JPH03207202A - パンタグラフ摺り板減摩用固体潤滑片 - Google Patents

パンタグラフ摺り板減摩用固体潤滑片

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JPH03207202A
JPH03207202A JP20174190A JP20174190A JPH03207202A JP H03207202 A JPH03207202 A JP H03207202A JP 20174190 A JP20174190 A JP 20174190A JP 20174190 A JP20174190 A JP 20174190A JP H03207202 A JPH03207202 A JP H03207202A
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JP
Japan
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formula
bismaleimide
resin
amic acid
carbon atoms
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Pending
Application number
JP20174190A
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English (en)
Inventor
Koji Kawase
晃司 川瀬
Yukio Nomura
野村 幸雄
Masayuki Takemoto
正幸 武本
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NOF Corp
Original Assignee
Nippon Oil and Fats Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電車等のパンタグラフ、特に新幹線などの高速
電車のパンタグラフに取り付けられる集電用摺り板の減
摩用固体潤滑片に関する。
〔従来の技術〕
電車のパンタグラフの上部には架線と接触して集電する
摺り板が取り付けられている。この集電用摺り板に要求
される特性として、導電率、衝撃強度などの電気的、機
械的特性の他に、相手材たる架線を損傷することなく、
また自己自身の耐摩耗性にも優れるという摺動特性が要
求される。これらの特性を満足するために、従来から用
いられている銅、アルミニウムなどの溶融金属系摺り板
から,焼結合金に潤滑要素を混在させた複合材系摺り板
に変わりつつある,すなわちモリブデン,タングステン
、クロムを混在させた鉄系焼結合金を用いる方法(特公
昭54−42332号公報)、炭素繊維を配合した銅系
焼結合金を用いる方法(特公昭58−32910号公報
、特公昭58−32911号公報、特公昭58一392
16号公報)などの改良がみられる。
しかしながら、このような摺り板の金属材質の改良によ
るものだけで摺り板の消耗を抑えることは不充分であり
、通常、摺り板の側部または摺り板の中央に掘られた溝
に固体潤滑片が取り付けられ、走行時に摺り板と同時に
架線と接触することにより、摺り板面に潤滑性が付与さ
れ、摺り板の摩耗低減、架線の保護、騒音の低減などに
大きな効果を与えている。
この摺り板減摩用固体潤滑片としては、例えばポリエチ
レンワックス、石油ワックス、エチレンー酢酸ビニルコ
ボリマーに黒鉛、二硫化モリブデンを配合したものを使
用する方法(特開昭59−159898号公報)、四フ
ッ化エチレン樹脂、石油系ワックス、樹脂系結合剤から
なる成形体を用いる方法(特開昭63 − 90596
号公報),二硫化モリブデンまたはイオウを摺り板中央
部の溝に圧入またはフェノール樹脂等を用いた成形体を
接着する方法(特公昭51 − 2887号公報)など
が提案されている.しかしながら、これらの方法では通
常の電車線では摺り板の減摩に効果があるものの、新幹
線のような高速電車線では架線との摩擦熱、離線時のア
ークなどによる高熱に耐えられず、固体潤滑片がすぐに
焼損して実際上使用できず,固体潤滑片を用いないで金
属のみで走行しているのが現状である。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、これらの問題点に鑑み、優れた減摩効
果を有すると同時に、高速電車線でも使用できるような
耐熱性、耐アーク性、耐燃焼性に優れたパンタグラフ摺
り板減摩用固体潤滑片を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は次のパンタグラフ摺り板減摩用固体潤滑片であ
る。
(1)ポリイミド樹脂2〜95重量%および摺動性充填
剤5〜98重量%の成形体からなることを特徴とするパ
ンタグラフ摺り板減摩用固体潤滑片。
(2)ポリイミド樹脂がポリアミノビスマレイミド樹脂
であることを特徴とする上記(1)記載のパンタグラフ
摺り板減摩用固体潤滑片。
(3)ポリアミノビスマレイミド樹脂が、式〔1〕(式
中、R1は6〜20個の炭素原子を含む4価の芳香族基
を示す) で表わされるテトラカルボン酸2無水物、および式〔2
〕 H.N−R2−NH,            ・・・
〔2〕(式中、R2は2〜20個の炭素原子を含む2価
の有機基を示す) で表わされるジアミンの反応物である式〔3〕(式中、 R1、 R2は前記と同じものを示す) で表わされる末端ジアミンのアミド酸と、式〔4〕 (式中、R3は2〜20個の炭素原子を含む2価の有機
基を示す) で表わされるN,N’−ビスマレイミドとを、N,N’
−ビスマレイミド/末端ジアミンのアミド酸(モル比)
=1〜3 の範囲で含む熱硬化性ポリアミノビスマレイ
ミド樹脂であることを特徴とする上記(2)記載のパン
タグラフ摺り板減摩用固体潤滑片。
(4)ポリアミノビスマレイミド樹脂が、式〔1〕(式
中、 R1は6〜20個の炭素原子を含む4価の芳香族基を示
す) で表わされるテトラカルボン酸2無水物、およ び式〔2〕 H2N−R” −NH, ・・・〔2〕 (式中, R2は2〜20個の炭素原子を含む2価の有機基を示す
) で表わされるジアミンの反応物である式〔3〕(式中、 R1、 R2は前記と同じものを示す) で表わされる末端ジアミンのアミド酸と、式〔4〕 (式中、 R3は2〜20個の炭素原子を含む2価の有機基を示す
) で表わされるN,N’−ビスマレイミドとを、N,N’
ービスマレイミド/末端ジアミンのアミド酸(モル比)
=1〜3 の範囲で反応させた付加物を含む熱硬化性ポ
リアミノビスマレイミド樹脂であることを特徴とする上
記(2)記載のパンタグラフ摺り板減摩用固体潤滑片。
(5)摺動性充填剤がグラファイト、二硫化モリブデン
およびフッ素樹脂からなる群から選ばれた1種または2
種以上であることを特徴とする上記(1)ないし(4)
のいずれかに記載のパンタグラフ摺り板減摩用固体潤滑
片。
本発明で使用されるポリイミド樹脂は主鎖中にイミド結
合をもつ樹脂であり、特にフタルイミド基、コハク酸イ
ミド基などの含窒素5員環を主鎖中に有するものが耐熱
性,機械特性、摺動特性、電気的特性などに優れており
、中でも主鎖中に芳香族基を有する芳香族ポリイミド樹
脂が特に耐熱性に優れ、実用的である。このようなポリ
イミド樹脂としては、芳香族テトラカルボン酸無水物と
芳香族ジアミンとから得られる縮台型ポリイミド樹脂、
芳香族ジアミンとビスマレイミドとから得られるポリア
ミノビスマレイミド樹脂、さらに溶解性、成形加工性を
向上させるために変性したポリアミドイミド、ポリエー
テルイミド、ポリエステルイミド、ポリシリコンイミド
、ビスマレイミドートリアジン,エポキシ変性ポリイミ
ド等の樹脂の変性型ポリイミド樹脂などが使用できる。
本発明では、上記いずれのポリイミド樹脂も使用できる
が、成形加工性に優れることから、ポリアミノビスマレ
イミド樹脂を用いるのが望ましい.このようなポリアミ
ノビスマレイミド樹脂としては、前記式〔1〕で表わさ
れるテトラカルボン酸2無水物および式〔2〕で表わさ
れるジアミンの反応物である式〔3〕で表わされる末端
ジアミンのアミド酸と、式〔4〕で表わされるN,N’
−ビスマレイミドとを、N,N’−ビスマレイミド/末
端ジアミンのアミド酸(モル比)=1〜3の範囲で含む
熱硬化性ポリアミノビスマレイミド樹脂(以下、ポリア
ミノビスマレイミド樹脂aと呼ぶ場合がある)、 また
は式〔1〕で表わされるテトラカルボン酸2無水物およ
び式〔2〕で表わされるジアミンの反応物である式〔3
〕で表わされる末端ジアミンのアミド酸と、式〔4〕で
表わされるN,N’−ビスマレイミドとを、N,N’−
ビスマレイミド/末端ジアミンのアミド酸(モル比)=
1〜3の範囲で反応させた付加物を含む熱硬化性ポリア
ミノビスマレイミド樹脂(以下、ポリアミノビスマレイ
ミド樹脂bと呼ぶ場合がある)などがあげられる。
また成形加工の難しい縮台型ポリイミド樹脂も、プレポ
リマーの段階で末端基にビスマレイミド基、ナジック酸
基、アセチレン基などを導入して付加型に変えた付加一
縮台型ポリイミド樹脂として用いると、或形加工性は改
善される。
これらのポリイミド樹脂としては市販のものも利用でき
,例えば縮台型ポリイミド樹脂としてはベスペルSP−
22 (デュポン社製、商品名)、ポリアミノビスマレ
イミド樹脂としてはイミダロイKIR−lO(東芝ケミ
カル(株)Il、商品名)、 ケルイミド601.ケル
イミド1000(いずれもローヌプーラン社製、商品名
)、ポリアミドイミド樹脂としてはTORLON 40
00T (アモコ社製、商品名)などを用いることがで
きる。
次に本発明において好ましく使用されるポリアミノビス
マレイミド樹脂aおよびbについて詳述する。
式〔1〕で表わされるテトラカルボン酸2無水物として
は,例えば3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラ
カルボン酸2無水物、ピロメリット酸2無水物、2,3
,6.7−ナフタレンテトラカルボン酸2無水物、3.
3’,4.4’−ジフェニルテトラカルボン酸2無水物
、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)プロ
パン2無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)
エーテル2無水物、2,6−ジクロロナフタレン−1.
4,5.8 −テトラカルボン酸2無水物、フェナント
レンー1,8,9,10−テトラカルボン酸2無水物,
1,■−ビス(2.3−ジカルボキシフェニル)エタン
2無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)メタ
ン2無水物、ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ス
ルホン2無水物、1,1,1,3,3.3−ヘキサフ口
ロー2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)プ
ロパン2無水物などが挙げられ,これらの1種または2
種以上を組み合わせて用いることができる。特に好まし
くは3.3’,4.4’−ベンゾフェノンテトラカルボ
ン酸2無水物、ピロメリット酸2無水物を用いることが
できる。
式〔2〕で表わされるジアミン類としては,例えば4,
4′−ジアミノジフェニルメタン、4,4′−ジアミノ
ジフェニルプロパン、4,4′−ジアミノジフエニルス
ルフィド,3.3’−ジアミノジフェニルスルホン、4
,4′−ジアミノジフエニルエーテル、3.3′ージメ
チル−4,4′−ジアミノジフェニルメタン、3.3’
−ジエチル−4,4′−ジアミノジフエニルメタン. 
3.3’−ジメトキシ−4,4′−ジアミノジフエニル
メタン、3,3′−ジメチル−4,4′−ジアミノジフ
エニルエーテル、3,3′−ジエトキシ−4,4′−ジ
アミノジフエニルスルホン、3,3′−ジエチル−4,
4′−ジアミノジフエニルプロパン、3,3′−ジメチ
ル−4,4′−ジアミノベンゾフェノン、3,3′−ジ
アミノジフエニルメタン、3,3′−ジアミノジフエニ
ルエーテル、2,4−ジアミノトルエン,2,6−ジア
ミノトルエン、2,4−ジアミノアニソール、2,4−
ジアミノモノクロロベンゼン、2,4−ジアミノフルオ
ロベンゼン、m−フェニレンジアミン、P−フェニレン
ジアミン、m−キシリレンジアミン、p−キシリレンジ
アミン、3,3′−ジアミノベンゾフェノン、1,3−
ビス(3−アミノフェノキシ)ベンゼン、9,9−ビス
(4−アミノフエニル)フルオレンなどが挙げられ、こ
れらの1種または2種以上を組み合わせて用いることが
できる。特に好ましくは4,4′−ジアミノジフェニル
メタン、4,4′−ジアミノジフエニルエーテルを用い
ることができる。
式〔4〕で表わされるN,N’−ビスマレイミドとして
は、例えばN,N’一エチレンビスマレイミド、N,N
’−m−フェニレンビスマレイミド、N,N’−p−フ
エニレンビスマレイミド、N,N’−ヘキサメチレンビ
スマレイミド、N,N’−4.4’−ジフエニルメタン
ビスマレイミド、N,N’−4.4’−ジフエニルエー
テルビスマレイミド、N,N’−4.4’−ジフエニル
スルホンビスマレイミド、N,N’−ジシクロヘキシル
メタンビスマレイミド、N,N’−m−キシリレンビス
マレイミド、N,N’−(3.3’−ジクロロー4,4
′−ビスフエニレン)ビスマレイミド、N,N’−(3
.3’−ジフェニルオキシ)ビスマレイミドなどが挙げ
られ,これらの1種または2種以上を組み合わせて用い
ることができる。
特に好ましくはN,N’−4.4’−ジフエニルメタン
ビスマレイミド、N,N’−4.4’−ジフェニルエー
テルビスマレイミドを用いることができる。
式〔3〕の末端ジアミンのアミド酸と式〔4〕のN,N
′−ビスマレイミドは、両者の組成物として用いても良
く、またあらかじめ式〔3〕の末端ジアミンのアミド酸
と式〔4〕のN,N’−ビスマレイミドとを反応させた
付加物として用いても良い。
式〔3〕の末端ジアミンのアミド酸と式〔4〕のN,N
′−ビスマレイミドの組或物として用いる場合、式〔3
〕の末端ジアミンのアミド酸の合成法としては,式〔2
〕で表わされるジアミンを有機溶媒、好ましくはN−メ
チル−2−ビロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド
、N,N−ジメチルホルムアミドなどのアミド系溶媒に
溶解し、これに同系の溶媒に溶解した式〔1〕のテトラ
カルボン酸2無水物の溶液を滴下して、室温ないし50
℃程度の温度範囲で30分〜3時間程度の攪拌で容易に
合成し得る。反応時のモル比はテトラカルボン酸2無水
物に対してジアミンを2倍モル以上で反応させるが、生
成物の純度を向上させるためには、3〜5倍モル用いる
ことが望ましい。反応終了後、溶液を多量の水中に投入
して凝集物を濾別し,これをアセトンあるいはメタノー
ルなどで洗浄して未反応の過剰なジアミンを取り除き、
(減圧)乾燥することにより,粉末状の式〔3〕で表わ
される末端ジアミンのアミド酸を得る。
こうして得られる式〔3〕の末端ジアミンのアミド酸と
式〔4〕のN,N’−ビスマレイミドとを混合して樹脂
組成物を得るが、N,N’−ビスマレイミドと末端ジア
ミンのアミド酸とのモル比は、N,N’−ビスマレイミ
ド/末端ジアミンのアミド酸=1〜3とする。モル比が
1未満では耐熱性が不充分であり、3を越えると樹脂の
架橋密度が上がり過ぎ、またこれによりクラックの発生
を招来して機械的性質が不充分となる. 式〔3〕の末端ジアミンのアミド酸と式〔4〕のN,N
′−ビスマレイミドとをあらかじめ反応させた付加物と
して用いる場合,式〔3〕の末端ジアミンのアミド酸の
合成法としては、式〔2〕で表わされるジアミンを有機
溶媒、好ましくはN−メチル−2−ピロリドン、N,N
−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミ
ドなどのアミド系溶媒に溶解し、これに同系の溶媒に溶
解した式〔1〕のテトラヵルボン酸2無水物の溶液を滴
下して、室温ないし50℃程度の温度範囲で30分〜3
時間程度の攪拌で容易に合成し得る。
式〔3〕の末端ジアミンのアミド酸と式〔4〕のN,N
′−ビスマレイミドとの付加物を得るためには,上記に
より得られる式〔3〕の末端ジアミンのアミド酸の溶液
に式〔4〕のN,N’−ビスマレイミドを攪拌しながら
加える。N,N’−ビスマレイミドと末端ジアミンのア
ミド酸とのモル比は、N,N’−ビスマレイミド/末端
ジアミンのアミド酸=1〜3の範囲であることが好まし
い.モル比がl未満では得られる戊形品の耐熱性が不充
分であり、3を越えると樹脂の架橋密度が上がり過ぎ、
またこれによりクラックの発生を招来しやすくなり、機
械的性質が不充分となる。
式〔3〕の末端ジアミンのアミド酸と式〔4〕のN,N
′−ビスマレイミドとの反応条件としては、80〜16
0℃の温度範囲で0.5〜3時間反応させることにより
目的とする付加物を得る。温度が80℃未満であるとア
ミンとマレイミドとのマイヶル付加反応が充分に行われ
ず、160℃を越えると三次元架橋反応が進み、溶解性
が低下することにより樹脂が溶剤より析出してくる。
樹脂溶液から粉末樹脂を得る場合には、反応終了後この
樹脂溶液を、例えば水、メタノール、アセトンなどの沈
澱溶媒中、好ましくはメタノール中に投入して樹脂を析
出させ,析出した樹脂を濾別し、これを(減圧)乾燥す
ることにより粉末状の樹脂を得る。
本発明で使用するポリイミド樹脂は、前記各種ポリイミ
ド樹脂のl種または2種以上を用いることができ、その
成形体中の含有量は2〜95重量%、好ましくは10〜
70重量%である。2重量%未満であれば強度が著しく
劣り、事実上使用できない.また95重量%を越えると
充填剤の効果による潤滑性が減少し、相手材たるトロリ
ー線に損傷を与えるなどの結果となる。
本発明で用いられる摺動性充填剤とは、摩擦特性、耐摩
耗特性などの摺動特性に優れた充填剤であり、前記ポリ
イミド樹脂或分に対して不活性な無機物もしくは有機物
の粉粒体または繊維状のものである.このような摺動性
充填剤としてはアスベスト、ポリ四フッ化エチレン樹脂
(PTFE)等のフッ素樹脂、グラファイト(黒鉛)、
二硫化モリブデン、二硫化タングステン,三酸化モリブ
デン、一酸化鉛、石英粉,窒化ケイ素、窒化ホウ素、フ
ッ化黒鉛、フッ化カルシウム、酸化アンチモン,銅粉末
、ブロンズ、炭素繊維、アラミド繊維などがあるが、グ
ラファイト、二硫化モリブデン、フッ素樹脂などが好ま
しく、これらの1種または2種以上を用いることができ
る. 戊形体中の摺動性充填剤の含有量は5〜98重量%、好
ましくは30〜90重量%である.また本発明の固体潤
滑片には前記二成分のほかに、本発明の目的を損なわな
い範囲で酸化防止剤、熱安定剤,紫外線吸収剤、難燃助
剤、帯電防止剤、滑剤および着色剤などの通常の添加剤
を1種以上添加することができる。
またフェノール樹脂、エポキシ樹脂等の他の熱硬化性樹
脂、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリアミド、ポリ
カーボネート,ポリサルホン、ポリエーテルサルホン、
ポリエーテルケトン,ポリエーテルエーテルケトン、変
性ボリフェニレンオキシド、ボリフェニレンサルファイ
ド、液晶ポリマー等の熱可塑性樹脂、さらにガラス繊維
、アルミナ繊維、チタン酸カリウム繊維などの補強材や
クレー、マイ力、シリカ、ガラスビーズ、アルミナ、炭
酸カルシウム等の摺動性充填剤以外の充填剤もその目的
に応じて適当量を配合することも可能である. 以上の各成分の配合物を混合、乾燥後、成形して成形体
とし、パンタグラフ摺り板減摩用固体潤滑片を得ること
ができる.成形体としては,ポリイミド樹脂に摺動性充
填剤およびその他の戒分を配合して,硬化させた成形体
を使用するが、硬化の際硬化温度の低下、あるいは或形
時間の短縮のために、硬化促進剤を加えても良い。
硬化促進剤としては第三級アミン、イミダゾール類、過
酸化物類などが挙げられ、第三級アミンとしては、例え
ばトリメチルアミン、トリエチルアミン、トリプロビル
アミン、トリブチルアミン等のアルキル基がl〜14個
の炭素原子を有するトリアルキルアミン、N,N−ジメ
チルベンジルアミン,N,N,N’,N’−テトラメチ
ルエチレンジアミン、N,N−ジエチルシク口ヘキシル
アミン、N−メチルモルホリン、N−メチルビペリジン
、1.4−ジアザビシク口(2.2.2)オクタン(D
ABCO)、1,8−ジアザビシク口(5.4.0)ウ
ンデセン−7(DBU)などが挙げられ,イミダゾール
類としては,2−メチルイミダゾール、2−フェニルイ
ミダゾール、2−エチル−4−メチルイミダゾールなど
が挙げられ,また過酸化物類としては、ペンゾイルペル
オキシド、 ターシャリーブチルペルベンゾエートなど
が挙げられる。
戊形方法としては、圧縮成形法、トランスファー成形法
,射出成形法など、樹脂の特性、生産規模に応じた方法
を採用することができる。例えば、ポリアミノビスマレ
イミド樹脂a、ポリアミノビスマレイミド樹脂bまたは
市販のポリイミド樹脂等のポリイミド樹脂と、摺動性充
填剤とを所定量加えてミキサーなどを用いてドライブレ
ンドしてプリミックスを得、これを金型内に充填し、加
圧加熱して戒形体を得ることができる。この時の温度は
通常200〜300℃,圧力は通常100kg/aJ以
上の条件である。またポリイミド樹脂と摺動性充填剤と
の混合物を、必要とあれば加圧処理して予備成形したも
のを金型内に装填して上記条件で成形することも可能で
ある。
また戒形体の金型からの離型性をよくするためにナフテ
ン酸コバルト等の金属石けん類,ステアリン酸等の高級
脂肪酸、シリコン樹脂、脂肪酸アミド等の離型剤を加え
てもよい。
このようにして、優れた耐熱性と摺動特性を有するパン
タグラフ摺り板減摩用固体潤滑片が得られる.また金型
より取り出した後、所定の温度、時間の間ボストキュア
と呼ばれる熱処理を施すことが一般的であるが、この熱
処理を施さなくてもさしつかえない。
本発明で得た戊形体をパンタグラフ摺り板減摩用固体潤
滑片として利用するには、戒形体をそのまま2つの摺り
板の間に扶持した状態に固定するか,摺り板の中央に溝
を掘り、この溝に接着剤で固定するなどの方法で利用す
ることができる。
〔実施例〕
以下,実施例および比較例において、本発明をさらに具
体的に説明する。これらの実施例は説明の目的で述べる
ものであって、本発明に何ら制限を加えるものではない
. 製造例1(末端ジアミンのアミド酸とN,N’−ビスマ
レイミドとの組成物の製造〉 (a)末端ジアミンのアミド酸の合或 攪拌装置,?1下ロートおよび塩化カルシウム管を取り
付けた300mj2の3ツロフラスコに乾燥したジメチ
ルアセトアミド40−に溶かしたジアミン成分0.2モ
ルを入れて攪拌し、これにテトラカルボン酸2無水物(
酸無水物成分)O.OSモルをジメチルアセトアミド1
00mQに溶解した溶液を、滴下ロートより室温で1時
間かけて滴下した。滴下終了後、室温でさらに3時間攪
拌した後、この溶液をIQの水中に投入して凝集物を濾
別し、アセトン還流下にl時間洗浄した。これを再び濾
過して単離し、25℃、10mHg以下の減圧下に5時
間乾燥して淡黄色の粉末を得た。合成結果を表1に示す
.表1 −1 : 4,4’−ジアミノジフェニルメタン.2 
: 4,4’−ジアミノジフェニルエーテル*3 : 
3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
2無水物 114=ピロメリット酸2無水物 (b)末端ジアミンのアミド酸とN,N’−ビスマレイ
ミドとの組成物の製造 上記により得られた末端ジアミンのアミド酸A−1〜A
−3とN,N’−ビスマレイミド化合物とを室温でよく
混合し、組成物C−1〜G−7を得た。配合を表2に示
す。
製造例2(末端ジアミンのアミド酸とN,N’−ビスマ
レイミドとの付加物の合成1) 両末端にマレイミド基を結合させて付加型に変性した付
加一縮台型ポリイミド樹脂プレボリマーを調製した。す
なわち撹拌装置,滴下ロートおよび塩化カルシウム管を
取り付けた300■aの3ツロフラスコに、乾燥したジ
メチルアセトアミド40raQ、ジアミノジフェニルメ
タン39.7g(0.2モル)を入れて撹拌し溶解させ
た。これにペンゾフェノンテトラカルボン酸2無水物3
2.2g(0.1モル)をジメチルアセトアミド100
n+Qに溶解した溶液を滴下ロートより室温で1時間か
けて滴下した.室温でさらに3時間撹拌した後、この溶
液にN,N’−ジフェニルメタンビスマレイミド71.
6 g (0.2モル)を加え、150℃で1時間反応
させた。
反応終了後,この溶液を1kのメタノール中に投入し樹
脂を析出させた。樹脂を濾別およびメタノール洗浄後、
真空乾燥を行って乾燥し、さらに乳鉢で粉砕して、60
メッシュのフルイに通し、淡黄色の粉末状プレボリマー
を得た.樹脂の収率は98.3%であった.本樹脂を樹
脂Aとする。
製造例3(末端ジアミンのアミド酸とN,N’−ビスマ
レイミドとの付加物の合或2) 攪拌装置、滴下ロートおよび塩化カルシウム管を取り付
けた300mQの3ツロフラスコに、乾燥したジメチル
アセトアミド40+mjlに溶かしたジアミン成分0.
2モルを入れて攪拌し、これにテトラカルボン酸2iA
水物0.1モルをジメチルアセトアミド100+mQに
溶解した溶液を、滴下ロートより室温で1時間かけて滴
下した。滴下終了後,室温でさらに3時間攪拌した後、
この溶液にN,N’−ビスマレイミドを加え、120℃
で1時間反応させた.反応終了後、この溶液をIQのメ
タノール中に投入して析出した樹脂を濾別し、さらにメ
タノールで洗浄した。これを再び濾過して単離し,25
℃、10mHg以下の減圧下に5時間乾燥し、さらに乳
鉢で粉砕して60メッシュのフルイに通し、淡黄色粉末
状の付加物(P−1−P−7)を得た.また硬化促進剤
を加えてP−8を得た。これらの付加物の収量(収率)
、元素分析の結果を表3に示す。
実施例1〜6 製造例2で得られた樹脂Aまたは市販の樹脂と摺動性充
填剤とを混合し,温度200〜250℃に設定された金
型に充填して、同温度で15分間、250〜300kg
/a#の圧力にて圧縮成形を行い成形体を得た.成形体
は200℃で24時間ポストキュアした。
なお市販の樹脂および摺動性充填剤としては下記のもの
を使用した. ポリアミノビスマレイミド:ケルイミド1000、ロー
ヌプーラン社製、商品名 ポリアミドイミド: TORLON 4000T.アモ
コ社製,商品名 グラファイト:CP−150. (株)中越黒鉛工業所
製、商品名 二硫化モリブデン:モリパウダーPS、住鉱潤滑剤(株
)製、商品名 PTFE :ルブロンL−2、ダイキン工業(株)製,
商品名 得られた戒形体からなる潤滑片1を、第工図に示すよう
に、溝つき摺り板2の溝部3に接着固定し、摺動面をヤ
スリで研摩して平坦にし、第2図に示すような試験体4
とした6得られた試験体4を、第3図に示すように、模
擬トロリー線を外周に設けた円筒状の摩耗試験機5に取
り付け、押付力5 kgf、摺動速度2001am/h
、摺動時間30分、通電電流100Aにて摩耗試験を行
った。なお模擬トロリー線には0.5mの段差6を設け
た部分があり、これにより摺動中に離線によるアークが
発生する.試験体4と摩耗試験機5との間に、抵抗7を
介して電源8を接続した。成形体の配合および試験結果
を表4に示す。
実施例7 市販のポリイミド樹脂成形体(ベスペルSP−22、グ
ラファイト40重量%含有、デュポン社製、商品名)を
用いて実施例l〜6と同様にして試験体4を得、この試
験体4を用いて実施例1〜6と同様の摩耗試験を行った
。結果を表4に示す。
実施例8〜30 製造例1また3で得られた組成物(c−1〜c−7)ま
たは付加物(P−1〜P−8)と摺動性充填剤とを室温
でよく混合し戒形用コンパウンドを得た。これを250
℃に加熱した金型に入れ、160kg/a#の圧カをか
けて、30分間圧縮成形を行い1次或形物を得た。
これらのものをさらに熱風ギャーオーブンにてボストキ
ュアを行った.ボストキュア条件は200’C、24時
間である。
なお摺動性充填剤としては、実施例1〜6と同様のグラ
ファイト、二硫化モリブデンまたはPTFEを使用した
得られた成形体からなる潤滑片1を、第1図に示すよう
に,溝つき摺り板2の溝部3に接着固定し,摺動面をヤ
スリで研摩して平坦にし、試験体4とした。得られた試
験体4を用いて実施例1〜6と同様にして摩耗試験を行
った。成形体の配合および試験結果を表5および表6に
示す。
比較例l 比較例として実施例と同一の溝つき摺り板2を用い、溝
部3に特開昭59 − 159898号公報に記載され
ている方法に準拠して作成したワックス系固体潤滑片を
装填した。すなわち分子量900のポリエチレンワック
ス30部(重量部,以下同)、パラフィンワックス30
部を120〜130℃で完全に融解させた後、エチレン
ー酢酸ビニル共重合樹脂10部を加えて融解混合した.
これにグラファイト29.5部,二硫化モリブデン0.
5部を加えて充分に分散するまで混合し,同温度に保持
しながら、前記溝つき摺り板2の溝部3に流して冷却固
化させた.摺動面を研摩し金属部と固体潤滑片部が同一
面状に平坦になるようにして、ワックス系固体潤滑片か
らなる試験体4を得た。この試験体4を用いて実施例と
同様の摩耗試験を行った.結果を表6に示す。
比較例2 実施例で用いたものと同一の焼結合金製溝つき摺り板2
を用い、溝部3に固体潤滑片を装填せず空洞のままで試
験体4とし、実施例と同様の摩耗試験を行った.結果を
表6に示す。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明によれば、パンタグラフ摺り板減摩用
固体潤滑片に、ポリイミド樹脂、特にポリアミノマレイ
ミド樹脂、中でも特定のアミド酸と特定のN,N’−ビ
スマレイミドとの組成物または付加物からなるポリアミ
ノビスマレイミド樹脂、および摺動性充填剤の成形体を
用いたので,特に高速電車線においても固体潤滑片が焼
損することなく、金属摺り板、トロリー線の摩耗を低減
するという実用上極めて優れたパンタグラフ摺り板減摩
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第l図は実施例で用いた試験体の分解斜視図、第2図は
摩耗試験に用いた試験体の斜視図、第3図は摩耗試験に
用いた摩耗試験機の概念図である。 各図中、同一符号は同一部分を示し、1は潤滑片,2は
摺り板、3は溝部,4は試験体、5は摩耗試験機である

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ポリイミド樹脂2〜95重量%および摺動性充填
    剤5〜98重量%の成形体からなることを特徴とするパ
    ンタグラフ摺り板減摩用固体潤滑片。
  2. (2)ポリイミド樹脂がポリアミノビスマレイミド樹脂
    であることを特徴とする請求項(1)記載のパンタグラ
    フ摺り板減摩用固体潤滑片。
  3. (3)ポリアミノビスマレイミド樹脂が、式〔1〕▲数
    式、化学式、表等があります▼・・・〔1〕 (式中、R^1は6〜20個の炭素原子を含む4価の芳
    香族基を示す) で表わされるテトラカルボン酸2無水物、および式〔2
    〕 H_2N−R^2−NH_2・・・〔2〕 (式中、R^2は2〜20個の炭素原子を含む2価の有
    機基を示す) で表わされるジアミンの反応物である式〔3〕▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・〔3〕 (式中、R^1、R^2は前記と同じものを示す)で表
    わされる末端ジアミンのアミド酸と、 式〔4〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔4〕 (式中、R^3は2〜20個の炭素原子を含む2価の有
    機基を示す) で表わされるN,N′−ビスマレイミドとを、N,N′
    −ビスマレイミド/末端ジアミンのアミド酸(モル比)
    =1〜3の範囲で含む熱硬化性ポリアミノビスマレイミ
    ド樹脂であることを特徴とする請求項(2)記載のパン
    タグラフ摺り板減摩用固体潤滑片。
  4. (4)ポリアミノビスマレイミド樹脂が、式〔1〕▲数
    式、化学式、表等があります▼・・・〔1〕 (式中、R^1は6〜20個の炭素原子を含む4価の芳
    香族基を示す) で表わされるテトラカルボン酸2無水物、および式〔2
    〕 H_2N−R^2−NH_2・・・〔2〕 (式中、R^2は2〜20個の炭素原子を含む2価の有
    機基を示す) で表わされるジアミンの反応物である式〔3〕▲数式、
    化学式、表等があります▼・・・〔3〕 (式中、R^1、R^2は前記と同じものを示す)で表
    わされる末端ジアミンのアミド酸と、 式〔4〕 ▲数式、化学式、表等があります▼・・・〔4〕 (式中、R^3は2〜20個の炭素原子を含む2価の有
    機基を示す) で表わされるN,N′−ビスマレイミドとを、N,N′
    −ビスマレイミド/末端ジアミンのアミド酸(モル比)
    =1〜3の範囲で反応させた付加物を含む熱硬化性ポリ
    アミノビスマレイミド樹脂であることを特徴とする請求
    項(2)記載のパンタグラフ摺り板減摩用固体潤滑片。
  5. (5)摺動性充填剤がグラファイト、二硫化モリブデン
    およびフッ素樹脂からなる群から選ばれた1種または2
    種以上であることを特徴とする請求項(1)ないし(4
    )のいずれかに記載のパンタグラフ摺り板減摩用固体潤
    滑片。
JP20174190A 1989-08-28 1990-07-30 パンタグラフ摺り板減摩用固体潤滑片 Pending JPH03207202A (ja)

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JP1-221316 1989-08-28
JP1-263197 1989-10-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015012744A (ja) * 2013-07-01 2015-01-19 東洋電機製造株式会社 鉄道車両用パンタグラフ
CN109735383A (zh) * 2019-01-08 2019-05-10 浙江农林大学 一种二硫化钼-双马来酰亚胺固体润滑滑块及其制备方法

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