JP2610067B2 - 照明器具取付け装置 - Google Patents

照明器具取付け装置

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JP2610067B2
JP2610067B2 JP3073167A JP7316791A JP2610067B2 JP 2610067 B2 JP2610067 B2 JP 2610067B2 JP 3073167 A JP3073167 A JP 3073167A JP 7316791 A JP7316791 A JP 7316791A JP 2610067 B2 JP2610067 B2 JP 2610067B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は照明器具取付け装置に係
り、ビルディングの事務室などの天井に直付けまたは埋
め込み設置される施設用器具を取付ける装置に関する。
【0003】
【従来の技術】一般に施設天井は、例えば、図6に示す
ように、コンクリート天井から吊下げられたボルト1に
調節取付け具2にて複数のC形チャンネルといわれる支
持桟3を取付け、この各支持桟3の下面にこの各支持桟
3と直交状にクリップ4にて複数のMバーといわれるパ
ネル取付け桟5を取付け、この取付け桟5に石膏ボード
6を取付け、このボート6の下面に化粧パネル7を取付
けた構造が採られている。そして、この天井に照明器具
を取付けるには、特に天井埋め込み形の照明器具では、
器具本体8の高さが化粧パネル7の器具取付け面から支
持桟3の下面までの空間より高く、図7に示すように支
持桟3を切断し、この支持桟3を切断した空間に器具本
体8を配設し、この器具本体8に天井から吊下げられた
ボルト9を挿通し、このボルト9に螺合したナット10に
て器具本体8を支持するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の構造の照明
器具取付け装置では、器具本体8を天井から吊下げられ
たボルト9にて支持する構造のため、コンクリート天井
にボルト9を打込まなくてはならず、コンクリート天井
にボルト9を打込むには非常に手数が掛り、また、器具
本体8の取付け位置を合せてボルト9を寸法出しをする
ことも、天井と器具本体8の取付け位置との間に間隔が
あるために困難であり、さらに、支持桟3を切断するた
め、支持桟3を補強部材11にて補強する必要があり、施
工工程が多く、材料が増加し、天井内には空気調和装置
のダクトなど複雑な配管が設置されており、照明器具の
設置位置に制約を受け、また、器具本体8を支持するた
めに、ボルト9にナット10を螺合締付けする操作は取付
け時間が掛り、施工性が悪い問題があった。
【0005】本発明は上記問題点に鑑みなされたもの
で、器具本体を支持桟に載置した取付け桟に容易に支持
できるようにして、器具の取付け施工性を向上した照明
器具取付け装置を提供するものである。
【0006】〔発明の構成〕
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の照明器具取付け
装置は、天井に長手方向に沿せて配設された長尺状の支
持桟と、この支持桟の上面に載置され下面を開口しかつ
両側縁の下縁をそれぞれ内側に折曲げ形成した係止縁を
有する長尺状の取付け桟と、この取付け桟の係止縁間の
間隔より狭い幅を有しかつこの係止縁間の間隔より広い
長さを有する係止片と、この係止片に上部を固着され下
部に取付けナットを螺合したボルトと、このボルトに前
記係止片の下方に位置して取付けられ上面に上方に突出
した受け面部を有して前記取付け桟の係止縁の両下縁に
係合される挾着片とを具備し、前記取付け桟の係止縁間
に幅方向を合せて挿入して回動することにより両端部を
この係止縁に係止するとともにこの係止片と挾着片とに
て係止縁を挾着し、この係止片に固着された前記ボルト
を前記支持桟の下側に配設される器具本体に挿通してこ
の器具本体を前記ボルトに螺合した前記取付けナットに
て支持したものである。
【0008】
【作用】本発明の照明器具取付け装置は、天井に長手方
向に沿せて配設された支持桟の上面に取付け桟を載置
し、この取付け桟の係止縁間に係止片の間隔より狭い幅
を合せて挿入すると、挾着片の受け面部は係止縁の間に
配設され、係止片は係止縁より上側に配設される。この
状態でボルトを回転させると、係止片は係止縁間に両端
が係止され、挾着片の受け面部は係止縁の下縁に係合さ
れ、この係止縁を係止片と挾着片とにて挾着してボルト
は固定され、この係止片に固着されたボルトを支持桟の
下側に配設される器具本体に挿通してこの器具本体をボ
ルトに螺合した取付けナットを螺合締付けをすることに
より、器具本体は天井に支持される。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例の構成を埋め込み形照明器
具について図1に基づき説明する。
【0010】20は下面を開口した筐体状に形成された器
具本体で、この器具本体20の周側縁21の下縁は外側に向
って折曲げた係止縁22が形成されている。また、24は主
反射板で、この主反射板24の周縁は拡開状に下側に向っ
て傾斜した傾斜反射面部25を形成し、この傾斜反射面部
25の下端外側縁を水平状に折曲げて縁面部26が形成さ
れ、この縁面部26の外側をさらに上方に垂直に折曲げた
垂直当接部27が形成されている。
【0011】また、前記器具本体20の下面にはインバー
回路などにて形成される電子安定器28が取付けられ、こ
の安定器28は主反射板24の縁面部26と傾斜状反射面25の
背面側に形成された空間部29に配設されている。
【0012】また、前記主反射板24の一方の傾斜反射面
部25に開口した複数のソケット取付け孔には、図示しな
いランプソケットがそれぞれ嵌挿固着され、この各ラン
プソケットに装着した片口金形のU字状蛍光ランプ32が
前記主反射板24の反射面に対向される。
【0013】また、前記器具本体20と主反射板24の反射
面の略中央部には取付け孔31が形成され、この取付け孔
31は前記主反射板24に着脱可能に取付けられる略V字状
の補助反射板33にて覆われている。この器具本体20と主
反射板24とには前記補助反射板33にて覆われる位置に図
示しない電源用コード挿通孔が開口されている。
【0014】次に施設天井について説明する。
【0015】35は天井内に間隔をおいて複数並列に配設
されたCチャンネルといわれる長尺状の支持桟で、この
複数の支持桟の上面に載置固定される長尺状の取付け桟
36は下面を開口しかつ両側縁の下縁をそれぞれ内側に上
方に向けて傾斜状に折曲げ形成した係止縁37,37を有し
ている。そして、この支持桟35はコンクリート天井に打
込みによって吊下げられたボルト38とこのボルト38に螺
合したナット39とにて調節取付け具40を介して支持され
ている。また、前記支持桟35の下面にこの支持桟35と直
交方向に取付けられた長尺状のパネル取付け桟41には石
膏ボード、化粧パネルなどの天井板42が取付けられてい
る。そして、この天井板42に器具嵌合孔43が開口されて
いる。
【0016】次にこの器具本体20を取付ける取付け装置
を図1ないし図5について説明する。
【0017】45は前記取付け桟36の係止縁37,37間の間
隔L1 より狭い幅寸法L2 を有しかつこの係止縁37,37
間の間隔より広い長寸法L3 さを有する係止片で、この
係止片45は角部が弧状に切り欠いた略楕円板状に形成さ
れている。この係止片45にボルト46の上部が固着され、
このボルト46の下部には蝶ナットからなる取付けナット
47と六角ナットからなる取付けナット48とが螺合されて
いる。また、この係止片45には、両端が係止縁37,37の
先端間に係止した状態以上に回動されないように、係止
縁37に係合される係合突部49が突設されている。
【0018】また、50は前記係止片45の下方に位置して
前記ボルト46に固着された挾着片で、この挾着片50は前
記取付け桟36の幅寸法L4 より長く前記係止片37,37の
下縁に係止される長さを有し、上面の幅方向は上方に弧
状に彎曲した受け面部50a を有し、前記取付け桟36の係
止縁37,37に前記係止片45が挿入される向きの状態時に
係止縁37,37の両面に係合され、係止片45が係止縁37,
37に両端が係止した状態時に係止縁37,37の下縁に係合
するようになっている。そして、この係止片45と挾着片
50との間隔H1 は係止片37,37の間隔H2 より小さく形
成されている。
【0019】そして、前記取付け桟36の係止縁37,37間
に幅方向を合せて挿入して回動することにより両端部を
この係止縁37,37の先端間に係止するとともにこの係止
片37,37と挾着片50とにて係止縁37,37を挾着し、この
係止片37,37に固着された前記ボルト46を前記支持桟35
の下側に配設される器具本体20の取付け孔31に挿通して
この器具本体20を前記ボルト46に螺合した前記取付けナ
ット47,48にて支持するようになっている。
【0020】次にこの実施例の作用を説明する。
【0021】安定器28を取付けた器具本体20に主反射板
24に取付けることにより、安定器28は縁面部26と傾斜反
射面部25の背面側に形成された空間部29に配設されるた
め、反射板20の厚み高さはランプソケットとランプの厚
み寸法に制約されるのみで、安定器28の厚み寸法を積み
重ねる必要がなく、主反射板24を薄形にでき、また、器
具本体20に主反射板24を取付けるため、主反射板24は傾
斜反射面部25と、縁面部26および垂直当接部27にて補強
される。
【0022】そして、天井内に間隔をおいて複数並列に
配設された支持桟35の上面に取付け桟36を載置固定し、
この取付け桟36の係止縁37,37間に係止片45の間隔より
狭い幅を合せて係止片45を挿入すると、挾着片50は係止
縁37,37の下面に沿って配設され、係止片45は係止縁3
7,37の先端より上側に配設され、この状態でボルト46
に螺合した一方の取付け一方のナット47を回転させる
と、他方の取付けナット48が螺合されていることからボ
ルト46は回転され、係止片45も回転されて、係止縁37,
37間に両端が係止され、係合突部49が係止縁37に係合さ
れ、位置決めされる。この状態で、挾着片50は係止縁3
7,37の下縁に上面の受け面部50a が面接合して係合さ
れ、この係止縁37を係止片45と挾着片50とにて挾着して
ボルト46は固定され、この係止片45に固着されたボルト
46を支持桟35の下側に配設される器具本体20の取付け孔
31と反射板24の取付け孔に挿通してこの器具本体20をボ
ルト46に螺合した取付けナット47,48を螺合締付けをす
ることにより、器具本体20は天井に支持される。この状
態で、器具本体20の係止縁22が天井板42に当接されると
ともに主反射板24の垂直当接部27が天井板42に当接さ
れ、器具本体20は天井板42の取付け孔43に埋め込み支持
される。
【0023】そして、主反射板24に補助反射板33を取付
け、取付け孔、ボルト46およびナット47,48を覆う。
【0024】また、前記実施例では、天井埋め込み形器
具について説明したが、天井直付け形器具にも適用でき
る。
【0025】さらに、前記実施例では片口金形ランプ32
を用いたが、両端に口金部を有する直管形蛍光ランプな
どを用いることもできる。この場合には主反射板24の両
端部に対をなすランプソケットを取付ける。
【0026】
【発明の効果】本発明によれば、取付け桟の係止縁間に
幅方向を合せて挿入して回動することにより両端部をこ
の係止縁に係止するとともにこの係止片と挾着片とにて
係止縁を挾着し、この係止片に固着されたボルトを支持
桟の下側に配設される器具本体に挿通してこの器具本体
をボルトに螺合した取付けナットにて支持したので、コ
ンクリート天井に器具本体を支持するためのボルトを打
込む必要がなく、また、器具本体の取付け位置合せてボ
ルトを寸法出しをすることもなく、さらに、支持桟の下
側に器具本体を支持できるため、支持桟を切断したり、
補強部材にて補強する必要がなく、施工工程が少なくな
り、空気調和装置のダクトなど複雑な配管により照明器
具の設置位置の制約を受けることがなく、また、器具本
体を支持するために、取付け施工作業性が向上される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す照明器具取付け装置の
一部の縦断正面図である。
【図2】同上器具取付け工程を示す側面図である。
【図3】同上器具取付け状態を示す側面図である。
【図4】同上器具取付け工程を示す一部を切り欠いた斜
視図である。
【図5】同上器具取付け状態を示す一部を切り欠いた斜
視図である。
【図6】従来の照明器具の取付け装置の分解斜視図であ
る。
【図7】同上縦断正面図である。
【符号の説明】 20 器具本体 35 支持桟 36 取付け桟 37 係止縁 45 係止片 46 ボルト 47,48 取付けナット 50 挾着片 50a 受け面部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井に長手方向に沿せて配設された長尺
    状支持桟と、この支持桟の上面に載置され下面を開口し
    かつ両側縁の下縁をそれぞれ内側に折曲げ形成した係止
    縁を有する長尺状の取付け桟と、この取付け桟の係止縁
    間の間隔より狭い幅を有しかつこの係止縁間の間隔より
    広い長さを有する係止片と、この係止片に上部を固着さ
    れ下部に取付けナットを螺合したボルトと、このボルト
    に前記係止片の下方に位置して取付けられ上面に上方に
    突出した受け面部を有して前記取付け桟の係止縁の両下
    縁に係合される挾着片とを具備し、前記取付け桟の係止
    縁間に幅方向を合せて挿入して回動することにより両端
    部をこの係止縁に係止するとともにこの係止片と挾着片
    とにて係止縁を挾着し、この係止片に固着された前記ボ
    ルトを前記支持桟の下側に配設される器具本体に挿通し
    てこの器具本体を前記ボルトに螺合した前記取付けナッ
    トにて支持したことを特徴とする照明器具取付け装置。
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JP2013148181A (ja) * 2012-01-20 2013-08-01 Daiwa House Industry Co Ltd 支持金具および床の衝撃音低減ダンパー設置構造
JP6424151B2 (ja) * 2015-09-30 2018-11-14 近畿車輌株式会社 鉄道車両の天井構造

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