JPH0431276Y2 - - Google Patents

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JPH0431276Y2
JPH0431276Y2 JP16639887U JP16639887U JPH0431276Y2 JP H0431276 Y2 JPH0431276 Y2 JP H0431276Y2 JP 16639887 U JP16639887 U JP 16639887U JP 16639887 U JP16639887 U JP 16639887U JP H0431276 Y2 JPH0431276 Y2 JP H0431276Y2
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weft
weft thread
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feeler
catch cord
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  • Auxiliary Weaving Apparatuses, Weavers' Tools, And Shuttles (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、ジエツト織機のよこ糸探知フイーラ
の清掃装置に関する。
〔従来技術〕
例えば、特開昭50−142862号公報は、おさに設
けられたよこ糸検知器をおさ打ち運動により、キ
ヤツチコードおよびよこ糸の切り端へ臨ませるこ
とによつて、よこ糸検知器を清掃している。
ところが、上記技術によると、下記の問題点が
ある。
(1) おさ羽とよこ糸検知器とが接近しているた
め、キヤツチコードの案内部材とおさ羽との干
渉を考慮すると、キヤツチコードおよびよこ糸
の切り端が充分によこ糸検知器へ接触するよう
に設定することは困難である。よつて有効な清
掃が行えない。
(2) 毎サイクル、よこ糸検知器を接触させるの
で、よこ糸切り端がキヤツチコードからはずれ
やすくなり、これによつて、誤検知やよこ入れ
不良を誘発する恐れがある。
〔考案の目的〕
したがつて、本考案の目的は、よこ糸探知フイ
ーラの検知面を有効に清掃できるようにし、同時
に誤検知やよこ入れ不良の発生を防止することで
ある。
〔考案の解決手段〕
そこで、本考案は、よこ糸の到達側織り端部分
のキヤツチコードおよびこれによつて把持された
よこ糸の切り端部分に着目し、これらを案内体に
よつてスレーの前進位置でよこ糸探知フイーラの
検知面に触れ、かつスレーとともに運動するおさ
の側端の運動軌跡と交差する位置まで誘導し、よ
こ糸探知フイーラの検知面をこれらのキヤツチコ
ードおよびよこ糸の切り端の接触によつて清掃で
きるようにしている。
この清掃装置では、よこ糸探知フイーラの検知
面は、スレーの前進状態でのみ清掃される。した
がつて、スレーが後退し、よこ入れが行われてい
るとき、よこ糸探知フイーラはよこ入れ中のよこ
糸の先端を清掃後の検知面で正確に検出できるこ
とになる。
〔実施例〕
第1図および第2図は、ジエツト織機1に本考
案のよこ糸探知フイーラの清掃装置2を組み込ん
だ例を示している。
上記ジエツト織機1は、よこ入れ時に、よこ糸
3のよこ入れ状態を到達側で検知するために、1
または2以上の光電式のよこ糸探知フイーラ4,
5を備え、またよこ入れ状態のよこ糸3の端部す
なわち自由端を保持するために、到達側のたて糸
6の端縁部で複数のキヤツチコード7を備え、さ
らによこ糸3をキヤツチコード7と織布8の端部
との間で切断するために、カツター9を備えてい
る。
上記よこ糸探知フイーラ4,5は、投光器と受
光器とを内蔵しており、それぞれホルダー10,
11によりスレー12に対しおさ13とともに取
り付けられている。もちろん、これらのよこ糸探
知フイーラ4,5は、光学的な検知面41,51
をおさ13のエアガイド14の部分に向けてい
る。
そして、本考案のよこ糸探知フイーラの清掃装
置2は、上記キヤツチコード7および切断後のよ
こ糸3の切り端31を例えばよこ糸探知フイーラ
5の検知面51の近くに誘導するために、複数の
案内体、例えば3個の溝付のローラ15,16,
17を備えている。これらのローラ15,16,
17は、それぞれブラケツト18,19,20に
よつて機台21に取り付けられている。そのうち
の2つのローラ16,17によつてキヤツチコー
ド7は、スレー12の前進位置で、よこ糸3の切
り端31がよこ糸探知フイーラ5の検知面51に
触れる位置を通り、かつスレー12とともに運動
するおさ13の側端の運動軌跡と交差する位置に
臨んだ後、一対の巻き取りローラ22,23によ
つて、所定の位置に誘導される。この結果、ロー
ラ16と、ローラ17との間で、キヤツチコード
7は、よこ糸検知フイーラ5とおさ13との間に
位置している。そして、おさ13が前進したとき
の端部がキヤツチコード7に当るため、検知面5
1に接する位置関係に設定されている。
よこ糸3がよこ入れされたとき、その先端部分
は、よこ糸探知フイーラ4によつてよこ入れのた
びに検出される。このとき、おさ13は、想像線
で示すように、後退位置にあつて、おさ13のエ
アガイド14の部分で飛走中のよこ糸3を案内し
ている。
よこ入れが正常に行われていれば、よこ糸3の
先端がよこ糸探知フイーラ4の検知面41の近く
まで到達するため、よこ糸探知フイーラ4は、そ
れを検出することによつて、正常なよこ入れ状態
を確認していく。
しかし、よこ入れが不完全な状態で行われる
と、よこ糸探知フイーラ4は、よこ糸3の不存在
を検出し、よこ止まりのための信号を発生する。
また、よこ入れ中によこ糸3が胴切れの状態とな
るか、またはロングピツクの状態でよこ入れされ
たとき、よこ糸探知フイーラ5は、その状態を検
知面51側で確認し、やはりよこ止まりのための
信号を発生する。
このあと、スレー12は、おさ13およびよこ
糸探知フイーラ4,5とともに運動軌跡にそつて
前進し、おさ13によつてよこ入れ状態のよこ糸
3を織り前の位置まで打ち込み、よこ糸3をたて
糸6と交錯させ、織布8として織り上げていく。
この間に、よこ糸3の先端部分は、キヤツチコ
ード7によつて保持されており、やがて、織布8
の移動とともに、カツター9によつて切断され、
織布8の織り端から分離される。このようにし
て、キヤツチコード7および切断後の切り端31
は、織布8の巻き取り運動と同期して、巻き取り
ローラ22,23の回転によつてローラ15,1
6,17により案内されながら巻き取られてい
く。
なお、スレー12が前進する過程で、ホルダー
10,11の上端部分は、キヤツチコード7より
も下側に位置する。このため、キヤツチコード7
はローラ16,17の間で、ホルダー10,11
に当たつて切断されることはない。
スレー12の前進時に、おさ13の側端は、お
さ打ち運動軌跡上でキヤツチコード7と交差し、
キヤツチコード7に当たり、キヤツチコード7お
よび切り端31を検知面51に強制的に押し当て
る。このため、スレー12が前進し、おさ打ち状
態にあるとき、キヤツチコード7およびこれによ
つて保持された切り端31は、前進位置のよこ糸
探知フイーラ5の検知面51に触れ、その部分の
ごみなどをキヤツチコード7の移動とともに除去
していく。このときキヤツチコード7および切り
端31が織布8の巻き取りと同期して移動してい
るため、それらは、常に新しい部分で検知面51
に触れ、それを清掃することになる。
上記各実施例は、一方のよこ糸探知フイーラ5
について本考案を適用しているが、本考案は、他
方のよこ糸探知フイーラ4について必要に応じて
設けられる。その場合、キヤツチコード7および
切り端31は、第1図で二点鎖線で示すように、
キヤツチコード7およびこれによつて保持されて
いるよこ糸3の下方に位置し、検知面41の近く
を通つて前方に案内される。
また、案内体は、回転可能なローラ15,1
6,17のほかに、アイレツトなどで構成するこ
ともできる。
〔考案の効果〕
本考案では、キヤツチコードおよびよこ糸の切
り端すなわち捨て耳部分でそれらの移動とともに
よこ糸検知フイーラの検知面が清掃されるため、
特別なブラシ状の清掃具が必要とされず、またそ
れらのキヤツチコードおよび切り端部分が常に移
動して新しい部分で検知面に触れるため、従来の
ようなブラシ状の清掃に比較して、確実な清掃が
可能となる。
特に、案内体とおさ羽との干渉を考慮すること
なく、キヤツチコードおよびよこ糸の切れ端をよ
こ糸探知フイーラへ充分に近づけることができる
ので、有効な清掃が可能となる。
しかも、おさの運動に伴つてキヤツチコードの
張力が増大し、よこ糸切り端がキヤツチコードに
強固に捕捉されることになるので、キヤツチコー
ドによこ糸探知フイーラが接触しても、よこ糸の
切れ端がはずれることはなく、よつて、誤検知、
よこ入れ不良の発生を有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のよこ糸探知フイーラの清掃装
置の平面図、第2図はその側面図である。 1……ジエツト織機、2……よこ糸探知フイー
ラの清掃装置、3……よこ糸、4,5……よこ糸
探知フイーラ、6……たて糸、7……キヤツチコ
ード、8……織布、9……カツター、12……ス
レー、13……おさ、15,16,17……ロー
ラ、21……機台、41,51……検知面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. よこ入れ時に、よこ糸の到達側でスレーに取り
    付けられたよこ糸探知フイーラによりよこ入れ状
    態を検知し、よこ入れされたよこ糸の端部を織布
    とともに移動するキヤツチコードにより保持し、
    よこ糸の端部をカツターにより織布端から切り離
    すジエツト織機において、上記キヤツチコードお
    よびこれに保持されたよこ糸の切り端を機台に取
    り付けられた案内体によりスレーの前進位置でよ
    こ糸探知フイーラの検知面に触れ、かつスレーと
    ともに運動するおさの側端の運軌軌跡と交差する
    位置まで誘導することを特徴とするよこ糸探知フ
    イーラの清掃装置。
JP16639887U 1987-10-30 1987-10-30 Expired JPH0431276Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP16639887U JPH0431276Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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JP16639887U JPH0431276Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0170887U JPH0170887U (ja) 1989-05-11
JPH0431276Y2 true JPH0431276Y2 (ja) 1992-07-28

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JP16639887U Expired JPH0431276Y2 (ja) 1987-10-30 1987-10-30

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