JPS639328Y2 - - Google Patents

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JPS639328Y2
JPS639328Y2 JP9247682U JP9247682U JPS639328Y2 JP S639328 Y2 JPS639328 Y2 JP S639328Y2 JP 9247682 U JP9247682 U JP 9247682U JP 9247682 U JP9247682 U JP 9247682U JP S639328 Y2 JPS639328 Y2 JP S639328Y2
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JP
Japan
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surfboard
protective film
adhesive layer
aluminum layer
utility
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Expired
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JP9247682U
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JPS59182U (ja
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Publication of JPS59182U publication Critical patent/JPS59182U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は裏面を保護フイルムで覆つたサーフボ
ードに関するものである。
サーフボードは、通常プラスチツク発泡材を成
形加工し、その表面をグラスフアイバ等の強化プ
ラスチツクで覆つて補強したものが一般的であつ
た。ここでプラスチツク類は長時間紫外線に曝さ
れると劣化して脆くなる性質を有するものであ
る。また、サーフボードはその性格上紫外線に曝
されることが多く、特に運搬に際しては、ルーフ
キヤリー等で自動車の屋根に載せるのがほとんど
である。この場合、フインの突出が無く平坦な表
面を下にして載置するのが一般的であるため、そ
の裏面の劣化はより早く進行し、また模様の退色
等も著しいものであつた。
本考案はこの点に着目してなされたもので、サ
ーフボードを構成してプラスチツク材料の紫外線
による劣化、さらには模様の退色などが少なく、
自動車の屋根等に積載し、炎天下を長時間にわた
つて安心して運搬できるサーフボードを提供する
ものであつて、その要旨とするところは、サーフ
ボードの裏面の略全面を、紫外線吸収性を有する
ポリエステルフイルム上にアルミニユーム薄層を
形成し、その上にアルミニユームの酸化を防止す
るための酸化防止被膜を、さらにその上に接着剤
層を積層して成る保護フイルムで被覆したサーフ
ボードに存する。以下図面に示す実施例に基いて
詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図であつ
て、サーフボードの裏面を見たものである。同図
に於て1はサーフボード、2な保護フイルムであ
り、11はサーフボード1の裏面に施された模
様、12はこのサーフボード1の裏面に立設され
たフインである。また、第2図は前述の保護フイ
ルム2の詳細構造を説明するための部分拡大断面
図である。同図に於て、21はこの保護フイルム
2のベース部材となるポリエステルフイルムであ
つて、紫外線の吸収性に優れた非常に強靭な透明
フイルムである。また、22はこのポリエステル
フイルム21の一方の面に真空蒸着等の方法で形
成されたアルミニユーム層であり、23はこのア
ルミニユーム層22の酸化を防止するためにその
表面に積層された酸化防止被膜である。さらに、
24はこの酸化防止被膜23表面上に形成された
接着剤層で、感圧形の接着剤を薄く均一に塗布す
ることによつて積層形成される。この様な構造の
保護フイルム2は全体として約43μm前後の厚さ
に形成される。
この様な構造の保護フイルム2は以下の様にし
てサーフボード1の裏面に貼着される。
先ず、保護フイルム2をサーフボード1の裏面
の形状に合せて裁断する。この場合、これと同時
にフイン12を突出させるための穴25を明けて
おくことはもちろんである。次に、裁断されたそ
の保護フイルム2をサーフボード1の裏面に載置
し、正確に位置合せをする。位置合せの済んだ保
護フイルム2を適当な場所から順次、全面にわた
つて加圧することによつて貼着する。これによつ
てサーフボード1は裏面全体にわたつて保護フイ
ルム2によつて覆われる。この場合、保護フイル
ム2の接着剤層24を感圧形接着剤で形成してい
るため、加圧するまでは貼着されないため、貼着
作業に於ける位置合せが容易となるため、作業が
し易く、仕上がりも美しいものとなる。
この様な本考案のサーフボードによれば、それ
自体が紫外線吸収性に富むポリエステルフイルム
にアルミニユーム蒸着を施した保護フイルムで裏
面全体を覆つているため、このサーフボードを構
成しているプラスチツク材料が紫外線によつて劣
化することを防止でき、また、模様などの退色を
防ぐこともできる。この場合、模様などは、アル
ミニユーム蒸着層を通して見える事になるので、
保護フイルムの色との重なりを考慮した配色にし
ておけば、従来出しにくかつたメタリツク系統の
美しい配色も容易になる。
さらに、本考案のサーフボードによれば、保護
フイルムがアルミニユーム層を有しているため、
紫外線ばかりでなく、熱線も有効に反射するもの
であるため、サーフボードを構成しているプラス
チツク材料の熱による劣化防止も期待できる。ま
た、この保護フイルムのベース部材であるポリエ
ステルフイルムは、機械的に強靭であるため、万
一サーフボードが破損するようなことがあつても
保護フイルムが破れることは少なく、プラスチツ
ク材料の破片が散乱するのを最小限にとどめるこ
とができるため、安全性の面からも有効である。
さらに、この保護フイルムによつてサーフボード
本体に傷がつくのを防止でき、この保護フイルム
は傷がついても貼り換えれば良く、また水洗が可
能で汚れの着きにくいサーフボードを得ることが
できる。
以上実施例に基いて詳細に説明したが、本考案
はこれにのみ限定されるものではなく、例えば、
アルミニユーム層の形成をスパツタリング等の真
空蒸着以外の方法で行つたもの、接着剤層を通常
の貼着剤で形成したもの等種々なバリエーシヨン
を含むものである。ここで、接着剤層に接着剤を
用いた場合には裏紙を設けることによつてサーフ
ボード裏面への貼着作業を容易にすることもでき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図は保護フイルムの詳細構造を示す部分拡大断面
図である。 1……サーフボード、11……模様、12……
フイン、2……保護フイルム、21……ポリエス
テルフイルム、22……アルミニユーム層、23
……酸化防止被膜、24……接着剤層、25……
穴。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 紫外線吸収性を有するポリエステルフイルム
    上にアルミニユーム層を形成し、このアルミニ
    ユーム層の上にその酸化を防止するための酸化
    防止被膜を積層し、さらにその上に接着剤層を
    積層して成る保護フイルムを、前記接着剤層に
    よつて貼着し、サーフボード裏面の略全面を覆
    つたことを特徴とするサーフボード。 (2) アルミニユーム層を真空蒸着によつて形成し
    たことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第
    (1)項記載のサーフボード。 (3) 接着剤層を感圧形の接着剤によつて形成した
    ことを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)
    項あるいは第(2)項記載のサーフボード。
JP9247682U 1982-06-22 1982-06-22 サ−フボ−ド Granted JPS59182U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9247682U JPS59182U (ja) 1982-06-22 1982-06-22 サ−フボ−ド

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9247682U JPS59182U (ja) 1982-06-22 1982-06-22 サ−フボ−ド

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Publication Number Publication Date
JPS59182U JPS59182U (ja) 1984-01-05
JPS639328Y2 true JPS639328Y2 (ja) 1988-03-18

Family

ID=30222715

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JP9247682U Granted JPS59182U (ja) 1982-06-22 1982-06-22 サ−フボ−ド

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20060057913A1 (en) * 2003-02-05 2006-03-16 Yasuo Nakane Surf board and adhesive film for surf board

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Publication number Publication date
JPS59182U (ja) 1984-01-05

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