JP3148347B2 - カバーテープリール - Google Patents

カバーテープリール

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JP3148347B2
JP3148347B2 JP10772892A JP10772892A JP3148347B2 JP 3148347 B2 JP3148347 B2 JP 3148347B2 JP 10772892 A JP10772892 A JP 10772892A JP 10772892 A JP10772892 A JP 10772892A JP 3148347 B2 JP3148347 B2 JP 3148347B2
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正夫 栗原
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Sanyo Electric Co Ltd
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    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/19Specific article or web
    • B65H2701/1942Web supporting regularly spaced non-adhesive articles

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、第1の嵌合部を有する
抜止部が設けられた第1のリール体と、該抜止部に入り
込んで第1のリール体からの抜けを防止する差込部が設
けられたカバーテープが巻回される第2のリール体と、
該第2のリール体に交換可能に設けられ嵌合時に前記嵌
合部に嵌合されて両リール体を離反する方向に付勢する
第2の嵌合部を有する板バネ状の押さえ部材とからなる
カバーテープリールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術として、本出願人が先に出願し
た特開平3−133882号公報に開示されたものがあ
る。
【0003】しかし、扱うテープ幅に応じて厚みの異な
るカバーテープリールを作成する場合、別々の金型を複
数準備しておく必要があった。
【0004】そのため、コストが高くなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、一つのカバー
テープリールで種々のテープ幅のテープに対応可能とす
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、第1
の嵌合部を有する抜止部が設けられた第1のリール体
と、該抜止部に入り込んで第1のリール体からの抜けを
防止する差込部が設けられ、電子部品が封入されたテー
プから剥離されたカバーテープを巻回する第2のリール
体と、該第2のリール体に交換可能に設けられ嵌合時に
前記嵌合部に嵌合されて両リール体を離反する方向に付
勢する第2の嵌合部を有する板バネ状の押さえ部材とか
らなるカバーテープリールに於いて、前記第1のリール
体にその抜止部を覆うようにして前記第2の嵌合部に嵌
合する第3の嵌合部を有する第2の抜止部が設けられた
アダプタを取り付けたものである。
【0007】
【作用】以上の構成から、第1のリール体にその抜止部
を覆うようにして取り付けられたアダプタの第2の抜止
部と第2のリール体の差込部とが嵌合した際、第2のリ
ール体に設けられた板バネ状の押さえ部材に形成された
第2の嵌合部に第3の嵌合部が嵌合し、板バネ状の押さ
え部材で第3の嵌合部が押さえられる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づき説明す
る。
【0009】図6に於いて、(1)はX軸モータ(2)
及びY軸モータ(3)の回動によりXY方向に移動する
XYテーブルで、チップ状電子部品(4)(以下、チッ
プ部品あるいは部品という。)が装着されるプリント基
板(5)が載置される。
【0010】(6)は供給台であり、チップ部品(4)
を供給する部品供給装置(7)が多数台配設されてい
る。(8)は供給台駆動モータであり、ボールネジ
(9)を回動させることにより、該ボールネジ(9)に
嵌合し供給台(6)に固定された図示しないナットを介
して、供給台(6)がリニアガイド(10)に案内され
て移動する。
【0011】(11)は間欠回動するターンテーブルで
あり、該テーブル(11)の外縁部には吸着ノズル(1
2)を4本有する装着ヘッド(13)が間欠ピッチに合
わせて等間隔に配設されている。
【0012】吸着ノズル(12)が供給装置(7)より
部品(4)を吸着し取出す装着ヘッド(13)の停止位
置が吸着ステーションであり、該吸着ステーションにて
ターンテーブル(11)の一番外側に位置する吸着ノズ
ル(12)が部品(4)を吸着する。
【0013】装着ヘッド(13)が次に停止する位置が
認識ステーションであり、該ステーションにて部品認識
装置(14)により吸着ノズル(12)が吸着する部品
(4)の位置ずれが認識される。
【0014】認識ステーションの次の装着ヘッド(1
3)の停止する位置が角度補正ステーションであり、認
識装置(14)による認識結果に基づき吸着ノズル(1
2)がノズル回動ローラ(15)によりθ方向に回動さ
れ部品(4)の回転角度の位置ずれが補正される。
【0015】角度補正ステーションの次の停止位置が、
装着ステーションであり、前記基板(5)に該ステーシ
ョンの吸着ノズル(12)の吸着する部品(4)が装着
される。
【0016】以下、部品供給装置(7)について説明す
る。
【0017】図7及び図8に於いて、(18)はチップ
部品(4)を一定間隔に封入するテープであり、チップ
部品(4)が飛び出さないようにカバーテープ(19)
が上方から覆って貼付けられている。
【0018】供給装置(7)は該テープ(18)を封入
された部品(4)の間隔に合わせて間欠送りして、吸着
ノズル(12)の吸着位置に部品(4)を供給するもの
である。(20)はこのテープ送り動作を行わせる昇降
棒であり、部品(4)の吸着位置に供給台(6)の移動
により移動して来た部品供給装置(7)の上方に位置さ
れ、図示しない駆動源により上下動する。
【0019】(22)はカセット本体(23)より上方
に延びているカセット側壁(24)に支軸(25)で支
点(25A)を中心に揺動可能に軸支された揺動レバー
であり、下降する昇降棒(20)が該レバー(22)に
形成された係合片(26)に当接し下方に押圧すること
により、図7の位置より反時計方向に揺動し、昇降棒
(20)が上昇すると、前記係合片(26)とカセット
側壁(24)との間に張架された引張バネ(27)の付
勢力によりストッパピン(28)に規制される図8に示
される位置まで揺動する。
【0020】該揺動レバー(22)の下端部には伝達レ
バー(30)が回動自在に枢支されており、該レバー
(30)の他端に枢支されている送りレバー(31)に
揺動レバー(22)の動きが伝えられる。該送りレバー
(31)は送りレバー支軸(32)を支点に揺動可能に
カセット本体(23)に取付けられており、揺動レバー
(22)の反時計方向への揺動により反時計方向に揺動
し、その一端に枢支されている送り爪(33)が支軸
(32)に軸支されている送り歯車(34)に噛合い図
8の反時計方向に送りストッパ(35)で規制される位
置まで所定角度回動させる。送り歯車(34)にはスプ
ロケット(36)が一体に取付けられており、カセット
本体(23)上に形成された平らなシュート面(37)
上に載置され図示しない図8の右側にあるリールカセッ
トより引延ばされてきているテープ(18)に穿設され
た図示しない送り孔にスプロケット(36)の外周に一
定間隔で植設されている送りピン(39)が嵌合し、送
り歯車(34)の回動により該テープ(18)が所定ピ
ッチ、図8の左側に送られ、テープ(18)に収納され
ている先頭の部品(4)は送りピン(39)が嵌合して
いる部分の直前の部品吸着位置に位置する。
【0021】(40)は送り歯車(34)にバネ(4
1)の付勢力により嵌合して該歯車(34)の時計方向
への回転を防止する逆転防止爪である。
【0022】(43)は支軸(44)によりカセット側
壁(24)に枢支されるサプレッサであり、一端がカセ
ット側壁(24)に設けられた突部(42)に係合し、
他端が該サプレッサ(43)に係合し、支軸(44)の
まわりに巻かれたねじりコイルバネ(45)の付勢力に
より図7及び図8の反時計方向に回動するように付勢さ
れ、シュート面(37)上を送られるテープ(18)を
上方から押えて浮き上りを規制すると共に、部品(4)
の吸着位置より手前(図8の右側)にてテープ(18)
よりカバーテープ(19)を剥取るための開口(46)
を有している。該サプレッサ(43)の図8の左側の先
端部にはピン(48)が植設されており、カセット本体
(23)より延出して取付けられたバネ(50)により
図8の反時計方向へ付勢されて枢支されるサプレッサ押
さえ片(51)がピン(48)に係合し、該サプレッサ
(43)の下方への押圧が該サプレッサ(43)が長い
ためにバネ(45)だけでは押圧力が不足するので補強
される。また、該サプレッサ(43)は強度を強めるた
めもあり下方が開いた断面コの字状に折曲げられてお
り、シュート面(37)上を覆うと共に、シュート面
(37)の側方からもテープ(18)をおおまかに規制
している。
【0023】テープ(18)より剥取られたカバーテー
プ(19)はリール支軸(53)により側壁(24)に
枢支されたカバーテープリール(54)に該リール(5
4)の下側より巻取られる。
【0024】該カバーテープリール(54)の構造につ
いて説明する。
【0025】図12及び図15の(83)は第2のリー
ル体としてのリール・ソケット板で、中心と外周円との
略中央部で平面と直交する方向に同心円状にリール・ソ
ケット部(84)が立設され、剥離されたカバーテープ
(19)が巻回される。
【0026】(85)は前記リール・ソケット板(8
3)外表面に相対的に設けられた窪みで、夫々その一端
の先にはリール・ソケット板(83)を貫通した貫通穴
(86)があり、他端にはリール・ソケット部(84)
の外側に貫通穴(87)がある。尚、貫通穴(87)の
一方にはリール・ソケット板(83)外径に向けて放射
状にスリット(88)が設けられている。
【0027】(89)は前記窪み(85)に差し込まれ
てその窪み(85)を形成する底面にネジ(90)止め
された押さえ部材としての挟持板で、予め剥離されたカ
バーテープ(19)の端部をリール・ソケット板(8
3)と後述するリール・ドライブ(91)との間から前
記スリット(88)を介して外方に出し、リール・ソケ
ット部(84)と該挟持板(89)の裏面で挟んで保持
して、リール・ソケット部(84)に巻回させる。
【0028】図13及び図16の(91)は裏面外径付
近の段差部上にラチェット歯車(58)が形成され、前
記リール・ソケット板(83)に相対する第1のリール
体としてのリール・ドライブで、該リール・ドライブ
(91)に設けられた抜止部(92)と前記リール・ソ
ケット板(83)に設けられた差込部(93)とが嵌合
されることによりリール・ソケット板(83)とリール
・ドライブ(91)とが固定される。
【0029】尚、前記嵌合時にリール・ソケット板(8
3)とリール・ドライブ(91)との間にガタツキがで
きないように前記抜止部(92)に第1の嵌合部として
の凸部(94)を設けておき、前記挟持板(89)に前
記凸部(94)に覆い被さるよう内面側に設けられた第
2の嵌合部としての凹部(95)にて凸部(94)を押
さえるようにしている。即ち、リール・ソケット板(8
3)とリール・ドライブ(91)とを逆方向に回動させ
ることにより抜止部(92)と差込部(93)とが嵌合
すると共に、凸部(94)が凹部(95)に入り込むこ
とにより、挟持板(89)とリール・ドライブ(91)
とが該挟持板(89)の付勢力により互いに離れる方向
に付勢される。
【0030】また、前記テープ(18)より幅広なテー
プを取り扱う場合のカバーテープリール(54A)の構
造について説明する。尚、同構造のものは同番号が付し
てある。
【0031】図2及び図4に示す(97)はリール・ソ
ケット板(83)のリール・ソケット部(84)外周部
に嵌め込んで超音波接着で固定されたそのテープ幅に相
当する厚みを有するスペーサリングであるが、着脱自在
に取り付けてもよい。
【0032】図3及び図5に示す(98)は前記リール
・ソケット板(83)の差込部(93)と嵌まるために
横幅をもたせた抜止部(92A)で前記抜止部(92)
を覆うようにして該リール・ドライブ(91)にネジ
(99)止めされるアダプタである。尚、該抜止部(9
2A)にも前記リール・ソケット板(83)の挟持板
(89)の凹部(95)と嵌合する凸部(94A)が設
けてある。
【0033】該リール(54)の巻取りの機構について
説明する。
【0034】前記リール支軸(53)にはラチェットレ
バー(55)が軸支されており、その端部にはローラ
(56)が枢支され、該レバー(55)と前記揺動レバ
ー(22)の間に張架された引張バネ(57)の付勢力
により該ローラ(56)は揺動レバー(22)に押圧さ
れている。該ラチェットレバー(55)には、前記ラチ
ェット歯車(58)に噛合い可能に為されたラチェット
爪(59)が枢支されており、前記揺動レバー(22)
が昇降棒(20)の下降により反時計方向に揺動すると
ラチェットレバー(55)の揺動によりリール(54)
は反時計方向に回動してカバーテープ(19)を巻取
る。(60)はリール(54)の逆転を防止するためラ
チェット歯車(58)に噛合う逆転防止爪である。
【0035】また、図7,図8及び図9に示されるよう
に前記サプレッサ(43)の右端には突片(62)が形
成されており、揺動レバー(22)の下方には該突片
(62)が係合するサプレッサ係合突部(63)が形成
されている。サプレッサ係合突部(63)の下方には下
係合斜面(63A)が、上方には上係合斜面(63B)
が形成され、サプレッサ(43)が図8の如くテープ
(18)を押える位置にあり、揺動レバー(22)が昇
降棒(20)に押圧されておらずバネ(27)の付勢力
によりストッパー(28)に規制された位置の場合、小
さな隙間を空けて前記突片(62)は上係合斜面(63
B)上に位置している。
【0036】従って、揺動レバー(22)の昇降棒(2
0)の押圧による揺動の際に突部(63)が突片(6
2)に衝突することはない。
【0037】そして、作業者がサプレッサ(43)を持
ち上げると突片(62)は図9の時計方向に回動し、該
上係合斜面(63B)に当接するように為されている。
サプレッサ(43)が作業者に持上げられると、突片
(62)が上係合斜面(63B)を押圧することにより
揺動レバー(22)は図9の反時計方向に支点(25
A)を中心に回動し、図10の位置を経ると該レバー
(22)は図10の時計方向に回動し、突片(62)は
前記下係合斜面(63A)に係合し、該レバー(22)
が図7のようにストッパー(28)に係合する位置まで
揺動する。サプレッサ(43)はこの図7の位置まで上
昇してこの状態が維持される。
【0038】下係合斜面(63A)は図7及び図17の
ように突片(62)と係合しており、その接点にて斜面
(63A)の接線(L)(突片(62)の該接点におけ
る接線と同一)に対して直角方向に、突片(62)が
「F」の力を揺動レバー(22)に与えている。「F」
の力の方向は揺動レバー(22)が反時計方向に回動す
る向きである。
【0039】しかし、揺動レバー(22)を時計方向に
回動させようとするバネ(27)の付勢力の方が大きい
ため、揺動レバー(22)はストッパー(28)に規制
された状態を保ちサプレッサ(43)は図7の状態を保
つことになる。
【0040】従い、このような下係合斜面(63A)の
形状によりサプレッサ(43)を支軸(44)のまわり
に反時計方向(即ちサプレッサ(43)を下げる方向)
に回動させようとすると、揺動レバー(22)を反時計
方向に回動させる力が働くことになり、作業者がバネ
(27)の付勢力及び突片(62)と下係合斜面(63
A)との摩擦力等、図7の状態より揺動レバー(22)
を反時計方向に回動させるのに抗した力より大きな力を
サプレッサ(43)を下げる方向に加えると、揺動レバ
ー(22)は反時計方向に揺動し、サプレッサ(43)
は下降することができる。
【0041】本実施例では下係合斜面(63A)は直線
形状であり、図7の状態よりサプレッサ(43)が下が
ると、突片(62)との接点における該斜面(63A)
に加えられる力の方向が支点(25A)に近づくが、支
点(25A)と該接点を結ぶ直線よりも左側を向くこと
はないように為されている。
【0042】また、サプレッサ係合突部(63)の形状
は図7及び図9に示されるように斜面(63A)と斜面
(63B)の間は丸められており、サプレッサ(43)
の下降により突部(63)と突片(62)の接点が斜面
(63A)と斜面(63B)との間の位置に移っても、
該接点の接線方向に対する直角方向である突片(62)
が揺動レバー(22)に加える力の方向は、該レバー
(22)を反時計方向に回動させる方向であるように為
されている。
【0043】サプレッサ(43)の下降による揺動レバ
ー(22)の反時計方向への揺動は図9の位置までであ
り、この位置よりも下降した場合はレバー(22)は時
計方向へ揺動する。また、図10の位置より少しでもサ
プレッサ(43)が下降すれば、作業者が力を加えなく
ともサプレッサ(43)はバネ(45)及びバネ(2
7)の付勢力により下降することになる。
【0044】尚、揺動レバー(22)は、支軸(25)
の下方位置に図7における奥行方向に凹所を形成するよ
うに折曲げられ突部(63)が突片(62)に係合する
ようになっている。
【0045】また、作業者が手等で揺動レバー(22)
の係合片(26)を押下げても突部(63)が図8の右
側に逃げるので、サプレッサ(43)は下降する。
【0046】(64)はサプレッサ(43)に摺動可能
に取付けられたシャッタであり、カセット本体(23)
にシャッタ支軸(65)のまわりに回動可能に軸支され
たシャッタレバー(66)の揺動によりテープ(18)
上を摺動移動する。シャッタレバー(66)はその下方
に係合するシャッタ駆動レバー(67)の往復動及びバ
ネ(68)の付勢力により揺動するが、テープ(18)
を送るとき及び供給台(6)の移動中等はシャッタ(6
4)で覆われ、ノズル(12)が下降して部品(4)の
吸着が行なわれるときのみレバー(67)が図8の左側
に引かれシャッタ(64)が移動し吸着位置の部品
(4)の上面を解放するように為されている。
【0047】(69)はバネ(68)の付勢力により揺
動するシャッタレバー(66)に係止するシャッタレバ
ーストッパーであり、シャッタ(64)が部品吸着位置
の部品(4)を覆う位置にある場合の該シャッタ(6
4)の位置決めをしていると共に、そのときのシャッタ
駆動レバー(67)とシャッタレバー(66)との隙間
の距離を決めている。
【0048】次に、部品供給装置(7)を供給台(6)
に取付ける機構について図8に基づき説明する。
【0049】(73)は供給装置(7)のカセット本体
(23)の下部の前後に1個ずつ取付けられた取付けピ
ンであり、供給台(6)の前後の取付プレート(74)
(75)に穿設された取付孔(76)(77)に嵌合す
ることにより、供給装置(7)の位置決めが為される。
(78)は支軸(79)に枢支されるロックレバーであ
り、該レバー(78)の先端部のロック爪(80)が供
給台(6)上に設けられたロックプレート(81)の爪
係合突部(81A)の下面に圧接され、供給装置(7)
を供給台(6)に取付ける。
【0050】以下、動作について説明する。
【0051】先ず、側壁(24)にリール支軸(53)
を介して枢支されたリール・ドライブ(91)の抜止部
(92)にリール・ソケット板(83)の差込部(9
3)を嵌合させてカバーテープリール(54)を組み立
てる。このとき、図14に示すように抜止部(92)の
凸部(94)を挟持板(89)に設けられた凹部(9
5)で押さえるようにしたため、リール・ソケット板
(83)とリール・ドライブ(91)との間のガタツキ
が防止される。また、該凸部(94)と凹部(95)と
が重なり合うことにより、作業者に適度なクイック感を
与える。
【0052】また、前記テープ(18)より幅広なテー
プを取り扱う場合のカバーテープリール(54A)も同
様にしてアダプタ(98)に設けられた抜止部(92
A)にリール・ソケット板(83)の差込部(93)を
嵌合させて、組み立てる。このとき、図1に示すように
抜止部(92A)の凸部(94A)を挟持板(89)に
設けられた凹部(95)で押さえるようにしたため、リ
ール・ソケット板(83)とリール・ドライブ(91)
との間のガタツキが防止される。また、該凸部(94
A)と凹部(95)とが重なり合うことによって作業者
に適度なクリック感を与える。
【0053】次に、作業者がピン(48)よりサプレッ
サ押さえ片(51)を外し、バネ(45)に抗してサプ
レッサ(43)を持上げると、突片(62)が揺動レバ
ー(22)の上係合斜面(63B)を押圧し、該レバー
(22)を図11の反時計方向に揺動させる。
【0054】そして、図10の位置を経るまで持上げる
と、バネ(27)の付勢力により揺動レバー(22)は
反時計方向に揺動し、突片(62)を押圧してサプレッ
サ(43)をバネ(45)の付勢力に抗してさらに持上
げ、ストッパー(28)に係止される図11の状態に保
持される。但し、摩擦がありバネ(27)の付勢力が弱
いと手を離した位置で停止してしまうのでさらに手で持
上げる。この状態にて、テープ(18)をシュート面
(37)上に取付け送りピン(39)を送り孔に係合さ
せ、カバーテープ(19)の先端を開口(46)を介し
てリール・ソケット部(84)に巻付けて、スリット
(88)を介してリール・ソケット板(83)外側に引
き出し、挟持板(89)の裏面にて挟持させる。そし
て、サプレッサ(43)を下降させるよう力を加える
と、突片(62)は下係合斜面(63A)を押圧しバネ
(27)の付勢力や摩擦力等の力に抗して揺動レバー
(22)を反時計方向に揺動させながら、サプレッサ
(43)は支軸(44)のまわりに反時計方向に回動す
る。
【0055】そして、図10の状態を超えて反時計方向
に回動すると、突片(62)は上係合斜面(63B)に
係合し、作業者が力を加えなくとも、バネ(27)によ
る揺動レバー(22)の時計方向への回動による力とバ
ネ(45)の付勢力によりテープ(18)を押える図1
1の位置まで下降する。
【0056】この位置では突片(62)は上係合斜面
(63B)との間に隙間を有している。
【0057】この後、ピン(48)に押さえ片(51)
を係合させ、バネ(50)によりサプレッサ(43)の
テープ(18)を押える力を増加させる。
【0058】そして、チップ部品(4)を装着すべきプ
リント基板(5)の種類に応じ、作業者は部品供給装置
(7)を供給台(6)上に配設する。即ち、供給装置
(7)の前後の取付ピン(73)が取付孔(76)及び
(77)に挿入されることにより、該供給装置(7)は
位置決めされ、反時計方向に回動したロックレバー(7
8)を時計方向に回動させることによりロック爪(8
0)がロックプレート(81)の爪係合突部(81A)
の下面に係合して固定される(図8参照)。
【0059】このようにして、供給台(6)上に供給装
置(7)が配設されると、該供給装置(7)より吸着ノ
ズル(12)が部品(4)を吸着してプリント基板
(5)へ装着する動作が行なわれる。
【0060】次に、図示しない操作部が操作され自動運
転が開始されると、モータ(3)が回動されボールネジ
(9)を介して所望の部品(4)を供給する供給装置
(7)を吸着ステーションで待機する吸着ノズル(1
2)の吸着位置に移動させるよう供給台(6)がリニア
ガイド(10)に案内され移動する。
【0061】この移動中シャッタレバー(66)は、バ
ネ(68)によりシャッタ支軸(65)のまわりに図7
の反時計方向に回動するよう付勢されており、シャッタ
(64)はテープ送り方向に移動した状態となって上の
カバーテープ(19)が剥がされた状態でテープ(1
8)内に封入されている部品(4)の上を覆い移動中も
部品(4)の飛び出しを防止している。
【0062】供給装置(7)が停止すると、昇降棒(2
0)が下降して揺動レバー(22)の係合片(26)に
当接し押下げるので該揺動レバー(22)は図8の反時
計方向に揺動し、伝達レバー(30)を介して、送りレ
バー(31)が反時計方向に揺動し、送り爪(33)が
送り歯車(34)を回動させスプロケット(36)を回
動させる。スプロケット(36)の回動により送りピン
(39)はテープ(18)を所定ピッチ送る。
【0063】また、テープ(18)の送り動作中、サプ
レッサ(43)はテープ(18)が上方に浮き上がらな
いように押さえている。
【0064】一方、揺動レバー(22)の反時計方向へ
の揺動により、引張バネ(57)を介してラチェットレ
バー(55)が反時計方向に揺動し、ラチェット爪(5
9)はラチェット歯車(58)に噛合いカバーテープリ
ール(54)あるいは(54A)を所定角度反時計方向
に回動させる。リール(54)あるいは(54A)の回
動によりサプレッサ(43)の開口(46)の位置でテ
ープ(18)より剥がされながらカバーテープ(19)
はリール(54)あるいは(54A)に巻取られる。ま
た、このとき、上面のカバーテープ(19)が剥がされ
た部品(4)の上部はシャッタ(64)が覆っており、
チップ部品(4)が飛び出さないようにしている。
【0065】次に、昇降棒(20)が上動すると、図8
に示されるように揺動レバー(22)は引張バネ(2
7)の付勢力により時計方向に戻り、テープ(18)の
送り動作及びカバーテープ(19)の剥離動作は停止
し、次に吸着されるべきチップ部品(4)は吸着ノズル
(12)による部品吸着位置に位置する。
【0066】次に、シャッタ駆動レバー(67)が図8
の左方向に引かれると、シャッタレバー(66)に係合
し、該レバー(66)を時計方向に揺動させ、シャッタ
(64)は右側に移動する。こうして、部品吸着位置の
チップ部品(4)上方は開放される。
【0067】次に、吸着ノズル(12)が下降して、部
品吸着位置にある部品(4)を吸着して上昇する。この
吸着ノズル(12)の部品吸着動作が終了すると、シャ
ッタ駆動レバー(67)は右側に戻り、バネ(68)の
付勢力によりシャッタレバー(66)が反時計方向に揺
動し、シャッタ(64)は左方に戻り、部品吸着位置上
を覆う。
【0068】次に、前記ノズル(12)が部品(4)を
吸着するとターンテーブル(11)が間欠回動し、次の
ノズル(12)が吸着ステーションに移動し次に取出さ
れるべき部品(4)を供給する供給装置(7)がモータ
(8)の回動によりノズル(12)の吸着位置に移動す
る。該ノズル(12)が部品(4)を吸着するとターン
テーブル(11)が間欠回動し、最初に部品(4)を吸
着したノズル(12)は認識ステーションに移動する。
【0069】そして、該ステーションにて、ノズル(1
2)の吸着している部品(4)が部品認識装置(14)
に認識される。
【0070】次のターンテーブル(11)の間欠回動に
より認識ステーションに停止していたノズル(12)は
角度補正ステーションに移動し、ノズル回動ローラ(1
5)により認識装置(14)の認識結果に基づき部品
(4)のθ方向の回転角度の位置ずれが補正される。
【0071】次のターンテーブル(11)の間欠回動に
より角度補正ステーションに停止していたノズル(1
2)は装着ステーションに移動し、X軸モータ(2)及
びY軸モータ(3)の回動により認識装置(14)の認
識結果に基づき補正を加えてXYテーブル(1)がXY
方向に移動し、プリント基板(5)の装着すべき位置に
ノズル(12)に吸着された部品(4)が装着される。
【0072】以上の動作が繰返されて夫々の部品供給装
置(7)から、順次部品(4)の吸着が行なわれる。
【0073】更に、幅の異なる種々のテープを使用する
場合にはリール・ドライブ(91)にネジ(99)止め
される係合部(100)の長さが異なるアダプタ(9
8)を使用すればよい。また、足長にする代わりに種々
のスペーサを係合部(100)とリール・ドライブ(9
1)との間に挿入させてもよい。
【0074】尚、凸部(94)が合成樹脂製であるため
摩耗して磨り減ってしまい嵌合時のクリック感がなくな
った場合、もう一方の凸部(94)を凹部(95)にて
押さえるようにしてもよい。また、もう一方の窪み(8
5)にも挟持板(89)を取付けてもよい。
【0075】
【発明の効果】以上、本発明によればアダプタを使用す
ることによって一つのカバーテープリールで種々のテー
プ幅のテープに対応可能になり、また、第1のリール体
と第2のリール体との間にアダプタを設けた場合にも、
第2のリール本体に形成された差込部のアダプタの抜止
部への嵌合及び第2のリール本体に形成された第2の嵌
合部とアダプタの第3の嵌合部との嵌合により、カバー
テープリールを組み立ててから使用するまでの間での第
1のリール体及び第2のリール体とアダプタとの緩み或
いはがたつきなどを確実に回避することができ、また、
カバーテープを巻回するときのカバーテープリールの例
えば高速回転或いは間欠的な回転に伴う第1のリール体
及び第2のリール体とアダプタとの緩み或いはがたつき
などを確実に回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カバーテープリールを示す側面図である。
【図2】リール・ソケット板を示す側面図である。
【図3】リール・ドライブを示す側面図である。
【図4】リール・ソケット板を示す平面図である。
【図5】リール・ドライブを示す平面図である。
【図6】部品装着装置の平面図である。
【図7】部品供給装置の側面図である。
【図8】部品供給装置の側面図である。
【図9】部品供給装置の要部拡大側面図である。
【図10】部品供給装置の側面図である。
【図11】部品供給装置の側面図である。
【図12】リール・ソケット板を示す側面図である。
【図13】リール・ドライブを示す側面図である。
【図14】カバーテープリールを示す側面図である。
【図15】リール・ソケット板を示す平面図である。
【図16】リール・ドライブを示す平面図である。
【図17】突片とサプレッサ係合突部の係合状態を示す
側面図である。
【符号の説明】 (7) 部品供給装置 (19) カバーテープ (54) カバーテープリール (54A) カバーテープリール (83) リール・ソケット板(第2のリール体) (89) 挟持板(押さえ部材) (91) リール・ドライブ(第1のリール体) (92) 抜止部 (92A) 抜止部 (93) 差込部 (94) 凸部(第1の嵌合部) (94A) 凸部(第3の嵌合部) (95) 凹部(第2の嵌合部) (97) スペーサリング (98) アダプタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 75/22 B29C 65/76 H05K 13/02 B29L 31:00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の嵌合部を有する抜止部が設けられ
    た第1のリール体と、該抜止部に入り込んで第1のリー
    ル体からの抜けを防止する差込部が設けられ、電子部品
    が封入されたテープから剥離されたカバーテープを巻回
    する第2のリール体と、該第2のリール体に交換可能に
    設けられ嵌合時に前記嵌合部に嵌合されて両リール体を
    離反する方向に付勢する第2の嵌合部を有する板バネ状
    の押さえ部材とからなるカバーテープリールに於いて、
    前記第1のリール体にその抜止部を覆うようにして前記
    第2の嵌合部に嵌合する第3の嵌合部を有する第2の抜
    止部が設けられたアダプタを取り付けたことを特徴とす
    るカバーテープリール。
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