JP6424151B2 - 鉄道車両の天井構造 - Google Patents
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Description
また、幅方向中央部から遠ざかるほど、光源ユニットの間隔が広いとともに第1反射部の幅が広い。これにより、天井の存在感がより希薄になり、乗客に車両内がより広い空間であるように感じさせることができる。
鉄道車両100の天井部には、図1に示すように、幅方向中央付近に照明ユニット1が設置されている。照明ユニット1の右側には天井板2が配置されている。天井板2には、右側板3が連続している。右側板3は、客室の右壁3aを構成している。照明ユニット1の左側には、天井板4が配置されている。天井板4には、左側板5が連続している。左側板5は、客室の左壁5aを構成している。照明ユニット1、天井板2、右側板3、天井板4及び左側板5は、車両の長手方向に延在している。
照明ユニット1の幅方向中央部には吹出口10が形成されている。吹出口10には、複数の整風板11,12,13が配置されている。吹出口10から、例えば、ライフフローファン(扇風機)の駆動により、空気が吹き出される。
第1光源反射板31は、図3(a)に示すように、幅方向中央から遠ざかるほど床に近付くように湾曲し、上方に向かって凸となるように弧状に形成している。第1光源反射板31は、第1光源ユニット21より幅方向中央に近い位置から、第1光源ユニット21の上方と、第1光源ユニット21及び第2光源ユニット22の間とを通過して、第2光源ユニット22の中央付近の下方まで延在している。第1光源反射板31の右端部からは、右斜め上方に向かってカバー部131が延在している。カバー部131は第2光源ユニット22の中央付近の下方から第2光源ユニット22の右方まで延在している。
第2光源反射板32は、図3(b)に示すように、幅方向中央から遠ざかるほど床に近付くように湾曲し、上方に向かって凸となるように弧状に形成している。第2光源反射板32は、第2光源ユニット22より幅方向中央に近い位置から、第2光源ユニット22の上方と、第2光源ユニット22及び第3光源ユニット23の間とを通過して第3光源ユニット23の中央付近の下方まで延在している。第2光源反射板32の右端部からは、右斜め上方に向かってカバー部132が延在している。カバー部132は第3光源ユニット23の中央付近の下方から第3光源ユニット23の右方まで延在している。
上記構成では、車両の幅方向中央部の右側に第1光源ユニット21、第2光源ユニット22及び第3光源ユニット23を配置している。隣り合う第1光源ユニット21と第2光源ユニット22の間に第1光源反射板31が配置され、第2光源ユニット22と第3光源ユニット23との間に第2光源反射板32が配置されている。第1光源反射板31及び第2光源反射板32は、幅方向中央から遠ざかるほど床に近付くように傾斜している。光源ユニットの間隔は幅方向中央から遠ざかるほど広く、隣り合う光源ユニット間における第1光源反射板31の長さw1及び第2光源反射板32の長さw2は幅方向中央から遠ざかるほど長い。これは車両の幅方向中央部の右側の構成であるが、左側も同様な構成である。これにより、天井の存在感が希薄になり、乗客に車両内が広い空間であるように感じさせることができる。また、第1光源ユニット21から照射された光を第1光源反射板31で反射して客室に照射し、第2光源ユニット22から照射された光を第2光源反射板32で反射して客室に照射するため(間接照明)、乗客がまぶしさを感じることを低減できる。
次に、本発明の第2実施形態について、図4及び図5を参照しつつ説明する。第2実施形態において第1実施形態と異なる点は、第1光源ユニット21の周囲に配置された第1光源下反射部及び第1光源左反射部の形状である。なお、上述した第1実施形態と同一の構成については同一の符号を用い、その説明を適宜省略する。
10 吹出口
11,12,13 整風板
21,24 第1光源ユニット
22,25 第2光源ユニット
23,26 第3光源ユニット
31,41 第1光源反射板(反射板)
32,42 第2光源反射板(反射板)
33,233 第1光源下反射部(第3反射部)
34,234 第1光源左反射部(第4反射部)
35 第3光源上反射部(第5反射部)
36 第3光源左反射部(第6反射部)
43 第1光源下反射部(第3反射部)
44,244 第1光源右反射部(第4反射部)
45 第3光源上反射部(第5反射部)
46 第3光源右反射部(第6反射部)
100 鉄道車両
111,121 第1反射部
112,122 第2反射部
112T,233T 頂点部
113 下面
131,132,141,142 カバー部
233S1,243S1 第1傾斜領域
233S2,243S2 第2傾斜領域
233a,233b,243a,243b 貫通孔
Claims (9)
- 鉄道車両の天井構造において、
幅方向中央部を挟んだ両側のそれぞれに、
鉄道車両の幅方向に並んで配置された3つ以上の光源ユニットと、
鉄道車両の幅方向に隣り合う2つの前記光源ユニットの間に配置された第1反射部を有する複数の反射板とを備え、
前記第1反射部は、前記隣り合う2つの光源ユニットのうち幅方向中央部に近い光源ユニットより幅方向中央部に近い位置から幅方向中央部に近い光源ユニットの上方及び前記隣り合う2つの光源ユニットの間を通過して幅方向中央部に遠い光源ユニットの底面と同じ高さ又は前記底面より低い高さまで延在しているとともに、幅方向中央部から遠ざかるほど鉄道車両の床に近付くように傾斜しており、
前記第1反射部の下面が反射面であり、
隣り合う2つの前記光源ユニットの間隔が、幅方向中央部から遠ざかるほど広く、
前記複数の反射板の前記第1反射部は、幅方向中央部から遠ざかるほど幅方向に広いことを特徴とする鉄道車両の天井構造。 - 前記第1反射部は、鉄道車両の床から遠ざかるように湾曲していることを特徴とする請求項1に記載の鉄道車両。
- 前記反射板は、前記隣り合う2つの光源ユニットのうち幅方向中央部に遠い光源ユニットの下方に配置された第2反射部を有し、
前記第1反射部と前記第2反射部とが連続し、
前記第2反射部の下面が反射面であることを特徴とする請求項1又は2に記載の鉄道車両。 - 前記第1反射部及び前記第2反射部は、鉄道車両の床から遠ざかるように連続して湾曲していることを特徴とする請求項3に記載の鉄道車両。
- 鉄道車両の幅方向中央部に最も近い光源ユニットの下に第3反射部が配置され、
前記第3反射部は、鉄道車両の床に向かって凸状に形成され、
前記第3反射部において鉄道車両の幅方向中央部に対向する領域に、複数の孔が鉄道車両の長手方向に離れて形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の鉄道車両。 - 鉄道車両の幅方向中央部から最も遠い前記光源ユニットの上方に配置された第5反射部と、
その光源ユニットの幅方向中央部に向かった面に対向するように配置された第6反射部とをさらに備え、
前記第5反射部と、前記第6反射部と、その光源ユニットの下方に配置された前記反射板とによって、その光源ユニットを囲む壁部が形成され、前記壁部には鉄道車両の側壁に対向する部分に開口が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の鉄道車両。 - 鉄道車両の幅方向中央部に、空気の吹出口が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の鉄道車両。
- 鉄道車両の幅方向中央部に複数の整風板が幅方向に並んで配置され、
前記複数の整風板が鉄道車両の長手方向に延在していることを特徴とする請求項7に記載の鉄道車両。 - 全ての前記光源ユニットが、同じ高さに配置されていることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1項に記載の鉄道車両。
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