JPH05165126A - 撮影画面サイズ切り換えカメラ - Google Patents

撮影画面サイズ切り換えカメラ

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Publication number
JPH05165126A
JPH05165126A JP30933491A JP30933491A JPH05165126A JP H05165126 A JPH05165126 A JP H05165126A JP 30933491 A JP30933491 A JP 30933491A JP 30933491 A JP30933491 A JP 30933491A JP H05165126 A JPH05165126 A JP H05165126A
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JP
Japan
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film
perforation
camera
screen size
switching
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP30933491A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuhiko Tsunefuji
克彦 恒藤
Masaki Tokui
正樹 徳井
Sumio Kawai
澄夫 川合
Akira Watanabe
晃 渡辺
Koji Suzuki
浩司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
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Publication of JPH05165126A publication Critical patent/JPH05165126A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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  • Stereoscopic And Panoramic Photography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】フィルムにパーフォレーションが存在するとき
は、従来の標準撮影画面サイズで撮影を行い、パーフォ
レーションが存在しないときは、上記規格よりも大きな
撮影画面サイズで撮影を行うように、パーフォレーショ
ンの存在の有無に基づきフィルム給送量を制御して撮影
画面サイズを切り換えるカメラを提供する。 【構成】撮影画面サイズを切換可能なマスク手段14
と、上記カメラ本体に装填されたフィルムの少なくとも
撮影画面部分の側縁部にパーフォレーションが存在して
いるか否かを検出するパーフォレーション検出手段23
と、その出力を受け、フィルムにパーフォレーションが
存在するときはパーフォレーションの内側を撮影画面領
域とし、パーフォレーションが存在しないときは、パー
フォレーションに相当する領域も撮影画面領域とする撮
影画面サイズに上記マスク手段14を切り換える手段4
0とを具備している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、撮影画面サイズ切り換
えカメラに係わり、詳しくはJIS135型フィルムパ
トローネを使用し、ロールフィルムのパーフォレーショ
ンの有無によって撮影画面サイズを切り換える、撮影画
面サイズ切り換えカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ロールフィルムを用いた撮影画面
の大きさ切り換えが可能なカメラとしては、特公昭36
−14234号公報に示されているものが知られてい
る。このカメラは、撮影画面のマスク板の切り換えとフ
ァインダ窓の大きさの切り換えとを同時に行うようにし
たものであって、同一写真機において撮影の目的に応じ
て随時写真機外部より撮影画面の大きさを変更して撮影
し、各撮影画面の間隔を一定に保ち、かつ、該撮影画面
の大きさをファインダー窓に表示するようにしている。
【0003】また、特開昭58−142324号公報に
は、ブローニー版のフィルムを使用する大型カメラであ
って、該ブローニー版のフィルムの他に135型フィル
ムを使用することも可能とした大型カメラが示されてい
る。これは、ブローニー版のフィルム巻取部と135型
フィルムパトローネ用のフィルム巻取部とを切り換え自
在にカメラ本体に設けた巻上レバーによって操作される
フィルム巻上駆動部を同カメラ本体内に配設すると共
に、上記ブローニー版のフィルム巻取部と135型フィ
ルムパトローネ巻取部とのそれぞれに、上記フィルム巻
上駆動部と連動するフィルム巻上機構を内蔵させたもの
である。
【0004】また、撮影画面を切り換えるものではない
が、実公昭48−35775号公報には、同種のフィル
ムパトローネを使用して異なった画面サイズで撮影した
フィルムを、該フィルムパトローネの外観を見て同パト
ローネ内のフィルムの画面サイズを識別することが示さ
れている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の撮影画面サイズを切り換え可能にしたカメラで
は、何れも撮影画面サイズの切り換えを手動で行ってお
り、この切り換え機構も複雑なものとなっている。ま
た、前記特公昭36−14234号公報に示されている
撮影画面切り換え手段では、たとえば、135型フィル
ムパトローネを使用する場合、撮影画面を24mm×3
6mmの標準サイズから24mm×18mmのハーフサ
イズに変更するように、フィルムの給送方向の長さを変
更することのみが可能であって、フィルムの給送方向と
共に、これと直交する方向の長さを変更することはでき
ない。従って、撮影画面を上記ハーフサイズ程度に小さ
くして撮影を行うことは容易にできるが、上記標準サイ
ズより大きな撮影画面を得ることは、給送方向の拡大し
かできないために困難であった。
【0006】さらに、上記特開昭58−142324号
公報に示されている技術手段は、ブローニー版等の大版
フィルムを使用する大型カメラに限定されており、13
5型フィルムパトローネしか装填できないカメラに適用
することができない。しかも大きさの全く異なるフィル
ムを装填することによってのみ、撮影画面の大きさを変
更するようになっていて、たとえば、135型フィルム
パトローネのみを使用して撮影画面を変更するようなこ
とはできない。
【0007】ところで、上記135型フィルムパトロー
ネ内に装填されているフィルムには、JIS規格 K7
519−1982「135型フィルム・パトローネ」、ある
いは、ISO規格 1007「Photography-135-size f
ilm and magazine-Specification」等で規定されている
ように、両サイドにパーフォレーションが設けられてい
る。このパーフォレーションの存在のために、撮影有効
幅はフィルム幅35mmに対して25.4mmしかとれ
ない。このため、JIS規格 B7115等によって規
定されているように、標準撮影画面サイズは24mm×
36mmとなり、フィルムの給送方向と直交する方向で
は 24/35=0.69 と、有効利用率が70%以
下となっている。従って、上記標準撮影画面サイズで
は、撮影画面の幅サイズをフィルム幅35mmいっぱい
に拡大して有効利用率を高めるようにした場合に比べ、
プリント時の拡大率が大きくなりプリント画像の画質低
下が避けられない。
【0008】また、上記パーフォレーションは、元来、
映画用フィルムの間欠送りのために設けられたものであ
り、通常のスチールカメラにとっては必ずしも必要なも
のではない。よって、このパーフォレーションを廃止す
ることによって撮影画面を大きくするようにすればプリ
ント時の拡大率を小さくすることができ、高画質なプリ
ント画像を得ることが可能となる。
【0009】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであり、まず、ロールフィルムにおけるパーフォレー
ションを廃止したフィルムを想定し、次いで、カメラ本
体に装填されたフィルムにパーフォレーションが存在し
ているときには、従来の標準撮影画面サイズで撮影を行
い、同じく、装填されたフィルムにパーフォレーション
が存在していないときには、上記規格より大きな撮影画
面サイズで撮影を行うとともに、パーフォレーションの
存在の有無に基づきフィルム給送量を制御することので
きる撮影画面サイズ切り換えカメラを提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段および作用】上記の目的を
達成するために本発明による撮影画面サイズ切り換えカ
メラは、フィルムの側縁部にパーフォレーションを有し
たフィルムと、上記パーフォレーションを有さないフィ
ルムとを使用することが可能なカメラであって、撮影画
面サイズを切換可能なマスク手段と、上記カメラ本体に
装填されたフィルムの少なくとも撮影画面部分の側縁部
にパーフォレーションが存在しているか否かを検出する
パーフォレーション検出手段と、このパーフォレーショ
ン検出手段の出力を受け、フィルムにパーフォレーショ
ンが存在しているときにはパーフォレーションの内側を
撮影画面領域とし、フィルムにパーフォレーションが存
在していないときには、パーフォレーションに相当する
領域も撮影画面領域とする撮影画面サイズに上記マスク
手段を切り換える手段とを具備したことを特徴とする。
【0011】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0012】図1は、本発明の1実施例を示す撮影画面
サイズ切り換えカメラの背面図であり、後蓋を取り除い
て示している。
【0013】このカメラは、以下に説明する構成による
機能のほかは通常の撮影機能を有しており、たとえば、
図2の正面図に示すように、カメラ本体1の上面の一側
方寄りに配設されたレリーズ釦2および該カメラ本体1
の前面中央に配設された撮影レンズ4、同撮影レンズ4
の上方部に配設されたファインダー窓3は通常のカメラ
と同様な機能を有するものである。なお、上記撮影レン
ズ4は、後述する理由のために通常のカメラよりもイメ
ージサークルを大きくしてある。
【0014】図1に示すように、パトローネ装填室11
は、フィルム供給室であって、前記JIS規格 K75
19等に規定されている135型フィルムパトローネ5
(図中、寸法α,β,γ,δで示される破線部でその外
形を表す)が図示のように装着可能になっている。な
お、上記寸法α,β,γ,δは、それぞれ以下の表1に
示される値となっている。
【0015】
【表1】 上記パトローネ装填室11の天井壁には、上記フィルム
パトローネ5の電動巻き戻し用のフォーク12が配設さ
れており、図示しないモータによって駆動されるように
なっている。ファインダー接眼部13は、カメラ本体1
の背面中央上部に配設されていて、後述するファインダ
ー光学系30(図4参照)の接眼部である。
【0016】そして、カメラ本体1の中央背面側には、
撮影画面範囲となるマスク部14が形成されており、本
実施例ではこのマスク部14は、縦寸法h=29mm、
横寸法w=40.75mmとなっている。これにより、
撮影画面はISO規格 A版紙サイズと相似形となる、
縦横比 1:√2 に設定される。また、上記寸法に設
定することにより撮影画面の対角線長は約50.0mm
となり、従来の撮影画面の対角線長、約43.3mmよ
り長くなる。したがって、上記撮影レンズ4のイメージ
サークルは通常のカメラの撮影レンズのそれより大きな
値に設定している。
【0017】なお、本実施例においては上述のように、
撮影画面のサイズをA版紙サイズと相似形となる縦横比
1:√2 に設定したが、この設定値は上記比率に限
られるものではなく、たとえば、米国等で一般的に使用
されている、レターサイズ,リーガルサイズ等の紙サイ
ズ、あるいは、その他諸外国で使用されている紙サイズ
等と相似形となる縦横比を採用しても良い。
【0018】カメラ本体1における、上記マスク部14
の内方には、後述する撮影画面マスク切換機構40が配
設されていて、これによって撮影画面が切り換えられる
ようになっている。
【0019】また、上記マスク部14の上下位置には、
フィルムレール15,16,17,18がフィルムの給
送方向に配設されており、外側のフィルムレール15と
18、内側のフィルムレール16と17とは、それぞれ
そのレール面が同一面となっている。
【0020】図3は、これらのフィルムレール15,1
6,17,18の縦断面図であり、フィルムパトローネ
5内に装填されているフィルム52が引き出されて展張
された後、図示しない後蓋が閉じられた状態を示したも
のであって、上記後蓋の内側に配設されているフィルム
圧板51は、周知のように、その上下縁部の内側がそれ
ぞれ上記フィルムレール15,18の前面に圧接されて
いて、このフィルム圧板51により上記フィルム52の
中央部が内側に押され平面度が出される。また、同フィ
ルム圧板51と内側のフィルムレール16,17の前面
との間にはフィルム52をスムーズに給送するためのフ
ィルムガイド部が形成される。また、上記フィルムレー
ル15,18間の内側の長さgは、上記フィルム52を
摺動しやすくするために、通常のカメラと同様にフィル
ム幅35mmより若干大きな寸法値となっている。
【0021】一方、上記マスク部14を挟んで上記パト
ローネ装填室11の反対側には、フィルム巻取室29が
配設されており、同フィルム巻取室29内には、通常の
カメラと同種のフィルム巻上用スプール軸19が配設さ
れている。また、このスプール軸19の中央部には、パ
ーフォレーションの無いフィルムであってもフィルムロ
ーディングを確実にするために摩擦力の大きなゴム状ベ
ルト20が巻着されている。
【0022】そして、このスプール軸19は、上記パト
ローネ装填室11にフィルムパトローネ5を装填し、リ
ーダー部を載置した後に後蓋(図示されず)を閉じる
と、後述する後蓋スイッチ103(図16参照)がオン
して、これと同時に内蔵されている巻上・巻戻しモータ
108(図16参照)が、後述するCPU101(図1
6参照)の指示に従い作動するフィルム巻上・巻戻し駆
動回路107(図16参照)に制御されて、自動的に所
定の向きに回転し、フィルムのリーダー部の巻上げを行
い、また、撮影時には撮影済みのフィルムの1こまの巻
上げを行うようになっている。
【0023】また、上記スプール軸19のゴム状ベルト
20には、それぞれ基端部側がカメラ本体1に揺動自在
に取り付けられた補助ローラアーム71a,71bに支
持された補助ローラ21が、そのローラ面を該ゴム状ベ
ルト20表面に当接するように配設されている。この補
助ローラ21は、上記スプール軸19の回転によってフ
ィルム52がローディングされる際に、同スプール軸1
9のフィルムの巻き付けを補助する役目を果たす。
【0024】この補助ローラ21の側近の、上記マスク
部14寄りの位置には、スプール軸19と並行にフィル
ム給送量検出ローラ軸22が配設されており、このフィ
ルム給送量検出ローラ軸22の上下部には、摩擦力の大
きいゴムで形成された検出ローラ22a,22bがそれ
ぞれ巻着されている。この検出ローラ22a,22bは
それぞれ、フィルム52がローディングされるとき、こ
のフィルム52の内側上下端部に当接して、同フィルム
52のローディングに連動して回転するようになってい
る。従って、上記フィルム給送量検出ローラ軸22は、
上記フィルム52の給送量に応じた回転をする。そし
て、同検出ローラ軸22の、カメラ本体1内に延び出し
た上方軸部22cには、後述するフィルム給送量検出用
のパルス発生機構60の回転板61が固定されていて、
該フィルム給送量検出ローラ軸22の回転量に応じたパ
ルス信号を生成するようになっており、これによって、
上記CPU101においてフィルムの給送量を測定でき
るようになっている。
【0025】また、上記フィルム給送量検出ローラ軸2
2の下方部の検出ローラ22bの側近の、上記マスク部
14寄りの位置には、パーフォレーション検出スイッチ
部23が配設されている。このパーフォレーション検出
スイッチ部23は、該パーフォレーション孔の有無を検
出するための接点スイッチ部であるとともに、後述する
フィルム給送量切換手段85、および、フィルム給送量
計数手段86にパルス信号を供給する接点スイッチ部で
ある。さらに、上記検出ローラ22bと上記マスク部1
4との間のカメラ本体壁部55において、上記フィルム
52がローディングされる際に、同フィルム52にパー
フォレーションがある場合、このパーフォレーションが
通過する所定の位置には貫通孔56が穿設されていて、
この貫通孔56内に該パーフォレーション検出スイッチ
部23の一部を成す接点ばね54a,54bの接点部が
配置されている。
【0026】図4は、視野枠の大きさを変えることがで
きるようにした前記ファインダー光学系30の構成を示
した斜視図である。
【0027】この光学系は、対物レンズ群33と、ポロ
プリズム31と、接眼レンズ群34とからなる実像式の
ファインダー光学系で構成されており、上記ポロプリズ
ム31の入射面に、大画面用の視野枠32aと通常画面
用の視野枠32bとを表示することが可能な透過型液晶
板32を設けて、電気的に視野枠の切り換えができるよ
うにしてある。この透過型液晶板32の、大画面時の視
野枠32aと通常画面時の視野枠32bの表示はそれぞ
れ図5の(a),(b)に示すように形成されている。
【0028】なお、上記透過型液晶板32の表示の切り
換えは、CPU101の指示に従って作動するファイン
ダー枠切換え液晶駆動回路106(図16参照)によっ
て制御されるようになっている。
【0029】図6は、上記撮影画面マスク切換え機構4
0の構成を示した図である。このマスク切換え機構40
はカメラ本体1内に配設されていて、画面サイズ切換え
モータ41の作動によって大画面と通常画面とのマスク
の大きさを切り換えるようになっている。上記画面サイ
ズ切換えモータ41は、CPU101の指示に従って作
動する画面サイズ切換えモータ用駆動回路104(図1
6参照)によって、その回動が制御されるようになって
いる。この切換えモータ41の出力ギヤー42には回転
自在にピニオン43が噛合されていて、さらにこのピニ
オン43には回転自在にピニオン44が噛合されてい
る。このピニオン43,44により切り換え駆動される
マスク枠47および48は、L字状の枠板を互いに対向
して形成されていて、互いに対角線方向に移動するよう
になっている。
【0030】すなわち、両マスク枠47および48の両
端部互いに対角線方向に延び出していて、上方に延び出
した端縁部には、それぞれラック47a,48aが形成
されている。そして、この両ラック47a,48aはそ
れぞれ上記ピニオン43,44に噛合している。また、
上記延出部には対角線方向にガイド長孔47b,48b
および47c,48cが穿設されていて、同各ガイド長
孔はガイドピン45,46に嵌入している。
【0031】このように構成された撮影画面マスク切換
え機構40は、上記画面サイズ切換えモータ41が矢印
λ1 の向きに回転すると、ピニオン43および44がそ
れぞれ矢印λ2 ,λ3 の向きに回転し、マスク枠47お
よび48のラック47a,48aがそれぞれ矢印λ4 ,
λ5 の向きに移動する。これにより、上記マスク枠47
および48が互いに内側に移動して枠内が小さくなり、
通常画面サイズのマスク枠となる。また、上記画面サイ
ズ切換えモータ41が矢印λ1 と逆の向きに回転する
と、マスク枠47および48は上述とは逆の向き、すな
わち枠内が大きくなる向きに移動して大撮影画面サイズ
のマスクを形成する。
【0032】図7は、前記パーフォレーション検出スイ
ッチ部23の主要部を示す断面拡大図である。
【0033】フィルム圧板51は、上述したように後蓋
(図示されず)の内側に配設されているフィルム押圧用
圧板である。このフィルム圧板51上には、装着される
フィルム52にパーフォレーションがある場合、このパ
ーフォレーション孔に対向する位置に導電部材51aが
固着されている。
【0034】一方、前記接点ばね54a,54bは弾力
性のある導電体、たとえば、りん青銅等でできており、
カメラ本体1の内側の所定の位置に固着されている接点
ばね支持部53に基部を固定されている。この接点ばね
54a,54bの先端部は図示のように上記導電部材5
1aに向けて湾曲部を形成していて、この湾曲部は上記
貫通孔56を貫通してフィルム圧板51方向へ延び出し
ていて、同湾曲部の頂点を接点として同導電部材51a
に対向している。また、この接点ばね54a,54bの
終端はそれぞれ上記CPU101の入力端子P5,P6
(図16参照)に接続されていて、同接点ばね54aと
同54bとの短絡の有無によって同CPU101がパー
フォレーションの有無を検出できるようになっていると
ともに、給送量制御のためのパルス信号が同入力端子P
11,P12に入力されるようになっている。
【0035】いま、装着されたフィルム52にパーフォ
レーションがある場合、該フィルム52がローディング
され、上記パーフォレーションが接点ばね54a,54
bの接点上に移動すると、この2つの接点は上記パーフ
ォレーションを貫通して導電部材51aに接触し短絡す
る。従って、フィルム52の給送にともなって上記CP
U101には所定のパルス信号が送信される。そして、
同CPU101において上記パルス信号を検知すること
によりパーフォレーションの有無の判定をすることがで
きる。また、装着されたフィルム52にパーフォレーシ
ョンが無い場合は、上記接点ばね54a,54bの接点
は上記フィルム52面に当接していて導電部材51aと
は遮断されており、従って、CPU101にはパルス信
号が入力されず、よって同CPU101は、該パーフォ
レーションが無いと判断することになる。
【0036】図8は、上記フィルム給送量検出用のパル
ス発生機構60の構成を示した斜視図である。
【0037】上記回転板61は、上述のようにフィルム
給送量検出ローラ軸22の上方軸部22cを中心軸とし
ていて、同フィルム給送量検出ローラ軸22の回動に連
動して、すなわち、フィルム給送量に応じて回動するよ
うになっている。この回転板61の上面には導電材料、
たとえば、銅箔61aが図示のように、交互に中心軸よ
り放射状に被着されている。なお、図示上ではこの銅箔
61aは6枚張られているが、これに限ることなく、任
意の枚数でよい。
【0038】また、この回転板61の上面には、上記接
点ばね54a,54bと同様な接点ばね63a,63b
が同回転板61の接線と平行となる向きに、同接点ばね
63a,63bの接点が同回転板61の上面に当接する
ように配設されている。なお、上記接点ばね63a,6
3bは、上記接点ばね54a,54bと同様に、接点ば
ね支持部62に基部を固定されていて、その基端はそれ
ぞれ、CPU101の入力端子P7,P8に接続されて
いる。
【0039】いま、装着されたフィルム52がローディ
ングされると、フィルム給送量検出ローラ軸22が上記
フィルム52の給送量に応じて回転し、このフィルム給
送量検出ローラ軸22に連動して上記回転板61が図中
矢印λ6 の方向に回転する。このとき、接点ばね63
a,63bの接点が上記銅箔61aによって交互に短絡
してパルス信号を生成する。これにより上記CPU10
1においてこのパルス信号を観察することにより、詳細
は後述するが、フィルム52の給送量を知ることができ
る。
【0040】図9は、通常の135型フィルムパトロー
ネ5からパーフォレーションを有するフィルム52aの
リーダー部を引きだした状態を示したものである。因み
にこのフィルム52aの詳しいサイズを図23(a),
(b)と表2とに示す。
【0041】
【表2】 図10は、135型フィルムパトローネ5にパーフォレ
ーションを有さない35mm幅のフィルムを収納した大
画面撮影用フィルム52bのリーダー部を引きだした状
態を示した図である。
【0042】次に、パーフォレーションの無いフィルム
52bを収納したフィルムパトローネ5を、図11に示
すようにカメラ本体1に装填した場合のフィルムローデ
ィングの様子を図12〜15を参照して説明する。
【0043】この図12〜15は、図1に示したフィル
ム巻取室29の断面図であり、順に上記フィルムのロー
ディングの進行状況を示している。
【0044】図12において、カメラの後蓋26には、
補助ローラアーム75a,75bおよび76a,76b
が、各基端部を揺動自在に取り付けられて補助ローラ2
4,25をスプール軸19に並行に支持している。すな
わち、後蓋26の、フィルム巻取室29に面している内
側部分に突設している突起部26aに配設されている支
軸74に、その基端部側を回動自在に枢着されていて、
それぞれの先端部の間に挿設された支軸77,78に補
助ローラ24,25が回動自在に取り付けられている。
そして、上記支軸74に中程が巻回された付勢ばね27
の各延出端が、それぞれ補助ローラアーム75a,76
aにかけられることにより、一方の補助ローラ24のロ
ーラ面がフィルム給送量検出ローラ22a,22bに、
他方の補助ローラ25がスプール軸19のゴム状ベルト
20に圧接するように配設されている。これらの補助ロ
ーラ24,25は、共にフィルム52のローディングを
補助するように動作する。
【0045】一方、スプール軸19のカメラ本体内方側
の壁面には凹部が設けられていて、補助ローラアーム7
1a,71bによって補助ローラ21が取り付けられる
ようになっている。すなわち、補助ローラアーム71
a,71bそれぞれ基端部側がカメラ本体1の上記凹部
内にあって、支軸70に基端部を回動自在に枢着されて
いて、先端部はフィルム巻取室29内のスプール軸19
とフィルム給送量検出ローラ軸22との間に延び出して
いる。そして、この補助ローラアーム71a,71bの
先端部の間にスプール軸19と並行に取り付けられた支
軸73に補助ローラ21が回動自在に取り付けられてい
る。また、上記支軸70に中程が巻回され、補助ローラ
アーム71aに一端がかけられ、他端をカメラ本体1に
かけられた付勢ばね72により、上記補助ローラ21は
そのローラ面が上記ゴム状ベルト20に当接するように
配設されている。この補助ローラ21は、上記スプール
軸19の回転によってフィルム52がローディングされ
る際の、同スプール軸19を補助する役目を果たす。
【0046】まず、図11に示すようにパーフォレーシ
ョンの無いフィルムパトローネ5を装填し、フィルム5
2bを引き出して装着した後後蓋26を閉じると、この
フィルム52bは図12に示すような位置に配置され
る。すなわち、同フィルム52bが、スプール軸19に
巻着しているゴム状ベルト20と、付勢ばね27によっ
て上記ゴム状ベルト20に圧接習性を与えている補助ロ
ーラ25との間に、その先端部が挟み込まれた状態にな
っている。そして、上記後蓋26が閉じられると、後述
するように、後蓋スイッチ103(図16参照)がオン
してローディングが開始する。すなわち、スプール軸1
9が矢印λ7 の方向に回転し、上記ゴム状ベルト20と
上記補助ローラ25とがそれぞれ矢印λ7 ,λ8 の方向
に回転し、この回転に応じてフィルム52bが図13〜
14に示すようにスプール軸19に巻き付けられる。
【0047】このとき、すなわち、上記フィルム52b
のローディングがなされているとき、前記パーフォレー
ション検出スイッチ部23において同フィルム52bの
パーフォレーションの有無を判定し、さらに、前記フィ
ルム給送量検出用のパルス発生機構60において上記フ
ィルム52bの給送量を測定する。そして、この給送量
が所定の量に達したとき、ローディングを停止して、レ
リーズの待機状態に入る。このときのフィルム52bの
状態を図15に示す。
【0048】図16は、本実施例のカメラの動作を制御
するCPU101と、その周辺回路の構成を示した電気
回路ブロック図である。
【0049】CPU101は、本実施例のカメラの電気
回路を制御するコントローラであり、入力端子P1,P
2にはレリーズスイッチ102が、同端子P3,P4に
は前記後蓋スイッチ103が接続されている。また、入
力端子P5,P6にはそれぞれ前記接点ばね54a,5
4bからなるスイッチが、同端子P7,P8にはそれぞ
れ前記接点ばね63a,63bからなるスイッチが接続
されている。そして、該CPU101は、上記の入力端
子に入力される信号を常に監視していて、これら入力端
子に所定の信号が入力されると、これに応じた動作(後
述する)を行うようになっている。
【0050】さらに、CPU101の出力端子P9,P
10,P11,P12にはそれぞれ、前記画面サイズ切
換えモータ用駆動回路104,前記ファインダー枠切換
え液晶駆動回路106,前記フィルム巻上・巻戻し駆動
回路107,シャッター駆動回路109が接続されてい
て、同CPU101は、上記入力端子に入力された信号
を処理して、上記これらの駆動回路を制御するようにな
っている。
【0051】上記画面サイズ切換えモータ用駆動回路1
04は、その出力端に前記画面サイズ切換えモータ41
が接続されていて、上述のように同切換えモータ41を
駆動制御するようになっている。また、上記ファインダ
ー枠切換え液晶駆動回路106は、その出力端に前記透
過型液晶板32が接続されていて、上述したように同透
過型液晶板32の画面表示を制御するようになってい
る。上記フィルム巻上・巻戻し駆動回路107は、その
出力端にフィルム巻上・巻戻しモータ108が接続され
ていて、上述のように同モータ108の駆動を制御する
ようになっている。また、上記シャッター駆動回路10
9は、その出力端にシャッター110が接続されてい
て、これの開閉を制御するようになっている。
【0052】また、CPU101は、その内部に前記フ
ィルム給送量切換手段85、および、フィルム給送量計
数手段86を有している。
【0053】該フィルム給送量切換手段85は、前記パ
ーフォレーション検出スイッチ部23からの出力パルス
信号によりフィルム給送量を切り換える手段である。具
体的には、上記フィルム給送量計数手段86に対して、
上記接点ばね54a,54bによってもたらされるパル
ス信号を計数して、すなわち、パーフォレーション検出
スイッチ部23からの出力パルス信号によって給送量制
御を行うか、前記接点ばね63a,63bからのパルス
信号を計数して、フィルム給送量検出用のパルス発生機
構60からのパルス信号によって給送量制御を行うかを
切り換える。
【0054】上記フィルム給送量計数手段86は、上記
フィルム給送量切換手段85からの指示に基づき、上記
フィルム巻上・巻戻しモータ108の駆動制御して、フ
ィルム給送量制御を行うものであり、パーフォレーショ
ンを有するフィルムのときには、上記接点ばね54a,
54bからのパルスを図19に示すように8パルスで1
こま分と計数し、パーフォレーションがないフィルムの
ときは、上記接点ばね63a,63bからのパルスを1
8パルスで1こま分と計数してフィルムを巻き上げるよ
うに、上記フィルム巻上・巻戻し駆動回路107に指示
を出すようになっている。
【0055】なお、上述したフィルム給送量制御の具体
的な方法は、後に詳細に述べることにする。
【0056】このように構成された本実施例におけるカ
メラの動作を図17のフローチャートを参照して説明す
る。
【0057】まずカメラ本体1のパトローネ装填室11
に、135型フィルムパトローネ5を装填し、このフィ
ルムパトローネ5よりフィルム52を上述した所定の位
置まで引き出した後、後蓋26を閉じる。すると、後蓋
スイッチ103がオンしてCPU101にオン信号が入
力される(ステップS1)。これによりCPU101
は、出力端子P11より制御信号を出力し、この制御信
号を受けたフィルム巻上・巻戻し駆動回路107によっ
てフィルム巻上・巻戻しモータ108が回転し、上記フ
ィルム52の空送が始まる(ステップS2)。
【0058】次ぎに、CPU101は、上記フィルム5
2のパーフォレーションの有無を前記パーフォレーショ
ン検出スイッチ部23で検出させ(ステップS3)、こ
の結果を受けて出力端子P10より制御信号を出力し
て、ファインダー枠切換え液晶駆動回路106を作動さ
せ、透過型液晶板32の表示を切り換える(ステップS
4)。これと同時に、同CPU101は、出力端子P9
より制御信号を出力して、画面サイズ切換えモータ用駆
動回路104を動作させ、画面サイズ切換えモータ41
を回動させることによって撮影画面サイズを所定の大き
さに設定させる(ステップS5)。
【0059】ここで、フィルム52にパーフォレーショ
ンが無い場合は、CPU101は、上記透過型液晶板3
2の画面表示を前記図5(a)のようになるよう指示を
するとともに、前記撮影画面マスク切換え機構40のマ
スクサイズを大きく、具体的には、29mm×40.7
5mm になるように指示をする。一方、パーフォレー
ションがあるフィルム52a場合、すなわち、通常のフ
ィルムパトローネが装填されている場合、CPU101
は、上記透過型液晶板32の画面表示を前記図5(b)
のようになるよう指示をするとともに、前記撮影画面マ
スク切換え機構40のマスク枠を縮小、具体的には、2
4mm × 36mm になるように指示をする。
【0060】次に、上記CPU101は、上記フィルム
巻上・巻戻し駆動回路107に対して、上述したように
上記接点ばね54a,54bによってもたらされるパル
ス信号を計数して、すなわち、パーフォレーション検出
スイッチ部23からの出力パルス信号によって給送量制
御を行うか、前記接点ばね63a,63bからのパルス
信号を計数して、フィルム給送量検出用のパルス発生機
構60からのパルス信号によって給送量制御を行うかを
切り換える(ステップS6)。
【0061】ここで、この給送量の1設定例を説明す
る。
【0062】図21は、パーフォレーションを有する、
通常のフィルム52aを使用して撮影を行ったときの画
面aの状態を斜線で表した図である。この図に示すよう
に撮影画面サイズは、24mm × 36mm、各撮影画
面サイズの間隔は2mmとなっている。従って、1こま
当たりのフィルム給送量は38mmとなる。このパーフ
ォレーションを有するフィルムの場合、上記接点ばね5
4a,54bからのパルスを図18に示すように8パル
スで1こま分と計数し、フィルム給送を行う。
【0063】なお、前記フィルム給送量検出ローラ軸2
2が2.7回転して、前記フィルム給送量検出用のパル
ス発生機構60における、フィルム1こま当たりのパル
ス信号発生数が16個になるように上記検出ローラ22
a,22bの直径を定め、このフィルム給送量検出用の
パルス発生機構60、すなわち、接点ばね63a,63
bからのパルスによりフィルム給送量制御を行うことも
可能である。
【0064】これにより、パーフォレーションを有する
フィルム52aが装填されている場合は、一般的なカメ
ラと同様に、通常の撮影画面aの撮影を行うことができ
る。また、CPU101によって、撮影画面マスク位置
に対してパーフォレーション位置を制御することも可能
であり、撮影画面の間に同パーフォレーションがこない
ようにできる。
【0065】図22は、上記パーフォレーションのない
フィルム52bを使用して撮影を行ったときの画面bの
状態を斜線で表した図である。この図に示すように撮影
画面サイズを、たとえば、29mm × 40.75m
m、各撮影画面サイズの間隔は2mmとすると、1こま
当たりのフィルム給送量は42.75mmとなる。従っ
て、上述のようにフィルム給送量検出ローラ22a,2
2bの直径を定めると、この検出ローラ22a,22b
はフィルム1こま当たり3回転して、フィルム給送量検
出用のパルス発生機構60におけるパルス信号発生数は
18個となる。このようにして、CPU101は、前記
フィルム給送量検出用のパルス発生機構60からのパル
ス信号、すなわち接点ばね63a,63bからのパルス
によりフィルム給送量制御を行う。
【0066】再び図17に戻って、CPU101の動作
を説明する。
【0067】上記ステップS6までで、カメラの初期動
作が終了し、このカメラはレリーズの待機状態に入る
(ステップS7)。この後、レリーズスイッチ102が
オンされると、CPU101は、出力端子P12より制
御信号を出力してシャッター駆動回路109を動作さ
せ、シャッター110を開閉させる(ステップS8)。
この後、フィルム巻上・巻戻しモータ108を回動させ
てフィルム52を1こま分給送させるが(ステップS
9)、このとき、CPU101は、上述したように給送
パルスを計数して上記ステップS6において設定された
フィルム給送量にしたがってフィルムの給送量制御を行
う(ステップS10)。
【0068】その後、フィルム終端の検出を行い(ステ
ップS11)、このステップS11で、フィルム終端が
検出されず、まだ同フィルム52に残量がある場合は、
ステップS7に戻ってレリーズの待機状態に入る。一方
上記ステップS11で、フィルム終端が検出されると、
CPU101は、上記フィルム巻上・巻戻し駆動回路1
07に指示を送りフィルム52を巻き戻す(ステップS
12)。
【0069】図19は、フィルムローディングをより確
実に行うために、パーフォレーションのないフィルムの
フィルム先端部のリーダー部52caのみにパーフォレ
ーションを設けたフィルム52cを示した図である。
また、図20(a),(b)は、前記スプール軸19の
下部に図示のようにフィルム引っかけ爪19bを設けた
該スプール軸19aの説明図であり、同図(a)は、同
スプール軸19aが配設されているフィルム巻取室29
aの背面図、同図(b)は、同スプール軸19aの断面
図である。
【0070】上記フィルム52cがカメラ本体1に装着
されてローディングされるとき、リーダー部52caに
あるパーフォレーションが上記スプール軸19aのフィ
ルム引っかけ爪19bに引っかけられてフィルムが巻か
れるため、確実なローディングが行える。また、このロ
ーディングによって上記フィルム52cは、2〜3こま
分程給送されるので、パーフォレーション検出スイッチ
部23ではパーフォレーションの無いフィルムとして認
識される。従って、このフィルム52cを用いても大画
面撮影を行うことができる。
【0071】なお、上記実施例においては、マスク手段
を可動部材として撮影画面サイズを切り換えているが、
これは、液晶等の電気光学的手段を用いて切り換えても
良い。また、カメラ本体には大画面サイズのマスク板を
設け、アダプターとして、磁石等によりカメラ本体に吸
着されるか、あるいはその他の保持手段を有する小画面
サイズのマスク板を設けるようにしても良い。
【0072】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、カ
メラ本体に装填されたフィルムにパーフォレーションが
存在しているときには、上記JIS規格 B7115等
によって規定されている24mm×36mmの撮影画面
サイズで撮影を行い、同じく、装填されたフィルムにパ
ーフォレーションが存在していないときには、上記規格
より大きな撮影画面サイズで撮影を行うことができ、か
つ、該両フィルムのフィルム給送量を制御することが可
能な撮影画面サイズ切り換えカメラを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施例を示す撮影画面サイズ切り換
えカメラの背面図。
【図2】上記実施例の撮影画面サイズ切り換えカメラの
正面図。
【図3】上記図2におけるマスク部の縦断面図。
【図4】上記実施例のカメラに使用されているファイン
ダー光学系の斜視図。
【図5】上記実施例のカメラにおけるファインダー視野
枠をそれぞれ示したものであって、(a)は大画面撮影
時、(b)は通常の撮影時の視野枠の正面図。
【図6】上記実施例のカメラにおける撮影画面マスク切
換機構の正面図。
【図7】上記実施例のカメラにおけるパーフォレーショ
ン検出スイッチ部の断面拡大図。
【図8】上記実施例のカメラにおけるフィルム給送量検
出用のパルス発生機構の要部斜視図。
【図9】パーフォレーションのある通常の35mm幅フ
ィルムを示す正面図。
【図10】パーフォレーションのない35mm幅フィル
ムを示す正面図。
【図11】上記図10のパーフォレーションのないフィ
ルムを装填した状態を示すカメラの背面図。
【図12】上記実施例のカメラにおけるフィルムローデ
ィングの状態を示す要部断面図。
【図13】上記実施例のカメラにおけるフィルムローデ
ィングの状態を示す要部断面図。
【図14】上記実施例のカメラにおけるフィルムローデ
ィングの状態を示す要部断面図。
【図15】上記実施例のカメラにおけるフィルムローデ
ィングの状態を示す要部断面図。
【図16】上記実施例のカメラにおける電気回路の構成
を示すブロック図。
【図17】上記実施例のカメラの動作を示すフローチャ
ート。
【図18】上記実施例のカメラにおける、フィルムのパ
ーフォレーションによって発生するパルス信号を示す線
図。
【図19】フィルムのリーダー部のみにパーフォレーシ
ョンを設けた35mm幅のフィルムを示す正面図。
【図20】(a),(b)は上記図19のフィルムのリ
ーダー部を巻きとる巻取スプール軸の正面図と断面図。
【図21】パーフォレーションのあるフィルムの撮影画
面を示す正面図。
【図22】パーフォレーションのないフィルムの撮影画
面を示す正面図。
【図23】(a),(b)は、パーフォレーションのあ
る通常のフィルムのJIS規格による寸法を示した正面
図。
【符号の説明】
1…カメラ本体 2…レリーズ釦 5…フィルムパトローネ 11…パトローネ装填室 12…フォーク部 13…ファインダー接眼部 14…マスク部 15,16,17,18…フィルムレール 19…スプール軸 20…ゴム状ベルト 21…補助ローラ 22…フィルム給送量検出ローラ軸 22a,22b…フィルム給送量検出ローラ 23…パーフォレーション検出スイッチ部 29…フィルム巻取室 30…ファインダー光学系 40…撮影画面マスク切換機構 52a…パーフォレーションのあるフィルム 52b…パーフォレーションのないフィルム 54a,54b…パーフォレーション検出スイッチ部に
おける接点ばね 60…フィルム給送量検出用のパルス発生機構 63a,63b…フィルム給送量検出用のパルス発生機
構における接点ばね
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年9月2日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 晃 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 浩司 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フィルムの側縁部にパーフォレーションを
    有したフィルムと、上記パーフォレーションを有さない
    フィルムとを使用することが可能なカメラであって、 撮影画面サイズを切換可能なマスク手段と、 上記カメラ本体に装填されたフィルムの少なくとも撮影
    画面部分の側縁部にパーフォレーションが存在している
    か否かを検出するパーフォレーション検出手段と、 このパーフォレーション検出手段の出力を受け、フィル
    ムにパーフォレーションが存在しているときにはパーフ
    ォレーションの内側を撮影画面領域とし、フィルムにパ
    ーフォレーションが存在していないときには、パーフォ
    レーションに相当する領域も撮影画面領域とする撮影画
    面サイズに上記マスク手段を切り換える手段と、 を具備したことを特徴とする撮影画面サイズ切り換えカ
    メラ。
JP30933491A 1991-08-09 1991-11-25 撮影画面サイズ切り換えカメラ Withdrawn JPH05165126A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US07/926,500 US5298929A (en) 1991-08-09 1992-08-05 Camera

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20087791 1991-08-09
JP3-200877 1991-08-09

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05165126A true JPH05165126A (ja) 1993-06-29

Family

ID=16431729

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30933491A Withdrawn JPH05165126A (ja) 1991-08-09 1991-11-25 撮影画面サイズ切り換えカメラ

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JP (1) JPH05165126A (ja)

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Legal Events

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Effective date: 19990204