JPS6013863Y2 - 建築物の基礎 - Google Patents

建築物の基礎

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JPS6013863Y2
JPS6013863Y2 JP1975150869U JP15086975U JPS6013863Y2 JP S6013863 Y2 JPS6013863 Y2 JP S6013863Y2 JP 1975150869 U JP1975150869 U JP 1975150869U JP 15086975 U JP15086975 U JP 15086975U JP S6013863 Y2 JPS6013863 Y2 JP S6013863Y2
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JP
Japan
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lattice
foundation
fixed
plate
mounting plate
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JP1975150869U
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JPS5262907U (ja
Inventor
正一 飯隈
Original Assignee
ナシヨナル住宅産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、主に木造建築物または軽量鉄筋コンクリート
等の建物を建築する場合の基礎に関する。
従来、木造建築物を建築する場合の基礎として玉石基礎
、布石基礎、コンクリート基礎等の種類が一般に知られ
ているが、このうち建物の荷重が全体にか)り比較的堅
固な構造のコンクリート基礎を形成するには、第7図乃
至第11図に図示するように、根切りをして布掘り1′
を設け、該布掘り1′内に割り栗石、捨コン石等の基礎
用小石2′を敷設し、該基礎用小石2′の上面にコンク
リート打ちして基礎本体3′を形成すると共に該基礎本
体3′の上面にアンカーボルト4′を所要個数突設腰該
基礎本体3′の上面へ土台7′を、アンカーボルト4′
にナツト8′を螺着することにより取付け、該土台7′
の上面に柱5′等の軸組を立設し、更に束20を立設す
べき東基礎21を前記基礎本体3′の内方に所要数個形
威し、該束基礎21の上面に大引11′を載架すると共
に該大引11′の両端に設けた柄部を、前記土台7′の
内側に設けた溝内に嵌合し、前記土台7′および大引1
1′等の表面に腐蝕防止用のモルタル等を塗布して形威
していた。
しかして、上述の如き従来のコンクリート基礎にあって
は、相当の距離の根切り作業をして基礎本体3′を形威
しなければならず、しかも、基礎本体3′のほかに束2
0を立設すべき束基礎21を形成しなければならなかっ
た。
そして、更には土台7′の表面等へ雨天等天候に作用さ
れ易い腐蝕防止用のモルタル等を塗布する作業があり基
礎工事だけで時間と手間と費用がかなりか)るものであ
った。
ここに於いて本考案は、上述の如き従来の欠点を解決せ
んとするものであって、基礎本体を形成するのに独立基
礎形式を導入すると共に、東基礎を形成しないので大幅
に根切り作業ごはじめ時間、手間、費用、資材等の削減
でき、また、本案梁部分は容易に2階建てを建築する場
合等の梁に応用でき、しかも、その構造が極めて堅牢な
建築物の基礎を提供するにある。
以下、本考案−実施例の詳細を第1図乃至第6図に従っ
て説明すると、所要数個の根切りをして独立布掘り1を
設け、該独立布掘り1内に割栗石、捨コン石等の基礎用
小石2を敷設してコンクリート打ちすることにより独立
基礎本体3を形成すると共に該独立基礎本体3の上面に
アンカーボルト4を所要個数突設し、該アンカーボルト
4を、柱5の下面に一体的に固着されているベースプレ
ート6のボルト挿通孔7a内に挿通してナツト8′を螺
着することにより、柱5を前記独立基礎本体3の上面に
立設し、各社5,5の基部間に外表面に金属鋼板からな
る補強板13を固設したラチス粱7を、柱5,5の基部
側面にラチス粱7の両端部をそれぞれボルト8により固
着して架設し、ラチス粱7,7間にラチス状の小梁9を
、ラチス粱7へ内側壁に装設した取付板10.10に小
梁9の両端部をそれぞれポル)8aにより固着して架設
腰小梁9と平行するラチス粱7と小梁9および小梁9,
9間に大引11を、前記小梁9と平行するラチス粱7の
内側壁に装設の取付板10aおよび小梁9の両側壁に装
設の取付板10bに、取付プレート12aの側面に水平
受台12bで支持されて垂立する接合プレー)12cを
設けた大引取付金具12をそれぞれボルト8bで固定し
、該大引取付金具12の接合プレート12cに大引11
の両端部をそれぞれポル)8Cで固着して架設して戊る
ものである。
本考案−実施例は上述の如き構成からなるものであるか
ら、その構築、施工をするには、第1図に示すように、
所要数個の根切りをして独立布掘り1を設け、この独立
布掘り1内に割り栗石、捨コン石等の基礎用小石2を敷
設してコンクリート打ちして独立基礎本体3を形成する
次に、前記独立基礎本体3の上面に所要個数突設してい
るアンカーボルト4を、柱5の下面に一体的に固着され
ているベースプレート6のボルト挿通孔7a内に挿通し
てナツト8を螺着することにより、柱5を前記独立基礎
本体3の上面にそれぞれ立設する。
そして、各社5,5の基部間に外表面に金属鋼板からな
る補強板13を固設したラチス粱7を、柱5,5の基部
側面にラチス粱7の両端部をそれぞれボルト8,8によ
り固着して架設する。
次に、ラチス粱7,7間にラチス状の小梁9を、ラチス
粱7の内側壁に装設した取付板10.10に小梁9の両
端部をそれぞれボルト8aにより固着して架設する。
次いで、小梁9と平行するラチス粱7の内側壁に装設の
取付板10aおよび小梁9の両側壁に装設の取付板10
bに、取付プレート12aの側面に水平受台12bで支
持されて垂立する接合プレート12Cを設けた大引取付
金具12をそれぞれポル)8bで固定し、該大引取付金
具12の接合プレー)12Cに大引11の両端部をボル
ト8cで固着して架設すると、独立布掘り1を設け、該
独立布掘り1内に基礎用小石2を敷設し、コンクリート
打ちしてなる独立基礎本体3の上面に立設の各社5,5
は、数社5,5の間に架設した外表面に金属鋼板からな
る補強板13を固設したラチス粱7と、ラチス粱7,7
の間に架設したラチス状の小梁9と、ラチス粱7と小梁
9の間および小梁9,9間に架設した大引11との相互
の骨組み作用により支えられるため、構造上きわめて堅
牢に補強されると共に補強板13を外表面に固設したラ
チス粱7、ラチス状の小梁9を建築物の土台として使用
しているため、木材等の従来の土台7′に比して耐振、
耐風強度は強く、更には、木造建築物だけではなく、例
えば、軽量鉄筋コンクリートパネルを建込む形式の建築
物の基礎としても充分に耐用できる耐荷重強度を有して
いる。
更に、ラチス粱7の外表面に固設した金属鋼板からなる
補強板13にて風雨の浸入が防止でき、従来の基礎が土
台7′等に腐蝕防止のためのモルタル、防腐剤等を塗布
する作業が天候の影響を受は易く、作業に時間と手間を
要していたことに比べて、ラチス粱7の外表面に補強板
13を固設するのみでよいため、斯種作業の簡略化が図
れると共に体裁も良好である。
上述の如く、本考案建築物の基礎は斯種従来のコンクリ
ート基礎が基礎本体を構築する場合にかなりの距離の根
切り作業をすると共にそのほかにも東基礎を構築する工
事作業を必要としていたのに比べ、束基礎を必要としな
いで、しかも、基礎本体自体が独立基礎形式であるため
、根切り作業をはじめ時間、手間、費用、資材等を大幅
に削減できると共にその施工と組立は簡単であり、更に
は、耐震強度、耐風強度、耐荷重強度等も斯種従来品に
比して大幅に増すため、構造堅牢なものとなって木造建
築物ばかりに限らず軽量鉄筋コンクリート造りの建築物
にも利用でき、また、2階建ての建築物等の粱を形成す
る場合にも、その軸組みに本案梁部分は容易に利用でき
る等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本考案建築物の基礎の一実施例を示
し、このうち第1図乃至第3図はその施工工程を示す斜
面図、第4図は第3図の円内部分の拡大図、第5図は第
3図のA−A線に沿える拡大断面図、第6図aは第3図
のB−B線に沿える拡大断面図、第6図すはラチス粱の
内側壁に装設した大引取付金具に大引の端部を固着した
状態を示す切欠側面図であり、また、第7図乃至第11
図は斯種従来のコンクリート基礎の施工工程を示す斜面
図であり、主要符号として、 1・・・・・・独立布掘り、2・・・・・・基礎用小石
、3・・・・・・独立基礎本体、4・・・・・・アンカ
ーボルト、5・・・・・・柱、6・・・・・・ベースプ
レート、8′・・・・・・ナツト、13・・・・・・補
強板、7・・・・・・ラチス粱、8・・・・・・ボルト
、9・・・・・・小梁、10・・・・・・取付板、8a
・・・・・・ボルト、11・・・・・・大引、lea、
10b・・・・・・取付板、12a・・・・・・取付プ
レート、12b・・・・・・水平受台、12C・・・・
・・接合プレート、12・:・・・・大引取付金具、8
C・・・・・・ボルト、をそれぞれ示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 所要個数の根切りをして独立布掘り1を設け、該独立布
    掘り1内に基礎用小石2を敷設してコンクリート打ちす
    ることによりアンカーポルト4をその上面に突設した独
    立基礎本体3を形威し、前記アンカーボルト4を柱5の
    下面に一体的に固着しているベースプレート6にナツト
    8′にて螺着することにより、柱5を各独立基礎本体3
    の上面に立設し、各社5,5の基部間に外表面に金属鋼
    板からなる補強板13を固設したラチス粱7を、柱5,
    5の基部側面にラチス粱7の両端部をそれぞれポルト8
    により固着して架設し、ラチス粱7.7間にラチス状の
    小梁9を、ラチス粱7の内側壁に装設した取付板10.
    10に小梁9の両端部をそれぞれポルト8aにより固着
    して架設腰小梁9と平行するラチス粱7と小梁9問およ
    び小梁9,9間に大引11を、前記小梁9と平行するラ
    チス粱7の内側壁に装設の取付板leaおよび小梁9の
    両側壁に装設の取付板10bに、取付プレート12aの
    側面に水平受台12bで支持されて垂立する接合プレー
    )12Cを設けた大引取付金具12をそれぞれポルト8
    bで固定し、該大引取付金具12の接合プレー)12c
    に大引11の両端部をそれぞれポル)8Cで固着して架
    設して成る建築物の基礎。
JP1975150869U 1975-11-06 1975-11-06 建築物の基礎 Expired JPS6013863Y2 (ja)

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JP1975150869U JPS6013863Y2 (ja) 1975-11-06 1975-11-06 建築物の基礎

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JP1975150869U JPS6013863Y2 (ja) 1975-11-06 1975-11-06 建築物の基礎

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Publication Number Publication Date
JPS5262907U JPS5262907U (ja) 1977-05-10
JPS6013863Y2 true JPS6013863Y2 (ja) 1985-05-02

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JP2559172B2 (ja) * 1991-06-18 1996-12-04 ミサワホーム株式会社 ユニット住宅の基礎

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JPS5262907U (ja) 1977-05-10

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