JPS6030340A - 化粧板の製造法 - Google Patents

化粧板の製造法

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JPS6030340A
JPS6030340A JP13855883A JP13855883A JPS6030340A JP S6030340 A JPS6030340 A JP S6030340A JP 13855883 A JP13855883 A JP 13855883A JP 13855883 A JP13855883 A JP 13855883A JP S6030340 A JPS6030340 A JP S6030340A
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JP
Japan
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coloring
ink
substrate
resin
decorative board
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JP13855883A
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English (en)
Inventor
関 武彦
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は凹凸を有する基板に直接的に化粧を行ない、凹
凸と同様した着色部を設けるのに適した化粧板の製造法
に関する。
(従来技術) 従来、凹凸を有する基板に化粧を施す方法としては種々
の方法がある。
たとえば、このような基板に直接に印刷する方法、塗装
する方法、或いは予め化粧を施した化粧シートを貼りつ
ける方法である。しかし、凹凸を有する面に直接に印刷
するのは通常困難で、特に凹部には有効な印刷がなされ
ないし、塗装のみでは得られるものは単調な外観を有す
るのみであるし、化粧シートの貼りつけも凹凸面に適用
するには困難性がある。
凹凸面の凹凸の高低差が比較的小さく、凸部の頂上部分
の面積が全体の面積中でも大きな割合を占めるときはワ
イピングと呼ばれる手法を用いることがある。ワイピン
グの手法は凹凸面の全面にインキを塗布したのち、或い
はインキを塗布しつつ、スキージ−を用いて凹部にイン
キを詰めこむ一方、平坦部のインキを除去する手法であ
る。しかし、この方法では凹部が比較的大きな割合を占
める場合や、割合は小さくとも凹部の一つ一つが大きか
ったり、深いときには多量のインキを要し、乾燥が困難
になる上、通常、インキは有機質を含んでいるから、基
板の表面の難燃化を図る際には好ましくない。
(発明の目的) 従って、本発明は上記した従来技術の欠点な解消し、凹
凸面の凹部及び凸部に、必要であれば余すところなく化
粧を施し、高度な意匠性を付与し、しかも、製造上や得
られた製品の性能上の欠点の解消された化粧板の製造法
を提供することにある。
(発明の構成) 本発明の化粧板の製造法は、凹凸を有する基板の凹凸面
に、まず凸部のみに第1の着色を施し、次いで着色され
た凸部を含む凹凸面全面に第一の着色を施し、しかる後
、凸部に施された第1の着色部上の第一の着色部のみを
除去することを特徴とするものである。
第1図〜第グ図は本発明の化粧板の製造法の一例を示す
図である。まず基板/の凸部コに第1の着色3を施す。
第2図に示すように凸部の側面も含めて着色を施しても
よいが凸部の頂部のみに行なってもよい。着色3を設け
るには例えばインキの付いたロールを凸部コに触れるよ
うにしてころがせばよい。この他、オフセットグラビア
印刷やオフセット印刷、或いはシルクスクリーン印刷な
どによってもこのような着色3を設けることができるし
、転写や箔押しでもよい。第2図に示すように凸部ユに
着色3を施した後、全面に第2の着色グを全面に施して
第3図のような中間体とし、更に、凸部λ上の着色3に
重ねて設けられた第一の着色qを、凸部部上の部分のみ
除去することにより、凸部λ上の着色3を再び露出させ
る。着色3は適宜な塗布方法によればよい。
凸部部上の第一の着色グのみを除去するには(イ)第1
の着色3及び第2の着色グが同じ種類のインキを用いて
形成されていても、第1の着色3と第一の着色層との接
着力は各着色層自体の強度よりも小さいから、パフ研摩
のような比較的ゆるやかな研摩を行なうことによる方法
(ロ)第1の着色3を硬化型のインキを用いて形成して
充分硬化させた後、第一の着色グを施すことにより、各
着色間の接着力を弱めておき、同様にパフ研摩する方法
(ハ)第1の着色自体に剥離性を付与させるか、或いは
第1の着色上に別の層として剥離層を設けておき、同様
にパフ研摩する方法。
に)第7の着色を水性インキで形成し、第2の着色を油
性インキで形成しておき、油性インキを溶解する溶剤を
浸み込ませた紙や布で拭く方法。この方法は水性インキ
と油性インキを取り替えて使用し、拭き取りの際に溶剤
に替えて水を用いても同様に行なえる。
上記の方法により、予め凸部に施しである第1の着色を
露出させ、凸部以外の第一の着色をそのまま残した化粧
板が得られる。
本発明において用いる基板lとしては、薄葉紙、晒クラ
フト紙、チタン紙、リンター紙、板紙、石こうボード紙
等の紙、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィル
ム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィ
ルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリエチレンテ
レフタレートフィルム、ポリカーボネートフィルム、ナ
イロンフィルム、ポリスチレンフィルム、エチレン酢酸
ヒニル共重合体フィルム、エチレンビニルアルコール共
重合体フィルム、アイオノマー等のプラスチックのフィ
ルム若しくはシート又は板、木、合板、パーチクルボー
ド等の木質基板、石こうボード、石こうスラグボード等
の石こう系基板、パルプセメント板、石綿セメント板、
木片セメント板等の繊維セメント板、GRC及びコンク
リート、鉄、アルミニウム、銅等の金属箔若しくはシー
ト、並びに以上の各基板の複合体等が使用できる。又、
複合体とする前に第1の基板を用いて化粧材を一旦製造
し、更に第2の基板に貼着する等してもよい。
しかしながら、本発明の方法は比較的高低差の大きい凹
凸に適すること、及び、紙やプラスチックフィルムには
他の手法を用いても同様な効果を付与し得ることから、
本発明の方法は、厚みのある板状の、しかも、そのうち
でも表面が粗い無機質ボードを対象するのが最も効果的
であり、上記のうちの石こう系基板、繊維セメント板、
GRC,コンクリートや、これらに更に添加物を加えて
強化、改善したものはいずれも使用可能である。
上記基板の凹凸としては、木目模様の導管溝を凹状に形
成したもの、うづくり調の木板の表面を模したもの等、
木目を模したものが適しているが、この他、ピーリング
合板のピーリング溝、トラパーチンなどの石の表面の凹
部、タイルの目地、織物や網代などの表面の凹凸があり
、これらは、基板を一旦製造した後、あるいは、基板の
製造時に適宜な手法により賦型することにより形成する
ことができる。
上記した基板l七に設ける着色3及び着色グを構成する
のに使用する組成物としては公知のインキ組成物若しく
は塗料組成物を使用することができる。
凸部λ上の第2の着色ダのみを除去する方法中 として(イ)〜惨)の方法を採用するときは着色3及び
グを構成するのに用いる組成物としては次のようなもの
を選択するのがよい。
(イ)の方法においては着色3及び弘の密着力を低下さ
せるため、着色ダ用の組成物中の溶剤を乾燥の速いもの
としておき、着色グ形成時の着色3の溶解・膨潤を抑制
する。着色3を樹脂分が顔料分よりも多い組成物を用い
て形成し、着色qを顔料分が樹脂分よりも多い組成物を
用いて形成することも除去の点で有利である。
(ロ)の方法においては組成物の樹脂バインダーとして
ポリウレタン、エポキシ等の硬化型の樹脂(硬化剤を含
む)を使用するとよい。
(/9の方法においては第1の着色形成用の組成物中に
シリコーンオイル、シリコーン樹脂、若しくはワックス
を添加したものを使用すると第1の着色の表面を剥離性
とすることができる。
或いはこのような剥離性を付与した組成物を第1の着色
と第2の着色との中間に用いると、基板との密着を考慮
しなくてよいので剥離性を向上させることもできる。
に)の方法においては例えば着色3を塩化ビニルルアク
リル共重合体樹脂やアクリル系樹脂のような油性バイン
ダーを含む組成物で形成し、着色qをポリ酢酸ビニル樹
脂、ポリビニルアルコール樹脂、ポリビニルブチラール
樹脂、或いはビニルウレタン樹脂等の水性バインダーを
含む組成物を用いて形成するとよい。
なお、基板に着色3を形成するに先立ち、予め基板に目
止め剤を塗布したり、基板の色を隠ぺいする意味でペー
ス着色を施すこともよく、に)の方法においてペース着
色するときは上記の水性バインダーを含む組成物の他に
、アクリル樹脂やEVAの水性タイプの組成物も利用で
きる。
本発明の基本的な構成は以上であるが、更に得られる化
粧板の性状や外観を一層向上させるために次の■〜■の
ような改変を行なうのがよい。
■上記の方法で化粧板を得た後、更に化粧面の全面に透
明な合成樹脂保護層を設けること。
このように透明な合成樹脂保護層を設けることにより化
粧面の着色の摩耗や溶剤との接触によるにじみや流れが
防止でき、かつ、汚れにくくなる。合成樹脂保護層を硬
化型の樹脂で構成すると、上記の保護層の効果はより一
層確実になる。合成樹脂保護層を形成するための組成物
のバインダーとしてはアクリル樹脂、塩化ビニルルアク
リル共重体樹脂、ポリエステル系樹脂、エポキシ系樹脂
、アミノアルキッド系樹脂等が使用できる。或いは各種
のアクリレート等を用いた紫外線硬化型や電子線硬化型
の化合物を用いてもよい。
■凸部への第1の着色はその一部若しくシ1全部が印刷
模様によって構成されていてもよい。
例えは第1の着色に重ねて印刷模様を設けても、第7の
着色の際に余白を設けておき、その余白に印刷模様を設
けても、或いは第1の着色のすべてを印刷模様としても
よい。このように印刷模様を施すことにより、より一層
の意匠観の付与が可能になる。ここで印刷模様を設ける
には前記した印刷方法や、転写シートを用いる転写印刷
法によればよい。
■基板のインキ浸透性が高いときは着色に先立って適宜
なシーラー処理を施しておくとよい。
シーラー処理を行なうと着色が容易になる上、基板の平
滑性が確保されるので着色や印刷の抜けが少なくなる。
又、アルカリ性の基板を使用する際にアルカリ成分のに
じみ出るのを防止できる。
(発明の効果) 本発明によれば、従来のワイピングにおけるように凹部
に多量のインキを充填しなくても良いから、ワイピング
における欠点が解消される。
又、各工程自体は既存の設備を利用して行なうことが容
易である。しかも本発明の手法はワイピングにおけるよ
うに平坦部が広(、平坦部の中に凹部が設けられている
ようなものに適用が限定されず、あらゆる凹凸に向くも
のである。
実施例1 ケイ酸カルシウム板(小野田セメント■製、ウツディ−
1厚み/、2m、)の表面に板目の木目形状を(エンボ
ス深さo、 s g )をエンボスにより形成した。
次にビニルウレタン系水性着色塗料(東洋インキ製、ビ
ニフェース)を塗布時の塗布量が50 f/yl”にな
るように全面塗布した。
その後、グラビアオフセット印刷法にてアクリル樹脂系
インキ(犬日本インキ化学工業製、X533Aタイプ)
を用いて木目柄を印刷した。
更に全面に木目導管色に調整したビニルウレタン糸ワイ
ピングインキ(昭和インク製、WPインキ)を用い、ナ
イフコート法にて塗布量が30商2になるよう塗布し、
パフ研摩装置によりワイピングインキを拭き取った。
拭き収り後、アクリル樹脂系コート剤(犬日本インキ化
学工業、リューラック塗料)を用いリバースコート法に
て塗装を行ない化粧板を得た。
実施例ユ 基板としては表面が平らで、かつ、タイルの目地状の凹
部を形成した溝付き石こうスラグボード(旭ガラス製、
「ハンバン」、厚み5闘)を使用し、予め全面にポリウ
レタン樹脂系のシーラーを用いてシーラー処理を施した
一方、上質紙(両隅国策パルプ、坪量SOVm” )に
ポリプロピレン樹脂をエクストルージョンコートして樹
脂層の厚みが、20μmになるように作製した剥離紙に
、アクリル樹脂系インキ(昭和インク製、ACL)を用
いて大理石柄を印刷して転写紙を作製した。
得られた転写紙を用い、基板の表面に熱転写を行なった
。このとき加熱温度は/gO″C1加圧圧力はs Ky
cI/l、加熱・加圧の時間は30秒とした。熱転写後
、ポリビニルブチラール樹脂をベヒクルとする水〜アル
コール系のタイル目地色塗料を全面に塗布し、乾燥後、
目地の部分以外の平面上の目地色塗料を除去した。
更に全面に紫外線硬化性塗料(犬日精化製)をカーテン
フローコーターを用いて塗布量が5Ok−になるよう塗
布し、紫外線を照射して硬化させた。
得られた化粧板は艶のある、大理石模様の美麗な化粧板
であった。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第ダ図は本発明の各工程を示すための説明図で
ある。 /・・・・・・・・・・・凹凸基板 コ・・・・・・・・・・・凸 部 3・・・・・・・・・・・第lの着色 グ・・・・・・・・・・・第2の着色

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)凹凸を有する基板の凹凸面に、まず凸部のみに第
    1の着色を施し、次いで着色された凸部を含む凹凸面全
    面に第一の着色を施し、しかる後、凸部に施された第1
    の着色部上の第2の着色部のみを除去することを特徴と
    する化粧板の製造法。
JP13855883A 1983-07-28 1983-07-28 化粧板の製造法 Pending JPS6030340A (ja)

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JP13855883A JPS6030340A (ja) 1983-07-28 1983-07-28 化粧板の製造法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020157551A (ja) * 2019-03-26 2020-10-01 大日本印刷株式会社 化粧材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5615353A (en) * 1979-07-18 1981-02-14 Daido Steel Sheet Corp Dressing metallic plate with uneven pattern and its manufacture
JPS5818263A (ja) * 1981-07-28 1983-02-02 凸版印刷株式会社 ワイピング着色化粧材の製造方法

Patent Citations (2)

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