JPH02158724A - 2種類のフイルムフォーマットで撮影可能なカメラ - Google Patents
2種類のフイルムフォーマットで撮影可能なカメラInfo
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- JPH02158724A JPH02158724A JP63315777A JP31577788A JPH02158724A JP H02158724 A JPH02158724 A JP H02158724A JP 63315777 A JP63315777 A JP 63315777A JP 31577788 A JP31577788 A JP 31577788A JP H02158724 A JPH02158724 A JP H02158724A
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 2
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- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
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- Exposure Control For Cameras (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
A、産業上の利用分野
本発明は、2種類のフィルムフォーマットで撮影可能な
カメラに関する。
カメラに関する。
B、従来の技術
従来から、フルサイズおよびハーフサイズの2種類のフ
ィルムフォーマツ1−で撮影可能なカメラが知られてい
る。これは、例えば操作部材の操作により上記いずれか
のフィルムフォーマットに切換可能とされる。
ィルムフォーマツ1−で撮影可能なカメラが知られてい
る。これは、例えば操作部材の操作により上記いずれか
のフィルムフォーマットに切換可能とされる。
C0発明が解決しようとする課題
しかしながら、1本のロールフィルムに2種類のフィル
ムフォーマットによる駒がが混在すると、現像、焼き付
は時にオートプリンタによる自動プリントが行えなくな
る。このため上述した従来のカメラでは、例えばフィル
ムフォーマットを切換えるための操作部材がカメラ内部
、すなわちカメラの裏蓋を開けなければ操作できない位
置に設けられており、1本のロールフィルムで2種類の
フィルムフォーマットによる撮影が行えない。
ムフォーマットによる駒がが混在すると、現像、焼き付
は時にオートプリンタによる自動プリントが行えなくな
る。このため上述した従来のカメラでは、例えばフィル
ムフォーマットを切換えるための操作部材がカメラ内部
、すなわちカメラの裏蓋を開けなければ操作できない位
置に設けられており、1本のロールフィルムで2種類の
フィルムフォーマットによる撮影が行えない。
本発明の技術的課題は、オートプリンタによる自動プリ
ントに支障を来さず、1本のロールフィルムで2種類の
フィルムフォーマットによる撮影を行えるようにするこ
とにある。
ントに支障を来さず、1本のロールフィルムで2種類の
フィルムフォーマットによる撮影を行えるようにするこ
とにある。
00課題を解決するための手段
クレーム対応図である第1図により説明すると、本発明
は、ロールフィルムFIを使用し、フルサイズおよびハ
ーフサイズの2種類のフィルムフォーマットで撮影可能
とされ、ロールフィルムFIを駆動する駆動手段101
を備えたカメラに適用される。そして、フルサイズでの
撮影を指令するフルサイズ信号およびハーフサイズでの
撮影を指令するハーフサイズ信号のいずれかを出力する
信号出力手段102と、信号出力手段102の出力に基
づき、2種類のフィルムフォーマットのうち一方のフィ
ルムフォーマットによる撮影はロールフィルムFIの先
端側から終端側に向けて順次行い、他方のフィルムフォ
ーマットによる撮影はロールフィルムFIの終端側から
先端側に向けて順次行うよう駆動手段101を制御する
制御手段103とを具備し、これにより上記技術的課題
を解決する。
は、ロールフィルムFIを使用し、フルサイズおよびハ
ーフサイズの2種類のフィルムフォーマットで撮影可能
とされ、ロールフィルムFIを駆動する駆動手段101
を備えたカメラに適用される。そして、フルサイズでの
撮影を指令するフルサイズ信号およびハーフサイズでの
撮影を指令するハーフサイズ信号のいずれかを出力する
信号出力手段102と、信号出力手段102の出力に基
づき、2種類のフィルムフォーマットのうち一方のフィ
ルムフォーマットによる撮影はロールフィルムFIの先
端側から終端側に向けて順次行い、他方のフィルムフォ
ーマットによる撮影はロールフィルムFIの終端側から
先端側に向けて順次行うよう駆動手段101を制御する
制御手段103とを具備し、これにより上記技術的課題
を解決する。
E0作用
制御手段103は、信号出力手段102の出力に基づい
て駆動手段101を制御し、2種類のフィルムフォーマ
ットのうち一方のフィルムフォーマットによる撮影はロ
ールフィルムFIの先端側から終端側に向けて順次行い
、他方のフィルムフォーマットによる撮影はロールフィ
ルムFIの終端側から先端側に向けて順次行う。これに
より1本のロールフィルムに対し両フィルムフォーマッ
トの撮影が行え、かつ両フィルムフォーマットの駒が混
在することがない。
て駆動手段101を制御し、2種類のフィルムフォーマ
ットのうち一方のフィルムフォーマットによる撮影はロ
ールフィルムFIの先端側から終端側に向けて順次行い
、他方のフィルムフォーマットによる撮影はロールフィ
ルムFIの終端側から先端側に向けて順次行う。これに
より1本のロールフィルムに対し両フィルムフォーマッ
トの撮影が行え、かつ両フィルムフォーマットの駒が混
在することがない。
F、実施例
第2図〜第7図により本発明の一実施例を説明する。
第2図は本発明に係るカメラの制御系を示し、CPUI
には、フィルム巻上げ1巻戻しモータ2のモータ駆動回
路3と、露出制御回路4と、表示回路5と、スイッチS
WI、SW2とがそれぞれ接続されている。モータ駆動
回路3は、CPUIからの指令に応答してモータ2によ
りフィルムの巻上げ1巻戻しを行う、スイッチSWLは
、図示せぬレリーズ釦の操作に連動してオンするレリー
ズスイッチであり、CPUIは、このスイッチSWIの
オンに伴って露出制御回路4により絞りやシャッタ等の
露出制御装置(不図示)を駆動せしめて撮影を行う。
には、フィルム巻上げ1巻戻しモータ2のモータ駆動回
路3と、露出制御回路4と、表示回路5と、スイッチS
WI、SW2とがそれぞれ接続されている。モータ駆動
回路3は、CPUIからの指令に応答してモータ2によ
りフィルムの巻上げ1巻戻しを行う、スイッチSWLは
、図示せぬレリーズ釦の操作に連動してオンするレリー
ズスイッチであり、CPUIは、このスイッチSWIの
オンに伴って露出制御回路4により絞りやシャッタ等の
露出制御装置(不図示)を駆動せしめて撮影を行う。
スイッチSW2は、カメラ表面に設けられたフィルムフ
ォーマット切換釦(不図示)の操作に連動してオンする
スイッチである。ここで1本発明に係るカメラは、フル
サイズおよびハーフサイズの2種類のフィルムフォーマ
ットで撮影が可能とされており、以下、フルサイズで撮
影を行うモードをフルサイズモード、ハーフサイズで撮
影を行うモードをハーフサイズモードと呼ぶ、そしてス
イッチSW2は、フルサイズモード設定時にオンすると
ハーフサイズでの撮影を指令するハーフサイズ信号を出
力し、ハーフサイズモード設定時にオンするとフルサイ
ズでの撮影を指令するフルサイズ信号を出力する。CP
UIは、フルサイズ信号の出力に応答してフルサイズモ
ードを設定し、ハルツサイズ信号の出力に応答してハー
フサイズモードを設定する。第3図に示すように、フィ
ルム(ロールフィルム)FI上の駒のうちハーフサイズ
での駒52の大きさはフルサイズでの駒51の半分とさ
れる。したがってCPUIは、これらのモードの変化に
伴い、アパーチャやファインダ等をそのモードに応じて
変化せしめる。
ォーマット切換釦(不図示)の操作に連動してオンする
スイッチである。ここで1本発明に係るカメラは、フル
サイズおよびハーフサイズの2種類のフィルムフォーマ
ットで撮影が可能とされており、以下、フルサイズで撮
影を行うモードをフルサイズモード、ハーフサイズで撮
影を行うモードをハーフサイズモードと呼ぶ、そしてス
イッチSW2は、フルサイズモード設定時にオンすると
ハーフサイズでの撮影を指令するハーフサイズ信号を出
力し、ハーフサイズモード設定時にオンするとフルサイ
ズでの撮影を指令するフルサイズ信号を出力する。CP
UIは、フルサイズ信号の出力に応答してフルサイズモ
ードを設定し、ハルツサイズ信号の出力に応答してハー
フサイズモードを設定する。第3図に示すように、フィ
ルム(ロールフィルム)FI上の駒のうちハーフサイズ
での駒52の大きさはフルサイズでの駒51の半分とさ
れる。したがってCPUIは、これらのモードの変化に
伴い、アパーチャやファインダ等をそのモードに応じて
変化せしめる。
またCPUIは、上述のモータ駆動回路3を駆動制御し
、フルサイズによる撮影は通常通りフィルムFIの先端
から終端に向けて順次行い、ハーフサイズによる撮影は
、フィルムFIの終端から先端に向けて順次行う。なお
、第3図の各駒内の数字は、撮影順序の一例を示すもの
である。
、フルサイズによる撮影は通常通りフィルムFIの先端
から終端に向けて順次行い、ハーフサイズによる撮影は
、フィルムFIの終端から先端に向けて順次行う。なお
、第3図の各駒内の数字は、撮影順序の一例を示すもの
である。
表示回路5には第4図に示すような液晶表示装置f(以
下、LCD)6が接続され、このLCD6によりフルサ
イズにおけるフィルムFIの残り駒数およびハーフサイ
ズにおける残り駒数が表示される。いずれのフィルムフ
ォーマットによる残り駒数を表示せしめるかは、図示せ
ぬ操作部材の操作により切換えられる。
下、LCD)6が接続され、このLCD6によりフルサ
イズにおけるフィルムFIの残り駒数およびハーフサイ
ズにおける残り駒数が表示される。いずれのフィルムフ
ォーマットによる残り駒数を表示せしめるかは、図示せ
ぬ操作部材の操作により切換えられる。
次に第5図〜第7図のフローチャートに基づいてCPU
Iによる制御の手順を説明する。
Iによる制御の手順を説明する。
第5図はフィルム装填時の手順を示している。
例えばカメラ内にパトローネPT(第3図)を装着して
から裏蓋を閉じるとこのプログラムが起動され、まずス
テップS1でフィルムが所定位置にセットされているか
否かを判定する。ステップS1が否定されると処理を終
了させ、肯定されるとステップS2において、例えばパ
トローネPTのDXコードからフルサイズ相当の総撮影
駒数N、を読み取ってステップS3に進む。例えば24
枚撮りのフィルムであればN、=24となる。
から裏蓋を閉じるとこのプログラムが起動され、まずス
テップS1でフィルムが所定位置にセットされているか
否かを判定する。ステップS1が否定されると処理を終
了させ、肯定されるとステップS2において、例えばパ
トローネPTのDXコードからフルサイズ相当の総撮影
駒数N、を読み取ってステップS3に進む。例えば24
枚撮りのフィルムであればN、=24となる。
なお、この総撮影駒数N、は、フィルムをいったん終端
まで巻上げその巻上げ量から検知するようにしてもよい
。
まで巻上げその巻上げ量から検知するようにしてもよい
。
ステップS3では、フルサイズにおいて撮影可能な駒数
を示すカウント値Nfおよびハーフサイズにおいて撮影
可能な駒数を示すカウント値Nhをそれぞれ零クリアす
る0次にステップS4で現在フルサイズモードが設定さ
れているかハーフサイズモードが設定されているかを判
定し、フルサイズモードであればステップS5に、ハー
フサイズモードであればステップS6に進む。ステップ
S5.S6では、モータ駆動回路3を介してモータ2に
よりフィルムの空送りを行う。
を示すカウント値Nfおよびハーフサイズにおいて撮影
可能な駒数を示すカウント値Nhをそれぞれ零クリアす
る0次にステップS4で現在フルサイズモードが設定さ
れているかハーフサイズモードが設定されているかを判
定し、フルサイズモードであればステップS5に、ハー
フサイズモードであればステップS6に進む。ステップ
S5.S6では、モータ駆動回路3を介してモータ2に
よりフィルムの空送りを行う。
すなわちステップS5では、空送り駒数[4」にフルサ
イズにおける1駒分のパーフォレーションの数「8」を
乗じた合計32個のパーフォレーションだけフィルムF
Iを巻上げる。以下、フィルムFIの巻上げ9巻戻し駒
数をn、1駒分のパーフォレーションの数をmとしたと
き、その巻上げ量9巻戻し量をnXmpで表わす、ステ
ップS5では、4×8pだけ巻上げることになる。また
、ステップS6では、フィルムFIの終端から撮影を開
始すべく (4+ N o ) X 8 pだけフィル
ムFIを巻上げる。ステップS5.S6の後はステップ
S7に進み、カウント値NfをNo、カウント値Nhを
2N、にセットするとともに、これらのカウント値Nf
、NhをLCD6にて表示して処理を終了させる。なお
、空送り駒数「4」は、上述の総撮影駒数N0には含ま
れていない。
イズにおける1駒分のパーフォレーションの数「8」を
乗じた合計32個のパーフォレーションだけフィルムF
Iを巻上げる。以下、フィルムFIの巻上げ9巻戻し駒
数をn、1駒分のパーフォレーションの数をmとしたと
き、その巻上げ量9巻戻し量をnXmpで表わす、ステ
ップS5では、4×8pだけ巻上げることになる。また
、ステップS6では、フィルムFIの終端から撮影を開
始すべく (4+ N o ) X 8 pだけフィル
ムFIを巻上げる。ステップS5.S6の後はステップ
S7に進み、カウント値NfをNo、カウント値Nhを
2N、にセットするとともに、これらのカウント値Nf
、NhをLCD6にて表示して処理を終了させる。なお
、空送り駒数「4」は、上述の総撮影駒数N0には含ま
れていない。
第6図はモード切換時の処理手順を示すフローチャート
である。
である。
フィルムフォーマット切換スイッチSW2がオンすると
このプログラムが起動され、まずステップSllで現在
フルサイズモードが設定されているかハーフサイズモー
ドが設定されているかを判定する。フルサイズモードで
あればハーフサイズモードに切換えるべくステップ81
2でフィルムFIを(Nh−1)x4pだけ巻上げる。
このプログラムが起動され、まずステップSllで現在
フルサイズモードが設定されているかハーフサイズモー
ドが設定されているかを判定する。フルサイズモードで
あればハーフサイズモードに切換えるべくステップ81
2でフィルムFIを(Nh−1)x4pだけ巻上げる。
これは、ハーフサイズにて撮影可能な駒数から1を減じ
た値(Nh−1)にハーフサイズにおける1駒分のパー
フォレーション数「4」を乗じたものである。
た値(Nh−1)にハーフサイズにおける1駒分のパー
フォレーション数「4」を乗じたものである。
次に、ステップS13でアパーチャやファインダをハー
フサイズ用に切換えて処理を終了させる。
フサイズ用に切換えて処理を終了させる。
これにより、先にハーフサイズモードで撮影された駒の
1つ先端よりの駒(撮影が行われていない駒)がアパー
チャと対向する位置に位置する。
1つ先端よりの駒(撮影が行われていない駒)がアパー
チャと対向する位置に位置する。
一方、ステップS11で現在ハーフサイズモードが設定
されていることが判定された場合には。
されていることが判定された場合には。
フルサイズモードに切換えるべくステップS14に進む
。ステップ814では、ハーフサイズにて撮影可能な駒
数のカウント値Nhが「1」であるか否かを判定する。
。ステップ814では、ハーフサイズにて撮影可能な駒
数のカウント値Nhが「1」であるか否かを判定する。
Nh=1であるということは、フルサイズでは撮影が行
えないことを示しており、この場合にはステップS15
において、表示回路5(第2図)を介してLCD6によ
りフルサイズにて撮影が行えない旨の表示を行い、モー
ドの切換えを行わずに処理を終了させる。
えないことを示しており、この場合にはステップS15
において、表示回路5(第2図)を介してLCD6によ
りフルサイズにて撮影が行えない旨の表示を行い、モー
ドの切換えを行わずに処理を終了させる。
ステップS14が否定された場合には、ステップ816
に進み、フィルムFIを(Nh−1)X4pだけパトロ
ーネPT内に巻戻すとともに、ステップS17でアパー
チャやファインダをフルサイズ用に切換えて処理を終了
させる。これにより、先にフルサイズモードで撮影され
た駒の1つ終端よりの駒(撮影が行われていない駒)が
アパーチャと対向する位置に位置する。
に進み、フィルムFIを(Nh−1)X4pだけパトロ
ーネPT内に巻戻すとともに、ステップS17でアパー
チャやファインダをフルサイズ用に切換えて処理を終了
させる。これにより、先にフルサイズモードで撮影され
た駒の1つ終端よりの駒(撮影が行われていない駒)が
アパーチャと対向する位置に位置する。
第7図は撮影の際のフィルム駆動の処理手順を示してい
る。
る。
レリーズスイッチSW1がオンするとこのプログラムが
起動され、まずステップS21で露出制御回路4により
絞りやシャッタ等の露出制御装置を駆動して撮影を行い
、その後ステップS22に進む。ステップS22では、
いずれのモードが設定されているかを判定し、フルサイ
ズモードであればステップS23でカウント値Nfを「
−1」だけ歩進するとともに、カウント値Nhを「−2
」だけ歩進し、これらのカウント値Nf、NhをLCD
6↓こて表示してステップS24に進む。ステップS2
4では、8p、すなわちフルサイズにおける1駒分だけ
フィルムFIを巻上げ1次いでステップS25でNf=
Oか否かを判定する。
起動され、まずステップS21で露出制御回路4により
絞りやシャッタ等の露出制御装置を駆動して撮影を行い
、その後ステップS22に進む。ステップS22では、
いずれのモードが設定されているかを判定し、フルサイ
ズモードであればステップS23でカウント値Nfを「
−1」だけ歩進するとともに、カウント値Nhを「−2
」だけ歩進し、これらのカウント値Nf、NhをLCD
6↓こて表示してステップS24に進む。ステップS2
4では、8p、すなわちフルサイズにおける1駒分だけ
フィルムFIを巻上げ1次いでステップS25でNf=
Oか否かを判定する。
ステップS25が否定されると処理を終了させ、肯定さ
れるとステップS26に進む、ステップ826ではNh
=Oか否かを判定し、肯定されるとステップS34でフ
ィルムFIを(Ne+4)X8pだけ巻戻して処理を終
了させる。Neは、フルサイズにおける撮影終了駒数を
示しており、これは別設のカウンタ(不図示)によりカ
ウントされる。この処理によりフィルムFlが完全に巻
戻される。
れるとステップS26に進む、ステップ826ではNh
=Oか否かを判定し、肯定されるとステップS34でフ
ィルムFIを(Ne+4)X8pだけ巻戻して処理を終
了させる。Neは、フルサイズにおける撮影終了駒数を
示しており、これは別設のカウンタ(不図示)によりカ
ウントされる。この処理によりフィルムFlが完全に巻
戻される。
ステップ826が否定されると、ステップS27でフル
サイズモードからハーフサイズモードに切換える。すな
わち、ステップS25が肯定され、引き続きステップ8
26が否定されるということはNh=1であり、フルサ
イズでは撮影は行えないがハーフサイズでは1駒だけ撮
影が行える状態を示している。したがってステップS2
7では、アパーチャやファインダを強制的にハーフサイ
ズ用に切換え、その後、ステップ528でその旨を表示
する。
サイズモードからハーフサイズモードに切換える。すな
わち、ステップS25が肯定され、引き続きステップ8
26が否定されるということはNh=1であり、フルサ
イズでは撮影は行えないがハーフサイズでは1駒だけ撮
影が行える状態を示している。したがってステップS2
7では、アパーチャやファインダを強制的にハーフサイ
ズ用に切換え、その後、ステップ528でその旨を表示
する。
一方、ステップS22が否定された場合、すなわち、現
在ハーフサイズモードが設定されていることが判定され
た場合には、ステップS29でカウント値Nhが偶数で
あるか否かを判定する。ステップS29が肯定されると
ステップS30でカウント値Nfおよびカウント値Nh
を共に「−1」だけ歩進し、これらのカウント値Nf、
NhをLCDにて表示してステップ832に進み、否定
されるとステップS31でカウント値Nhのみを「−1
」だけ歩進し、カウント値Nf、NhをLCDにて表示
してステップS32に進む。すなわち、現在のカウント
値Nhが偶数の場合には、ステップS21での撮影によ
りハーフサイズでの撮影可能駒数とともにフルサイズで
の撮影可能駒数が「1」だけ減少するが、現在のカウン
ト値Nhが奇数の場合には、ステップS21での撮影で
フルサイズでの撮影可能駒数は減少しない。
在ハーフサイズモードが設定されていることが判定され
た場合には、ステップS29でカウント値Nhが偶数で
あるか否かを判定する。ステップS29が肯定されると
ステップS30でカウント値Nfおよびカウント値Nh
を共に「−1」だけ歩進し、これらのカウント値Nf、
NhをLCDにて表示してステップ832に進み、否定
されるとステップS31でカウント値Nhのみを「−1
」だけ歩進し、カウント値Nf、NhをLCDにて表示
してステップS32に進む。すなわち、現在のカウント
値Nhが偶数の場合には、ステップS21での撮影によ
りハーフサイズでの撮影可能駒数とともにフルサイズで
の撮影可能駒数が「1」だけ減少するが、現在のカウン
ト値Nhが奇数の場合には、ステップS21での撮影で
フルサイズでの撮影可能駒数は減少しない。
ステップS32では、フィルムFIを4p、すなわちハ
ーフサイズにおける1駒分だけパトローネPT内に巻戻
し、次いでステップS33でNh=0か否かを判定する
。ステップS23が否定されると処理を終了させ、肯定
されるとステップS24でフィルムFIを完全に巻戻し
て処理を終了させる。
ーフサイズにおける1駒分だけパトローネPT内に巻戻
し、次いでステップS33でNh=0か否かを判定する
。ステップS23が否定されると処理を終了させ、肯定
されるとステップS24でフィルムFIを完全に巻戻し
て処理を終了させる。
以上の実施例の構成において、モータ駆動回路3および
モータ2が駆動手段101を、スイッチSW2が信号出
力手段102を、C:PUlがI!J御手段103をそ
れぞれ構成する。
モータ2が駆動手段101を、スイッチSW2が信号出
力手段102を、C:PUlがI!J御手段103をそ
れぞれ構成する。
以上の第5図〜第7図の手順によれば、1本のフィルム
FIに対してフルサイズとハーフサイズの2種類のフィ
ルムフォーマットで撮影が行え、そして、第3図のよう
に最初の1駒はフルサイズで撮影し、次の2駒はハーフ
サイズで撮影し、さらに次の1駒はフルサイズで、次の
2駒はハーフサイズで撮影するといったような順序で撮
影を行っても、フルサイズによる撮影はフィルムFIの
先端側から終端側に向けて順次行われ、ハーフサイズに
よる撮影はフィルムFIの終端側から先端側に向けて順
次行われる。これによれば、1本の撮影済みフィルムに
は先端からある中間の部分まではフルサイズによる駒が
位置し、この中間位置から終端まではハーフサイズによ
る駒が位置することになり、フルサイズによる駒とハー
フサイズによる駒とが混在することがない、したがって
、両フィルムフォーマットの駒の境目をカットすればオ
ートプリンタにより自動プリントを行う上で何ら支障が
ない。
FIに対してフルサイズとハーフサイズの2種類のフィ
ルムフォーマットで撮影が行え、そして、第3図のよう
に最初の1駒はフルサイズで撮影し、次の2駒はハーフ
サイズで撮影し、さらに次の1駒はフルサイズで、次の
2駒はハーフサイズで撮影するといったような順序で撮
影を行っても、フルサイズによる撮影はフィルムFIの
先端側から終端側に向けて順次行われ、ハーフサイズに
よる撮影はフィルムFIの終端側から先端側に向けて順
次行われる。これによれば、1本の撮影済みフィルムに
は先端からある中間の部分まではフルサイズによる駒が
位置し、この中間位置から終端まではハーフサイズによ
る駒が位置することになり、フルサイズによる駒とハー
フサイズによる駒とが混在することがない、したがって
、両フィルムフォーマットの駒の境目をカットすればオ
ートプリンタにより自動プリントを行う上で何ら支障が
ない。
なお、上述とは逆に、ハーフサイズによる撮影をフィル
ムFIの先端側から終端側に向けて順次行い、フルサイ
ズによる撮影をフィルムFIの終端側から先端側に向け
て順次行うようにしてもよい。
ムFIの先端側から終端側に向けて順次行い、フルサイ
ズによる撮影をフィルムFIの終端側から先端側に向け
て順次行うようにしてもよい。
また、第8図に示すように、液晶表示装置6を両フィル
ムフォーマットの撮影可能駒数が共に表示されるように
構成すれば、表示の切換え操作を行う必要がなくなる。
ムフォーマットの撮影可能駒数が共に表示されるように
構成すれば、表示の切換え操作を行う必要がなくなる。
さらに、上述のフィルム巻戻し処理(第7図のステップ
534)を第9図に示すようにしてもよい、すなわち、
ステップ5341でフィルムFIの巻戻しを開始させた
後、ステップ5432でフィルム終端検出スイッチがオ
ンするまで待ち、その後ステップ5433でモータ2を
停止する。ここで、終端検出スイッチは、フィルムFI
が巻上げスプールを離れるとオンするスイッチである。
534)を第9図に示すようにしてもよい、すなわち、
ステップ5341でフィルムFIの巻戻しを開始させた
後、ステップ5432でフィルム終端検出スイッチがオ
ンするまで待ち、その後ステップ5433でモータ2を
停止する。ここで、終端検出スイッチは、フィルムFI
が巻上げスプールを離れるとオンするスイッチである。
さらにまた、フィルムフォーマット切換スイッチSW2
によりフィルムフォーマットが任意に切換可能なカメラ
を示したが、例えば1度フィルムフォーマットを切換え
るとその後の切換が禁止されるカメラや、切換スイッチ
を持たず最初の何駒かをフルサイズで撮影すると、その
後はフィルムの終端までハーブサイズで撮影が行われる
カメラにも本発明を適用できる。この切換スイッチを持
たないカメラでは、例えばカメラ内部のCPUが信号出
力手段を構成することになる。
によりフィルムフォーマットが任意に切換可能なカメラ
を示したが、例えば1度フィルムフォーマットを切換え
るとその後の切換が禁止されるカメラや、切換スイッチ
を持たず最初の何駒かをフルサイズで撮影すると、その
後はフィルムの終端までハーブサイズで撮影が行われる
カメラにも本発明を適用できる。この切換スイッチを持
たないカメラでは、例えばカメラ内部のCPUが信号出
力手段を構成することになる。
G6発明の効果
本発明によれば、フルサイズおよびハーフサイズの2種
類のフィルムフォーマットのうち一方のフィルムフォー
マットによる撮影はロールフィルムの先端側から終端側
に向けて順次行い、他方のフィルムフォーマットによる
撮影はロールフィルムの終端側から先端側に向けて順次
行うようにしたので、1本の撮影済みフィルムには必ず
先端からある中間の部分までは一方のフィルムフォーマ
ットによる駒が位置し、この中間位置から終端までは他
方のフィルムフォーマットによる駒が位置することにな
り、フルサイズによる駒とハーフサイズによる駒とが混
在することがない、したがって、1本のロールフィルム
に対して2種類のフィルムフォーマットで撮影を行って
もオートプリンタによる自動プリントに何ら支障を来す
ことがない。
類のフィルムフォーマットのうち一方のフィルムフォー
マットによる撮影はロールフィルムの先端側から終端側
に向けて順次行い、他方のフィルムフォーマットによる
撮影はロールフィルムの終端側から先端側に向けて順次
行うようにしたので、1本の撮影済みフィルムには必ず
先端からある中間の部分までは一方のフィルムフォーマ
ットによる駒が位置し、この中間位置から終端までは他
方のフィルムフォーマットによる駒が位置することにな
り、フルサイズによる駒とハーフサイズによる駒とが混
在することがない、したがって、1本のロールフィルム
に対して2種類のフィルムフォーマットで撮影を行って
もオートプリンタによる自動プリントに何ら支障を来す
ことがない。
第1図はクレーム対応図である。
第2図〜第7図は本発明の一実施例を示し、第2図は本
発明に係るカメラの制御系を示すブロック図、第3図は
2種類のフィルムフォーマットで撮影を行った場合のフ
ィルムの露光状態を示す図。 第4図は表示装置の表示形態を示す図、第5図〜第7図
は処理手順を示すフローチャート、第8図は表示形態の
変形例を示す図、第9図はフィルム巻戻し処理手順の変
形例を示すフローチャートである。 1:CPU 2:モータ
発明に係るカメラの制御系を示すブロック図、第3図は
2種類のフィルムフォーマットで撮影を行った場合のフ
ィルムの露光状態を示す図。 第4図は表示装置の表示形態を示す図、第5図〜第7図
は処理手順を示すフローチャート、第8図は表示形態の
変形例を示す図、第9図はフィルム巻戻し処理手順の変
形例を示すフローチャートである。 1:CPU 2:モータ
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 ロールフィルムを使用し、フルサイズおよびハーフサイ
ズの2種類のフィルムフォーマットで撮影可能とされ、 前記ロールフィルムを駆動する駆動手段を備えたカメラ
において、 前記フルサイズでの撮影を指令するフルサイズ信号およ
び前記ハーフサイズでの撮影を指令するハーフサイズ信
号のいずれかを出力する信号出力手段と、 前記信号出力手段の出力に基づき、前記2種類のフィル
ムフォーマットのうち一方のフィルムフォーマットによ
る撮影は前記ロールフィルムの先端側から終端側に向け
て順次行い、他方のフィルムフォーマットによる撮影は
前記ロールフィルムの終端側から先端側に向けて順次行
うよう前記駆動手段を制御する制御手段とを具備するこ
とを特徴とする2種類のフィルムフォーマットで撮影可
能なカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63315777A JPH02158724A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 2種類のフイルムフォーマットで撮影可能なカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63315777A JPH02158724A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 2種類のフイルムフォーマットで撮影可能なカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02158724A true JPH02158724A (ja) | 1990-06-19 |
Family
ID=18069425
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63315777A Pending JPH02158724A (ja) | 1988-12-13 | 1988-12-13 | 2種類のフイルムフォーマットで撮影可能なカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH02158724A (ja) |
-
1988
- 1988-12-13 JP JP63315777A patent/JPH02158724A/ja active Pending
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