JPH03197783A - ヒンジ - Google Patents

ヒンジ

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JPH03197783A
JPH03197783A JP1336068A JP33606889A JPH03197783A JP H03197783 A JPH03197783 A JP H03197783A JP 1336068 A JP1336068 A JP 1336068A JP 33606889 A JP33606889 A JP 33606889A JP H03197783 A JPH03197783 A JP H03197783A
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Hiroaki Toyama
浩明 遠山
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Murakoshi Seiko KK
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Murakoshi Seiko KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は、例えば家具などの扉に用いるヒンジに関する
(従来の技術) 従来のヒンジは、例えば特開平1−247679号公報
に記載されているように、家具本体の側壁などの固定部
材に取付けられるベース体と、扉などの可動部材に取付
けられるカップを複数のリンクアームを介して本体部材
に回動自在に連結したヒンジ本体と、このヒンジ本体の
本体部材が取付けられ上記ベース体に着脱可能に被着嵌
合される連結部材とを備えている。
上記ベース体には、一端に引掛爪が一体に設けられてい
るとともに他端に係止レバーが設けられ、一方、ヒンジ
本体の本体部材が取付けられる連結部材には、ベース体
の引掛爪に引掛けられるピンが一端に設けられていると
ともにベース体の係止レバーに係脱される係脱部が他端
に設けられている。
そして、ヒンジ本体をベース体に取付けるには、ヒンジ
本体の本体部材が取付けられた連結部材をベース体に被
せつつ、連結部材の一端のピンをベース体の引掛爪に引
掛けてから、連結部材の他端の係脱部をベース体の係止
レバーに係止させることにより、ベース体に連結部材を
介してヒンジ本体を取付けることができる。また、ヒン
ジ本体をベース体から取外すには、取付時とは逆に操作
すればよく、すなわち、係止レバーを押動操作してから
、連結部材の他端側をベース体から離反させて係止レバ
ーの係止を解除し、ついで、連結部材を一端方向に移動
させてピンをベース体の引掛爪から外すことにより、ベ
ース体から連結部材と一緒にヒンジ本体を取外すことが
できる。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、従来のヒンジでは、ヒンジ本体をベース
体に取付けるのに、ヒンジ本体の本体部材が取付けられ
た連結部材をベース体に被せていく過程で、連結部材の
一端のピンをベース体の引掛爪に引掛けてから、連結部
材の他端の係脱部をベース体の係止レバーに係止させる
必要があり、また、ヒンジ本体をベース体から取外すに
は、取付時と逆の操作を行う必要があり、ヒンジ本体の
着脱操作に手間がかかる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたもので、ヒン
ジ本体を連結部材を介してベース体に被着嵌合するだけ
で、ヒンジ本体の本体部材をベース体に簡単に着脱する
ことができるヒンジを提供することを目的とするもので
ある。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 請求項1の発明は、ベース体1に対し着脱可能に被着嵌
合される連結部材2を介してヒンジ本体3の本体部材5
1を取付けるようにしたヒンジにおいて、上記ベース体
1には、上記連結部材2の被着嵌合状態で係止するため
の係止部15を設け、また、上記連結部材2には、上記
ベース体1の係止部15に係脱可能とする係止軸42を
その係脱方向に移動可能に設けるとともに、この係止軸
42に一体的に連結されて係止軸42を上記係止部15
に対して係脱移動させる操作体43を設け、かつ、この
操作体43を上記係止軸42が係止部15に係合する方
向に付勢する弾性体44を設けたものである。
請求項2の発明は、ベース体1に、ヒンジ本体3の開閉
方向に対応して2箇所に係止部151゜15bを並設し
、また、連結部材2に、上記ベース体1の2箇所の係止
部15a 、 15bにそれぞれ係脱可能とする2つの
係止軸42a 、 42bを設け、この2つの係止軸4
21.42bに操作体43を一体的に連結したものであ
る。
(作用) 請求項1の発明では、ベース体1にヒンジ本体3の本体
部材51に取付けられた連結部材2を被着嵌合すること
により、その連結部材2に係脱方向に移動可能に設けら
れた係止軸42がベース体1の係止部15に係合し、操
作体43を介して係止軸42を係合方向に付勢する弾性
体44によって係合状態が保持され、ヒンジ本体3の連
結部材2がベース体1に係止される。
また、連結部材2の操作体43を弾性体44の付勢に抗
して係合解除方向に移動させれば、操作体43と一体的
に係止軸42が移動してベース体1の係止部15との係
合が解除され、ヒンジ本体3の連結部材2がベース体1
から取外される。
請求項2の発明では、ヒンジ本体3の開閉方向に対応し
てベース体1の2箇所に係止部151゜15bを設ける
とともに連結部材2に2つの係止軸42! 、 42b
を設けたことにより、ヒンジ本体3の開閉動作に伴って
作用するモーメントを、そのモーメントの作用方向に対
応してモーメントの作用中心となるベース体1と連結部
材2との各嵌合部分とは離反した係止部151と係止軸
42aの係合部分または係止部tsbと係止軸42bの
係合部分で受けることにより、モーメントの作用中心と
上記係合部分との距離を大きくとって係合部分で受ける
力を小さくするようにしている。
(実施例) 以下、本発明の一実施例の構成を第1図ないし第3図を
参照して説明する。
図において、ヒンジは、ベース体1と、このベース体1
に着脱可能に被着嵌合される連結部材2と、この連結部
材2に被着嵌合して取付けられるヒンジ本体3とから構
成されている。
そして、上記ベース体1は、基部11と、この基部11
の両側にそれぞれ突出形成された板状の取付片部12と
から構成されている。この基部11の前端部には、突片
部13が形成され、この突片部13の前端にこの突片部
13よりも高さが高くかつ幅広の位置決め凸部14が形
成され、突片部13の上方には突片部13と同一幅の係
止部15が形成され、この係止部15の下面に斜め上方
へ傾斜する係止面16が形成されているとともに、係止
部15の上面に斜め下方へ傾斜するガイド面17および
その中央部に凹部18が形成されている。また、基板1
1の両側部には、後端部近傍に係止部15と同一幅の凸
部19が形成され、中央部に位置決め凸部20が形成さ
れている。
一方、各取付片部12には、基部11の側部前端部に突
片部13の両側に連通するように斜め下方へ傾斜するガ
イド面21が形成され、後端部に台部22が突出形成さ
れ、また、中央部に取付孔23がそれぞれ形成されてい
る。
上記連結部材2は、上板31とこの上板31の幅方向両
側に折曲された側板32とから断面はぼコ字状に形成さ
れている。この上板31には、前端部に長溝33が前方
に開口して形成され、後端部にねじ孔34が形成されて
いるとともに、一対の取付片35が後方へ突出形成され
ている。一方、各側板32には、前端部に突片36が外
側に折曲形成され、前端下部に上記ベース体1の突片部
13の両側に嵌合される位置決め片37が下方へほぼ三
角形状に突出形成され、この位置決め片37の斜め上方
へ傾斜する前縁部に上記ベース体1の位置決め凸部14
に嵌合する位置決め凹部38が形成され、また、中央下
部に上記ベース体1の位置決め凸部20に嵌合する位置
決め溝39が形成され、さらに、前端部近傍および後端
部に斜め上方へ同一角度で傾斜するガイド溝40.41
がそれぞれ形成され、後端部のガイド溝41は後方に開
口形成されている。
そして、この連結部材2には、上記ベース体1の係止部
15に係脱可能とする係止軸42と、この係止軸42に
一体的に連結されて係止部15に対して係脱移動させる
操作体43と、この操作体43を係止軸42が係止部1
5に係合する方向に付勢する弾性体としてのスプリング
44とが取付けられる。まず、係止軸42は、連結部材
2の両側板32のガイド溝40に貫通配置される。また
、操作体43は、操作部45と連結部材2の両側に嵌合
される一対の連結部46とが一体に形成され、その各連
結部46の前端部に係止軸42の端部に嵌合される嵌合
孔47が形成されているとともに、各連結部46の後端
内側に連結部材2の両側板32のガイド溝41に嵌合す
るガイド軸48が突出形成され、操作部45の前面には
スプリング44の端部を保持する一対の凹部49が形成
されている。さらに、スプリング44は、連結部材2の
後端部の各取付片35に一端が嵌合されるとともに他端
が操作体43の各凹部49に嵌合されている。そして、
係止軸42および操作体43のガイド軸48が連結部材
2のガイド溝40.4i内を同時に移動して操作体43
が斜め前後方向へ平行移動可能とするとともにスプリン
グ44によって後方へ付勢されている。
上記ヒンジ本体3は、本体部材51と、扉に取付けられ
るカップ52と、本体部材51とカップ52とを連結す
るリンクアーム53.54とから構成されている。
上記本体部材51は、上板55およびこの上板55の幅
方向両側に折曲された側板56とから上記連結部材2の
外側に被着嵌合可能とする断面はぼコ字状に形成されて
いる。その上板55には、はぼ中央部にねじ孔57が形
成され、後部に前後方向に長い長孔58が形成され、ま
た、両側板56間の前端上下部には、支軸59,6θが
それぞれ架設されているとともにその後側に支軸61が
架設されている。
そして、本体部材51と上記連結部材2とは、本体部材
s1のねじ孔57に螺着された調整ねじ62の先端の小
径の溝部63が連結部材2の長溝33に嵌合され、その
溝部63の先端の大径の円盤状部64が連結部材2に下
面に係合され、また、本体部材51の長孔58に挿通さ
れた止めねじ65が連結部材2のねじ孔34に螺着され
ることにより、−法的に固着される。そして、調整ねじ
62のねじ込み具合によって連結部材2に対する本体部
材51の高さを調整できるとともに、止めねじ65を緩
めることによって連結部材2に対する本体部材51の前
後位置を調整できる。なお、連結部材2の外側に本体部
材51が取付けられても、連結部材2の操作体43は斜
め前後方向に移動可能となっている。
上記カップ52は、−面を開口したカップ状の埋込部6
6が形成されているとともに、この埋込部66の両側部
に取付孔67を有する板状の取付部68が一体に突設さ
れており、埋込部66の内側間に支軸69、 TOが架
設されている。
上記リンクアーム53は、断面はぼコ字状に形成され、
一端部が上記カップ52の支軸69に回動自在に軸着さ
れ、他端部が上記本体部材51の前端部の支軸59に回
動自在に軸着されている。一方、上記リンクアーム54
は、一端部がカップ52の支軸70に回動自在に軸着さ
れ、他端部が本体部材51の前端部の支軸60に回動自
在に軸着されている。そして、これらのリンクアーム5
3.54によってカップ52が本体部材51に回動自在
に連結されており、本体部材51の支軸61に取付けら
れたトーションばね71の弾力によって、カップ52の
開状態(第1図および第2図に示す状態)または閉状態
(第3図に示す状態)に保持されるようになっている。
そうして、このように構成されたヒンジを家具の側壁A
と扉Bとの連結に用いた場合について説明する。
まず、家具の側壁Aには、ベース体1の取付孔23を通
じて木ねじを螺着することにより、ベース体1を固定す
る。
また、家具の扉Bには、扉Bに形成された凹部すにヒン
ジ本体3のカップ52を埋設し、このカップ52の取付
孔67を通じて木ねじを螺着することにより、カップ5
2を固定する。
そして、家具の側壁Aに固着されたベース体1に対して
、家具の扉Bにカップ52を固着したヒンジ本体3の本
体部材51をこの本体部材51に取付けた連結部材2を
被着嵌合して取付ける。
すなわち、まず、連結部材2をベース体1の基部11の
外側に上方より被着嵌合することにより、連結部材2の
係止軸42がベース体1の係止部15のガイド面17に
当接し、係止部15のガイド面17の傾斜で連結部材2
が前方へ寄せられ、また、連結部材2の位置決め片37
の前縁部がベース体1の位置決め凸部14に当接し、連
結部材2の前方への移動が規制される。
さらに、その状態から連結部材2をベース体1に押し付
けることにより、連結部材2の位置決め片37の前縁部
がベース体1の位置決め凸部14を摺動し、連結部材2
が後方へ移動しながらベース体1に被着嵌合していき、
また、係止部15に当接している係止軸42に対して後
方へ移動する連結部材2のガイド溝40の前端側が嵌合
していき、そのガイド溝40の縁部で係止軸42をベー
ス体1への被着方向(図中下方向)に押すことによって
、係止軸42がガイド面17の傾斜に沿って係止部15
の前端方向へ移動される。このとき、連結部材2が後方
へ移動し、係止軸42と一緒に操作体43が前方へ移動
することとにより、スプリング44が収縮される。
さらに、連結部材2をベース体1に押し付け、連結部材
2の係止軸42がベース体1の係止部15の先端部を乗
り越えて係止面16に臨むことにより、スプリング44
の付勢によって操作体43を介して係止軸42が連結部
材2のガイド溝40内を後方に移動してベース体1の係
止部15の係止面16に嵌合し、また、その係止軸42
が係止部15の係止面16の傾斜に沿ってベース体1へ
の被着方向(図中下方向)に移動して連結部材2をベー
ス体1に押し付け、連結部材2の位置決め凹部38がベ
ース体1の位置決め凸部14に嵌合し、連結部材2の位
置決め溝39がベース体1の位置決め凸部20に嵌合し
、連結部材2の両側板32の後端部がベース体1の台部
22に当接し、ヒンジ本体3の本体部材51の取付けが
簡単に完了する。
そして、このヒンジ本体3の本体部材51をベース体1
に取付けた状態では、連結部材2の位置決め凹部38が
ベース体1の位置決め凸部14に嵌合するとともに連結
部材2の位置決め溝39がベース体1の位置決め凸部2
0に嵌合して前後方向の位置決め係止がなされ、かつ、
連結部材2の両側板32がベース体1の基部11の両側
に嵌合して幅方向の位置決め係止がなされ、さらに、ス
プリング44で後方に付勢された係止軸42がベース体
1の係止部15に係合して被着方向の係止がなされ、ベ
ース体1に対して本体部材51の遊動が確実に阻止され
た状態でしっかりと固定されている。
一方、ヒンジ本体3の本体部材51をベース体1から取
外す場合には、操作体43の操作部45をスプリング4
4の付勢に抗して前方へ押動操作し、係止軸42を係止
部15に先端部まで移動させれば、係止軸42と係止部
15との係合を解除でき、そのまま連結部材2をベース
体1から離脱させることにより、ヒンジ本体3の本体部
材51をベース体1から簡単に取外すことができる。
なお、係止軸42に一体的に連結した操作体43によっ
てその係止軸42を係脱方向に移動させるため、係止軸
42の係止部15に対する係脱動作を確実に行わせるこ
とができる。
次に、本発明のヒンジの他の実施例を第4図および第5
図を参照して説明する。
まず、ベース体1は、基部11の上面前後部の2箇所に
突出部81g 、 81bが突出形成され、この各突出
部811 、81bの前面に係止部158.15bが突
出形成され、前側の突出部81gの両側には位置決め凸
部20が形成され、後側の突出部81bの上面には凹部
18が形成されている。さらに、基部11の前部両側に
位置決め凹溝82が形成され、基部11の全端部に位置
決め凸部14が突出形成されている。
また、連結部材2は、上板31の後端に突起83を有す
る取付片84が折曲形成され、また、両側板32の前後
部に前後方向に沿って長いガイド溝40M。
40bが形成され、両側板32の前端下部にベース体1
の位置決め凹部82に嵌合される位置決め片37が突出
形成されている。そして、両側板32の各ガイド溝40
a 、 40bに係止軸42> 、 42bがそれぞれ
貫通嵌合され、その係止軸44g 、 42bの端部に
操作体43の一対の連結部46の前端部および中間部に
形成された嵌合孔47s 、 47bが嵌合され、2つ
の係止軸42m 、 42bを一体的に前後移動させる
ことができ、また、取付片84の突起83と操作体43
の操作部45の前面に形成された突起85との間に弾性
体としてのスプリング44が嵌合され、操作体43およ
び係止軸42m 、 42bが後方へ付勢されている。
そうして、ヒンジ本体3の本体部材51をベース体1に
取付けるには、まず、連結部材2をベース体1のの基部
11の外側に上方より被着嵌合することにより、連結部
材2の各係止軸421 、42bがベース体1の各係止
部15a 、 15bのガイド面17にそれぞれ当接し
、係止部15a 、 15bのガイド面17の傾斜で連
結部材2が前方へ寄せられ、また、連結部材2の位置決
め片37の前縁部がベース体1の位置決め凸部14に当
接し、連結部材2の前方への移動が規制される。
さらに、その状態から連結部材2をベース体1に押し付
けることにより、連結部材2の位置決め片37の前縁部
がベース体1の位置決め凸部14を摺動し、連結部材2
が後方へ移動しながらベース体1に被着嵌合していき、
また、係止部151゜15 bに当接している係止軸4
2t 、 42bに対して後方へ移動する連結部材2の
ガイド溝40の前端側が嵌合していき、そのガイド溝4
0の縁部で係止軸42をベース体1への被着方向(図中
下方向)に押すことによって、係止軸42g 、 42
bがガイド面17の傾斜に沿って係止部15M 、 1
5bの前端方向へ移動される。このとき、連結部材2が
後方へ移動し、係止軸42! 、 42bと一緒に操作
体43が前方へ移動することとにより、スプリング44
が収縮される。
さらに、連結部材2をベース体1に押し付けることによ
り、連結部材2の位置決め片37がベース体1の位置決
め凹溝82内に嵌合し、連結部材2の位置決め凹部38
がベース体1の位置決め凸部14に嵌合し、連結部材2
の位置決め溝39がベース体1の位置決め凸部20に嵌
合し、連結部材2の両側板32の後端部がベース体1の
上面に当接する。その時点で、連結部材2の係止軸42
! 、 42bがベース体1の係止部15! 、 15
bの先端部を乗り越えるため、スプリング44の付勢に
よって操作体43を介して係止軸423 、42bが連
結部材2のガイド溝401 、40b内を後方に移動し
てベース体1の係止部15s 、 15bの係止面16
に嵌合し、ヒンジ本体3の本体部材51の取付けが簡単
に完了する。
そして、このヒンジ本体3の本体部材51をベース体1
に取付けた状態では、連結部材2の位置決め凹部38が
ベース体1の位置決め凸部14に嵌合するとともに連結
部材2の位置決め溝39がベース体1の位置決め凸部2
0に嵌合して前後方向の位置決め係止がなされ、かつ、
連結部材2の両側板32がベース体1の基部11の両側
に嵌合するとともに連結部材2の位置決め片37がベー
ス体1の位置決め凹溝82に嵌合して幅方向の位置決め
係止がなされ、さらに、スプリング44で後方に付勢さ
れた係止軸42g 、 42bがベース体1の係止部1
51 、15bに係合して被着方向の係止がなされ、ベ
ース体1に対して本体部材51の遊動が確実に阻止され
た状態でしっかりと固定されている。
一方、ヒンジ本体3の本体部材51をベース体1から取
外す場合には、操作体43の操作部45をスプリング4
4の付勢に抗して前方へ押動操作し、係止軸421 、
42bを係止部15* 、 15bに先端部まで移動さ
せれば、係止軸42* 、 42bと係止部15a。
15bとの係合を解除でき、そのまま連結部材2をベー
ス体1から離脱させることにより、ヒンジ本体3の本体
部材51をベース体1から簡単に取外すことができる。
なお、第5図に示すように、扉Bの開閉に伴ってこの扉
BにFlの力が作用した場合、ヒンジには、ベース体1
の前端部の位置決め凸部14と連結部材2の位置決め凹
部33との嵌合部分を中心としてF、XL、のモーメン
トが作用し、そのモーメントをベース体1の後側の係止
部+5bと連結部材2の係止軸42bとの嵌合部分で受
け、その係止部15bと係止軸42bとの嵌合部分に作
用する力はf I= (F+ xL、)/II 1とな
る。そのため、f、の値を小さくしてヒンジに作用する
力を小さくするには、!、の値を大きくすればよく、上
記第1図ないし第3図に示した実施例では係止軸42が
前端側にあってその11の値が小さくt+の値が大きい
のに対し、この実施例では前端側の係止軸42暑の他に
後端側にも係止軸42bを備えているので、!、の値を
大きくすることができる。一方、扉Bの開閉に伴ってこ
の扉BにF2の力が作用した場合、ヒンジには、ベース
体1の後端部と連結部材2の両側板32の後端部との当
接部分を中心としてF2×L2のモーメントが作用し、
そのモーメントをベース体1の前側の係止部15gと連
結部材2の係止軸42!との嵌合部分で受け、その係止
部151と係止軸421との嵌合部分に作用する力はf
 2 = (F2 XL2 ) /l 2となる。その
ため、f2の値を小さくしてヒンジに作用する力を小さ
くするには、12の値を大きくすればよく、後側の係止
部15bと係止軸42bで力を受けたのでは12の値が
小さくf2の値が大きいのに対し、前側にも係止部15
gと係止軸42mを備えているので、12の値を大きく
することができる。したがって、ベース体1に2つの係
止部151 、15bおよび連結部材2に2つの係止軸
421 、42bを備えることにより、扉Bの開閉に伴
ってヒンジに加わる力を小さくすることができ、ヒンジ
の耐久性を向上させることができる。
〔発明の効果〕
請求項1の発明によれば、ベース体にヒンジ本体の本体
部材に取付けられた連結部材を被着嵌合するだけで、そ
の連結部材に係脱方向に移動可能に設けられた係止軸が
ベース体に設けられた係止部に係合し、その嵌合係止状
態を弾性体によって保持することができるため、かつ、
連結部材の係止軸とベース体の係止部との係合を解除す
れば、連結部材をベース体から簡単に離脱させることが
できるため、ベース体に連結部材を介して取付けるヒン
ジ本体を簡単に着脱することができ、しかも、係止軸に
一体的に連結した操作体によってその係止軸を係脱方向
に移動させるため、係止軸の係止部に対する係脱動作を
確実に行わせることができる。
請求項2の発明によれば、ヒンジ本体の開閉方向に対応
してベース体の2箇所に係止部を設けるとともに連結部
材に2つの係止軸を設けたことにより、ヒンジ本体の開
閉動作に伴って作用するモーメントを、そのモーメント
の作用方向に対応してモーメントの作用中心となるベー
ス体と連結部材との各嵌合部分とは離反した係止部と係
止軸の係合部分で受けることにより、モーメントの作用
中心と上記係合部分との距離を大きくとって係合部分で
受ける力を小さくすることができ、ヒンジの耐久性を向
上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のヒンジの一実施例を示す分解状態の斜
視図、第2図はその組立状態の断面図、第3図はその平
面図、第4図は本発明のヒンジの他の実施例を示す分解
状態の斜視図、第5図はその組立状態の断面図である。 1・・ベース体、2・・連結部材、3・・ヒンジ本体、
15.151 、15b ・・係止部、42’、 42
1 。 42b   ・係止軸、43・・操作体、44・・弾性
体としてのスプリング、51・・本体部材。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ベース体に対し着脱可能に被着嵌合される連結部
    材を介してヒンジ本体の本体部材を取付けるようにした
    ヒンジにおいて、 上記ベース体は、上記連結部材の被着嵌合状態で係止す
    るための係止部を設け、 上記連結部材は、上記ベース体の係止部に係脱可能とす
    る係止軸をその係脱方向に移動可能に設けるとともに、
    この係止軸に一体的に連結されて係止軸を上記係止部に
    対して係脱移動させる操作体を設け、かつ、この操作体
    を上記係止軸が係止部に係合する方向に付勢する弾性体
    を設けたことを特徴とするヒンジ。
  2. (2)ベース体は、ヒンジ本体の開閉方向に対応して2
    箇所に係止部を並設し、 連結部材は、上記ベース体の2箇所の係止部にそれぞれ
    係脱可能とする2つの係止軸を設け、この2つの係止軸
    に操作体を一体的に連結したことを特徴とする請求項1
    記載のヒンジ。
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