JPH03214135A - カメラのフィルム巻き上げ制御装置 - Google Patents

カメラのフィルム巻き上げ制御装置

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JPH03214135A
JPH03214135A JP2011067A JP1106790A JPH03214135A JP H03214135 A JPH03214135 A JP H03214135A JP 2011067 A JP2011067 A JP 2011067A JP 1106790 A JP1106790 A JP 1106790A JP H03214135 A JPH03214135 A JP H03214135A
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JP
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film
winding
feeding
camera
mode
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JP2011067A
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Inventor
Akira Ezawa
朗 江沢
Koichi Daitoku
大徳 晃一
Kazuyuki Kazami
一之 風見
Kazuto Otsuka
大塚 一人
Hideya Inoue
英也 井上
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 A、産業上の利用分野 この発明はロールフィルムパトローネ(以下、パトロー
ネという)を使用するカメラに関し、特にフィルム給送
方式として通常巻き上げ方式および予備巻き上げ方式の
どちらか一方を選択するようにしたカメラに関する。
B、従来の技術 従来、パトローネを使用するカメラにおいて、フィルム
を給送する方式としては、−船釣に採用されている通常
巻き上げ方式があり、これはパトローネから順次フィル
ムを引き出して駒送りするものである。また、この通常
巻き上げ方式とは別に特開昭57−89735号公報に
示されているようなフィルム給送方式が提案されている
。この方式は、カメラにパトローネを装填すると、自動
的に全駒分のフィルムをパトローネから引出してスプー
ルに巻き取る予備巻き上げ動作を行った後、パトローネ
に順次フィルムを巻き取りながら駒送りをするものであ
って、予備巻き上げ方式、またはプリワインディング方
式と呼ばれている。
前者の通常巻き上げ方式を採用したカメラにおいては、
パトローネを装填すると直ちに撮影を開始することがで
きるが、撮影途中に誤ってカメラの裏蓋を開けてしまう
と、フィルムの撮影済み部分が感光してしまう欠点があ
った。一方、予備巻き上げ方式を採用したカメラにおい
ては、上記通常巻き上げ方式を採用したカメラとは逆に
、撮影途中に誤ってカメラの裏蓋を開けてしまっても、
フィルムの撮影済み部分はパトローネ内に収納されてい
るので、感光されてしまうおそれはないが、パトローネ
を装填すると、予備巻き上げ動作に時間を要するために
直ちに撮影を開始することができない欠点がある。
C1発明が解決しようとする課題 ここで、上述した通常巻き上げ方式と予備巻き上げ方式
を1つのカメラで選択可能とすることを考える。この場
合、フィルムを装填すると何れかの方式が初期給送方式
として設定され、その後、必要に応じて所定の操作部材
の操作により給送方式の設定変更を行い、しかる後、例
えばレリーズ釦の半押し操作を行うと設定された方式で
巻き上げが行なわれるような構成とすることが考えられ
る。
上記初期給送方式としては、従来から広く採用され、フ
ィルム装填後に直ちに撮影が開始できる通常巻き上げ方
式とすることが望ましいが、撮影途中に裏蓋を開けてし
まうといった過ちをしばしば犯すユーザにとっては、上
記理由から予備巻き上げ方式を初期給送方式とした方が
好都合である。
しかしながら、いずれかの給送方式を固定的に初期給送
方式とした場合には、他の給送方式が適したユーザはフ
ィルム装填の都度操作部材の操作により給送モードの変
更を行なわなければならず。
使い勝手が悪いものとなってしまう。
本発明の技術的課題は、カメラのユーザに応じて上記初
期給送方式を自動的に切換えることにある。
00課題を解決するための手段 請求項1の発明に係るカメラのフィルム巻き上げ制御装
置は、フィルム給送方式として、通常巻き上げ方式およ
び予備巻き上げ方式のどちらか一方を選択する選択手段
と、選択された給送方式に基づいてフィルムを巻き上げ
るフィルム給送手段と、裏蓋の開閉を検出する検出手段
と、フィルム装填直後の準備巻き上げ(通常巻き上げ方
式の場合は数駒分、予備巻き上げ方式の場合は全駒分の
空送り)の開始から巻き戻し終了までの間に裏蓋が開か
れたことが検出手段により検出されると、次に装填され
るフィルムに対して予備巻き上げ方式を選択すべく選択
手段を制御する制御手段とを有している。
また請求項3の発明に係るカメラのフィルム巻き上げ制
御装置は、上記選択手段と、フィルム給送手段と、いず
れの給送方式が選択されたかを記憶する記憶手段と、記
憶された給送方式を次に装填されるフィルムに対して選
択すべく選択手段を制御する制御手段とを有している。
81作用 (1)請求項1の発明 フィルム装填直後の準備巻き上げの開始から巻き戻し終
了までの間に裏蓋が開かれたことが検出されると、制御
手段は、上記選択手段を制御して次に装填されるフィル
ムに対して予備巻き上げ方式を選択する。すなわち撮影
途中に誤ってカメラの裏蓋を開けてしまった場合には、
次回から予備巻き上げ方式が自動的に選択される。
(2)請求項3の発明 記憶手段はいずれの給送方式が選択されたかを記憶し、
制御手段は1選択手段を制御して記憶された給送方式を
次に装填されるフィルムに対して選択する。
F、実施例 次に、この発明について図面を参照して説明する。
第1図はこの発明のカメラの一実施例を示す構成図であ
る。
第1図において、1は以下に述べる各部を制御する演算
・制御回路であってCPU、RAMおよびROMなどを
有している。3はシャッタ制御。
絞り制御、 ?lll光動作制御、および測距動作制御
などを実行する撮影制御系、4はフィルムの巻き上げ動
作および巻き戻し動作を行うモータ(M)5を制御する
モータ制御回路、6はフィル11の移動量を検出するフ
ィルムエンコーダである。コノフィルムエンコーダ6と
してはフォトカプラによってパーフォレーションを計数
したり、フィルムに連動するフリースプロケットの回転
を検出したりするなどの公知の方法により実現される。
7はフィルム給送方式の種類、駒数、および警告などを
表示器8に表示させる表示制御回路である。9は現在フ
ィルムのリーダ部から数えて何駒目がレンズと対向して
いるかを示す駒数カウンタであり、この駒数カウンタ9
で計数された駒数が表示器8にリアルタイムで表示され
るようになっている。
また、駒数カウンタ9は、フィルムエンコーダ6によっ
て検出されるフィルムの移動量に応じて駒数を計数する
ようになっている。
ここで、カメラにおいて設定されてるフィルム給送方式
の状態を給送モードと呼び、上述した通常巻き上げ方式
を通常巻き上げモード、予備巻き上げ方式を予備巻き」
−げモードという。
またSWlはカメラの電源を投入するための主スィッチ
、SW2は不図示のレリーズ釦の半押し操作に連動して
オンする半押しスイッチ、SW3はレリーズ釦の全押し
操作に連動してオフする全押し、イッチである。SW4
はフィルム給送方式を切換えるモード切換スイッチであ
り、このモート切換スイッチSW4を押す度に表示器8
には通常巻き上げモードおよび予備巻き上ζずモードの
表示が交互に表示されるようしこなって1する。SW5
はフィルム巻き戻しを指示する巻き戻しスイッチ、SW
6はカメラの裏蓋が閉となったとき[ニオンとなる裏蓋
スイッチ、SW7+まカメラのノマトローネ室にパトロ
ーネが装填されたとき番こオンとなる)(トローネ在否
スイッチである。
上述したカメラにおける動作をフローチャートを参照し
て説明する。第2図(1主フローチャート、第3図〜第
5図はそのサブル−チンのフローチャートである。また
第6図(ま裏蓋カー開力\れたとき番二第2図の主フロ
ーチャートの説11JIの後でシT細番コ説明する。
まず、主スィッチSWIがオンされ、カメラの裏蓋が閉
じられて裏蓋スイッチSW6がオンとなった時点で第2
図の主プログラムが演算・制御装置1により開始される
。まず、パトローネがカメラに装填されているか否かが
パトローネ存否スイッチSW7のオン・オフにより検出
され(ステップ101)、パトローネの存在が検出され
ればフラグF1のセット・リセット状態が判定される(
ステップ102)。フラグF1がリセットされていれば
初期給送モードとして通常巻き上げモードが設定され(
ステップ103A)、セットされていれば初期給送モー
ドとして予備巻き上げモードが設定される(ステップ1
.03 B )。
次いで、モード切換スイッチSW5が操作されて給送モ
ードの変更動作が行われたか否かの判別が行われ(ステ
ップ104)、変更動作が行われなければステップ10
6に移行し、変更動作が行われれば給送モードの変更が
行われる(ステップ105)。次に5半押しスイッチS
W2が押されたか否か、すなわち給送モートを確定する
か否かが判別される(ステップ106)。この半押しス
イッチSW2が押されて給送モードが確定されるまでス
テップ104〜106が繰り返されるので、給送モート
を繰り返し再設定することができる。
ステップ106で半押しスイッチSW2が押されると、
フラグF2をセットしくステップ107)、ステップ1
08の準備巻き上げに移行する。このIi1!備巻き」
;げについては後で詳述する。
準備巻き」二げの後は、巻き戻しスイッチS W 5の
オン・オフを判別しくステップ117)、オンであれば
サブルーチンで示されるステップ123の途中巻き戻し
、を経てステップ124に移行し、オフであれば半押し
スイッチSW2のオン・オフを判別しくステップ118
)、オフであればステップ117に戻り、オンであれば
撮影制御系3によって測光動作および測距動作が行われ
る(ステップ119)、次いで全押しスイッチSW3の
オン・オフが判別され(ステップ120)、オンであれ
ばザブルーチンで示される全押L2処理(ステップ12
1)を経てリターンフラグ“のセノ1へ・リセット状態
が判別される(ステップ122)。このリターンフラグ
については後で詳述する。
リターンフラグがセットされていればステップ117に
戻り、リセットされていれば巻き戻し完了を警告してパ
トローネを取り出す旨を勧告する表示が表示器8になさ
れる(ステップ124)。次いでフラグF2がリセット
され(ステップL24A)、パトローネ存否スイッチS
W7のオン・オフによってパトローネの取り出しが完了
したか否かが判別され(ステップ125)。
パトローネの取り出しが完了したならば動作を終了し、
未了ならばステップ124に戻る。
次に、ステップ108の準備巻き上げ処理について第3
図のフローチャートを参照して説明する。
この準備巻き上げ処理は、露光を行う、:となくフィル
ムを連続的に巻き上げ、撮影準備を行うためになされる
処理であり、通常撮影モード時には4駒分空送りされ、
予備巻上モード時には終端まで空送りされる。
すなわち、まず上記ステップ106の半押し操作に伴っ
゛C確定された給送モードが判別され(ステップ201
)、通常巻き上げモードならばフラグF1をリセットし
くステップ202)、表示器8に通常巻き上げモードの
表示を行い(ステップ203)、駒数カウンタ9の数値
を−3にセットする(ステップ204)。この−3とは
、フィルムのリーダ部を空送りすべき量が4駒分に相当
するからであるやフィルムの巻き上げを開始しくステッ
プ205)、0.1駒分巻き上げたか否かを判別しくス
テップ206)、rN」、すなわち0.1駒分巻き上げ
ていなければステップ206に戻り、「Y」、すなわち
0.1駒分巻き上げていれば駒数カウンタ9の値nに0
.1を加算する(ステップ207)。
次に1.0駒分巻き上げたか否かを判別しくステップ2
08)、rNJ 、すなわちり、O駒分巻き上げていな
ければステップ20’6に戻り、rYJ、すなわち1.
0駒分巻き上げていればnが1と一致するか否かを判別
しくステップ209)、「N」、すなわちnが1でなけ
ればステップ206に戻り rY」、すなわちnが1で
あれば巻き上げ動作を停止する(ステップ201)。こ
の結果。
フィルムの第1駒目がレンズに対向する位置にセットさ
れる。
一方、ステップ201において、給送モートが予備巻き
」二げモードであった場合5フラグF1がセットされ(
ステップ211)、予備巻き上げモートの表示がなされ
(ステップ212)、駒数カウンタ9の値nを−3にセ
ットしくステップ220)、フィルムの巻き上げを開始
しくステップ221)、Q、l1分巻き上げたか否かを
判別しくステップ222)、rNJ 、すなわち0.1
駒分巻き上げていなければステップ222に戻り、「Y
」、すなわち0.1駒分巻き上げていれば上記nに0.
1を加算する(ステップ223)。
次に、フィルムの終端まで巻き」二げたか否かを判別し
くステップ224)、「N」、すなわち終端まで巻き上
げていなければステップ222に戻り、「Y」、すなわ
ち終端まで巻き上げていれば巻き一ヒげ動作を停止する
(ステップ225)。そして、上述のフィルム巻き上げ
動作によって給送されたフィルムの半端部分(駒数の小
数点以下の部分に相当する)を巻き戻す(ステップ22
6)。
この結果、フィルムの最終駒に相当する駒がレンズに対
向する位置にセットされる。なお、上記ステップ224
におけるフィルムの終端判別はフィルムにテンションが
発生したことを公知の検出手段で検出することによって
なされる。
次に、前述したステップ121の全押し処理について第
4図のフローチャートを参照して説明する。この全押し
処理では、撮影・駒送り動作・巻き戻し動作に関わる処
理が行われる。
まず、前ステップ120での全押しスイッチSW3のオ
ンにより、露光動作が行われ(ステップ401)、給送
モードが通常巻き上げモードか予備巻き上げモードかが
判別され(ステップ402)、通常巻き上げモードなら
ばフィルムの巻き上げ動作が開始され(ステップ403
) 、Q、l1分の巻き上げができたか否かがフィルム
エンコーダ6の検出結果から判別され(ステップ4o4
)、「N」、すなわち0.1駒分の巻き上げがなされな
ければステップ404に戻り、「Y」、すなわち0.1
駒分の巻き上げがなされたならば、駒数カウンタ9の値
nに0.1を加算して(ステップ405)、1.0駒分
の巻き上げがなされたが否かが判定され(ステップ40
6)、rYJ 、すなわち1.0駒分巻き上げられてい
れば巻き一トげを停止しくステップ416)、リターン
フラグをセットしてステップ122(第2図)に移行す
る(ステップ417) また、ステップ406でr N4、すなわち1.0駒の
巻き上げがなされなければフィルムの終端が検出さたか
否かが判別され(ステップ4o7)、「N」、すなわち
終端が検出されなければステップ404に戻り、[y、
、すなわち終端が検出されれば巻き戻しを開始しくステ
ップ408)、0.1駒分の巻き戻しがなされたが否が
か判別され(ステップ409)、rJ 、すなオ)ち0
.1駒分巻き戻されていないならばステップ409に戻
り、rYJ、すなわち0.1駒分巻き戻されたならば上
記nを0.1減算しくステップ410)、値nが一3未
満になったか否かを判別しくステップ411)、「N」
、すなわちnが一3未満でなければステップ409に戻
って巻き戻し動作を継続し、「Y」、すなわちnが一3
未満ならば巻き戻し動作を停止する(ステップ412)
。そして。
リターンフラグをリセット(ステップ4.13)してス
テップ122に移行する。ここまでの手順によれば、通
常巻上モード時には、撮影後にフィルムが1駒分自動的
に巻き上げられ、フィルムの終端が検出された場合には
、フィルムが全て巻き戻される。そして、巻き戻しの終
了に伴ってリターンフラグがリセットされる。
一方、ステップ402で予備巻き上げモードと判別され
た場合、巻き戻しを開始しくステップ4.18)、04
駒分の巻き戻しができたか否かを判別しくステップ41
9)、「N」、すなわち0.1駒分の巻き戻しがなされ
なければステップ419に戻り、「Y」、すなわち0.
1駒分の巻き戻しがなされれば上記値nを0.1減算し
くステップ420)、nが1より小さいが否かを判定し
くステップ421)、「NJ、すなわちnが1以上であ
れば1.0駒分巻き戻されたが否かを判別しくステップ
422)、「N」、すなわち1.0駒分巻き戻されてい
なければステップ419に戻って巻き戻し動作を継続し
、「Y」、すなわち1.0駒分巻き戻されていれば巻き
戻しを停止しくステップ423>、 リターンフラグを
セットして(ステップ417)ステップ】22に移行す
る。
またステップ421で「Y」、すなわち値nが1より小
ならば0.1駒分巻き戻されたが否かを判定しくステッ
プ424)、rNJ 、すなわち0.1駒分巻き戻され
ていないならばステップ424に戻り、「Y」、すなわ
ち0.1駒分巻き戻されているならば値nを0.1減算
しくステップ425)、nが−3より小さいが否かを判
別しくステップ426)、rNJ 、すなわちnが−3
より小でなければステップ424に戻って巻き戻し動作
を継続し、「Y」、すなわちnが−3より小であれば巻
き戻しを停止しくステップ427)、ノターンフラグを
リセットして(ステップ413)ステップ122にに移
行する。
すなわち、予備巻き上げモード時には、撮影後にフィル
ムが1駒分巻き戻され、フィルムのり−ダ部分に達した
場合には、フィルムが完全に巻き戻される。そして巻き
戻しの終了に伴ってリターンフラグがリセットされる。
次に、前述したステップ123の途中巻き戻し処理につ
いて第5図を参照して説明する。この途中巻き戻し処理
は、フィルムの全駒の撮影が完了しないうちにこのフィ
ルムをパトローネ内に巻き戻して取り出すために行われ
るこのである。
まず巻き戻し動作を開始する(ステップ502)。
0.1駒分の巻き戻しができたか否かが判定され(ステ
ップ503)、rNJ 、すなわち0.1駒分巻き戻さ
れていないならばステップ503に戻り、「Y」、すな
わち0.1駒分巻き戻されているならば第1駒数カウン
タ9の値nを0.1減算しくステップ504)、値nが
−3より小か否かを判別しくステップ505)、「N」
、すなわちnが−3より小でないならばステップ503
に戻って巻き戻しを継続し、「Y」、すなわちnが−3
より小ならばフィルムのリーダ部まで巻き戻したことに
なるから1巻き戻しを停止して(ステップ506)ステ
ップ124に移行する。
以上の第2図〜第5図が裏蓋閑に伴って実行されるカメ
ラの動作手順である。
次に、裏蓋間に伴って実行される処理の手順について第
6図のフローチャートを用いて説明する。
rA蓋スイッチSW6がオフされると、すなわち裏蓋が
開かれるとこのプログラムが割込み起動され、まず上述
したフラグF2の状態が判別される(ステップ601)
。ここで、フラグF2は、上述したように第2図のステ
ップ108(?tm!備巻き上げ処理)直前のステップ
107でセラ1〜され、ステップ122でリターンフラ
グのリセットが判定されたとき、すなわち巻き戻し完了
時にステップ124Aでリセットされるものである。
フラグF2がリセットされていれば裏蓋が閉じられるま
で待ち(ステップ602)、閉じられると上記ステップ
101(第2図)に進む、一方。
フラグF2がセットされていればフラグF1がセットさ
れ(ステップ603)、表示制御回路7を介して表示器
8に裏蓋間の警告が開始され(ステップ604)、ステ
ップ605で裏蓋が閉じられるまで警告が継続する。裏
蓋が閉じられると警告を停止し、給送モードの判別を行
う(ステップ606)。
予備巻き上げモードであればフィルムの巻き戻しを開始
しくステップ607)、0.1駒分の巻き戻しがなされ
たか否かが判別され(ステップ608)、「N」、すな
わち0.1駒分巻き戻されていなければステップ608
に戻り、「Y」。
すなわち0.1駒分巻き戻されていれば上記値nから0
.1を減算しくステップ609)、値nが−3より小で
あるか否かを判別しくステップ610)、「N」、すな
わち−3以上であればステップ608に戻り、「YJ、
すなわち−3より小であれば巻き戻しを停止(ステップ
611.)してステップ124(第2図)に進む。
一方、ステップ606で給送モードが通常巻き上げモー
ドであることが判別されると、値nを−2としくステッ
プ612)、巻き上げを開始しくステップ613)、0
.1駒分巻き上げられたか否かを判別する(ステップ6
14)。「N」、すなわち0.1駒分巻き上げられてい
なければステップ614に戻り、「Y」、すなわち0.
1駒分巻き上げられていれば値nに0.1を加算しくス
テップ615)、フィルムの終端が検出されたか否かを
判別する(ステップ616)。「Y」、すなわち終端が
検出されていればステップ408(第4図)に進み r
N」、すなわち終端が検出されていなければ値nが1で
あるか否かを判別しくステップ617)、「N」、すな
わちnが1でなければステップ614に戻り、[Y」、
すなわちnが1であれば巻き上げを停止(ステップ61
8)してステップ117(第2図)に移行する。
以上の第6図の手順によれば、フィルムの準備巻き上げ
から巻き戻しまでの間、すなわち全駒の撮影終了前に誤
って裏蓋が開かれると、フラグF1がセットされるとと
もに警告が行われる。このフラグF1がセットされたこ
とにより1次回にフィルムを装填した場合には初期給送
モードとして予備巻き上げモードが自動的に選択される
。したがって次回からは、全駒の撮影終了前に誤って裏
蓋を開いても、撮影済みフィルムは露光されない。
また上述のように全駒の撮影終了前に7AMが開かれ、
その後に裏蓋が閉じられた場合の動作は。
上記給送モードによって異なる。すなわち、予備巻き上
げモードであった場合には、上記裏蓋間により撮影前の
フィルムが全て露光されてしまうのでそのフィルムで撮
影を続行することはできず、したがってフィルムが全て
巻き戻される。
一方、通常巻き上げモードであった場合には。
撮影前のフィルムがパトローネ内部に残っているので、
jK蓋が開かれても撮影を続行することができる。ただ
し、パトローネから引き出されている部分は露光されて
おり撮影が不可能であるので、裏蓋閉後に所定量巻き上
げる必要がある。そこで本実施例では、フィルムを3駒
分巻き上げており、これは上述したフィルム装填後にお
ける空送り量の4駒分よりも少ない。すなわち、この場
合にはフィルムリーダ部の巻き上げ分を考慮にいれる必
要がないので巻き上げ量を少なくすることができる。し
たがって、空送り時と同様に4駒分巻き上げる場合と比
べてフィルムの節約が図れ、撮影可能な駒数を多くする
ことができる。なお、このときの巻き上げ量は3駒に限
定されない。
さらに本実施例では、いったんモード切換スイッチSW
4を操作していずれかの給送モードを選択すると、その
モードに応じてフラグF1がセットあるいはリセットさ
れ、再びスイッチSW4を操作するまではフラグF1の
状態が保持されるので、好みの給送モードを選択すれば
、全駒の撮影終了前に裏蓋を開けない限りその後は選択
操作を行わなくてもそのモードが初期給送モードとじて
設定される。
以にの実施例の構成において、モータ制御回路4および
モータ5がフィルム給送手段を、裏蓋スイッチSW6が
検出手段を、演算制御回路1が選択手段、記憶手段およ
び制御手段をそれぞれ構成する。
なお以上では、半押し操作に伴って準備巻き上げを行う
タイプのカメラについて説明したが、他の操作部材の操
作に伴って準備巻き上げを行うタイプのカメラにも本発
明を適用できる。
G1発明の効果 請求項1の発明によれば、フィルム装填直後の準備巻き
上げの開始から巻き戻し終了までの間に裏蓋が開かれた
場合には、次に装填されるフィルムに対して予備巻き上
げ方式を選択するようにしたので、ユーザが全駒の撮影
終了前に裏蓋を開けてしまうといった過ちを犯す場合に
は、何ら操作を行わなくても撮影済みフィルムが保護さ
れる予備巻き上げ方式が自動的に選択され、以ってカメ
ラの使い勝手が向上する。
また請求項2の発明によれば、いずれの給送方式が選択
されたかを記憶し、記憶された給送方式を次に装填され
るフィルムに対して選択するようにしたので、例えば操
作部材の操作によりいったん好みの給送モードを選択す
れば、その後は選択操作を行う必要がなくなり、これに
よってもカメラの使い勝手の向上が図れる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明の一実施例を示し、第1図は本
発明に係るフィルム巻き上げ制御装置のブロック図、第
2図〜第6図は動作手順を示すフローチャートである。 1:演算制御回路 4:モータ制御回路5:モータ  
 6:フィルムエンコーダSW6 :裏蓋スイッチ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)フィルム給送方式として、通常巻き上げ方式および
    予備巻き上げ方式のどちらか一方を選択する選択手段と
    、 前記選択された給送方式に基づいてフィルムを巻き上げ
    るフィルム給送手段と、 裏蓋の開閉を検出する検出手段と、 フィルム装填直後の準備巻き上げの開始から巻き戻し終
    了までの間に裏蓋が開かれたことが前記検出手段により
    検出されると、次に装填されるフィルムに対して前記予
    備巻き上げ方式を選択すべく前記選択手段を制御する制
    御手段とを具備することを特徴とするカメラのフィルム
    巻き上げ制御装置。 2)前記通常巻き上げ方式選択時、前記フィルムの準備
    巻き上げ開始から巻き戻し終了までの間に裏蓋が開かれ
    たことが前記検出手段により検出されると、該裏蓋が再
    び閉じられたことが検出された直後に、前記フィルム装
    填直後の準備巻き上げ量よりも少ない量だけ該フィルム
    を空送りすべく前記フィルム給送手段を制御する給送制
    御手段を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の
    カメラのフィルム巻き上げ制御装置。 3)フィルム給送方式として、通常巻き上げ方式および
    予備巻き上げ方式のどちらか一方を選択する選択手段と
    、 前記選択された給送方式に基づいてフィルムを巻き上げ
    るフィルム給送手段と、 いずれの給送方式が選択されたかを記憶する記憶手段と
    、 前記記憶された給送方式を次に装填されるフィルムに対
    して選択すべく前記選択手段を制御する制御手段とを具
    備することを特徴とするカメラのフィルム巻き上げ制御
    装置。
JP2011067A 1989-12-08 1990-01-18 カメラのフィルム巻き上げ制御装置 Pending JPH03214135A (ja)

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