JPH0764176A - 画面サイズ切換カメラ - Google Patents

画面サイズ切換カメラ

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Publication number
JPH0764176A
JPH0764176A JP21648693A JP21648693A JPH0764176A JP H0764176 A JPH0764176 A JP H0764176A JP 21648693 A JP21648693 A JP 21648693A JP 21648693 A JP21648693 A JP 21648693A JP H0764176 A JPH0764176 A JP H0764176A
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JP
Japan
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size
film
switching
winding
screen
Prior art date
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Pending
Application number
JP21648693A
Other languages
English (en)
Inventor
Masashi Yoshimura
雅司 吉村
Toru Horiuchi
透 堀内
Takumi Okada
巧 岡田
Tooru Tominami
徹 富波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
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  • Details Of Cameras Including Film Mechanisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 画面サイズを標準サイズと縮小サイズとに切
り換える画面サイズ切換カメラにおいて、画面間の不要
な空白をなくし、効率よく撮影する。 【構成】 外部操作により画面サイズを切り換える切換
手段と、フィルムの巻上げ及び巻戻しを行うモータと、
標準サイズ及び縮小サイズに対する1駒の巻上げ量に応
じた複数の検知信号を出力する給送検知手段と、切換手
段及び給送検知手段からの信号に基づき、モータを制御
する制御手段とを備え、標準サイズの撮影巻上げを行な
い、次に縮小サイズに切り換えたときは、検知信号に基
づき、標準サイズ1駒の巻上げ量と縮小サイズ1駒の巻
上げ量との差の略1/2の量の巻戻しを行い、縮小サイ
ズの撮影巻上げを行ない、次に標準サイズに切り換えた
ときは、検知信号に基づき、標準サイズ1駒の巻上げ量
と縮小サイズ1駒の巻上げ量との差の略1/2の量の巻
上げを行うことを制御手段が制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、フィルム給送方向に
おけるアパーチャの一部を遮光し画面サイズを切り換え
るカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】画面サイズをフルサイズとハーフサイズ
とに切換可能なカメラは、特開平1-205139号公報、特開
平4-140731号公報等により知られている。前者は、現在
何れの画面サイズが設定されているか、また、何枚取り
のフィルムで今までに何枚撮影し、残り枚数が何枚かを
表示することができるものである。後者は、フィルムの
未撮影の残存部分を算出し、その残存部分に、何枚をフ
ルサイズで、何枚をハーフサイズで撮影できるか演算
し、フィルム給送手段の制御を行うものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の画面サイズをフ
ルサイズとハーフサイズとに切換可能なカメラでは、図
1(a)に示すように、フルサイズで撮影した後、フル
サイズ分の巻上げを行い、次にハーフサイズの撮影を行
うと、2つの撮影画面間に不要な空白ができ、フィルム
が無駄になる。また、図2(b)に示すように、ハーフ
サイズで撮影をした後、ハーフサイズ分の巻上げを行
い、次にフルサイズの撮影を行うと、斜線の画面が重な
り、二重露光となる。本願発明の第1の課題は、このよ
うな画面間隔に関する問題を解決するものである。
【0004】従来の画面サイズをフルサイズとハーフサ
イズとに切換可能なカメラでは、フィルムの未撮影の残
存駒数を算出するのに、パトローネに記されているDX
コードを基準に、論理的に演算していた。一般的に、表
示上の最終駒の撮影後に更にもう1駒撮影できることが
多いが、これは撮影者によるフィルム装填のやり方によ
って異なり、フルサイズの画面では1駒分給送できずに
フィルムが突っ張っることが生じても、ハーフサイズの
画面ではフィルムが突っ張ることなく、1駒分給送で
き、撮影できることもある。このような状況について
は、従来の論理的な演算では把握することができず、フ
ィルムを巻き戻して、新フィルムを装填していたため、
フィルム最終部分が無駄になるばかりでなく、シャッタ
チャンスを逃すこともあった。本願発明の第2の課題
は、このような最終駒に関する問題を解決するものであ
る。
【0005】また、従来の画面サイズをフルサイズとハ
ーフサイズとに切換可能なカメラでは、アパーチャの両
側面を遮光板で遮光していたため、フルサイズでフィル
ム給送した後、画面サイズをハーフサイズに切換ると、
少なくとも巻上げ側のフィルムが無駄になっていた。本
願発明の第3の課題は、このような画面間隔に関する問
題を解決するものである。
【0006】更に、従来の画面サイズをフルサイズとハ
ーフサイズとに切換可能なカメラでは、画面サイズによ
り撮影枚数が異なるため、カウンターが複雑になる。こ
のために、従来は画面サイズに応じた残り枚数を表示し
ていたが、撮影に忙しいときには、フィルム1本の全体
に対してどの位撮影したか、また残りがどの位あるかを
瞬間的に判断し難い問題があった。本願発明の第4の課
題は、このような給送量の表示に関する問題を解決する
ものである。
【0007】なお、以上の各問題は、フルサイズとハー
フサイズの関係だけで生じるものでなく、フィルム給送
方向に切り換えるあらゆる画面サイズに共通の問題であ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願発明は、画面間の不
要な空白をなくし、効率よく撮影することを目的とする
ものであり、上記課題は、外部操作によりフィルム給送
方向におけるアパーチャの一部を遮光し、画面サイズを
標準サイズと縮小サイズとに切り換える画面サイズ切換
カメラにおいて、外部操作により画面サイズを標準サイ
ズと縮小サイズとに切り換える切換手段と、フィルムの
巻上げ及び巻戻しを行うモータと、フィルム給送に伴っ
て標準サイズ及び縮小サイズに対する1駒の巻上げ量に
応じた複数の検知信号を出力する給送検知手段と、前記
切換手段及び前記給送検知手段からの信号に基づき、前
記モータを制御する制御手段とを備え、標準サイズの撮
影を行った後標準サイズ分の巻上げを行ない、次に前記
切換手段により縮小サイズに画面サイズを切り換えたと
きは、前記モータを駆動し、前記給送検知手段からの検
知信号に基づき、標準サイズ1駒の巻上げ量と縮小サイ
ズ1駒の巻上げ量との差の略1/2の量の巻戻しを行
い、縮小サイズの撮影を行った後縮小サイズ分の巻上げ
を行ない、次に前記切換手段により標準サイズに画面サ
イズを切り換えたときは、前記モータを駆動し、前記給
送検知手段からの検知信号に基づき、標準サイズ1駒の
巻上げ量と縮小サイズ1駒の巻上げ量との差の略1/2
の量の巻上げを行うことを前記制御手段が制御すること
を特徴とする画面サイズ切換カメラにより達成される。
【0009】
【実施例】本願発明を図2乃至図12に基づき詳細に説明
する。
【0010】第1の実施例の説明を、図2乃至図6に基
づいて行う。図2は異なる画面サイズの1駒の画面の巻
上げ量を示す図である。図3は画面間の空白の問題とそ
の対策を行うフィルムの図であり、図4は画面間の重な
りの問題とその対策を行うフィルムの図である。図5は
第1の実施例のブロック図、図6はそのフローチャート
である。
【0011】図2(a)において、標準サイズの画面の
1駒の巻上げ量をDで示し、図2(b)において、給送
方向の画面寸法が標準サイズより縮小した縮小サイズの
1駒の画面の巻上げ量をdで示す。
【0012】図3(a)は、標準サイズの撮影を行った
後、標準サイズの巻上げ量Dだけ巻上げを行い、次に縮
小サイズで撮影を行った図である。このようなときは2
つの画面間に不要な空白ができ、フィルムが無駄にな
る。そこで、縮小サイズの撮影を行う前に、フィルムを
巻き戻して、Lだけ移動させた後、縮小サイズで撮影を
行うと、図3(b)の如く、適正な間隙となり、フィル
ムの無駄がなくなる。このLは、下記の式を演算して求
めればよい。
【0013】L=(D−d)/2 …… 図4(a)は、縮小サイズの撮影を行った後、縮小サイ
ズの巻上げ量dだけ巻上げを行い、次に標準サイズの撮
影を行った図である。このようなときは2つの画面の一
部が重なり、二重露光となる。そこで、標準サイズの撮
影を行う前に、フィルムを巻き上げて、Lだけ移動させ
た後、標準サイズで撮影を行うと、図4(b)の如く、
適正な間隙となる。このLも、上記の式を演算して求
めればよい。
【0014】図5のブロック図において、101はレリー
ズスイッチであり、そのスイッチ信号をCPU100が入
力することにより、ドライバー102を介して、シャッタ
を開閉させることによりフィルムに露光を与えるシャッ
タモータ103を駆動する。104は画面サイズを標準サイズ
と縮小サイズとに切り換える画面サイズ切換装置であ
り、外部操作により画面サイズを切り換える画面サイズ
切換スイッチ105の信号をCPU100が入力することによ
り、ドライバー102を介して画面サイズの切換を行う。1
06はフィルムを巻上げ・巻戻しするフィルム給送モータ
であり、シャッタモータ103の駆動によるシャッタ開閉
の後、フィルムを給送駆動する。107は給送検知スイッ
チであり、多数のON/OFF信号を出力し、標準サイ
ズの画面を1駒分巻上げ完了したときにN回信号を出力
し、縮小サイズの画面を1駒分巻上げ完了したときにn
回信号を出力する。これらの信号回数をCPU100が判
別することにより、ドライバー108を介してフィルム給
送モータ106の駆動を停止する。
【0015】図6において、CPU100によるフィルム
給送の制御を説明する。画面サイズ切換装置104 が標準
サイズに切換られており、シャッタモータ103により標
準サイズの撮影(150)がおこなわれると、標準サイズ
分の巻上げが行われる(151)。次も標準サイズで撮影
するならば(152のY)、レリーズスイッチ101によりレ
リーズ(153)され、シャッタモータ103により標準サイ
ズの撮影(154)が行われる。標準サイズ分の巻上げが
行われた(151)後、次は縮小サイズで撮影しようとし
て(152のN)、画面サイズ切換スイッチ105 を操作し
て画面サイズ切換装置104を縮小サイズに切り換える
と、フィルム給送モータ106が逆転し、フィルムを巻き
戻す。給送検知スイッチ107 より、標準サイズの画面を
1駒分巻上げるときにはON/OFF信号をN回出力
し、縮小サイズの画面を1駒分巻上げ完了したときにO
N/OFF信号をn回出力する。CPU100は下記の式
でMを予め演算し、記憶しているので、給送検知スイッ
チ107よりON/OFF信号をM回出力するまで、フィ
ルムを巻き戻す(155)。
【0016】M=(N−n)/2 …… このまま、縮小サイズで撮影するとき(156のY)は、
レリーズ(157)により縮小サイズの撮影が行われる(1
58)。しかし、縮小サイズの撮影状態になったにも拘わ
らず、気が変わって標準サイズの撮影を行いたく(156
のN)なったとき、フィルム給送モータ106を正転し、
給送検知スイッチ107がON/OFF信号をM回出力す
るまで、巻き上げる(159)。また、縮小サイズの撮影
を行った(160)後、縮小サイズ分巻上げた(161)後
は、次に縮小サイズで撮影するか否かの判断(156)を
し、その後は前述の通りである。
【0017】第2の実施例の説明を、図7及び図8に基
づいて行う。図7は第2の実施例のブロック図、図8は
そのフローチャートである。
【0018】図7のブロック図において、201はレリー
ズスイッチであり、そのスイッチ信号をCPU200が入
力することにより、ドライバー202を介して、シャッタ
を開閉させることによりフィルムに露光を与えるシャッ
タモータ203を駆動する。204は画面サイズを標準サイズ
と縮小サイズとに切り換える画面サイズ切換装置であ
り、外部操作により画面サイズを切り換える画面サイズ
切換スイッチ205の信号をCPU200が入力することによ
り、ドライバー202を介して画面サイズの切換を行う。2
06はフィルムを巻上げ・巻戻しするフィルム給送モータ
であり、シャッタモータ203の駆動によるシャッタ開閉
の後、フィルムを給送駆動する。207は給送検知スイッ
チであり、多数のON/OFF信号を出力し、標準サイ
ズの画面を1駒分巻上げ完了したときにN回信号を出力
し、縮小サイズの画面を1駒分巻上げ完了したときにn
回信号を出力する。これらの信号回数をCPU200が判
別することにより、ドライバー208を介してフィルム給
送モータ206の駆動を停止する。
【0019】図8において、CPU200に格納されたプ
ログラムによるフィルム給送の制御を説明する。シャッ
タモータ203の駆動によるシャッタ開閉の後、フィルム
モータ206によりフィルム給送を開始(250)するが、画
面切換スイッチ205が標準サイズと縮小サイズのどちら
になっているかを判別し(251)、判別結果が縮小サイ
ズであれば(251のN)次も縮小サイズで撮影できるよ
うに縮小サイズ分給送し、給送検知スイッチ207により
ON/OFF信号がn回出力されたか否かにより、縮小
サイズ分の給送が完了したか否かを判断(252)し、縮
小サイズ分給送できれば(252のY)、続いて撮影(25
3)する。縮小サイズ分給送できなければ、巻戻し(25
4)を行う。また、判別結果が標準サイズであれば(251
のY)、次も標準サイズで撮影できるように標準サイズ
分給送しようとするが、その給送の間に給送検知スイッ
チ207によるON/OFF信号がn回出力されたか否か
により、縮小サイズ分の給送が完了したか否かを判断
(255)し、所定の時間を経過してもON/OFF信号
がn回出力されず、縮小サイズ分の給送も完了できない
と判断したときは(255のN)、これ以上撮影不可能で
あるので、フィルム給送を停止し、フィルム給送モータ
206 を逆転し、フィルムを巻き戻す(254)。ON/O
FF信号がn回出力され、縮小サイズ分の給送が完了
(255のY)したと判断した後は、ON/OFF信号が
N回出力されたか否かにより、標準サイズ分の給送が完
了したか否かを判断(256)し、標準サイズ分の給送が
完了したときは(256のY)、続けて撮影を行う(25
7)。所定の時間を経過してもON/OFF信号がN回
出力されず、標準サイズ分の給送が完了できないと判断
したときは(256のN)、CPU200は下記の式でMを予
め演算し、記憶しているので、ON/OFF信号をM回
出力するまで、フィルムを巻き戻す(155)。
【0020】M=(N−n)/2 …… 即ち縮小サイズの画面が撮影できる位置までフィルムを
巻戻し(258)、画面サイズ切換装置204を駆動して画面
サイズを縮小サイズに切り換えて(259)、縮小サイズ
画面の撮影を行う(260)。
【0021】第3の実施例の説明を、図9及び図10に基
づいて行う。図9はフィルム上の撮影画面を示した図、
図10は第3の実施例のブロック図である。
【0022】図9(a)は従来の画面サイズ切換カメラ
で撮影したフィルム上の撮影画面を示した図である。フ
ルサイズで撮影した後、カメラのアパーチャを遮光板で
331及び332の部分を遮光すると、ハーフサイズの画面が
得られるが、少なくとも遮光部331の分だけ、フィルム
が無駄になる。所が、図9(b)のように、フィルムを
送り出す側でのみ、遮光板で340の部分のみ遮光する
と、フルサイズで撮影した後、ハーフサイズで撮影して
もフィルムの無駄が生じない。また、続いて、ハーフサ
イズの分だけ給送すれば、図9(c)の如くなり、次
も、フルサイズでもハーフサイズのでも無駄なく撮影可
能である。
【0023】図10のブロック図において、301はレリー
ズスイッチであり、そのスイッチ信号をCPU300が入
力することにより、ドライバー302を介して、シャッタ
を開閉させることによりフィルムに露光を与えるシャッ
タモータ303を駆動する。304は画面サイズをフルサイズ
とハーフサイズとに切り換える画面サイズ切換装置であ
り、外部操作により画面サイズを切り換える画面サイズ
切換スイッチ305の信号をCPU300が入力することによ
り、ドライバー302を介して画面サイズの切換を行う。
画面サイズ切換スイッチ305をハーフサイズに切り換え
たときは、画面サイズ切換装置304は、図9の340の部分
のみアパーチャを遮光する。306はフィルムを巻上げ・
巻戻しするフィルム給送モータであり、シャッタモータ
303の駆動によるシャッタ開閉の後、フィルムを給送駆
動する。307は巻上げ完了スイッチであり、ハーフサイ
ズの画面を1駒分巻上げ完了したことを検知することに
より完了信号を出力し、この完了信号をCPU300が入
力する。CPU300は、撮影した画面サイズを記憶して
いるので、巻上げ完了スイッチ307からの完了信号を、
フルサイズのときは1回、ハーフサイズのときは2回受
けて、ドライバー309を介してフィルム給送モータ306の
駆動を停止する。
【0024】このようにして、ハーフサイズのときは、
フィルムを送りだす側を遮光することにより、画面間に
無駄な余白がなくなる。
【0025】第4の実施例の説明を、図11及び図12に基
づいて行う。図11は第4の実施例の残り撮影枚数の表示
を示した図であり、図12は第4の実施例を実施するブロ
ック図である。
【0026】図11(a)において、431は現在カメラが
切り換えられた画面サイズにおける残り撮影枚数を表示
し、インジケータ432の全体は全フィルム量を示し、黒
塗りした部分433は撮影済のフィルムを示し、白色の部
分434は残りのフィルムを示す。
【0027】図11(b)において、441はハイビジョン
サイズで全て撮影したときの残り撮影枚数を表示し、44
2はフルサイズで全て撮影したときの残り撮影枚数を表
示する。インジケータ443の全体は全フィルム量を示
し、黒塗りした部分444は撮影済のフィルムを示し、白
色の部分445は残りのフィルムを示す。
【0028】図12において、401はDX検知回路であ
り、フィルム装填時にパトローネのDX情報からフィル
ム駒数を読み取り、CPU400に記憶する。露光装置402
にて露光後、CPU400は、画面サイズ切換装置403の切
換状態を検知し、フィルム給送装置404にて画面サイズ
に相当するフィルム給送を行い、その給送量を記憶す
る。CPU400は、DX情報から記憶した全フィルム長
さ(A)に対する撮影済フィルム長さ(B)の割合を演
算し、図11(a)の432又は図11(b)の443で相対的に
表示することにより、未露光量の程度も一目で分かる。
また、各画面に相当する1駒給送長さ(C)から、各画
面の残り撮影枚数(D)を下記の式で演算し、この演算
結果も同時に表示する。
【0029】D=(A−B)/C 但し、余り切
り捨て 以上の各実施例における画面サイズは、標準サイズを24
mm×36mmのフルサイズに、縮小サイズを24mm×17mmのハ
ーフサイズに設定することも、標準サイズを24mm×43mm
のハイビジョンサイズに、縮小サイズを24mm×36mmのフ
ルサイズに設定することもでき、これ以外の画面サイズ
を選択してもよい。
【0030】また、本願発明は画面サイズが3通り以上
に切り替わる場合にも応用できる。
【0031】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、画面サイズ
を標準サイズと縮小サイズとに切換可能なカメラにおい
て、本願発明によれば、標準サイズで撮影した後、標準
サイズ分の巻上げを行い、次に縮小サイズの撮影を行っ
ても、2つの撮影画面間に不要な空白ができ、フィルム
が無駄になることがなく、また、縮小サイズで撮影をし
た後、縮小サイズ分の巻上げを行い、次にフルサイズの
撮影を行っても、2つの画面が重なり、二重露光となる
ことがない。
【0032】また、表示上の最終駒の撮影後に、標準サ
イズの画面では1駒分給送できずにフィルムが突っ張る
ことが生じても、縮小サイズの画面ではフィルムが突っ
張ることなく、1駒分給送でき、撮影できることもある
ので、フィルム最終部分が無駄にならず、シャッタチャ
ンスを逃すこともない。
【0033】更に、標準サイズでフィルム給送した後、
縮小サイズに切換えても、巻上げ側のフィルムが無駄に
なることがない。
【0034】その上、全撮影駒数に対する未露光枚数を
相対的に表示するので、撮影に忙しいときでも、フィル
ム1本の全体に対してどの位撮影したか、また残りがど
の位あるかを瞬間的に判断することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の画面間隔に関する問題を示した図であ
る。
【図2】異なる画面サイズの1駒の巻上げ量を示した図
である。
【図3】画面間の空白に関する問題とその対策の図であ
る。
【図4】画面間の重なりに関する問題とその対策の図で
ある。
【図5】第1の実施例のブロック図である。
【図6】第1の実施例のフローチャートである。
【図7】第2の実施例のブロック図である。
【図8】第2の実施例のフローチャートである。
【図9】フィルム上の撮影画面を示した図である。
【図10】第3の実施例のブロック図である。
【図11】撮影枚数を表示するインジケータの図であ
る。
【図12】第4の実施例のブロック図である。
【符号の説明】 100,200,300,400 CPU 103,203,303 シャッタモータ 104,204,304,403 画面サイズ切換装置 105,205,305 画面サイズ切換スイッチ 106,206,306 フィルム給送モータ 107,207 給送検知スイッチ 307 巻上げ完了スイッチ 401 DX検知回路 404 フィルム給送装置 405 LCD 432,443 インジケータ
フロントページの続き (72)発明者 富波 徹 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外部操作によりフィルム給送方向におけ
    るアパーチャの一部を遮光し、画面サイズを標準サイズ
    と縮小サイズとに切り換える画面サイズ切換カメラにお
    いて、外部操作により画面サイズを標準サイズと縮小サ
    イズとに切り換える切換手段と、フィルムの巻上げ及び
    巻戻しを行うモータと、フィルム給送に伴って標準サイ
    ズ及び縮小サイズに対する1駒の巻上げ量に応じた複数
    の検知信号を出力する給送検知手段と、前記切換手段及
    び前記給送検知手段からの信号に基づき、前記モータを
    制御する制御手段とを備え、標準サイズの撮影を行った
    後標準サイズ分の巻上げを行ない、次に前記切換手段に
    より縮小サイズに画面サイズを切り換えたときは、前記
    モータを駆動し、前記給送検知手段からの検知信号に基
    づき、標準サイズ1駒の巻上げ量と縮小サイズ1駒の巻
    上げ量との差の略1/2の量の巻戻しを行い、縮小サイ
    ズの撮影を行った後縮小サイズ分の巻上げを行ない、次
    に前記切換手段により標準サイズに画面サイズを切り換
    えたときは、前記モータを駆動し、前記給送検知手段か
    らの検知信号に基づき、標準サイズ1駒の巻上げ量と縮
    小サイズ1駒の巻上げ量との差の略1/2の量の巻上げ
    を行うことを前記制御手段が制御することを特徴とする
    画面サイズ切換カメラ。
  2. 【請求項2】 外部操作によりフィルム給送方向におけ
    るアパーチャの一部を遮光し、画面サイズを標準サイズ
    と縮小サイズとに切り換える画面サイズ切換カメラにお
    いて、画面サイズを標準サイズと縮小サイズとに切り換
    える切換手段と、フィルムを巻上げ及び巻戻しするモー
    タと、フィルム給送に伴って標準サイズ及び縮小サイズ
    に対する1駒の巻上げ量に応じた複数の検知信号を出力
    する給送検知手段と、前記給送検知手段からの信号に基
    づき、前記切換手段と前記モータとを制御する制御手段
    とを備え、前記フィルム給送モータにより標準サイズ分
    の巻上げを行おうとしたとき、所定の時間を経過しても
    前記給送検知手段から縮小サイズ1駒の巻上げ完了を示
    す検知信号が出力されないときは、前記モータを停止
    し、前記給送検知手段から縮小サイズ1駒の巻上げ完了
    を示す検知信号が出力されたときは、更に巻上げを続
    け、所定の時間を経過しても前記給送検知手段から標準
    サイズ1駒の巻上げ完了を示す検知信号が出力されない
    ときは、前記モータを停止し、前記給送検知手段からの
    検知信号に基づき、標準サイズ1駒の巻上げ量と縮小サ
    イズ1駒の巻上げ量との差の略1/2の巻戻しを行い、
    前記切換手段により画面サイズを縮小サイズに切り換え
    ることを前記制御手段が制御することを特徴とする画面
    サイズ切換カメラ。
  3. 【請求項3】 外部操作によりフィルム巻上げ方向にお
    けるアパーチャの一部を遮光板にて遮光し、画面サイズ
    を標準サイズと縮小サイズとに切り換える画面サイズ切
    換カメラにおいて、前記遮光板を、フィルムを送り出す
    側にのみ配設したことを特徴とする画面サイズ切換カメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 外部操作によりフィルム給送方向におけ
    るアパーチャの一部を遮光し、画面サイズを標準サイズ
    と縮小サイズとに切り換える画面サイズ切換カメラにお
    いて、外部操作により画面サイズを標準サイズと縮小サ
    イズとに切り換える切換手段と、標準サイズ及び縮小サ
    イズに対する1駒の巻上げの完了後にフィルム巻上げ完
    了信号を出力するフィルム巻上げ手段と、カメラに装填
    したフィルムにより撮影駒数を検知する撮影駒数検知手
    段と、前記フィルム巻上げ手段及び前記撮影駒数検知手
    段からの信号に基づき、フィルム残量を求め、前記切換
    手段で切り換えられた画面サイズに応じて、未露光駒数
    を演算する演算手段と、前記演算手段の演算結果に基づ
    き、全撮影駒数に対する未露光枚数を相対的に表示する
    表示手段とを設けたことを特徴とする画面サイズ切換カ
    メラ。
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