JPH0321656B2 - - Google Patents

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JPH0321656B2
JPH0321656B2 JP56150737A JP15073781A JPH0321656B2 JP H0321656 B2 JPH0321656 B2 JP H0321656B2 JP 56150737 A JP56150737 A JP 56150737A JP 15073781 A JP15073781 A JP 15073781A JP H0321656 B2 JPH0321656 B2 JP H0321656B2
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JP
Japan
Prior art keywords
reed
weft
light
light emitting
loom
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP56150737A
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English (en)
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JPS5854051A (ja
Inventor
Yoshimi Wada
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
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Priority to DE8282108272T priority patent/DE3268297D1/de
Priority to EP82108272A priority patent/EP0075757B1/en
Priority to US06/420,844 priority patent/US4471816A/en
Priority to KR828204278A priority patent/KR850001118B1/ko
Publication of JPS5854051A publication Critical patent/JPS5854051A/ja
Publication of JPH0321656B2 publication Critical patent/JPH0321656B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は織機の緯糸検知装置に関する。
従来、例えば空気噴射式織機においては、緯糸
が緯入れさらたか否を検知するため、案内孔とこ
れに連なる緯糸脱出用間隙とを備えて緯入れ方向
に並設される緯糸搬送用空気の案内子の列のうち
反緯入れ側の案内子に、特公昭54−21475号公報
に示されるように、前記間隙を挾んで投光部と受
光部とを設け、緯入れされた緯糸が筬打過程で前
記間隙を通つて脱出する際、投光部と受光部との
間の光軸を遮ぎることによる受光量の変化で緯糸
の有無を検知していた。
しかしながら、このような従来の緯糸検知装置
にあつては、筬打過程の一時期に緯糸脱出用間隙
を緯糸が通過する際の瞬間的な受光量の変化によ
つて緯糸を有無を検知しており、この時期の筬の
移動速度は極めて速く、したがつて相対的に緯糸
の速度も速く、検知時間が極めて短かいため、こ
れにより得られる信号は微小で、風綿やたて毛羽
等による信号と区別がつき難く、誤検知すること
があるという問題点があつた。
また、特開昭49−54674号公報に、投光部を筬
羽の後方に配置し、受光部を筬羽の前方に配置し
て、これらを緯入れ通路を挾んで対向させたもの
がある。
しかし、このように筬羽の後方に投光部がある
と、筬羽の振動により筬羽の間隔が変化すると、
それにより投光部から受光部に受光する光量が変
化し、この変化によつて検知ミスを生じるという
問題点があつた。
本発明は、このような従来の問題点を解決する
ことを目的としてなされたものであつて、投光部
を筬羽の間に位置させ、かつ光軸を筬羽の間から
織前側に向かい筬打位置近傍の緯糸位置に指向さ
せる構成とすることにより、筬羽の振動の影響を
受けることなく、緯糸の検知時間を長くとれるよ
うにしたものである。
以下に本発明の一実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図及び第2図を参照し、スレソードシヤフ
ト1に取付けられたスレソード2の上端部には筬
保持体3が設けられ、筬保持体3には筬4の下枠
4aと共に案内子保持体5がくさび12を押入す
ることにより共締めされる。案内子保持体5には
案内子6が緯入れ方向に並べられて接着剤により
固着される。これらの案内子6はそれぞれ案内孔
6aと、これに連なる緯糸脱出用間隙6bとを備
えている。尚、7は経糸、8は糸端捕捉糸、9は
緯糸、10は織前、11は織布である。
ここで、反緯入れ側の経糸7と糸端捕捉糸8と
の間に位置させて、筬保持体3の後部にクランク
状のホルダー13をボルト14により固定し、ホ
ルダー13の立上り部13aを筬4の筬羽4cの
後方にこれに近接させて配してある。そして、投
光器としての発光ダイオード15(第5図参照)
につながる投光用オプテイカルフアイバー16
と、受光器としてのフオトトランジスタ17(第
5図参照)につながる受光用オプテイカルフアイ
バー18との束を、その途中でスレソード2及び
ホルダー13にクランパー19により固定して
後、第3図に示すようにホルダー13の立上り部
13aを貫通させ、樹脂カラー20により固定し
てある。そして、投光用及び受光用オプテイカル
フアイバー16,18の束は立上り部13aを貫
通して後、金属製のパイプ21により保護されて
前方に突出し、隣り合う筬羽4cの間に位置し
て、該パイプ21の端部で露出し、第4図に示す
ように投・受光部22を構成している。すなわち
これらの投受光部は筬羽4cと一体的、したがつ
て同行するようにしてある。尚、投光部又は受光
部の取付にあたつては筬羽を取り除いて取付けて
もよい。
かかる投・受光部22は筬羽4cの比較的上方
にあつて、筬4が織前10の近傍にくる移動速度
の小さい範囲(第8図T2)で、投光部の光軸l
(第3図参照)上に、緯糸9が位置するようにな
つている。
尚、前記オプテイカルフアイバー18につなが
るフオトトランジスタ17の出力側は、第5図に
示すように反転増巾器25を介してアンド回路2
6の一方の入力端子に接続してある。また、織機
と同期して回転する回転軸27に固定したアーム
27aに取付けられた作用片28と相対すること
により筬4が織前10の近傍へ機械的にきたとき
にパルス信号を出力する近傍スイツチ29をアン
ド回路26の他方の入力端子に接続してある。ア
ンド回路26の出力側は記憶回路30及び増巾器
31を介して、織機の作動回路32中に設けられ
た常閉接点33を開放するためのリレー34に接
続してある。
次に第6図乃至第8図をあわせて参照しつつ作
用を説明する。
第6図Aに示す緯入れ時(筬4が最後退位置付
近にある時)には経糸7の開口内に案内子6が進
入していて、案内子6の案内孔6a内に緯糸9が
緯入れされる。
緯入れが終了すると、筬4の前進により筬打が
始まるが、その過程において緯糸9は案内子6の
案内孔6aから緯糸脱出用間隙6bを通つて脱出
し、筬4の筬羽4cと接するようになる。そし
て、筬4の更なる前進により緯糸9が連行されて
第6図Bに示す如く織前10に打込まれるわけで
あるが、この際の筬4の沈み込み運動(案内子6
を経糸7間から抜くための運動)により、緯糸9
は筬羽4c上を相対的に上昇し、筬4が織前10
に達する近傍で、緯糸9が投・受光部22と相対
し、前記光軸l上に位置することになる。
よつて、このときに、投・受光部22の投光用
オプテイカルフアイバー16からの光が緯糸9に
より反射されて受光用オプテイカルフアイバー1
8により受光され、これにより緯糸9が検知され
る。
即ち、緯糸有りの場合は、第5図でフオトトラ
ンジスタ17からHレベルの信号(第7図a参
照)が出力され、これが反転増巾器25を介しL
レベルの信号に反転されアンド回路26に入力さ
れ、近接スイツチ29からHレベルの信号が入力
されても、アンド回路26の出力はLレベルに保
たれ、したがつてリレー34は作動しない。
これに対し、緯糸無しの場合は、投・受光部2
2の投光用オプテイカルフアイバー16からの光
が反射されないため、受光用オプテイカルフアイ
バー18には受光されない。よつて、フオトトラ
ンジスタ17からLレベルの信号(第7図b参
照)が出力され続け、反転増巾器25によりHレ
ベルの信号がアンド回路26に入力され続けるの
で、近接スイツチ29からのHレベルの信号によ
り、アンド回路26の出力がHレベルとなる。こ
のHレベルの信号は記憶回路30に記憶され織機
を停止させるに十分な巾の信号となつて増巾器3
1を介してリレー34に送られ、リレー34が作
動して常閉接点33が開放されることにより、織
機が停止される。
上述の如く、本発明では筬4が織前10の近傍
にきたときにこれによりもちきたされる緯糸9を
検知するようにしてある。すなわち、筬4はスレ
ソードシヤフト1を中心として揺動運動をしてお
り、織前10の近傍は筬4の移動方向の変更点の
近傍であつて筬4の移動速度が小さく、筬羽4c
上を相対的に上下方向に移動する緯糸9の速度も
小さいため、緯糸9がが投・受光部22と相対し
ている時間、したがつて検知時間が長くなり、こ
れにより得られる信号が大きくなる。即ち、第8
図から明らかなように、従来の検知タイミング
T1に較べ本発明の検知タイミングT2は十分な時
間を有しており、それぞれにより得られる検知信
号S1,S2を比較しても、本発明の検知信号S2の方
が従来の検知信号S1に較べはるかに大きくなる。
よつて、検知精度が大巾に向上する。
尚、この実施例では投光部と受光部とを同一箇
所に設けることにより反射式の緯糸検知装置を構
成したが、いずれか一方を筬羽4cの間に配し、
他方を織前10側に固定して設けることにより遮
断式の緯糸検知装置を構成してもよい。
以上説明したように本発明によれば、緯糸の姿
勢が安定している状態で比較的長時間に亘つて検
知時間をとることができ、緯糸の有無を確実に検
知することができるという効果が得られる。ま
た、投光部を筬羽の間に配置したので、筬羽が振
動してもその影響を受けることがなく、それによ
る検知ミスを生じないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す織機の要部斜
視図、第2図は同上の側面図、第3図は第2図の
要部拡大断面図、第4図は第3図の矢視図、第
5図は電気回路図、第6図A,Bは作動状態別の
側面図、第7図は第5図の回路における信号のタ
イミングチヤート、第8図は検知タイミングと検
知信号とについて従来と本発明の相違を説明する
図である。 4……筬、4c……筬羽、6……案内子、7…
…経糸、8……糸端補捉糸、9……緯糸、10…
…織前、13……ホルダー、15……発光ダイオ
ード、16……投光用オプテイカルフアイバー、
17……フオトトランジスタ、18……受光用オ
プテイカルフアイバー、22……投・受光部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 投光部及び受光部22を備え、投光部の光軸
    l上にて筬打行程における緯糸9を検知する織機
    の緯糸検知装置において、投光部は筬羽の間に位
    置し、かつ光軸は筬羽の間から織前側に向かい筬
    打位置近傍の緯糸位置に指向していることを特徴
    とする織機の緯糸検知装置。
JP15073781A 1981-09-25 1981-09-25 織機の緯糸検知装置 Granted JPS5854051A (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15073781A JPS5854051A (ja) 1981-09-25 1981-09-25 織機の緯糸検知装置
DE8282108272T DE3268297D1 (en) 1981-09-25 1982-09-08 Optical weft sensor for a loom
EP82108272A EP0075757B1 (en) 1981-09-25 1982-09-08 Optical weft sensor for a loom
US06/420,844 US4471816A (en) 1981-09-25 1982-09-21 Optical weft sensor for a loom
KR828204278A KR850001118B1 (ko) 1981-09-25 1982-09-22 직기의 위사검지장치

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15073781A JPS5854051A (ja) 1981-09-25 1981-09-25 織機の緯糸検知装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5854051A JPS5854051A (ja) 1983-03-30
JPH0321656B2 true JPH0321656B2 (ja) 1991-03-25

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ID=15503305

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15073781A Granted JPS5854051A (ja) 1981-09-25 1981-09-25 織機の緯糸検知装置

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JP (1) JPS5854051A (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4954674A (ja) * 1972-05-10 1974-05-28

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4954674A (ja) * 1972-05-10 1974-05-28

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JPS5854051A (ja) 1983-03-30

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