JPH03212657A - 両面画像形成装置 - Google Patents

両面画像形成装置

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JPH03212657A
JPH03212657A JP715890A JP715890A JPH03212657A JP H03212657 A JPH03212657 A JP H03212657A JP 715890 A JP715890 A JP 715890A JP 715890 A JP715890 A JP 715890A JP H03212657 A JPH03212657 A JP H03212657A
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JP
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image
drum
copying
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JP715890A
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English (en)
Inventor
Masami Itsukida
五木田 正美
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的コ (産業上の利用分野) この発明は、記録媒体の両面に画像を形成することが可
能な画像形成装置に関する。
(従来の技術) 従来、転写方式の両面画像形成装置は、第17図に見ら
れるように、感光体ドラム22の表面に沿って転写器2
3が配置されており、記録媒体の搬送方向に、第1ヒー
トローラ31が配置されている。給紙カセット15の下
部には、記録媒体の一時収納部49が設けられており、
第1ヒートローラ31後端から、−時収納部49を介し
て再び転写部に至る、第2面複写専用の記録媒体搬送系
48が設けられている。給紙カセット15がら取り出さ
れた記録媒体は、転写器23により、感光体ドラム22
上に形成されたトナー像を第1の面に転写された後、定
着装置としての第1ヒートローラ31で、記録媒体上に
その画像を定着させられる。次に、第1の面に画像の定
着が完了した記録媒体は、記録媒体搬送系48によって
搬送され、−旦、−時収納部49へ導かれて、第1の面
への画像形成が終了する。次に、記録媒体は、第2の面
への画像形成のために、−時収納部49から搬送方向を
逆にして取り出される。そして再び転写部に送り込まれ
て、第1の面の時と同様にして、第2の面にも画像を転
写され、その後その画像を定着される。以上のような構
成及び作用によって、記録媒体の両面に画像形成を行っ
ていた。
このような構成の両面画像形成装置においては、記録媒
体の第1の面に転写する場合も、第2の面に転写する場
合も、単一の転写器23が用いられていた。そのため記
録媒体は、第1の面への画像形成が完了した後に、18
0”反転されなければならず、第2面複写専用の、鋭角
的に屈曲した記録媒体搬送系48を備えざるを得なかっ
た。
また、記録媒体の片面にのみ画像を形成する片面専用画
像形成装置と、記録媒体の両面に画像を形成可能な両面
画像形成装置とは、共通使用可能な部品が多数ある。し
かし、両面画像形成装置には、片面専用画像形成装置に
は必要とされない独自のユニットを設ける必要があるの
で、双方の装置を全く同じに製造することができなかっ
た。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、柔術の問題点に鑑みてなされたもので、記録
媒体を180″反転させることなく両面に画像形成を施
すことができるうえ、極めて簡単な操作で、片面専用の
画像形成装置に変更することができる、両面画像形成装
置を提供することを目的とする。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明の両面画像形成装置
においては、単一の感光体に対して画像を形成する現像
手段と、この現像手段によって前記感光体上に形成され
た画像を記録媒体の第1の面に転写する転写手段と、こ
の第1の転写によって記録媒体の第1の面上に転写され
た画像を定着させる第1の定着手段と、前記感光体上に
形成された画像を前記記録媒体の第2の面に転写する第
2の転写手段と、この第2の転写手段によって記録媒体
の第2の面上に転写された画像を定°着させる第2の定
着手段とを有し、少なくとも前記第2の定着手段を着脱
自在に構成してなる。
(作用) 上記のように構成された両面画像形成装置を使用して、
記録媒体の両面に画像形成する場合、記録媒体の第1の
面には、感光体上に現像された画像を、第1の転写手段
によって転写した後、第1の定着手段によって定着する
。次に、記録媒体の第2の面には、感光体上に現像され
た画像を、第2の転写手段によって転写した後、第2の
定着手段によって定着する。また、少なくとも、第2の
定着手段を取り外して使用することによって、記録媒体
の片面にのみ画像を形成する、片面専用の画像形成装置
となる。
(実施例) 次に、この発明の一実施例を図面を参照して、以下詳細
に説明する。この実施例は、転写方式のデジタル両面複
写機である。
第1図において本実施例の両面複写機の作動について説
明する。複写対象の原稿1は、原稿台上の透明板2上に
置かれる。光学系は移動反射ミラー3.4、照明ランプ
5および、結像レンズ6により構成されている。移動反
射ミラー3.4および照明ランプ5は一体になって原稿
台に沿って移動する。原稿1の画像は、上記光学系を経
て、光センサ7に結像される。この実施例では、光セン
サとして、CCD  (Charge Coupled
 Devlce)を使用している。光センサ7は、画像
の濃淡を画素に分解すると同時に電気信号に変換する。
光センサ7によってデジタル信号に変換された原稿1の
画像は、画像処理部8に送られて所定の画像処理を施さ
れる。画像処理された信号は、レーザ走査光学系により
、再度光信号に変換される。このレーザ走査光学系は、
レーザ発振器9、多面体鏡10、結像レンズ11および
、反射ミラー12.13から構成されている。レーザ発
振器9により発振されたレーザ光は細いビーム状であり
、高速で回転している多面体鏡10によって反射される
この反射光が、結像レンズ11を通過した後、反射ミラ
ー12.13によって反射されてドラム22に照射され
、ドラム22上を線状に走査する。
ドラム22の表面は感光層の上を透明絶縁層で覆った感
光体からなっている。このプラム22の周囲には、第1
除電帯電器26、第2剥離器27、第2メモリ除去ブラ
シ28、第2除電帯電器29、レーザ露光部14、クリ
ーニング同時現像器21、転写器23、第1剥離器24
、第1メモリ除去ブラシ25が配置されている。ここで
、デジタル複写機の画像形成行程について説明する。
デジタル複写機では、次のような行程にしたがって、画
像形成が行われる。
1)除電行程 感光体表面に残った電荷を一様にする。
2)帯電行程 感光体表面にマイナス電荷を均一に与える。
3)露光行程 画像電気信号をレーザ光に変換し、感光体上を露光して
、静電潜像を形成する。ここで、レーザの露光面積がト
ナーの大きさに対して十分に大きいため、メモリ除去行
程で感光体に付着されたトナーがあっても、表面電位は
減衰する。
4)クリーニング同時現像行程 感光体の未露光部に薄く残っている転写残りトナーをク
リーニングすると同時に、レーザーにより露光された部
分にマイナス電荷のトナーを付着させる。
5)転写行程 記録媒体としての複写紙(以下、複写紙と記述する)の
裏面からプラス電荷を与え、マイナス電荷のトナーを複
写紙に移する。
6)メモリ除去行程 メモリ除去ブラシによりドラム上に残ったトナー塊を静
電的に吸引除去し、感光体上の他の部分に少しずつ付着
させる。
7)定着行程 熱によりトナーを複写紙に融着する。
デジタル複写機における画像形成は、以上の7行程から
なり、除電−帯電−露光−クリーニング同時現像→転写
−メモリ除去−除電一帯電一露光一・・・ の順に繰り
返される。
次に、本実施例の両面複写機の、複写行程について説明
する。ドラム22上の感光体は、まず、第1除電帯電器
26のマイナスコロナ放電によって負に帯電させられる
。ドラム22は、時計方向に回転しており、レーザ露光
部14に達したとき、ドラム表面上をレーザ光が走査す
ることによって露光される。こりにより、ドラム22上
には、原稿1の画像が静電潜像として形成される。そし
て、クリーニング同時現像器21において、レーザ露光
された部分にマイナスに帯電されたトナーが付着され、
ドラム22上の静電潜像は顕像化する。
この時、現像は、二成分方式で行われる。
次に、給紙カセット15中から記録媒体としての複写紙
が、給紙ローラ17により取り出され、1枚ずつ搬送さ
れ、第1アライニングローラ20の制御を受けながら、
転写部へと送出され、ドラム22上に密着される。転写
器23は、プラスコロナ放電を複写紙に対して行い、ド
ラム22上の感光体上に形成されたトナー像を複写紙上
に転写する。表面転写を終了した複写紙は、第1剥離器
24て、ドラム22から分離され、第1ヒートローラ3
1に導かれ、熱によって、前記行程で転写されたトナー
が複写紙に定着される。両面複写を行わない場合は、ゲ
ート32は切り変わらないで実線の状態にあり、画像の
定着を終了した複写紙は、そのまま第1排紙収納部36
に送られる。
方、ドラム表面は、第1メモリ除去ブラシ25により、
転写時の残存トナー塊を、静電的に吸引除去され、再び
次のサイクルを繰り返すことができる。このとき、第2
メモリ除去ブラシ28は、ドラム表面から離れている。
以上が表面複写行程である。
一方、両面複写を行う場合は、ゲート32が切り替わり
、破線で示すような状態になる。これによって、表面転
写を完了した複写紙は一時収納部ローラ34に送られ、
−時収納部35に搬送される。この、−時収納部ローラ
34の付近にはセンサ33が設けられている。センサ3
3は、ここを通過する複写紙の後端を検出したとき、−
時収納部ローラ34を停止させるので、−時収納部口−
ラ34は、第2図に見られるように、表面複写の完了し
た複写紙37を挟んだまま停止する。
表面複写が終了した後、裏面複写行程に入る。
−時収納部ローラ34に挟まれている、表面複写の完了
した複写紙37は、第3図に示されるように一時収納部
ローラ34が表面複写の場合とは逆方向に回転すること
によって、再度ドラム22方向に搬送される。続いて複
写紙は、第2アライニングローラ30の制御を受けなが
ら転写部に送られる。ここで、ドラム22に沿って第1
除電帯電器26とレーザ露光部14との間には、第2剥
離器27、第2メモリ除去ブラシ28および第2除電帯
電器29が設けられている。さらに、複写紙の排出方向
に第2ヒートローラユニツト18が設けられている。
裏面複写行程においては、ドラム22の表面は第2除電
帯電器29により除電されるとともにマイナスコロナ放
電によって負に帯電させられる。
ドラム22は、時計方向に回転しており、レーザ露光部
14に達したとき、ドラム表面上をレーザ光が走査する
ことによって露光され、クリーニング同時現像器21に
おいて、レーザ露光された部分にマイナスに帯電された
トナーか付着され、ドラム22上の静電潜像は顕像化す
る。レーザ露光、現像行程に関しては、表面転写の場合
と同じである。
次に、−時収納部35から搬送されてきた、表面複写の
終了した複写紙が、第2アライニングローラ30の制御
により転写部に送出され、ドラム22に密着される。第
1除電帯電器26は、表面複写のときと反対に、プラス
コロナ放電を複写紙に対して行い、ドラム22上の感光
体上に形成された像を複写紙上に転写する。
裏面転写を複写した複写紙は、第2剥離器27によって
、ドラム22から分離され、第2ヒートローラユニツト
18に導かれれる。この第2ヒートローラユニツト18
で、複写紙は、裏面に画像を定着される。画像を定着さ
れた複写紙は搬送ローラ19により、第2排紙収納部1
6に搬送され、両面複写が終了する。ここで、搬送ロー
ラ19は2つの部分a、bに分かれている。これは、搬
送ローラ19がレーザ走査光学系の光路38をさえぎら
ないようにするためである。また、搬送ローラ19aは
記録媒体の長さに対して充分な長さを有しているので、
第2ヒートローラユニ・ソト18から搬送されてきた記
録媒体が光路38をさえぎり、露光を妨げることはない
。一方、ドラム表面は第2メモリ除去ブラシ28により
、転写不足のトナー塊を静電的に吸引除去され、再び次
のサイクルを繰り返すことができる。
以上のように、本実施例の両面複写機では、転写部が2
つ備えられており、第1の転写部としての転写器23と
、第2の転写部としての第1除電帯電器26は、ドラム
22を中心にしてほぼ180°の角度をなすような配置
されている。これによって、第4図に示すように、複写
紙はは&よ直線的な搬送路を2回通ることによって両面
複写を施される。
本実施例の両面複写装置は、以上に述べたような構成で
あるので、従来のような鋭角的に屈曲した、記録媒体搬
送系を必要としない。よって、通常よりも厚い複写紙や
、硬い複写紙に対しても、紙づまりを起こすことなく、
良好な両面複写を施すことが可能である。従って、記録
媒体としては、複写紙だけでなく、厚紙、葉書、封筒、
0HP(Over Head Projector)様
のシートなどでも一向に差し支えない。
また、本実施例の両面複写機は、転写器23、第1除電
帯電器26、第2除電帯電器29という3つのチャージ
ャを備えている。除電帯電器は第5図に示すように、除
電器としてのL E D (LightEmittin
g Diode) 39と、帯電チャージャ40とを一
体化したもので、ドラムの回転方向に対して、LED3
9と、帯電チャージャ40の順序によるように配置され
ている。ここで、LEDによる除電の原理について説明
する。ドラム22上の感光体は、金属板の上に光導電性
物質を薄膜状に付着させたものであるので、感光体に光
を当てると、光の当たった部分は、電気抵抗が低くなり
電気が通り易くなるため、感光体表面の電荷は光導電性
層を通って金属板のほうへ逃げ、消失するという性質を
持っている。この性質を利用して、LEDによって、感
光体上を照射することによって、残存電荷を取り除くわ
けである。表面転写の場合は、第1除電帯電器26は、
感光体に対して除電を行うとともにマイナスコロナ放電
を行うが、裏面転写の場合は、複写紙に対してプラスコ
ロナ放電を行う。つまり、第1除電帯電器26は、放電
極性を変えることによって、表面転写の際には帯電器と
して働き、裏面転写の際には転写器として働くわけであ
る。これによって、裏面転写の場合に、新たに転写器を
設ける必要がないので、経費的に節約になるだけでなく
、余分な場所を取らない。
ここで、第6図に、両面複写を行う際における、第1除
電帯電器26、第2除電帯電器29、転写器23の、表
面複写の場合と裏面複写の場合の放電極性の違い及びL
EDの0N10FF状態を示す。ここで、第1除電帯電
器(第2の転写部)26と、転写器23(第1の転写部
)が、ドラム22を中心としてなす角度をほぼ180”
に限定することはない。しかし、ある程度の直線的な搬
送を可能にするためには、その角度は120〜180°
の間で設定するのが好ましい。
さらに、前記第2ヒートローラユニツト18は、第7図
に見られるように、上下二か所にロックレバ−54,5
5が取り付けてあり、これらのロックレバ−を実線の状
態から破線の状態に900回動させることによってロッ
クが解除され。その後、第8図に見られるように、ユニ
ットごとフロント側に引くことによって、簡単に取り外
すことができる。また、第2ヒートローラユニツト18
を取り付けるときは、第9図に見られるように、ユニッ
トをレール56に合わせて所定の位置まで挿入した後、
ロックレバ−54,55を第7図に見られる破線の状態
から実線の状態に90″回動して、取り付けを完了する
。ここで、第2ヒートローラユニツト18の着脱に対応
して、本実施例の両面複写機に搭載されている制御装置
(メインCPU)は、第10図に示されるような処理を
行う。以下、第10図に従って説明する。メインスイッ
チON時(ステップ1)には、ステップ2で示されるよ
うに自動的に片面複写モードになっている。続いて、ス
テップ3で第1ヒートローラ31のウオームアツプを開
始する。次に、ステップ4で第2ヒートローラユニツト
18の有無を判断し、第2ヒートローラユニツト18が
装着されていると判断した場合、第2ヒートローラユニ
ツト18内に設けられている第2ヒートローラのウオー
ムアツプを開始しくステップ5)、このときゲート32
がロックされていれば、ロックを解除する(ステップ6
)。また、第2ヒートローラユニツト18が装着されて
いないと判断した場合は、ゲート32を第1排紙収納部
36側に向けてロックする(ステップ7)。ウオームア
ツプが完了した後(ステップ8)モード切替スイッチで
、両面複写モードが選択された場合、制御装置はステッ
プ10で再び第2ヒートローラユニツト18の有無を判
断し、第2ヒートローラユニツト18が装着されている
と判断した場合、モードを両面複写モードに変更する(
ステップ11)。続いて、複写開始ボタンが押下される
と(ステップ12)、先に詳述したような手順で両面複
写が開始される(ステップ13)。ここで、制御装置が
ステップ10で第2ヒートローラユニツト18が装着さ
れていないと判断した場合は、片面複写モードのままで
あるから、ステップ14で複写開始ボタンが押下される
と、片面複写が開始される(ステップ15)。このよう
に、第2ヒートローラユニツト18を取り外して使用す
るとき、本実施例の画像形成装置は、記録媒体の表面に
のみ画像を形成する片面専用画像形成装置となる。以上
のように、本実施例の画像形成装置は、第2ヒートロー
ラユニツト18を着脱することによって、両面画像形成
装置から片面専用の画像形成装置への変更、もしくは片
面専用の画像形成装置から両面画像形成装置への変更を
簡単に行うことが可能である。
本実施例の両面複写装置は、以上に述べたような構成で
あるので、複写紙の片面に複写することのみを必要とす
るユーザに対しては、第2ヒートローラユニツト18を
あらかじめ外しておくことによって、片面複写のみ可能
な複写機を提供できる。また、このユーザが、後になっ
て両面複写が必要になった場合、この第2ヒートローラ
ユニツト18を装着することによって、両面複写が可能
な複写機として使用することができるようになる。この
ように、片面専用複写機と、両面複写機とを、極めて簡
単に作り分けられるようになるため、装置の製造者側に
とってみれば、ユーザの注文に即対応することができる
ようになる。また、ユーザ側にとってみれば、さしあた
って両面複写の必要がないときは片面専用複写機を購入
しておいて、両面複写の必要が生じたときに、新たに両
面複写機を購入し直さなければならないといった不合理
を防止できる。さらに、第2除電帯電器29、第2剥離
器27、第2メモリ除去ブラシ28、搬送ベルト19、
第2アライニングローラ30のいずれについても、着脱
自在にすることが可能である。これらの装置を取り外す
ことによって、本実施例の両面複写機を片面専用の複写
機として用いる場合に、余分な装置を備える必要がなく
なり、価格のさらなる低廉化が図れる。
また、前記実施例においては、第1図に見られるように
、表面複写の場合の第1排紙収納部36と、両面複写の
場合の排紙収納部16とを別異の位置に設けたが、他の
実施例として、共通の排紙収納部を持ったものでもよい
。この実施例を第11図に示す。ここで、第1図に示し
た実施例と共通な部材には、同一の符号を付して、説明
を省略する。本実施例においては、第1ヒートローラ3
1の先方には、搬送ベルト50が設けられており、−時
収納部の方に向かって固定されている。
また、第2ヒートローラユニツト18の先方に、片面複
写、両面複写共通の排紙収納部41が設けられている。
これによって、給紙カセット15から搬送された複写紙
は第1の転写部、第2の転写部を通って、片面複写、両
面複写にかかわらず、共通排紙収納部41に収納される
。この構成とした場合に、片面複写を行う際の転写を、
第1除電帯電器(第2の転写器)26で行うことにより
、複写紙の裏面のみに片面複写に施すこともできる。
従来の複写機によると、順序のついた原稿を複写する場
合、第12図に示したように、原稿台2の上に原稿1を
、1.2.3.4.5 の順序で置けば、複写された複
写紙42の順序は、上から5.4.3.2.1 となっ
て、排紙収納部36に収納される。他の構成及び作用に
ついては、第1図に示した通りであるので、説明を省略
する。しかして、この例の場合、複写紙の裏面に複写さ
れるので、第13図に示されるように複写された複写紙
42は、元の原稿1の順序通りに並べられて、排紙収納
部41に収納される。これによって、従来のように、並
べ変えをする必要がなくなり、ユーザにかかる負担を大
幅に低減できる。
また、他の実施例として、−時収納部に給紙ローラを設
けたものであっても良い。この実施例を第14図に示す
。ここで、第1図に示した実施例と共通な部材には、同
一の符号を付して、説明を省略する。本実施例では、−
時収納部ローラ34に付随して、給紙ローラ45が設け
である。第14図に見られるように、表面複写の終了し
た複写紙は、−時収納部35に一旦格納され、ここに取
りつけられた第2の給紙ローラ45によって1枚ずつ取
り出され、裏面複写行程に搬出される。
本実施例の両面複写機は、この様な構成であるので、多
数部の両面複写を行う際に、最初に表面複写のみをまと
めて行い、次に裏面複写をまとめて行うことができる。
これによって、多数部の両面複写を行う場合、作業時間
が短くてすむ。
以上、本発明を、転写方式のデジタル複写機を実施例と
して説明したが、これに限られることは全くない。本発
明を、アナログ複写機に適用した場合の実施例を第15
図に示す。ここで、第1図に示した実施例と共通な部材
には、同一の符号を付して、説明を省略する。本実施例
においては、光学系は移動反射ミラー3.4、レンズ5
1及び固定反射ミラー52.53により構成されている
照明ランプ5と一体になって移動する移動反射ミラー3
とこの移動反射ミラー3の1/2の移動速度をもって移
動する移動反射ミラー4により、光路長を等しく保たれ
ながら、さらにレンズ51と固定反射ミラー52.53
を経てスリット露光され、原稿1はドラム22上に結像
される。複写紙上への画像形成の行程については、 ・観光体への帯電はプラスコロナ放電で行われる ・露光されない部分にプラス電荷が静電潜像が形成され
る ・プラス電荷にマイナストナーが吸着されて可視像形成
される 等の点を除けば、第1図に示した実施例とほぼ同じであ
るので説明を省略する。
また、本発明の両面画像形成装置の利用分野は、複写機
だけに限定されるものではない。第16図に見られるよ
うに、コンピュータ、ワードプロセッサなどの、他の事
務用機器46と接続してその出力を行う、ページプリン
タ47として、本発明の両面画像形成装置を使用するこ
とも、可能なことはもちろんである。ここで、第1図に
示した実施例と共通な部材には、同一の符号を付して説
明を省略する。
[発明の効果コ 本発明に係る両面画像形成装置は上述の通りの構成であ
るので、記録媒体を180m反転させる必要がなく、厚
い記録媒体や、硬い記録媒体に対しても、紙づまりを起
こさないで良好に両面画像形成を施すことができるだけ
でなく、極めて簡単な操作で片面専用の画像形成装置に
変更することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は両面複写装置の概要図、第2図および第3図は
同装置の一時収納部ローラの作動を示す説明図、第4図
は同装置の両面複写の際の複写紙の流れを示す説明図、
第5図は同装置に用いられている除電帯電器の構造を示
す説明図、第6図は同装置に用いられているチャージャ
の放電極性およびLEDの0N10FF状態の違いを示
す説明図、第7図は第2ヒートローラーユニツトの外観
図、第8図は本体から取り外された状態の第2ヒートロ
ーラーユニツトの外観斜視図、第9図は本体に取り付け
られた状態の第2ヒートローラーユニツトの外観斜視図
、第10図は両面複写が行われるまでの処理を示したフ
ローチャート、第11図乃至第16図は他の実施例を示
すもので、第11図は片面複写と両面複写を共通の排紙
収納部に収納する両面複写装置の概要図、第12図およ
び第13図は同装置を用いて順序のある原稿を複写した
場合の説明図、第14図は一時収納部に給紙装置を取り
付けた両面複写装置の概要図、第15図は本発明を利用
したアナログ複写機の概要図、第16図は本発明を利用
したページプリンタの概要図、第17図は従来の両面複
写装置の概要図である。 5・・・給紙カセット 6・・・第2排紙収納部 8・・・第2ヒートローラユニット ト・・クリーニング同時現像器 2・・・ドラム 3・・・転写器 6・・・第1除電帯電器 9・・・第2除電帯電器 1・・・第1ヒートローラ 2・・・ゲート 5・・・−時収納部 6・・・第1排紙収納部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 単一の感光体に対して画像を形成する現像手段と、この
    現像手段によって前記感光体上に形成された画像を記録
    媒体の第1の面に転写する第1の転写手段と、この第1
    の転写手段によって記録媒体の第1の面上に転写された
    画像を定着させる第1の定着手段と、前記第1の転写手
    段とは別異の位置に設けられ、前記感光体上に形成され
    た画像を前記記録媒体の第2の面に転写する第2の転写
    手段と、この第2の転写手段によって記録媒体の第2の
    面上に転写された画像を定着させる第2の定着手段とを
    有し、少なくとも前記第2の定着手段を着脱自在に構成
    したことを特徴とする両面画像形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0743959A (ja) * 1993-07-30 1995-02-14 Nec Corp 電子写真プリンタ
JP2010008817A (ja) * 2008-06-27 2010-01-14 Casio Electronics Co Ltd 画像形成装置

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JPH0743959A (ja) * 1993-07-30 1995-02-14 Nec Corp 電子写真プリンタ
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