JPS62151327A - 装飾板の製造方法 - Google Patents

装飾板の製造方法

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JPS62151327A
JPS62151327A JP60296300A JP29630085A JPS62151327A JP S62151327 A JPS62151327 A JP S62151327A JP 60296300 A JP60296300 A JP 60296300A JP 29630085 A JP29630085 A JP 29630085A JP S62151327 A JPS62151327 A JP S62151327A
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JP
Japan
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sheet
same
resin layer
decorative
board
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JP60296300A
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Takehiko Oki
武彦 大木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、書画等を耐久性ある装飾板に製造する方法に
関するものである。
従来技術 学校で児童が製作した書画等は記念に保存していても、
余程注意しないと変色したり破れたりするので、廃棄処
分されることが多かった。額に入れて飾ることもできる
が、高価につくだけでなく、額が嵩張り保存し難く、ま
た変色を防止するためにガラスをつけた額では取°り扱
いに注意を要するものとなる。
発明の目的 本発明は、このような書画等を、安定して保存できる装
飾板に形成し、その装飾効果を高めると共に、より取り
扱い易いものとする方法を提供することを目的とする。
発明の構成 本発明の方法は、基板上に装飾性あるシートを接着し、
前記シート上に透明なポリウレタン系樹脂層を介してポ
リエステル系樹脂層を形成することを特徴とするもので
ある。
即ち、本発明の方法は、書画等の装飾性あるシート(以
下、単にシートと述べる)を基板上に貼着し、樹脂膜で
保護してパネル仕上げするものであり、適当な接着剤及
び樹脂層の組み合わせによって、シート上の水彩絵具、
墨、印刷インキなどの滲み出しや変色を防止して、書画
等を精度よく、非常に美しい、安定した装飾板に形成し
うるものである。
本発明において、基材としては合板などの木製の板が主
に使用されるが、金属板、プラスチック板又は石などが
使用されてもよい。
また、基材にシートを接着するための接着剤は特に限ら
れないが、基材として木板を使用し、シートとして書画
、魚拓、又は手形や足形を押した紙(又は布)などを使
用する場合には、酢酸ビニル系及び/又はゼラチン系接
着剤など水性の接着剤を基材にローラ、刷毛などで塗布
した上にシートを載置し、接着するのが好ましい。更に
、基材として金属板、プラスチック板又は石などを使用
する場合、又はシートとして写真など水浸透性の悪いも
のを使用する場合には、シート裏面に溶剤系の合成ゴム
接着剤をスプレー塗布して、基材に接着するのが好まし
い。
なお、シートの接着はいずれも、プレス機を使用して、
圧着するのが好ましく、例えば木質基材への書画などの
接着は約1〜1.5トンの加圧下で実施されるのがよい
次に、シート上へのポリウレタン系樹脂層及びポリエス
テル系樹脂層の適用は、このようにして基材に接着した
シートに直接なされてもよいが、書画など吸湿性あるシ
ートを使用する場合には、基材に接着した後、シート上
に水性の接着剤をスプレーなどで薄く塗布し、乾燥した
後にポリウレタン系樹脂層を適用するのが好ましい。水
性の接着剤としては、例えば酢酸ビニル系接着剤やゼラ
チン系接着剤などの希薄液が使用される。
上記圧着及び/又は接着剤塗布によって、装飾シート上
の書画等は滲み出しや変色することなく、作成時の品位
を保って安定して基材と一体化される。
ポリウレタン系樹脂層に使用される樹脂は透明なフィル
ム形成能あるものであればよく、特に限定されないが、
一般に2液性のポリウレタンを噴霧塗布するのが好まし
い。この層は表面仕上げ剤となる次層の接着性を高める
下塗層として働くものである。
更に、この上に一層以上のポリエステル層が形成される
が、これは表面の化学的及び物理的強度を高めると同時
に平滑性及び光沢など品位を高めるのに役立つ、ポリエ
ステル樹脂は、どのような種類でもよいが、熱硬化型の
樹脂組成物を使用するのが好ましい。
一般にポリエステル樹脂は、刷毛又はローラにて塗布し
、乾燥した後、サンドペーパーで研磨し、再度ポリエス
テル樹脂を塗布しく2itシ)、その上をプラスチック
フィルムやセロファンその他の離型シートで押圧し、熱
を加えて、表面を平滑に仕上げ、離型シートを除去する
のが好ましい。なお、最終仕上げ用のポリエステル樹脂
は無溶媒のものを使用するのが好ましい。
本発明の方法は、書画、写真等をパネルに形成し、壁掛
け、屏風などの装飾品に利用するだけでなく、木板等の
基材表面の一部に所望の書画、写真、印刷物などを適用
し、表面は全体に同一仕上げをして、水性フェルトベン
でメモし、雑巾などでそのメモを消せる、独特の意匠効
果に富んだメモボードに形成することもできる。
更に、本発明の方法は、オルゴールの一部、例えばII
m面などに写真やカードなどを埋め込み一体化して、印
象深い記念品に仕上げることもできる。
実施例 合板に酢酸ビニル系接着11をローラにて全面に塗布し
、子供が画用紙に描いた水彩画をその上に置き、約1ト
ンの圧力をかけて圧着し、更に、この画の表面に水で薄
めた酢酸ビニル系接着剤をスプレー塗布した。乾燥後、
大釜塗料の2液性ポリウレタン(ポリベストシーラー 
22)をスプレー塗布し、乾燥し、更に大釜塗料の刷毛
用ポリエステル樹脂をローラ塗布し、乾燥し、サンドペ
ーパーで研磨後、大釜塗料の合板用ポリエステル樹脂を
流し、その上に枠に張った合成樹脂フィルムを置き、下
のポリエステル樹脂が全体に均一に行きわたるようにロ
ーラにて押圧し、加熱してポリエステル樹脂を硬化後、
上記合成樹脂フィルムを剥がした。
水彩画は、色及び輪郭共に原画通りの状態で、表面から
は画用紙に描いたものとは見えない、非常に美しいパネ
ルに形成された。この製品は、樹脂と完全に一体化され
ているため、長期間放置しても全く変色することなく、
美しく保たれ、また、表面が埃などで汚れても、簡単に
汚れを除去できるものであった。
発明の効果 本発明の方法では、書画等を精度よく、耐久性ある美し
い装飾板として保存でき、種々の記念品に作成できる。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)基板上に装飾性あるシートを接着し、前記シート
    上に透明なポリウレタン系樹脂層を介してポリエステル
    系樹脂層を形成することを特徴とする装飾板の製造方法
    。 (2)上記シートが書画、魚拓、又は手形や足形を押し
    た紙である特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)基板上に前記シートを接着した後、前記シート表
    面に水性の接着剤を薄く塗布し、乾燥後前記ポリウレタ
    ン系樹脂層を形成する特許請求の範囲第2項記載の方法
    。 (4)前記水性の接着剤が酢酸ビニル系及び/又はゼラ
    チン系接着剤である特許請求の範囲第2項記載の方法。 (5)上記ポリウレタン系樹脂層が2液性のポリウレタ
    ンによって形成される特許請求の範囲第1項〜第4項い
    ずれか1項記載の方法。 (6)前記ポリエステル系樹脂層が熱硬化性樹脂組成物
    からなる特許請求の範囲第1項〜第5項いずれか1項記
    載の方法。 (7)上記シートが写真である特許請求の範囲第1項記
    載の方法。 (8)装飾板がパネルに形成される特許請求の範囲第1
    項〜第7項いずれか1項に記載の方法。 (7)装飾板がメモボードである特許請求の範囲第1項
    〜第7項いずれか1項に記載の方法。 (8)装飾板がオルゴールの一部である特許請求の範囲
    第1項〜第7項いずれか1項に記載の方法。
JP60296300A 1985-12-25 1985-12-25 装飾板の製造方法 Granted JPS62151327A (ja)

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JPH0519462B2 JPH0519462B2 (ja) 1993-03-16

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62220644A (ja) * 1986-03-24 1987-09-28 大平 富士男 建造物屋根における雪庇の切断装置
CN104963490A (zh) * 2015-08-05 2015-10-07 姜夏芸 一种音乐式滚筒刷

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6262800A (ja) * 1985-09-13 1987-03-19 大成建設株式会社 ちぎり絵等の表面保護方法

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CN104963490A (zh) * 2015-08-05 2015-10-07 姜夏芸 一种音乐式滚筒刷

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