JPS6238279A - 輸送機械の二層式塗装方法 - Google Patents

輸送機械の二層式塗装方法

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JPS6238279A
JPS6238279A JP17438485A JP17438485A JPS6238279A JP S6238279 A JPS6238279 A JP S6238279A JP 17438485 A JP17438485 A JP 17438485A JP 17438485 A JP17438485 A JP 17438485A JP S6238279 A JPS6238279 A JP S6238279A
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JP
Japan
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paint
layer paint
painting
layer
coating method
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JP17438485A
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English (en)
Inventor
Koki Isaka
井坂 弘毅
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MAAKETEINGU KK
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MAAKETEINGU KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この発明は、車輌・航空機・船舶等の輸送用機械器具の
塗装方法に関し、特に、塗装の最終段階における塗布方
法が、剥離性のある下層塗料(第一層塗料)を塗布し1
次ぎに剥離性のさらに高い上層塗料(第二層塗料)をそ
の上に塗布する輸送機械の二層式塗装方法に関するもの
である。
〈従来の技術〉 車輌・航空機・船舶等の輸送用機械器具の外装はファ、
ジョン性が高く、外形/型式とともに外装に施される色
彩/模様も年々1個性化し多様化している。また、輸送
用機械の外装に防水等の特殊な機能・効果を持たせるこ
とも考えらでいる。
しかしながら、大量生産された輸送用機械の外装を変更
しようとすると焼付塗装等の特殊塗装である為、その経
費は高く付き、焼付、板金塗装等々の手間がかかってい
た。
一方、塗装材料の技術的進歩は顕著であり、現在では、
一度塗った塗装または模様が適宜に剥離できる性質の塗
料が開発されている。剥離性のある塗料としては、既に
複数のメーカーから市販されている。また、自動車の車
体を個人で自由に塗装し直す為の各種スプレ一式ベイン
”トも存在する。
しかしながら、既存のスプレ一式ペイントの場合。
容易に剥離せず、また、剥離しようとしても下地の塗装
(既存の基礎塗装)を損傷する可能性が高い。
輸送用機械等の塗装としては剥離性のある塗料を利用し
たものは無い。却って1通常は、施された塗装が焼付塗
装等により剥がれることのないように配慮されている。
また1色を変更する際は。
簡便に既存の塗装の上に更に上塗りするか、若しくは、
外装(基礎)塗料を丁寧に削り取り、別色の塗料を塗っ
ている。
簡便に上塗り塗装を施しても、その上塗りを剥がす場合
は下地の塗装(基礎塗装)まで剥げてしまうことが多い
。また、化粧合板の上に塗装を施した場合は、その塗料
を剥がすと合板に貼着されている化粧薄板まで剥がれて
しまうことが多かった。従って、今までは1一旦塗った
塗料を全体的に剥がして他の色を塗装することは多大な
出費を前提としなければ考えられなかったのが実情であ
る。すなわち、上塗りした塗装を容易に剥離して別色を
塗布するという思想はなく、また、剥離性のある塗料が
容易に剥離できるような基礎塗料を予め塗布するという
概念も存在していなかった。
従って、複数回塗装を繰り返していても、剥離防止、防
錆効果や、塗料の色彩の明度・彩度を追及する目的であ
ることが殆どであった。
また、従来の剥離性ある塗料は塗布面積の狭い特殊な用
途に使用されていたに過ぎず1剥離出来る一方、粘着性
に問題があるので剥がれ易い為に剥がれ落ちて不測の問
題が生ずることもあった。
また、剥離性のある塗料は、車体の胴側面の宣伝の文字
や社名の表示用として従来から存在してはいるが、使用
方法はあくまでも宣伝広告用の表示を車体に書く為のペ
イントに過ぎなかった。
従来は、塗料の性質にも問題があったが、車輌・航空機
・船舶等の輸送用機械の外装の一部または全部を被覆し
て保護するという思想そのものがなかった。
〈発明が解決しようとする問題点〉 この発明は、輸送用機械の外装等を塗装するための新規
な塗装方法であり、最終段階の塗装方法が、剥離性のあ
る下層塗料を塗布し、さらにその上により剥離性の高い
上層塗料を塗布する新規な輸送機械の二層式塗装方法を
提供することをその目的としている。この発明に係る輸
送機械の二層式塗装方法では、剥離性のある下層塗料の
上に。
さらに剥離性の高い上層塗料を塗布しているので上層塗
料が全体的に剥離し易い構成であるので。
広範囲に機械全体を被覆し1機械を保護する被膜を塗布
・装着することや、特殊な化学剤を混合した塗料を塗布
することにより、遮音、防湿、!!熱。
反射性、夜光性のを兼備したディスポーザブルな輸送機
械用被膜を塗装被覆する二層式塗装方法を提供すること
を目的とする。
〈問題点を解決すための手段〉 この発明に係る輸送機械の二層式塗装方法は。
車輌・航空機・船舶等の輸送機械の外装に剥離性のある
下層塗料を塗布し、その上に下層塗料よりさらに剥離性
の高い上層塗料を塗布する輸送機械の二層式塗装方法で
ある。下層塗料としては、粘着性の強い剥離性のある塗
料であればよく、既存の剥離性の塗料であれば足りる。
但し、好ましくは、透明であって、かつ、金属・合板等
々の表面に密接に粘着し1通常の状態では容易に剥離し
ない粘着性の高い塗料であることが望ましい。また。
上層塗料は下層塗料より更に剥離性の高い塗料であり、
輸送機械の外装に保護膜を形成する目的から、ある程度
の厚さが形成できる塗料であることが望ましい。上層塗
料は下層塗料の上に塗られるものであり、下層塗料の表
面に密接に接合するものである。下層塗料の表面は、金
属や木材の合板の表面と異なり、小さな凸凹が殆ど無い
ので、塗料と塗料の粘着接合面積は大きく、容易には剥
離しない。
〈実施例〉 以下、この発明に係る輸送機械の塗装方法の実施例を図
面に基づいて詳細に説明する。この発明に係る輸送機械
の二層式塗装方法により2表面に塗装された輸送機械用
被成10は、下層塗料12と上層塗料14とから成る。
まず、剥離性のある下層塗料を輸送機械の金属表面に直
接塗布する。金属表面が既に塗装22されていることも
考えられる。下層塗料を輸送機械等の全面に塗布した上
に、下層塗料より更に比較的剥離性の高い上層塗料を上
塗り塗布する。下層塗料は既存の塗装の色彩を配慮して
透明であることが望ましいが、透明に限定されるとこは
ない。また、下層塗料を塗布する際にスプレ一式の塗料
器具を使用すれば、金属表面の微少の凹凸を平坦に埋め
ながら拡散塗布することが出来る。
下層塗料12は、薄膜でその機能を果たすので。
塗布された塗料の量が多くならないようにかつ全面にむ
らなく塗布されるよに配慮される。この考案に係る下層
塗料12は、薄膜を形成する剥離性のある塗料であるこ
とが望ましい。
上層塗t1414は、輸送機械へ飛来するであろう小石
等の小物体から機体外装を保護することを目的としてい
るので、厚さ0.5N〜Q、3ml程度の層が形成でき
る塗料であることが望ましい。
前述の構成とは逆に、下層塗料を厚くシ、上層塗料を薄
くする構成も可能である。但し、この発明に係る輸送機
械の塗装方法に使用する塗料は。
その色彩の有無、塗布形成される膜の厚さには限定され
ない。
この発明にかかる輸送機械の塗装方法で使用される塗料
は塗布されて乾燥した後は剥離可能である。下層塗料も
上層塗料も、共に必要に応じて車輌・航空機等々の輸送
機械の外装から剥離することができる。但し1通常の使
用に当っては、下層塗料は比較的剥離し難いので、その
ままに状態に維持し、むしろ、上層塗料を自由に剥離す
ることになる。上層塗料は剥離性の高い性質の塗料から
成るので、誰にでも比較的簡単に剥がすことが可能であ
る。従って、必要に応じて上層塗料を塗布し、使用後は
、!宜、必要や好みや場所の条件に合わせて剥離除去す
る。すなわち、使用後には下層塗料だけを残して、上層
塗料の全体を剥がして処理することが出来る。ディスポ
ーザブルカバーとして利用出来る。これにより輸送機械
等の下回りの”泥よけ”、全体の”雨カバー”、皮製外
装部分の保護カバーとしても利用できる他、”放射能の
汚染物質カバー”としても利用できる。また。
紙またはリード線の様な薄手軽量のものを塗り込んで張
り付けておく効果もある。また、ガラスに塗布すること
により、ガラスが破損した場合に四散することを防止す
ることも可能である。
塗料に色相がある場合は、流行または好みによって輸送
機械等の色を自由に変化させたり、不要になった場合に
は剥ぎ取って、別の色彩にしたり。
また模様を付けたりすることも出来る。自動車の場合に
は、運転免許の初心者マークをこの方法で塗装してその
形状と色彩に塗り分けることも可能であり、不要になっ
たら容易に剥がすこともできる。
塗料の中に帯電防止剤を混合する事により、輸送機械全
体を磁界の影響から隔絶・絶縁することができる。これ
により、特に、磁気テープや磁気カードをはじめ磁気材
料の宇宙空間での不慮の事故を未然に防止することが可
能になる。
また、塗料が2反射性塗料や螢光塗料等(既存の反射剤
や螢光剤を混入する)から成る場合には。
対向車輌の前哨燈の光を受けることにより、輸送機械の
存在および現在位置を明確に知らせることが可能となる
。また、初心者マークの色彩を反射可能にしたり、その
外枠だけを反射可能に構成することも可能である。
また、塗料に微弱電流を通電することにより。
発光する性質の発光剤を混合すれば、黄昏時に光を発す
ることにより、事故の発生を未然に防止することが可能
となる。また、薄暮時の車輌の事故率は車体の色と関連
することが明らかにされているので、状況に応じて事故
率の低い膨張色または発光性の塗料を塗布することが考
えられる。
更に、塗料に断熱剤を混合した場合には、車輌・航空機
等が太陽熱で加熱されることが防げるので。
内部に設置された器材の保護が図れる。特に宇宙空間で
は、太陽の直射光から保護できることの効果は大きい。
次ぎに塗料に防湿剤または防水剤を含有させる事により
、ディスポーザブルな泥よけ、防水カバー、または、下
回りに塗布して雨、塩の害から輸送機械等を守ることが
可能である。
塗料に防錆性剤を混合すれば、船舶(クルーザー、ヨツ
ト等々も含む)の防錆剤となると同時に。
船体に付着するフジッボ・ノリ等々の貝等の付着防止と
、付着物を塗料を剥がして除去する等々の他にも、タン
カー等の外装としても使用できる。
更に、原子力発電所の冷却水の排水口に付着する貝等の
除去にも使用することが可能である。また。
輸送機械等を塩害から守る為に、海岸方面に出掛けるシ
ーズンだけ車体に上層塗料でカバーをして塩の害から輸
送機械等の車体を保護することができ、シーズンオフに
は塗料を剥がして処分してしまうことができる。
〈発明の効果〉 この発明に係る輸送機械の塗装方法は上記詳述したよう
な方法であるので、車輌・航空機・船舶等の輸送用機械
器具に下層塗料を塗布し、その上に上層塗料を上塗りす
ることにより、輸送機械器具を有効に保護する被膜を形
成することができる。
この方法により形成された被膜塗装は剥離性があるので
、何時でも自由に剥がして処分することができる。また
、広範囲に機械全体を被覆し2機械を保護する剥離性の
被膜を塗布・装着することが出来る。また、塗料に特殊
な化学剤を混合することにより、遮音、防湿、遮熱1反
射性、夜光性のあるディスポーザブルな輸送機械用被膜
を塗装することが可能となり、その応用範囲は大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係る輸送機械の塗装方法の実施例
の部分拡大斜視図である。 10:輸送機械用被膜

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)車輌・航空機・船舶等の輸送機械の外壁塗装に剥
    離性のある下層塗料を塗布し、その上に下層塗料よりさ
    らに剥離性の高い上層塗料を塗布することを特徴とする
    輸送機械の二層式塗装方法
  2. (2)前記第1項記載の剥離性のある下層塗料が、透明
    であることを特徴とする輸送機械の二層式塗装方法
  3. (3)前記第1項記載の剥離性の高い上層塗料が、色相
    のある塗料であることを特徴とする輸送機械の二層式塗
    装方法
  4. (4)前記第1項記載の上層塗料が、帯電防止剤を混合
    した塗布材料であることを特徴とする輸送機械の二層式
    塗装方法
  5. (5)前記第1項記載の上層塗料が、反射剤を含有した
    塗料であることを特徴とする輸送機械の二層式塗装方法
  6. (6)前記第1項記載の上層塗料が、発光剤を含有する
    塗料であることを特徴とする輸送機械の二層式塗装方法
  7. (7)前記第1項記載の上層塗料が、断熱剤を含有した
    塗料であることを特徴とする輸送機械の二層式塗装方法
  8. (8)前記第1項記載の上層塗料が、防湿性または防水
    性の塗料から成ることを特徴とする輸送機械の二層式塗
    装方法
  9. (9)前記第1項記載の上層塗料が、防錆剤を含む塗料
    から成ることを特徴とする輸送機械の二層式塗装方法
  10. (10)前記第1項記載の輸送機械の二層式塗装方法で
    あって、下層塗料を厚く塗布し、上層塗料を薄く塗布す
    ることを特徴とする輸送機械の二層式塗装方法
JP17438485A 1985-08-09 1985-08-09 輸送機械の二層式塗装方法 Pending JPS6238279A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01111692U (ja) * 1988-01-23 1989-07-27
US10273128B2 (en) 2014-06-06 2019-04-30 Kito Corporation Rope hoist
JP2022007666A (ja) * 2020-06-26 2022-01-13 株式会社日立製作所 車両
JP2023015058A (ja) * 2020-10-02 2023-01-31 トヨタ自動車株式会社 車両構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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