JPH0321746A - リゾート地のプレハブ建造物の軸組工法 - Google Patents

リゾート地のプレハブ建造物の軸組工法

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JPH0321746A
JPH0321746A JP15527489A JP15527489A JPH0321746A JP H0321746 A JPH0321746 A JP H0321746A JP 15527489 A JP15527489 A JP 15527489A JP 15527489 A JP15527489 A JP 15527489A JP H0321746 A JPH0321746 A JP H0321746A
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Japan
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column
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washer
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JP15527489A
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Mitsuharu Kawanishi
川西 光治
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はリゾート地及び山間地においてプレハブ建造物
を造築する為の軸組の組立方法に関する。
〔従来の技術〕
近年リゾート地で急速に普及して来たログハウスは、丸
太又は太鼓材を校倉風に一本一本積み重ねたものである
.従がって、その出来上りは環境にマッチし木質の良さ
を生かした構造的にも堅固でドッシリとした風格を備え
ている。
その造築にあたり現地で一本一本切断加工して少しずつ
組むのが本来の工法であるが、近年はプレハブ化して、
国外の現地や木材生産地の加工工場で仮組みをしてその
納り具合を確認した上で、各々の材にナンバリングして
建設地に納入し専門業者によって造築されていた。尚品
近では週休二日制の導入等余暇を利用して、家族或は友
人と共同して造築することもしばしばであるが、その場
合には一定期間の講習を受けたり、そこを卒業するまで
に大変な苦労を必要とした。
又、その構造面について見ると太い丸太を使用してはい
るが、交差部で組み合わせて各横積み材の摩擦抵抗で持
たせているため中間を切断して開口とすることはおのず
と制限ざれる。
一方、市街地に普及している代表的住宅用プレハブ建造
物は、骨格の主要部分を軽量型鋼で朝立てて各種の荷重
を支承せしめると共に水平力に対してはは外壁各面に最
低二箇所のプレースを設けて補強している。従ってその
開口面積も制限されている。
住宅用プレハブ建造物の内、木造り風のものは、上記軽
量型鋼の骨格に木材の加工による土台、柱、桁及び合掌
等公知の各種部分材を付設組立てることにより内外装を
木造り様に造るものであった。
〔発明が解決しようとする!!題) 従来、リゾート地に造築されるログハウスにあっては自
然の環境にマッチし、また自然をとり入れた自由な間取
り、即ち大きな出入口、広い窓等が絶対の条件であるが
、先に述べたごとくその構造的理由により制約を受ける
という問題点があった。
またその組立てにおいて、住宅用プレハブ建造物はすく
なくとも専門業者が、ログハウスは訓練を受けた者にし
か施工することが出来ず余暇を利用する素人には簡単に
は取組めない。
更にその資材面でみると、ログハウスは太くて長い材料
を使って加工しその芯材を利用している故多量の木材を
必要としたし、また住宅用プレハブ建造物にあっては環
j.ナにマツチさせるため@童型鋼のf格に加工ざれた
化粧材を付設しなければならい等の問題点があった。
本発明の軸NB工法は、上記従来のかかる欠陥を解消し
て簡易な技術手段により高強度で安涌な軸組を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明の軸糺工法において
は、柱とそれに取り合う壁体の一部を一体化してできる
剛な帯伏壁体を軒桁及び梁等の横架材と特殊な座金を介
して高強度連結棒で剛に締結し、更に下方のコンクリー
ト布基礎のアンカーボールトにユニオンナット等で締結
しようとするものである。
上記の剛な帯状壁体は、従来から使用されている柱と、
工場で乾燥材を糊接着した壁体とを深さ数ミリで大入れ
納りで事前に工場等で糊接着したものである.その際柱
の一方は工場で接着し、他方は特殊な係止具を使用して
現場で糊接着する。
壁体パネルは両端から15〜20センチの所定の位置の
壁淳のほぼ中心に高強度連結棒を通す孔を明け、接着剤
をかまし、連結棒にて上端は特殊座金に、下端は最下段
の壁体構成材に一部欠き込まれた箇所までを締結された
ものである。その際、壁体構成材を丸太や太鼓材で構成
することもできるが、間伐材を利用して集成材となし、
二液性の糊等て嗣水性をもたせれば軽くて丈夫で木肌の
美しく清潔な壁体とすることがで、る。
また特殊座金は、柱を中心に左右の壁体の右端、左端の
高強度連結棒を一体化し、更にその外側に横架材を固定
するボールトを垂設してなる、また必要に応じジョイン
ト部等では内側にも歪設し四本とするほうがより効果的
である。
〔作用〕
上記のように構成された軸鞘工法は、高強度連結棒が土
台と桁等の横架材とを、間に帯状壁体を介して締結し、
さらに詳しくは、基礎アンカーボールトに連結されると
共に、その上端が特殊座金を介して横架材に固定されて
いるので地震や風圧などの水平力に対しての基礎部分の
抵抗力がそのまま横架材に伝えられ剛力を大幅に増す。
糊接着された剛な帯状壁体と軒桁横架材とをn 51.
 座全を介して固定しているので、丁字形・逆L字形の
剛力積造壁体とみることができ、夫1t自体で水平力に
抗することもあって土台への圧縮・引張り力を大幅に低
減する。
〔実施例〕
以下この発明の構成を図示の実施例に基づいて説明する
と、第1図は本発明f111 4flの一例を示してい
る。図において、コンクリート布基礎に埋設するアンカ
ーボールトの位置を高強度連結捧(4)の位置と一致さ
せて土台を水平に固定する。その際、造築物の大きさ、
開口の大ぎさを考慮し,て、柱と一体となす剛な壁体の
巾を決定する。工場にて、設計図に基すき所定の位置に
高強度連結棒(4)を挿入する孔を明け、糊接着にて壁
体(8〉を製作する。−ユニットの構成は、よずcl.
l=j;(8)、一方ノ柱(20)、高’J g 連u
 棒(4)か二本、柱上の特殊座金(3)がーセッ1・
、柱に取り合う次の壁体(2l)側の柱の溝の中に数個
の洋止具の雌部材(15−2)を接着固定し、また壁体
(2l)にも上記雌部糊(l5〜2)に直合する係止q
のjAlt部材(+5−+)を接着固定し・たものてあ
る。
尚,マ胡I々着:こて剛な壁体となったブロンクと柱と
は、やはり工場にて事前に糊接着しておく。
1た念開[i等は事前に明けても差支えない。
高強度連結棒は仮固定で現墳に運紺する.梁、軒桁等の
横架t才も設計図に基すき特殊座金のボール}(10)
を嵌合すべく加工して現地雇人する. 以上の如く、工場で加工、仮紐みされた壁体ユニットや
梁、ml材を整理坂置きする。次に隅柱を持つ璧体ユニ
ットを垂直に建てて、遣らず等で補強しておく.先の壁
体ユニットにf反固定してある特殊座金(3)をすこし
緩め、柱(20)及び壁体(2l)に所定の接着剤を塗
布し、係止具を嵌合する。次の壁体ユニットの高強度連
結棒( 4−+)をユニオンナット(7)で締め11け
固定することにより係止具(6)の作用により、柱(2
0)と壁体(21)とは接Ti接合され、一体1ヒされ
る。
第2図は、特殊座金(3)の取り1寸け1):況を示す
説明図であるが、横架tオ(2)を固定するボールト(
lO)は溶着に限らずヘッド付d?−ルトとすることも
できる。
第3図は、同」一断面及び測而図てある。高強度連結棒
(4)と持殊庄金(3)の嵌合部(l3)においてあそ
びは無いほうがよく、第41!Iに示す芯出し座金(l
1)を使用するとより効果的となる.テーバー(l4)
により特殊座金と壁体との位置決めの役目もはたす. 第5図は、柱と壁体とを一体化させるための接着接合を
促進させるための係止具(6〉の説明図である。1X前
に工場等で接着剤(!6)を使用して接着した雌部材(
+5−2)に雄部材(15−+)を上から落し込み壁体
制を上から押すと、雌雄係止具のテーハーにより引き寄
せられ柱及び壁体に塗布された接着剤は圧着される.尚
接着剤の即効性は無くとも高強度連結棒で締め付けられ
ているので連続作業に支障はない. 以上の説明の通りの工程を繰返し、順次壁体ユニットを
朝立でていけば高強度の軸組を造ることができる。一日
の工程の終わりには出来る範囲の横架材をセットし仮固
定しておくことは・云うまでもない。
〔発明の効果〕
以上の如く,本発明では、従来の軸列工法と異なり、各
柱邪の帯状壁体が水平力を分担するから、従来の様に嗣
力壁やプレース壁をどこに配置するとかいった配置計画
や構造計算が不要である.さらにプランにあわせた任意
の位置に大きな開口部を採ることもできるし、その開口
の形状も糊接着の集成材を利用することによりハート、
スペード形等自由なものとすることも可能となり、各人
の個性的なデザインや装飾が選べるという効果がある。
また本発明の工法に基づけば従来のように現地で一本一
本加工したり、仮紐して事前に納りを確認する必要がな
く、自由な設計の基に事前に工場でパネル化された壁体
を、現場では単にナットの螺合締付けによるだけで、全
体軸組が強固に一体接合され、朝立施工技術を極めて簡
易化し、誰でも楽しみながら確実に絹むことができると
共に、工期の短縮と労力の削減に賀すること多大である
さらに高強度連結棒がコンクリート布基礎と横架材を沖
1な帯状壁体を介して締付けているのて軒下からの吹上
げに対する耐力も向上し、骨組構造の全体強度が一層高
められ、その耐用年数を延長すると共に、万一解体移設
に当っても、そのナットを外すのみて大バラシして移設
することも可能とした。
以上の如く、本発明の建造物の軸組を施工するに当り、
高強度連結棒のナットを螺合締付けるのみで、強固な構
造が簡易な技術手段により得られるために、プレハブ建
造物の特徴を増すと共に工期、使用資材、労力を大きく
減少せしめると共に間伐材の有効利用にも役立ち、経済
的にも、社会の二−ズにも極めて有用である.
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の軸組の組立状態を示す概略正面図、第
2図は特殊座金の取り付け状況を示す説明図、第3図は
特殊座金の断面図及び側面図、第4図は芯出し座金の断
面図、第5図は係止具の使用状況を示す断面説明図であ
る。 1 2 ・ 3 ● 4 ● 5 ● 6l 7 ・ 8 ● 9 ● l O ・ l1 1 2 ◆ l 3 ◆ l 4 ◆ 1 5−1 ・ 1 5−2 − l 6 l 2 () ● ・剛な帯状壁体 ・横架材 ・特殊座金 ・高強度連結棒 ・アンカーボールト ・係止具 ・ユニオンナット ・壁体 ・切り火部 ・特殊座金のボールト ・芯出し座金 ・ダブルナット ・特殊座金の孔 ・テーパー ・係止具の雄部材 ・1系止具の雌部材 ・接着剤 ・柱 第2図 第3図 412

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、柱とそれに取り合う壁体の一部を一体化してできる
    剛な帯状壁体(1)を横架材(2)と特殊座金(3)を
    介して高強度連結棒(4)で剛に締結することにより、
    T字状・逆L字状の剛な耐力軸組を形成し、このように
    形成された複数の耐力軸組を基礎上に並設して壁軸組を
    構成することを特徴とする軸組工法。 2、柱、壁、横架材等が集成材である特許請求の範囲第
    1項記載の軸組工法。 3、柱、壁材にログハウス材を使用して半剛体として締
    結した特許請求の範囲第1項記載の軸組工法。
JP15527489A 1989-06-17 1989-06-17 リゾート地のプレハブ建造物の軸組工法 Pending JPH0321746A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023025626A (ja) * 2021-08-10 2023-02-22 ウッドリッチ有限会社 ログハウスセトリングの調整構造

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4893113A (ja) * 1972-03-10 1973-12-03
JPS541771U (ja) * 1977-06-08 1979-01-08
JPS5410514A (en) * 1977-06-27 1979-01-26 Obayashi Gumi Kk Method of reinforcing piled structure

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