JP2006156514A - 部品供給装置 - Google Patents

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Takeshi Kanai
健 金井
Seiichi Imai
清一 今井
Hiroyuki Kobayashi
洋之 小林
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Abstract

【課題】 部品供給装置への収納テープの装填作業を向上させること。
【解決手段】 サプレッサ60の開いた状態を保持したまま、作業者はキャリアテープCcから剥離されたカバーテープCaの先端をサプレッサ60の側面60Bに開設された大きな開口60Cを介して外方へ導出し、次いでスリット72の開口端部を介してこのスリット72内にカバーテープCaを通す。この場合に、前記スリット72を形成する奥側の上片70Eより手前側の上片70Fのこのスリット72の長手方向の長さが短く、また前記スリット72の開口側の端部の前記上片70E及び上片70Fが平面視丸く面取りされてあるので、前記スリット72の開口側の端部が広がって、カバーテープCaを案内しながら簡単にスリット72A内に入れることができる。
【選択図】 図10

Description

本発明は、支軸を支点として開閉可能であると共に電子部品を収納する部品収納部が所定間隔を存して形成された収納テープを上方から押さえて間欠送りを案内するサプレッサと、このサプレッサに対して部品取出のための部品取出口を形成すべく移動すると共に前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープを剥離する際の支点を形成するスリットが開設されたシャッターとを備え、前記収納テープから前記カバーテープを剥離して部品取出位置まで部品収納部内に収納された電子部品を間欠送りして前記シャッターが移動して形成された部品取出口から電子部品の取り出しを可能とする部品供給装置に関する。
この種の部品供給装置は、例えば特開2002−9490号公報などに開示されているが、電子部品を収納する収納テープを部品供給装置に装填する際に、サプレッサを開いて行なう。
特開2002−9490号公報
しかしながら、作業者はサプレッサを支軸を支点として開放し、カバーテープの剥離支点となるサプレッサのスリットにこのカバーテープを下方から上方へ通してから折り返さなければならず、収納テープの部品供給装置への装填作業が甚だ面倒であった。
そこで本発明は、部品供給装置への収納テープの装填作業を向上させることを目的とする。
このため第1の発明は、支軸を支点として開閉可能であると共に電子部品を収納する部品収納部が所定間隔を存して形成された収納テープを上方から押さえて間欠送りを案内するサプレッサと、このサプレッサに対して部品取出のための部品取出口を形成すべく移動すると共に前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープを剥離する際の支点を形成するスリットが開設されたシャッターとを備え、前記収納テープから前記カバーテープを剥離して部品取出位置まで部品収納部内に収納された電子部品を間欠送りして前記シャッターが移動して形成された部品取出口から電子部品の取り出しを可能とする部品供給装置において、前記サプレッサを支軸を支点として回動させて前記収納テープを装填する際にその開口端部を介して前記スリットに前記カバーテープを通す場合の作業を容易にするように、前記スリットの開口端部側の前記サプレッサの側面に該スリットの開口端部に連通する開口を開設したことを特徴とする。
第2の発明は、支軸を支点として開閉可能であると共に電子部品を収納する部品収納部が所定間隔を存して形成された収納テープを上方から押さえて間欠送りを案内するサプレッサと、このサプレッサに対して部品取出のための部品取出口を形成すべく移動すると共に前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープを剥離する際の支点を形成するスリットが開設されたシャッターとを備え、前記収納テープから前記カバーテープを剥離して部品取出位置まで部品収納部内に収納された電子部品を間欠送りして前記シャッターが移動して形成された部品取出口から電子部品の取り出しを可能とする部品供給装置において、前記サプレッサを支軸を支点として回動させて前記収納テープを装填する際にその開口端部を介して前記スリットに前記カバーテープを通す場合の作業を容易にするように、前記スリットの開口端部側の前記サプレッサの側面に該スリットの開口端部及び前記部品取出口に連通する開口を開設したことを特徴とする。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記スリットを形成する奥側の上片より手前側の上片のこのスリットの長手方向の長さを短く形成することに特徴とする。
本発明は、部品供給装置への収納テープの装填作業を向上させることができる。
以下、本発明による部品供給装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明による部品供給装置を用いた部品装着装置を示す。この部品装着装置は、チップ状電子部品(以下、適宜「チップ部品」と略す。)4が装着されるプリント基板5が載置されるXYテーブル1を有し、このXYテーブル1は、X軸モータ2及びY軸モータ3の回動によりXY方向に移動するように構成されている。またこの部品装着装置は、チップ部品4を供給する部品供給装置7が多数台配設された供給台6を備えている。この供給台6には図示しないナットが固定されており、このナットにはボールネジ9が嵌合されている。そして供給台駆動モータ8の駆動によってボールネジ9が回動すると、この供給台6はボールネジ9が嵌合したナットを介してリニアガイド11に案内されてX方向に移動するように構成されている。
更に、この部品装着装置はロータリテーブル12を有し、このロータリテーブル12は図示しない駆動モータの駆動により図示しないカムが回動することによって時計方向に間欠回転するように構成されている。そしてこのロータリテーブル12の下面側の外縁部には装着ヘッド14が間欠ピッチに合わせて等間隔に8個配設されており、各装着ヘッド14にはチップ部品4を吸着する吸着ノズル13が4本備えられている。
前記装着ヘッド14は、ロータリテーブル12中を貫通して上下動可能に設けられた図示しないヘッド昇降シャフトの下部に取り付けられ、図示しない上下動駆動源によって図示しないヘッド昇降シャフトが上下動することによって上下動するように構成されている。そして、装着ヘッド14に備えられた吸着ノズル13は、部品供給装置7からチップ部品4を吸着して取り出すように構成されている。
この吸着ノズル13がチップ部品4を吸着するために装着ヘッド14が停止する停止位置が吸着ステーションであり、この吸着ステーションにおいて吸着ノズル13がチップ部品4を吸着する。そして装着ヘッド14が次の次に停止する位置が認識ステーションであり、この認識ステーションにおいて部品認識カメラ15が吸着ノズル13に吸着されているチップ部品4を撮像し、この撮像した画像に基づき認識処理装置により吸着ノズル13に対するチップ部品4の位置ずれを認識する。
この認識ステーションの次に装着ヘッド14が停止する位置は角度補正ステーションであり、この角度補正ステーションにおいて認識処理装置によって認識処理された認識結果に基づいて、ノズル回動ローラ16が吸着ノズル13をθ方向に回動してチップ部品4の回転角度の位置ずれを補正するように構成されている。
この角度補正ステーションの次に装着ヘッド14が停止する停止位置が装着ステーションであり、この装着ステーションにおいて停止した吸着ノズル13に吸着されているチップ部品4を前記XYテーブル1に載置されたプリント基板5に装着するように構成されている。
前記供給台6の移動によってチップ部品4が吸着される位置に停止している部品供給装置7の上方に設けられた後述するテープ送り昇降レバー32が昇降することによって部品供給装置7の部品供給動作である部品送り動作を行わせるように構成されている。
この部品供給装置7は供給台6の上面に着脱可能に取り付けられている。この取り付けは、以下のように行うことができるように構成されている。先ず、作業者が図2に示す保持部25と揺動レバー26とを握って軸27を支点に揺動レバー26をバネ28の付勢力に抗して時計方向に揺動させる。そして、揺動レバー26先端の係合部29を時計方向に回動させた状態で、部品供給装置7の下部の前後に設けられた取り付けピン24を供給台6に穿設された取り付け孔(図示せず)に挿入させる。このように取り付けピン24を取り付け孔に挿入させてから揺動レバー26の揺動をバネ28の付勢力を利用して元に戻して係合部29を供給台6上に突設させた被係合部(図示せず)に係合させることで、部品供給装置7を供給台6に取り付けることができる。
前記部品供給装置7は、電子部品を等間隔に収納する収納テープを巻回したテープリール(図示せず)と、該テープリールから収納テープを繰り出すテープ送出装置30と、収納テープを構成するキャリアテープCcからカバーテープCaを巻き取るカバーテープ巻取装置31とから構成される。そして、前記収納テープCは、等間隔ピッチで形成された部品収納凹部Cb内にチップ部品4を収納すると共に等間隔ピッチでテープ送り孔が形成されたキャリアテープCcと、部品収納凹部Cbの上面開口を覆うカバーテープCaとから構成される。
そして、32は前記テープ送出装置30の駆動レバー33を上下動させるために上下動するテープ送り昇降レバーであり、前記ロータリテーブル12と同期して駆動して該テープ送り昇降レバー32を上下動させ前記テープリール内に巻回された収納テープCを間欠送りし、該収納テープCの部品収納凹部Cb内に収納されたチップ部品4を前記吸着ノズル13の部品取出位置(吸着位置)に供給させる。そして、カバーテープCaをこの吸着位置の直前で剥離してチップ部品4を下降してくる吸着ノズル13に吸着させ取り出させる構成である。
前記テープ送出装置30は、キャリアテープCcを繰り出すために支軸41を支点として回転可能で前記キャリアテープCcのテープ送り孔に嵌合するテープ送り歯40Aが周部に形成されると共に前記支軸41を中心に形成された円形状の凹部の外周側面(段差面)に内歯(図示せず)が形成されたスプロケット40と、前記支軸41を支点として回転可能で送り爪(図示せず)を介して前記スプロケット40を回転させる揺動体42と、この揺動体42の当接部42Aと係止して回転角度位置を規制するストッパ43と、前記揺動体42を駆動する揺動体駆動機構45とを備えている。
なお、前記テープ送出装置30は、一方向クラッチ式トルクリミッタが組み込まれており、前記スプロケット40は収納テープCの送り方向のみ回転可能となっている。また、前記送り爪(図示せず)は前記揺動体42に支軸(図示せず)に回動自在に取り付けられるも、常時バネにより付勢されて前記スプロケット40の前記内歯に押し付けられている。
前記揺動体駆動機構45について説明すると、該駆動機構45はテープ送り昇降レバー32及び後述するバネ57を駆動源として前記揺動体42を駆動するものであり、一端部が揺動体42にピン50を介して回動自在に連結されたリンクレバー51と、一端が該リンクレバー51の他端部にピン52を介して回動可能に連結され中央部が支軸53に回動自在に支持されると共に他端部にシャッター開閉ピン56を有する伝達レバー55と、一端が該伝達レバー55にピン54を介して連結される駆動レバー33とから構成されている。そして、前記伝達レバー55はバネ57により図2における時計方向に付勢されている。
60は概ね断面形状がコ字形状のサプレッサで、収納テープCやカバーテープCa剥離後のキャリアテープCcをテープ送出装置本体7Aに常時押圧してこれらがテープ送出装置本体7Aから外れないように、特にスプロケット40のテープ送り歯40AからキャリアテープCcのテープ送り孔が抜けて外れないように作用する。
このサプレッサ60は後部のピン61を介してテープ送出装置本体7Aに回動可能に設けられると共に、一方の側面60Bの前端部に設けられた係止ピン62がテープ送出装置本体7Aのロック装置63(第1ロック装置)のロック爪64に係止して、前述の作用を確実なものとしている。前記ロック装置63は、一端がテープ送出装置本体7Aの前端下部に固定された板バネ製の支持片65と、コイルバネがピン66に介挿されて開く方向に付勢されるもその回動範囲が規制されるように前記ピン66を介して前記支持片65に連結されたロック爪64とから構成される。
また、前記サプレッサ60の後端部には係止部材68が例えば一体に設けられ、前記係止ピン62とロック爪64との係止を解除して、サプレッサ60をピン61を支点として回動させた場合にロック部材69の係止部69Aに前記係止部材68が係止可能である。前記ロック部材69は、板バネ製で図2において反時計方向の渦巻き状に形成されており、中央部がテープ送出装置本体7A上部に設けられた取付板67に固定されていて、外端部は逆に時計方向に巻き返されて係止部69Aが形成される。なお、前記係止部材68はサプレッサ60に一体に設けたが、前記サプレッサ60と別体に別部材で形成してもよい。
また、前記サプレッサ60の上面中間部には開口が形成され、この開口を覆うようにシャッター70が該サプレッサ60の長手方向に移動可能に設けられる。即ち、サプレッサ60上には2本のガイドピン60Aが立設され、シャッター70上面に開口された細長孔形状のガイド溝70Cに前記ガイドピン60Aが嵌合した状態でこのガイドピン60A頭部にガイド板70Dが固定されており、サプレッサ60上のガイドピン60Aにガイド溝70Cが案内されながらシャッター70が該サプレッサ60の長手方向に移動可能となる。
従って、前記駆動レバー33が下降すると、シャッター開閉ピン56がシャッター70の側片70Aの係合溝70Bに嵌合しているので、伝達レバー55が支軸53を支点として図2における反時計方向に揺動することによりシャッター70は後方へ移動する。この移動により部品取出口71が形成されることとなり、キャリアテープCcの部品収納凹部Cb内の先頭のチップ部品4を吸着ノズル13が吸着して取出すことができる。
更に、前記シャッター70にはカバーテープCaの剥離の際の支点となるスリット72が形成されており、剥離されたカバーテープCaはシャッター70の下方からスリット72を介して上方へ通過して、折り返されて案内ローラ75、76、77を介してカバーテープ巻取装置31により巻き取られる。このカバーテープ巻取装置31は、前記取付板67に着脱可能に取付けられて前記カバーテープCaを巻き取る巻取リール78と、支軸81を支点として回動可能で一端がピン79を介して前記駆動レバー33に回動可能に連結すると共に他端の当接部85がストッパ86に当接して回動が規制される揺動レバー80と、該揺動レバー80の掛止部82と係止ピン87との間に引張りバネ83が張架されたラチェットレバー84と、巻取リール78に一体に形成されたラチェット歯車(図示せず)に噛み合うものでラチェットレバー84に枢支されたラチェット爪(図示せず)などから構成される。
従って、揺動レバー80が図2において時計方向へ回動すると、引張りバネ83を介してラチェットレバー84を時計方向に揺動させ、ラチェット爪がラチェット歯車に噛み合っており、巻取リール78を所定角度分時計方向に回動させ、キャリアテープCcの上面に貼られたカバーテープCaは、収納テープCを押さえているサプレッサ60のスリット72を介してキャリアテープCcより剥がされ前記巻取リール78に巻き取られることになる。
なお、前記シャッター70に形成されたスリット72の開口端部側の前記サプレッサ60の前記側面60Bには該スリット72の開口端部及び前記部品取出口71に連通し、側面60Bの前部及び後部よりも下方へ突出する大きな開口60C、即ち前部及び後部の側面60Bの下端位置よりもその開口下端位置の方が低い位置である大きな開口60Cが開設され、この開口60Cを囲むように側面60Cが残されており、特に開口60Cの下方にも側面60Cが残されて切欠きと異なり、側面60Cの強度が維持される。そして、前記サプレッサ60をピン61を支点として回動させて部品供給装置7に収納テープCを装填する際の前記スリット72の開口端部を介してこのスリット72にカバーテープCaを通す場合に、カバーテープCa端部を前記開口60Cから部品供給装置7の外方へ導出した後(図9参照)、前記開口端部を介してスリット72内に挿入してシャッター70の下方から上方へ通すというカバーテープCaの引き回し作業を容易にしている。しかも、前記スリット72を形成する奥側の上片70Eより手前側の上片70Fのこのスリット72の長手方向の長さ(収納テープCの搬送方向と直交する方向)を短くすることにより、作業者はスリット72にカバーテープCaを容易に通すことができる(図4、6、9、10参照)。また、前記スリット72の開口側の端部の前記上片70E及び上片70Fを平面視丸く面取りして、カバーテープCaが簡単にスリット72A内に入るように構成されている。
前記案内ローラ75は支軸75Aの回りに回転可能であり、この支軸75Aの基端部には上限ストッパ75Bが固定されており(図8参照)、前記係止ピン62とロック爪64との係止を解除して、サプレッサ60をピン61を支点として回動させた場合に係止部69Aに係止部材68が係止するが、それ以上のサプレッサ60の回動を前記上限ストッパ75Bが制限する。
以上の構成により、以下動作について説明する。先ず、待機状態のテープ送出装置30は図2及び図3に示されており、この状態で図5に示すように、前記ロータリテーブル12と同期して駆動してテープ送り昇降レバー32が下降すると、駆動レバー33も下降し、伝達レバー55がバネ57の付勢力に抗して支軸53を支点として反時計方向に回動し、リンクレバー51を右方(前方)に移動させ、揺動体42を支軸41を支点としてテープ送り方向とは反対の反時計方向に回動させる。すると、この揺動体42の回動により、スプロケット40の内歯の1山分だけ送り爪が乗り越えることとなる。
このとき、伝達レバー55の反時計方向の回動により、シャッター開閉ピン56がシャッター70の側片70Aの係合溝70Bに嵌合しているので、シャッター70が後方へ移動する。この移動により部品取出口71が開き、キャリアテープCcの部品収納凹部Cb内の先頭のチップ部品4を吸着ノズル13が吸着して取出すことができる(図6参照)。
また、前述した如くテープ送り昇降レバー32が下降すると、揺動レバー80が図5において時計方向へ回動し、引張りバネ83を介してラチェットレバー84を時計方向に揺動させ、ラチェット爪がラチェット歯車に噛み合っているので、巻取リール78を所定角度分時計方向に回動させ、キャリアテープCcの上面に貼られたカバーテープCaは、収納テープCを押さえているサプレッサ60のスリット72を介してキャリアテープCcより剥がされながら、前記巻取リール78に巻き取られる。
そして、テープ送り昇降レバー32が上昇すると、駆動レバー33もバネ57の付勢力により上昇し、伝達レバー55が支軸53を支点として時計方向に回動し、リンクレバー51を左方(後方)に移動させ、揺動体42を支軸41を支点として時計方向に回動させる。すると、この揺動体42の時計方向への回動により、スプロケット40の内歯(正確には歯を形成する溝)に噛み合っている送り爪がこのスプロケット40をキャリアテープ送り方向(時計方向)に回動させる。
従って、前記キャリアテープCcのテープ送り孔にテープ送り歯40Aが嵌合しているので、キャリアテープCcを1ピッチ分送ることとなる。このとき、伝達レバー55の時計方向の回動により、シャッター開閉ピン56がシャッター70の側片70Aの係合溝70Bに嵌合しているので、シャッター70が前方へ移動し、部品取出口71が閉じられる(図4参照)。
以上のように、カバーテープCaの剥離動作やキャリアテープCcの送り動作が行なわれ、順次吸着ノズル13によりチップ部品4がキャリアテープCcから取出されて、プリント基板5上に装着されることとなる。
そして、収納テープC内のチップ部品4が部品取出位置に送られ取出されることにより、所謂部品切れが生じた場合に、新しい収納テープCを部品供給装置7に装填する動作について説明する。初めに、当該部品切れの部品供給装置7を供給台6から外して作業台上に移す。そして、テープリールを当該部品供給装置7から外して、収納テープCを巻回した新たなテープリールを当該部品供給装置7に取付け、この新しい収納テープCを収納したテープリールから収納テープCをある程度の長さ分を繰り出して、作業台上に寝かせた状態の部品供給装置7に当該新しい収納テープCを装填してセットする。
即ち、作業者は板バネ製の支持片65を上方へ指で押圧し、係止ピン62とロック装置63のロック爪64との係止を解除し、サプレッサ60をピン61を支点として反時計方向に回動させる。この作業者がサプレッサ60を上方へ持ち上げたとき、回転支点であるピン61より後方の係止部材68が反時計方向に回動して下降し、ロック部材69の係止部69Aに当接し、板バネ製のロック部材69を撓ませる。そして、ある程度撓むと前記係止部材68が係止部69Aに嵌合して係止する。
以上のように、サプレッサ60の開いた状態を保持したまま、図9に示すように、作業者はキャリアテープCcから剥離されたカバーテープCaの先端を前記サプレッサ60の前記側面60Bに開設された大きな開口60Cを介して部品供給装置7の外方へ導出し、次いで図10に示すように、前記スリット72の開口端部を介してスリット72内に挿入してシャッター70の下方から上方へ通す。この場合に、前記スリット72を形成する奥側の上片70Eより手前側の上片70Fのこのスリット72の長手方向の長さが短く、また前記スリット72の開口側の端部の前記上片70E及び上片70Fが平面視丸く面取りされてあるので、前記スリット72の開口側の端部が広がって、カバーテープCaを案内しながら簡単にスリット72A内に入れることができる。
従って、作業者がサプレッサ60を操作することにより、サプレッサ60の開いた状態を確実に保持でき、容易に部品供給装置7へ収納テープCを装填させるることができ、この装填作業性又は作業の効率を向上させることができる。また、支軸75Aの基端部には上限ストッパ75Bが固定されているので、サプレッサ60をピン61を支点として回動させた場合に係止部69Aに係止部材68が係止するが、それ以上のサプレッサ60の回動は前記上限ストッパ75Bが制限するので、カバーテープ巻取装置31や、部品供給装置7のその他の部位或いは電子部品装着装置本体を損傷することが防止される。
そして、部品供給装置7への収納テープCの装填後に、サプレッサ60を開いた状態の保持を解除する場合には、作業者がサプレッサ60の前端部に下方に荷重を加えればよい。このサプレッサ60の時計方向への回動の際に、係止部材68も時計方向へ回動して上昇するので、板バネ製のロック部材69は撓み、ある程度撓むと係止部材68と係止部69Aとの係止が解除される。即ち、作業者がサプレッサ60を操作することにより、サプレッサ60を開いた状態に保持させることができると共に、この保持状態を解除させることもできる。
なお、サプレッサ60の開いた状態の保持の解除時に、サプレッサ60前端部に掛ける荷重は、作業者に適度なクリック感を与えるために、100〜200gfにして、その時の板バネ板バネ製のロック部材69の撓み量を0.5ミリメートル以上に設定している。なお、前記ロック部材69は、板バネ製で渦巻き状に形成しているから、極力小さくすることが可能であり、図3などに示した如く、カバーテープCaの通路と重ねて設けることができ、省スペースで大きな作動荷重が得られ、この渦巻き状のコーナー部の全てに応力集中が起こり、応力が分散され、塑性し難い。
そして、サプレッサ60を開いた状態の保持を解除して、更にサプレッサ60を下げて、係止ピン62とロック装置63のロック爪64とを係止させる。この後、当該新しい収納テープCを装填した部品供給装置7を供給台6に取付けて、次のチップ部品4の装着運転が可能となる。
なお、この電子部品装着装置として、いわゆる高速型チップマウンタを例にして説明したが、これに限らず多機能チップマウンタに適用してもよい。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
電子部品装着装置の平面図である。 待機状態の部品供給装置の側面図である。 図2の要部拡大図である。 サプレッサ及び閉じた状態のシャッターの平面図である。 テープ送り昇降レバーが下降した状態の部品供給装置の要部拡大図である。 サプレッサ及び開いた状態のシャッターの平面図である。 サプレッサを上方へ回動させた状態の部品供給装置の要部拡大図である。 図7のA−A断面図である。 サプレッサを上方へ回動させた状態の部品供給装置の要部斜視図である。 サプレッサを上方へ回動させた状態の部品供給装置の要部斜視図である。
符号の説明
7 部品供給装置
60 サプレッサ
60A 側面
60C 開口
70 シャッター
70E、F 上片
72 スリット
Cc キャリアテープ
Ca カバーテープ

Claims (3)

  1. 支軸を支点として開閉可能であると共に電子部品を収納する部品収納部が所定間隔を存して形成された収納テープを上方から押さえて間欠送りを案内するサプレッサと、このサプレッサに対して部品取出のための部品取出口を形成すべく移動すると共に前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープを剥離する際の支点を形成するスリットが開設されたシャッターとを備え、前記収納テープから前記カバーテープを剥離して部品取出位置まで部品収納部内に収納された電子部品を間欠送りして前記シャッターが移動して形成された部品取出口から電子部品の取り出しを可能とする部品供給装置において、前記サプレッサを支軸を支点として回動させて前記収納テープを装填する際にその開口端部を介して前記スリットに前記カバーテープを通す場合の作業を容易にするように、前記スリットの開口端部側の前記サプレッサの側面に該スリットの開口端部に連通する開口を開設したことを特徴とする部品供給装置。
  2. 支軸を支点として開閉可能であると共に電子部品を収納する部品収納部が所定間隔を存して形成された収納テープを上方から押さえて間欠送りを案内するサプレッサと、このサプレッサに対して部品取出のための部品取出口を形成すべく移動すると共に前記部品収納部の上面開口を覆うカバーテープを剥離する際の支点を形成するスリットが開設されたシャッターとを備え、前記収納テープから前記カバーテープを剥離して部品取出位置まで部品収納部内に収納された電子部品を間欠送りして前記シャッターが移動して形成された部品取出口から電子部品の取り出しを可能とする部品供給装置において、前記サプレッサを支軸を支点として回動させて前記収納テープを装填する際にその開口端部を介して前記スリットに前記カバーテープを通す場合の作業を容易にするように、前記スリットの開口端部側の前記サプレッサの側面に該スリットの開口端部及び前記部品取出口に連通する開口を開設したことを特徴とする部品供給装置。
  3. 前記スリットを形成する奥側の上片より手前側の上片のこのスリットの長手方向の長さを短く形成することに特徴とする請求項1又は2に記載の部品供給装置。
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