JPH03204537A - 空気調和装置の運転制御装置 - Google Patents

空気調和装置の運転制御装置

Info

Publication number
JPH03204537A
JPH03204537A JP1342151A JP34215189A JPH03204537A JP H03204537 A JPH03204537 A JP H03204537A JP 1342151 A JP1342151 A JP 1342151A JP 34215189 A JP34215189 A JP 34215189A JP H03204537 A JPH03204537 A JP H03204537A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
indoor
indoor unit
control device
remote control
selection means
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP1342151A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2504247B2 (ja
Inventor
Satoshi Ikegaki
池垣 聡
Kouji Kamafusa
鎌房 功二
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daikin Industries Ltd
Original Assignee
Daikin Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Daikin Industries Ltd filed Critical Daikin Industries Ltd
Priority to JP1342151A priority Critical patent/JP2504247B2/ja
Publication of JPH03204537A publication Critical patent/JPH03204537A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2504247B2 publication Critical patent/JP2504247B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air Conditioning Control Device (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、複数台の室内ユニットをリモートコントロー
ル装置により制御するようにした空気調釦装置の運転制
御装置に係り、特にアドレス番号の設定ミス、故障等の
迅速な発見対策に関する。
(従来の技術) 従来より、例えば特開昭60−103243号公報に開
示される如く、複数の室内ユニットを備えた空気調和装
置の運転制御装置として、1台のリモートコントロール
装置で複数台の室内ユニットの運転を制御することによ
り、例えばマルチ空調システムにおける特定の複数台の
室内ユニットをグループ制御して、制御の簡素化を図ろ
うとするものは公知の技術である。
(発明が解決しようとする課題) ところで、上記従来のもののように、−台のリモートコ
ントロール装置で複数台の室内ユニットの運転を制御し
ようとする場合、例えば誤配線や、各室内ユニットのア
ドレスを間違って設定した場合などには、リモートコン
トロール装置側でそのチエツクをするのか非常に困難で
ある。すなわち、そのリモートコントロール装置か制御
する複数台の室内ユニットのうち故障のものがあると、
リモートコントロール装置にそのアドレス番号が表示さ
れるが、リモートコントロール装置側ではその番号と室
内ユニットそのものとの正確な対応関係が解らないから
である。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目
的は、リモートコントロール装置側で各室内ユニットと
アドレス番号との対応を確認する手段を講することによ
り、誤配線やアドレスの設定ミス等の迅速な発見を可能
とすることにある。
(課題を解決するだめの手段) 上記目的を達成するため本発明の解決手段は、リモート
コントロール装置に、サービスモード時、リモートコン
トロール装置側から各室内ユニットのアドレスを選択し
、その室内ユニットにおける空調空気の状態を見ること
で対応関係を確認する点検機能を設けることにある。
具体的には、第1の解決手段は、第1図に示すように、
複数台の室内ユニット(C1)〜(C3)の運転を制御
するためのリモートコントロール装置(Rc)を備えた
空気調和装置の運転制御装置を対象とする。
そして、上記リモートコントロール装置(Rc)に、各
室内ユニット(C1)〜(C3)の運転モードをサービ
スモードにするよう指令するモード指令手段(73)と
、各室内ユニット(C+ )〜(C3)のアドレス番号
を選択する選択手段(78)と、上記モード指令手段(
73)及び選択手段(78)の出力を受け、サービスモ
ード時、選択手段(78)で選択された室内ユニットの
ファン(57)のみを強制的に運転するよう制御する強
制運転制御手段(101A)とを設ける構成としたもの
である。
第2の解決手段は、上記第1の解決手段と同様の空気調
和装置の運転制御装置を対象とする。
そして、上記リモートコントロール装置(Rc)に、各
室内ユニット(C+ )〜(C3)の運転モードをサー
ビスモードにするよう指令するモード指令手段(73)
と、各室内ユニット(C1)〜(C3)のアドレス番号
を選択する選択手段(78)と、上記モード指令手段(
73)及び選択手段(78)の出力を受け、サービスモ
ード時、選択手段(78)で選択された室内ユニットの
風向変更装置のみを強制的に運転するよう制御する強制
運転制御手段(101B)とを設けたものである。
(作用) 以上の構成により、請求項(1)の発明では、リモート
コントロール装置(Rc)のモード指令手段(73)に
より、装置の運転がサービスモードに設定され、選択手
段(78)により、制御すべき室内ユニット(例えばC
+)が選択される。そして、強制運転手段(101A)
により、選択手段(78)で選択された室内ユニット(
C1)の室内ファン(57)のみが運転するよう制御さ
れる。
したがって、選択手段(78)により室内ユニット(C
1)〜(C3)のアドレス番号を順次指定しながら、室
内ファン(57)からの空調空気の流れの有無を目視で
又はリモートコントロール装置(Rc)の表示で確認す
ることにより、設定後のアドレススイッチを目視て確認
することなく据付は時の誤配線やアドレスの設定ミス等
が容易に発見されることになる。
請求項(2の発明では、上記請求項(1)の発明と同様
の手順で、強制運転手段(101B)により、各室内ユ
ニット(CX)〜(C3)の風向変更装置が順次駆動す
るよう制御されるので、その作動を確認することにより
、誤配線やアドレスの設定ミスが容易に発見される。
(実施例) 以下、本発明の実施例について、第2図以下の図面に基
づき説明する。
第2図は本発明の実施例に係る空気調和機(X)を示し
、この空気調和機(X)は1台の室外ユニット(A)に
対して複数台(図では3台)の室内ユニット(B)、(
B)、(C+ )〜(C3)が並列に接続されてなるマ
ルチ型の空気調和機である。
上記室外ユニツ) (A)は圧縮機(1)と、冷媒の流
れ方向に応じて蒸発器又は凝縮器として機能する2台の
室外熱交換器(2g)、  (2b)とを備えている。
上記圧縮機(1)は、出力周波数を可変に切り換えられ
るインバータ(図示せず)により容量が調整される第1
圧縮機(1a)と、パイロット圧の高低で差動するアン
ローダ(図示せず)により容量がフルロード状態(例え
ば100%)及びアンロード状態(同50%)の2段階
に調整される第2圧縮機(1b)とを逆止弁(IC)を
介して並列に接続してなる容量可変タイプであり、上記
第1及び第2圧縮機(la ) 、  (1b)の吐出
側にはそれぞれ圧縮機(la ) 、  (1b)から
吐出されるガス中の油をそれぞれ分離して圧縮機(la
 ) 、  (lb )の吸込側に戻す第1及び第2油
分離器(ld)’、(le)が配設されている。
上記圧縮機(1)の吐出側には冷媒回路(3)の高圧ガ
スライン(31)が、また吸込側には低圧ガスライン(
32)がそれぞれ接続されている。
また、上記各室外熱交換器(2a)、  (2b)は圧
縮機(1)に対して並列に設けられ、各室外熱交換器(
2a)、  (2b)の一端はそれぞれ四路切換弁(2
1a)、(21b)を配設したガス管(22a)、  
(22b)を介して上記高圧ガスライン(31)と低圧
ガスライン(32)とに切換可能に接続されている一方
、各室外熱交換器(2a)、  (2b)の他端には冷
媒回路(3)における液ライン(33)の液管(33a
)、  (33b)が接続されている。そして、上記各
四路切換弁(21g)、  (21b)は、各室外熱交
換器(2a)、  (2b)が凝縮器として機能する場
合には、ガス管(22a)、  (22b)が高圧ガス
ライン(31)に連通するように図中実線に切り換わる
一方、逆に各室外熱交換器(2a)、(2b)が蒸発器
として機能する場合には、ガス管(22a)(22b)
が低圧ガスライン(32)に連通するように図中破線に
切り換わるものである。また、上記四路切換弁(21a
)、(21b)の1つのボートはそれぞれキャピラリ(
23a)、  (23b)を備えた接続管(24a)、
(24b)を介して四路切換弁(21a)、(21b)
と低圧ガスライン(32)との間のガス管(22a)。
(22b)に接続されている。
さらに、上記高圧ガスライン(31)にはガス管(22
a)、  (22b)の接続部よりも下流側(室内ユニ
ット(B)側)に一方向弁(4)。
(4)が、また低圧ガスライン(32)にはガス管(2
2a)、  (22b)の接続部よりも下流側(圧縮機
(1)側)にアキュムレータ(41)がそれぞれ配設さ
れている。また、ガス管(22a)(22b)の接続部
よりも上流側の高圧ガスガスライン(31)と、ガス管
(22a)、  (22b)の接続部よりも下流側でか
つアキュムレータ(41)よりも上流側の低圧ガスライ
ン(32)との間、換言すると圧縮機(1)の吐出側と
吸込側との間は均圧用バイパス路(42)により接続さ
れている。この均圧用バイパス路(42)には開閉弁(
42a)と流量調節用キャピラリ(42b)とが配設さ
れている。
また、上記液ライン(33)における各液管(33a)
、  (33b)は各々の液冷媒が互いに合流するよう
にレシーバ(43)に接続され、該レシーバ(43)に
は液ライン(33)のメイン液管(33c)が接続され
ている。さらに、上記各液管(33a)、  (33b
)には室外電動膨張弁(25a)、(25b)がそれぞ
れ配設されており、この室外電動膨張弁(25a)、(
25b)は室外熱交換器(2g)、(2b)が蒸発器と
して機能する際に液冷媒を減圧し、凝縮器として機能す
る際に液冷媒の流量を調節するものである。
圧縮機(1)の吐出側である高圧ガスライン(31)に
おける一方向弁(4)の下流側と、レシーバ(43)と
の間は高圧ガス冷媒であるいわゆるホットガスをレシー
バ(43)に導くホットガスバイパスライン(45)に
より接続され、該ホットガスバイパスライン(45)に
はホットガス開閉弁(45a)とホットガスの流量を調
節するキャピラリ(45b)とが配設されている。
一方、上記高圧ガスライン(31)、低圧ガスライン(
32)及びメイン液管(33)の各々は室内側に延長さ
れ、高圧ガスライン(31)は分流器(31a)を介し
て高圧分岐管(31b)。
(31b)、・・・に、また低圧ガスライン(32)は
分流器(32a)を介して低圧分岐管(32b)(32
b)、・・・に、さらにメイン液管(33)は分流器(
33d)を介して液分岐管(33e)。
(33e)、・・・にそれぞれ分岐され、これら各分岐
管(31b)、(32b)、(33e)が各室内ユニッ
ト(B)、(B)及び(C1)〜(C3)に接続されて
いる。
上記室内ユニット(B)、  (B)及び(C1)〜(
C3)のうち2つの室内ユニット(B)。
(B)は同一に構成され、各々冷房運転時には蒸発器と
して、暖房運転時には凝縮器として機能する室内熱交換
器(5)と、該室内熱交換器(5)に近接配置された室
内ファン(57)と、冷房運転時には冷媒を減圧し、暖
房運転時には冷媒の流量を調節する室内電動膨張弁(5
1)とを備えている。該室内電動膨張弁(51)は上記
液分岐管(33e)に配設され、この液分岐管(33e
)が上記室内熱交換器(5)の一端に接続され、室内熱
交換器(5)の他端はガス管(5a)を介して上記高圧
分岐管(31b)及び低圧分岐管(32b)に接続され
ている。そして、高圧分岐管(31b)及び低圧分岐管
(32b)のガス管(5a)側端部にはそれぞれ開閉弁
(52)。
(53)が配設されており、この両開閉弁(52)(5
3)を開閉制御して室内熱交換器(5)を高圧ガスライ
ン(31)と低圧ガスライン(32)とに切換接続し、
室内熱交換器(5)が蒸発器として機能する際(冷房時
)に低圧側開閉弁(53)を、凝縮器として機能する際
(暖房時)に高圧側開閉弁(52)をそれぞれ開くよう
に構成されている。
さらに、上記室内ユニット(B)の液分岐管(33e)
と低圧分岐管(32b)における開閉弁(53)の下流
側との間は低圧バイパス路(54)により接続され、こ
の低圧バイパス路(54)にはバイパス弁(54a)及
びキャピラリ(54b)が配設されている。また、低圧
バイパス路(54)と液分岐管(33e)との間には配
管熱交換器(54c)が形成されていて、暖房時に室内
熱交換器(5)より流出する液冷媒のフラッシュ流を防
止するように構成されている。また、上記高圧分岐管(
3l b)における開閉弁(52)の上流側と上記ガス
管(5a)との間は流量調節用のキャピラリ(55a)
を備えた高圧バイパス路(55)で接続されており、冷
房時に高圧分岐管(3l b)等に溜まる凝縮液をバイ
パスするように構成されている。そして、上記開閉弁(
52)(53)及び両バイパス路(54)、  (55
)はキット(56)内に一体に収納されており、圧縮機
(1)、室外熱交換器(2a)、(2b)、室内熱交換
器(5)、  (5)、・・・が高圧ガスライン(31
)、低圧ガスライン(32)及び液ライン(33)によ
って接続されている。
一方、各室内ユニット(B)、  (B)及び(C1)
〜(C3)のうち、3台の室内ユニット(C1)〜(C
3)は同一構成であって、それぞれ上記と同様の室内熱
交換器(5)と室内ファン(57)と、室内電動膨張弁
(51)とを備えている。
そして、これらの室内ユニット(C1)〜(C3)の液
側はいずれも液側副分流器(58b)で上記液分枝管(
33e)に合流するよう接続されている。また、各室内
ユニット(C1)〜(C3)のガス側はいずれもガス側
副分流器(58a)で上記ガス管(5a)に合流するよ
うに接続されていて、さらに、このガス管(5a)が上
述のごとく高圧ガス分岐管(31b)と低圧ガス分岐管
(32b)とに分岐していて、この各ガス分岐管(31
b)、  (32b)に跨って、上記と同様の開閉弁(
52)、(53)及び両バイパス路(54)。
(55)からなるキット(56)が設けられている。
したがって、各室内ユニット(C1)〜(C3)は他の
室内ユニット(B)、  (B)と異なり、個別に冷暖
房運転の切換をすることはできず、3台が同時に冷房又
は暖房運転を可能となるよう構成されている。
以上により、冷媒回路(3)が構成されている。
尚、(26)は室外熱交換器(2g)、(2b)に近接
配置された室外ファンであり、(44)は低圧ガスライ
ン(32)とメイン液管(33c)との間で熱交換させ
る吸入熱交換器である。
さらに、上記冷媒回路(3)には各種のセンサが配設さ
れている。すなわち、(Tbl)は室内ユニット(B)
の液冷媒温度を検出する液温センサ、(T h2)は室
内ユニット(B)のガス冷媒温度を検出する外気温セン
サ、(The)は室内ファン(57)の吸込空気温度を
検出する室温センサである。(T h4)は室外熱交換
器(2a)、(2b)側の液冷媒温度を検出する液温セ
ンサ、(T h5)は室外熱交換器(2a)、  (2
b)側の吐出ガス冷媒温度を検出する外気温センサ、(
T he)は外気温度を検出する外気温センサ、(T 
h7)は圧縮機(1)の吐出ガス冷媒温度を検出する吐
出外気温センサ、(HPS)は圧縮機(1)の吐出ガス
冷媒圧力を検出する高圧圧力センサ、(LPS)は圧縮
機(1)の吸入ガス冷媒圧力を検出する低圧圧力センサ
である。
次に、第3図は空気調和装置の制御システムを示し、(
60A)は室外ユニット(A)の運転を制御するための
室外制御ユニット、(60B)。
(60B)は各室内ユニット(B)、  (B)の運転
を制御するための室内制御ユニット、(60C1)〜(
60C3)は各室内ユニット(C1)〜(C3)の運転
を制御するための室内制御ユニ・ソトである。
また、(RA )は上記室外制御ユニット(60A)と
は遠隔的に信号の授受可能な室外リモートコントロール
装置、(Rc ) 、  (Rc )は各室内制御ユニ
ット(60B)、  (60B)とは遠隔的に信号の授
受可能な室内リモートコントロール装置、さらに、(R
c )は各室内制御ユニット(60C1)〜(60C3
)とは遠隔的に信号の授受可能な室内リモートコントロ
ール装置であって、該室内リモートコントロール装置(
Rc )は−台で3台の室内ユニット(C+ )〜(C
3)の運転をグループ制御し、或いはその運転状況を把
握しうるようになされている。
ここで、上記室内リモートコントロール装置(Rc )
の構成について、第4図に基づき説明する。第4図は室
内リモートコントロール装置(RC)の制御パネルの構
成を示し、(65)は各室内ユニット(C1)〜(C3
)の運転、停止を指令する運転/停止ボタン、(66)
は各室内ユニット(C1)〜(C3)が運転中には点灯
し、停止時には消灯する一方、異常停止時には点滅する
運転ランプ、(70)は各室内ユニット(C+)〜(C
3)に対する運転指令を入力するための入力部、(80
)は各室内ユニット(C+ )〜(C3)の運転状態や
設定条件等を確認する表示部である。
上記入力部(70)において、(71)は運転モードを
冷房、暖房、冷暖自動及び送風運転の各モードに設定す
るための運転切換ボタン、(72)は各室内ユニット(
C1)〜(C3)のグループ制御時に、風量、風向、フ
ラップスイングの入/切等を各室内ユニット(C1)〜
(C3)個別に設定するための個別設定ボタン、(73
)は装置の据付は時における点検運転や試運転時にその
区別を指令するモード指令手段としての点検/試運転ボ
タン、(74)は風向変更装置としてのフラップ(図示
せず)をスイングさせたり、希望位置で停止させたりす
るよう指令するためのスイングフラップ入/切ボタン、
(75)は各室内ファン(57)、・・・の風量を強弱
変更するための風量調節ボタン、(76)は表示部(8
0)における後述の設定温度/タイマ時間表示部(84
)の表示の切換を行うための表示切換ボタン、(77)
はフラップの上下方向の風向調節を行うための風向調節
ボタン、(78)は上記表示切換ボタン(76)の切換
で設定温度表示のときには温度を調節し、タイマ時間表
示のときにはタイマの設定時間を調節する一方、上記個
別設定ボタン(72)による個別設定時には、設定すべ
き室内ユニット(C1)〜(C3)のアドレス番号を選
択する選択手段としての設定温度/タイマ時間調節ボタ
ンである。
また、上記表示部(80)において、(81)は冷房、
暖房、冷暖自動、送風等の運転モードを表示するための
運転モード表示部、(82)は装置の異常停止時に異常
内容を表示するための異常内容表示部、(83)は上記
点検/試運転ボタン(73)を押したときにいずれの運
転モードかを表示する点検/試運転表示部、(84)は
上記表示切換ボタン(76)の切換指令に応じて設定温
度又はタイマ時間の数字を表示する設定温度/タイマ時
間表示部、(85)は各室内ユニット(C1)〜(C3
)を集中してコントロールする集中コントロール時にそ
の旨を表示するための集中管理中表示部、(86)は室
内ファン(57)の設定風量の強弱を表示するための風
量表示部、(87)は風向が設定されているとき及びス
イングフラップのときにその風向を表示するための風向
・スイングフラップ表示部、(88)は上記個別設定ボ
タン(72)による各室内ユニット(C1)〜(C3)
の個別設定時に現在設定中の室内ユニット(C1)〜(
C3)のアドレス番号を表示するアドレス表示部である
。なお、説明は省略するが、他の室内ユニット(B)、
  (B)の運転を制御する室内リモートコントロール
装置(Rs ) 。
(Rs )の構成も上記室内リモートコントロール装置
(Rc )と概略同じである。
次に、この空気調和機(X)の空調動作について説明す
る。
先ず、各室内ユニット(B)、(B)、・・・を冷房運
転する場合、室外ユニット(A)の両四路切換弁(21
a)、  (21b)が第2図実線に切り換えられてガ
ス管(22a)、  (22b)が高圧ガスライン(3
1)に連通する。また、各室内ユニット(B)、(B)
、・・・では高圧側開閉弁(52)が閉じ、かつ低圧側
開閉弁(53)が開いて、ガス管(5a)が低圧分岐管
(32b)に連通される。この状態においては、圧縮機
(1)より吐出した高圧ガス冷媒は各室外熱交換器(2
a)。
(2b)に流れて凝縮し、この凝縮した液冷媒は液ライ
ン(33)を通って各室内ユニット(B)。
(B)、・・・に流れ、室内電動膨張弁(51)(51
)、・・・で膨張した後、各室内熱交換器(5)(5)
、・・・で蒸発し、低圧ガスライン(32)を流れて圧
縮機(1)に戻ることになる。
一方、上記各室内ユニツ) (B)、(B)、・・・を
暖房運転する場合、冷媒は冷房時と逆に流れる。
つまり、室外ユニット(A)の四路切換弁(21a)、
(21b)が第2図破線に切り換えられ、各室内ユニッ
ト(B)、  (B)、・・・においては高圧側開閉弁
(52)が開き、かつ低圧側開閉弁(53)が閉じて、
高圧ガスライン(31)からの冷媒は室内熱交換器(5
)で凝縮した後、液ライン(33)を流れて室外電動膨
張弁(25a)。
(25b)で膨張し、室外熱交換器(2a)。
(2b)で蒸発して圧縮機(1)に戻ることになる。
そして、上記冷房運転時に、例えば1台の室内ユニット
(B)における両開閉弁(52)、  (53)の開閉
状態を切り換えると暖房運転になり、また逆に、上記全
暖房運転時に、例えば1台の室内ユニット(B)におけ
る両開閉弁(52)。
(53)を切り換えると冷房運転になり、このことでい
わゆる冷暖同時運転が行われる。その際、例えば全室内
ユニット(B)、  (B)、・・・のうち2台が暖房
運転で、残り1台が冷房運転で運転されると、暖房運転
の室内ユニット(B)、  (B)より流出した液冷媒
は液ライン(33)の分流器(33d)で合流した後、
冷房運転の室内ユニット(B)に流れ、蒸発して低圧ガ
スライン(32)より圧縮機(1)に戻ることになる。
この冷暖同時運転時において、2台の室外熱交換器(2
a)、  (2b)は室内負荷に対応して蒸発器或いは
凝縮器として作動し、さらには1台が運転され、他の1
台は運転を停止することになる。
次に、本発明の特徴である上記リモートコントロール装
置(Rc )による装置の据付は時における点検運転の
制御について、第5図に基づき説明するに、ステップS
1で、上記点検/試運転ボタン(モード指令手段)(7
3)が4秒間押されているか否かを判別して、4秒間押
されていれば、ステップS2で運転モードをサービスモ
ードに設定し、以下のサービスモード運転の制御を実行
する。
すなわち、ステップS3で、上記設定温度タイマ時間調
節ボタン(選択手段)(78)によりどの室内ユニット
(C+ )、  (C2)、  (Ca )が選択され
ているかを判別し、さらに、ステップS4で、上記表示
切換ボタン(76)により設定温度/タイマ時間表示部
(84)の表示が「0」の側に選択されたか否かを判別
し、「0」の側に選択されていれば、ステップS5で上
記ステップS3の判別で選択された室内ユニット(例え
ばC+)の室内ファン(57)を強制的に駆動する。こ
のとき、他の室内ユニット(C2) 、  (C3)の
室内ファン(57)は停止している。
上記フローにおいて、ステップS5により、上記設定温
度/タイマ時間調節ボタン(選択手段)(78)で選択
された室内ユニット(例えばC+)の室内ファン(57
)のみを運転するよう制御する強制運転制御手段(10
1A)が構成されている。
したがって、請求項(1)の発明では、リモートコント
ロール装置(Rc)の点検/試運転ボタン(モード指令
手段)(73)により、装置の運転がサービスモードに
設定され、設定温度/タイマ時間調節ボタン(選択手段
)(78)により、制御すべき室内ユニット(例えばC
+)が選択される。そして、強制運転制御手段(101
A)により、上記個別設定ボタン(72)で選択された
室内ユニット(C1)の室内ファン(57)のみを運転
するよう制御される。
ここで、このように−台のリモートコントロール装置(
Rc)で複数台の室内ユニット(C1)〜(C3)の運
転を制御する場合、例えば装置の据付は時に信号線の接
続に誤配線があっても、それを確認するには設定後のア
ドレススイッチを目視で確認しなければならないが、天
井埋込形空気調和装置などではアドレススイッチの状態
を確認するのが困難なことがある。また、室内ユニット
(C1)〜(C3)のアドレス番号が間違って設定され
ていても、その対応関係を確認するのが困難である。
それに対し、本発明では、リモートコントロール装置t
(Rc)からの指令に応じて、当該室内ユニット(例え
ばC+)の室内ファン(57)のみが運転するよう制御
されるので、設定温度/タイマ時間調節ボタン(78)
による室内ユニット(C1)〜(C3)のアドレス番号
を順次指定しながら、空調空気の流れの有無を目視かつ
リモートコントロール装置(Rc)の表示パネル(80
)の表示で確認することにより、上記のような据付は時
の誤配線やアドレスの設定ミス等が容易に発見される。
また、いずれかの室内ユニット(C1)〜(C3)に故
障が発生した場合にも、故障に係る室内ユニット(例え
ばC+)を特定できることになる。すなわち、斯かる点
検機能をリモートコントロール装置(Rc)に設けるこ
とにより、各室内ユニット(C1)〜(C3)とそのア
ドレス番号との対応関係を容易に確認することができ、
よって、故障、誤配線、アドレスの設定ミス等の迅速な
発見を行うことができるのである。
次に、請求項(aの発明については、実施例は省略する
が、上記実施例と同様のフロー(第5図)において、ス
テップS5で、風向変更装置であるフラップを強制的に
駆動するようにしている。すなわち、当該室内ユニット
(例えばC+)のフラップのスイングが上記風向・スイ
ングフラップ表示部(87)に表示されることになる。
この置き換えた制御により、請求項(2:Jの発明にお
ける風向変更装置を強制的に運転するよう制御する強制
運転制御手段(101B)が構成されている。
したがって、上記実施例から容易に理解されるように、
請求項(2)の発明においても、上記請求項(1)発明
と同様の効果を発揮しうる。
なお、本実施例は室外ユニット(A)と室内ユニット(
B)とを高圧ガスライン(31)と低圧ガスライン(3
2)と液ライン(33)との3本配管で接続したが、ガ
スラインと液ラインとの2本配管で接続するようにして
もよい。
また、室外熱交換器(2a)、  (2b)は1台であ
ってもよい。
(発明の効果) 以上説明したように、請求項(1)の発明によれば、複
数台の室内ユニットの運転をリモートコントロール装置
で制御するようにした空気調和装置の運転制御装置とし
て、サービスモードに設定したとき、各室内ユニットの
アドレスをリモートコントロール装置側で選択し、その
選択された室内ユニットのファンのみを強制的に運転す
る点検機能を設けたので、各室内ユニットのファンの運
転状態から、故障、信号線の誤配線、アドレス番号の配
線ミス等を迅速に発見することができる。
請求項(2)の発明によれば、上記請求項(1)の発明
と同様の空気調和装置の構成において、選択された室内
ユニットの風向変更装置のみを強制的に運転するように
したので、上記請求項(1)の発明と同様の効果を発揮
することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の構成を示す図である。第2図以下の図
面は本発明の実施例を示し、第2図は空気調和機の構成
を示す冷媒配管系統図、第3図は空気調和装置全体の制
御システムの構成を示すブロック図、第4図はリモート
コントロール装置の制御パネルの外観を示す正面図、第
5図はりモートコントロール装置の制御内容を示すフロ
ーチャート図である。 X  空気調和機 A  室外ユニット B、 C室内ユニット 57 室内ファン Re  リモートコントロール装置 73 点検/試運転ボタン (モード指令手段) 78 設定温度/タイマ時間調節ボタン(選択手段) 101 強制運転制御手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)複数台の室内ユニット(C_1)〜(C_3)の
    運転を制御するためのリモートコントロール装置(Rc
    )を備えた空気調和装置の運転制御装置であって、 上記リモートコントロール装置(Rc)は、各室内ユニ
    ット(C_1)〜(C_3)の運転モードをサービスモ
    ードにするよう指令するモード指令手段(73)と、各
    室内ユニット(C_1)〜(C_3)のアドレス番号を
    選択する選択手段(78)と、上記モード指令手段(7
    3)及び選択手段(78)の出力を受け、サービスモー
    ド時、上記選択手段(78)で選択された室内ユニット
    のファン(57)のみを強制的に運転するよう制御する
    強制運転制御手段(101A)とを備えたことを特徴と
    する空気調和装置の運転制御装置。
  2. (2)複数台の室内ユニット(C_1)〜(C_3)の
    運転を制御するためのリモートコントロール装置(Rc
    )を備えた空気調和装置の運転制御装置であって、 上記リモートコントロール装置(Rc)は、各室内ユニ
    ット(C_1)〜(C_3)の運転モードをサービスモ
    ードにするよう指令するモード指令手段(73)と、各
    室内ユニット(C_1)〜(C_3)のアドレス番号を
    選択する選択手段(78)と、上記モード指令手段(7
    3)及び選択手段(78)の出力を受け、サービスモー
    ド時、上記選択手段(78)で選択された室内ユニット
    の風向変更装置のみを強制的に運転するよう制御する強
    制運転制御手段(101B)とを備えたことを特徴とす
    る空気調和装置の運転制御装置。
JP1342151A 1989-12-29 1989-12-29 空気調和装置の運転制御装置 Expired - Fee Related JP2504247B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1342151A JP2504247B2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 空気調和装置の運転制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1342151A JP2504247B2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 空気調和装置の運転制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH03204537A true JPH03204537A (ja) 1991-09-06
JP2504247B2 JP2504247B2 (ja) 1996-06-05

Family

ID=18351522

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1342151A Expired - Fee Related JP2504247B2 (ja) 1989-12-29 1989-12-29 空気調和装置の運転制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2504247B2 (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995028607A1 (fr) * 1994-04-18 1995-10-26 Daikin Industries, Ltd. Commande de climatisation d'air
JPH10122631A (ja) * 1996-10-18 1998-05-15 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JP2008275318A (ja) * 2008-08-18 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2012154593A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機システム
WO2016117097A1 (ja) * 2015-01-22 2016-07-28 三菱電機株式会社 空気調和システム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949096A (ja) * 1982-09-14 1984-03-21 Yamatake Honeywell Co Ltd ステツプアクチエ−タ
JPS62117453U (ja) * 1986-01-14 1987-07-25
JPS63183338A (ja) * 1987-01-23 1988-07-28 Daikin Ind Ltd 空気調和機の風向制御装置
JPS6425654A (en) * 1987-07-21 1989-01-27 Nec Corp Fully automatic transfer registration system

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5949096A (ja) * 1982-09-14 1984-03-21 Yamatake Honeywell Co Ltd ステツプアクチエ−タ
JPS62117453U (ja) * 1986-01-14 1987-07-25
JPS63183338A (ja) * 1987-01-23 1988-07-28 Daikin Ind Ltd 空気調和機の風向制御装置
JPS6425654A (en) * 1987-07-21 1989-01-27 Nec Corp Fully automatic transfer registration system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1995028607A1 (fr) * 1994-04-18 1995-10-26 Daikin Industries, Ltd. Commande de climatisation d'air
US5647223A (en) * 1994-04-18 1997-07-15 Daikin Industries, Ltd. Control device for air conditioner
JPH10122631A (ja) * 1996-10-18 1998-05-15 Sanyo Electric Co Ltd 空気調和機
JP2008275318A (ja) * 2008-08-18 2008-11-13 Mitsubishi Electric Corp 空気調和装置
JP2012154593A (ja) * 2011-01-28 2012-08-16 Mitsubishi Electric Corp 空気調和機の室内機システム
WO2016117097A1 (ja) * 2015-01-22 2016-07-28 三菱電機株式会社 空気調和システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2504247B2 (ja) 1996-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100437805B1 (ko) 냉난방 동시형 멀티공기조화기 및 그 제어방법
US6883346B2 (en) Freezer
US7765812B2 (en) System for detecting mis-connected state between communication lines for multi-type air conditioner and method thereof
US7028502B2 (en) Refrigeration equipment
WO2005121655A1 (ja) 過冷却装置
US20220364750A1 (en) Air-conditioning system
KR101250550B1 (ko) 냉난방 동시형 멀티 공기조화기 및 그 배관설정방법
EP1972861A2 (en) Simultaneous Heating and Cooling Type Multi-Air Conditioner and Method for Controlling the Same
JPH03204537A (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JPH0297848A (ja) マルチ形空気調和機
WO2021157395A1 (ja) 空気調和システム
JP3584514B2 (ja) 冷凍装置
JP2002243307A (ja) 空気調和装置
JPH03204538A (ja) 空気調和装置の運転制御装置
WO2017119105A1 (ja) 空気調和装置
JP2708133B2 (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JPH0311256A (ja) マルチ形空気調和機
US20240191900A1 (en) Outdoor unit, indoor unit, and air conditioning system
KR101140704B1 (ko) 멀티 에어컨 시스템 및 배관탐색방법
JPH0650642A (ja) 空気調和装置
JPH03217750A (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JPH03204539A (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JPH03213934A (ja) 空気調和装置の運転制御装置
JPH01118041A (ja) マルチ式空気調和機
KR100626696B1 (ko) 멀티 에어컨 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402

Year of fee payment: 13

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees