JPH03205094A - エアバッグおよびその縫製装置 - Google Patents

エアバッグおよびその縫製装置

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JPH03205094A
JPH03205094A JP34459289A JP34459289A JPH03205094A JP H03205094 A JPH03205094 A JP H03205094A JP 34459289 A JP34459289 A JP 34459289A JP 34459289 A JP34459289 A JP 34459289A JP H03205094 A JPH03205094 A JP H03205094A
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JP
Japan
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airbag
fabric
presser
air bag
annular
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Application number
JP34459289A
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English (en)
Inventor
Kazuo Taguchi
一夫 田口
Yuichi Tezuka
手塚 雄一
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Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動車のステアリングなどに装着されるエ
アバッグおよびそのその縫製装置に関するものである。
[従来の技術] 事故か頻発する現在の交通上に鑑み、近年の自動車にお
いては、シートベルトに加え、ステアリンクなどに、エ
アバッグと称する袋状の安全装置か装着される傾向にあ
る。 エアバッグ裏生地3このエアバッグは、衝突事故
が発生すると同時に、その衝撃を感知して作動するエア
バッグ裏生地12からの燃焼ガスにより瞬時にして乗員
とステアリングとの間で膨張し、乗員か走行時の慣性力
により車輌内へ打ちつけられるのを防止し得るようにし
たものであり、従来例えば第9図ないし第12図に示す
ものか提案されている。
第9図に示すように、エアバッグlは、基本的には、円
形のエアバッグ表生地2と、これと同径をなすエアバッ
グ裏生地3とを互いに周縁部において縫合することによ
り袋状に形成したものであり、前記エアバッグ裏生地3
の中央部には、第1O図および第11[]に示すように
ステアリング5に装着されたガス発生器6を挿通させる
ための挿通孔3aか穿設されている。
また、4.4はエアバッグ裏生地3の上下両面に縫着さ
れた環状の補強生地、3b、3bは生地載置台エアバッ
グ裏生地3に形成されたガス排出孔である。
このように構成されたエアバッグ1は、第11図に示す
ようにガス発生器6ヘエアバツグ裏生地3を挿通させた
後、第12図に示すように挿通孔4の周縁部をガス発生
器6の周囲に設けられた環状のリテーナ部7に重ね、そ
の上方から環状の押え金具8をボイルトまたはリベット
などの締結具8aによって押圧させることにより固定す
る。
また、衝突事故発生時には、ガス発生器6のガス噴出口
6aから火薬などの燃焼ガスが噴出されるため、エアバ
ッグ1はカバ一部材9をその膨張力により破断し、第9
図(c)に示すような膨張状態となって乗員(この場合
車輌運転者)の前面に突出する。このため、乗員の前方
へ向かう慣性力は、緩衝吸収され乗員の安全は確保され
る。この時、エアバッグ■には燃焼ガスの圧力や乗員か
らの押圧力が急激にくわわるため、エアバッグ1の取付
けには、前記のような力にも耐え得る極めて強力な固定
状態か要求される。
そのため、従来ては第9図に示すように補強生#!4の
裏面に2重環縫いによる凸状の縫目Saを形成し、これ
を第12図に示すようにステアリング5のリテーナ部5
aの内周部端面に係止させるようにしたものか提案され
ている。
これによれば、膨張時においてエアバッグlに発生する
外周方向への力Fに抗し、押え金具8とリテーナ部7と
による挟持力たけでなくリテーナ部7の内周部端面と縫
目Saとの係止力も作用するため、エアバッグlの固定
力増強ならびにそれに伴なうエアバッグlの破損防止、
燃焼ガスの漏れ防止などの効果か期待されていた。
[発明か解決しようとする課題] しかしながら、しよき従来のエアバッグ1にあっては、
2重環縫いにより形成した縫目Saを内周部端面に係止
させるようになっていたため、十分な係止力か得られな
いという問題かあった。つまり、縫目Saては、エアバ
ッグlの裏面からの突出量に限界かあり、しかも糸には
通常伸縮性かあるため、縫目Saか内周部端面がら脱落
しゃすく、十分な係止力を望めなかった。もっとも、極
めて太く硬質な糸を使用すれば、ある程度の係止力は得
られるか、この場合には、その糸を使用し得るような特
殊な針や釜、糸供給経路中の部材などをミシンに設ける
必要があり、設備費か大きくなることが予想されるため
、これを実現することは極めて困難てあった。
この発明は、前記問題点に着目してなされたちんて、特
殊な糸を使用することなく、確固な固定状態を得ること
ができるエアバッグおよびその縫製装置の提供を目的と
している。
[課題を解決するための手段コ この発明に係るエアバッグは1円環状のエアパック裏生
地と、このエアバッグ裏生地の外周縁部に縫合してなる
エアバッグ表生地とを具えるとともに、前記エアハック
裏生地の内周縁近傍に前記挿通孔12aと同心の円形の
基線に沿って形成される線鳥縫目Sによって前記エアバ
ッグ裏生地の外面側に線状部材を円環状に41着してな
るものであり、前記エアハック裏生地は、ガス発生器の
周囲に設けた円環状の取付部材の上面にこれと同心に固
定され、その固定状態において、線状部材か前記取付部
材の内周部端面に係止するようにしたものである。また
、前記エアハック裏生地は前記取付部材の上面とその上
方に設けた円環状の押圧部材の下面との間に挟持させる
とともに、線状部材は前記押圧部材の内周縁部を上方へ
屈曲形成してなる円環状の立上り部と前記取付部材の内
周縁部を上方へ屈曲形成してなる円環状の立上り部との
間に嵌合させてもよい。
さらに、この発明に係る上記エアバッグの縫製装置は、
生地i置台に設けられた針板の異なる2点に交互に縫い
針を落下させる縫目形成手段と前記両針落ち点間に線状
部材を導出させる案内部材とを几える一方、生地載置台
に回動可能に保持された円板状の下側生地押えと、所定
の移動手段によって昇降する昇降軸と、この昇降軸によ
り中央部を回動可能に支持されるとともに昇降軸と一体
に昇降する一L側生地押えと、前記下側生地押えと下側
生地押えとの間に挟持固定されたエアバッグ裏生地を前
記両生地押えと一体に回転させる生地搬送手段とを具え
、前記搬送手段は、縫い針の昇降動作に同期して四運動
を行ない針板から出没する送り歯と、この送り歯との間
でエアバッグ裏生地を挟持する回動可能な生地押えロー
ラと、この生地押えローラによる生地押え箇所よりさら
に外周部を生地載置台との間で挟持するとともに前記縫
い針の昇降と同期して間欠的に回転する駆動ローラとに
より構成したものである。
[作用] この発明に係るエアバッグは、円環状をなすエアバッグ
裏生地の外面側に線状部材を縫着し、これをガス発生器
の外周面に突設した円環状の線状部材の内周端面に係止
させるようにしたため、特殊な糸を使用することなく、
線状部材の太さ、材質などを考慮することで、容易に必
要十分な係止力を得ることができる。
さらに、エアハック裏生地をガス発生器の取付部とその
上方に設けた円環状の抑圧部材との間に挟持し、かつ線
状部材を抑圧部材の立上り部と取付部材の立上り部との
間に嵌合すれば、より確固な固定状態か得られる。
また、この発明に係るエアバッグの縫製装置において、
下側生地押えと上側生地押えとによりこれらと同心とな
るようエアバッグ裏生地を挟持固定し、その後、縫目形
成手段を作動させれば、縫い針の昇降動作に同期して送
り歯および駆動ローラか間欠的に作動し、エアバッグ裏
生地を両生地神えとともに回転させるため、エアバッグ
裏生地の周縁部近傍には自動的にエアバッグ裏生地と同
心の千鳥縫目か形成されると同時に、この千鳥縫目内に
は案内部材より導出された線状部材が縫い込まれる。
[発明の実施例] 以下、この発明の実施例を第1図ないし第8図に基すい
て説明する。
まず、第1図ないし第5図に基すきこの発明に係るエア
バッグの実施例を説明する。
この実施例におけるエアバッグlOは前記従来のエアバ
ッグlと同様に円形のエアバッグ表生地11と、これと
同一の外径をなすエアバッグ裏生地12(図示せず)と
を、それぞれ周縁部にて縫合することで袋状に形成され
るとともに、前記エアバッグ裏生地12の内外両面には
、それぞれエアバッグ裏生地12の内周部に沿って補強
生地14a、14bか縫着されている。また、前記エア
バッグ裏生地12および補強生地14a、14bの内周
部近傍には、後述の縫製装置によって千鳥縫目Sか形成
されるとともに内側補強生地14bに表出するSには線
状部材15が縫い込まれている。この線状部材15とし
ては1図示のような断面円形のものに限らず、断面環状
のものや、角形状を有するものであっても良く、要は、
外側補強生地14aからの突出量Hか十分に得られれば
よい。また、その材質についても所定の硬度および可撓
性を有するものであれば如何なるものを選定しても良い
なお、第1図中、12b、12cはエアバッグ裏生地1
2に形成された燃焼ガス排出口である。
第4図ないし第6図に上記エアバッタ10の取付状態を
示す。
第4図において、17は自動車のステアリング16はこ
のステアリング17の中央部に形成されたガス発生器挿
通孔16aに嵌合固定してなるガス発生器、18はステ
アリング17に固定した環状のリテーナ部(取付部材)
であり、このリテーナ部の中央部に形成された取付部材
18a内には前記ガス発生器16か挿通されている。そ
して、この実施例における上記IOはその内周縁部を前
記リテーナ部の内周縁部に重合させた状態て固定され、
平常時には、カバ一体19内に折り畳まれて収納されて
いる。
第5図および第6図はエアバッグlOとリテーナ部18
との取付状態を示す図で、第5図は第4図の部分平面図
、第6図は第4図のA部拡大図である0両図に示すよう
にエアバッグ10の内周縁部は、その上下両面側から前
記リテーナ部18と環状の押え金具20(押圧部材)と
のよって挟持されており、押え金具20は、押え金具2
0、リテーナ部18、およびエアバッグ10を貫通する
ボルトまたはリベットなどの締結部材21(ここてはリ
ベットを使用)によつて連結されている。
また、前記リテーナ部18および押え金具20の内周縁
部には、いずれも上方へ屈曲した立上り部か形成されて
おり、立上り部の外面と立上り部の内面との間には所定
の間隙Gか形成されている。そして、前記間隙G内には
前記エアバッグ10に縫着された線状部材15およびエ
アバッグ10の内周縁部か隙間なく嵌合している。この
ため、エアバッグlOは押え金具20とリテーナ部18
との挟持力に加え、線状部材15と押え金具20との係
止力により保持されることとなり、 Wlz時における
エアバッグlOの生地伸長方向に生しる力Fに抗して確
固に固定されることとなる。また、前記線状部材15は
、縫目形成動作自体には殆ど関与しないため、縫目その
もの材質や太さを選定することが可能であり、従来のよ
うな縫目Saのみを係止させるエアバッグ1に比べ、強
力な係止力な得ることがてきる。したかって、エアバッ
グlOの取付部分か外径方向へずれることもなくなり、
締結部材21の挿通部分における破損や燃焼ガスの漏れ
などを確実に防止することができる。また、このように
取付部分の破損防止上効果か向上することにより、補強
生地14a、14bによるエアバッグ10の補強をより
軽減することが可能となり、補強生地のコスト低減を図
ることができる。
さらに、この実施例においては、リテーナ部18の内周
縁部に立−Lり部を形成し、その外面にエアハック裏生
地12の内周縁部を当接させるようにしたため(厳密に
は外側補強生地の内周縁部か当接している)、エアバッ
グlOの中心方向へのずれも防止することができ、−層
強固な固定状態を得ることができる。
なお、」1記実施例においては、エアパック裏生地12
の内面側に線状部材15を縫着し、これを押え金具20
の外周面に係止させるようにしたか、線状部材15をエ
アバッグ裏生地12の内面側に縫着するとともに、リテ
ーナ部18の内周縁部に、前記立上り部にかえて下方へ
屈曲する立ち下り部を形成し、その立ち下り部の外面に
前記線状部材15を係止させるようにしてもよい。なお
この場合、押え金具20の内周縁部にも取付部材18の
立ち下り部より小径の立ち下り部を形成し両立ち下り部
の間隙内にエアバッグ裏生地12および線状部材15を
嵌合させるようにすれば、上記実施例と同様の効果が期
待できる。また4内周縁の全く屈曲しない押え金具を用
いてもエアバッグ10の外径方向へのずれは同様に防止
することがてきる。但し、この場合にはエアバッグlO
の内径方向へのずれは防止できない。
次に上記エアバッグ10の縫製装置を第7図および第8
図に基すき説明する。
図において、30は生地載置台、31はこの生地載置台
30に設けられた針板、32は縫い針を針板31上の異
なる2点P1、P2へ交互に落下させる針揺動機構を具
えた周知の千鳥縫いミシン(M目形成手段)である、3
3は生地載置台30に回動自在に支持された円盤状の下
側生地押えてあり、前記生地!置台30の上面より突出
している。
なお、この下側生地押え33の回動中心軸線は前記2点
P1、P2を結ふ直線の延長線と垂直に交差する位置に
設定されている。
34は千鳥縫いミシンにより生地載置台30の上方に水
平に保持された支持台で、その上面には、前記2点P1
.P2を結ふ直線と平行するレール35か敷設されてい
る。36は前記レール35に沿って直線往復動可能に設
けられた移動台である。
この移動台36は前記支持台34上にレール35と平行
に設けられたりニアソレノイド(移動手段)37によっ
て往復動を行なうようになっている。 また、リニアソ
レノイド37は、ケース体37aの中に収納された駆動
側マグネット(不図示)の移動に従動して、従動マグネ
ット37bかケース体37a上を滑動するようになって
おり、この従動マグネット37bに前記移動台36か固
定されている。38前記移動台36の軸保持部移動台3
6aに上下動可能に保持された昇降軸(スプライン軸)
で、その上端部には移動台36の上端に固定されたシリ
ンダ39のシリンダロッド39aか連結されており、こ
のシリンダロッド39aと一体に昇降動作を行なうよう
になっている。
また、40はこの昇降軸38の下端にベアリング送り歯
41を介して回動可能に取付けられた円形棟上の上側生
地押えであり、昇降軸38と同心に取付けられている。
また、この上側生地押え40の内面には環状の段郡上側
生地押え40aか形成されており、前記昇降軸38のL
2と下側生地押え33の回動中心軸MLIとが一致した
状態で昇降軸38とともに上側生地押え40を下降させ
ることにより、前記段部上側生地押え40aが下側生地
押え33の外周面および上面周線部と嵌合するようにな
っている。
41は前記千鳥縫いミシンにおける縫い針の昇降動作に
同期して四運動を行ない、針板3工から出没する周知の
送り歯である。42は送り141に釘板31を介して対
向する生地押えローラて、千鳥縫いミシンに設けられた
押え昇降ロット(不図示)によって回動可能に支持され
るとともに押え昇降ロウトと一体に昇降するようになっ
ており、下降時には、その外周面によって針板311:
の生地をL方から押え、針板31より突出した送り$4
1との間で生地を挟持して、送り歯41の生地搬送動作
にしたかって回転するようになっている。
また、43は前記縫い釦の昇降動作に同期して回転する
パルスモータ、44はタイミングベルト43aを介して
連結されパルスモータ43の回転にしたかって回転する
駆動ローラである。
この駆動ローラ44は、その外周面か前記生地載置台3
0上に載置された生地に圧接し、その回転力により生地
を搬送するようになっている。
そして、この駆動ローラ44の取付位置は、前記下側生
地押え33の回動中心軸線L1を中心として前記生地押
えローラ42より外周位置に設定されている。
また前記パルスモータ43による駆動ローラ44の生地
搬送ピッチは、送り歯41による生地搬送ピッチに対し
て次のような関係となるよう設定されている。
いま、駆動ローラ44による生地搬送ピッチをtl、送
り歯41のそれをt2とし、かつ各生地押えローラ42
.駆動ローラ44と前記回動中心軸線LLとの距離をf
ll、12とすると、駆動ローラ44の生地搬送ピッチ
t2は、これと送り歯41による生地搬送とッチt1と
の比(t2/ll)か、前記各距離の比U2/1,1)
と同一となる関係(t2/1l−)2/ノl〕満すよう
設定されている。なお、送り歯41〜駆動ローラ44に
より生地搬送手段か構成されている9 第8図は前記千
鳥縫いミシンに設けられた45を示す図である。この4
5は逆T字状をなし、その立−Eり部45aか、前記生
地押えローラ42を支持する不図示の押え昇降ロッドに
固定されている。また、この45の生地押圧部45bに
は、縫い針を挿通させる長穴状の針挿通孔45b 1か
形成されるとともに、この針挿通孔45b l内の中央
部に前記線状部材15を導入させるバイブ状の案内部材
45cか突設されている。
なお、線状部材15は図外の供給源から繰り出され、そ
の端部か案内部材45c内に挿入されるている。
次に上記縫製装置によるエアバッグ裏生地12への線状
部材15の縫着動作を説明する。
初期状態において、移動台36はリニアソレノイド37
の従動マグネット37bとともに第7図の1点鎖線にて
示す位M(初期位置)に保持される一方、下側生地押え
33かシリンダによって上方に保持されている。この状
態て、上側生地押え40上にエアバッグ裏生地12を同
心となるように載置し、リニアソレノイド37を作動さ
せると、従動マグネット37bとともに移動台36か矢
符A方向へ移動し、移動台36に保持された昇降軸38
のL2と下側生地押え33の回動中心軸線Llとが合致
した時点て停止する。
この後、シリンダ39か作動してシリンダロット39a
および昇降軸38とともに上側生地押え40が下降し、
この上側生地押え40の段部上側生地押え40aと下側
生地押え33との間にエアバッグ裏生地12の挿通孔周
縁か挟持固定されるここて、45、生地押えローラ42
および駆動ローラ44をそれぞれエアバッグ裏生地12
に圧接させ、縫製開始指令を入力すると、千鳥縫いミシ
ンの賛い針Nか昇降3よび揺動運動を開始するとともに
、縫い針Nの昇降動作に同期して、送り歯41の四運動
および駆動ローラ44の間欠回転か開始される。 この
送り歯41および駆動ローラ44の動作によってエアバ
ッグ裏生地12は上側生地押え40および下側生地押え
33と一体に回動中心軸線L1、L2を中心に間欠回転
し、エアハック裏生地12の内周縁近傍には、エアハッ
ク裏生地12と同心の円形の基線を有する周知の千鳥縫
目Sか形成される。
この際、縫い針Nは生地押え部材45の針挿通孔45b
 1内の異なる2点Pi、P2中へ落下することとなる
か、この針落ち点P1.P2間には、案内部材45cに
よって線状部材15の端部か導入されており、これか縫
い始めの数計によって形成される縫目Sa内に縫い込ま
れてエアバッグ裏生tl!!12に係止されるため、そ
の後も線状部材15はエアバッグ裏生地12の回転に伴
なって自動的に両針落ち点間に繰り出され1M目Sa内
に環状に縫い込まれる。
また、以上の縫製動作において、駆動ローラ44は送り
歯41の搬送ピッチt2に対し、ノ2/J2x倍の搬送
ピッチてエアハック裏生地12の外周部を強制的に搬送
するようになっているため、エアバッグ裏生地12はい
ずれの部分においても同時に同一角度て搬送される。こ
のため、エアバッグ裏生地12にはしわなどが発生する
こともなく、良好な搬送状態か得られる。
[発明の効果] 以上、説明したように、この発明に係るエアパックにお
いては、エアバッグ裏生地の内周縁近傍に千鳥縫いによ
って線状部材を縫着し、これをガス発生器の周囲に設け
られた円環状の取付部材の内周端面に係止させるように
したため、特殊な縫糸を用いなくても済み、既存の縫目
形成手段を用いて構成することができ、しかも縫製時に
おける線状部材の太さ、材質などは自由に選定できるた
め、取付部材に対し必要十分な係止力を得ることができ
る。
また、この発明に係る縫製装置によれば2エアバツグ裏
生地の内周縁部近傍に線状部材を自動的に縫着すること
がてき、優れた生産効率を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明に係るエアバッグの1実施例を示す
要部平面図、第2図は第1図に示したものの1部切欠斜
視図、第3図は第1図に示したものの縦断部分側面図、
第4図は同実施例におけるエアバッグの装着状態を示す
1部縦断側面図、第5図はS4図に示したものの要部平
面図、第6図は第5図に示したものの部分拡大図、第7
図はこの発明に係る縫製装置の1実施例を示す1部切欠
側面図、第8図は第7図に示した縫製装置に設けられる
生地押えを示す斜視図、第9図(a)は従来のエアバッ
グを示す平面図、同図(b)は同図(a)に示したもの
の縦断側面図、同図(C)は同図(b)に示したものの
使用状態を示す縦断側面U、第1o図は自動車のステア
リングにおけるエアハックの取付部分を示す平面図、第
11図は第1O図に示したものの縦断側面図、第12図
は従来のエアバッグの取付状態を示す縦断部分側面図、
第13図は第12図に示したものの部分拡大図である。 図において、 l・・・・・−・・・・・・エアバッグ表生地2・・・
・・・・・・・・・エアバッグ裏生地2a・・・・・・
・・・・・・挿通孔 5・・・・・・・・・・・・   線状部材6 ・・・
・−・・・・・・・  ガス発生器・・・・・・・・・
・・・   千鳥縫目18・・・・・・・・・・・・ 
 取付部材(リテーナ部)18a  ・・・−・−・・
・・ 立上り部20 ・・・・・・・・・・・・  押
圧部材(押え金具)20a−・・−・−・・・・・・ 
 立上り部N  ・−・・・・・・・・−・  縫い針
30・・・・・・・・・・・・   生地tL置台31
 ・・・・・・・・・・・・  針板32・・・・・・
・・・・・・縫目形成手段(千鳥縫いミシン)Pl、P
2・・・・・・・・・・・・針落ち点33 ・・・・・
・・・・・・・  下側生地押え36 ・・・・・・・
・・・・・  移動台38 ・・・・・・・・・・・・
  昇降軸37 ・・・・・・・・・・・・  リニア
ソレノイド39 ・・・・・・・・・・・・     
 昇降駆動手段40 ・・・・・・・・・・・・  上
側生地押え45 ・・・・・・・・・・・・  生地押
え部材45c・・・・・・・・・・・・  案内部材L
1 ・・・・・・・・・・・・  回動中心軸線L2 
・・・・・・・・・・・・  回動中心軸線出 願 人 シュ キ株式会社 第5図 第6図 第10図 (a) 第9 図 (b) (C) 平成1年特許願第344592号 6 、補正の内容 6−1.明細書第25頁11行目から12行目の[第1
3図は第12図に示したものの部分拡大図である。」の
文を削除する。 6−2.別紙のとおり願書の出願人の欄を補正する。 3、補正をする者 事件との関係

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)中央にガス発生器を挿通させる円形の挿通孔を形
    成した円環状のエアバッグ裏生地と、円形をなし、その
    周縁部を前記エアバッグ裏生地の外周縁部に縫合してな
    るエアバッグ表生地と、 前記エアバッグ裏生地の内周縁近傍に前記挿通孔と同心
    の基線に沿って形成される縫目によって前記エアバッグ
    裏生地の内外両面のうちいずれか1面に円環状に縫着し
    た線状部材と、を具えたことを特徴とするエアバッグ。
  2. (2)前記エアバッグ裏生地はガス発生器の周囲に設け
    られた円環状の取付部材に対しこれと同心に固定され、
    前記取付部材の内周端面に係止されることを特徴とする
    請求項1記載のエアバッグ。
  3. (3)前記エアバッグ裏生地は、ガス発生器の周囲に設
    けられた円環状の取付部材とその上方に設けた円環状の
    押圧部材との間に挟持されるとともに、線状部材は前記
    押圧部材の内周縁部を上方へ屈曲形成してなる円環状の
    立上り部と前記取付部材の円周縁部を上方へ屈曲形成し
    てなる円環状の立上り部との間に嵌合することを特徴と
    する請求項1記載のエアバッグ。
  4. (4)縫い針を生地載置台中に設けられた針板の異なる
    2点に交互に落下させる縫目形成手段と、前記両針落ち
    点間に所定の供給源から繰り出される線状部材を導入さ
    せる案内部材と、前記生地載置台に設けられ、前記縫い
    針の両落下点を結ぶ直線の延長線上に設定した所定の回
    動中心軸線を中心に回動可能な円板状の下側生地押えと
    、前記生地載置台の上方で前記縫い針の両落下点を結ぶ
    直線と平行に水平直線移動可能な移動台と、前記移動台
    により垂直方向へ昇降可能に保持された昇降軸と、 前記昇降軸を昇降させる昇降駆動手段と、中央部を前記
    昇降軸に回動可能に支持されるとともに、昇降軸と一体
    に昇降する上側生地押えと、前記移動台をこれに支持さ
    れた前記昇降軸の中心軸線と前記下側生地押えの回動中
    心軸線とが一致する生地押さえ位置から前記縫い針より
    離反する方向へ移動した初期位置に至る間を移動させる
    移動手段と、を具え、 前記移動台を生地押え位置に位置させた状態で前記昇降
    駆動手段にて昇降軸を下降させることにより前記下側生
    地押え上にこれと同心に載置したエアバッグ裏生地の内
    周縁部を下側生地押えと前記上側生地押えとにより挟持
    固定するようになすとともに、前記縫目形成手段による
    縫い針の昇降動作に応じて、前記下側生地押えと上側生
    地押えとの間に挟持固定されたエアバッグ裏生地を前記
    両生地押えと一体に回転させる生地搬送手段を設け、 この生地搬送手段は、 前記縫い針の昇降動作に連動して四運動を行ない針板か
    ら出没する送り歯と、 この送り歯に対して昇降可能であって、下降時にはその
    外周面と前記送り歯との間でエアバッグ裏生地を挟持す
    る回動可能な生地押えローラと、前記エアバッグ裏生地
    において前記生地押えローラと送り歯との挟持箇所より
    さらに外周部を前記生地載置台との間で挟持すると、前
    記縫い針の昇降動作に同期して駆動ローラを間欠的に回
    転させる駆動手段とを具え、この駆動手段は、駆動ロー
    ラによるエアバッグの回転移動ピッチと生地押えローラ
    および送り歯によるエアバッグの回転移動ピッチとの比
    が、前記下側生地押えの回動中心軸線から駆動ローラま
    での距離と回動中心軸線から生地押えローラの生地接合
    位置までの距離との比と同一になるよう前記駆動ローラ
    を回転させることを特徴とするエアバッグ縫製装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0479185A2 (de) * 1990-10-04 1992-04-08 TRW Occupant Restraint Systems GmbH Gassack für ein Rückhaltesystem in Fahrzeugen
FR2724144A1 (fr) * 1994-09-02 1996-03-08 Aerazur Procede de fixation, par couture, de renforts a un sac de retenue gonflable

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0479185A2 (de) * 1990-10-04 1992-04-08 TRW Occupant Restraint Systems GmbH Gassack für ein Rückhaltesystem in Fahrzeugen
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