JPH03209159A - 超音波探傷器のゲート回路 - Google Patents

超音波探傷器のゲート回路

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JPH03209159A
JPH03209159A JP2002529A JP252990A JPH03209159A JP H03209159 A JPH03209159 A JP H03209159A JP 2002529 A JP2002529 A JP 2002529A JP 252990 A JP252990 A JP 252990A JP H03209159 A JPH03209159 A JP H03209159A
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circuit
gate
echo
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康雄 田中
Eiki Izumi
和泉 鋭機
Shigenori Aoki
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N2291/00Indexing codes associated with group G01N29/00
    • G01N2291/04Wave modes and trajectories
    • G01N2291/044Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects

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  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野) 本発明は、超音波探傷器において、被検査物体の欠陥等
の大きさと位置を検出するための超音波探傷器のゲート
回路に関する。
〔従来の技術〕
超音波深傷器は、物体表面や内部の状態を、当該物体を
破壊することなく検査する装置として知られている。こ
のような超音波探傷器では、前記物体に対して放射した
超音波の反射波信号(エコー)を適宜処理して波形表示
するが、一般には、アナログ信号であるエコーをそのま
ま処理してオシロスコープに波形表示する手段が採用さ
れている.しかしながら、近年、上記エコーをディジタ
ル的に処理して波形表示するディジタル型超音波探傷器
が、例えば特開昭63−95353号公報により提案さ
れている.このデイジタル型の超音波深傷器を図により
説明する. 第10図はデイジタル型超音波深傷器の系統図である。
図で、1は被検査物体、Ifは被検査物体1内の欠陥を
示す。2は探触子であり、被検査物体1内に超音波を放
射するとともにその反射波をこれに比例した電気的信号
(エコー)に変換する.3は探触子2にパルスを出力し
て超音波を発生させる送信部、4は探触子2からのエコ
ーを受信する受信部である。受信部4には減衰回路4a
、増幅回路4bおよび検波回路4Cが備えられている.
5は受信部4で受信されたエコーをデイジタル値に変換
するA/D変換器、6はA/D変換器5で変換されたデ
ータを記憶する波形メモリ、7は波形メモリ6のアドレ
スを指定するアドレスカウンタである.8は水晶発振子
で構威されるタイミング回路であり、送信部3のパルス
出力タイミング、A/D変換器5の変換タイミング、お
よびアドレスカウンタ7のアドレス指定タイミングを制
御する。
10は波形メモリ6に記憶されたデータの処理やタイξ
ング回路8の駆動等の所要の制御を行なうCPU (中
央処理装置)、11は種々のパラメータやデータ等を一
時記憶するRAM (ランダム・アクセス・メモリ)、
12はCPUIOの処理手順等を記憶するROM (リ
ード・オンリ・メモリ)である。13は被検査物体1内
を超音波が伝播する速度(音速)を入力する音速入力部
、14は被検査物体1における所望の測定範囲を人力す
る測定範囲設定部である。15はマトリックス状に配置
された所定数の液晶ドットで構威される液晶表示部、1
6は液晶表示部15の表示を制御する表示部コントロー
ラ、16mは表示部コントローラl6に備えられ液晶表
示部15に表示するデータを記憶する表示メモリである
.18は超音波探傷器本体を示し、一点鎖線で囲まれた
部分により構威される。
なお、被検査物体1を超音波により検査する場合、通常
は探触子2を被検査物体1に直接接触させず、両者間に
水を介在させて検査が行なわれる。
そのため、被検査物体1は水槽中に置かれる。図で、W
は水槽、W,は水槽Wに入れられた水を示している. 次に、上記超音波深傷器の動作の概略を第11図(a)
.  (b)に示すエコー波形図および第12図に示す
波形メモリ6の内容説明図を参照しながら説明する。送
信部3からのパルスにより探触子2からは超音波が放射
され、そのエコーは受信部4で受信されて出力される.
第10図に示すように水槽Wを用いて検査が行なわれた
場合の受信部4からのエコー波形が第11図(a)に示
されている.この図で、横軸には時間、縦軸にはエコー
の大きさがとってある。Tは探触子2から超音波が放射
されたとき直ちに現れる送信エコー、Sは被検査物体1
の表面で反射された表面エコー、Fは欠陥1fで反射さ
れた欠陥エコー、Bは被検査物体1の底面で反射された
底面エコー、B,は水槽Wの底面で反射された水槽底面
エコーを示す。
このエコー波形は順次A/D変換器5でエコー?大きさ
に比例したデイジタル値に変換され、波形メモリに格納
される。これを第11図(b)および第12図により説
明する。第11図(b)は第11図(a)に示す送信エ
コーTおよび欠陥エコーFの一部を示し、横軸が極端に
拡大されて示されている。この図で、エコー波形上の黒
点はサンプリング点を示し、時刻t0〜t3・・・・・
・・・・t.−,〜t 141・・・・・・・・・はサ
ンプリング時刻を示す。r,はサンプリング期間である
。タイごング回路8の指令により、当該各サンプリング
点のエコーがA/D変換器5によりデイジタル値のデー
タに変換されて波形メモリ6に格納されることになる。
変換されたデータの波形メモリ6への格納の状態が第1
2図に示されている。即ち、A■。,,・・・・・・・
・・は波形メモリのアドレス(これらをAM(41で代
表させる〉、D(。》 ・・・・・・・・・は各アドレ
スに格納されたデータ(これらをD+i)で代表させる
)であり、各データはサンプリングされた順序で、アド
レスカウンタ7の指定により波形メモリのアドレス順に
したがって格納されてゆく. 次に、波形メモリ6に格納されたデータを液晶表示部l
5に表示する手段について説明する。液晶表示部15に
表示し得るデータの最大数は液晶表示部15を構威する
横方向に配列されたドット数と等しく、これは表示メモ
リ16mのアドレスの数にも等しい。一方、波形メモリ
6のアドレス数はエコー波形のすべてのサンプリングデ
ータを格納しなければならないので、上記ドット数に比
較して遥かに多い。そして、エコー波形のうちの表示す
べき範囲(測定範囲)が一部分に限定される場合であっ
ても、その測定範囲に含まれるサンプリングデータは上
記ドット数より多いのが通常である。したがって、液晶
表示部l5にエコー波形を表示するには、波形メモリ6
における測定範囲内のアドレスを適切に選択しなければ
ならない。
以下、このアドレスの選択について説明する。
まず、音速人力部13に被検査物体l内の超音波の音速
を入力し、かつ、測定範囲設定部14に被検査物体1の
表面から測定したい深さまでの長さ(測定範囲)を設定
する。今、 τ,:サンプリング時間 IR :測定範囲 vs :音速 t :測定範囲内で超音波が往復する時間ΔA:測定範
囲内のエコー波形が記憶される波形メモリ6のアドレス
数 D,:液晶表示部15の横方向のドット数とすると、 t = 2 1R /vs         −・・−
・− ( 1 )τ3     τ3 ゜ V, ここで、液晶表示部15の横方向全部に亘って測定範囲
のエコー波形を表示しようとする場合、アドレス数ΔA
に対して、ΔA/Dt  (整数でない場合は整数化さ
れる)毎にアドレスを選択し、その選択されたアドレス
に格納されたデータを表示メモリ16mに順次転送し、
それらのデータを液晶表示部15に表示すれば、測定範
囲のエコー波形を表示することができる.なお、送信エ
コーTと表面エコーSとの間隔は既知であるので、波形
メモリ6に送信エコーTのデータから順次データが格納
されている場合、波形メモリ6における表面エコーSの
アドレスも既知であり、このアドレスからΔA / D
 t毎にアドレスを選択してゆけばよい。
〔発明が解決しようとする課題〕
超音波探傷器を用いて被検査物体1の検査を実施する場
合、表面エコーSから欠陥エコーFまでの長さ(欠陥i
fの位置)を測定することが重要であり、この長さは表
示されたエコー波形の表面エコーSと欠陥エコーFとの
間の横軸方向の長さにより知ることができる。さらに、
被検査物体1の検査において、上記長さと同じく重要な
事項は欠陥ICの大きさを知ることであり、これは欠陥
エコーFのエコーの高さにより知ることができる。
即ち、被検査物体1と同一材料、同一形状の物体に機械
加工等により予め人工欠陥を作威しておき、この人工欠
陥のエコーの大きさを記録しておく。
そして、被検査物体1の検査により得られたエコーの高
さを、記録されているエコーの大きさと比較することに
より欠陥1fの大きさを知ることができるのである。
しかしながら、上記従来の超音波探傷器においては、欠
陥1fの大きさを正確に測定することができない場合が
生じる。これを第13図により説明する。この図は第1
1図(a)に示すエコー波形図のうち、欠陥エコーFの
時間軸(横軸)を極端に拡大した波形図である。なお、
縦軸はエコー高さを示す.他のエコー波形と同様、欠陥
エコーFもサンプリング期間τ3でサンプリングされ、
波形上に黒点で示されるデータは順次波形メモリ6に格
納される.ここで、液晶表示部15にエコー波形を表示
するため、波形メモリ6のアドレスが数〈ΔA/Dt)
にしたがって選択され、当該選択されたアドレスに格納
されているデータが図示のサンプリング時刻1A−1え
におけるデータであったとすると、液晶表示部15に表
示される欠陥エコーの波形はこれらデータを結んだ線と
なる。この結果、実際の欠陥エコーのピーク値は高さh
であるにもかかわらず、液晶表示部15に表示される欠
陥エコーのピーク値はサンプリング時刻1Dにおけるエ
コーの高さh′となり、正確なエコー高さを表示できな
くなる。
一般に、エコー高さに依存する検査は、製品(被検査物
体1)に欠陥1fが存在するとき、その欠陥Ifが許容
し得るものであるか否かの検査である場合が多い。した
がって、上記のように、表示されたエコー高さh′が実
際のエコー高さhより小さくなる場合、製品が不良品で
あるにもかかわらず良品として処理されてしまうことに
なり、検査の信頼性が著るしく損われることになる。
さらに、上記のようにエコー高さhが正確に表示されな
い場合、必然的に当該エコー高さhに対応する欠陥位置
も正確に表示されないことになる。
本発明の目的は、上記従来技術における課題を解決し、
被検査物体における検査範囲内のエコー高さおよび欠陥
位置をより正確に表示することができ、かつ、上記検査
範囲を容易に設定することができる超音波深傷器のゲー
ト回路を提供するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達威するため、本発明は、超音波探触子に
対して所定のパルスを出力する送信部と、前記超音波探
触子からの信号を受信する受信部と、この受信部で受信
された信号を所定のサンプリング周期で順次A/D変換
するA/D変換器と、このA/D変換器で変換されたデ
ータを記憶する波形メモリと、この波形メモリのアドレ
スを順次指定してゆくアドレスカウンタと、前記波形メ
モリに記憶されたデータを表示する表示部とを備えた超
音波深傷器において、前記パルス出力後の任意の時間範
囲の開始時間および終了時間を設定する設定手段と、前
記開始時間および前記終了時間に相当する各カウント値
を前記アドレスカウンタのカウント値と比較する比較手
段と、この比較手段の比較の結果に基づいて前記時間範
囲を規定するゲートタイミング信号を出力するゲートタ
イくング信号発生手段と、このゲートタイ壽ング信号の
出力期間に存在する前記データのうちの最大値を検出す
る最大値検出手段と、前記最大値が検出されたときの前
記アドレスカウンタの出力値をラッチするラッチ手段と
を設けたことを特徴とする。
〔作 用) 被検査物体からのエコーが受信部で受信されると、この
エコーは所定のサンプリング周期でサンプリングされ、
A/D変mHによりデイジタル値に変換される。一方、
検査すべき時間範囲の開始時間と終了時間が設定される
と、これらの時間に相当するカウントイ直がアドレスカ
ウンタのカウント値と比較され、まず、開始時間にゲー
トタイジング信号が出力され、次いで終了時間に当該出
力が停止される。このゲートタイミング信号が出力され
ている期間に、A/D変換されたデータのうちの最大値
が検出される。この最大値が検出されたときのアドレス
カウンタの値がラッチされ、この値が上記最大値に対応
する位置(欠陥位置)となる。
〔実施例〕
以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本発明の実施例に係る超音波探傷器の系統図で
ある。図で、第10図に示す部分と同一部分には同一符
号が付してある。】8′は本実施例の超音波深傷器本体
、19は所要のデータを人力するためのキーボード入力
部、20はROMを示す。cpui oは第10図に示
すCPUIOと同一であるが、処理手順を格納してある
ROM20は従来例のROM12とは処理内容の一部を
異にする。21は検査物体1の任意の測定範囲を設定す
るとともに当該測定範囲内に存在する欠陥部のピーク値
およびそのピーク値の位置を検出するゲートa路である
第2図は第1図に示すキーボード入力部の平面図である
。図で、19aは数字「0」〜「9コより或る数値キー
 19bは少数点用のキー 19Cは音速を入力するた
めの音速キー 19dはゲートレベルを入力するための
ゲートレベルキー19C+はゲート始点を入力するため
のゲート始点キー 19fはゲート終点を入力するため
のゲート終点キー 19gは入力した数値をセットする
ためのセットキーである。
第3図は第1図に示すゲート回路のブロック図である。
図で、第1図に示す部分と同一部分には同一符号が付し
てある。ゲート回路21はゲート信号発生回路22およ
び最大値検出回路23によりIF!It威されている。
ゲート信号発生回路22は、被検査物体1における検査
すべき領域のエコー信号のみを抽出するためのゲート信
号を作威する機能を有する。又、最大4fL検出回路2
3はゲート信号発生回路22で作威されたゲート期間に
入力されるエコー信号の最大値を検出する機能および当
該最大値が発生したときのアドレスを検出する機能を有
する。ここで、ゲート信号発生回路22および最大値検
出回路23の構戒を図により説明する。
第4図は第3図に示すゲート信号発生回路22のブロッ
ク図である。図で、第l図に示す部分と同一部分には同
一符号を付して説明を省略する。
22aは被検査物体1における検査すべき領域の表面側
端部位置に相当する値(この値については後述する)を
ラッチするラッチ回路、22bは上記領域の底面側端部
位置に相当する値(後述)をラッチするラッチ回路であ
る。これらラッチ回路22a、22bにラッチする値は
CPUIOにより設定される. 22cはアドレスカウンタ7のカウント値とラッチ回路
22aにラッチされた値を比較するコンパレー夕、22
dはアドレスカウンタフのカウント値とラッチ回路22
bにラッチされた値を比較するコンパレー夕である。各
コンパレータ22C.22dは(+)側入力端と(−)
側入力端を有し、(−)側入力端の値が(+)側入力端
の値より大きいとき低レベル「0」を出力し、又、(+
)側入力端の僅が(−)側入力端の値以上のとき高レベ
ル「1」を出力する。
22eは各コンバレータ22c,22dの出力信号によ
り作動するフリツプフロツプ回路である。
フリツプフロツプ回路22eはセット端子Sとリセット
端子Rを有し、セット端子Sへの入力が低レベルrOJ
から高レベル「1」に変化したときその出力が高レベル
「1」となり、又、リセット端子Rへの入力が低レベル
「0」から高レベル「1」に変化したときその出力が「
0」となる。
このフリツブフロツブ回路22eの出力は、ゲート信号
発生回路22の出力となり、エコー信号に対するゲート
タイミング信号となる.このゲート信号発生回路22の
動作については後述する本実施例の動作において説明す
る。
第5図は第3図に示す最大値検出回路23のブロック図
である。図で、第1図に示す部分と同一部分には同一符
号を付して説明を省略する。22は第3図および第4図
に示すゲート信号発生回路である.23aはアドレスカ
ウンタ7のカウント値をラッチするラッチ回路、23b
は検波信号に対してCPUIOに設定された値(後述す
るしきい値)をラッチするラッチ回路、23cはタイミ
ング回路8の第1のクロツク信号aによりA/D変換器
5の出力信号を順次ラッチしてゆくラッチ回路、23d
は後述するコンパレータ23fの出力信号があったとき
のA/D変換器5の出力信号をラッチするラッチ回路で
ある。23e,23fはゲート信号発生回路22からゲ
ート信号が出力されているときのみ作動するコンパレー
夕である。
コンバレータ23eはラッチ回路23bにラッチされた
設定値とラッチ回路23cにラッチされた値とを比較し
、後述の値が設定値以上のとき高レベル信号を出力する
。コンバレータ23fはラッチ回路23cの値とラッチ
回路23dの値とを比較し、前者の値が後者の値以上の
とき高レベル信号をラッチ回路23a,23dに出力す
る。23gはコンバレータ23eの出力信号により作動
するフリツプフロップ回路である。
次に、本実施例の動作を、第6図〜第9図を参照しなが
ら説明する。第6図は本実施例において被検査物体1の
具体例となるものの検査領域を示す図、第7図は第6図
に示す被検査物体1から得られるエコー信号波形図であ
る。第6図で、2は水を介さずに被検査物体1の表面に
密着せしめられた探触子である。A,は被検査物体1に
対する検査範囲を示し、この例の場合、検査範囲A9以
?の欠陥の検査は不要とされる。l■は被検査物体1の
表面から検査範囲の始点までの距離、l.tは同じく終
点までの距離を示す.第7図で、Tは送信エコー、Fは
欠陥エコー、Bは底面エコーである。又、L wl,j
 *2は第3,4図に示すゲート信号発生回路22から
出力されるゲート始点およびゲート終点を示し、それぞ
れ距Mlq+.IV92に対応する.さらに、y0はC
PUIOに設定されたエコー信号の大きさに対する前述
のしきい値、ypは第3.5図に示す最大値検出回路2
3で検出されるべき最大値を示す. なお、第9図はゲート信号発生回路22のゲート始点設
定用のラッチ回路22aとゲート終点設定用のラッチ回
路22bにラッチするデータの設定手順を示すフローチ
ャートである。
さて、本実施例の動作は、(1)ゲート信号発生回路2
2のラッチ回路22a,22bにゲートに必要な値を格
納する動作、(II)ゲート信号発生回路22からコン
バレータ23e,23fに対してゲートタイξング信号
を発生させる動作、?I[I)最大{ti!検出回路2
3で検波信号最大値を検出する動作、(IV)ラッチ回
路23aにより欠陥位置を検出する動作、および(■)
しきい値y0を設定してイベント信号を発生させる動作
に大別することができる。以下、上記の!頓にしたがっ
て本実施例の動作を説明する. (1)ゲート信号発生回路22のラッチ回路22a,2
2bに対してゲートに必要な値をラッチする動作 この動作は第8図(b)に示すゲートタイξング信号の
開始時間t■と終了時間t1に相当する値をラッチする
動作であり、第9図に示す手順により行なわれる。
まず、キーボード入力部19の各キー19a,19b,
19c,19e.19f,19gを用いて、P!!.検
材1の音速Vg、および第6.7図に示す距M7!■,
l,,が入力される,CPUIOはこれらの値を読込む
(第9図に示す手順S+)。
CPUIOはこれらの値に基づいて各距M1■.2.2
に対応する時間t91+  ”@2 (第7図.第8図
?a)に示されている)を演算する(手順Sg ) .
これらの演算は各距離の2倍を音速で除して得られる.
次いで、CPUIOは第8図(d)に示すように、各時
間t■+  tlmに対応するアドレスカウンタ7のカ
ウント値C■.C,2を演算する(千順S3)。即ち、
アドレスカウンタ7はタイ累ング回路8から出力される
クロツク信号aにより歩進せしめられるので、そのカウ
ント値は時間に比例し、したがって上記各時間t■.t
■はカウント値で表わすことができる。そして、その演
算は、各時間t■,t.をクロツク信号aの周期τ。
(=τ,〉で除すことにより得られる。この演算の際、
得られたカウント値が少数点以下となった場合には適宜
の手段で整数化が行なわれる。このようにして得られた
カウント値C■*Cgtをそれぞれラッチ回路22a,
22bに出力する(手順Sa)。
(n)ゲートタイミング信号を発生させる動作上記(1
)の動作により、ラッチ回路22a.22bにはそれぞ
れカウント値C■,C,.に対応?るデータが格納され
る。これらのデータによりゲートタイミング信号を発生
させるには、以下の処理が実行される。
アドレスカウンタ7はタイξング回路8のクロック信号
と同期して順次1つずつそのカウント値を増加する。こ
の動作は、A/D変換器5の変換動作と同期して行なわ
れる。アドレスカウンタフのカウント値が第8図(d)
に示すカウント値C,,(ラッチ回路22aにラッチさ
れた値と同じ値)に達すると、コンバレータ22cの出
力は低レベル「0」から高レベル「1」に変化する。こ
の高レベル信号「1」はフリツプフロツブ回路22eの
セット端子Sに入力されるので、フリツブフロツブ回路
22eから出力されるゲートタイミング信号は第8図(
b)に示すように高レベル「1」に変化する。この時間
は第8図(a)に示すように時間t■である. この状態でさらに時間が経過し、アドレスカウンタ7の
カウント値が増加してゆき、その値が第8図(d)に示
すカウント値C9Z(ラッチ回路22bにラッチされた
値と同じ値)に達すると、コンパレータ22dの出力は
低レベル「0」から高レベル「1」に変化する。これに
より、フリップフロツプ回路22eの出力(ゲートタイ
ミング信号)は第8図(b)に示すように高レベル「1
」から低レベルrOJに変化する.この時間は第8図(
a)に示すように時間L,tである.このようにして、
ゲート信号発生回路22から第8図(b)に示すゲート
タイミング信号がコンバレータ23e,23fに出力さ
れ、そのゲート期間、コンバレータ23e,23fが作
動状態とされる。
(III)最大値検出動作 本実施例の超音波探傷器による検査は、上記(1)で説
明したラッチ回路22aに対してゲートに必要な値をラ
ッチした後、タイミング回路8からの周期T0のトリガ
信号(探触子2から超音波を放射させる信号)の出力に
より開始される。
トリガ信号の周M’roは被検査物体1の材質および深
傷のサイクルタイムにより決定される.即ち、被検査物
体1の材質が超音波の減衰の度合が小さいものであれば
、エコーが充分減衰されないうちに次の超音波が送信さ
れて互いに干渉を生じるし、又、必要とする探傷サイク
ルタイムより極度に短かくすれば上記干渉が生じなくて
も電力消耗が不必要に大きくなる。したがって、トリガ
信号の周期 T0はこれらを考慮して決定される。
タイミング回路8のトリガイε号により送信部3からパ
ルスが出力されて第6図における探触子2を励振すると
、探触子2から超音波が放射され、受信部4からは第8
図(a)に示すエコー信号が出力される。このエコー信
号は第8図(a)に示すように周期τ3で順次A/D変
換され、変換されたデータは順次波形メモリ6およびゲ
ード回路21に出力される.波形メモリ6は前述のよう
にこれらのデータを格納する.一方、ゲート回路21に
出力されたデータは第5図に示すようにラッヂ回路23
c,23dにより順次ラッチされてゆくが、ゲート信号
発生回路22から上記(n)で説明したゲートタイミン
グ信号が出力されない間はコンバレータ23e,23f
は作動せず、最大値?出動作は行なわれない。
トリガ信号が出力されてから(第8図(a)に示す送信
エコーTが発生してから)時間t■が経過すると、第8
図(b)に示すようにゲート信号発生回路22からゲー
トタイミング信号が出力され、コンバレータ23e,2
3fが作動状態となり、コンパレータ23fはラッチ回
路23c.23dにラッチされているデータを比較する
。ここで、コンバレーク23fは、ラッチ回路23cに
ラッチされたデータDCとラッチ回路23dにラッチさ
れたデータD4との間に、DC2:D,の関係があると
き高レベル信号をラッチ回路23dに出力する機能を有
する。ラッチ回路23dはコンパレータ23『からの高
レベル信号によりラッチしているデータをそのときA/
D変換器5から出力されているデータに変更する.これ
に対してラッチ回路2 3 c.はA/D変換器5の出
力を順次ラッチしてゆくのであるから、結局、ラッチ回
路23dには、ゲート期間内において、A/D変換器5
から出力されてくるデータのうちそれまでの最大のデー
タが常にラッチされてゆくことになる.この状態が第8
図(f)に示されている.即ち、エコー信号が増加して
いる間はラッチ回路23dにラッチされるデータも順次
大きくなってゆくが、エコー信号が減少に転じるとラッ
チされているデータはそのまま保持され、エコー信号が
再び増大してラッチされているデータ以上の値となると
、ラッチ回路23dには増大した値がデータとしてラッ
チされてゆく.かくして、最終的に、ラッチ回路23d
には欠陥エコーFの最大41 y Pがラッチされるこ
ととなり、このデータが最大値検出回路23の出力値と
なる。そして、この最大値データをCPUIOで解析す
ることにより欠陥の大きさを把握することができる. (IV)欠陥位置検出動作 上記(I[[)で述べたように、コンパレータ23fは
、A/D変換器5から入力された新らしいデータがラッ
チ回路23dにラッチされているそれまでの最大値以上
であるとき高レベル信号を出力する.この高レベル信号
はラッチ回路23dに出力されると同時にラッチ回B 
2 3 aにも出力される。ラッチ回路23aはコンバ
レータ23fから高レベル信号が出力されたときのみ、
そのときのアドレスカウンタフのカウント値をラッチす
る。
この状態が第8図(e)に示されている。即ち、アドレ
スカウンタフのカウント値は第8図(e)に破線で示す
ように時間の経過に比例して順次場大してゆくが、ラッ
チ回路23aには、ラッチ回路23dにそれまでより大
きな最大値がラッチされる毎にそのときのカウント値が
ラッチされることになる。したがって、最終的にラッチ
回路23aにラッチされるカウント値はゲート期間内に
おける欠陥エコーFの最大値yPが発生したときのカウ
ント値、即ちアドレス値APとなる。このようにして、
欠陥エコーFの最大値yPに対応するアドレス値A2を
得ることができ、これにより、正確な欠陥位置を知るこ
とができる。この欠陥位置の被検査物体1表面からの距
離l,は次式により求められる. 1 19 −−・τ。・■,・A,  ・・・・・・・・・
 (3)2 (■)しきい411 y oを設定してイベント信号を
発生する動作 しきい値y0は、ゲート間にA/D変換器5から出力さ
れる検波信号の中に欠陥からのエコー信号があるか否か
を判断するための値であり、検波信号中に含まれるノイ
ズ或分を考慮して決定される。このしきい値y0はキー
ボード入力部19のゲートレベルヰー19d、数値キー
193、小数点用キー19bおよびセットキー19gに
よりCPUIOに入力され、ラッチ回路23bに保持さ
れる。この状態において、ゲート信号発生回路22から
ゲートタイミング信号が出力されると、コンパレータ2
3eは作動状態となり、A/D変換器5から順次出力さ
れてラッチ回路23cにラッチされてゆくユコー信号デ
ータと、ラッチ回路23bにラッチされているしきい値
y0とを順次比較してゆく。そして、ラッチ回路23c
にラッチされたデータがしきい値y0以上のとき、コン
パレータ23eは高レベル信号をフリツプフロツプ回路
23gに出力する。これにより、フリツプフロツブ回路
23gは、第8図(C)に示すように高レベルのイベン
ト信号を出力する。このイベント信号は、ゲート期間中
において欠陥が検出されたことを意味する信号であり、
CPUIOに入力され、cpuioはこのイベント信号
に基づき、欠陥等を検出したことを意味する表示又は警
報を発生させる。なお、イベント信号をcpuioを介
することなく直接、表示又は警報のための信号として使
用することもできる。
以上、本実施例の構成および動作を説明した。
この説明から明らかなように、本実施例では、最大値検
出回路により欠陥等の最大値を検出するとともに、その
最大値が発生したときのアドレスも検出するようにした
ので、欠陥等の大きさと位置を正確に知ることができる
。又、簡単な回路により検査範囲を設定することができ
る。さらに、しきい値を設定してエコー信号のデータと
比較するようにしたので、欠陥の存在を警報又は表示す
ることができる。
なお、上記実施例の説明では、ゲート期間を1つ設定す
る例について説明したが、2つ以上のゲート期間を設定
することもできるのは明らかである。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明では、任意の時間範囲内にお
けるエコー信号の最大値を検出するとともに、その最大
値が発生したときのアドレスカウンタの出力値をラッチ
するようにしたので、被検査物体の欠陥等の大きさと位
置を正確に知ることができる。又、検査範囲の開始時間
および終了時間に相当する各値とアドレスカウンタのカ
ウント値を比較するようにしたので、簡単な手段で検査
範囲を定めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る超音波探傷器のブロック
図、第2図は第1図に示すキーボード入力部の平面図、
第3図は第1図に示すゲート回路のブロック図、第4図
は第3図に示すゲート信号発生回路のブロック図、第5
図は第3図に示す最大値検出回路のブロック図、第6図
は被検査物体の側面図、第7図は第6図に示す被検査物
体のエコー信号の波形図、第8図(a).  (b),
  (c),(d),(e).(f)は第1図に示すゲ
ート回路の動作を説明するタイムチャート、第9図はゲ
ート信号発生回路のデータ設定の動作を説明するフロー
チャート、第10図は従来の超音波探傷器のブロック図
、第11図(a),  (b)はエコー信号波形図、第
12図は第10図に示す波形メモリの内容説明図、第1
3図は欠陥エコー信号の波形図である。 1・・・・・・・・・被検査物体、2・・・・・・・・
・探触子、3・・・・・・・・・送信部、4・・・・・
・・・・受信部、5・・・・・・・・・A/D変換器、
6・・・・・・・・・波形メモリ、7・・・・・・・・
・アドレスカウンタ、8・・・・・・・・・タイミング
回路、10・・・・・・・・・CPU1■9・・・・・
・・・・キーボード人力部、20・・・・・・・・・R
OM,21・・・・・・・・・ゲート回路、22・・・
・・・・・・ゲート信号発生回路、22a,22b・・
・・・・・・・ラッチ回路、22c,22d・・・・・
・・・・コンバレータ、22e・・・・・・・・・フリ
ップフロツプ回路、23・・・・・・・・・最大値検出
回路、23a,23b,23c,23d−−・−=−・
ラッチ回路、23e,23f・・・・・・・・・コンバ
レータ。 第 2 図 19c 19e 第 3 図 第4図 第 5 図 23 弟 6 図 第 7 図 第 8 図 弔 9 図 第11図 T S F B BS (b) 75 10 t2 ti

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 超音波探触子に対して所定のパルスを出力する送信部と
    、前記超音波探触子からの信号を受信する受信部と、こ
    の受信部で受信された信号を所定のサンプリング周期で
    順次A/D変換するA/D変換器と、このA/D変換器
    で変換されたデータを記憶する波形メモリと、この波形
    メモリのアドレスを順次指定してゆくアドレスカウンタ
    と、前記波形メモリに記憶されたデータを表示する表示
    部とを備えた超音波探傷器において、前記パルス出力後
    の任意の時間範囲の開始時間および終了時間を設定する
    設定手段と、前記開始時間および前記終了時間に相当す
    る各カウント値を前記アドレスカウンタのカウント値と
    比較する比較手段と、この比較手段の比較の結果に基づ
    いて前記時間範囲を規定するゲートタイミング信号を出
    力するゲトタイミング信号発生手段と、このゲートタイ
    ミング信号の出力期間に存在する前記データのうちの最
    大値を検出する最大値検出手段と、前記最大値が検出さ
    れたときの前記アドレスカウンタの出力値をラッチする
    ラッチ手段とを設けたことを特徴とする超音波探傷器の
    ゲート回路。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113970597A (zh) * 2020-07-22 2022-01-25 上海宝信软件股份有限公司 一种基于比较和选通的逻辑型超声探头阵列系统及方法

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