JP7108950B2 - 照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、照明装置に関する。
住宅等の建造物内の照明装置として、LEDを光源として用いた照明装置が広く用いられている。特許文献1には、従来の照明装置の一例が開示されている。この照明装置は、たとえば建造物の天井の構造体に取り付けられて、天井から床面等に向けて光を発する。この照明装置は、LEDを有するLEDユニットと、当該LEDユニットを支持する支持体を備えている。支持体は、LEDユニットに対して天側に位置する天板部を有する。この天板部には、支持体内の換気効率を向上させるための開口が設けられている。
特開2017-27791号公報
支持体内の換気効率を向上させる観点からは、より大きな開口を設けることが好ましい。しかしながら、開口を大きくするほど、床面側から開口が見えてしまい、照明装置の美観を損なうおそれがある。
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、換気効率を向上させつつ美観を維持することが可能な照明装置を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される照明装置は、第1方向を長手方向とする主板部および当該主板部の前記第1方向と直角である第2方向両側に位置し且つ前記第1方向および前記第2方向に直角である第3方向における一方側に延出する一対の側板部を有するケースと、当該ケースに収容されたLEDと、を有するLEDユニットと、前記ケースの前記主板部に対して前記第3方向他方側に位置する天板部を有し、前記LEDユニットを支持する支持体と、を備える照明装置であって、前記支持体の前記天板部には、前記第3方向視において前記LEDユニットと重なる開口が設けられており、前記ケースの前記一対の側板部は、前記第3方向における前記他方側に向かうほど前記第2方向における互いの距離が大となるように傾斜していることを特徴としている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記LEDユニットは、前記LEDに電力を供給するための電源部を有しており、前記電源部は、前記第3方向視において前記開口に内包されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記支持体は、前記支持体の前記天板部の前記第2方向両側に位置し且つ前記第1方向に延びる一対の第1側板部と、前記支持体の前記天板部の前記第1方向両側に位置し且つ前記第2方向に延びる一対の第2側板部と、を有しており、前記LEDユニットを前記第2側板部に取り付ける取付部材を備える。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記取付部材は、前記第3方向他方側において前記第1方向に延出する係止部を有しており、前記支持体には、前記第2方向に沿って移動してきた前記取付部材の前記係止部の進入を許容し且つ収容する収容部が形成されている。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記LEDユニットは、前記LEDの前記第2方向両側に位置し且つ前記第3方向における前記一方側に向かうほど前記第2方向における互いの距離が大となるように傾斜した一対の側板部を含むリフレクタを有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記支持体は、前記第1方向および前記第2方向に沿って延びる複数のバーを含む枠状構造体の前記バーの前記第3方向他方側部分に係合する設置部材および前記バーに前記第3方向他方側から接する突起部材を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記LEDユニットは、前記LEDに対して前記第3方向一方側に位置し且つ前記LEDからの光を透過させるカバーと、前記ケースの前記第1方向両側を塞ぐ一対のエンドプレートと、を有し、前記ケースは、前記カバーに対して前記第1方向外側に位置し且つ前記第3方向に延びる舌部を有しており、前記エンドプレートは、前記舌部と係合する挟持部を有する。
本発明によれば、換気効率を向上させつつ美観を維持することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明に係る照明装置の一例を示す斜視図である。 本発明に係る照明装置の一例を示す斜視図である。 本発明に係る照明装置の一例を示す平面図である。 本発明に係る照明装置の一例を示す底面図である。 本発明に係る照明装置の一例を示す正面図である。 本発明に係る照明装置の一例を示す側面図である。 図3のVII-VII線に沿う断面図である。 図3のVIII-VIII線に沿う要部拡大断面図である。 図3のIX-IX線に沿う断面図である。 図3のIX-IX線に沿う要部拡大断面図である。 本発明に係る照明装置の一例を示す分解斜視図である。 本発明に係る照明装置の一例のLEDユニットを示す斜視図である。 本発明に係る照明装置の一例のLEDユニットを示す斜視図である。 本発明に係る照明装置の一例のLEDユニットを示す平面図である。 本発明に係る照明装置の一例のLEDユニットを示す分解斜視図である。 本発明に係る照明装置の一例を示す要部拡大断面斜視図である。 本発明に係る照明装置の一例を示す要部拡大断面図である。 本発明に係る照明装置の一例のLEDユニットの取付部材を示す斜視図である。 本発明に係る照明装置の一例のLEDユニットを示す要部拡大分解斜視図である。 本発明に係る照明装置の一例のLEDユニットを示す要部拡大断面斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
本開示における「第1」、「第2」等の用語は、単にラベルとして用いたものであり、必ずしもそれらの対象物に順列を付することを意図していない。
<第1実施形態>
図1~図20は、本発明に係る照明装置の一例を示している。本実施形態の照明装置A1は、支持体1および複数のLEDユニットB1を備えている。なお、照明装置A1が備えるLEDユニットB1の個数は特に限定されず、1つでもよいし、複数でもよい。図示された例においては、照明装置A1は、2つのLEDユニットB1を備えている。照明装置A1は、バーSxおよびバーSyを含む枠状構造体Sに取り付けられて用いられる。枠状構造体Sは、たとえば住宅等の建造物内の天井に含まれるものである。バーSxは、x方向に延びており、たとえば金属からなる。バーSyは、y方向に延びており、たとえば金属からなる。枠状構造体Sは、複数のバーSxとバーSyとが格子状に組み合わされた構成である。ただし、照明装置A1が取り付けられる枠状構造体Sの構成は何ら限定されない。
図1は、照明装置A1の一例を示す斜視図である。図2は、照明装置A1の一例を示す斜視図である。図3は、照明装置A1の一例を示す平面図である。図4は、照明装置A1の一例を示す底面図である。図5は、照明装置A1の一例を示す正面図である。図6は、照明装置A1の一例を示す側面図である。図7は、図3のVII-VII線に沿う断面図である。図8は、図3のVIII-VIII線に沿う要部拡大断面図である。図9は、図3のIX-IX線に沿う断面図である。図10は、図3のIX-IX線に沿う要部拡大断面図である。図11は、照明装置A1の一例を示す分解斜視図である。図12は、照明装置A1の一例のLEDユニットB1を示す斜視図である。図13は、照明装置A1の一例のLEDユニットB1を示す斜視図である。図14は、照明装置A1の一例のLEDユニットB1を示す平面図である。図15は、照明装置A1の一例のLEDユニットB1を示す分解斜視図である。図16は、照明装置A1の一例を示す要部拡大断面斜視図である。図17は、照明装置A1の一例を示す要部拡大断面図である。図18は、照明装置A1の一例のLEDユニットB1の取付部材を示す斜視図である。図19は、照明装置A1の一例のLEDユニットB1を示す要部拡大分解斜視図である。図20は、照明装置A1の一例のLEDユニットB1を示す要部拡大断面斜視図である。なお、これらの図において、x方向は、本発明の第1方向に相当する。y方向は、本発明の第2方向に相当する。z方向は、本発明の第3方向に相当する。また、z方向における地側(図1および図2における図中下側)は、本発明の第3方向における一方側に相当し、z方向における天側(図1および図2における図中上側)は、本発明の第3方向における他方側に相当する。また、以降の説明においては、z方向における地側(一方側)を下側、天側(他方側)を上側と称する場合がある。
<支持体1>
支持体1は、LEDユニットB1を支持するものであり、照明装置A1を枠状構造体Sに設置するために用いられる。図1~図11に示すように、本実施形態の支持体1は、天板部11、一対の第1側板部12、一対の第2側板部13および一対の内側板部14を有する。支持体1の材質は特に限定されず、たとえばFe等を主材とする金属板によって形成されている。
天板部11は、z方向に対して略直角であり、x方向およびy方向に沿って延びる部位である。天板部11の具体的構造は、特に限定されず、全体が1つの部材によって構成されていてもよいし、複数の部材が組み合わされて構成されていてもよい。本実施形態の天板部11は、2つの開口111および中間開口112を有する。中間開口112には、空気吹出口等の空調部品が取り付けられる。空調部品が必要ない場合は、遮蔽パネルが取り付けられる。
図1、図3および図9~図11に示すように、2つの開口111は、y方向に互いに離間して設けられている。開口111の具体的形状は特に限定されず、本実施形態においては、x方向に長く延びており、z方向視において長矩形状である。開口111は、z方向視においてLEDユニットB1と重なる。本実施形態においては、開口111は、z方向視においてその全体がLEDユニットB1と重なっている。中間開口112は、2つの開口111の間に設けられている。中間開口112の具体的形状は特に限定されず、本実施形態においては、x方向に長く延びており、z方向視において長矩形状である。
一対の第1側板部12は、天板部11のy方向両側に位置しており、x方向に延びている。図示された例においては、第1側板部12は、略板状であり天板部11のy方向両端に繋がっている。第1側板部12は、x方向を長手方向とし、z方向を短手方向とする長矩形状である。
一対の第2側板部13は、天板部11のx方向両側に位置しており、y方向に延びている。図示された例においては、第2側板部13は、略板状であり天板部11のx方向両端に繋がっている。第2側板部13は、y方向を長手方向とし、z方向を短手方向とする長矩形状である。
一対の内側板部14は、y方向において一対の第1側板部12の間に位置している。一対の第1側板部12は、中間開口112のy方向両端を構成しており、x方向に延びている。図示された例においては、内側板部14は、略板状である。内側板部14は、x方向を長手方向とし、z方向を短手方向とする長矩形状である。
また、本実施形態の支持体1は、図16および図17に示すように、複数の収容部113および複数の導入部114が形成されている。なお、図16および図17は、z方向における天地が逆となるように示している。収容部113は、天板部11のうち開口111のx方向両外側に設けられており、たとえば当該部分に切断加工および折り曲げ加工が施されることによって形成されている。収容部113は、天板部11に対してz方向一方側に膨出しており、y方向片側(図17における図中右側)が開いている。収容部113は、後述の取付部材81の係止部815がy方向に移動してきた際に、係止部815の進入を許容し且つ係止部815を収容する部位である。導入部114は、収容部113のy方向先端に繋がっており、y方向において収容部113から離間するほどz方向において天板部11から離間するように傾いている。導入部114は、係止部815をより容易に進入させるためのものである。本実施形態においては、開口111のx方向片側に2つずつの収容部113および導入部114が形成されており、合計して8つずつの収容部113および導入部114が形成されている。
また、本実施形態の支持体1は、図1、図3、図6および図8に示すように、設置部材18および突起部材19を有する。設置部材18は、枠状構造体Sのz方向他方側に係合することにより、照明装置A1を枠状構造体Sに設置するためのものである。本実施形態においては、設置部材18は、枠状構造体SのバーSyに係合しているが、バーSxに係合する構成であってもよい。
図示された例においては、バーSyは、縦板部Sy1および角筒部Sy2を有する。縦板部Sy1は、y方向を長手方向とし、z方向を短手方向とする長矩形状の板状の部位である。角筒部Sy2は、縦板部Sy1のz方向上端に繋がっており、x方向を長手方向とする角筒状の部位である。
図示された例においては、設置部材18は、固定板部181、屈曲部182、縁板部183および折返部184を有する。固定板部181は、第2側板部13に固定される部位であり、たとえばねじ189によって固定されている。屈曲部182は、固定板部181のz方向下端に繋がっており、x方向に延出する部分とz方向に延出する部分を含む屈曲形状である。縁板部183は、固定板部181のz方向上端に繋がっており、x方向に延びている。縁板部183は、天板部11に沿っている。折返部184は、縁板部183のz方向下端に繋がっており、z方向上側に折り返された部位である。図示された例においては、設置部材18の屈曲部182が、バーSyのz方向上側(他方側)の部分である角筒部Sy2に係合することにより、照明装置A1が枠状構造体Sに設置されている。
突起部材19は、設置部材18に対してy方向に離間した位置において、第2側板部13に取り付けられている。突起部材19は、第2側板部13からx方向に突出している。突起部材19は、枠状構造体SのバーSyにz方向他方側(上側)から接する。すなわち、本実施形態においては、照明装置A1は、設置部材18の係合と突起部材19の接触とによって、枠状構造体Sに設置されている。
<LEDユニットB1>
LEDユニットB1は、支持体1に着脱可能に支持されており、光を発するユニットである。本実施形態においては、照明装置A1は、図1および図2に示すように、2つのLEDユニットB1を備えている。2つのLEDユニットB1は、各々がx方向に長く延びる形状であり、y方向に互いに離間して配置されている。図12~図15に示すように、本実施形態のLEDユニットB1は、ケース2、一対のエンドプレート3、リフレクタ4、複数のLEDモジュール5、カバー6および電源部7を有する。また、本実施形態においては、LEDユニットB1は、支持体1の天板部11、一対の第1側板部12、一対の第2側板部13および一対の内側板部14によって囲まれた空間内に配置されている。
<ケース2>
ケース2は、リフレクタ4および複数のLEDモジュール5を収容するものである。本実施形態においては、ケース2は、主板部21および一対の側板部22を有する。ケース2の材質は特に限定されず、たとえばFe等からなる金属板を用いて形成される。
主板部21は、x方向を長手方向とする形状であり、本実施形態においては、y方向を短手方向とする長矩形状である。また、主板部21は、LEDユニットB1が支持体1に支持された状態で、図7に示すように、天板部11よりもz方向一方側(下側)に位置する。言い換えると、天板部11は、主板部21よりもz方向他方側(上側)に位置している。
一対の側板部22は、主板部21のy方向両側に位置しており、z方向における一方側に延出している。図示された例においては、一対の側板部22は、主板部21のy方向両端に繋がっている。図10に示すように、一対の側板部22は、z方向における他方側(上側)に向かうほどy方向における互いの距離が大となるように傾斜している。すなわち、ケース2は、x方向視において台形状である。また、開口111のy方向端部と第1側板部12のz方向一方側(下側)端部を結んだ線を仮想線AL1とし、開口111のy方向端部と内側板部14のz方向一方側(下側)端部を結んだ線を仮想線AL2とした場合、側板部22のz方向他方側(上側)端部が仮想線AL1および仮想線AL2と接するか、もしくは交差するようにされている。
<エンドプレート3>
一対のエンドプレート3は、ケース2のx方向両側を塞いでいる。また、エンドプレート3は、カバー6がx方向に移動することを規制するものである。エンドプレート3の材質は特に限定されず、たとえば樹脂によって形成されている。図19に示すように、本実施形態においては、エンドプレート3は、天側縁部31、主板部32、一対の側部33、地側縁部34および一対の係合部35を有する。
天側縁部31は、y方向を長手方向としy方向を短手方向とする長矩形状である。天側縁部31は、ケース2の主板部21に沿うように設けられる部位である。主板部32は、天側縁部31からz方向一方側(下側)に延びている。図示された例においては、主板部32は、z方向において一方側に向かうほど、x方向外側に位置するように傾斜している。一対の側部33は、天側縁部31および主板部32のy方向両端に設けられている。地側縁部34は、主板部32のz方向一方側(下側)に繋がっており、y方向に長く延びている。一対の係合部35は、地側縁部34のy方向両端に設けられている。図示された例においては、係合部35は、図20に示すように、x方向に互いに離間した一対の板状部位によって構成されている。
図19に示すように、本実施形態においては、ケース2の側板部22に縁部221および舌部222が形成されている。縁部221は、側板部22のz方向一方側端に設けられており、たとえば側板部22のz方向一方側端(下端)部分が折り曲げられることにより形成されている。舌部222は、縁部221のx方向両端に設けられており、図19に示すエンドプレート3が未だケース2に取り付けられていない状態においては、x方向外側に延びる形状の部分である。エンドプレート3がケース2に取り付けられる際には、舌部222が、図20に示すようにz方向他方側(上側)に延びるように折り曲げられ、係合部35に係合する。図示された例においては、舌部222が係合部35に挟まれることにより、互いに係合している。また、図示された例においては、エンドプレート3は、2つのねじ39によってケース2に取り付けられる。
<リフレクタ4>
リフレクタ4は、ケース2内に収容されており、たとえば金属や樹脂等からなる。リフレクタ4の表面は、金属反射面または白色等の明色に塗装された明色反射面とされている。図10、図13、図14および図15に示すように、リフレクタ4は、主板部41および一対の側板部42を有する。
主板部41は、主板部21のz方向一方側に取り付けられている。主板部41は、x方向を長手方向とし、y方向を短手方向とする長矩形状である。一対の側板部42は、主板部41のy方向両端に繋がっており、z方向一方側に延びている。一対の側板部42は、z方向における一方側に向かうほどy方向における互いの距離が大となるように傾斜している。
<LEDモジュール5>
LEDモジュール5は、LEDユニットB1の光源となるモジュールである。本実施形態においては、LEDユニットB1は、3つのLEDモジュール5を備えているが、LEDモジュール5の個数は特に限定されない。3つのLEDモジュール5は、各々がx方向に長く延びており、y方向に互いに離間してリフレクタ4の主板部41上に配置されている。本実施形態のLEDモジュール5は、LED基板51および複数のLED52を有する。また、複数のLEDモジュール5は、リフレクタ4の一対の側板部42の間に配置されている。
図14および図15に示すように、LED基板51は、x方向に長く延びる帯状の部材であり、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる基材に配線パターン(図示略)が形成されたものである。複数のLED52は、LED基板51上にx方向に沿って配列されている。LED52は、いわゆるベアチップ状態のLEDチップでもよいし、LEDチップ、リードまたは基板、および透光樹脂を有する組合せ構造であってもよい。LED52が組合せ構造である場合、LEDチップから青色光を発し、透光樹脂に含まれた蛍光材料が励起されて黄色光を発することにより、白色を発する構成であってもよい。このようなLED52は、昼光色や電球色等の白色を適宜発光可能である。
<カバー6>
カバー6は、複数のLEDモジュール5に対してz方向一方側に配置されており、図示された例においては、ケース2の一対の側板部22に支持されており、一対の側板部22の縁部221にx方向にスライドさせることによって取り付けられる。カバー6は、たとえば樹脂等のLED52からの光を透過する材質からなる。カバー6は、透明であってもよいし、たとえば乳白色の半透明の樹脂等からなることにより、LED52からの光を拡散させつつ透過させるものであってもよい。なお、図14においては、理解の便宜上、カバー6を省略している。
<電源部7>
電源部7は、たとえば商用の100V交流電源から供給された交流電力をLED52の点灯に適した直流電力に変換して、LED52に供給するものである。図7,図10および図12に示すように、電源部7は、ケース2の主板部21に対してz方向他方側(上側)に取り付けられている。また、図3および図10に示すように、本実施形態においては、電源部7は、z方向視において開口111に内包されている。
図7、図10および図12に示すように、本実施形態の電源部7は、電源ケース71、電源基板72および複数の電源部品73を有する。電源ケース71は、電源基板72および複数の電源部品73を収容するものであり、図示された例においては、x方向に長く延びる直方体形状である。電源基板72は、たとえばガラスエポキシ樹脂からなる基材と、当該基材に形成された配線パターンを有する配線基板である。電源基板72は、x方向に長く延びる長矩形状であり、電源ケース71内において、z方向他方側に配置されている。複数の電源部品73は、電源部7の電力変換機能を実現するための回路を構成する電子部品であり、たとえば、トランス、コンデンサ、ダイオードおよび抵抗器等を適宜含む。
<取付部材81>
取付部材81は、LEDユニットB1を支持体1の第2側板部13に取り付けるためのものである。図11~図13および図15に示すように、本実施形態においては、LEDユニットB1は、2つの取付部材81を有する。2つの取付部材81は、主板部21のx方向両端部分に設けられている。図16~図18に示すように、図示された例においては、取付部材81は、固定板部811、起立部812、延出部813、取付板部814および2つの係止部815を有する。取付部材81の材質は特に限定されず、たとえば金属板を用いて形成される。
固定板部811は、主板部21に取り付けられる部位であり、主板部21に沿った形状の板状部位である。起立部812は、固定板部811のx方向外側端からz方向他方側に起立した板状部位である。延出部813は、起立部812のz方向他方側端(上端)からx方向外側に延出する板状部位である。取付板部814は、延出部813のx方向外側端からz方向他方側に延びる板状部位であり、たとえばねじ89によって支持体1の第2側板部13に固定されている。2つの係止部815は、取付板部814のz方向他方側端(上端)からx方向内側に延出している。2つの係止部815は、支持体1の2つ収容部113に収容されることにより、支持体1と係合する。なお、本実施形態においては、取付部材81を図17におけるy方向図中右方から図中左方へと移動させることにより、係止部815を収容部113に進入させる。そして、係止部815を収容部113に収容させた後に、ねじ89によって取付板部814を第2側板部13に固定する。これにより、取付部材81が第2側板部13および天板部11に取り付けられ、LEDユニットB1が支持体1に取り付けられる。
<LED支持具82>
LED支持具82は、LEDモジュール5をリフレクタ4およびケース2によって支持するためのものである。図10、図14および図15に示すように、本実施形態においては、1つのLEDモジュール5に対して3つのLED支持具82が設けられている。LED支持具82は、主板部21のz方向他方側(上側)から、主板部21および主板部41に設けられた開口部を通じてLEDモジュール5をy方向両側から挟持することにより、LEDモジュール5を支持している。LED支持具82の材質は特に限定されず、たとえば樹脂からなる。
<コネクタ83>
照明装置A1は、コネクタ83を有する。コネクタ83は、装置外のたとえば商用の100V交流電源を接続するためのものである。本実施形態においては、コネクタ83は、支持体1の一方の第2側板部13を貫通してx方向に突出するように設けられている。また、図示された例においては、2つのコネクタ83が設けられている。コネクタ83は、図示しないケーブルを介して、LEDユニットB1の電源部7に接続される。
次に、照明装置A1の作用について説明する。
本実施形態によれば、図9および図10に示すように、一対の側板部22は、z方向における他方側(上側)に向かうほどy方向における互いの距離が大となるように傾斜している。このため、ケース2は、x方向視において台形状であり、y方向寸法がz方向における他方側ほど大きい。これにより、照明装置A1をz方向一方側(下方側)から見た場合に、開口111がケース2に隠れやすい構成である。したがって、開口111を大きくした場合に、開口111が視認されることを抑制することが可能であり、換気効率を向上させつつ照明装置A1の美観を維持することができる。特に、図10に示す仮想線AL1および仮想線AL2が、側板部22のz方向他方側(上側)端部と接するか、もしくは交差する構成であれば、照明装置A1のz方向一方側(下側)からは、開口111が視認されることがなく、美観の維持に好ましい。
また、図3および図10に示すように、LEDユニットB1の電源部7は、z方向視において開口111に内包されている。電源部7は、電力変換機能を果たすものであり、発熱しうる。本実施形態によれば、電源部7からの熱を開口111から外部へと逃がすことが可能であり、電源部7の放熱を促進することができる。また、電源部7は、z方向視において開口111を塞ぐ構成とはなっていない。このため、LED52の点灯によってLEDモジュール5から生じた熱を、電源部7の側方を経由して開口111を通じて外部へと逃がすことが可能である。したがって、LEDモジュール5の放熱を促進することができる。
図7および図16に示すように、LEDユニットB1は、取付部材81が第2側板部13に固定されることにより、支持体1に取り付けられている。このため、天板部11に取付部材81を固定するための大きな領域を設ける必要がない。したがって、開口111の面積を大きくすることが可能であり、換気効率を向上させるのに好ましい。また、本実施形態においては、取付部材81は、係止部815によって天板部11に係合する。しかしながら、係止部815の係合は、取付部材81の取り付けを補助する機能であり、過大なスペースを必要とするものではない。したがって、換気効率の向上を図ることができる。
図16および図17に示すように、係止部815をy方向にスライドすることにより収容部113に進入させると、係止部815は、収容部113に収容され、互いに係合する。このような構成は、LEDユニットB1の支持体1への取り付けを容易且つ確実に行うのに好ましい。
図10、図14および図15に示すように、リフレクタ4の一対の側板部42は、z方向における一方側に向かうほどy方向における互いの距離が大となるように傾斜している。このため、LEDモジュール5からy方向両側に進行した光を一対の側板部42によって反射することにより、z方向一方側へと進行させることが可能である。これは、LEDユニットB1の光量増大に好ましい。
図1、図3、図6および図8に示すように、設置部材18は、枠状構造体Sのz方向他方側に係合する。また、突起部材19は、設置部材18に対してy方向に離間した位置において枠状構造体SのバーSyにz方向他方側(上側)から接する。これにより、照明装置A1をバーSyに沿って水平な姿勢でより確実に設置することができる。
図19および図20に示すように、LEDユニットB1の組み立てにおいては、カバー6をスライドさせてケース2の側板部22の縁部221に挿入した後に、舌部222を折り曲げてエンドプレート3の係合部35に係合させる。これにより、カバー6が側板部22から抜け落ちることを防止することができる。また、エンドプレート3は、z方向他方側(上側)において天側縁部31が主板部21にねじ39によって固定される。このため、ねじ39は、z方向一方側(下側)に位置する使用者からほとんど見えない位置にあり、照明装置A1の外観を良好に保つことができる。
本発明に係る照明装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る照明装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1 :照明装置
B1 :LEDユニット
1 :支持体
2 :ケース
3 :エンドプレート
4 :リフレクタ
5 :LEDモジュール
6 :カバー
7 :電源部
11 :天板部
12 :第1側板部
13 :第2側板部
14 :内側板部
18 :設置部材
19 :突起部材
21 :主板部
22 :側板部
31 :天側縁部
32 :主板部
33 :側部
34 :地側縁部
35 :係合部
39 :ねじ
41 :主板部
42 :側板部
51 :LED基板
52 :LED
71 :電源ケース
72 :電源基板
73 :電源部品
81 :取付部材
82 :LED支持具
83 :コネクタ
89 :ねじ
111 :開口
112 :中間開口
113 :収容部
114 :導入部
181 :固定板部
182 :屈曲部
183 :縁板部
184 :折返部
221 :縁部
222 :舌部
811 :固定板部
812 :起立部
813 :延出部
814 :取付板部
815 :係止部
S :枠状構造体
AL1,AL2:仮想線
Sx,Sy:バー
Sy1 :縦板部
Sy2 :角筒部

Claims (7)

  1. 第1方向を長手方向とする主板部および当該主板部の前記第1方向と直角である第2方向両側に位置し且つ前記第1方向および前記第2方向に直角である第3方向における一方側に延出する一対の側板部を有するケースと、当該ケースに収容されたLEDと、を有するLEDユニットと、
    前記ケースの前記主板部に対して前記第3方向他方側に位置する天板部を有し、前記LEDユニットを支持する支持体と、を備える照明装置であって、
    前記支持体の前記天板部には、前記第3方向視において前記LEDユニットと重なる開口が設けられており、
    前記ケースの前記一対の側板部は、前記第3方向における前記他方側に向かうほど前記第2方向における互いの距離が大となるように傾斜していることを特徴とする、照明装置。
  2. 前記LEDユニットは、前記LEDに電力を供給するための電源部を有しており、
    前記電源部は、前記第3方向視において前記開口に内包されている、請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記支持体は、前記支持体の前記天板部の前記第2方向両側に位置し且つ前記第1方向に延びる一対の第1側板部と、前記支持体の前記天板部の前記第1方向両側に位置し且つ前記第2方向に延びる一対の第2側板部と、を有しており、
    前記LEDユニットを前記第2側板部に取り付ける取付部材を備える、請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記取付部材は、前記第3方向他方側において前記第1方向に延出する係止部を有しており、
    前記支持体には、前記第2方向に沿って移動してきた前記取付部材の前記係止部の侵入を許容し且つ収容する収容部が形成されている、請求項3に記載の照明装置。
  5. 前記LEDユニットは、前記LEDの前記第2方向両側に位置し且つ前記第3方向における前記一方側に向かうほど前記第2方向における互いの距離が大となるように傾斜した一対の側板部を含むリフレクタを有する、請求項1ないし4のいずれかに記載の照明装置。
  6. 前記支持体は、前記第1方向および前記第2方向に沿って延びる複数のバーを含む枠状構造体の前記バーの前記第3方向他方側部分に係合する設置部材および前記バーに前記第3方向他方側から接する突起部材を有する、請求項1ないし5のいずれかに記載の照明装置。
  7. 前記LEDユニットは、前記LEDに対して前記第3方向一方側に位置し且つ前記LEDからの光を透過させるカバーと、前記ケースの前記第1方向両側を塞ぐ一対のエンドプレートと、を有し、
    前記ケースは、前記カバーに対して前記第1方向外側に位置し且つ前記第3方向に延びる舌部を有しており、
    前記エンドプレートは、前記舌部と係合する挟持部を有する、請求項1ないし6のいずれかに記載の照明装置。
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