JPH0320860Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0320860Y2 JPH0320860Y2 JP1981134071U JP13407181U JPH0320860Y2 JP H0320860 Y2 JPH0320860 Y2 JP H0320860Y2 JP 1981134071 U JP1981134071 U JP 1981134071U JP 13407181 U JP13407181 U JP 13407181U JP H0320860 Y2 JPH0320860 Y2 JP H0320860Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- utility pole
- reflective
- pole display
- laminate film
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Landscapes
- Illuminated Signs And Luminous Advertising (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、夜光明色部分と暗色部分が交互に設
けられている電柱表示板用シートの改良に関する
ものである。
けられている電柱表示板用シートの改良に関する
ものである。
従来、明色部分と暗色部分が交互に設けられた
電柱表示板は、電柱、安全地帯或は交通表示用構
造物などの路上の障害物(以下電柱等と記す)の
脚部又は側面部等に巻着或は貼着されており、そ
れによつて、車両の運転者や歩行者等が電柱等を
容易に発見できるように注意を喚起するものであ
る。
電柱表示板は、電柱、安全地帯或は交通表示用構
造物などの路上の障害物(以下電柱等と記す)の
脚部又は側面部等に巻着或は貼着されており、そ
れによつて、車両の運転者や歩行者等が電柱等を
容易に発見できるように注意を喚起するものであ
る。
この様な電柱表示板は、通常、鉄板や合成樹脂
等の基板の表面に、黄色及び黒色で縞模様をシル
クスクリーン印刷や手塗り等で塗装して作られる
が、特に夜間における視覚効果を高めるために、
黄色部分に蛍光剤を塗布したり、反射テープを貼
着している。
等の基板の表面に、黄色及び黒色で縞模様をシル
クスクリーン印刷や手塗り等で塗装して作られる
が、特に夜間における視覚効果を高めるために、
黄色部分に蛍光剤を塗布したり、反射テープを貼
着している。
これらの電柱表示板は、主として屋外の構造物
に取り付けられ、しかも一度取り付けられると、
破損しない限り取り外されることもほとんどない
ので、耐候性や耐久性が要求されるものである。
に取り付けられ、しかも一度取り付けられると、
破損しない限り取り外されることもほとんどない
ので、耐候性や耐久性が要求されるものである。
しかしながら、電柱表示板は、常に直射日光や
風雨に曝され或は排ガス等を浴びるために、その
表面に塗布された塗料の劣化が激しく、塗料がは
げ落ちたり、塗装表面や反射テープ表面にクラツ
クが生じたり、又は一面に粉状粒子が生ずるチヨ
ーキング現象が発生することがあつた。その結
果、電柱表示板は鮮明さを失つて、車両等のライ
トの反射が鈍るなどの問題が生じていた。
風雨に曝され或は排ガス等を浴びるために、その
表面に塗布された塗料の劣化が激しく、塗料がは
げ落ちたり、塗装表面や反射テープ表面にクラツ
クが生じたり、又は一面に粉状粒子が生ずるチヨ
ーキング現象が発生することがあつた。その結
果、電柱表示板は鮮明さを失つて、車両等のライ
トの反射が鈍るなどの問題が生じていた。
また、製作できる電柱表示板の大きさにも一定
の限度があり、更に反射テープ等の貼着等にも手
間を要し、その上、貼着した反射テープが剥がれ
落ち易いという問題もあつた。また電柱等に装着
する前でも、積み重ねて保管する場合や輸送時
に、表面が傷つき易いという欠点があつた。更
に、一旦電柱表示板の表面が、汚れたり傷ついた
り或は表面の塗装が劣化した場合、電柱表示板全
体を新しく取り替えなければならなかつた。
の限度があり、更に反射テープ等の貼着等にも手
間を要し、その上、貼着した反射テープが剥がれ
落ち易いという問題もあつた。また電柱等に装着
する前でも、積み重ねて保管する場合や輸送時
に、表面が傷つき易いという欠点があつた。更
に、一旦電柱表示板の表面が、汚れたり傷ついた
り或は表面の塗装が劣化した場合、電柱表示板全
体を新しく取り替えなければならなかつた。
本考案は、この様な問題点を解消し、耐候性が
ありかつ量産が容易で、更に再生可能な電柱表示
板用シートを提供することを目的とする。
ありかつ量産が容易で、更に再生可能な電柱表示
板用シートを提供することを目的とする。
すなわち、本考案の電柱表示板用シートは、
表層に蛍光塗膜層または反射材層を有する明色
夜光シート表面に、所定間隔ごとに光を遮断する
所定幅の暗色部分が形成された透明合成樹脂製膜
を貼着した電柱表示板用シートであつて、 上記貼着には、夜光シートから透明合成樹脂製
膜を剥す場合に、夜光シート表面を損なうことな
く剥離可能な接着剤を用いたことを要旨とする。
夜光シート表面に、所定間隔ごとに光を遮断する
所定幅の暗色部分が形成された透明合成樹脂製膜
を貼着した電柱表示板用シートであつて、 上記貼着には、夜光シートから透明合成樹脂製
膜を剥す場合に、夜光シート表面を損なうことな
く剥離可能な接着剤を用いたことを要旨とする。
以下に本考案を図面に記載した実施例に基づい
て詳述する。
て詳述する。
第1図は本考案の1実施例を示し、その断面の
構成を第2図に拡大して図示する。
構成を第2図に拡大して図示する。
反射シート1の表面には、車両のライト等を反
射して夜間の視覚効果を高めるために、黄色のガ
ラス、アルミニウム等の微粒子が混入された反射
材層2が形成されている。また、反射材層2の表
面には、反射材層2を損なうことなく剥離可能な
透明な合成樹脂製のラミネートフイルム3が貼着
されている。このラミネートフイルム3には、所
定間隔毎に所定幅の黒色の帯(暗色部分)が印刷
されており、その反射シート1に接する面には接
着剤が塗布されている。そして、反射材層2の黄
色(明色部分)とラミネートフイルム3の暗色部
分とによつて縞模様が形成されている。
射して夜間の視覚効果を高めるために、黄色のガ
ラス、アルミニウム等の微粒子が混入された反射
材層2が形成されている。また、反射材層2の表
面には、反射材層2を損なうことなく剥離可能な
透明な合成樹脂製のラミネートフイルム3が貼着
されている。このラミネートフイルム3には、所
定間隔毎に所定幅の黒色の帯(暗色部分)が印刷
されており、その反射シート1に接する面には接
着剤が塗布されている。そして、反射材層2の黄
色(明色部分)とラミネートフイルム3の暗色部
分とによつて縞模様が形成されている。
また、反射シート1の裏面には接着剤が塗布し
てあり、その接着面4を保護するために保護シー
ル5が貼着されている。
てあり、その接着面4を保護するために保護シー
ル5が貼着されている。
尚、上記反射材層2を損なうことなく剥離可能
なラミネートフイルム3としては、例えば、特公
昭50−33115号公報、実公昭54−19346号公報等に
記載されているような周知のものを適用できる。
また、その貼着に用いる接着剤は反射シート1側
に塗布してもよい。
なラミネートフイルム3としては、例えば、特公
昭50−33115号公報、実公昭54−19346号公報等に
記載されているような周知のものを適用できる。
また、その貼着に用いる接着剤は反射シート1側
に塗布してもよい。
この様に構成された電柱表示板用シートは、使
用時に所望の大きさにカツターやハサミ等で切断
してから、保護シール5を剥して直接に電柱等に
貼着するか、又は鉄板等に貼着して電柱表示板と
して電柱等に装着する。そして表面のラミネート
フイルム3が汚れたり破損した場合には、同フイ
ルム3のみを張り替えて再生する。
用時に所望の大きさにカツターやハサミ等で切断
してから、保護シール5を剥して直接に電柱等に
貼着するか、又は鉄板等に貼着して電柱表示板と
して電柱等に装着する。そして表面のラミネート
フイルム3が汚れたり破損した場合には、同フイ
ルム3のみを張り替えて再生する。
上述した構成によつて、本実施例の電柱表示板
用シートは下記の効果を奏する。
用シートは下記の効果を奏する。
(イ) ラミネートフイルム3に形成された暗色部分
が光を遮断するので、反射シート1の明色部分
と上記暗色部分とのコントラストがはつきりし
て、交通標識としての機能が向上する。
が光を遮断するので、反射シート1の明色部分
と上記暗色部分とのコントラストがはつきりし
て、交通標識としての機能が向上する。
(ロ) 反射シート1とラミネートフイルム3との貼
着には、反射シート1からラミネートフイルム
3を剥す場合に、反射シート1の反射材層2を
損なうことなく剥離可能な接着剤を用いるの
で、ラミネートフイルム3の表面が油や落書き
等によつて汚れたり破損しても、ラミネートフ
イルム3を張り替えることにより、容易に電柱
表示板用シートを再生して使用することができ
る。
着には、反射シート1からラミネートフイルム
3を剥す場合に、反射シート1の反射材層2を
損なうことなく剥離可能な接着剤を用いるの
で、ラミネートフイルム3の表面が油や落書き
等によつて汚れたり破損しても、ラミネートフ
イルム3を張り替えることにより、容易に電柱
表示板用シートを再生して使用することができ
る。
(ハ) 暗色部分は光を遮断するので、強い直射日光
が当たる場所に長期間おいても、暗色部分の裏
側の反射材層2は全く劣化しない。従つて、ラ
ミネートフイルム3を剥してから、暗色部分に
隠されていた部分が現れるように、ラミネート
フイルム3をずらして張り替えると、透明部分
に対応した部分の反射能力が低下したものでも
容易にその能力を回復することができる。
が当たる場所に長期間おいても、暗色部分の裏
側の反射材層2は全く劣化しない。従つて、ラ
ミネートフイルム3を剥してから、暗色部分に
隠されていた部分が現れるように、ラミネート
フイルム3をずらして張り替えると、透明部分
に対応した部分の反射能力が低下したものでも
容易にその能力を回復することができる。
(ニ) 反射シート1の表面が直接外気に曝されるこ
とがないので、反射材層2が保護されて、クラ
ツクやチヨーキング現象が起こりにくく、日光
や風雨に対する耐候性が向上する。
とがないので、反射材層2が保護されて、クラ
ツクやチヨーキング現象が起こりにくく、日光
や風雨に対する耐候性が向上する。
(ホ) 反射シート1に、ラミネートフイルム3を貼
着した構成であるので、所望の寸法に容易に切
断して電柱等に貼着でき、或は鉄板等の板材に
貼着して電柱表示板として用いることができ
る。
着した構成であるので、所望の寸法に容易に切
断して電柱等に貼着でき、或は鉄板等の板材に
貼着して電柱表示板として用いることができ
る。
(ヘ) クレーンや橋桁、電線等の長尺物にも任意の
大きさに切断して巻着あるいは貼着して用いる
ことができる。
大きさに切断して巻着あるいは貼着して用いる
ことができる。
(ト) ラミネートフイルム3には光沢があるので色
に深みができ、夜間の反射光が増大し、また汚
れがつきにくいので表示効果を長く保つことが
できる。
に深みができ、夜間の反射光が増大し、また汚
れがつきにくいので表示効果を長く保つことが
できる。
(チ) 連続してテープ状に製作できるので、量産化
が可能であり、製作コストも低減できる。
が可能であり、製作コストも低減できる。
尚、上記実施例では、反射材を用いた例につい
て説明したが、反射材の代わりに蛍光材を用いて
もよい。
て説明したが、反射材の代わりに蛍光材を用いて
もよい。
次に第3図に基づいて、本考案の他の実施例を
説明する。
説明する。
この電柱表示板用シートの両端部には、バンド
取付穴6が開けられている。そして同取付穴6に
は必要に応じて取付穴6の孔縁を保護するために
保護金具7が嵌着されている。
取付穴6が開けられている。そして同取付穴6に
は必要に応じて取付穴6の孔縁を保護するために
保護金具7が嵌着されている。
この様にバンド取付穴6を設けることにより、
電柱表示板シートをバンド等にて電柱に取り付け
ることもできる。
電柱表示板シートをバンド等にて電柱に取り付け
ることもできる。
上述した様に、本考案の電柱表示板用シート
は、過酷な環境において長期間使用することがで
き、かつその使用時には、交通標識として必要な
常に鮮明な表示機能を保つことができるものであ
り、加えて、その製造や再生利用の点でも各種の
利点を有するものである。
は、過酷な環境において長期間使用することがで
き、かつその使用時には、交通標識として必要な
常に鮮明な表示機能を保つことができるものであ
り、加えて、その製造や再生利用の点でも各種の
利点を有するものである。
第1図は本考案の斜視図、第2図は本考案の拡
大断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す正
面図である。 1……反射シート、2……反射材層、3……ラ
ミネートフイルム、4……接着面、5……保護シ
ール、6……バンド取付穴。
大断面図、第3図は本考案の他の実施例を示す正
面図である。 1……反射シート、2……反射材層、3……ラ
ミネートフイルム、4……接着面、5……保護シ
ール、6……バンド取付穴。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 表層に蛍光塗膜層または反射材層を有する明色
夜光シート表面に、所定間隔ごとに光を遮断する
所定幅の暗色部分が形成された透明合成樹脂製膜
を貼着した電柱表示板用シートであつて、 上記貼着には、夜光シートから透明合成樹脂製
膜を剥す場合に、夜光シート表面を損なうことな
く剥離可能な接着剤を用いたことを特徴とする電
柱表示板用シート。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13407181U JPS5838177U (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 電柱表示板用シ−ト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13407181U JPS5838177U (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 電柱表示板用シ−ト |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5838177U JPS5838177U (ja) | 1983-03-12 |
JPH0320860Y2 true JPH0320860Y2 (ja) | 1991-05-07 |
Family
ID=29927514
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13407181U Granted JPS5838177U (ja) | 1981-09-09 | 1981-09-09 | 電柱表示板用シ−ト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5838177U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823532U (ja) * | 1971-07-29 | 1973-03-17 |
-
1981
- 1981-09-09 JP JP13407181U patent/JPS5838177U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4823532U (ja) * | 1971-07-29 | 1973-03-17 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5838177U (ja) | 1983-03-12 |
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