JPH0320768A - 電子写真感光体のクリーニング方法 - Google Patents

電子写真感光体のクリーニング方法

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JPH0320768A
JPH0320768A JP15446889A JP15446889A JPH0320768A JP H0320768 A JPH0320768 A JP H0320768A JP 15446889 A JP15446889 A JP 15446889A JP 15446889 A JP15446889 A JP 15446889A JP H0320768 A JPH0320768 A JP H0320768A
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bisphenol
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビスフェノール2型ポリカーボネート樹脂を
含有する表面層を有する電子写真感光体のクリーニング
方法に関する。
従来の技術 電子写真感光体の感光層表面は、電子写真複写機の中で
、各種プロセス、例えば、コロナ帯電、トナー現像、紙
への転写、クリーニング処理等の電気的、熱的、さらに
は機械的外力を直接に受けることになる。この為、繰り
返し電子写真プロセスを行うことにより、以下のような
問題が生じていた。
まず、高湿下において、転写紙から発生する紙粉、コロ
ナ放電により発生したオゾン、更にオゾンにより生じる
窒素酸化物等の相互作用によって、電子写真感光体の表
面に低抵抗物が付着し、形威された画像が流れたように
不鮮明になる現象(以下、画像流れと言う)がある。次
に、電荷輸送層内および電荷輸送層と電荷発生層との界
面に形威されるキャリアトラップに伴う残留電位の上昇
、また、オゾンにより感光層表面近傍の電荷輸送材が劣
化を受けて可逆的に低抵抗化し、画像がにじんだように
なる現象(以下、画像ボケと言う)、さらに機械的外力
による細線傷、摩耗と言った問題がある。これらは全て
画質低下をきたし、常に安定した鮮明な画像を得ること
ができない。
上記の問題は、電荷輸送層を電荷発生層の上に積層した
電子写真感光体においては、電荷輪送層に含まれる結着
樹脂に負うところが大きい。
一方、この様な電子写真感光体の塗膜は、一般に塗布に
よって形成されるが、結着樹脂は、その塗布性、ひいて
は生産安定性にも大きく影響を及ぼすものである。
したがって、電荷輸送層の結着樹脂の選択は非常に重要
であると同時に、上記のような要求を全て満たすような
材料を見出だすことは極めて困難である。これまで結着
樹脂に用いられるものとして、メタクリル樹脂、アクリ
ル樹脂、ボリスチレン、ポリエステル、ポリカーボネー
ト、ポリアリレート、ポリサルホン等の単独、若しくは
共重合体、ブレンドが提案されているが、これらの中で
はポリカーボネート樹脂が総合的に優れた特性を有して
おり、既に実用化されている。ポリカーボネート樹脂を
結着樹脂として用いると、特に耐久に伴う残留電位上昇
などの電子写真特性の劣化が少なく、安定した潜像を得
ることができる。また、耐摩耗性が優れているため各種
の機械的外力に対しても耐久性が優れているという特徴
がある。
発明が解決しようとする課題 しかしながら、ポリカーボネート樹脂を含有する表面層
を有する電子写真感光体をドクタ一方式でウレタンゴム
や、ネオブレンゴムなどからなる弾性クリーニングブレ
ードを用いてクリーニングし、画像形成を行う場合、感
光体表面とクリーニングブレードとの物理的接触に伴う
摩擦、振動により異音を発生することがあり、ポリカー
ボネート樹脂の優れた塗布性、機械的耐久性を生かした
電子写真感光体をドクターブレード方式によって使用す
る場合、問題となっている。
本発明の目的は、上記従来に技術における欠点を解消し
、ポリカーボネート樹脂、特にビスフェノール2型ポリ
カーボネート樹脂の優れた電子写真特性を保ち、かつ電
子写真感光体とクリーニングブレードとの摺擦によって
生じる異音の発生を防止すると共に、長期にわたり鮮明
な画像を得ることができるようにクリーニングする方法
を提供することにある。
課題を解決するための手段 本発明は、円筒状導電性基体上に感光層を設けてなり、
最表面層が粘度平均分子量1.O ×104〜5.O 
×104のビスフェノール2型ポリカーボネート樹脂を
含有する電子写真感光体表面に、支持体および支持体上
に自由端を有するように設けたポリウレタンゴム板から
なるクリーニングブレードを、前記自由端が前記電子写
真感光体の回転方向と反対側に向くように圧接させ、前
記電子写真感光体表面をクリーニングするクリーニング
方法であって、前記ポリウレタンゴム板は、ゴム硬度が
JIS A 80’ 〜70’ , ’C’ ング率カ
38 〜58kgf’/cd、厚さ力<1.5〜2.0
mmの範囲にあり、前記支持体から前記自由端までの長
さ(以下、自由長という)が9〜13mmの範囲にあり
、前記電子写真感光体表面に1.3〜1.9g/cfI
+の圧力で圧接することからなることを特徴とする。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明において用いる電子写真感光体は、第2図ないし
第5図に示される機能分離された積層構造を有するもの
である。
第2図においては、導電性基体11上に、電荷発生層1
2及び電荷輸送層l3が順次設けられている。
第3図においては、導電性基体1lと電荷発生層12の
間に下引き層14が設けられている。第4図においては
、導電性基体11上に電荷輸送層{3および電荷発生層
l2が順次積層されている。第5図においては、第4図
の導電性基体11と電荷輸送層13との間に、下引き層
14が設けられている。
次に、本発明に使用する電子写真感光体を構戊する各層
について説明する。
導電性支持体としては、電子写真感光体用のものとして
周知のものならば、どの様な材質のものでもよい。その
肉厚は2.0m+以下の範囲であるのが、コスト低減お
よび軽量化の点で望ましい。
電荷発生層としては、電荷発生材料と結着樹脂とから構
成されるものが使用される。
電荷発生材料としては、公知の顔料が使用できる。例え
ば、多環牛ノン顔料、ベリレン顔料、インジゴ顔料、ビ
スベンゾイミダゾール顔料、キナクリドン顔料、フタロ
シアニン顔料、モノアゾ顔料、ジスアゾ顔料、トリスま
たはそれ以上のボリアゾ顔料等が使用できる。
これら電荷発生材料を分散させるための分散手段として
は、ボールミル、ロールミル、サンドミル、アトライタ
ーなど、常法で用いられるものが使用できる。
結着樹脂としては、ポリカーボネート、ポリスチレン、
ポリエステル、ポリビニルブチラール、メタクリル酸エ
ステル重合体または共重合体、酢酸ビニル重合体または
共重合体、セルロースエステルまたはエーテル、ポリブ
タジエン、ポリウレタン、エボキシ樹脂等が用いられる
。電荷発生層が表面に存在する場合には、結着樹脂とし
て、後記構造式(n)で示される単量体単位からなるビ
スフェノール2型ポリカーボネート樹脂が使用される。
電荷輸送層は、例えば下記一般式(1)で示される化合
物 (R, 、R2宵HまたはCH,、 R3−HSCH,またはCI) ヒドラゾン系化合物、ビラゾリン系化合物等を電荷輸送
材料として用いたものが好適に使用される。
電荷輸送材料が電荷輸送層中に占める割合は10〜75
重量%、好ましくは35〜60重量%である。
結着樹脂としては、ポリカーボネート樹脂が使用される
が、電荷輸送層が表面に存在する場合には、下記構造式
(■)で示される単量体単位からなるビスフェノールZ
型ポリカーボネート樹脂が使用される。このビスフェノ
ールZ型ポリカーボネート樹脂が塗布液安定性、機械的
耐久性が優れているので、電子写真用として好ましいも
のである。
上記ビスフェノール2型ポリカーボネート樹脂は、その
粘度平均分子量が1.5 ×104〜5.0×104の
範囲であることが必要である。その理由は、一般に、樹
脂の分子量の増加に伴い、摩擦係数の増加が見られ、感
光体表面とクリーニングブレード材との摩擦を抑え、異
音の発生を防止し、かつ、ビスフェノールZ型ポリカー
ボネート樹脂自体の持つ良好な塗布性、電子写真特性を
満足するからである。中でも粘度平均分子量2.O ×
104〜2.5×104の範囲のものが特に好ましい。
また、一般に、樹脂の摩擦抵抗は、分子間の剪断移動に
対する抵抗が小さい主鎖に対して対称な側鎖を持つ樹脂
が、非対称な側鎖を持つ樹脂に比べて小さいことから、
クリーニングブレードとの摩擦を抑える点から、ビスフ
ェノールA型ポリカーボネート樹脂を、上記ビスフェノ
ールZ型ポリカーボネート樹脂に混合して使用してもよ
く、また、ビスフェノールA型ポリカーボネート樹脂を
構成する単量体単位とビスフェノールZ型ポリカーボネ
ート樹脂を構成する単量体単位との共縮重合樹脂を用い
てもよい。その場合、ビスフェノールA型ポリカーボネ
ート樹脂の比率は、樹脂全量の50モル%以下、好まし
くは、20〜30モル%である。
本発明において使用される電子写真感光体は、上記の層
の外に、一般に良く知られたボリアミド樹脂、ポリウレ
タン樹脂、ゼラチン、セルロース類、シランカップリン
グ剤等からなる下引き層を設けてもよい。
本発明は、上記の電子写真感光体を用いて画像形或を行
う際に、電子写真感光体表面をドクターブレード方式に
よってクリーニングするものであるが、クリーニングブ
レードとしては、第1図に示すように、支持体および支
持体上に自由端を有するように設けたポリウレタンゴム
板からなるものを使用する。第1図中、1は電子写真感
光体、2はクリーニングブレードであって、支持体21
とポリウレタンゴム板22とから構成され、その自由端
23が電子写真感光体表面に圧接するようになっている
。なお、gは自由長である。
本発明におけるポリウレタンゴム板としては、ゴム硬度
がJIS A 80’〜70’ 、ヤング率が38〜5
8kg f/(!J、厚さが1.5〜2.0開の範囲に
あり、自由長が9〜13mmの範囲にあるものを用い、
そして、クリーニング操作は、このクリーニングブレー
ドを、I.3〜1.9g/a++の圧力で前記電子写真
感光体表面に、前記自由端が前記電子写真感光体の回転
方向と反対側に向くように圧接することによって行う。
それによって、異音の発生およびクリーニング性の面で
効果がみられる。すなわち、ポリカーボネート系樹脂を
含む表面層を有する電子写真感光体においては、硬度、
押し付け圧を下げ、板厚を薄くすると、トナーフィルミ
ングを起こし易く、押し付け圧が一定で自由長を短くす
ると、具音を生じやすい。また硬度を上げ、板厚の厚い
設定では、異音を生じやすい傾向がみられる。したがっ
て、上記の条件でクリーニングを行う必要がある。
なかでも、ゴム硬度がJIS A 63°〜65゜、ヤ
ング率が48〜55kgf’/cj,厚さ力Q.5 〜
1.8 1limの範囲にあり、そして、自由長が11
.−12mmの範囲にあるポリウレタンゴム板を用い、
押し付け圧15〜1.7g/c+nの条件でクリーニン
グするのが特に好ましい。
本発明において使用するポリウレタンゴム板としては、
一般にイソシアネートとボリオールおよび各種水素含有
化合物との付加反応を経て合成されるポリウレタンが使
用される。イソシアネートとしでは、トリレンジイソシ
アネート、ジフエニルメタンジイソシアネート、ポリメ
チレンポリフエニルボリイソシアネート、トルイジンジ
イソシアネート等の芳香族系ポリイソシアネート、ヘキ
サメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシル
メタンジイソシアネート等の脂肪族系ポリイソシアネー
トが使用される。声たボリオールとしては、ボリブロビ
レングリコール、ポリテトラメチレングリコール等のポ
リエーテル系ポリオールの外、アジペート系ボリオール
、ポリカプロラクタム系ボリオール、ポリカーボネート
系ボリオール等のポリエステル系ポリオールが使用され
る。
更に、ポリウレタンゴム板には、上記の条件を満たす範
囲でクリーニングブレードの摩擦係数を押さえるために
、炭素数40〜l00の不飽和脂肪酸アミドを含有させ
たり、シリコンオイル含有層を設けたりしてもよい。
実施例 以下、本発明を実施例によって説明する。
実施例1 40mmφ、310mm長、肉厚1mmのアルミニウム
シリンダー〔材質: 3003 (Fe O.5 〜0
.7%、Mnl.0〜1.5%含有)に、N−メトキシ
メチルナイロン(T−8ユニチカ■製)からなる厚さ0
.5一の下引き層を設けた。β型銅フタ口シアニン5部
(重量部、以下同じ)をシクロヘキサノン19部にポリ
ビニルブチラール樹脂(商品名:エスレックBM−1、
積水化学■製)1部を溶解した溶液中に混合し、1mm
φのガラスビーズを分散媒としてサンドミル分散を行っ
た。得られた分散液に、更にシクロヘキサノンを加え、
固形分濃度4%とし、引上げ速度90mm/a+Inで
浸漬塗布し、厚さ約0.2節の電荷発生層を形成した。
次に、この電荷発生層の上に電荷輸送層を形威して、電
子写真感光体を作威した。すなわち、N,N′−ジフェ
ニルーN,N’−ビス(3−メチルフェニル)一o.t
’−ビフエニル]−4.4’−ジアミン4部を電荷輸送
材料とし、下記の単量体単位よりなる粘度平均分子量8
Xl(1’のビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂
6部と共に、モノクロロベンゼン40部に溶解させ、得
られた溶液を浸漬塗布法によって塗布し、110℃で1
時間乾燥して、厚さ20μsの電荷輸送層を形成した。
上記のようにして作戊された電子写真感光体をレーザー
ビームープリンター( xp−it富士ゼロックス■製
)に設置した。
ゴム硬度がJIS A 65@、ヤング率47kgf’
/cd、厚さ1.8 1nk支持体から前記自由端まで
の長さ9〜13mmの範囲にあるポリウレタンゴム板を
有するクリーニングブレードを用い、そして、クリーニ
ング操作は、このクリーニングブレードを、押し付け圧
1 − 7 g / cm s食い込み量1.5mm、
設定角度22°の状態になるように組み込んだクリーニ
ングブレードを、電子写真感光体の表面に圧接してクリ
ーニングが行われる様にし、複写操作を行った。
初期から50万枚までのプリント出力を行ったところ、
画像ボケや黒筋、白抜け等のない良好な画質を維持する
ことができ、始終異音の発生は認められなかった。
実施例2 電荷輸送層の結着樹脂として、粘度平均分子量I×10
4のビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂B部を用
いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作
成し、実施例1と同様のクリニングブレードと共にレー
ザービームプリンタ− (XP−11)に組み込み、実
施例1と同様に複写操作を行った。50万枚までのプリ
ント出力を行ったところ、始終異音の発生がなく、かつ
、良好な画質を維持することができた。
実施例3 電荷輸送層の結着樹脂として、粘度平均分子量5X10
4のビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂B部を用
いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作
威し、実施例1と同様のクリニングブレードと共にレー
ザービームプリンタ− (XP−11)に組み込み、実
施例1と同様に複写操作を行った。50万枚までのプリ
ント出力を行ったところ、始終異音の発生がなく、かつ
、良好な画質を維持することができた。
実施例4 電荷輸送層の結着樹脂として、粘度平均分子量3X10
4のビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂4.2部
と、下記式の単量体単位よりなる粘度平均分子m 4×
104のビスフェノールA型ポリカーボネート樹脂1.
8部との混合系を用いた以外は、実施例1と同様にして
電子写真感光体を作成した。
以外は、実施例1と同様にして電子写真感光体を作戊し
、実施例1と同様のクリーニングブレードと共にレーザ
ービームプリンター(XP−It) l.:組み込み、
実施例1と同様に複写操作を行った。50万枚までのプ
リント出力を行ったところ、始終異音の発生がなく、か
つ、良好な画質を維持することができた。
この電子写真感光体を、実施例1と同様のクリニングブ
レードと共にレーザービームプリンタ− (XP−11
)に組み込み、実施例1と同様に複写操作を行った。5
0万枚までのプリント出力を行ったところ、始終異音の
発生がなく、かつ.極めて良好な画質を維持することが
できた。
実施例5 電荷輸送層の結着樹脂として、下記構造式で示される共
重合ポリカーボネート樹脂6部を用いたm−72.5 
 n−27.5 実施例6 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、硬度JIS八6o6である以外は
、実施例1と同様のものを用い、これらをレーザービー
ムプリンター(XP−11)に組み込み、実施例1と同
様に複写操作を行った。50万枚までのプリント出力を
行ったところ、始終異音の発生がなく、かつ、良好な画
質を維持することができた。
実施例7 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、硬度JIS A 50’である以
外は、実施例1と同様のものを用い、これらをレーザー
ビームプリンター(XP−11)に組み込み、実施例1
と同様に複写操作を行った。50万枚までのプリント出
力を行ったところ、始終異音の発生がなく、かつ、良好
な画質を維持することができた。
実施例8 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、ヤング率が38kg『/C一であ
る以外は、実施例1と同様のものを用い、これらをレー
ザービームプリンター(XP−I1)に組み込み、実施
例1と同様に複写操作を行った。50万枚までのプリン
ト出力を行ったところ、始終異音の発生がなく、かつ、
良好な画質を維持することができた。
実施例9 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、ヤング率が58kgr/cdであ
る以外は、実施例1と同様のものを用い、これらをレー
ザービームプリンター(XP−11)に組み込み、実施
例1と同様に複写操作を行った。50万枚までのプリン
ト出力を行ったところ、始終異音の発生がなく、かつ、
良好な画質を維持することができた。
実施fN10 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、板厚がI..5mmである以外は
、実施例1と同様のものを用い、これらをレーザービー
・−ムプリンター(xp−ii)に組み込み、実施例1
と同様に複写操作を行った。50万枚までのプリント出
力を行ったところ、始終異音の発生がなく、かつ、良好
な画質を維持することができた。
実施例11 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、板厚が2.ORllIである以外
は、実施例1と同様のものを用い、これらをレーザー・
ビームプリンター(XP−11)に組み込み、、実施例
1と同様に複写操作を行った。50万枚までのプリント
出力を行ったところ、始終異音の発生がなく、かつ、良
好な画質を維持することができた。
実施例12 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、自由長が9關である以外は、実施
例1と同様のものを用い、これらをレーザービームプリ
ンター(xp−it>に組み込み、実施例1と同様に複
写操作を行ったa50万枚までのプリント出力を行った
ところ、始終異音の発生がなく、かつ、良好な画質を維
持することができた。
実施例13 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、自由長が13mmである以外は、
実施例1と同様のものを用い、これらをレーザービーム
プリンター(xp−ti>に組み込み、実施例1と同様
に複写操作を行った。50万枚までのプリント出力を行
ったところ、始終異音の発生がなく、かつ、良好な画質
を維持することができた。
実施例14 実施例1と同様の電子へ写真感光体および同様のクリー
ニングブレードを1ノーザービームプリンタ− (XP
−1 1)に組み込み、押し付け圧1,3g/cdで圧
接させる以外は、実施例1と同様にして複写操作を行っ
た。実施例1と同様の電子写真感光体および同様のクリ
ーニングブレードをレーザービームプリンター(XP−
11)に組み込み,、押し付けYF.1..3g/cd
で圧接させる以外は、実施例1ど同様にして複写操作を
行った65[)万枚までのプリント出力を行ったところ
、始終異音の発生がなく、かつ、良好な画質を維持する
ことができた。
実施例15 実施例14と同様の電子写真感光体および同様のクリー
ニングブレードをレーザービー・ムプリンタ− (xp
−i.i)に組み込み、押し{=Jけ圧19g/c−で
圧接させる以外は、実施例1と同様にして複写操作を行
った。50万枚までのプリント出力を行ったところ、始
終異音の発生がなく、かつ、良好な画質を維持すること
ができた。
比較例1 電荷輸送層の結着樹脂として、粘度平均分子量5.O 
XIO3のビスフェノール2型ポリカーボネート樹脂8
部を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光
体を作威し、実施例1と同様のクリーニングブレードを
共にレーザービームプリンター(XP−11)に組み込
み、実施例1と同様に複写操作を行った。その結果、初
期からプリントの始まりと終了時に異音が発生し、約1
0万枚プリント後には画像に黒筋が発生した。
比較例2 電荷輸送層の結着樹脂として、粘度平均分子量9.O 
×104のビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂6
部を用いた以外は、実施例1と同様にして電子写真感光
体を作成し、実施例1と同様のクリーニングブレードを
共にレーザービームプリンター(XP−11)に組み込
み、実施例1と同様に複写操作を行った。異音および画
質については、第1表に示す結果になった。
比較例3 電荷輸送層の結着樹脂として、下記式で示される単量体
単位よりなる粘度平均分子fi3X104のポリカーボ
ネート樹脂6部を用いた以外は、実施例1と同様にして
電子写真感光体を作成し、実施例1と同様のクリーニン
グブレードを共にレーザービームプリンター(XP−1
1)に組み込み、実施例1と同様に複写操作を行った。
異音および画質については、第1表に示す結果になった
比較例4 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、硬度JIS^57″である以外は
、実施例1と同様のものを用い、これらをレーザービー
ムプリンター(XP−11>に組み込み、実施例1と同
様にして複写操作を行った。異音および画質については
、第1表に示す結果になった。
比較例5 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、硬度JIS^74°である以外は
、実施例1と同様のものを用い、これらをレーザービー
ムプリンター(XP−11)に組み込み、実施例1と同
様にして複写操作を行った。異音および画質については
、第1表に示す結果になった。
比較例6 実施例1ど同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、ヤング率が35kgf/e一であ
る以外は、実施例1と同様のものを用い、これらをレー
ザービームプリンター(XP−II)に組み込み、実施
例1と同様に複写操作を行った。異音および画質につい
ては、第1表に示す結果になった。
比較例7 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、ヤング率がeskg(’/cJで
ある以外は、実施例1と同様のものを用い、これらをレ
ーザービームプリンター(XP−11)に組み込み、実
施例1と同様に複写操作を行った。異音および画質につ
いては、第1表に示す結果になった。
比較例8 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、板厚が1.2mmである以外は、
実施例1と同様のものを用い、これらをレーザービーム
プリンター(XP−11)に組み込み、実施例1と同様
に複写操作を行った。異音および画質については、第1
表に示す結果になった。
比較例9 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、板厚が2.5mmである以外は、
実施例1と同様のものを用い、これらをレーザービーム
プリンター(XP−11)に組み込み、実施例1と同様
に複写操作を行った。異音および画質については、第1
表に示す結果になった。
比較例10 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、自由長が81IIImである以外
は、実施例1と同様のものを用い、これらをレーザービ
ームプリンター(xp−ti)に組み込み、実施例1と
同様に複写操作を行った。異音および画質については、
第1表に示す結果になった。
比較例11 実施例1と同様の電子写真感光体を用い、またクリーニ
ングブレードとして、自由長が15mmである以外は、
実施例1と同様のものを用い、これらをレーザービーム
プリンター(XP−11)に組み込み、実施例1と同様
に複写操作を行った。異音および画質については、第1
表に示す結果になった。
比較例12 実施例1と同様の電子写真感光体および同様のクリーニ
ングブレードをレーザービームプリンタ− (XP−1
1)に組み込み、押し付け圧1.!g/cJで圧接させ
る以外は、実施例1と同様にして複写操作を行った。異
音および画質については、第1表に示す結果になった。
比較例13 実施例1と同様の電子写真感光体および同様のクリーニ
ングブレードをレーザービームプリンタ− (XP−1
1)に組み込み、押し付け圧2.0g/cdで圧接させ
る以外は、実施例1と同様にして複写操作を行った。異
音および画質については、第1表に示す結果になった。
以下余白 発明の効果 以上の実施例および比較例の比較から明らかなように、
本発明のクリーニングブレード法によれば、表面にビス
フェノール2型ポリカーボネート樹脂を含んだ電子写真
感光体を使用するにもかかわらず、クリーニングする際
に異音の発生が抑えられ、長期にわたって良好な画質を
維持することができる。したがって、本発明は、特に高
い精密性を要求される小型レーザービームプリンターパ
ーソナル複写機に対して極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の方法を説明するための説明図、第2
図ないし第5図は、それぞれ本発明が適用される電子写
真感光体の模式的断面図である。 1・・・電子写真感光体、11・・・導電性基体、12
・・・電荷発生層、l3・・・電荷輸送層、14・・・
下引き層、2・・・クリーニングブレード、2■・・・
支持体、22・・・ポリウレタンゴム板。 11・・・導電性基体 l4・・下弓]き層 第2図 第4図 第3図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)円筒状導電性基体上に感光層を設けてなり、最表
    面層が粘度平均分子量1.0×10^4〜5.0×10
    ^4のビスフェノールZ型ポリカーボネート樹脂を含有
    する電子写真感光体表面に、支持体および支持体上に自
    由端を有するように設けたポリウレタンゴム板からなる
    クリーニングブレードを、前記自由端が前記電子写真感
    光体の回転方向と反対側に向くように圧接させ、前記電
    子写真感光体表面をクリーニングするクリーニング方法
    であって、前記ポリウレタンゴム板は、ゴム硬度がJI
    SA60°〜70゜、ヤング率が38〜58kgf/c
    m^2、厚さが1.5〜2.0mmの範囲にあり、前記
    支持体から前記自由端までの長さが9〜13mmの範囲
    にあり、前記電子写真感光体表面に1.3〜1.9g/
    cmの圧力で圧接することからなることを特徴とするク
    リーニング方法。
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