JPH03197738A - 土台金具の固定構造 - Google Patents

土台金具の固定構造

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JPH03197738A
JPH03197738A JP21653389A JP21653389A JPH03197738A JP H03197738 A JPH03197738 A JP H03197738A JP 21653389 A JP21653389 A JP 21653389A JP 21653389 A JP21653389 A JP 21653389A JP H03197738 A JPH03197738 A JP H03197738A
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JP21653389A
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Yasuo Okada
康男 岡田
Yoshio Sawada
澤田 芳雄
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National House Industrial Co Ltd
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National House Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、壁パネル下端を支持する土台金具を強固かつ
確実に基礎に固定でき、壁パネルの建込み精度を高めう
る土台金具の固定構造に関する。
〔従来の技術〕
基礎上に壁パネルを建込むには、第6図に示す如く基礎
f上に載置されるとともにアンカーボルトbに固定され
る脚片Cと、壁パネルpの下端を支持する受片dとから
なる土台金具eが用いられる。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、前記アンカーボルトbはコンクリートからなる
基ilfにその下部を埋着することによって固着される
ものであるため、基礎fを形設する際に位置ずれが生じ
がちであり、例えば第6図に一点鎖線で示すようにアン
カーボルトbは偏位、又は傾いたまま埋着されることが
ある。
従って、土台金具eはアンカーポル)bの位置ずれ分だ
け変位して基礎f上に固定されることとなり、その結果
、壁パネルpは所定の位置に建込みが出来ないという問
題ある。
他方、基礎fの上面は、天端ならし処理が施され比較的
平坦であるとはいえ、前記した如くコンクリート成形で
あり、小さな凹凸が多数に存在することによって、基礎
上面と土台金具eの脚片Cとの間にガタッキが生じるこ
ととなる。
その結果、アンカーボルトbに螺合するナツトhを用い
て土台金具eをナツト締めした場合であっても、土台金
具eの固定が不完全となることによって、壁パネルpの
建込み精度に狂いが生じ易い。
本発明は、土台金具の脚片を、アンカーボルトが通る透
孔を囲むボス部と周縁に下向きの爪片とを具える固定プ
レートを介してす一/ )締めすることを基本として、
土台金具を強固かつ精度よく基礎に固定でき壁パネルの
建込品質を高めうる土台金具の固定構造の提供を目的と
している。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、アンカーボルトを植設した基礎上面に載置さ
れる脚片と壁パネルの下端を支持する受片とを具える土
台金具の前記脚片に、前記アンカーボルトよりも大径か
つ該アンカーボルトが通る孔部を穿設するとともに、前
記孔部を跨る基板に前記アンカーボルトが通る透孔を囲
みかつ前記脚片の厚さと略同高さしかも該基板の下面か
ら垂下するボス部と該基板の周縁に形成されかつ下に向
く爪片とを設けた固定プレートを、前記透孔にアンカー
ボルトを挿入することにより前記脚片上面に配する一方
、アンカーボルトに螺合するナットの締付けにより固定
プレートを介して脚片を押圧する土台金具の固定構造で
ある。
〔作用〕
土台金具の脚片にアンカーボルトよりも大径の孔部を設
けているため、アンカーボルトに位置ずれ、傾きが生じ
た場合であっても受片を所定の位置に立上げることが出
来、従って壁パネルの建込みに際して位置ずれが生じな
い。
又固定プレートは、脚片の前記孔部を跨る基板を有し、
その基板にアンカーボルトが通る透孔を囲み前記脚片の
厚さと略同高さのボス部を有するため、基板の周縁部は
、脚片にその孔部の外側で重なり合うことが出来る。
しかも前記基板の周縁に下向きの爪片を設けることによ
り、ナツトの締付けとともに、ナツトは固定プレートを
介して確実に脚片を押圧でき、従って土台金具を基礎に
強固かつ精度よく固定することが出来る。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面に基づき説明する。
図において本発明の土台金具の固定構造は、アンカーボ
ルト2を植設した基礎Fの上面に載置される脚片3と壁
パネルPの下端を支持する受片4とを具える土台金具1
を有し、その脚片3に前記アンカーボルト2が通る孔部
5を穿設するとともに、孔部5を跨る基板6にアンカー
ボルトが通る透孔7を囲むボス部9と該基板6の周縁に
下向きの爪片10を設けた固定プレート11を、前記脚
片3の上面に配するとともに前記アンカーボルト2に螺
合するナフト12を用いて該ナツト12の締付けにより
固定プレート11を介して脚片を3を押圧する構造であ
る。
基礎Fは前記壁パネルPの長手方向に沿って配されかつ
複数本のアンカーボルト2・・・が適宜の間隔を隔てて
その上端部を基礎Fの上面から突出させて並んで植設さ
れる。なお基礎Fの上面は天端ならしが施行される。
壁パネルPは本実施例では上枠材21、下枠材22の両
端部を側枠材で結んだ矩形の枠組の内外面に側板23.
24を添着したパネル体であり、下枠材22下面には該
下枠材22の長手方向にのびる条溝25が壁パネルPの
略全巾に亘って刻設される。
土台金具2は、前記した如く脚片3と受片4とをL字状
に接合してなり、本実施例では壁パネルPの巾寸度に略
等しい長さを有する長尺体として形成される。
前記脚片3には、アンカーボルト2の間隔と略等しいピ
ッチで複数個の孔部5−・−が穿設され、該孔部5は該
アンカーボルト2の径に比べて大径に、本実施例では2
倍以上に設定される。
又土台金具2は脚片3と受片4とをバネ鋼など弾性を有
する板体を折曲げにより一体のものとして形成されると
ともに、脚片3は、本実施例では予め前記複数の孔部5
−・・を結ぶ軸線を中心として上に凸に弧状に湾曲させ
ている。前記湾曲の弧高さδは、基礎F上面の凹凸のア
ラサを吸収しうる高さ、即ち1.0 m以上かつ1.5
N以下とすることが望ましい。
固定プレート11は、中央部にアンカーボルト2が間隙
を有することなく挿通する透孔7を有する矩形板の基板
6に、該透孔7を囲み基板6から垂下するボス部9と、
該基板6の周縁四隅に形成される4個の下向きの爪片1
0・・・とを具える。
又固定プレート11は鋼環弾性材からなる板材からなり
本実施例ではボス部9は基板6を透孔7の周縁で絞るこ
とにより、又爪片10・・・は基板6の各隅部を下向き
に折曲げることにより、それぞれ基板6と一体のものと
して形成される。
前記ボス部9において、その下面9aの基板6下面から
の高さHは第4図に示す如く、脚片3の厚さTと時間等
に形成される。さらに詳述すればボス部9の下面9aと
爪片10の下面10aとの間の距wAHOは前記脚片3
の厚さTに比べて少なくとも小にする必要がある。
又本実施例では前記透孔7の中心0位置を、基板6の中
心に対して土台金具1の受片4に沿う方向及び該受片4
と直角に近接する方向にそれぞれX、Yの長さ分だけ偏
心させている。
このように透孔7の中心位置Oを縦横にそれぞれX、Y
の寸度分偏心させることにより、例えばアンカーボルト
2が受片4に近接する側に偏位して植設された場合には
、固定プレート11を第5図(a)に示す如(透孔7が
受片し側に偏心する向きに向けて脚片3る上面に載置す
る。前記載置により固定プレー)11は孔部5からはみ
出すことなく、従って爪片10は確実に脚片3と当接す
ることが出来る。
逆にアンカーボルト2が受片4と遠ざかる位置に植設さ
れた場合には、固定プレート11を、第5図(blに示
す如く透孔7が受片4と反対側に偏心する向きに向けて
脚片3上面に載置することにより孔部5から固定プレー
ト11がはみ出すのを防止できる。
さらにアンカーボルト2が受片4ののびる方向に偏位し
た場合には第5図TC)に示す如くその偏位方向に透孔
7の中心Oを偏位させて固定プレート11を脚片3に載
置する。
このように透孔7の中心位置0と基板6の中心位置とを
縦、横方向に対してそれぞれ偏位させることにより、ア
ンカーボルト2の植設誤差を吸収し、土台金具1の孔部
5を跨らせて基板6を脚片3上面に載置することが出来
る。
然して土台金具1の孔部5にアンカーボルト2を挿通さ
せかつ受片4を所定の位置に位置させて土台金具1を基
礎F上面に載置する。然る後脚片3の上面に、固定プレ
ー)11を爪片10を下に向けかつ透孔7をアンカーボ
ルト2に嵌入させて載置する。固定プレート11の上面
には平ワツシヤ31、スプリングワッシャ32を挟んで
アンカーボルト2に螺合するナフト12を螺結する。
ナツト12の螺入とともに固定プレート11はその爪片
10によって基板6を押圧する。その押圧に際して固定
プレートは、ボス部9によってアンカーボルト2にガイ
ドされているため、横ずれがなくしかも該ボス部9は脚
片3の板厚と時間等に形成されているため、ボス部9下
面が基礎F上面に当接することなく、爪片10によって
確実に脚片3を押圧することが出来る。
土台金具1にあっては脚片3が弾性材からなりかつ予め
上に凸に湾曲させた場合には、爪片10の押圧によりそ
の湾曲半径が逐次大きくなり、基礎F上面に凹凸が存在
する場合であっても、脚片3はその両端部が基礎F上面
に当接するため、ガタ付きが生じることなく安定した状
態で基礎Fに固定され、受片4は位置ずれ、又は傾くこ
とがない。
従って受片4に嵌入される壁パネルPの下端は正確な位
置で保持される。
なお壁パネルPの上端部は、上弦材21に取付く連結金
具34によって壁パネルPの上方に配される梁材Hに保
持される。
又本発明において固定プレートはその基板の剛性を高め
るため基板を波状に折曲げ成形してもよく、又ボス部は
筒状に代えて割ボスとしてもよく、本発明は種々な態様
のものに変形できる。
〔発明の効果〕
畝上の如く本発明の土台金具の固定構造は、土台金具の
脚片にアンカーボルトよりも大径の孔部を設けたため、
アンカーボルトが多少変位して植設された場合であって
も受片を所定の位置に立上げることが出来、壁パネルの
建込み精度が向上する。
又固定プレートは、脚片の厚さと略同高さのボス部を有
ししかも基板の周縁に爪片を設けたためナツトの締付け
により確実に脚片を押圧できその押圧により基礎上面に
凹凸が存在する場合であっても、土台金具を基礎に強固
にかつ精度よく固定でき、壁パネルの建込み精度を向上
し家屋の品質を高めうる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す断面図、第2図はその
要部を拡大して示す断面図、第3図はその分解斜視図、
第4図は固定プレートを示す断面図、第5図1al〜(
8)は固定プレートの透孔の偏心位置とその取付けとの
関係を示す平面図、第6図は従来技術を示す断面図であ
る。 2・・・アンカーボルト、  3−・脚片、4・−受片
、 5−・・孔部、 6−基板、7−・・透孔、 9−
ボス部、 10−・−爪片、11・・・固定プレート、
  12・・・ナット、F・・・・基礎、 P・・・壁
パネル。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 アンカーボルトを植設した基礎上面に載置される脚
    片と壁パネルの下端を支持する受片とを具える土台金具
    の前記脚片に、前記アンカーボルトよりも大径かつ該ア
    ンカーボルトが通る孔部を穿設するとともに、前記孔部
    を跨る基板に前記アンカーボルトが通る透孔を囲みかつ
    前記脚片の厚さと略同高さしかも該基板の下面から垂下
    するボス部と該基板の周縁に形成されかつ下に向く爪片
    とを設けた固定プレートを、前記透孔にアンカーボルト
    を挿入することにより前記脚片上面に配する一方、アン
    カーボルトに螺合するナットの締付けにより固定プレー
    トを介して脚片を押圧する土台金具の固定構造。 2 前記固定プレートは、前記基板の中心から偏位させ
    て前記透孔を穿設したことを特徴とする請求項1記載の
    土台金具の固定構造。
JP1216533A 1989-08-23 1989-08-23 土台金具の固定構造 Expired - Lifetime JPH076237B2 (ja)

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JPH076237B2 JPH076237B2 (ja) 1995-01-30

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009035917A (ja) * 2007-08-01 2009-02-19 Fukuvi Chem Ind Co Ltd モルタル受け付き土台パッキン
JP2016516964A (ja) * 2013-04-25 2016-06-09 ビーエスアンドビー イノベーション リミテッド 脆弱線を有する錐台状破裂板

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS444014Y1 (ja) * 1966-05-09 1969-02-14
JPS59366U (ja) * 1982-05-29 1984-01-05 伊藤 実 スパイクによる自動車用ブレ−キ

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JP2016516964A (ja) * 2013-04-25 2016-06-09 ビーエスアンドビー イノベーション リミテッド 脆弱線を有する錐台状破裂板

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