JP2004197406A - 軸組構法による建築物の建築方法 - Google Patents

軸組構法による建築物の建築方法 Download PDF

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Abstract

【課題】軸組構法による建築物の建築方法を改善し、少ない人数でより早くかつ安全に建方を完了させることが可能な建築方法の提供。
【解決手段】(a)布基礎1の天端上にアンカーボルトを用いて土台2を固定し、(b)土台2により囲まれた面上に1階床ステージ4を形成し、(c)1階床ステージ4上で柱材や横架材を組み合わせて1階外周壁組7を形成し、(d)1階外周壁組7を土台2上に建て起こし、建て起こした1階外周壁組7の管柱21とアンカーボルトとを固定し、(e)1階外周壁組7の最上部の横架材により囲まれた面上に2階床ステージ9を形成し、(f)2階床ステージ9上で柱材や横架材を組み合わせて2階外周壁組11を形成し、(g)2階外周壁組11を1階外周壁組7の最上部の横架材上に建て起こし、建て起こした2階外周壁組11と1階外周壁組7の最上部の横架材とを固定し、(h)小屋組13を形成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、主として柱材および梁、桁等の横架材を組み合わせる軸組構法による建築物の建築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、我が国では、長年に渡り、木造建築物を主に軸組構法(在来工法)といわれる方法により建築してきた(例えば、特許文献1、非特許文献1を参照。)。軸組構法の主な特徴は、次の通りである。
▲1▼梁、桁等の横架材と柱材からなる構造(軸組構造)を有する。
▲2▼布基礎は一体の鉄筋コンクリート造、または無筋コンクリート造である。
▲3▼最下階の下部に土台がある。
▲4▼柱は建築基準法施行令第43条を満足する断面寸法を持つ。
【0003】
軸組構法の施工は、
(a)基礎の天端上に土台を固定する工程、
(b)土台上に通し柱、1階管柱を立設し、胴差により連結して1階部分の軸組を組み上げる工程、
(c)胴差間に2階の床梁を掛け渡し、その上に根太等を配して床組を行い、この床組の上に2階の床を敷き込む工程、
(d)胴差上に2階管柱を立設し、この管柱と通し柱とに軒桁、小屋梁等を連結して2階部分の軸組を組み上げる工程、
(e)2階部分の軸組の上に小屋組を組み上げる工程
により行う。
【0004】
その後、我が国に北米の木造構法である枠組壁工法、いわゆるツーバイフォー工法が取り入れられた(例えば、特許文献2、非特許文献1を参照。)。枠組壁工法では、ツーバイフォーと呼称される部材(断面が2×4インチ(40×90mm)程度)が最も頻用される。枠組壁工法の主な特徴は、次の点にある。
▲1▼構造耐力上使用される木材の断面寸法の種類が少ない。
▲2▼構造部材の継手・仕口が簡単で、くぎ・金物によって緊結する。
▲3▼建方工事にあっては、床組を利用するなどの合理性を持っており、現場での生産性が高い。
▲4▼基本的に壁はスタッド(たて枠)の両面に下地材としてボードを張る大壁式構造である。
【0005】
枠組壁工法の施工は、
(a)構築した布基礎の上に土台を取り付ける工程、
(b)水平な1階床パネルを構築する工程、
(c)構築した1階床パネルの上で1階壁パネルを組み立て、これを建て起こす工程、
(d)2階床パネルを構築する工程、
(e)構築した2階床パネルの上で2階壁パネルを組み立て、これを建て起こす工程、
(f)小屋組を構築する工程
により行うのが一般的である。
【0006】
上記軸組構法と枠組壁工法との主な相違点は、次の通りである。
【表1】
Figure 2004197406
【0007】
【特許文献1】
特開平11−303203号公報
【特許文献2】
特開2000−257152号公報
【非特許文献1】
木質構造研究会編著,「木造構造建築読本 ティンバーエンジニアリングのすべて」,第1版,株式会社井上書院,1988年11月25日,p.30−59、図1.11、図1.17
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
枠組壁工法は、床パネルと壁パネルによって建築物を一体化し、一種の箱を組み立てることを基本とした構法であり、建方工事にあっては、床組を利用するなどの合理性を有するため、現場での生産性が高い。一方、我が国の高温多湿な気候風土に最も適しているのは、従来の軸組構法による建築物であり、その人気も根強いものがある。
【0009】
ところが、従来の軸組構法では、土台上に柱材が1本ずつ大工の手によって立てられ、クレーンで吊り上げられた胴梁と立体的に組み合わされる。すなわち、従来の軸組構法は、三次元空間内での作業が主である。そのため、作業は非常に不安定で、安全性に乏しいという問題がある。
【0010】
また、上棟日には、1日で建方を完了し、雨仕舞まで行うことが必要であるため、大勢の大工を投入しており、人件費が高くなる傾向にある。さらに、従来の軸組構法では、柱材を1本ずつ建てることが必要であるため、枠組壁工法のように床パネルや壁パネルを先行製作して上棟日に組み付けるという作業を行うことができないことも、生産性向上に繋がらない理由となっている。
【0011】
そこで、本発明においては、軸組構法による建築物の建築方法を改善し、少ない人数でより早くかつ安全に建方を完了させることが可能な建築方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の軸組構法による建築物の建築方法は、基礎の天端上にアンカーボルトを用いて土台を固定する第1工程と、土台により囲まれた面上に1階床ステージを形成する第2工程と、1階床ステージ上で柱材および横架材を組み合わせて1階外周壁組を形成する第3工程と、1階外周壁組を土台上に建て起こす第4工程と、建て起こした1階外周壁組の柱材とアンカーボルトとを固定する第5工程とを含むことを特徴とする。
【0013】
本発明の建築方法では、軸組構法において基礎の天端上にアンカーボルトを用いて土台を固定した後、土台上に柱材を1本ずつ立てるのではなく、まず土台により囲まれた面上に1階床ステージを形成し、この1階床ステージ上の平面で柱材および横架材を組み合わせて1階外周壁組を形成し、この形成した1階外周壁組を土台上に建て起こしてアンカーボルトとを固定することにより、建方工事の主な作業を平面内で行うことができる。また、上棟日の前日までに1階外周壁組を先行製作しておくことができるため、上棟日にはこの先行製作しておいた1階外周壁組を土台上に建て起こして組み付けることにより建方工事を簡略化することができる。
【0014】
本発明の建築方法において、アンカーボルトは土台上面から突き出さないように設置し、第2工程において、1階床ステージは土台内側まで形成し、第5工程において、1階外周壁組の柱材に固定した継手部材とアンカーボルトとを高ナットを用いて連結することが望ましい。
【0015】
これにより、1階床ステージを土台内側まで形成した場合には、アンカーボルトが土台上面から突き出さないため、1階床ステージ上で形成した1階外周壁組を土台上に建て起こす際にアンカーボルトが邪魔になることがなく、建て起こし作業が容易となる。その後、アンカーボルトの上から高ナットを用いて、柱材に固定した継手部材を連結することができる。
【0016】
あるいは、アンカーボルトは1階床ステージ上面から突き出さないように設置し、第2工程において、1階床ステージは土台上面まで形成し、第5工程において、1階外周壁組の柱材に固定した継手部材とアンカーボルトとを高ナットを用いて連結することが望ましい。
【0017】
これにより、1階床ステージを土台上面まで形成した場合には、アンカーボルトが土台上面の1階床ステージ上面から突き出さないため、1階床ステージ上で形成した1階外周壁組を土台上の1階床ステージ上に建て起こす際にアンカーボルトが邪魔になることがなく、建て起こし作業が容易となる。その後、アンカーボルトの上から高ナットを用いて、柱材に固定した継手部材を連結することができる。
【0018】
また、本発明の別の軸組構法による建築物の建築方法は、土間床構造の基礎の天端上にアンカーボルトを用いて土台を固定する第1工程と、土台により囲まれた基礎上に大引きを形成する第2工程と、大引き上で柱材および横架材を組み合わせて1階外周壁組を形成する第3工程と、1階外周壁組を土台上に建て起こす第4工程と、建て起こした1階外周壁組の柱材とアンカーボルトとを固定する第5工程とを含むことを特徴とする。
【0019】
本発明の建築方法は、例えば、寒冷地住宅のように、床下空間のない土間床構造の基礎を有する建築物を建築する場合に適した方法であり、土台により囲まれた基礎上に大引きを形成し、この大引き上の平面で柱材および横架材を組み合わせて1階外周壁組を形成するものである。床下空間のない土間床構造の基礎の場合、大引き上と土間床構造の基礎上とはわずかな段差であるため、1階外周壁組を形成する作業に支障はない。
【0020】
ここでも、アンカーボルトは土台上面から突き出さないように設置し、第5工程において、1階外周壁組の柱材に固定した継手部材とアンカーボルトとを高ナットを用いて連結することが望ましく、大引き上で形成した1階外周壁組を土台上に建て起こす際にアンカーボルトが邪魔になることがなく、建て起こし作業が容易となる。
【0021】
上記第3工程において、1階外周壁組の最下部の横架材を1階外周壁組の柱材とほぞ接ぎすることが望ましい。1階床ステージ上の平面で1階外周壁組の最下部の横架材と柱材とをほぞ接ぎしておくことによって、1階外周壁組を土台上に建て起こす際に支点となる各柱材下部が横架材により互いに固定されるため、1階外周壁組の建て起こし時に各柱材下部がぐらつかないようになる。
【0022】
また、第3工程において、1階外周壁組に筋かいまたは構造用合板を組むことによって、1階外周壁組の各柱材が1階床ステージ上の平面で筋かいまたは構造用合板により互いに固定されるため、1階外周壁組の建て起こし時に各柱材がぐらつかないようになる。
【0023】
ところで、2階建て以上の建築物を建築する場合には、前記第5工程の後さらに、1階外周壁組の最上部の横架材により囲まれた面上に2階床ステージを形成する第6工程と、2階床ステージ上で柱材および横架材を組み合わせて2階外周壁組を形成する第7工程と、2階外周壁組を1階外周壁組の最上部の横架材上に建て起こす第8工程と、建て起こした2階外周壁組の柱材と1階外周壁組の最上部の横架材とを固定する第9工程とを含む建築方法とするのが望ましい。
【0024】
これにより、前述のように1階外周壁組を形成した後、さらにこの1階外周壁組の最上部の横架材により囲まれた面上に2階床ステージを形成し、この2階床ステージ上の平面で柱材および横架材を組み合わせて2階外周壁組を形成し、この形成した2階外周壁組を1階外周壁組の最上部の横架材上に建て起こしてこの1階外周壁組の最上部の横架材と固定することにより、2階建て以上の建築物においてもその建方工事の主な作業を平面内で行うことができる。
【0025】
ここで、2階外周壁組の柱材と1階外周壁組の最上部の横架材とを固定するジョイントボルトは1階外周壁組の最上部の横架材から突き出さないように設置し、第7工程において、2階床ステージは1階外周壁組の最上部の横架材内側まで形成し、第9工程において、2階外周壁組の柱材に固定した継手部材とジョイントとを高ナットを用いて連結することが望ましい。
【0026】
これにより、1階床ステージと同様、2階床ステージを横架材内側まで形成した場合には、ジョイントボルトが1階外周壁組の最上部の横架材上面から突き出さないため、2階床ステージ上で形成した2階外周壁組を1階外周壁組の最上部の横架材上に建て起こす際にジョイントボルトが邪魔になることがなく、建て起こし作業が容易となる。その後、ジョイントボルトの上から高ナットを用いて、柱材に固定した継手部材を連結することができる。
【0027】
あるいは、2階外周壁組の柱材と1階外周壁組の最上部の横架材とを固定するジョイントボルトは2階床ステージ上面から突き出さないように設置し、第7工程において、2階床ステージは1階外周壁組の最上部の横架材上面まで形成し、第9工程において、2階外周壁組の柱材に固定した継手部材とジョイントとを高ナットを用いて連結することが望ましい。
【0028】
これにより、2階床ステージを1階外周壁組の最上部の横架材上面まで形成した場合には、ジョイントボルトが1階外周壁組の最上部の横架材上面の2階床ステージ上面から突き出さないため、2階床ステージ上で形成した2階外周壁組を1階外周壁組の最上部の横架材上の2階床ステージ上に建て起こす際にジョイントボルトが邪魔になることがなく、建て起こし作業が容易となる。その後、ジョイントボルトの上から高ナットを用いて、柱材に固定した継手部材を連結することができる。
【0029】
また、上記第7工程において、2階外周壁組の最下部の横架材を2階外周壁組の柱材とほぞ接ぎすることが望ましい。これにより、1階外周壁組と同様、2階外周壁組を1階外周壁組の最上部の横架材上に建て起こす際に支点となる各柱材下部が横架材により互いに固定されるため、2階外周壁組の建て起こし時に各柱材下部がぐらつかないようになる。
【0030】
また、第7工程において、2階外周壁組に筋かいまたは構造用合板を組むことによって、2階外周壁組の各柱材が2階床ステージ上の平面で筋かいまたは構造用合板により互いに固定されるため、2階外周壁組の建て起こし時に各柱材がぐらつかないようになる。
【0031】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
図1は本発明の第1実施形態における軸組構法による建築物の建築方法の概略工程図、図2(a)は図1(b)の左側面図、図2(b)は同図(a)のA−A線断面図、図3は1階床ステージ上で形成する1階外周壁組を示す平面図、図4は1階外周壁組を建て起こした状態における基礎部断面図、図5(a)は図1(e)の1階外周壁組上部の左側面図、図5(b)は同図(a)のB−B線断面図、図6は2階床ステージ上で形成する2階外周壁組を示す平面図、図7は図1(g)の左側面図である。以下、図1の(a)〜(h)に沿って本実施形態における建築方法について説明する。
【0032】
(a)布基礎1の天端上に土台2を形成する(図2を参照。)。このとき、土台2は、布基礎1に埋め込んだアンカーボルト3に丸ワッシャ3aおよびナット3bを用いて固定する。なお、アンカーボルト3は、予め、その上端が土台2の上面から突き出さないように、土台2の上面から3mm下げた位置にくるように形成しておく。
【0033】
(b)土台2により囲まれた面上に1階床ステージ4を形成する(図2を参照。)。このとき、必要に応じて、布基礎1の内面や土台2の内面に断熱材5等を設け、また、根太6、大引き(図示せず。)等を設けてから、平面状の1階床ステージ4を形成する。
【0034】
(c)1階床ステージ4の平面上で柱材としての管柱21、間柱22,23,24や、横架材としての胴梁31、間柱受け32、窓まぐさ33、窓台34、上枠35、下枠36などを組み合わせて1階外周壁組7を形成する(図3を参照。)。このとき、少なくとも1階外周壁組7の最下部の間柱受け32および下枠36は、各管柱21とほぞ接ぎする。図示例では、窓まぐさ33および窓台34も各管柱21とほぞ接ぎしている。各管柱21の下端には、土台2とほぞ接ぎするために、予めほぞ21a,21bを形成している。
【0035】
また、図示例では、管柱21間に筋かい41を組み付けている。筋かい41は、構造用金物42,44を用いて管柱21に、構造用金物43を用いて管柱21および胴梁31に、それぞれ固定している。なお、筋かい41に代えて、構造用合板を用いることも可能である。
【0036】
さらにここで、管柱21を土台2と連結するための継手部材としての引き寄せ金物51およびジョイントボルト52を、管柱21の下部に取り付ける。また、胴梁31と後述する2階外周壁組11の管柱25とを連結するための継手部材としての引き寄せ金物53およびジョイントボルト54等を、管柱21の上部に取り付ける。さらに、必要に応じて、管柱21と胴梁31とを引き寄せ金物55および丸座金付きボルト56により締結する。
【0037】
(d)1階外周壁組7を土台2上に建て起こし、建て起こした1階外周壁組7の管柱21とアンカーボルト3とを固定する(図4を参照。)。固定は、高ナット3cを用いてアンカーボルト3とジョイントボルト52とを連結し、引き寄せ金物51側のナット51aを締め付けることにより行う。
【0038】
(e)その他の柱材8等を立設し、1階外周壁組7の最上部の横架材である胴梁31により囲まれた面上に2階床ステージ9を形成する(図5を参照。)。このとき、必要に応じて、根太10等を設けてから、平面上の2階床ステージ9を形成する。なお、図5に示すように、ジョイントボルト54は、丸ワッシャ54aおよびナット54b,53aを用いて胴梁31および管柱21に固定されており、ジョイントボルト54の上端は胴梁31の上面から突き出さないように胴梁31の上面から3mm下げた位置に配置されている。
【0039】
(f)2階床ステージ9の平面上で柱材としての管柱25、間柱26,27,28や、横架材としての桁61、間柱受け62、窓まぐさ63、窓台64、上枠65、下枠66などを組み合わせて2階外周壁組11を形成する(図6を参照。)。このとき、1階外周壁組7と同様に、少なくとも2階外周壁組11の最下部の間柱受け62および下枠66は、各管柱25とほぞ接ぎする。図示例では、窓まぐさ63および窓台64も各管柱25とほぞ接ぎしている。各管柱25の下端には、胴梁31とほぞ接ぎするために、予めほぞ25a,25bを形成している。
【0040】
また、図示例では、管柱25間に筋かい45を組み付けている。筋かい45は、構造用金物42,44を用いて管柱25に、構造用金物43を用いて管柱25および桁61に、それぞれ固定している。なお、筋かい45に代えて、構造用合板を用いることも可能である。
【0041】
さらにここで、管柱25を胴梁31と連結するための継手部材としての引き寄せ金物51およびジョイントボルト52を、管柱25の下部に取り付ける。また、管柱25と桁61とを、引き寄せ金物53,55および丸座金付きボルト57,58により締結する。
【0042】
(g)2階外周壁組11を1階外周壁組7の胴梁31上に建て起こし、建て起こした2階外周壁組11の管柱25と胴梁31とを固定する。固定は、(d)と同様に、高ナット3cを用いてジョイントボルト54とジョイントボルト56とを連結し、2階外周壁組11の管柱25の引き寄せ金物51側のナット(図示せず)を締め付けることにより行う。図7は2階外周壁組11を建て起こし固定した後の状態を示している。
【0043】
(h)その他の柱材12等を立設し、小屋組13を形成する。
【0044】
以上のように、本実施形態における建築方法では、従来のように土台2上に管柱21を1本ずつ立てるのではなく、土台2により囲まれた面上に1階床ステージ4を形成し、この1階床ステージ4上の平面で管柱21、間柱22,23,24、胴梁31、間柱受け32、窓まぐさ33、窓台34、上枠35、下枠36などを組み合わせて1階外周壁組7を形成し、土台2上に建て起こすため、建方工事の主な作業は平面内での作業となる。
【0045】
2階外周壁組11についても同様に、2階床ステージ9を形成し、この2階床ステージ9上の平面で管柱25、間柱26,27,28、桁61、間柱受け62、窓まぐさ63、窓台64、上枠65、下枠66などを組み合わせて2階外周壁組11を形成し、胴梁31上に建て起こすため、その主な作業は平面内での作業となる。すなわち、本実施形態における建築方法によれば、1階外周壁組7および2階外周壁組11の形成を平面上で安定して、かつ安全に行うことが可能となる。
【0046】
また、1階外周壁組7については、上棟日の前日までに先行製作しておくことができるため、上棟日にはこの先行製作しておいた1階外周壁組7を土台2上に建て起こして組み付けることにより建方工事を簡略化することができる。したがって、上棟日には少ない人数でより早く建方を完了させることができる。
【0047】
また、1階外周壁組7の最下部の横架材である間柱受け32および下枠36が各管柱21とほぞ接ぎされていることから、1階外周壁組7を土台2上に建て起こす際に支点となる各管柱21下部が間柱受け32および下枠36により互いに固定されるため、1階外周壁組7の建て起こし時に各管柱21下部がぐらつかず、より作業を安定かつ安全に行うことができる。2階外周壁組11についても同様に、その最下部の横架材である間柱受け62および下枠66が各管柱25とほぞ接ぎされていることから、2階外周壁組11の建て起こし時に各管柱25下部がぐらつかず、作業をより安定かつ安全に行うことができる。
【0048】
また、1階外周壁組7の形成時、1階床ステージ4の平面上で1階外周壁組7に筋かい41または構造用合板を組むことによって、1階外周壁組7の各管柱21が平面状態で筋かい41または構造用合板により互いに固定されるため、1階外周壁組7の建て起こし時に各管柱21がぐらつかないようになり、作業をさらに安定かつ安全に行うことができる。2階外周壁組11の筋かい45または構造用合板についても同様である。
【0049】
また、布基礎1に埋設するアンカーボルト3は土台2上面から突き出さないように設置し、1階床ステージ4は土台2内側まで形成しておくことで、1階床ステージ4上で形成した1階外周壁組7を土台2上に建て起こす際にアンカーボルト3が邪魔になることがなく、建て起こし作業を容易に行うことができる。その後、この土台2の上面から突き出していないアンカーボルト3の上から高ナット3cを用いてジョイントボルト52を連結し、管柱21に固定した引き寄せ金物51により土台2と1階外周壁組7とを容易に締結することができる。2階床ステージ9についても、ジョイントボルト54を1階外周壁組7の胴梁31上面から突き出さないように設置しているため、同様のことがいえる。
【0050】
あるいは、図8(a)に示すように1階床ステージ14を床下地構造用合板により土台2上面まで形成する場合には、布基礎1に埋設するアンカーボルト3を1階床ステージ14上面から突き出さないように設置する。これにより、1階床ステージ14上で形成した1階外周壁組7を土台2上の1階床ステージ14上に建て起こす際にアンカーボルト3が邪魔になることがなく、建て起こし作業を容易に行うことができる。
【0051】
この場合にも、前述と同様、1階床ステージ14の上面から突き出していないアンカーボルト3の上から高ナット3cを用いてジョイントボルト52を連結し、管柱21に固定した引き寄せ金物51により土台2と1階外周壁組7とを容易に締結することができる。2階床ステージ9についても、ジョイントボルト54を2階外周壁組7の上面から突き出さないように設置することで、同様の効果が得られる。図8(b)は1階外周壁組7を土台2上に建て起こした状態を示している。
【0052】
なお、本実施形態においては、1階外周壁組11の柱材として管柱21を用いた例について説明したが、通し柱を用いることも可能である。また、本実施形態においては、2階建て建造物の建築方法について説明したが、平屋建て建造物や3階建て以上の建造物についても適用できる。
【0053】
(実施の形態2)
図9は本発明の第2実施形態における軸組構法による建築物の建築方法の概略工程図、図10は図9(b)の部分拡大図である。
【0054】
本実施形態における建築物は、例えば、寒冷地住宅のように床下空間のない土間床構造の基礎を有するものである。以下、図9の(a)〜(h)に沿って本実施形態における建築方法について説明するが、第1実施形態と同様の部分については同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
【0055】
(a)土間床構造基礎16の外周天端上にアンカーボルト3を用いて土台2を形成する。なお、アンカーボルト3は、予め、その上端が土台2の上面から突き出さないように、土台2の上面から3mm下げた位置にくるように形成しておく。
【0056】
(b)土台2により囲まれた土間床構造基礎16上に大引き17を配設する(図10を参照。)。このとき、必要に応じて、土間床構造基礎16上に断熱材5、根太(図示せず。)、端根太18等を設ける。
【0057】
(c)大引き17上で柱材および横架材を組み合わせて1階外周壁組7を形成する。1階外周壁組7の構成については第1実施形態において説明したのと同様である。
【0058】
(d)1階外周壁組7を土台2上に建て起こし、建て起こした1階外周壁組7の管柱21とアンカーボルト3とを固定する。固定は第1実施形態と同様に行う。
(e)以降の工程については第1実施形態と同様である。1階床19は図10(h)の小屋組13形成後に形成する。
【0059】
以上のように、本実施形態における建築方法では、土台2により囲まれた土間床構造基礎16上に大引き17等を形成し、この大引き17等上の平面で柱材および横架材を組み合わせて1階外周壁組7を形成する。このとき、第1実施形態において説明した1階床ステージ4は存在しないが、床下空間のない土間床構造基礎16の場合、大引き17等の上面と土間床構造基礎16の上とは、例えば120mm程度のわずかな段差であるため、1階外周壁組7を形成する作業に支障はなく、第1実施形態と同様に1階外周壁組7の形成を平面上で安定して、かつ安全に行うことが可能である。
【0060】
また、本実施形態においても、アンカーボルト3は土台2上面から突き出さないように設置しているため、大引き17等の上で形成した1階外周壁組7を土台2上に建て起こす際にこのアンカーボルト3が邪魔になることがなく、建て起こし作業は容易である。
【0061】
なお、本実施形態における建築方法は、上で説明した土間床構造の他、例えば、特開平10−219706号公報に記載のような土間床構造にも適用可能である。
【0062】
【発明の効果】
本発明により、以下の効果を奏することができる。
【0063】
(1)基礎の天端上にアンカーボルトを用いて土台を固定し、土台により囲まれた面上に1階床ステージを形成し、1階床ステージ上で柱材および横架材を組み合わせて1階外周壁組を形成し、1階外周壁組を土台上に建て起こし、建て起こした1階外周壁組の柱材とアンカーボルトとを固定することにより、建方工事の主な作業を平面内で安定かつ安全に行うことができる。また、上棟日の前日までに1階外周壁組を先行製作しておくことができるため、上棟日の建方工事を簡略化することができ、少ない人数でより早く建方を完了させることができる。
【0064】
(2)1階床ステージを土台内側まで形成する場合、基礎に埋設するアンカーボルトを土台上面から突き出さないように設置することで、1階床ステージ上で形成した1階外周壁組を土台上に建て起こす際にアンカーボルトが邪魔になることがなく、建て起こし作業を容易に行うことができる。また、土台と1階外周壁組との締結は、この土台の上面から突き出していないアンカーボルトの上から高ナットを用いて容易に行うことができる。
【0065】
(3)1階床ステージを土台上面まで形成する場合、基礎に埋設するアンカーボルトを1階床ステージ上面から突き出さないように設置することで、1階床ステージ上で形成した1階外周壁組を土台上の1階床ステージ上に建て起こす際にアンカーボルトが邪魔になることがなく、建て起こし作業を容易に行うことができる。また、土台と1階外周壁組との締結は、この土台の上面から突き出していないアンカーボルトの上から高ナットを用いて容易に行うことができる。
【0066】
(4)寒冷地住宅のように、床下空間のない土間床構造の基礎を有する建築物を建築する場合、土間床構造の基礎の天端上にアンカーボルトを用いて土台を固定し、土台により囲まれた基礎上に大引きを形成し、大引き上で柱材および横架材を組み合わせて1階外周壁組を形成し、1階外周壁組を土台上に建て起こし、建て起こした1階外周壁組の柱材とアンカーボルトとを固定することにより、建方工事の主な作業を平面内で安定かつ安全に行うことができる。この場合においても、上棟日の前日までに1階外周壁組を先行製作しておくことができるため、上棟日の建方工事を簡略化することができ、少ない人数でより早く建方を完了させることができる。
【0067】
(5)土間床構造の基礎を有する建築物を建築する場合においても、アンカーボルトが土台上面から突き出さないように設置することで、大引き上で形成した1階外周壁組を土台上に建て起こす際にアンカーボルトが邪魔になることがなく、建て起こし作業を容易に行うことができる。また、土台と1階外周壁組との締結は、この土台の上面から突き出していないアンカーボルトの上から高ナットを用いて容易に行うことができる。
【0068】
(6)床ステージ上の平面で、外周壁組の最下部の横架材を柱材とほぞ接ぎすることにより、外周壁組を建て起こす際に支点となる各柱材下部が横架材により互いに固定されるため、外周壁組の建て起こし時に各柱材下部がぐらつかず、より作業を安定かつ安全に行うことができる。
【0069】
(7)床ステージ上の平面で、外周壁組に筋かいまたは構造用合板を組むことにより、外周壁組の各柱材が平面状態で筋かいまたは構造用合板により互いに固定されるため、外周壁組の建て起こし時に各柱材がぐらつかないようになり、作業をさらに安定かつ安全に行うことができる。
【0070】
(8)2階建て以上の建築物の場合、1階外周壁組の横架材により囲まれた面上に2階床ステージを形成し、2階床ステージ上で柱材および横架材を組み合わせて2階外周壁組を形成し、2階外周壁組を1階外周壁組の横架材上に建て起こし、建て起こした2階外周壁組の柱材と1階外周壁組の横架材とを固定することにより、2階外周壁組の構築作業を主に平面内で安定かつ安全に行うことができる。
【0071】
(9)2階床ステージを1階外周壁組の横架材内側まで形成する場合、ジョイントボルトを横架材上面から突き出さないように設置することで、2階床ステージ上で形成した2階外周壁組を横架材上に建て起こす際にジョイントボルトが邪魔になることがなく、建て起こし作業を容易に行うことができる。また、1階外周壁組の横架材と2階外周壁組との締結は、この横架材の上面から突き出していないジョイントボルトの上から高ナットを用いて容易に行うことができる。
【0072】
(10)2階床ステージを1階外周壁組の横架材上面まで形成する場合、ジョイントボルトを2階床ステージ上面から突き出さないように設置することで、2階床ステージ上で形成した2階外周壁組を1階床ステージの横架材上の2階床ステージ上に建て起こす際にジョイントボルトが邪魔になることがなく、建て起こし作業を容易に行うことができる。また、1階外周壁組と2階外周壁組との締結は、1階外周壁組の横架材上面から突き出していないジョイントボルトの上から高ナットを用いて容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における軸組構法による建築物の建築方法の概略工程図である。
【図2】(a)は図1(b)の左側面図、(b)は同図(a)のA−A線断面図である。
【図3】1階床ステージ上で形成する1階外周壁組を示す平面図である。
【図4】1階外周壁組を建て起こした状態における基礎部断面図である。
【図5】(a)は図1(e)の1階外周壁組上部の左側面図、(b)は同図(a)のB−B線断面図である。
【図6】2階床ステージ上で形成する2階外周壁組を示す平面図である。
【図7】図1(g)の左側面図である。
【図8】1階床ステージを床下地構造用合板により形成した例を示す基礎部断面図であって、(a)は1階床ステージ設置後の状態を示す図、(b)は1階外周壁組を建て起こした状態を示す図である。
【図9】本発明の第2実施形態における軸組構法による建築物の建築方法の概略工程図である。
【図10】図9(b)の部分拡大図である。
【符号の説明】
1 布基礎
2 土台
3 アンカーボルト
3a 丸ワッシャ
3b ナット
4,14 1階床ステージ
5 断熱材
6,10 根太
7 1階外周壁組
8 柱材
9 2階床ステージ
11 2階外周壁組
12 柱材
13 小屋組
16 土間床構造基礎
17 大引き
18 端根太
19 1階床
21,25 管柱
21a,21b,25a,25b ほぞ
22,23,24,26,27,28 間柱
31 胴梁
32,62 間柱受け
33,63 窓まぐさ
34,64 窓台
35,65 上枠
36,66 下枠
41,45 筋かい
42,43,44 構造用金物
51,53,55 引き寄せ金物
51a,53a ナット
52,54 ジョイントボルト
54a 丸ワッシャ
54b ナット
56 丸座金付きボルト
61 桁

Claims (12)

  1. 基礎の天端上にアンカーボルトを用いて土台を固定する第1工程と、
    前記土台により囲まれた面上に1階床ステージを形成する第2工程と、
    前記1階床ステージ上で柱材および横架材を組み合わせて1階外周壁組を形成する第3工程と、
    前記1階外周壁組を前記土台上に建て起こす第4工程と、
    前記建て起こした1階外周壁組の柱材と前記アンカーボルトとを固定する第5工程と
    を含む軸組構法による建築物の建築方法。
  2. 前記アンカーボルトは前記土台上面から突き出さないように設置し、
    前記第2工程において、前記1階床ステージは前記土台内側まで形成し、
    前記第5工程において、前記1階外周壁組の柱材に固定した継手部材と前記アンカーボルトとを高ナットを用いて連結する
    ことを特徴とする請求項1記載の軸組構法による建築物の建築方法。
  3. 前記アンカーボルトは前記1階床ステージ上面から突き出さないように設置し、
    前記第2工程において、前記1階床ステージは前記土台上面まで形成し、
    前記第5工程において、前記1階外周壁組の柱材に固定した継手部材と前記アンカーボルトとを高ナットを用いて連結する
    ことを特徴とする請求項1記載の軸組構法による建築物の建築方法。
  4. 土間床構造の基礎の天端上にアンカーボルトを用いて土台を固定する第1工程と、
    前記土台により囲まれた前記基礎上に大引きを形成する第2工程と、
    前記大引き上で柱材および横架材を組み合わせて1階外周壁組を形成する第3工程と、
    前記1階外周壁組を前記土台上に建て起こす第4工程と、
    前記建て起こした1階外周壁組の柱材と前記アンカーボルトとを固定する第5工程と
    を含む軸組構法による建築物の建築方法。
  5. 前記アンカーボルトは前記土台上面から突き出さないように設置し、
    前記第5工程において、前記1階外周壁組の柱材に固定した継手部材と前記アンカーボルトとを高ナットを用いて連結する
    ことを特徴とする請求項4記載の軸組構法による建築物の建築方法。
  6. 前記第3工程において、前記1階外周壁組の最下部の横架材を前記1階外周壁組の柱材とほぞ接ぎすることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の軸組構法による建築物の建築方法。
  7. 前記第3工程において、前記1階外周壁組に筋かいまたは構造用合板を組むことを特徴とする請求項1から6のいずれかに記載の軸組構法による建築物の建築方法。
  8. 前記第5工程の後さらに、
    前記1階外周壁組の最上部の横架材により囲まれた面上に2階床ステージを形成する第6工程と、
    前記2階床ステージ上で柱材および横架材を組み合わせて2階外周壁組を形成する第7工程と、
    前記2階外周壁組を前記1階外周壁組の最上部の横架材上に建て起こす第8工程と、
    前記建て起こした2階外周壁組の柱材と前記1階外周壁組の最上部の横架材とを固定する第9工程と
    を含む請求項1から7のいずれかに記載の軸組構法による建築物の建築方法。
  9. 前記2階外周壁組の柱材と前記1階外周壁組の最上部の横架材とを固定するジョイントボルトは前記1階外周壁組の最上部の横架材から突き出さないように設置し、
    前記第7工程において、前記2階床ステージは前記1階外周壁組の最上部の横架材内側まで形成し、
    前記第9工程において、前記2階外周壁組の柱材に固定した継手部材と前記ジョイントとを高ナットを用いて連結する
    ことを特徴とする請求項8記載の軸組構法による建築物の建築方法。
  10. 前記2階外周壁組の柱材と前記1階外周壁組の最上部の横架材とを固定するジョイントボルトは前記2階床ステージ上面から突き出さないように設置し、
    前記第7工程において、前記2階床ステージは前記1階外周壁組の最上部の横架材上面まで形成し、
    前記第9工程において、前記2階外周壁組の柱材に固定した継手部材と前記ジョイントとを高ナットを用いて連結する
    ことを特徴とする請求項8記載の軸組構法による建築物の建築方法。
  11. 前記第7工程において、前記2階外周壁組の最下部の横架材を前記2階外周壁組の柱材とほぞ接ぎすることを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の軸組構法による建築物の建築方法。
  12. 前記第7工程において、前記2階外周壁組に筋かいまたは構造用合板を組むことを特徴とする請求項8から10のいずれかに記載の軸組構法による建築物の建築方法。
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