝突頻度を低下させて部品の損傷を
防止することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1の発明
は部品供給台上に多数並設され部品収納ケース内にバラ
の状態で収納された多数のチップ部品を個々に部品取り
出し位置に供給する部品供給装置に於いて、前記部品供
給台の移動時に部品収納ケース内に収納された多数のチ
ップ部品が該ケース内で暴れるのを防止するために該チ
ップ部品を上方から押さえる押さえ部材を当該ケース内
に介在させたものである。
【0005】また、請求項2の発明は部品供給台上に多
数並設され部品収納ケース内にバラの状態で収納された
多数のチップ部品を個々に部品取り出し位置に供給する
部品供給装置に於いて、前記部品供給台の移動時に部品
収納ケース内に収納された多数のチップ部品が該ケース
内で暴れるのを防止するために該チップ部品を上方から
押さえると共にチップ部品が行き来できるだけの貫通穴
を適数備えた押さえ部材を当該ケース内に介在させたも
のである。
【0006】更に、請求項3の発明は部品供給台上に多
数並設され部品収納ケース内にバラの状態で収納された
多数のチップ部品を個々に部品取り出し位置に供給する
部品供給装置に於いて、前記部品供給台の移動時に部品
収納ケース内に収納された多数のチップ部品が該ケース
内で暴れるのを防止するために該チップ部品の移動空間
を狭める適数の仕切り部材を設けたものである。
【0007】
【作用】以上の構成から、請求項1の発明では押さえ部
材により部品収納ケース内に多数収納されているチップ
部品を上方から押さえているため、部品供給台の移動時
にケース内での部品の暴れが防止される。また、請求項
2の発明では押さえ部材により部品収納ケース内に多数
収納されているチップ部品を上方から押さえているた
め、部品供給台の移動時にケース内での部品の暴れが防
止されると共に部品収納ケース内面部と該押さえ部材の
外縁部との隙間からチップ部品が押さえ部材の部品に接
していない面側に回り込んだとしても該部品は貫通穴7
5を通って排出側に戻る。
【0008】更に、請求項3の発明では仕切り部材によ
り部品収納ケース内のチップ部品の移動空間が狭められ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づき説明
する。図2に於いて、1はX軸モータ2及びY軸モータ
3の回動によりXY方向に移動するXYテーブルであ
り、チップ状電子部品4(以下チップ部品もしくは部品
と言う)が装着されるプリント基板5が載置される。
【0010】6は部品供給台であり、バラの状態で収納
されたチップ部品4を供給するバルクカセットフィーダ
8が多数台配設されている。10は供給台駆動モータで
あり、ボールネジ11を回動させることにより、該ボー
ルネジ11に嵌合し供給台6に固定された図示しないナ
ットを介して、供給台6がリニアガイド12に案内され
て移動する。
【0011】13は間欠回動するターンテーブルであ
り、該テーブル13の外縁部には吸着ノズル14を4本
有する装着ヘッド15が間欠ピッチに合わせて等間隔に
配設されている。吸着ノズル14がバルクカセットフィ
ーダ8より部品4を吸着し取出す装着ヘッド15の停止
位置が吸着ステーションであり、該吸着ステーションに
てターンテーブル13の一番外側に位置する吸着ノズル
14が下降して部品4を吸着する。
【0012】ターンテーブル13の間欠回動により装着
ヘッド15が吸着ステーションの次に停止する位置が部
品有無検出ステーションであり、該ステーションにては
部品有無検出装置16により吸着ノズル14が吸着する
部品4の有無が検出される。装着ヘッド15が次に停止
する位置が認識ステーションであり、該ステーションに
て部品認識装置17により吸着ノズル14が吸着する部
品4の位置ずれが認識される。
【0013】認識ステーションの次の装着ヘッド15の
停止する位置が角度補正ステーションであり、認識装置
17による認識結果に基づき吸着ノズル14がノズル回
動ローラ18によりθ方向に回動され部品4の回転角度
の位置ずれが補正される。角度補正ステーションの次の
停止位置が、装着ステーションであり、前記基板5に該
ステーションの吸着ノズル14の吸着する部品4がプリ
ント基板5に装着される。
【0014】吸着ステーションより一つ手前のターンテ
ーブル13の間欠回動による装着ヘッド15の停止位置
がノズル選択ステーションであり、ヘッド回動ローラ1
9によりヘッド15が回動され次に供給される部品4を
吸着すべき吸着ノズル14が選択される。次に、バルク
カセットフィーダ8について図4乃至図6に基づき説明
する。
【0015】図4に於いて、23は供給台6の図示しな
い位置決め用孔に嵌入されてバルクカセットフィーダ8
を供給台6に位置決めするロケートピンである。24は
バラの状態でチップ部品4を収納するバルクケースであ
り、排出口21部分がバルクカセットフィーダ8上部に
着脱自在に取付けられる。該バルクケース24中の部品
4は第1チャンバ25及び第2チャンバ26を介して落
下し、シュート27内に一列に整列する。図1に示す2
4Aは前記部品供給台6の移動時にケース24内での部
品4の移動を規制するための押さえ板で、ケース24内
の部品4を図1に示すように上方から軽く押さえるよう
にケース24内に挿入されており、供給台6が高速移動
しても部品4が自由に移動するのを抑えて部品4同士が
擦れ合ったり、衝突する頻度を低下させる。
【0016】29は第2チャンバ26下部に設けられた
第1の吐出孔であり、30は該第1の吐出孔29の後方
に設けられ第1のチャンバ25付近に残った残留部品を
一掃する第2の吐出孔であり、31は第1の吐出孔32
の前方に設けられシュート27内の部品を吸着ノズル1
4による部品取り出し位置側へ押し出す第3の吐出孔で
ある。
【0017】これらの吐出孔はエアチューブ28を介し
てバルブ32に連通しており、バルブ32の開閉により
圧縮エアが供給されることにより前記第1の吐出孔29
から噴出する圧縮エアが第2チャンバ26内に溜ってい
るチップ部品4をシュート27の入口27Aでつまらな
いように吹きほぐし、前記第3の吐出孔31から噴出す
る圧縮エアは、シュート27内に整列する部品4がシュ
ート27の出口側に移動するよう作用する。また、第2
の吐出孔30から噴出する圧縮エアによりケース24内
に部品が残留することがない。また、これらの吐出孔へ
供給されるエアの吐出圧(流量)はエアチューブ28を
流量調整装置33のネジ33Aの突出量を調整して、エ
アチューブ28を押しつぶして径を変更することにより
調整される。
【0018】シュート27の出口には、図6に示すよう
に90度間隔に部品4が入り込むための溝34が切欠か
れたロータ35が設けられている。該溝34の間口であ
るロータ35回動方向の幅は部品4の幅より少しだけ広
く成されている。シュート27内を案内された部品4
は、シュート27の出口に位置する溝34内に、後続の
部品4に押され収納される。該部品4は溝34内でチッ
プ部品載置面36上に載置され、ロータ35が回動する
場合は該載置面36上を摺動して移動する。そのため該
載置面36はスムーズに部品4が移動するよう摩擦が小
さいように成され本実施例では金属面である(スムーズ
に移動できればプラスチック等で形成されていても良
い。)。
【0019】部品4が溝34内に供給されると、図6の
時計回りの方向に90度回動し停止することにより、先
頭の部品4はシュート27内の部品4より分離され次の
溝34がシュート27の出口に位置し、同様にして部品
4が該溝34内に供給されるように成されている。前記
バルブ32の開閉は該ロータ35の間欠回動と同期して
行なわれており、溝34がシュート27の出口に停止す
る少し前にバルブ32が開かれ部品4が押出され、ロー
タ35が回動を開始した後に閉じられるように成されて
いる。
【0020】次に、バルクカセットフィーダ8における
ロータ35を回動させる機構について説明する。図4乃
至図6に於いて、46はロータ35を軸着するロータ軸
であり、軸受47により回動可能に支持されている。該
ロータ軸46の下方にはピニオン48が、該軸46の回
動とは独立して回動可能に嵌入されており、該ピニオン
48の上部には該ピニオン48と共に回動するラチェッ
トブラケット49が嵌入されている。
【0021】該ラチェットブラケット49の上部には、
ロータ軸46と一体となって回動するラチェットホイー
ル50が該軸46に軸着されており、ラチェットホイー
ル50の周囲に90度間隔に形成されたホイール溝51
にはラチェットブラケット49に取付けられたラチェッ
ト52が係合可能と成されている。54はラチェットロ
ック爪であり、バネ55により付勢され揺動しラチェッ
トホイール50の溝51に係合しラチェットホイール5
0が逆方向に回動しないようにしている。
【0022】56は前記ピニオン48を回動させるため
該ピニオン48に嵌合しガイドローラ56A及びガイド
体56Bに案内されて往復動するラックであり、常に圧
縮バネ57により図5の右方向に付勢されると共に、ス
イングアーム58に設けられたカムフォロワ59により
その右方向への移動が規制されている。該スイングアー
ム58はアーム支軸60を支点に揺動可能であり、引張
バネ61により図5の左方向に揺動するよう付勢されて
いる。圧縮バネ57の付勢力よりも引張バネ61の付勢
力の方が強いので、スイングアーム58及びラック56
は図5の左方向に付勢されている。
【0023】スイングアーム58を引張バネ61の付勢
力に抗して図5の右方向に揺動させる送りレバー62
は、図3に示されるように、本体側の部品吸着位置に停
止するカセットフィーダ8のスイングアーム58を揺動
できる位置に設けられ、ターンテーブル13を間欠回動
させる駆動源に駆動される送りレバーカム64の回動に
より揺動する送り揺動レバー65と引張バネ66の作用
により図3の左右方向に移動する。送りレバー62の往
復動作は、ターンテーブル13の間欠回動毎にバルクカ
セットフィーダ8が部品吸着位置に停止したならば行な
われる。
【0024】シュート27より部品4が供給される溝3
4の停止位置を「チップ分離ステーション」と以下言
う。ロータ35の90度の回動によるチップ分離ステー
ションの次の溝34の停止位置は、吸着ノズル14が溝
34内の部品4を吸着する「チップ吸着ステーション」
である。
【0025】図6において、ロータ35の回動による溝
34のチップ吸着ステーションの次の停止位置は、「吸
着ミスチップ排出ステーション」であり、該ステーショ
ンの溝34の下部には図示しないチップ排出箱が設けら
れており、吸着されなかったチップ部品4が落下して排
出される。排出されないと、チップ分離ステーションで
シュート27あるいは、シュート27に整列する先頭の
チップ部品4にひっかかるおそれがあるからである。
【0026】以上のような構成により以下動作について
説明する。先ず、作業者によりチップ部品4を装着すべ
きプリント基板5の種類に応じ、所望のバルクカセット
フィーダ8が供給台6上に部品種毎に配設される。この
とき既に各カセットフィーダ8は流量調整が完了してい
る。そして、作業者は部品装着装置の自動運転の前に、
バルクカセットフィーダ8の送りレバー62を手作業で
引いて送っておき、ロータ35のチップ分離ステーショ
ンの溝34にチップ部品4が収納されるようにしてお
く。また、各カセットフィーダ8のシュート27内には
第2チャンバ26側から出口側まで、チップ部品4が連
続して整列されている。
【0027】自動運転が開始されると、図示しない記憶
装置に記憶された装着データに従って、次に吸着ノズル
14に吸着されるべき部品4を供給するバルクカセット
フィーダ8が、供給台駆動モータ10の駆動によりリニ
アガイド12に沿って移動して部品吸着位置に停止す
る。このとき、図2の右から3番目のバルクカセットフ
ィーダ8が部品吸着位置に停止するものとする。この供
給台6の移動時には、押さえ板24Aの重みによりケー
ス24内の部品4は軽く押さえられているので、自由に
移動することが規制されるため、部品4同士の擦れ合
い、衝突による部品4の損傷が防止される。
【0028】次に、ターンテーブル13の回転により装
着ヘッド15が吸着ステーションに移動してくると、送
りレバー62が図4の右側に移動しスイングアーム58
を引張バネ61に抗して右側に揺動させるため、圧縮バ
ネ57がラック56をガイドローラ56A及びガイド体
56Bに沿って移動させピニオン48が回動される。そ
の結果ラチェットブラケット49の回動により、ラチェ
ット52がラチェットホイール50を回動させる。ラチ
ェットホイール50が90度回動した位置でラック56
は図示しないストッパにより停止し、ラチェットホイー
ル50は回動を停止し、この位置でバネ55に付勢され
てラチェットロック爪54がラチェットホイール50の
ホイール溝51に係合する。こうして、ラチェットホイ
ール50が軸着するロータ軸46が90度回動すると、
ロータ35は90度回動し、チップ分離ステーションの
溝34はチップ吸着ステーションに移動し、該溝34内
の部品4は部品載置面36上を摺動して該ステーション
に移動する。
【0029】次に送りレバー62が図4の左側に戻る
と、スイングアーム58が戻りピニオン48及びラチェ
ット52も元の位置に戻るが、ラチェットホイール50
はラチェットロック爪54にロックされているため回動
せず、ロータ35は回動した位置を保持する。次に、ロ
ータ35が停止した後のロータ35の各停止ステーショ
ンでの動作について説明する。
【0030】先ず、チップ分離ステーションでは、チッ
ブ部品4の溝34内への収納動作が行なわれる。即ち、
溝34がシュート27の出口に停止する少し前からバル
ブ32が開けられ、第3の吐出孔31より圧縮エアが吐
出されシュート27内のチップ部品4が押され、先頭の
部品4が溝34内に押出され供給される。
【0031】一方、第1の吐出孔29からも、第3の吐
出孔31からと同時に圧縮エアが噴出し、第2チャンバ
26内に溜っているチップ部品4を吹きほぐすが、バル
ブ32が閉められると吹きほぐされた部品4は落下し、
そのうちの一部がシュート27内に進入する。このシュ
ート27に進入した部品4は、第3の吐出孔31よりの
圧縮エアによりシュート27の入口27Aから該吐出孔
31の間に部品4が無くなっているため、シュート27
内を自重落下により滑降しシュート27内に整列して行
き、次のロータ35の回動時の圧縮エアの吐出に備えら
れる。
【0032】次のチップ吸着ステーションでは、ロータ
35の回動が停止した後、吸着ノズル14は図示しない
上下動手段により下降され部品4に当接し該部品を吸着
した状態で上昇する。こうして、ロータ35の90度の
回動による一連の動作が行なわれたわけであるが、次
に、吸着ステーションにて部品4を吸着したノズル14
を有する装着ヘッド15は、ターンテーブル13の間欠
回動により、部品有無検出ステーションに移動する。
【0033】装着ヘッド15が該ステーションに停止す
ると、吸着ノズルに吸着された部品4により、図示しな
い発光部より照射された光線が遮光され受光部に受光さ
れない場合には、部品有りと部品有無検出装置16は検
出する。次に、ターンテーブル13の間欠回動により装
着ヘッド15は、認識ステーションに停止する。該ステ
ーションでは部品認識装置17により吸着ノズル14の
吸着する部品4の位置ずれが認識され、次の停止ステー
ションである角度補正ステーションにてノズル回動ロー
ラ18により、部品4の回転角度の位置ずれが補正され
る。
【0034】その後、吸着ノズル14に吸着された部品
4は、装着ステーションにてX軸モータ2及びY軸モー
タ3の回動により、位置ずれの補正分も加えられて移動
したXYテーブル1上のプリント基板5に装着される。
一方、最初に吸着された部品4を保持している装着ヘッ
ド15が部品有無検出ステーションに回動すると、次の
装着ヘッド15が吸着ステーションに移動して来る。
【0035】そして、この間欠回動の間に前述と同様に
して、次に吸着されるべき部品4を供給するバルクカセ
ットフィーダ8が部品4の吸着位置に移動するが、図2
の右から2番目のバルクカセットフィーダ8が部品4の
吸着位置に停止するものとする。以下、前述したように
して当該2番目のバルクカセットフィーダ8から供給さ
れる部品4が基板5上に装着される。
【0036】また、バルクケース24の他の実施例につ
いて説明する。図7に示すバルクケース24は、第1の
実施例の押さえ板24Aにチップ部品4が往来できる貫
通穴75(図8参照)が設けてあり、押さえ板24Aの
底面部76外縁部とケース24内面部との隙間77から
部品4が図7に示すように底面部76の上面に回り込ん
でしまっても、該穴75を通って該部品4が排出口21
側に戻れるようにしている。また、バルクケース24は
図4に示すようにバルクカセットフィーダ8の本体に斜
めに取り付けられるため、押さえ板24Aの上面に回り
込んだ部品4は押さえ板24Aの一方(下側)に溜まる
と予想されるので、貫通穴75Aを図9に示すように押
さえ板24Aの一方だけに設けるようにして、該貫通穴
75Aが下側になるように押さえ板24を挿入させるよ
うにしても良い。尚、押さえ板24Aの形状は本実施例
だけに限らず、例えば箱型としても良く、該箱型の押さ
え板を貫通する形で穴を設けておいても良く、ボール状
のものでも良い。更に一体物でなく小さな粒状(シュー
ト27内を通れない大きさが良い。)のものを部品4上
に敷き詰めるようなものでも良い。また、押さえ板の材
質は金属や合成樹脂等の固形のものでなくとも良く、例
えばコロイダル・ソリューション(ゾル)等の溶液やゲ
ル等の弾性軟体をケース24内の部品4上に位置させる
ようにしても良く、これによればケース24内の形状に
あわせてそれ自体の形状も変形するのでケース24の途
中で引っかかるおそれがなく、常に部品4を上方から押
さえられる。
【0037】図10に示すバルクケース24は、ケース
24内を縦に仕切る仕切り板80が設けてあり、供給台
6の移動により部品4がケース24内で自由に移動でき
る空間を狭めたものである。これにより、部品4同士の
擦れ合いや衝突の頻度が低下でき、部品の損傷が防止で
きる。尚、本実施例では圧縮エアによりチャンバ25、
26内の部品4を吹き飛ばしシュート27内に部品4を
整列させて部品取り出し位置に該部品4を供給する部品
供給装置を基に本発明を説明してきたが、本発明はこれ
に限らず部品収納ケース内に多数の部品をバラの状態で
収納した供給装置で、該供給装置を部品供給台上に搭載
して移動させるものであれば適用され、本発明の効果が
得られる。
【0038】
【発明の効果】以上、請求項1の発明によれば押さえ部
材により部品収納ケース内に多数収納されているチップ
部品を上方から押さえているため、部品供給台の移動時
にケース内での部品の暴れが防止でき、部品同士の擦れ
合いや衝突による部品の損傷が防止できる。
【0039】また、請求項2の発明によれば押さえ部材
により部品収納ケース内に多数収納されているチップ部
品を上方から押さえているため、部品供給台の移動時に
ケース内での部品の暴れが防止でき、部品同士の擦れ合
いや衝突による部品の損傷を防止できると共にバルクケ
ース内面部と該押さえ部材の外縁部との隙間から押さえ
部材の部品に接していない面側に該部品が回り込んだと
しても部品は貫通穴を通って排出側に戻るため、部品が
ケース内に残ることがない。
【0040】更に、請求項3の発明によれば仕切り部材
により部品収納ケース内のチップ部品の移動空間が狭め
られるため、部品同士の擦れ合いや衝突による部品の損
傷が防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したバルクケースの側面図であ
る。
【図2】部品装着装置の平面図である。
【図3】部品装着装置の部品吸着位置における側断面図
である。
【図4】バルクカセットフィーダの正面図である。
【図5】バルクカセットフィーダのロータ回動機構を示
す側面図である。
【図6】バルクカセットフィーダのロータ付近の平面図
である。
【図7】バルクケースの他の実施例を示す図である。
【図8】押さえ板の貫通穴を示す図である。
【図9】押さえ板の貫通穴を示す図である。
【図10】バルクケースの他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
4 チップ状電子部品 8 バルクカセットフィーダ(部品供給装置) 24 バルクケース(部品収納ケース) 24A 押さえ板(押さえ部材) 25 第1のチャンバ 26 第2のチャンバ 75 貫通穴 75A 貫通穴 80 仕切り板(仕切り部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品供給台上に多数並設され部品収納ケ
    ース内にバラの状態で収納された多数のチップ部品を個
    々に部品取り出し位置に供給する部品供給装置に於い
    て、前記部品供給台の移動時に部品収納ケース内に収納
    された多数のチップ部品が該ケース内で暴れるのを防止
    するために該チップ部品を上方から押さえる押さえ部材
    を当該ケース内に介在させたことを特徴とする部品供給
    装置。
  2. 【請求項2】 部品供給台上に多数並設され部品収納ケ
    ース内にバラの状態で収納された多数のチップ部品を個
    々に部品取り出し位置に供給する部品供給装置に於い
    て、前記部品供給台の移動時に部品収納ケース内に収納
    された多数のチップ部品が該ケース内で暴れるのを防止
    するために該チップ部品を上方から押さえると共にチッ
    プ部品が行き来できるだけの貫通穴を適数備えた押さえ
    部材を当該ケース内に介在させたことを特徴とする部品
    供給装置。
  3. 【請求項3】 部品供給台上に多数並設され部品収納ケ
    ース内にバラの状態で収納された多数のチップ部品を個
    々に部品取り出し位置に供給する部品供給装置に於い
    て、前記部品供給台の移動時に部品収納ケース内に収納
    された多数のチップ部品が該ケース内で暴れるのを防止
    するために該チップ部品の移動空間を狭める適数の仕切
    り部材を設けたことを特徴とする部品供給装置。
JP6165474A 1994-07-18 1994-07-18 部品供給装置 Pending JPH0832285A (ja)

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