JPH03198343A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH03198343A
JPH03198343A JP33645889A JP33645889A JPH03198343A JP H03198343 A JPH03198343 A JP H03198343A JP 33645889 A JP33645889 A JP 33645889A JP 33645889 A JP33645889 A JP 33645889A JP H03198343 A JPH03198343 A JP H03198343A
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polycrystalline silicon
region
silicon film
film
forming
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JP33645889A
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Shinji Yokoyama
信治 横山
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JFE Steel Corp
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Kawasaki Steel Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、半導体装置の製造方法に関するものであり、
特にBiCMO3(バイポーラ・CMO3)型半導体装
置の製造方法におけるバイポーラトランジスタの真性ベ
ース領域の形成方法の改良に関するものである。
(従来の技術) BiMO3型半導体集積回路装置の従来の製造方法とし
ては、例えば特開昭63−16673号公報、特表昭6
3−503185号公報等に開示されたものがある。
第2図(A)−(K)は、特開昭63−16673号公
報に開示されたB i CMO3型半導体集積回路装置
の製造方法の主要工程における断面構造を示す図である
第2図(A)に示すように、半導体基板41内にn型半
導体ウェル42.44及びp型半導体ウェル43を形成
し、例えばLOCO3法により、厚い絶縁層45を形成
して各ウェルを分離する。
n型ウェル42をバイポーラトランジスタ形成領域(以
下バイポーラ部という。)とし、n型ウェル43及びn
型ウェル44をCMO3)ランジスタ形成領域(以下C
MO3部という。)とする。
通常の熱酸化により、厚さ150人程S0絶縁層46を
基板41全面に形成し、CMO3部にレジスト膜を付け
て、バイポーラ部42に絶縁層46を介して例えば高濃
度B゛イオン注入して、真性ベース領域47を形成する
次に、第2図(B)に示すとおり、基板41全面に、P
(リン)をドーピングした第1の多結晶シリコン膜48
を厚さ約4000人程度に形成し、続いて厚さ約500
人程度の窒化シリコン膜49を、更に厚さ約2000人
程度の第2の多結晶シリコン膜50を順次堆積する。第
2の多結晶シリコン膜50には例えばひ素(As)のよ
うなn型不純物をドーピングする。
次に、第2図(C)に示すとおり、第1の多結晶シリコ
ン膜48、窒化シリコン膜49及び第2の多結晶シリコ
ン膜50とからなる3層構造膜のパターンニングを行い
、バイポーラ部42及びNMO3部43、PMO3部4
4部名4域中央に3層構造の島をそれぞれ形成する。次
いで、イオン注入によりNMO3部43には低濃度n型
ソース・ドレイン領域51a、51bを、PMOS部4
4には低濃度p型ソース・ドレイン領域52a。
52bをそれぞれ形成する。
次に、基板全面に例えば厚さ3500人程度0酸化シリ
コン膜を形成し、異方性エツチングによってこの酸化シ
リコン膜及び絶縁層46を除去することにより、第2図
(D)に示すように、バイポーラ部42の真性ベース領
域47の表面の一部47a、前記低濃度ソース・ドレイ
ン領域51a。
51b、52a、52bの表面の一部を露出させると共
に、前記3層構造の島側壁に厚さ約3000人程度のサ
イドウオール53をそれぞれ形成する。
次に、基板全表面に例えばCV D (Chemica
lVapour Deposition)法によって厚
さ4000人程度0第3の多結晶シリコン膜54を形成
した後、例えば900°Cの窒素雰囲気中で30分程度
の熱処理を行って、害鳥の第2の多結晶シリコン膜50
内にドーピングされているひ素を第3の多結晶シリコン
膜54内に拡散させ、第3の多結晶シリコン膜54内に
n型多結晶2937層54aを形成する。
次に、例えばプラズマエツチングを用いて第3の多結晶
シリコン膜54内のn型多結晶2937層54a及び害
鳥の第2の多結晶シリコン膜50のみを選択的に除去す
る。第2図(F)に示すとおり、第3の多結晶シリコン
154の内のひ素が拡散されなかった部分54bはエツ
チングされずに残り、この第3の多結晶シリコン膜54
bはサイドウオール53及び害鳥によってそれぞれ分離
される。このプラズマエツチングによって、第2の多結
晶シリコン膜50をエツチングする速度は十分に小さい
ので、三層構造の島の最上層を形成している第2の多結
晶シリコン膜50を除去した時点でエツチングは自動的
に停止する。
次に、第2図(G)に示すように、LOGO3酸化膜4
5上の第3の多結晶シリコン膜54bの一部を除去して
それぞれを分離した後、酸化処理を施す。窒化シリコン
膜49がマスクとして働くため、第3の多結晶シリコン
膜54bの外表面にのみ酸化シリコンからなる絶縁膜5
5が形成される。次に、バイポーラ部42及びNMO3
部44上の第3の多結晶シリコンWA54b中に例えば
B゛イオン注入し、PMO3l−ランジスタ形成領域4
3上の第3の多結晶シリコン膜54b中には例えばAs
+イオンを注入して、熱処理を加え、各領域に注入され
た不純物を拡散させてバイポーラ部には外部ベース領域
56を、PMO3及びNMOSトランジスタ部には高濃
度ソース・ドレイン拡散領域57.58を形成する。
次に、第2図(H)に示すようにフォトエツチング及び
反応イオンエツチング法により、バイポーラ部42上の
島内の窒化シリコン膜49及び第1の多結晶シリコン膜
48を除去し、更に、フッ酸水溶液を用いて、絶縁膜4
6を除去してコンタクトホール59を形成する。
次に、バイポーラ部42上に第4の多結晶シリコン膜6
0を堆積した後、この第4の多結晶シリコン膜60にA
s”イオンを注入し、所定の熱処理を施す。更に第2図
(I)に示すように、この第4の多結晶シリコン膜60
に注入された不純物を拡散させて、真性ベース領域47
内にエミッタ頭載61を形成する。続いて、MOS)ラ
ンジスタ形成領域43.44上の品玉の窒化シリコン膜
49を除去し、続いて基板全面に酸化シリコン膜とPS
G膜62を順次堆積した後、第2図(J)に示すように
PSG膜62を加工してコンタクトホール63.64.
65.66を形成し、第2図(K)に示すようにアルミ
配線67を行い、各素子間を電気的に接続してBiCM
O3半導体装置を完成する。
第3図(A)〜(N)は、特表昭61−503185号
公報に開示されたBiCMO3構造の半導体装置の製造
方法の主な工程における断面構造を示す図である。
第3図(A)に示すとおり、p型半導体基板71を周知
の方法によって、バイポーラ部72、PMO3I−ラン
ジスタ部73及びNMO3I−ランジスタ部74に分離
し、ゲート酸化を行って、ゲート酸化膜75を形成した
後、厚さ50nm程度の第1の多結晶シリコン膜76を
基板全面に堆積する。
次に、バイポーラ部72にレジスト膜77を付けてイオ
ン化ホウ素B+を注入して0M03部73.74のしき
い値を調整する。レジスト膜77を除去した後、第3図
(C)に示すように0M03部73.74及びバイポー
ラ部72のコレクタ接点領域上にレジスト膜78を付け
、バイポーラ部72にフン化ホウ素BF2を注入して真
性ベース領域79を形成する。
次に、レジスト膜78を除去し、第3図(D)に示すと
おり、基板全面に厚さ約350 nm程度の第2の多結
晶シリコン膜80を堆積、続いて50〜1100nのシ
リコン窒化膜81、厚さ約600nmの第3の多結晶シ
リコン膜82を堆積して3層構造を形成した後、基板全
面にひ素ドーパントを注入する。
第3図(E)に示すように、上記3層構造をパターニン
グして、NMO3及びPMO3各領域中央及びバイポー
ラ部のベース領域79上にそれぞれ島83a、83b、
83cを形成する。第3図(F)に示すようにデバイス
全体に例えば2酸化シリコンからなる絶縁膜84を堆積
した後、異方性エツチングによって第3図(G)に示す
ように害鳥83a、83b、83cにサイドウオール部
84aを形成する。その後、第3図(H)に示tように
、第4の多結晶シリコン膜85をデバイス全面に堆積し
た後、この第4の多結晶シリコン膜85をパターニング
して第3図(I)に示すようにバイポーラ部のベース電
極85c、MOSトランジスタ部のソース・ドレイン電
極85a、85bを形成する。
バイポーラ部のコレクタ領域及びPMO3部にレジスト
膜86を付けて、これをマスクにしてNMO3部74及
びバイポーラ部72のコレクタ形底領域に燐イオンを注
入する。続いて、レジスト膜86を除去し、NMO3部
及びバイポーラ部のコレクタ接点領域にレジスト膜87
を付け、これをマスクにしてPMO3部73及びバイポ
ーラ部72のベース形成領域にフン化ホウ素BF、イオ
ンを注入する。
次に、第3図(K)に示すとおり、デバイス全面にシリ
コン窒化膜88及びレジスト膜89を被覆した後、異方
性エツチングにより全面エッチバックを行い、第3図(
L)に示すとおり、CMO3部においてはゲート電極と
ソース・ドレイン電極とを、バイポーラ部においてはエ
ミッタ電極とベース電極とを分離できるところまで第3
の多結晶シリコン膜85a、85b、85cを除去する
次に、第3図(M)に示すようにデバイスに熱処理を施
して、バイポーラ部にエミッタ領域90、CMO3部に
ソース・ドレイン領域91.92をそれぞれ形成した後
、第2の多結晶シリコン膜80及び第4の多結晶シリコ
ン膜85a、85b。
85c表面をチタン等でシリサイド化した膜93で被覆
して寄生抵抗を下げるようにする。
最後に、第3図(N)に示すように絶縁膜94を堆積し
た後、コンタクト孔を開孔しアルミ配線95を行って素
子間を電気的に接続して、BiCMO3構造の半導体装
置を完成させる。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来のBiCMO3構造の半導体装置の製造方
法によると、多結晶シリコン膜の堆積回数が4回必要で
あり、堆積に長時間を要するという欠点があった。また
、バイポーラ部の真性ベース領域を初期の工程で基板内
に形成しておくためその後の熱処理工程においてベース
の不純物プロファイルが再分布を起こし易かった。この
ためベース幅を微細化するのには不向きであり、素子の
高速化を図ることができなかった。
また、第3図に示した製造方法によると、上述した課題
に加えて、レジストエッチバックを用いて第3の多結晶
シリコン膜を除去して各電極を分離・形成するようにし
ている。しかしながら、エッチバック法では終点の検出
が困難なため、主要な工程であるバイポーラトランジス
タのベース・エミッタ電極の分離、形成における制御性
が悪いという欠点がある。
本発明は、上記課題を解決したBiMO3型半導体装置
の製造方法を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために、本発明の半導体装置の製造
方法は、半導体基体上に少なくとも3つのウェルを形成
し、これらのウェルを素子分離してバイポーラトランジ
スタ形成領域とPMO3l−ランジスタ形成領域とNM
OSトランジスタ形成領域とを形成する工程と、前記バ
イポーラトランジスタ形成領域上に第1の多結晶シリコ
ン膜を形成するとともに前記2つのMOS)ランジスタ
形成領域上にゲート酸化膜及び第2の多結晶シリコン膜
を形成する工程と、前記第1の多結晶シリコン膜に不純
物をイオン注入する工程と、前記第1及び第2の多結晶
シリコン膜を選択的に除去してバイポーラトランジスタ
形成領域においては第1の多結晶シリコン膜からなるベ
ース電極を形成すると共にエミッタ孔を開口し、前記2
つのMOSトランジスタ形成領域においては第2の多結
晶シリコン膜からなるゲート電極を形成する工程と、前
記2つのMOSトランジスタ形成領域に前記デー1電極
をマスクとして不純物を注入して低濃度ソース・ドレイ
ン領域を形成する工程と、前記エミッタ孔からイオン注
入を行ってバイポーラトランジスタ形成領域に真性ベー
ス領域を形成する工程と、基体全面に絶縁膜を堆積した
後選択エツチングにより前記ベース電極表面及び前記ゲ
ート電極側壁にサイドウオールを形成する工程と、基体
全面に第3の多結晶シリコン膜を堆積する工程と、前記
第1の多結晶シリコン膜に注入された不純物を熱処理に
より半導体基板中に拡散させて、バイポーラトランジス
タ形成領域の基体内にグラフトベースを形成する工程と
、前記第3の多結晶シリコン膜の所定の部分に所定の不
純物を選択的に注入する工程と、前記バイポーラトラン
ジスタ形成領域上の第3の多結晶シリコン膜から不純物
を拡散させてエミッタ領域を形成すると共に、前記2つ
のトランジスタ形成領域に高濃度ソース・ドレイン領域
を形成する工程とを具える事を特徴とするものである。
(作 用) 本発明の半導体装置の製造方法によると、第1の多結晶
シリコン膜を形成した後、パターニングを行ってベース
電極を形成すると共に、エミッタ孔を開口し、そのエミ
ッタ孔内にイオン注入を行って真性ベース領域を形成し
ており、エミッタ領域はベース領域に対して自己整合で
位置決めされるので、下地の酸化膜により分離されるバ
イポーラトランジスタ部のコレクタ領域を従来より小さ
くすることができ、装置の微細化を図ることができる。
又、真性ベース領域は比較的後の工程で形成されている
ため、真性ベース形成後の熱処理の回数が少なく、不純
物のプロファイルが大幅に変化することがない。更に、
エミッタ領域はベース領域に対して自己整合的に形成さ
れるため、ベース電極・エミッタ電極間を分離するサイ
ドウオールをサブミクーロン幅で形成することができる
ので、ベースとベース電極とのコンタクト領域を広くと
ることができ、従ってベース抵抗を低減することができ
る。
CMO3部のソース・ドレイン電極は、酸化膜にドープ
した不純物を熱処理によって第3の多結晶シリコン層の
一部に拡散させ、不純物が拡散した部分をエツチング除
去して形成するようにしているため、従来の終点の検出
が困難なレジストエッチバック法に比して、電極形成の
際の制御性を向上させることが可能である。
ソース・ドレイン領域からの引き出し電極は多結晶シリ
コン層の自己整合を利用して形成するため、コンタクト
孔を設けるための位置合わせの際の余裕が不要となり、
素子全体の集積効率を上げることができる。
多結晶シリコン膜の堆積工程は3回で済むため、製造工
程の短縮化を図ることができる。
(実施例) 第1図(A)〜(Q)は本発明の半導体装置の製造方法
によりBiCMO3型半導体装置を製造する際の順次の
工程を示す図である。
第1図(A)に示すとおり、比抵抗10〜35Ω/ c
 mのp型半導体基板1を500〜800nI11の厚
さに酸化し、基板1の全面に酸化膜5を形成する。次い
で、フォトリソグラフィ工程によりバイポーラ部2を除
いたPMOS部3とNMO3部4とからなるCMO3形
成領域にレジスト膜6を付けた後、第1図(B)に示す
ようにバイポーラ部2上の酸化膜5をフッ酸系エッチャ
ントを用いてウェットエツチングを施すか、あるいはR
IE法(反応イオンエツチング法)により選択的に除去
する。
次に、レジスト膜6を除去した後、第1図(C)に示す
とおり、例えばCV D (Chemical Vap
ourDeposition)法、あるいはSOG (
Spin on Glass)法により、8モル%程度
の濃度でひ素あるいはアンチモンを不純物として含んだ
酸化膜7を基板1の全面に形成し、次いで、500〜1
200℃の温度で1〜3時間程度熱処理を行う。この熱
処理によって、酸化膜7中に含まれたひ素あるいはアン
チモン等の不純物を基板1内に拡散させ、バイポーラ部
2に高濃度n型半導体領域8を接合深さ約1μm、シー
ト抵抗15〜30Ω/口で形成する。この高濃度n型半
導体領域8はバイポーラトランジスタのコレクタ抵抗を
低減させるためのものである0次いで、フッ酸系エッチ
ャントを用いてウェットエツチングを行って基板表面に
形成されている酸化膜5及び7を全面除去した後、第1
図(D)に示すように比抵抗0.5Ω・cm程度の燐を
含む低濃度n型シリコン層9を約1μmの厚さにエピタ
キシャル成長させる。
次に、第1図(E)および(F)に示す通り、フォトリ
ゾグラフィ工程を用いてNMO3部4及びバイポーラ部
2にレジストWA10を付けてマスクとし、PMO3部
3に燐イオンを80〜150KeVのエネルギーで5×
10I′〜5×10It原子/Cll12のドーズレベ
ルで注入する。レジスト膜10を除去した後、フォトリ
ソグラフィ工程を用いてPMO3部3及びバイポーラ部
2にレジスト膜11を付けてマスクとし、NMO3部4
にホウ素イオンを150〜250KeVのエネルギーで
、3×10′2〜2×1013原子/ cm ”のドー
ズレベルで注入する。レジスト膜11を除去した後、不
活性ガス雰囲気中で熱処理を行い、注入した不純物を拡
散させて1〜2μmの深さのウェル12.13をPMO
3,NMO3各領域に形成する。その後、第1図(G)
に示すように、例えばLOCO5法によりフィールド酸
化膜14を形成し、バイポーラ部のコレクタ領域9及び
コレクタ接点領域8a、PMO3領域及びNMO3領域
の分離を行い、所定のマスクを形成した後、バイポーラ
部2のコレクタ接点領域8aにひ素あるいは燐等のn型
不純物をイオン注入法により注入して高濃度のn型領域
を形成する。 次に、第1図(H)に示すように、CM
O3部3.4にレジスト膜15を付けてマスクし、バイ
ポーラ部2表面に形成されている薄い酸化膜14aをフ
ッ酸系エッチャントを用いたウェットエツチングにより
除去した後、レジスト膜15を除去し、第1図(1)に
示すように、厚さ約400〜500 nm程度の第1の
ノンドープ多結晶シリコン16を基板全面に堆積する。
続いて、第1図(J)に示すようにバイポーラ部2をレ
ジスト17にてマスクし、PMO3部3及びNMO3部
4上の第1の多結晶シリコン膜16を例えばドライエツ
チングにより除去する。
次いで、PMO3部3、NMO3部4の表面に形成され
ている薄い酸化膜14bをフッ酸系工・ンチャントを用
いてウェットエツチングで除去し、犠牲酸化を行って犠
牲酸化膜を形成した後、CMO3部に例えばボロンを2
0〜40KeVのエネルギーで8×1011〜4×10
12原子/cm!のドーズレベルでイオン注入を行い、
各チャネルのしきい値の調整を行う。次いで、バイポー
ラ部2のレジスト17を除去し、900℃の不活性ガス
雰囲気中で約30分間熱処理を施して不純物を活性化し
た後、フッ酸系エッチャントを用いたウェットエツチン
グで犠牲酸化膜を除去し、第1図(K)に示すように基
板1の全面にゲート酸化膜18を形成した後基板全面に
第2の多結晶シリコン層19を300〜400 nm程
度堆積する。この第2の多結晶シリコン層19は後にC
MO3部3.4、のゲートとなるものである。
次に、第1図(L)に示すとおり、フォトリソグラフィ
工程によりCMO3部3.4をレジスト膜20でマスク
してバイポーラ部2の第2の多結晶シリコン膜19を選
択的に除去し、更にバイポーラ部2のゲート酸化膜18
をフッ酸系エッチャントを用いたウェットエツチングに
て除去する。
次いで、レジスト膜2oを除去し、第1図(M)に示す
とおり、厚さ550−1O0nのシリコン窒化膜21及
び厚さ300〜500 nmのひ素を添加した2酸化シ
リコン膜22を連続して堆積する。
次に、第1図(N)に示すとおり、2酸化シリコン膜2
2及び窒化シリコンM21をフォトリングラフィ工程に
よりパターニングして、島21a及び22aを形成した
後、レジスト膜23を全面に付け、さらにバイポーラ部
2のコレクタ領域9上のレジスト膜23を除去した後、
このコレクタ領域9上の第1の多結晶シリコン膜16に
イオン化ホウ素を50〜100KeVのエネルギーでl
Xl0”原子/cm”のドーズレベルで注入を行う。
次いで、レジスト膜23を全面除去した後、レジスト膜
24を全面に付け、第1図(0)に示すようにバイポー
ラ部2のベース電極上のみにレジスト膜24を残すよう
に選択的にレジスト膜24を除去した後、エツチングを
行って第1及び第2の多結晶シリコン層16.19を除
去し、第1図(P)に示すようにPMO3部3、NMO
3部4ではゲート電極25を形成し、バイポーラ部2で
はエミッタ孔26を開孔する。
次に、レジスト膜24を除去してバイポーラ部2及びP
MO3部3をレジストでマスクした後、NMO3部にイ
オン北隣を40〜100Ke■のエネルギーで3〜6×
10′″原子/cI!12のドーズレベルで注入してソ
ース・トレイン領域27を形成した後レジストを除去し
、バイポーラ部2及びNMO3部4を再びレジスト膜で
マスクした後、PMO3部ニイオニイオン化ホウ素〜2
ooKevのエネルギーで、3〜6X1013原子/ 
cm ” ドーズレベルで注入して、ソース・ドレイン
領域28を形成する。更に、第1図(Q)に示すとおり
、フォトリソグラフィ工程によりエミッタ孔26以外の
領域をレジスト膜29にてマスクし、コレクタ領域9に
ホウ素イオンの注入を行って真性ベース領域30を形成
する。レジスト29を除去し、第1図(R)に示すよう
に、基板全面に、例えばシリコン膜31を400〜80
0°C程度の低温で厚さ150〜300 nm程度に堆
積した後、例えばIMPa程度の加圧酸素雰囲気中で酸
化を行い、基板全面に絶縁膜31を形成する。このとき
、ベース電極部となる第1の多結晶シリコン膜16には
ホウ素が高濃度に添加されているため、シリコン基板上
のエミッタ孔26a上の絶縁膜31aよりも、ベース電
極部の上に形成される絶縁膜31bが厚く形成されるこ
ととなる。また、同時にホウ素が高濃度に添加されてい
る第1の多結晶シリコン膜16からホウ素が下地半導体
基板中に拡散されグラフトベース層32を形成する。
次に、第1図(S)に示すように、反応性イオンエツチ
ングによる異方性エツチングにより、絶縁膜31を選択
的に除去し、ゲート電極表面及びベース電極側壁に絶縁
膜31のサイドウオール部33を形成する。上述のとお
り、ベース電極部の上にはエミッタ孔26a表面より絶
縁膜31が厚く形成されているため、エツチングを行っ
てもベース電極表面の全面が絶縁膜31で被覆されるこ
ととなる。次いで、第1図(T)に示すように、厚さ2
50〜350 nmの第3の多結晶シリコン膜34を基
板全面に堆積した後、約900°Cの不活性雰囲気中で
約30分間程度熱処理を施すことにより、0M03部の
ゲート電極25上の2酸化シリコン膜22aに含有され
ているひ素が前記第3の多結晶シリコン膜34中のゲー
ト電極25上部近傍に拡散される。次いで、第1図(U
)に示すとおり、第3の多結晶シリコン膜34のうちひ
素が拡散された部分34aを四塩化炭素と酸素の混合気
体によるプラズマを用いて選択的にエツチング除去する
次に、フォトリソグラフィ工程により2M03部3をマ
スクし、NMO3部4の第3の多結晶シリコン膜34a
及びバイポーラ部2のコレクタ・エミッタ領域上の第3
の多結晶シリコン膜34bにひ素あるいは燐等のN型不
純物をlXl0”原子/C111zのドーズレベルでイ
オン注入した後、2M03部3のレジストを除去する。
更に、NMO3部4及びバイポーラ部2をレジストでマ
スクし、2M03部3のソース・ドレイン領域上の第3
の多結晶シリコン膜34cにホウ素等のP型不純物を1
×10′6原子/ cm ”のドーズレベルでイオン注
入を行う。フォトリソグラフィ工程により第3の多結晶
シリコン膜34をバターニングしてCMO8部のソース
・ドレイン引き出し電極34a。
34c及びバイポーラ部のエミッタ電極34bを形成し
た後、例えば2酸化シリコン膜35を厚さ500〜80
0 nm程度堆積する。次いで、熱処理を施して第3の
多結晶シリコン膜34中に含まれている不純物を下地半
導体基板中に拡散させ、0M03部の高濃度ソース・ド
レイン領域36.37及びバイポーラ部のエミッタ領域
38を基板1内に形成する。
次に、フォトリソグラフィ工程により第1図(W)に示
すように、各電極上にコンタクト孔を開孔し、アルミ膜
36で素子間配線を行い、BiCMO3構造の半導体装
置を完成させる。
(発明の効果) 上述した通り、本発明の方法によると、第1の多結晶シ
リコン膜をバターニングしてベース電極を形成した後に
真性ベース領域を形成し、エミッタ領域はこの真性ベー
ス領域に対して自己整合的に位置決めするようにしてい
るため、半導体基板内で下地酸化膜14にて分離されて
いるベース・エミッタ領域を従来のものよりも小さくす
ることができ、装置の微細化を図ることができる。又、
ベース領域を比較的後の工程で形成しているため、ベー
ス領域形成後の熱処理の回数が少なくてすむため、ベー
ス幅の変動を小さくすることができる。
また、ベース電極とエミッタ電極との間はサブμm幅の
薄いサイドウオールで分離されているので、ベース電極
のコンタクト領域とエミッタ領域との距離を短かくでき
るためベース抵抗が低減され素子の高速化を図ることが
できる。
CMO3領域のソース・ドレイン電極の分離は、不純物
を添加した多結晶シリコン膜が、ノンドープの多結晶シ
リコンに比べて、エツチング速度の速いことを利用する
ので、従来のエッチバック法に比べて電極形成の際の制
御性を向上させることができる。
また、CMO3部のソース・ドレイン電極は、第3の多
結晶シリコン膜の自己整合により形成されるため、わざ
わざコンタクト孔を形成する必要がない。したがって露
光位置あわせのための余裕が不要となるため、素子の集
積効率を上げることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のBiCMO3型半導体集積回路装置の
製造方法の各工程を示す断面図、第2図及び第3図は従
来のBiCMO3型半導体集積回路装置の製造方法の各
工程を示す断面図である。 100.半導体基板  200.バイポーラ部3、、、
PMO3部  40. 、NMO3部500.酸化膜 
   600.レジスト膜700.酸化膜    8,
0.N型ウェル911.エピタキシャル層 10.110.、  レジスト膜 12、、、N型ウェル 13.、、P型ウェル14、、
 、LOGO3膜 15、、、酸化膜 16、、、第1の多結晶シリコン膜 17、、、レジスト膜 18.、、酸化膜19、、、第
2の多結晶シリコン膜 20、、、レジスト膜 21、、、窒化膜   2200.酸化膜23.24.
、、  レジスト膜 25、、、ゲート電極 26.、、エミッタ孔27.2
B、、、低濃度ソース/ドレイン層29、、、  レジ
スト膜 30、、、真性ベース領域 31、、、酸化膜 32、。 33、。 34、。 34 a。 34 b。 35、。 グラフトベース領域 サイドウオール 、第3の多結晶シリコン膜 34c、0.ソース・ドレイン引出電極0.エミッタ・
コレクタ引出電極 、絶縁膜   36.、、アルミ配線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、半導体基体上に少なくとも3つのウェルを形成し、
    これらのウェルを素子分離してバイポーラトランジスタ
    形成領域とPMOSトランジスタ形成領域とNMOSト
    ランジスタ形成領域とを形成する工程と、前記バイポー
    ラトランジスタ形成領域上に第1の多結晶シリコン膜を
    形成するとともに前記2つのMOSトランジスタ形成領
    域上にゲート酸化膜及び第2の多結晶シリコン膜を形成
    する工程と、前記第1の多結晶シリコン膜に不純物をイ
    オン注入する工程と、前記第1及び第2の多結晶シリコ
    ン膜を選択的に除去してバイポーラトランジスタ形成領
    域においては第1の多結晶シリコン膜からなるベース電
    極を形成すると共にエミッタ孔を開口し、前記2つのM
    OSトランジスタ形成領域においては第2の多結晶シリ
    コン膜からなるゲート電極を形成する工程と、前記2つ
    のMOSトランジスタ形成領域に前記ゲート電極をマス
    クとして不純物を注入して低濃度ソース・ドレイン領域
    を形成する工程と、前記エミッタ孔からイオン注入を行
    ってバイポーラトランジスタ形成領域に真性ベース領域
    を形成する工程と、基体全面に絶縁膜を堆積した後選択
    エッチングにより前記ベース電極表面及び前記ゲート電
    極側壁にサイドウォールを形成する工程と、基体全面に
    第3の多結晶シリコン膜を堆積する工程と、前記第1の
    多結晶シリコン膜に注入された不純物を熱処理により半
    導体基板中に拡散させて、バイポーラトランジスタ形成
    領域の基体内にグラフトベースを形成する工程と、前記
    第3の多結晶シリコン膜の所定の部分に所定の不純物を
    選択的に注入する工程と、前記バイポーラトランジスタ
    形成領域上の第3の多結晶シリコン膜から不純物を拡散
    させてエミッタ領域を形成すると共に、前記2つのトラ
    ンジスタ形成領域に高濃度ソース・ドレイン領域を形成
    する工程とを具える事を特徴とする半導体装置の製造方
    法。
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