JPH0319788A - 産業用ロボット内部におけるケーブル束配設構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は産業用ロボット内部におけるケーブル束配設構
造、より詳しくはケーブル束の配設作業の簡素化を図っ
たケーブル束配設構造に関する。

〔従来の技術〕

従来の産業用ロボット内部におけるケーブル束配設構造
を第３図及び第４図を参照しながら説明する。尚、第３
図は従来のケーブル束配設構造の全体を示す正面図、第
４図はケーブル束を従来の固定具で固定した状態を拡大
して示す斜視図である。

従来の産業用ロボット内部におけるケーブル束の配設構
造は、第３図に示す如く、ロボット本体（１）　　と図
示しない制御盤とを連絡するケーブル束（２）がロボッ
ト本体（１）内に導入されて固定具（３）によって固定
され、この固定部からロボット本体（１）の内部ケーブ
ル束（４）と結合するコネクタを備えたコネクタ取付具
（５）に導かれ、また、電源ケーブル（例えば５Ｖの電
源ケーブル）（６）は電源取付具（７）において電源に
導通するように構成されている。

従って、従来の産業用ロボット内部におけるケーブル束
配設構造では、ケーブル束（２）をロボット本体（１）
内において配設するためには、まず、固定具（３）によ
ってケーブル束（２）を固定する一方、該ケーブル（２
）と内部ケーブル束（４）とを結合するコネクタをコネ
クタ取付具（５）に取り付けて該コネクタ取付具（５）
にわいて両者のケーブル束（２）　．　（４）を結合す
る。更に、電源ケーブル（６）を電源取付具（７）に取
り付けて、それそれのケーブル束（２）　，　（４）及
び電源ケーブル（６）を配設していた。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、従来のケーブル束配設構造によれば、ケ
ーブル束（２）を固定する固定具（３）、コネクタを取
り付けるコネクタ取付具（５）及び電源取付具（７）は
それぞれ独立した部品であって、それぞれ個別に所要部
位に取り付けてケーブル束（２）　．　（４）　，　（
ｆｉ）を配設しなければならず、ケーブル束（２）　，
　（４）　．　（５）の配設作業性に劣るという課題が
あった。また、固定具（３）は、第４図に示す如く、ケ
ーブル束（２）を構成するケーブル（２八）の太さ、本
数に応じてその寸法が設定され、ケーブル（２Ａ）の太
さ、本数に対するフレキシビリティーに劣るという課題
があった。

本発明は、上記課題を解決するためになされもので、ケ
ーブル束を配設する際に必要な部品の数を減少させると
共に、ケーブル束の配設及びメンテナンスの作業性の向
上を図ることができる産業用ロボット内部におけるケー
ブル束配設構造を提供することを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

本発明の産業用ロボット内部におけるケーブル束配設構
造は、コネクタ及び電源それぞれの取付具及びロボット
本体と制御盤とを連絡ずるケーブル束を固定する固定具
を一休化したものである。

〔作用〕

本発明のａ業用ロボット内部におけるケーブル束配設構
造によれば、１個の取付具を取り付ければ、ケーブル束
を該取付具を基準にして配設することができる。

〔実施例］ 以下、第１図、第２図に示す実施例に基づいて従来と同
一または相当部分には同一符号を付してその説明を省略
し、本発明の特徴を中心に説明する。尚、第１図は木発
明の産業用ロボットにおける内部構造の一実施例の全体
を示す正面図、第２図は第１図の要部を取り出して示す
拡大斜視図である。

本実施例のケーブル束配設構造は、第１図に示す如く、
ロボット本体（１）の丈方向に１個の取付具（８）が取
り付けられており、該取付具（８）を基準にケーブル束
（２）　．　（４）　．　（６）が配設されている。

ケーブル束（２）　．　（４）のコネクタの取付具、電
源取付具及び該取付具（８）は、第２図に示す如く、ケ
ーブル束（２）の固定具とか一体化されたもので、ある
。即ち、該取付具（８冫　は、下端にロボット本体（１
）内に導入されたケーブル束（２）を固定する固定部（
８Ａ）を有し、該固定部（８八）から上方に延設された
プレート部（８Ｂ）にコネクタ及び電源それぞの取付け
部が形成されている。そして、プレート部（８Ｂ）の上
下方向の一側縁には折曲部（８ｃ）が形成され、該折曲
部（８Ｃ）に所定間隔をもった長孔（８Ｄ）が複数（本
実施例では３個）形成されている。該長孔（８Ｄ）は、
ケーブル束（２）を構成するケーブル（２Ａ）の木数の
増減に対応させて取付具（８）の取付けの上下位置を適
宜調整し得るようにしたものである。

従って、本実施例によれば、ケーブル束（２），（４）
及び電源ケーブル（６）、ロボット本体（１）内に配設
する際には、取付具（８）をロボット本体（１）内に１
個取り付けるだけでケーブル束（２）（４）及び電源ケ
ーブル（６）を簡単に配設することができ、ケーブル束
（２）　．　（４）及び電源ケーブル（６）の配設及び
メンテナンスの各作業性を向上させることができること
は持ち論のこと、部品点数を減少させて部品の管理が容
易になる。

（発明の効果） 以上本発明によれば、ケーブル束を配設する際に必要な
部品の数を減少させることができると共に、ケーブル束
の配設及びメンテナンスの作業性を向上させることがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の産業用ロボット内部におけるケーブル
束配設構造の一実施例の全体を示す正面図、第２図は第
１図の要部を取り出して示す拡大斜視図、第３図は従来
の産業用ロボット内部におけるケーブル束配設構造を示
す第１図相当図、第４図はケーブル束を従来の固定具で
固定した状態を拡大して示ず剥視図である。 各図において、（１）はロホット本体、（２）はケーブ
ル束、（３）は固定具、（５）はコネクタ取付具、（７
）は電源取イ１具、（８）は取付具である。 なお、各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ロボット本体と制御盤とを連絡するケーブル束の産業用
   ロボット内部におけるケーブル束配設構造において、上
   記ケーブル束の各ケーブルに対応するコネクタ及び電源
   それぞれを取り付ける取付具及び上記ケーブル束を固定
   する固定具を一体化したことを特徴とする産業用ロボッ
   ト内部におけるケーブル束配設構造。