JPS5818263A - ワイピング着色化粧材の製造方法 - Google Patents
ワイピング着色化粧材の製造方法Info
- Publication number
- JPS5818263A JPS5818263A JP11798081A JP11798081A JPS5818263A JP S5818263 A JPS5818263 A JP S5818263A JP 11798081 A JP11798081 A JP 11798081A JP 11798081 A JP11798081 A JP 11798081A JP S5818263 A JPS5818263 A JP S5818263A
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- JP
- Japan
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- colorant
- transparent resin
- decorative material
- decorative
- colored
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- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化粧材の製造方法に関し、詳しくは凹部が強固
に着色されたワイピング着色化粧材の製造方法に関する
ものである。
に着色されたワイピング着色化粧材の製造方法に関する
ものである。
従来、コンポス加工を施した化粧材の凹部（谷部）に着
色を施したワイピング着色化粧材は広く仰られており、
さまざまな素材に対して応用がなされている。素材が塩
化ビニルシートや、塩化ビニル壁装材の様に本来、物性
があまり高度でな（・ものである場合には、着色部分の
物性に対する要求も左程厳しくないが、素材が、メラミ
ン樹脂化粧板、ジアリルフタレート樹脂化粧板等の熱硬
化性樹脂化粧板である場合、着色部分の物性的な要求が
厳しく、満足なものが得られなかった。この理由として
は、着色剤の性質としてワイピング適性と物性とが両立
しにくい性質のものであることが挙げられる。すなわち
、ワイピング適性を向上させるためには樹脂分を減らし
て顔料分や体質顔料分を多くする事が必要であるのに対
し、物性を向上させるためには逆に樹脂分を増す必要が
あるからである。凹部の着色部を保護強化する目的で全
面に透明樹脂をコートする方法も一般的に行われている
が、この方法を、上記の熱硬化性樹脂化粧板に適用する
と、本来優れた性質を持った化粧板の表面が透明樹脂で
覆われるため、結果的に化粧板本来の優れた表面物性が
損われてしまうことになる。
色を施したワイピング着色化粧材は広く仰られており、
さまざまな素材に対して応用がなされている。素材が塩
化ビニルシートや、塩化ビニル壁装材の様に本来、物性
があまり高度でな（・ものである場合には、着色部分の
物性に対する要求も左程厳しくないが、素材が、メラミ
ン樹脂化粧板、ジアリルフタレート樹脂化粧板等の熱硬
化性樹脂化粧板である場合、着色部分の物性的な要求が
厳しく、満足なものが得られなかった。この理由として
は、着色剤の性質としてワイピング適性と物性とが両立
しにくい性質のものであることが挙げられる。すなわち
、ワイピング適性を向上させるためには樹脂分を減らし
て顔料分や体質顔料分を多くする事が必要であるのに対
し、物性を向上させるためには逆に樹脂分を増す必要が
あるからである。凹部の着色部を保護強化する目的で全
面に透明樹脂をコートする方法も一般的に行われている
が、この方法を、上記の熱硬化性樹脂化粧板に適用する
と、本来優れた性質を持った化粧板の表面が透明樹脂で
覆われるため、結果的に化粧板本来の優れた表面物性が
損われてしまうことになる。
本発明は上記の問題点を解決する目的で完成されたもの
であり、凹部が強固に着色されるとともに、凸部は化粧
材本来の優れた性質を一切損うことがないワイピング化
粧材を得る方法に関するものである。
であり、凹部が強固に着色されるとともに、凸部は化粧
材本来の優れた性質を一切損うことがないワイピング化
粧材を得る方法に関するものである。
次に図面に従って本発明の方法について詳細に説明する
。
。
まず第１図に示すように凹部（１）と凸部（２）とを有
する化粧材（３）を用意する。化粧材（３）は印刷絵柄
を有しない単体シートの場合もあるし、印刷絵柄、更に
は表面保護透明層を有する場合もある。次に凹部（１１
に着色を施す方法としては゛、第２図のごとく全面に塗
布された着色剤（４）をドクターブレード（５）でかき
取って、凹部に着色剤を残留せ毛める。
する化粧材（３）を用意する。化粧材（３）は印刷絵柄
を有しない単体シートの場合もあるし、印刷絵柄、更に
は表面保護透明層を有する場合もある。次に凹部（１１
に着色を施す方法としては゛、第２図のごとく全面に塗
布された着色剤（４）をドクターブレード（５）でかき
取って、凹部に着色剤を残留せ毛める。
ドクターブレードのかわりに第３図の様なかき取りロー
ル（６）を用いてもよい。いずれの場合でも、用いる着
色剤は、かき取り適性を主眼に置いて設計されたもので
ある事が必要である。着色剤は、樹脂分を少なく、顔料
分及び体質顔料分を多くする事により、かき取り適性が
向上する事が一般に知られている。また着色剤を全面に
塗布する方法は任意であり、化粧材がウェブ状のもので
ある場合には、グラビアコート、ロールコート、ナイフ
コート等が用いられ、化粧材が板−状のものである場合
には、ロールコート、フローコ、−１，グラビアオフセ
ットコート等が用いられる。以上のようにして凹部に残
された着色剤を乾燥させると、浴剤が揮発した分だけそ
の体積が小さくなり、第４図に示すように凹部の着色剤
の上部に空間ができる。
ル（６）を用いてもよい。いずれの場合でも、用いる着
色剤は、かき取り適性を主眼に置いて設計されたもので
ある事が必要である。着色剤は、樹脂分を少なく、顔料
分及び体質顔料分を多くする事により、かき取り適性が
向上する事が一般に知られている。また着色剤を全面に
塗布する方法は任意であり、化粧材がウェブ状のもので
ある場合には、グラビアコート、ロールコート、ナイフ
コート等が用いられ、化粧材が板−状のものである場合
には、ロールコート、フローコ、−１，グラビアオフセ
ットコート等が用いられる。以上のようにして凹部に残
された着色剤を乾燥させると、浴剤が揮発した分だけそ
の体積が小さくなり、第４図に示すように凹部の着色剤
の上部に空間ができる。
次ｄ、以上のようにして凹部の着色が完了した化粧材の
表面全面に透明樹脂（力を塗布し１着色剤の場合と同様
にして凸部上の透明樹脂を除去して、第５図に示すよう
に凹部のみに透明樹脂を残留させる。次いで加熱等によ
って該透明樹脂と前出の着色剤とを一体的に硬化させて
、第６図に示すようなワイピング着色化粧材（８）を得
る。
表面全面に透明樹脂（力を塗布し１着色剤の場合と同様
にして凸部上の透明樹脂を除去して、第５図に示すよう
に凹部のみに透明樹脂を残留させる。次いで加熱等によ
って該透明樹脂と前出の着色剤とを一体的に硬化させて
、第６図に示すようなワイピング着色化粧材（８）を得
る。
透明樹脂は任意のものが使用できるが１着色剤（４）と
親和性があり、これと一体的に硬化して十分な物性を発
揮するものが望ましい。具体的には化粧材がメラミン化
粧板である場合には、ウレタン。
親和性があり、これと一体的に硬化して十分な物性を発
揮するものが望ましい。具体的には化粧材がメラミン化
粧板である場合には、ウレタン。
樹脂、アクリル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂
等の熱硬化性樹脂が用いられる。これらの透明樹脂は本
来かき取り適性は良くな（、実際には化粧材の凹部ばか
りでなく凸部にも少量残留するが、透明である事と、量
がごくわずかであるために、意匠的にも、物性的にも全
く問題とならないのである。
等の熱硬化性樹脂が用いられる。これらの透明樹脂は本
来かき取り適性は良くな（、実際には化粧材の凹部ばか
りでなく凸部にも少量残留するが、透明である事と、量
がごくわずかであるために、意匠的にも、物性的にも全
く問題とならないのである。
透明樹脂と着色剤とを一体的に硬化させる点については
、この両者は互いに親和性を有するものの組み合わせで
あるから、透明樹脂は着色剤層にも浸透しており、従っ
て透明樹脂が硬化すれば着色剤部分も自動的に強固に硬
化される。硬化方法としては、透明樹脂の硬化方式に応
じて加熱硬化。
、この両者は互いに親和性を有するものの組み合わせで
あるから、透明樹脂は着色剤層にも浸透しており、従っ
て透明樹脂が硬化すれば着色剤部分も自動的に強固に硬
化される。硬化方法としては、透明樹脂の硬化方式に応
じて加熱硬化。
紫外線硬化、電子線硬化、常温硬化等の任意の硬化方法
が用いられる。
が用いられる。
この様にして得られた化粧材は凹部が着色されて凹凸と
色調が完全に同調するとともに、凹部の着色部分が基材
に対して強固に付着しており、物性的にもすぐれたもの
である。
色調が完全に同調するとともに、凹部の着色部分が基材
に対して強固に付着しており、物性的にもすぐれたもの
である。
次に本発明の実施例につ（・て述べる。
導管エンボス版を当て板として木目模様のメラミン樹脂
化粧板を成型した。次℃・でその表面にロールコータ−
により、化粧板の表面全面に着色斉１を塗布し、直ちに
ワイピングロールにより力・き取って木目導管孔に相当
する凹部のみに着色Ｗｊを残留せしめた。着色剤の組成
は次の通りであった。
化粧板を成型した。次℃・でその表面にロールコータ−
により、化粧板の表面全面に着色斉１を塗布し、直ちに
ワイピングロールにより力・き取って木目導管孔に相当
する凹部のみに着色Ｗｊを残留せしめた。着色剤の組成
は次の通りであった。
ピングロールによりかき取って導管子しの凹部のみに透
明樹脂を残留せしめた。透明樹脂の組成りｓ次の通りで
あった。
明樹脂を残留せしめた。透明樹脂の組成りｓ次の通りで
あった。
次に該化粧板を８０℃で２０分間加熱して着色剤と透明
樹脂とを硬化せしめたところ、木目の導管部分が着色さ
れた意匠性の高いメラミン化粧板が得られた。この化粧
板の表面物性は着色を施してない元の化粧板と比較して
実用上、何ら差支えないものであった。
樹脂とを硬化せしめたところ、木目の導管部分が着色さ
れた意匠性の高いメラミン化粧板が得られた。この化粧
板の表面物性は着色を施してない元の化粧板と比較して
実用上、何ら差支えないものであった。
図面は本発明方法の実施例を示すものであって第１図は
表面に凹凸を有する化粧材、第２図はドクターブレード
を用いて着色剤をワイピングしている状態、第３図はか
き取りロールを用いた場合、第４図は凹部に残留した着
色剤を乾燥させた状態、第５図はその上に透明樹脂をワ
イピングした状態、第６図は着色剤と透明樹脂とを一体
的に硬化させて得られたワイピング着色化粧材の各々断
面図を示す。 （１）・・・凹部 （２）・・・凸部 （３）・・・化
粧材 （４）・・・着色剤（５）・・・ドクターブレー
ド （６）・・・かき取りロール （７）材
表面に凹凸を有する化粧材、第２図はドクターブレード
を用いて着色剤をワイピングしている状態、第３図はか
き取りロールを用いた場合、第４図は凹部に残留した着
色剤を乾燥させた状態、第５図はその上に透明樹脂をワ
イピングした状態、第６図は着色剤と透明樹脂とを一体
的に硬化させて得られたワイピング着色化粧材の各々断
面図を示す。 （１）・・・凹部 （２）・・・凸部 （３）・・・化
粧材 （４）・・・着色剤（５）・・・ドクターブレー
ド （６）・・・かき取りロール （７）材
Claims (1)
- 表面に凹凸を有する化粧材の表面全面に着色剤を塗布し
た後、凸部に付着した未乾燥の着色剤を物理的に除去し
て凹部のみに着色剤を残留させ、該着色剤を乾燥させた
後に化粧材の表面全面に透明樹脂を塗布し、凸部に付着
した未乾燥の透明樹脂を物理的に除去して凹部のみに透
明樹脂を残留させ、次いで着色剤と透明樹脂とを硬化一
体化せしめることを特徴とするワイピング着色化粧材の
製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11798081A JPS5818263A (ja) | 1981-07-28 | 1981-07-28 | ワイピング着色化粧材の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11798081A JPS5818263A (ja) | 1981-07-28 | 1981-07-28 | ワイピング着色化粧材の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5818263A true JPS5818263A (ja) | 1983-02-02 |
| JPS646026B2 JPS646026B2 (ja) | 1989-02-01 |
Family
ID=14725029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11798081A Granted JPS5818263A (ja) | 1981-07-28 | 1981-07-28 | ワイピング着色化粧材の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5818263A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6030340A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-15 | 大日本印刷株式会社 | 化粧板の製造法 |
| JP2007276345A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Dainippon Printing Co Ltd | エンボス化粧板及びその製造方法 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0639984A (ja) * | 1992-05-14 | 1994-02-15 | Bando Chem Ind Ltd | 立体感を有する積層シート |
| KR20110074390A (ko) * | 2009-12-24 | 2011-06-30 | 엘지이노텍 주식회사 | 입체감 형성 외장재 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS481531U (ja) * | 1971-05-28 | 1973-01-10 |
-
1981
- 1981-07-28 JP JP11798081A patent/JPS5818263A/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS481531U (ja) * | 1971-05-28 | 1973-01-10 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6030340A (ja) * | 1983-07-28 | 1985-02-15 | 大日本印刷株式会社 | 化粧板の製造法 |
| JP2007276345A (ja) * | 2006-04-10 | 2007-10-25 | Dainippon Printing Co Ltd | エンボス化粧板及びその製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS646026B2 (ja) | 1989-02-01 |
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