JP2020090783A - 照明一体型下地構造、その形成方法、照明装置セット、照明装置支持構造 - Google Patents

照明一体型下地構造、その形成方法、照明装置セット、照明装置支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】比較的大型の照明装置に対しても好適な照明一体型下地構造等を提供する。【解決手段】天井下地材を形成する棒状部材と、天井板と、照明装置と、棒状部材と照明装置とを一体化する金具とを備える、照明一体型下地構造が開示される。例えば、金具は、棒状部材の上部を覆う上板部と、棒状部材の少なくとも一方の側部を覆う側板部と、照明装置の上部を覆うフランジ部とを含む。【選択図】図6

Description

本開示は、照明一体型下地構造、その形成方法、照明装置セット、及び照明装置支持構造に関する。
発光素子が取り付けられた天井板を野縁に挿入する技術が知られている。
特開2017−115300号公報
しかしながら、上記のような従来技術は、発光素子のような比較的小型(軽量)な照明装置を天井板に取り付ける構造に関するものであり、比較的大型の照明装置を支持する構造に適用することが難しい。比較的大型の照明装置は、比較的重量が大きいため、別途吊り材により躯体から吊る必要性が生じる。また、照明装置を配置する箇所に天井下地材(野縁受や野縁)が存在する場合、当該箇所で天井下地材を切断する必要性が生じる。
そこで、1つの側面では、本発明は、比較的大型の照明装置に対しても好適な照明一体型下地構造等を提供することを目的とする。
1つの側面では、以下のような解決手段を提供する。
(1)天井下地材を形成する棒状部材と、
天井板と、
照明装置と、
前記棒状部材と前記照明装置とを一体化する金具とを備える、照明一体型下地構造である。
(2)上記(1)の構成において、前記金具は、前記棒状部材の上部を覆う上板部と、前記棒状部材の少なくとも一方の側部を覆う側板部と、前記照明装置の上部を覆うフランジ部とを含むことを特徴とする。
(3)上記(2)の構成において、前記金具は、前記フランジ部が前記照明装置に止着されることを特徴とする。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかの構成において、前記照明装置は、側部から側方に延在する受け部を備え、
前記天井板は、前記受け部上に支持されることを特徴とする。
(5)上記(4)の構成において、前記受け部は、金属製の部材により形成されることを特徴とする。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかの構成において、前記棒状部材は、躯体に支持され、
前記照明装置は、前記躯体に対して直接的に支持されないことを特徴とする。
(7)上記(1)〜(6)のいずれかの構成において、前記棒状部材は、野縁、野縁受け、及び母屋材のうちの少なくともいずれか1つを含むことを特徴とする。
(8)躯体に支持された棒状部材に対し、金具を用いて、照明装置を一体化することで、前記躯体に対して前記棒状部材を介して前記照明装置を支持させることを含む、照明一体型下地構造の形成方法である。
(9)上記(8)の構成において、前記照明装置に設けられる受け部に、天井板を支持させることを更に含むことを特徴とする。
(10)天井板を支持する受け部を備える照明装置と、
天井下地材を形成する棒状部材の上部及び少なくとも一方の側部を覆う金具であって、前記棒状部材に照明装置を一体化する金具とを備える、照明装置セットである。
(11)天井下地材を形成する棒状部材と、
天井板と、
照明装置を、前記棒状部材に一体化する金具とを備える、照明装置支持構造である。
1つの側面では、本発明によれば、比較的大型の照明装置に対しても好適な照明一体型下地構造等を提供することが可能となる。
一実施例による照明一体型下地構造を示す平面図である。 野縁の支持構造の一例を示す斜視図である。 吊り材を通るXZ平面に沿った概略的な断面図である。 照明装置の光源を通る断面による断面図である。 照明装置及び野縁受けを上方から視た平面図である。 図5のラインB−Bに沿った断面図である。 取付金具の単品状態を示す2面図である。 比較例を示す斜視図である。 施工方法の概略的な工程を示す図である。 変形例の説明図である。
以下、添付図面を参照しながら各実施例について詳細に説明する。以下の説明において、上下方向は重力方向を基準とする。なお、図1等では、見易さのために、複数存在する同一属性の部位には、一部のみしか参照符号が付されていない場合がある。
図1は、一実施例による照明一体型下地構造1を示す平面図であり、下方から視た平面図である。図2は、野縁10の支持構造の一例を示す斜視図である。図3は、吊り材80を通るXZ平面に沿った概略的な断面図である。図4は、照明装置40の光源430を通る断面による断面図である。図5は、照明装置40に係る支持構造の説明図であり、照明装置40及び野縁受け20を上方から見た平面図である。図6は、図5のラインB−Bに沿った断面図である。図7は、取付金具50の単品状態を示す2面図である。図1等には、直交する2方向(X方向及びY方向)が図示され、図3等には、直交する2方向(X方向及びZ方向)が図示されている。
照明一体型下地構造1は、建造物等の躯体(構造躯体)(図示せず)の天井部に設けられる。照明一体型下地構造1は、野縁10と、野縁受け20(棒状部材の一例)と、天井板30と、照明装置40と、取付金具50(金具の一例)とを含む。
野縁10は、天井下地材の一部であり、長尺な部材(棒状の部材)である。野縁10は、任意の材料により形成されてよく、例えば金属や木材等により形成されてよい。例えば図1に示すように、格子状に配置される。すなわち、野縁10は、X方向に平行に延在する野縁10Aと、Y方向に平行に延在する野縁10Bとを含む。野縁10A間のピッチ(Y方向の離間距離)、及び、野縁10B間のピッチ(X方向の離間距離)は、任意であるが、例えば900mm程度であってよい。
なお、本実施例では、図1に示すように、照明装置40が設けられる箇所には、野縁10Bが設けられない。後述するように、照明装置40は、野縁10Bに代えて、天井板30を支持する機能を有する。
野縁10は、例えば、図3に示すように、ハット型の断面形状であり、水平方向(XY平面内の方向)に延在するフランジ部11を有する。フランジ部11には、天井板30の縁部が載置される。なお、図1では、野縁10A間ごとに野縁10Bが設けられ、野縁10Bの端部(フランジ部11を含む)が野縁10Aのフランジ部11上に支持される。
野縁受け20は、野縁10と同様、天井下地材の一部であり、長尺な部材(棒状の部材)である。野縁受け20は、野縁10と同様、任意の材料により形成されてよく、例えば金属や木材等により形成されてよい。野縁受け20は、躯体(図示せず)に支持される。野縁受け20は、図2に示すように、吊り材80及びハンガー82により躯体から吊られる。野縁受け20には、野縁10が固定される。例えば、野縁受け20には、ビス等により野縁10が止着される。なお、変形例では、野縁受け20には、野縁10がハンガー(図示せず)を介して吊るされてもよい。
野縁受け20は、野縁10A又は野縁10Bに対して設けられ、野縁10A又は野縁10Bの延在範囲の全体にわたり延在する。本実施例では、野縁受け20は、Y方向の野縁10Bに対して設けられ、野縁10Bの延在範囲の全体にわたり延在する。
野縁受け20の断面形状は、野縁受け20に取付金具50を取り付けることができる限り、任意であり、例えばC字型、H字型、I字型等であってよい。本実施例では、一例として、野縁受け20は、中空の角型の閉断面を有する。なお、変形例では、野縁受け20は、中実の部材であってもよい。
天井板30は、野縁10によって形成される格子状の区画を埋めるように複数設けられる。天井板30は、基本的には、4方の各辺の縁部が、対応する野縁10のフランジ部11上に支持される。天井板30は、野縁10のフランジ部11に対して、ビス等により止着されてよい。なお、変形例では、天井板30は、野縁10にビス等により止着されてもよいし、野縁受け20にビス等により止着されてもよい。なお、後述するように、照明装置40が設けられる箇所では、天井板30は、照明装置40に支持される。
照明装置40は、光源430を有し、光を発生する装置である。光源430は、任意であるが、例えばLED(Light Emitting Diode)である。照明装置40は、後述するように、野縁受け20に支持される。従って、照明装置40は、特定の隣接する野縁10A間でY方向に延在する態様で設けられる。照明装置40は、Y方向を長手方向とする形態であり、Y方向の長さは、野縁10A間のピッチ(Y方向の離間距離)に略対応する。従って、照明装置40は、長手方向の長さが天井板30の一辺の長さに略等しく、比較的大型の形態である。
図4に示す例では、照明装置40は、本体41と、モジュール受け部42と、LEDモジュール43と、入力端子台44と、拡散パネル45と、トリム金具60とを含む。
本体41は、ケースとして機能し、例えば樹脂等により形成される。本体41は、Y方向を長手方向とする形態であり、Y方向に延在する。本体41は、下方が開口するU字型の断面(Y方向に視た断面)であり、内部にモジュール受け部42やLEDモジュール43を有する。
モジュール受け部42は、LEDモジュール43を支持する。モジュール受け部42は、本体41に固定される。例えば、モジュール受け部42は、リベット91により本体41に固定される。モジュール受け部42は、LEDモジュール43のX方向の両側の縁部を支持する。モジュール受け部42は、例えば弾性変形が可能であり、LEDモジュール43を支持した状態では、X方向外側に弾性変形する。この場合、LEDモジュール43は、取り外し可能な態様で、モジュール受け部42に取り付けられることになる。モジュール受け部42は、1つの本体41に対して2つ設けられる。ただし、モジュール受け部42の数は任意である。モジュール受け部42は、X方向に離間した2列で、Y方向に延在する。
LEDモジュール43は、光源430を有する。光源430は、例えばX方向に離間した2列で組をなし、当該組がY方向に離間して複数列をなす。LEDモジュール43は、照明装置40のY方向の略全長にわたり設けられる。LEDモジュール43は、モジュール受け部42に対して設けられ、モジュール受け部42に支持される。
入力端子台44には、LEDモジュール43に電力を供給するための端子等が設けられる。
拡散パネル45は、本体41の下側の開口を覆うように設けられる。拡散パネル45は、光源430の光を拡散して透過する。
トリム金具60は、照明装置40のX方向の両側部(本体41の側部410)にそれぞれ設けられる。トリム金具60は、Y方向に長尺な部材であり、本体41のY方向の略全長にわたり設けられる。トリム金具60は、Y方向に視てT字型の断面を有し、例えばリベット92により本体41の側部410に固定される。なお、図4に示す例では、トリム金具60は、本体41の側部410の下端面がトリム金具60の角部(T字状断面の角部)の面に当接する態様で、本体41に固定される。
トリム金具60は、本体41の側部410から側方に延在する受け部62(フランジ部)を形成する。受け部62は、水平面内(XY平面)内に延在し、天井板30を支持する機能を有する。すなわち、受け部62は、野縁10のフランジ部11と同様の機能を有し、照明装置40が設けられる箇所において野縁10を不要化する。
また、受け部62は、好ましくは、野縁10のフランジ部11と略同一の平面内(XY平面)内に延在する。この場合、天井板30は、トリム金具60の受け部62と野縁10のフランジ部11とにより略同じ高さで縁部が支持され、見栄えが良好である。
なお、トリム金具60は、X方向で本体41の側部410よりも内側(受け部62の反対側)に延在する部位63を有し、当該部位63は、Z方向に視て、拡散パネル45のX方向の縁部に重なる態様で延在する。従って、トリム金具60は、拡散パネル45の落下等を防止する機能も有する。
トリム金具60は、必要な強度・剛性を有する限り、任意の材料により形成されてよい。ただし、トリム金具60は、好ましくは、金属により形成される。この場合、光源430からの光が照明装置40の側部410から漏れ出ることを効果的に抑制できる。
なお、図1では、照明装置40は1つだけ図示されているが、1つの照明一体型下地構造1に対して複数設けられてよい。以下では特定の1つの照明装置40の支持構造について説明するが、他の照明装置40の支持構造についても同様であってよい。
取付金具50は、野縁受け20と照明装置40とを一体化する。取付金具50は、1つの照明装置40に対して複数設けられてもよい。図5に示す例では、取付金具50は、1つの照明装置40に対して2つ設けられる。
取付金具50は、図6及び図7に示すように、上板部51と、側板部52と、フランジ部53とを有し、Y方向に視てハット型の断面形状を有する。
上板部51は、野縁受け20の上部21を覆う。上板部51は、野縁受け20の上部21の上側表面に沿う態様で当接する。ただし、上板部51と上部21との間には、上下方向で僅かな隙間が設定されてもよい。
側板部52は、上板部51のX方向の端部から下方かつYZ平面内に延在する。側板部52は、野縁受け20の両側部22を覆う。側板部52は、野縁受け20の対応する側部22の外側表面に沿う態様で当接する。ただし、側板部52と野縁受け20の対応する側部22との間には、X方向で僅かな隙間が設定されてもよい。
フランジ部53は、各側板部52の下端から外側かつXY平面内に延在する。照明装置40の上部(本体41の上部411)を覆う。フランジ部53は、本体41の上部411の上側表面に沿う態様で当接する。
取付金具50は、フランジ部53が照明装置40に固定される。固定方法は任意であるが、例えばビスやボルト等であってよい。本実施例では、一例として、フランジ部53は、取付穴531を有し、取付穴531を通るネジ94(例えばなべ小ねじ)とナット95とにより、照明装置40の本体41の上部411に締結される。なお、図6では、本体41の上部411は、取付金具50との固定箇所において、補強板70により補強されている。補強板70は、本体41の上部411を上下から挟む態様で設けられる。上側の補強板70は、上下方向で取付金具50のフランジ部53と本体41の上部411との間に挟まる態様で設けられる。このような補強板70を設けることで、本体41の軽量化を図りつつ、照明装置40の本体41における取付金具50との締結部における必要な強度を確保できる。
なお、本実施例では、取付金具50は、野縁受け20に固定されないが、ビスやボルト等により固定されてもよい。例えば、取付金具50は、上板部51が野縁受け20の上部21に止着されてもよい。
このようにして、本実施例では、取付金具50が照明装置40に一体化されるので、照明装置40は、取付金具50によって野縁受け20に実質的に直接的に支持される。この際、照明装置40の重力は、取付金具50の上板部51を介して野縁受け20の上部21で受け持たれる。これにより、照明装置40を別途吊り材(図8の吊り材88参照)により躯体に吊らなくも、照明装置40を安定的に支持できる。
次に、図8に示す比較例と対比して、本実施例による照明一体型下地構造1の更なる効果について説明する。
比較例では、照明装置40Aは、図8に示すように、野縁受け20に直接的に支持される構成ではなく、吊り材88により躯体に吊られる。また、照明装置40Aは、野縁10の延在範囲に延在するため、野縁10は、照明装置40Aの延在範囲(図8の範囲SC参照)で切断される。
このように、比較例では、照明装置40Aを吊り材88により躯体に吊り、野縁10に手を加える(切断等)必要がある。
これに対して、本実施例によれば、上述のように、照明装置40を、吊り材88のような吊り材で躯体に吊らなくても、野縁受け20によって安定的に支持できる。また、本実施例によれば、上述のように、照明装置40の受け部62が野縁10のフランジ部11として機能するので、照明装置40を野縁10A間に渡すように設けることで、野縁10Bに手を加える必要性が無くなる。これにより、照明装置40が設けられる箇所において野縁10B自体を省略できることになり、コスト低減を図ることができる。また、照明一体型下地構造1の全体としての軽量化を効果的に図ることができる。
また、本実施例によれば、野縁受け20に沿って照明装置40を簡単に取り付けることができる。また、野縁受け20に沿って照明装置40が取り付けられるので、見栄えが良好であり、デザインの観点からも有利である。
次に、本実施例による照明一体型下地構造1の形成方法(施工方法)を概略的に説明する。
図9は、施工方法の概略的な工程を示す図である。
ステップS90では、作業者は、野縁10及び野縁受け20を組み付ける。すなわち、野縁受け20を躯体に対して吊るし、野縁受け20に対して野縁10を止着する。この際、照明装置40を配置する箇所では、野縁10は省略される。
ステップS92では、作業者は、野縁受け20に対して、取付金具50を用いて照明装置40を取り付ける(図6参照)。
ステップS94では、作業者は、照明装置40のトリム金具60の受け部62と、野縁10のフランジ部11とに、天井板30を支持させる。この際、天井板30はビス等で受け部62やフランジ部11に止着されてよい。
このようにして、本実施例によれば、野縁10等に手を加える必要性がない簡易な工程で、照明一体型下地構造1を形成できる。
なお、上述した実施例においては、照明装置40と取付金具50とが照明装置セットの一例を形成する。また、野縁受け20と天井板30と取付金具50とが照明装置支持構造の一例を形成する。
以上、各実施例について詳述したが、特定の実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。また、前述した実施例の構成要素を全部又は複数を組み合わせることも可能である。
例えば、上述した実施例では、取付金具50は、ハット型の断面形状であるが、Z字型やL字型のような他の断面形状であってもよい。例えば、図10に示す変形例では、取付金具50に代えて、2つのL字型断面の取付金具50Aが使用されている。この場合、取付金具50Aは、野縁受け20の側部22に止着される。また、図示しないが、取付金具50に代えて、L字型断面の取付金具50Aと、Z字型断面の取付金具(図示せず)との組み合わせが使用されてもよい。この場合、Z字型断面の取付金具は、野縁受け20の上部21に止着されてもよいし、L字型断面の取付金具50Aに止着されてもよい。このように、取付金具は、野縁受け20に照明装置40をビスやボルト等で一体化できるものであれば任意である。
また、上述した実施例では、天井板30は、照明装置40の存在する箇所では、照明装置40のトリム金具60の受け部62に支持され、照明装置40の存在しない箇所では、野縁10のフランジ部11に支持されているが、これに限られない。例えば、天井板30は、照明装置40の存在する箇所では、照明装置40のトリム金具60の受け部62に支持され、照明装置40の存在しない箇所では、野縁受け20の下部に直接的に止着されてもよい。この場合、照明装置40の存在しない箇所では、野縁10は省略されてもよい。
また、上述した実施例では、照明装置40は、取付金具50により野縁受け20に一体化されているが、野縁受け20に代えて、野縁10やその類(例えば母屋材)のような、他の棒状部材に一体化されてもよい。
1 照明一体型下地構造
10 野縁
10A 野縁
10B 野縁
11 フランジ部
20 野縁受け
21 上部
22 側部
30 天井板
40 照明装置
40A 照明装置
41 本体
42 モジュール受け部
43 LEDモジュール
44 入力端子台
45 拡散パネル
50 取付金具
50A 取付金具
51 上板部
52 側板部
53 フランジ部
60 トリム金具
62 受け部
70 補強板
80 吊り材
82 ハンガー
88 吊り材
91 リベット
92 リベット
94 ネジ
95 ナット
410 側部
411 上部
430 光源
531 取付穴

Claims (11)

  1. 天井下地材を形成する棒状部材と、
    天井板と、
    照明装置と、
    前記棒状部材と前記照明装置とを一体化する金具とを備える、照明一体型下地構造。
  2. 前記金具は、前記棒状部材の上部を覆う上板部と、前記棒状部材の少なくとも一方の側部を覆う側板部と、前記照明装置の上部を覆うフランジ部とを含む、請求項1に記載の照明一体型下地構造。
  3. 前記金具は、前記フランジ部が前記照明装置に止着される、請求項2に記載の照明一体型下地構造。
  4. 前記照明装置は、側部から側方に延在する受け部を備え、
    前記天井板は、前記受け部上に支持される、請求項1〜3のうちのいずれか1項に記載の照明一体型下地構造。
  5. 前記受け部は、金属製の部材により形成される、請求項4に記載の照明一体型下地構造。
  6. 前記棒状部材は、躯体に支持され、
    前記照明装置は、前記躯体に対して直接的に支持されない、請求項1〜5のうちのいずれか1項に記載の照明一体型下地構造。
  7. 前記棒状部材は、野縁、野縁受け、及び母屋材のうちの少なくともいずれか1つを含む、請求項1〜6のうちのいずれか1項に記載の照明一体型下地構造。
  8. 躯体に支持された棒状部材に対し、金具を用いて、照明装置を一体化することで、前記躯体に対して前記棒状部材を介して前記照明装置を支持させることを含む、照明一体型下地構造の形成方法。
  9. 前記照明装置に設けられる受け部に、天井板を支持させることを更に含む、請求項8に記載の照明一体型下地構造の形成方法。
  10. 天井板を支持する受け部を備える照明装置と、
    天井下地材を形成する棒状部材の上部及び少なくとも一方の側部を覆う金具であって、前記棒状部材に照明装置を一体化する金具とを備える、照明装置セット。
  11. 天井下地材を形成する棒状部材と、
    天井板と、
    照明装置を、前記棒状部材に一体化する金具とを備える、照明装置支持構造。
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