JPH07245012A - 照明装置 - Google Patents

照明装置

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Publication number
JPH07245012A
JPH07245012A JP6060171A JP6017194A JPH07245012A JP H07245012 A JPH07245012 A JP H07245012A JP 6060171 A JP6060171 A JP 6060171A JP 6017194 A JP6017194 A JP 6017194A JP H07245012 A JPH07245012 A JP H07245012A
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JP
Japan
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fixture
support bar
ballast
main body
support
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Application number
JP6060171A
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English (en)
Inventor
Hiroshige Oyama
博成 大山
Nanao Furuya
七男 古屋
Shuichi Shiotsuki
秀一 汐月
Tatsuya Akutagawa
達弥 芥川
Junji Abe
純治 安倍
Toru Nagaoka
徹 永岡
Shinichi Imabetsupu
真一 今別府
Masanobu Nishiyama
允宣 西山
Takayoshi Nakagawa
貴善 中川
Tadayuki Murase
忠之 村瀬
Yoshito Arai
義人 荒井
Toshikuni Kanazawa
俊邦 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OOYAMA SHOMEI KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
Original Assignee
OOYAMA SHOMEI KK
Shimizu Construction Co Ltd
Shimizu Corp
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Publication date
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V23/00Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices
    • F21V23/04Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices the elements being switches
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F21LIGHTING
    • F21VFUNCTIONAL FEATURES OR DETAILS OF LIGHTING DEVICES OR SYSTEMS THEREOF; STRUCTURAL COMBINATIONS OF LIGHTING DEVICES WITH OTHER ARTICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F21V23/00Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices
    • F21V23/02Arrangement of electric circuit elements in or on lighting devices the elements being transformers, impedances or power supply units, e.g. a transformer with a rectifier

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 器具構造を分割するとともに固定構造の簡略
化の実現により、施工の省力化、施工作業の錯綜の低
減、設置位置の容易な変更、副資材量の低減等を図った
照明装置を提供する。 【構成】 野縁(Mバー6)を支持する野縁受としての
第1の支持部材(支持バー2)の上側に設置される第2
の支持部材(支持バー4)と、前記第1の支持部材(野
縁受)の下側に設置されるとともに前記第1の支持部材
に固定させる器具本体(10)と、この第2の支持部材
に着脱可能に設置されて安定器(14)を収納する筐体
(安定器ボックス12)と、前記第1の支持部材(野縁
受)を挟み込み、前記第1の支持部材(野縁受)に密着
するとともに前記第2の支持部材に固定されている前記
器具本体のソケット(ランプソケット16)の間隔内に
取り付けられる反射板(11)とを備えたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井面からの室内照明
等に用いられる照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、天井面内に埋込み状態で設置され
る照明装置が知られている。この照明装置は器具本体及
び反射板を備えており、器具本体には安定器等の点灯回
路やソケットが取り付けられ、ランプソケットにはラン
プが取り付けられる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
照明装置が在来鋼製天井下地工法を以て天井面に取り付
けられる場合、次のような課題がある。
【0004】a.取付け施工が厄介である。天井には、
図16に示すように、下地材として直交する野縁として
Cチャンネル102、野縁受としてのMバー100が設
けられている。Cチャンネル102は、天井ボード等の
天井材104を取り付けるための部材、Mバー100
は、Cチャンネル102を支持する部材であり、建築物
に吊りボルト103を以て支持されている。従来、照明
器具106の取付けには、Cチャンネル102及びMバ
ー100を切断し、又は、これを避けて必要な空間を確
保する必要がある。照明器具106は、上部構造物から
垂下させた吊りボルト108を以て支持、固定させる。
この固定作業は、狭い空間で行なう必要があり、非常に
厄介である。そして、切断により強度が低下したCチャ
ンネル102には、照明器具106に跨がる形状を成す
野縁受補強支持材110により補強する。このCチャン
ネル102等の下地材の切断作業は非常に厄介であり、
照明器具106の設置後の補強作業も時間を要する作業
である。
【0005】b.照明器具106の設置に伴う建築施工
の必要がある。照明器具の設置に先立って吊りボルト支
持用インサート金物の設置、下地材墨出し、開口、開口
補強、下貼材墨出し、下貼材開口等が必要である。
【0006】c.照明器具106の設置による不要な副
資材が発生する。照明器具106の設置のため、下地材
等を切断、除去するので、下地材、下貼り材が多量に発
生するとともに、その除去作業も余儀なくされる。
【0007】d.天井関連施工作業と錯綜し、その調整
が厄介である。照明器具の設置には、天井部材に加工を
施す等、連続的な作業が必要である。このため、下地施
工、天井ボード施工、電気工事、設備工事等と交錯する
ことになり、作業者の交錯が作業能率を低下させるおそ
れがある。
【0008】e.照明器具を取り付けるための吊りボル
ト108の位置ずれが生じ、その調整が厄介である。従
来の照明器具では、吊りボルト108の位置を変更する
必要が生じる。
【0009】f.上記a〜eにより、従来の照明装置
は、施工コストが高いという欠点があった。
【0010】g.照明器具106には、ランプ112を
支持するための器具本体114には、安定器116等の
重量物が内蔵されているため、相当な重量があり、容積
も大きい。また、これは一体化構造であるため、反射板
等の取付けと取付施工を同時に行なう必要があった。
【0011】そこで、本発明は、器具構造を分割すると
ともに固定構造の簡略化の実現により、施工の省力化、
施工作業の錯綜の低減、設置位置の容易な変更、副資材
量の低減等を図った照明装置を提供することを目的とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の照明装置は、図
1に例示するように、野縁(Mバー6)を支持する野縁
受として第1の支持部材(支持バー2)の上側に設置さ
れる第2の支持部材(支持バー4)と、前記第1の支持
部材(野縁受)の下側に設置されるとともに前記第1の
支持部材に固定させる器具本体(10)と、この第2の
支持部材に着脱可能に設置されて安定器(14)を収納
する筐体(安定器ボックス12)と、前記第1の支持部
材(野縁受)を挟み込み、前記第1の支持部材(野縁
受)に密着するとともに前記第2の支持部材に固定され
ている前記器具本体のソケット(ランプソケット16)
の間隔内に取り付けられる反射板(11)とを備えたも
のである。
【0013】また、本発明の照明装置において、筐体
は、第2の支持部材上の任意の位置に固定され、またそ
の固定位置を任意に変更可能にするための手段として、
着脱可能に前記第2の支持部材に取り付けられる支持ア
ーム(20)を備えている。
【0014】
【作用】本発明の照明装置は、器具本体部分と安定器部
分とを独立した構成とし、安定器部分を筐体に収納し、
その筐体を器具本体部分とは別の位置に設置可能であ
る。天井下地部分には、天井部材を取り付ける野縁を支
持する手段として第1の支持部材が設けられ、その上側
に第2の支持部材が設置される。この第2の支持部材に
安定器を収納した筐体を着脱可能に設置する。
【0015】そして、第1の支持部材の下面側には器具
本体が固定される。この器具本体は、従来の器具本体に
比較し、安定器が除かれているため、軽量化及び偏平化
が図られている。その結果、器具本体の取付けは、野縁
の切断を要することなく、必要な設置空間を確保でき、
第1の支持部材の切断は不要である。そのため、施工工
事を簡略化できるとともに、任意の位置に設定すること
ができ、従来のチャンネル部材の切断は不要となる。
【0016】また、安定器を収納した筐体は、支持アー
ムを備えており、第2の支持部材上に支持、固定できる
が、その位置は器具本体の設置位置に対応して任意の位
置に変更することができる。安定器と器具本体との間隔
は配線を以て対応でき、回路動作に何等影響を与えるこ
とはない。
【0017】
【実施例】以下、本発明を図面に示した各実施例を参照
して詳細に説明する。
【0018】図1ないし図9は、本発明の照明装置の第
1実施例を示している。建築物の天井部には、第1の支
持部材(野縁受)として複数の支持バー2が設置され、
この支持バー2の上側には、支持バー2に対して直交方
向を成す第2の支持部材として支持バー4が照明器具の
数に応じて設置され、各支持バー2、4は、両者の交差
部分に固定手段として専用のクリップ5を取り付けて固
定され、照明器具の固定手段を構成している。この実施
例では、支持バー2はCチャンネル材、支持バー4はM
バーで構成されている。また、支持バー2の下側には一
定の間隔で複数の野縁としてMバー6が直交方向に取り
付けられ、各Mバー6の下側には天井材8が取り付けら
れる。
【0019】そして、この照明装置は、器具本体10、
反射板11及び筐体を成す安定器ボックス12を備えて
いる。安定器ボックス12には、器具本体10から分離
した安定器14が収納されている。即ち、この照明装置
は、器具本体10に設置されていた安定器14等を器具
本体10から分離し、器具本体10側にはランプソケッ
ト16等のランプ18に付属する最小限の部品を取り付
け、器具本体10に対して分離可能な安定器14、その
他の部品を安定器ボックス12側に収容することによ
り、また、器具本体10の下面側に反射板11が器具本
体10とは独立した部材として構成されたことにより、
3系統の分離形態としたものである。図示しないが、器
具本体10と安定器ボックス12側とは適当な長さの配
線具を以て電気的な接続が行なわれ、電灯線から給電が
行なわれる。
【0020】また、安定器ボックス12には、金属板等
の弾性材料で形成された支持アーム20が取り付けられ
ている。支持バー4には、支持アーム20と安定器ボッ
クス12との間隔内に支持バー4を挟み込んで、所定の
位置に安定器ボックス12が固定される。ここで、安定
器ボックス12の設置位置は任意であり、支持バー4上
の位置であるが、器具本体10の設置される最も近い位
置で、支持バー2との交錯がない部分が適している。
【0021】また、器具本体10と支持バー4との固定
には、固定手段として固定具22が用いられ、器具本体
10と支持バー4との固定とともに、その固定が器具本
体10と支持バー4とで支持バー2を挟み込んで行なわ
れる。この固定具22は、支持部24、引掛部26及び
支持脚28を備えている。
【0022】支持部24及び引掛部26は、ねじ30を
以て器具本体10の透孔31を通して上面に固定され、
また、引掛部26の先端部は支持バー4の屈曲部32に
引っ掛けられ、固定具22が持つ弾性とねじ30との締
め付けによって、器具本体10と支持バー4との固定が
行われる。
【0023】また、引掛部26には一体的に弾性支持脚
28が形成されている。これらは別部材で構成されてい
るが、共に弾性を持つばね板で形成されている。
【0024】支持部24は、先端部側の幅が徐々に狭く
形成されており、器具本体10に対して設置するための
設置部25を備えている。また、引掛部26は、支持部
24の間隔内に設置される幅の板材を以て形成されてお
り、ねじ取付部27を備え、引掛部26は鋭角状を成す
屈曲部29を備えている。引掛部26の中途部には、そ
の側縁部を切り起してねじ取付部27の下方に曲げた弾
性支持脚28が形成され、この弾性支持脚28にはその
先端部側を曲げて平坦化してなる着座部33が形成され
ている。引掛部26の幅が支持部24の間隔内に形成さ
れるのは、弾性を利用して引掛部26間の間隔を伸縮さ
せるためである。また、着座部33が形成されているの
は、器具本体10上に仮止めされた場合に、引掛部26
の設置状態を器具本体10の上で安定させ、垂直状態で
維持させるためである。
【0025】また、支持部24の設置部25には、図4
に示すように、中央部に透孔35が形成され、この透孔
35を挟んで2つのねじ孔37が形成されている。透孔
35にはねじ30A、ねじ孔37にはねじ30Bがそれ
ぞれ取り付けられる。透孔35を貫通したねじ30A
は、引掛部26のねじ孔39にねじ込まれ、引掛部26
を拘束する。また、一対のねじ30Bを以て支持部24
を器具本体10に固定するのは、器具本体10と固定具
22との固定強度を高めるためであるとともに、固定具
22の回り止め効果を高めるためである。
【0026】そして、器具本体10に取り付けられた固
定具22の引掛部26の屈曲部29は、その弾性を利用
して支持バー4の屈曲部32に引っ掛けられ、ねじ30
Aのねじ込みにより、器具本体10は支持バー2の下面
側に強固に固定されて取り付けられる。この場合、器具
本体10は、支持バー2、4に固定される。
【0027】この固定具22は、実施例の支持バー4が
Mバーであるため、このような形態としているが、支持
バー4と器具本体10とを固定し、支持バー2、4とを
固定するには、各種の形態を取り得る。
【0028】そして、支持バー4に固定された器具本体
10の下面側には、天井材8が取り付けられた後、反射
板11がランプソケット16、16の間隔内に設置され
る。反射板11は、ねじ34を以て固定される。
【0029】次に、この照明装置の組立て及び取付施工
を順に説明する。
【0030】a.固定具22の取付け 器具本体10の所定位置に固定具22を取り付ける。図
5に示すように、器具本体10の上面に固定具22を設
置するとともに、器具本体10の内側から図示しないワ
ッシャを設置して一対のねじ30Bを締め付け、仮固定
する。
【0031】b.支持バー4の設置、安定器ボックス1
2及び器具本体10の取付け 図6に示すように、照明装置の施工前に支持バー4を設
置する。支持バー4は、照明装置の設置箇所に対して、
支持バー2と直交するように支持バー2の上に設置す
る。その場合、支持バー4は、固定具22を取り付ける
便宜のため、開口側を下に向けて設置し、支持バー2に
クリップ5によって固定される。また、支持バー4に
は、予め組立てられた安定器ボックス12が照明装置の
設置箇所に対応して取り付けられる。
【0032】そして、支持バー4に対して器具本体10
に取り付けられている固定具22を、矢印Aで示すよう
に挿入し、その引掛部26を支持バー4の屈曲部32に
挿入し、引っ掛ける。この状態で器具本体10は、支持
バー4から固定具22を以て吊り下げられた状態とな
る。
【0033】また、この状態でねじ30Aを締め付けて
行くと、やがて支持脚28が緊張状態となり、更にねじ
30Aの締付けにより、図7に示すように、支持脚28
は弾性によって平坦状に変形し、極度な伸長状態とな
る。支持脚28は、素材による弾性変形があり、ねじ3
0Aの締付けと支持脚28の復帰力とによって器具本体
10は、支持バー4に固定される。このとき、支持バー
4と器具本体10との間に支持バー2が挟み込まれた状
態が維持され、両者の固定の結果、支持バー2、4が同
時に固定されることになる。
【0034】そして、器具本体10と安定器ボックス1
2側との間にコード等の配線具で電気的な接続を行うと
同時にランプソケット16にはランプ18を装着する。
この状態で通電すると、ランプ18を点灯させることが
できる。この状態でランプ18を点灯させることによ
り、作業場の架設照明に代用させることができる。
【0035】c.天井材8の取付け工事 ランプ18を点灯させた状態で、図8に示すように、M
バー6に天井材8を設置する。ランプ18が点灯してい
るため、天井材8の取付け工事は昼間から夜間にかけて
行なうことができ、作業能率の向上に寄与する。
【0036】d.反射板11の取付け 器具本体10のランプソケット16からランプ18を外
し、ランプソケット16の間隔内に反射板11を置き、
ねじ34を以て器具本体10に反射板11を固定する。
そして、ランプソケット16にランプ18を取り付けて
照明装置の取付施工が完了する。
【0037】以上説明したように、器具本体10から安
定器14を安定器ボックス12側に移動させ、安定器ボ
ックス12と器具本体10を分離させた結果、器具本体
10はランプソケット16等の最小限の部品構成となっ
て、器具本体10側の軽量化及び薄型化が実現する。そ
の結果、器具本体10は、従来切断する必要があった支
持バー2を切断することなく、支持バー2の下側の空間
に余裕を以て取り付けることができる。
【0038】支持バー2を切断する必要がないため、そ
の作業が不要であり、設置工事の簡略化及び施工時間の
短縮化が可能になり、さらには、切断で生じる副資材の
発生がなく、しかも、切断された場合の補強工事が不要
となるので、その材料も必要がない。また、施工時間の
短縮化により、他の施工や工事との錯綜がなく、他の施
工工事の作業能率に寄与することにもなる。
【0039】そして、器具本体10が設置された時点で
ランプ18を設置し、点灯させることができるので、従
来の架設照明を兼用させることができ、当然のことなが
ら、天井面に設置されるため、他の作業を阻害すること
もない。
【0040】また、従来、器具本体の取付けのために必
要であった吊りボルトも不要であり、その位置的な問題
は全く生じない。支持バー4の設置は任意に変更でき、
また、照明箇所の変更にも自由に対応できる。
【0041】次に、図10ないし図13は、本発明の照
明装置の第2実施例を示し、第1実施例と共通部分には
共通の符号を付してある。ところで、第1実施例では、
器具本体10を支持バー2と直交方向に取り付ける場合
について示したが、施工条件によっては、支持バー2に
対して器具本体10を平行に取り付ける場合があり得
る。例えば、改修工事等で天井材8を貼られた後に埋め
込み穴を開ける場合がある。このような場合、照明装置
は後付けとなるので、天井に穴を開けなければ、支持バ
ー2の方向が判らない。この場合、その支持バー2の方
向によっては、支持バー2と平行方向に器具本体10を
配置しなければならない。また、部屋の形状等から支持
バー2を任意の方向に下地配置ができない場合がある。
部屋が異形の場合や廊下と部屋との境での照明装置の配
置が変わる場合には、下地配置を変更することができな
い。このような場合に対応するため、第2実施例の照明
装置は、支持バー2と器具本体10との平行配置を可能
にしたものである。
【0042】図10に示すように、この実施例において
も、器具本体10の支持部材としての支持バー2、4の
構成や照明装置が備える各部の構成は同様である。この
照明装置において、第1実施例とは、支持バー2に平行
に配置される器具本体10を固定する手段である固定具
22Aの形態やその取付け方向が異なっている。
【0043】この平行取付け用の固定具22Aは、図1
1に示すように、支持部24、引掛部26及び支持脚2
8を備えている。支持部24は幅広に形成され、その側
部には支持バー4が挿入される凹部40が形成されてい
る。
【0044】そして、図12に示すように、器具本体1
0には、その長手方向に取付穴42が形成され、この取
付穴42を通して第1実施例と同様のねじ30A、30
Bが固定具22A側にねじ込まれる。第1実施例と異な
るのは、ねじ30Bが固定具22Aの長手方向に配置さ
れて固定されることである。
【0045】このような構成によれば、図13に示すよ
うに、直交する支持バー2、4に対し、支持バー4に平
行に器具本体10を配置し、固定具22Aによって支持
バー4に強固に固定され、その固定強度は高く、取付作
業が簡易化される等、第1実施例と同様の効果が期待で
きる。
【0046】次に、図14の(A)及び(B)は、本発
明の照明装置の第3実施例を示している。第3実施例の
固定具22Bは、第2実施例の固定具22Aの凹部40
の部分で支持部24を切除した形態である。そして、支
持部24の設置部25には、図14の(B)に示すよう
に、透孔35を中心にしてねじ孔37を四方に形成し、
透孔35に対応して引掛部26には、図12に示す引掛
部26と同様にねじ孔39を形成する。
【0047】このように構成すれば、図14の(A)及
び(B)に示すように、支持バー4に直交するように器
具本体10を固定できる。また、固定具22Bを水平方
向に90度だけ変位させて器具本体10に取り付けるこ
とにより、図15の(A)及び(B)に示すように、支
持バー4と平行に器具本体10を固定できる。このよう
に、第3実施例における固定具22Bでは、照明器具1
0に対する位置を変位させて固定することにより、器具
本体10の取付け方向を変更でき、単一の固定具22B
を以て支持バー4と平行方向又は直交方向に取り付ける
ことができ、固定手段の簡易化を図ることができる。
【0048】なお、第1実施例ないし第3実施例では、
器具本体10を固定するため、固定具22、22A、2
2Bを例に取って説明したが、支持バー4に対して適当
なボルト及びナットを以て固定することができ、本発明
の照明装置は実施例の固定具22、22A、22Bに限
定されるものではない。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
器具本体の軽量化、薄型化が実現でき、組立て及び取付
施工の簡略化、時間短縮及び省力化が可能になり、しか
も、他の作業との強調性が高く、安全性の向上、副資材
の発生等の不都合もなく、設置箇所の変更にも極めて容
易かつ自由に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の照明装置の第1実施例を示す断面図で
ある。
【図2】図1に示した照明装置の分解斜視図である。
【図3】図1に示した照明装置における固定具の拡大斜
視図である。
【図4】図3に示した固定具の取付け構造を示す分解断
面図である。
【図5】図3に示した固定具の取付け構造を示す斜視図
である。
【図6】支持バーの設置の後の安定器ボックス及び器具
本体の取付け工程を示す図である。
【図7】支持バーに固定された器具本体を示す断面図で
ある。
【図8】器具本体の取付け後の天井材の取付け工程を示
す断面図である。
【図9】器具本体に対する反射板の取付け工程を示す断
面図である。
【図10】本発明の照明装置の第2実施例を示す分解斜
視図である。
【図11】図10に示した照明装置における固定具の拡
大斜視図である。
【図12】図10に示した照明装置における固定具の取
付け構造を示す分解断面図である。
【図13】第2実施例における照明装置の取付け構造を
示す断面図である。
【図14】本発明の照明装置の第3実施例における固定
具の固定形態を示す斜視図である。
【図15】本発明の照明装置の第3実施例における固定
具の固定形態を示す斜視図である。
【図16】従来の照明装置及びその取付け状態を示す断
面図である。
【符号の説明】
2 支持バー(第1の支持部材) 4 支持バー(第2の支持部材) 6 Mバー(野縁) 10 器具本体 11 反射板 12 安定器ボックス(筐体) 14 安定器 16 ランプソケット 20 支持アーム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 汐月 秀一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 芥川 達弥 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 安倍 純治 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 永岡 徹 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 今別府 真一 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 西山 允宣 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 中川 貴善 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 村瀬 忠之 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 荒井 義人 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内 (72)発明者 金沢 俊邦 東京都港区芝浦一丁目2番3号 清水建設 株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 野縁を支持する第1の支持部材の上側に
    設置される第2の支持部材と、 前記第1の支持部材の下側に設置されるとともに前記第
    2の支持部材に固定させる器具本体と、 前記第2の支持部材に着脱可能に設置されて安定器を収
    納する筐体と、 前記第1の支持部材に密着するとともに前記第2の支持
    部材に固定されている前記器具本体のソケットの間隔内
    に取り付けられる反射板と、 を備えたことを特徴とする照明装置。
  2. 【請求項2】 前記筐体は、着脱可能に前記第2の支持
    部材に取り付けられる支持アームを備えてなることを特
    徴とする請求項1記載の照明装置。
JP6060171A 1994-03-03 1994-03-03 照明装置 Pending JPH07245012A (ja)

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