JPH032080B2 - - Google Patents
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- JPH032080B2 JPH032080B2 JP20172285A JP20172285A JPH032080B2 JP H032080 B2 JPH032080 B2 JP H032080B2 JP 20172285 A JP20172285 A JP 20172285A JP 20172285 A JP20172285 A JP 20172285A JP H032080 B2 JPH032080 B2 JP H032080B2
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- Japan
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- paint
- torn
- substrate
- undercoat
- transparent
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- Expired
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
- Macromonomer-Based Addition Polymer (AREA)
- Devices For Post-Treatments, Processing, Supply, Discharge, And Other Processes (AREA)
- Removal Of Insulation Or Armoring From Wires Or Cables (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本発明は、ちぎり絵等の表面保護方法に関する
技術である。
技術である。
<従来の技術>
ちぎり絵は、色つきの和紙等をちぎり、台紙や
ボード等の基板に貼りつけて作成する。
ボード等の基板に貼りつけて作成する。
一般に作成したちぎり絵等は、額等に入れて表
面をガラス等で被覆することで、破れや汚れ等か
ら保護している。
面をガラス等で被覆することで、破れや汚れ等か
ら保護している。
<本発明が解決しようとする問題点>
ちぎり絵等を破れや汚れから保護する手段とし
て、表面をガラス等で被覆する以外にも、透明塗
料を直接塗布することで表面を被覆する手段があ
げられる。
て、表面をガラス等で被覆する以外にも、透明塗
料を直接塗布することで表面を被覆する手段があ
げられる。
ちぎり絵等の表面に、透明塗料を直接塗布する
保護手段には、次のような問題点が存在する。
保護手段には、次のような問題点が存在する。
(イ) 色付の薄い紙等は、接着材等によつて貼り着
けているが、紙等の全域に接着材を均等に塗布
することは困難である。
けているが、紙等の全域に接着材を均等に塗布
することは困難である。
そのため、紙等の隅部は、接着剤が塗布され
ていないことが多く、はがれやすいので、透明
塗料を塗布すると乾燥収縮により、紙の隅部が
まくれ上がつてしまう。
ていないことが多く、はがれやすいので、透明
塗料を塗布すると乾燥収縮により、紙の隅部が
まくれ上がつてしまう。
特に、ちぎり絵等は何枚も紙等を重ねて貼り
つけることがあるため、まくれ上りが激しい。
つけることがあるため、まくれ上りが激しい。
従つて、ちぎり絵等の表面を保護する手段と
して採用するには不適当である。
して採用するには不適当である。
<目的>
本発明は、以上のような問題点を解決するため
になされたもので、絵画素材のまくれ上りを防止
し、商品価値がより向上する、ちぎり絵等の表面
保護方法を提供することを目的とする。
になされたもので、絵画素材のまくれ上りを防止
し、商品価値がより向上する、ちぎり絵等の表面
保護方法を提供することを目的とする。
<本発明の構成>
次に、本発明のちぎり絵等の表面保護方法の一
実施例について説明する。
実施例について説明する。
<1> 素材の載置
素材1としては、色付の和紙等の小片であ
る。
る。
色、形状の異なる素材1群を基板2上に載せ
ながら、ちぎり絵を作成する。
ながら、ちぎり絵を作成する。
従来のように、素材1を接着材で基板2に貼
り着ける必要は特にない。
り着ける必要は特にない。
基板2としては、木材、金属、革、合成樹
脂、厚紙、石膏板、セメント板、スレート、ケ
イ酸カルシウム板、パルプボード等を採用する
ことができる。
脂、厚紙、石膏板、セメント板、スレート、ケ
イ酸カルシウム板、パルプボード等を採用する
ことができる。
<2> 下塗り塗料の塗布
作成したちぎり絵等の表面に、下塗り塗料3
を薄く塗布し、素材1を固定する。
を薄く塗布し、素材1を固定する。
下塗り塗料3は、ちぎり絵等の表面を被覆
し、素材1のまくれ上りを阻止するために塗布
するもので、次の性質が要求される。
し、素材1のまくれ上りを阻止するために塗布
するもので、次の性質が要求される。
(イ) 透明であること。
(ロ) 付着性が良好であること。
(ハ) 硬化時の収縮性が小さいこと。
(ニ) 多数枚の紙でも容易に抑えることができる
ように粘性があること。
ように粘性があること。
以上のような性質を有する塗料として、例え
ば、ウレタン系、ポリエステル系、アクリル系
の透明塗料等を採用することができる。
ば、ウレタン系、ポリエステル系、アクリル系
の透明塗料等を採用することができる。
上記性質の下塗り塗料3を使用することによ
り、下塗り塗料3の乾燥収縮を小さくおさえら
れる。
り、下塗り塗料3の乾燥収縮を小さくおさえら
れる。
従つて、貼り着けた素材1の、まくれ上がり
を充分に防止することができる。
を充分に防止することができる。
<3> 上塗り塗料の塗布
次に、下塗り塗料3の表面に、上塗り塗料4
を塗布する。
を塗布する。
下塗り塗料3は、素材1のまくれ上りを阻止
するために塗布する塗料であるから、充分な表
面硬度を得ることができない。
するために塗布する塗料であるから、充分な表
面硬度を得ることができない。
そこで、充分な硬度を得るために下塗り塗料
3の表面に、上塗り塗料4を塗布する。
3の表面に、上塗り塗料4を塗布する。
上塗り塗料4は、表面硬度が高く傷がつきに
くい塗料を採用する。
くい塗料を採用する。
上塗り塗料4としては、例えば、電子線硬化
型樹脂や紫外線硬化型樹脂等の透明塗料を採用
できる。
型樹脂や紫外線硬化型樹脂等の透明塗料を採用
できる。
これらの硬化型樹脂は、電子線や紫外線を照
射すると短時間で乾燥する性質を有する。
射すると短時間で乾燥する性質を有する。
従つて、多数のちぎり絵を作成した場合で
も、自然乾燥のために長時間を費やすこともな
く、短時間で、ちぎり絵等の表面に硬質の保護
膜を被覆することができる。
も、自然乾燥のために長時間を費やすこともな
く、短時間で、ちぎり絵等の表面に硬質の保護
膜を被覆することができる。
<他の実施例>
以上の実施例の他に、次のように実施すること
もできる。
もできる。
(イ) 下塗り塗料3に、上塗り塗料4として使用す
る電子線硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂等を採
用することも可能である。
る電子線硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂等を採
用することも可能である。
この実施例の場合には、素材1のまくれ上り
を防止するために、電子線や紫外線の照射量を
調整して、完全に硬化しない状態を維持する必
要がある。
を防止するために、電子線や紫外線の照射量を
調整して、完全に硬化しない状態を維持する必
要がある。
(ロ) 素材1は、下塗り塗料3で被覆されているの
で、接着材を塗布して基板2に貼り着ける必要
は特にないが、接着材を塗布して基板2上に貼
り着けてから、下塗り塗料3を塗布することも
可能である。
で、接着材を塗布して基板2に貼り着ける必要
は特にないが、接着材を塗布して基板2上に貼
り着けてから、下塗り塗料3を塗布することも
可能である。
(ハ) 本発明のちぎり絵等の表面保護方法は、和紙
等を使用したちぎり絵等の表面に実施するだけ
に限定されず、種々の素材を使用した場合につ
いても実施することができる。
等を使用したちぎり絵等の表面に実施するだけ
に限定されず、種々の素材を使用した場合につ
いても実施することができる。
すなわち、色砂、粉末、絵の具等を素材とし
て使用した場合でも、本発明を実施すること
で、その表面を美しく保護し、商品価値を著し
く向上させることが可能になる。
て使用した場合でも、本発明を実施すること
で、その表面を美しく保護し、商品価値を著し
く向上させることが可能になる。
<本発明の効果>
本発明は、以上説明したようになるので、次の
ような効果を期待することができる。
ような効果を期待することができる。
(イ) 下塗り塗料で素材を固定し、上塗り塗料で充
分な表面硬度を得ることができるので、素材の
隅部がまくれ上がることもなく、作成したちぎ
り絵等を汚れや破れから保護することができ
る。
分な表面硬度を得ることができるので、素材の
隅部がまくれ上がることもなく、作成したちぎ
り絵等を汚れや破れから保護することができ
る。
(ロ) 基板への固定が困難である押し花等の立体物
であつても、下塗り塗料で容易に固定すること
ができる。
であつても、下塗り塗料で容易に固定すること
ができる。
(ハ) 塗料を表面に塗布して保護する方法なので、
ガラスのように割れる危険性はない。
ガラスのように割れる危険性はない。
しかも、塗料を選択することで、表面を光沢
のある塗装膜で被覆することができ、見栄えが
よくなる。
のある塗装膜で被覆することができ、見栄えが
よくなる。
従つて、表面保護が完了したちぎり絵等は、
壁に掛けて鑑賞するだけではなく、コースター
やタイル等として使用することも可能であり、
商品価値が著しく向上する。
壁に掛けて鑑賞するだけではなく、コースター
やタイル等として使用することも可能であり、
商品価値が著しく向上する。
(ニ) 塗料に電子線硬化型樹脂や紫外線硬化型樹脂
等を使用した場合には、短時間で塗料を乾燥さ
せることができる。
等を使用した場合には、短時間で塗料を乾燥さ
せることができる。
従つて、ちぎり絵等を大量に作成できるよう
になり、商業的に利用することが可能になつ
た。
になり、商業的に利用することが可能になつ
た。
第1図:本発明の一実施例の説明図。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 和紙の小片等を絵画素材として利用し、 この素材を基板上に載せ、 この素材を載せた基板の表面に、 透明で接着力が大きく乾燥収縮の小さい下塗り
塗料を塗布して素材を固定し、 その上面に重ねて透明の上塗り塗料を塗布する
ことを特徴とする、 ちぎり絵等の表面保護方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20172285A JPS6262800A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | ちぎり絵等の表面保護方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP20172285A JPS6262800A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | ちぎり絵等の表面保護方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6262800A JPS6262800A (ja) | 1987-03-19 |
JPH032080B2 true JPH032080B2 (ja) | 1991-01-14 |
Family
ID=16445845
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP20172285A Granted JPS6262800A (ja) | 1985-09-13 | 1985-09-13 | ちぎり絵等の表面保護方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6262800A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6290300A (ja) * | 1985-10-16 | 1987-04-24 | 大木 昌彦 | 書画等の薄片状繊維質被装材の表面加工方法 |
JPS62151327A (ja) * | 1985-12-25 | 1987-07-06 | Takehiko Oki | 装飾板の製造方法 |
JPH04115700U (ja) * | 1991-03-28 | 1992-10-14 | 株式会社谷口松雄堂 | 透過式デイスプレパネル |
-
1985
- 1985-09-13 JP JP20172285A patent/JPS6262800A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6262800A (ja) | 1987-03-19 |
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