JPH0320784Y2 - - Google Patents

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JPH0320784Y2
JPH0320784Y2 JP6405283U JP6405283U JPH0320784Y2 JP H0320784 Y2 JPH0320784 Y2 JP H0320784Y2 JP 6405283 U JP6405283 U JP 6405283U JP 6405283 U JP6405283 U JP 6405283U JP H0320784 Y2 JPH0320784 Y2 JP H0320784Y2
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JP
Japan
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bushing
opening
terminal
cable
case
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JP6405283U
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JPS59170278U (ja
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  • Testing Relating To Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] 本考案は、高電圧ケーブルの実負荷試験等を行
なう場合に有用なケーブル試験用端末に関する。
[考案の技術的背景とその問題点] 一般に、電力ケーブルの高電圧破壊試験を行な
う場合には、いわゆるL型端末とI型端末とが使
用される。
L型端末は、第1図に示すように、L字状ケー
ス1と、このケースの水平開口に気密に設置され
たブツシング2と、上方開口に気密に設置された
課電用ブツシング3と、ブツシング先端から延出
し、前記課電用ブツシング3の下端電極部4に電
気的に接続される導体引出棒5と、前記L字状ケ
ース内に充填された絶縁媒体6とで構成されてい
る。
また、I型端末は、同図の左に示すように、一
端閉鎖の筒状ケース7の開口にブツシング2′を
気密に設置し、前記筒状ケース内に絶縁媒体6を
充填してなるもので構成されている。
しかして、電力ケーブルの高電圧破壊試験は、
L型端末8およびI型端末9のそれぞれのブツシ
ング2,2′内に段剥処理した試料ケーブル10
の各端末を装着し、課電用ブツシング3に高電圧
を印加することにより行なわれる。
一方、ケーブルの特性試験には、通電状態にお
けるケーブルの耐電圧特性の良否を判定するいわ
ゆる実負荷試験がある。
ところで、かかる実負荷試験を行なう場合、前
記のL型端末8およびI型端末9をそのまま使用
することができれば便利である。
ところが、I型端末9にはブツシング2′先端
から導体引出棒が延出されていないので、すなわ
ち露出する電極部が存在しないので試料ケーブル
に循環電流を流すことが不可能である。
従つて試料ケーブルに循環電流を流すには、第
2図に示すように、L型端末8,8を2組用い、
それぞれのブツシング2,2内に試料ケーブル1
0を装着しなければならなかつた。
なお図中符号11は電流トランス、12は通電
バーを示している。
しかしながら、このような試験においては、L
型端末2自身がかなり大型であるため、試験スペ
ースに余裕がある場合は問題ないが、スペースに
制約がある場合には試験を行なうことができない
難点があつた。
[考案の目的] 本考案はこのような点に対処してなされたもの
で、試験スペースに制約がある場合でも実負荷試
験を行ない得るケーブル試験用端末を提供するこ
とを目的としている。
[考案の概要] すなわち本考案のケーブル試験用端末は、外側
の折曲部に開口を有するほぼL字状ケースの水平
開口には、ケーブル端末を受容し得る第1ブツシ
ングが、上方開口には高電圧が印加される課電用
ブツシングがそれぞれの軸線が直交するように気
密に設置され、前記第1ブツシング先端に存在す
る導体引出棒と前記課電用ブツシング下端の電極
部とは前記L字状ケース内で電気的に接続されて
なるL型端末と、筒状ケースの一端開口にケーブ
ル端末を受容し得る第2ブツシングが気密に設置
されてなるI型端末とを、前記L字状ケースの折
曲部の開口と前記筒状ケースの他端開口とが合致
するごとく気密にかつ着脱自在に連結し、連結さ
れた密閉ケース内で、前記第1ブツシングの導体
引出棒と前記第2ブツシングの先端電極部とを着
脱可能な接続導体により電気的に接続してなるこ
とを特徴としている。
[考案の実施例] 次に本考案の実施例について説明する。
第1図および第2図と同一部分に同一符号を付
した第3図において、L型端末8は、外側の折曲
部に開口を有するほぼL字状ケース1′と、この
L字状ケースの水平開口に気密に設置された第1
ブツシング2と、L字状ケース1′の上方開口に
気密に設置された課電用ブツシング3と、第1ブ
ツシング2の先端から延出され、課電用ブツシン
グ3の下端の電極部4に電気的に接続された導体
引出棒5とで構成されている。
また、I型端末9′は、筒状ケース7′の一端開
口にケーブル端末を受容し得る第2ブツシング
2′が気密に設置されてなるもので構成されてい
る。
しかしてL型端末8′とI型端末9′とは、L字
状ケース1′の折曲部の開口と筒状ケース7′の他
端開口とが合致するごとく気密にかつ着脱自在に
連結される。両端末の連結は、例えば両者の開口
周縁に形成したフランジ13,14間にパツキン
グ(図示せず)を介挿させ、両フランジ13,1
4をボルト締めすることにより達成される。
符号15はL型、I型端末の両者の連結と同時
に、第2ブツシング2′の先端電極部16と導体
引出棒5′間に着脱自在に電気的に接続された接
続導体を示している。
以上の両端末の連結によつて得られたほぼ逆T
字状の密閉ケース16内には、SF6ガス等よりな
る絶縁媒体6が充填され、これによつて本考案に
係わるケーブル試験用端末が完成する。
次に本考案に係わるケーブル試験用端末の使用
方法について説明する。
まず、ケーブルの高電圧破壊試験を行なう場合
は、L型端末およびI型端末の各開口を蓋(図示
せず)で覆い、ケース内部にそれぞれ絶縁媒体
6,6を充填し、第2図に示すようにL型、I型
の両端末の第1、第2ブツシング2,2′に段剥
処理された試料ケーブル10の端末をそれぞれ装
着する。なお試料ケーブルの各端末は、常法によ
り着脱自在に第1、第2ブツシングに装着され、
この装着により試料ケーブルの導体と第1ブツシ
ング先端の導体引出棒5′とが電気的に接続され
る。
しかして、課電用ブツシング3に所定の高電圧
を印加することにより、ケーブルの高電圧破壊試
験を行なうことができる。
一方、ケーブルの実負荷試験を行なう場合は、
L型、I型の両端末を第3図に示すように連結
し、第1、第2ブツシング2,2′に段剥処理さ
れた試料ケーブル10を装着する。そうすると、
第2ブツシング2′と第1ブツシング2の導体引
出棒5′とは接続導体15により電気的に接続さ
れているので、試料ケーブル10は閉ループを構
成することになる。
従つてかかる状態においては、試料ケーブル1
0を囲繞する電流トランス11により閉ループ内
に所定の通電を行なうことができ、さらにこの状
態で課電用ブツシングに所定の高電圧を印加すれ
ば通電状態、すなわち実負荷状態での絶縁破壊試
験を行なうことができる。
[考案の効果] 以上説明したように本考案においては、L型端
末とI型端末とを、着脱自在に逆T字状に連結す
ることによりケーブル試験用端末を形成している
ので、このケーブル試験用端末のみでケーブルの
高電圧破壊試験とケーブルの実負荷試験を行なう
ことができる。
従つて本考案にかかるケーブル試験用端末を使
用すれば、試験スペースに制約がある場合でも両
者の試験を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はケーブルの高電圧破壊試験の状況を示
す説明図、第2図は従来のケーブルの実負荷試験
の状況を示す説明図、第3図は本考案に係わるケ
ーブル試験用端末を使用したケーブルの実負荷試
験の状況を示す説明図である。 1,1′……L字状ケース、2,2′……第1ブ
ツシング、3……課電用ブツシング、4,16…
…電極部、5,5′……導体引出棒、6……絶縁
媒体、7,7′……筒状ケース、8,8′……L型
端末、9,9′……I型端末、10……試料ケー
ブル、11……電流トランス、15……接続導
体、16……密閉ケース。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 外側の折曲部に開口を有するほぼL字状ケース
    の水平開口には、ケーブル端末を受容し得る第1
    ブツシングが、上方開口には高電圧が印加される
    課電用ブツシングがそれぞれの軸線が直交するよ
    うに気密に設置され、前記第1ブツシング先端に
    存在する導体引出棒と前記課電用ブツシング下端
    の電極部とは前記L字状ケース内で電気的に接続
    されてなるL型端末と、筒状ケースの一端開口に
    ケーブル端末を受容し得る第2ブツシングが気密
    に設置されてなるI型端末とを、前記L字状ケー
    スの折曲部の開口と前記筒状ケースの他端開口と
    が合致するごとく気密にかつ着脱自在に連結し、
    連結された密閉ケース内で、前記第1ブツシング
    の導体引出棒と前記第2ブツシングの先端電極部
    とを着脱可能な接続導体により電気的に接続して
    なることを特徴とするケーブル試験用端末。
JP6405283U 1983-04-29 1983-04-29 ケ−ブル試験用端末 Granted JPS59170278U (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6405283U JPS59170278U (ja) 1983-04-29 1983-04-29 ケ−ブル試験用端末

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JP6405283U JPS59170278U (ja) 1983-04-29 1983-04-29 ケ−ブル試験用端末

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Publication Number Publication Date
JPS59170278U JPS59170278U (ja) 1984-11-14
JPH0320784Y2 true JPH0320784Y2 (ja) 1991-05-07

Family

ID=30194237

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JP6405283U Granted JPS59170278U (ja) 1983-04-29 1983-04-29 ケ−ブル試験用端末

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