JP2016516964A - 脆弱線を有する錐台状破裂板 - Google Patents

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Abstract

脆弱線(235)を有する破裂板(200)を開示する。一実施形態において、錐台状破裂板は、中央台状部分(220)及び有角錐台部分(230)及びフランジ部分(210)のうちの1つ又は複数の部分に、並びに、フランジ部分と有角錐台部分との間及び有角錐台部分と中央台状部分との間の移行領域に位置する脆弱な剪断分割線を有する。別の実施形態において、錐台状破裂板は、有角錐台部分に脆弱線を備えた有角錐台部分を有する。錐台状破裂板の中央台状部分に剛性を付与するために補剛部材が設けられてもよい。【選択図】図2B

Description

[001] 本開示は、脆弱線を有する錐台状破裂板に関する。
[002] 加圧流体を処理、移送、貯蔵又は利用する多種類のシステムが存在する。加圧流体は、液体、気体、又は、液体と気体との混合物であってもよい。加圧流体はまた、固体成分を含み得る。例えば、システムは、固体粒子を含む加圧ガスを移送してもよい。別の例として、システムは、加圧流体環境において固体成分を移送してもよい。これらの種類の加圧システムの安全性を確保するために、このような各システムは典型的に、システムの過加圧を防止する(又は過加圧中に少なくとも警告表示を発する)ように設計された安全装置を含む。緊急事態においては、流体の圧力が安全装置に作用して、システムから流体を放出するための開口部が作り出される。開口部を作り出す以外に、安全装置は、危険な過圧状況が発生しているか又は今にも発生する可能性があることを示す警戒警報を簡単に発してもよい。実際に破裂するか又は別様に開裂する装置では、開口部を通して流体を環境又は安全リザーバに放出することにより、システム内の圧力が低減され、かつ、システムの別の部分が流体の高圧に起因して機能しなくなることが防止される。
[003] 破裂板は、安全装置の1つの一般的に用いられる例である。破裂板のある特定の部分をシステム内の加圧流体にさらすように、破裂板を加圧システムに取り付けることができる。流体にさらされる破裂板の一部は、流体が所定の圧力に達したときに破裂又は破断するように構成される。システム内の圧力を低下させるために加圧流体が通って流れる開口部が板の破断又は破裂により作り出される。破裂板は、特定の箇所で、特定の圧力に反応して、かつ、特定の「破裂パターン」で開裂することを確実にするように設計された脆弱な分割線を含み得る。通常、分割線は、レーザ、機械的変位若しくは機械的薄肉化、又は、板の一部分から材料を除去することを含む化学エッチング工程によって設けられる。脆弱線はまた、内容全体が本明細書に記載されているように参照により本明細書に組み込まれる、同一出願人が所有する米国特許第5,934,308号明細書で説明されるように、部分的な剪断加工を通して作り出してもよい。
[004] 「逆座屈」破裂板式の圧力逃がし装置の分野では、信頼性が高くかつ再現可能な圧力応動装置を提供する手段として凹凸状構造が使用されている。既知の逆座屈装置は、構造の凸面側が所定の過圧力にさらされたときに、構造が座屈し反転して凸面側が凹形状に圧潰するように設計される。破裂板は、反転するだけでなく、脆弱線によって開裂するように設計されてもよい。
[005] 凹凸状逆座屈破裂板の一種が錐台状破裂板である。かかる錐台状逆座屈破裂板の例が、図1A(先行技術)に示され、かつ、同一出願人が所有する米国特許第4,576,303号明細書及び(米国特許出願公開第2008/0289945号明細書として公開されている)米国特許出願第12/149,691号明細書に開示されており、これらの各々の内容全体が参照により本明細書に組み込まれる。米国特許第4,576,303号明細書に開示されかつ図1A(従来技術)及び図1B(従来技術)に示されているように、既知の錐台状逆座屈破裂板100は、フランジ部分110と、円錐台形状の錐台部分130と、中央台状部分120と、を含み得る。使用時には、錐台部分130及び中央部分120がシステム圧力にさらされる状態で、フランジ部分110を加圧システムにクランプ留めするか又は別様に取り付けてもよい。
[006] 図1B(先行技術)に示すように、既知の錐台状座屈破裂板はまた、板の中央台状部分120と有角錐台部分130との間の移行部に脆弱な分割線135を含み得る。通常、分割線は、レーザ、機械的変位若しくは機械的薄肉化、又は、板の錐台部分の中央台状セクションから材料を除去すること又は所望の形状の脆弱線をエッチングすることを含む化学エッチング工程によって設けられる。
[007] 使用時には、板100の錐台部分の凸面が加圧システム内で圧力にさらされる。有角錐台は、錐台状逆座屈板が逆転し反転する圧力又は力負荷を決定する主な制御因子である。この逆転は、板100が脆弱線135に沿って破裂するか又は開裂することにつながる初期因子である。
[008] 図1Bの従来の脆弱な分割線を含む錐台状板は、多くの欠点を抱えている可能性がある。材料変位は、分割線付きの板を不所望に変形させる場合がある。材料変位は、精度に欠ける場合があり、残存する材料の厚みに僅かな凹凸を生じさせる。このような凹凸は、脆弱線に比較的薄肉の部分を含み、この部分が、出荷、設置、又は動作中に早期に破断する(場合により孔を作り出す)場合がある。このような凹凸はまた、比較的厚肉の部分を含み、この部分は、さもなければ板が破裂するように設計される圧力を超えた時点で破断することに抵抗する場合がある。材料変位はまた、脆弱線の縁部に余剰材料の「折り重なり」又は隆起を残す場合がある。このような余剰材料は、脆弱線の不完全さを視覚的に隠蔽する場合がある。かかる余剰材料はまた、脆弱線が破断するように意図される圧力を不所望に変更する場合がある。従来通りの分割線は急に終端する場合があり、圧力の影響を不所望に集中させ得る角部を作り出す。
[009] 図1Bに示す構成において、脆弱線135は、中央部分120が加圧システムにさらされたときに、張力のかかった状態に置かれる。このような構成は一定正圧システム(例えば、呼吸用空気用途)に好適であってもよい。しかしながら、システム圧力が負圧と正圧との間で変動する場合には、脆弱線135が疲労する可能性がある。このような疲労により、意図される破裂圧力に対して破裂板100の作動率がはるかに低くなる場合がある。作動率は、通常動作時の最大印加圧力(Pmax)と破裂板の設計破裂圧力(Pburst)との比(すなわち、Pmax/Pburst)である。既知の錐台状破裂板100では、最大でも85%の作動率しか期待することができない。
[010] また、図1Bに示す構成では、脆弱線135は、中央部分120の形状に影響される。例えば、中央部分120を(製造中又は使用中のいずれかに)ドーム形状に成形することにより、脆弱線135における材料を伸ばして弱めることができる。その結果、脆弱線135は、所望の破裂圧力よりも低い圧力で破断するか又はピンホール漏れを起こす場合がある。
[011] 当技術分野における上記の欠陥及び/若しくは他の欠陥の1つ又は複数を克服する、及び/又は、追加の利益を提供する圧力応動構造の必要性が存在する。
[012] 一実施形態によれば、錐台状破裂板は、フランジ部分と、中央台状部分と、フランジ部分から中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える。中央台状部分と有角錐台部分との間の移行部は、破裂板が所定の圧力に反応したときに開裂するように構成された脆弱な剪断分割線を含む。
[013] 別の実施形態によれば、錐台状破裂板は、フランジ部分と、脆弱な剪断分割線を有する中央台状部分と、フランジ部分から中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える。
[014] 錐台状破裂板の更なる実施形態は、フランジ部分と、中央台状部分と、フランジ部分から中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える。有角錐台部分は、破裂板が所定の圧力に反応したときに開裂するように構成された脆弱な剪断分割線を含む。
[015] 別の実施形態において、錐台状破裂板は、フランジ部分と、中央台状部分と、フランジ部分から中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える。フランジ部分と有角錐台部分との間の移行部は、破裂板が所定の圧力に反応したときに開裂するように構成された脆弱な剪断分割線を含む。
[016] 別の実施形態において、錐台状破裂板は、フランジ部分と、中央台状部分と、フランジ部分から中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える。フランジ部分は、破裂板が所定の圧力に反応したときに開裂するように構成された脆弱な剪断分割線を含む。
[017] 錐台破裂板の更に別の実施形態は、フランジ部分と、補剛部材(例えばドーム又はリブ特徴部)を有する中央台状部分と、フランジ部分から中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、破裂板が所定の圧力に反応したときに開裂するように構成された脆弱線と、を備える。
[018] 別の実施形態によれば、錐台状破裂板は、フランジ部分と、中央台状部分と、フランジ部分から中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える。中央部分は、中央台状部分の剛性を高めるように構成された少なくとも1つの波形部を含む。
[019] 本明細書に組み込まれかつ本明細書の一部を構成する添付図面は、いくつかの実施形態を図示し、本明細書とともに、本発明の原理を解説する役割を果たす。
図1A(先行技術)は、先行技術の逆座屈型の錐台状破裂板の斜視図である。 図1B(先行技術)は、図1Aの先行技術の逆座屈型の錐台状破裂板の断面図である。 図2Aは、有角錐台部分と平坦な中央部分との間の移行部に脆弱な剪断分割線を有する錐台状破裂板の断面図である。 図2Bは、図2Aの破裂板の斜視断面図である。 図2Cは、図2Aの破裂板の詳細斜視断面図である。 図3は、平坦な中央部分に脆弱な剪断分割線を有する錐台状破裂板の断面図である。 図4Aは、有角錐台部分に脆弱な剪断分割線を有する錐台状破裂板の斜視図である。 図4Bは、図4Aの破裂板の輪郭図である。 図4Cは、図4Aの破裂板の斜視断面図である。 図4Dは、図4Aの破裂板の詳細斜視断面図である。 図4Eは、図4Aの破裂板の別の斜視図である。 図4Fは、入口部材に設置された図4Aの破裂板を含む組立体の斜視図である。 図4Gは、図4Fの組立体の斜視断面図である。 図4Hは、図4Fの組立体の詳細断面図である。 図4Iは、入口部材及び出口部材に設置された図4Aの破裂板を含む組立体の斜視図である。 図4Jは、図4Iの組立体の斜視断面図である。 図4Kは、図4Iの組立体の詳細断面図である。 図4Lは、有角錐台部分に脆弱な剪断分割線を有する錐台状破裂板の凹面図である。 図4Mは、有角錐台部分に脆弱な剪断分割線を有する錐台状破裂板の凸面図である。 図4Nは、作動後の錐台状破裂板の図である。 図5は、非同心又は異形の脆弱な剪断分割線を含む別の錐台状破裂板の斜視図である。 図6は、C字状の脆弱な剪断分割線の変形例を含む別の分割線付きの錐台状破裂板の平面図である。 図7は、C字状の脆弱な剪断分割線の変形例を含む別の分割線付きの錐台状破裂板の平面図である。 図8Aは、球面状の中央部分を有する錐台状破裂板の断面図である。 図8Bは、図8Aの破裂板の詳細斜視断面図である。 図9Aは、逆球面状の中央部分を有する錐台状破裂板の断面図である。 図9Bは、図9Aの破裂板の詳細斜視断面図である。 図9Cは、逆球面状の中央部分を有する錐台状破裂板の別の図である。 図9Dは、逆球面状の中央部分を有する錐台状破裂板の更に別の図である。 図10Aは、逆円錐状の中央部分を有する錐台状破裂板の断面図である。 図10Bは、図10Aの破裂板の斜視断面図である。 図11Aは、ずれた逆球面状の中央部分を有する錐台状破裂板の断面図である。 図11Bは、図11Aの破裂板の斜視断面図である。 図12Aは、有角錐台部分とフランジ部分との間の移行部に脆弱な剪断分割線を有する錐台状破裂板の斜視図である。 図12Bは、図12Aの破裂板の断面図である。 図12Cは、図12Aの破裂板の詳細斜視断面図である。 図12Dは、図12Aの破裂板と出口部材とを含む組立体の斜視断面図である。 図12Eは、図12Dの組立体の断面図である。 図12Fは、図12Dの組立体の詳細断面図である。 図12Gは、図12Aの破裂板と出口部材と入口部材とを含む組立体の斜視図である。 図12Hは、図12Gの組立体の斜視断面図である。 図12Iは、図12Gの組立体の詳細断面図である。 図12Jは、有角錐台部分とフランジ部分との間の移行部に脆弱な剪断分割線を有する破裂板の別の図である。 図12Kは、有角錐台部分とフランジ部分との間の移行部に脆弱な剪断分割線を有する破裂板の更に別の図である。 図12Lは、作動後の破裂板の図である。 図13Aは、逆球面状の中央部分を有するとともに、フランジ部分と有角錐台部分との間の移行部に脆弱な剪断分割線を有する錐台状破裂板の断面図である。 図13Bは、図13Aの破裂板の詳細斜視断面図である。 図14Aは、フランジ部分に脆弱な剪断分割線を有する錐台状破裂板の断面図である。 図14Bは、図14Bに図示する錐台状破裂板の別の図である。 図15Aは、中央部分に補剛部材を有する錐台状破裂板の断面図である。 図15Bは、図15Aの破裂板の斜視断面図である。 図15Cは、図15Aの破裂板の詳細斜視断面図である。 図16Aは、中央部分に補剛部材を有する別の錐台状破裂板の斜視断面図である。 図16Bは、図16Aの破裂板の断面図である。 図17Aは、中央部分に補剛部材を有する別の錐台状破裂板の断面図である。 図17Bは、図17Aの破裂板の詳細斜視断面図である。 図18は、正四角錐台状板の斜視図である。 図19は、矩形錐台状板の斜視図である。 図20は、多面錐台状板の斜視図である。 図21は、卵形錐台状板の斜視図である。
[080] ここで本実施形態について詳細に言及し、その例を添付図面に図示する。可能な限り、同じ又は類似の部分を指すように、図面全体を通して同じ参照符号が使用される。本出願の図面は、基礎を成すシステムの作動要素の一般的な理解を提供するように意図されている。よって、明示的に述べられている場合を除き、図面は、図示された相互に関連する部品の比例寸法又は正確な位置の実際の描写を表すものではない。
[081] 図2Aは、本開示の一実施形態による破裂板200の断面図を示している。破裂板200は、フランジ部分210と中央台状部分220とを含む凹凸状構造を形成する。フランジ210と中央台状部分220との間の有角錐台部分230は円錐台形状をなす。脆弱な剪断分割線235は、(図2Bの斜視断面図及び図2Cの詳細図に最も良く図示されるように)破裂板の錐台部分230と中央部分220との間の移行部に設けられる。脆弱な剪断分割線は、移行部の周囲に完全な円を形成してもよく、又は、単なる部分円のみを形成してもよい。高圧用途に特に好適な一実施形態において、脆弱な剪断分割線は半円を形成する。別の実施形態において、脆弱な剪断分割線は3/4円を形成する。脆弱な剪断分割線が単なる部分円のみを形成する場合に、残りの分割線のない円弧がヒンジとしての機能を果たしてもよい。破裂板が脆弱線に沿って破断したときに、ヒンジは、破断した材料(「花弁」として知られる)が破裂板から完全に分離するのを防止してもよい。錐台状破裂板の既知の脆弱線と異なり、脆弱な剪断分割線235は、部分的剪断工程により作り出され、この工程では、板から材料を切り取らない又は除去しない。
[082] 一実施形態において、脆弱な剪断分割線235は、板200の剪断されない部分の断面積よりも薄肉の断面積を有する脆弱線235を作り出すために、板材料を部分的に剪断するように板200の材料を変位させることにより作り出される。過圧状態に反応する板200の逆転時に板200が脆弱線235に沿って破断することを可能にする一方で、作動圧力下で破裂板200を十分に支持するように、脆弱線235の断面積を選択してもよい。
[083] 図2A〜図2Cは単一の脆弱な剪断分割線235を示しているが、多数の脆弱線が凹表面と凸表面の一方又は両方に設けられ得ることも考慮される。一実施形態において、剪断分割線の平面角は、有角錐台部分と平行である。しかしながら、剪断分割線を有角錐台部分に対する任意の好適な角度で適用してもよい。更に、脆弱な剪断分割線の輪郭が変更され得ることも考慮される。例えば、分割線は、段付き又は段差状であってもよい。
[084] 図2Bに示すように、脆弱な剪断分割線235は、材料(例えば、中央台状部分220)が圧力源側に剪断変位した状態で図示されている。同様に、(以下に詳述する)図4Dは、(有角錐台部分430の最中央領域を含む)材料が圧力源側に剪断変位した状態の脆弱な剪断分割線435を図示している。そして、(以下に詳述する)図12Cは、(有角錐台部分1230を含む)材料が圧力源側に剪断変位した状態の脆弱な剪断分割線1235を図示している。しかしながら、本開示は、その方向に適用される剪断分割線に限定されるものではない。従って、圧力源から離れる方向に材料を剪断変位させることにより脆弱な剪断分割線を作り出してもよい。例えば、作動圧力状態が大気圧状態であるか又は所望の破裂圧力よりも少なくともかなり低い圧力状態である場合には、圧力源から離れる方向に材料を剪断変位させることにより利益をもたらしてもよい。
[085] 図2A〜図2Cに図示するような錐台状破裂板200が脆弱な剪断分割線235に特に好適であることが判明している。従来型の球面ドーム形破裂板において、脆弱線は通常、球面ドームの湾曲表面に適用される。板ごとの曲率の変化に起因して、このような湾曲表面に剪断分割線などの分割線を適用することが困難であることが分かっている。しかしながら、図2Aに示すように、脆弱な剪断分割線235を錐台状破裂板において平坦な表面上に(例えば、有角錐台部分230と中央部分220との間の移行部に又は移行部近傍に)適用してもよい。結果的に、脆弱な剪断分割線235を錐台状破裂板200に適用することが、より経済的で効率的かつ堅実である可能性がある。
[086] 脆弱な剪断分割線235は、従来通りに形成された脆弱線に優る利益をもたらし得る。例えば、脆弱な剪断分割線235は、より多くの割合の分割線のない残存材料を残してもよい。一実施形態では、従来の材料変位による分割線を付ける方法に比べて、300%以上の追加の材料が分割線の付いた領域に残存する場合があり、このことが、従来の材料変位による分割線に発生し得るピンホール、折り重なり、又は、損傷を回避するのに役立つ場合がある。脆弱な剪断分割線235は、材料除去により形成される脆弱線よりも変形が少ない結果をもたらし得る。脆弱な剪断分割線235は、分割線の付いた部分と分割線のない部分との間により滑らかな移行部を提供してもよい。このような滑らかな移行部は、応力を集中させ得る鋭角な角部を回避してもよい。脆弱な剪断分割線はまた、脆弱線235の滑らかで急ではない終端を提供してもよく、このことにより、応力の望ましくない集中を回避してもよい。対照的に、材料除去又は材料変位により形成される既知の脆弱線は、脆弱線の端部での急な終端を残し、加圧システムからの圧力の影響を集中させ得る角部を作り出す。更に、材料除去は、精度に欠ける場合があり、破裂板に(脆弱線の比較的厚肉又は薄肉の部分を含む)僅かな凹凸を生じさせる。脆弱な剪断分割線の精度の向上により、このような凹凸を回避してもよく、それにより脆弱線の均一性、平行度、及び平坦性を向上させ、このことにより、脆弱線をより信頼性の高いものにしてもよい。例えば、脆弱な剪断分断線を使用することにより、脆弱線における早期破断又はピンホールの生成につながる可能性がある(材料除去により生じ得るような)脆弱線の比較的薄肉のセクションを作り出すことを回避してもよい。
[087] 機械的切断作用又は機械的変位により作り出される、1つの既知の脆弱線は、刃部の両表面から互いに対向する方向に直線的に材料を変位させるための、分割線を付ける山形状の刃部に依存する。この工程は、板部材の薄肉部分を分割線終端側に引きずることにより材料を変位させることにつながり得る。残存する変位した材料は、「折り重なる」可能性があり、脆弱線の縁部に余剰材料の隆起を作り出し、分割線終端を目立たなくする及び/又は分割線に存在し得る欠陥を隠す。剪断分割線が材料の代わりに材料除去又は材料の横方向変位に実質的に依存せずかつ分割線を付けるパンチに応じて単に板材料を互いに対向する方向に変位させるにすぎないので、脆弱な剪断分割線235は、材料の折り重なりの問題を回避する。更に、従来の横方向変位による分割線は、圧力逃がし装置の動作に有害な影響を及ぼす可能性がある板構造内での残留応力の生成をもたらす。剪断分割線は、このような残留応力を回避し得る。
[088] 脆弱な剪断分割線235では破裂圧力の変化が少なくなる(材料除去又は材料変位により形成される従来の分割線により生じる約10パーセントの破裂圧力の変化に比べて約5パーセント以下の範囲である)ことが確認されている。脆弱な剪断分割線235は、材料除去又は材料変位により形成される従来の分割線よりも堅牢でありかつ早期破壊を起こし難いことも観察されている。
[089] 破裂板200が、平坦なフランジ部分210及び有角錐台部分230と略同心である中央台状部分220を有するものとして図示されているが、台状部分が、平坦なフランジ部分及び/又は有角錐台部分の中心からずれていてもよい。破裂板におけるずれた中央台状部分の例は、内容全体が本明細書に詳しく記載されているかの如く本明細書に組み込まれる、同一出願人が所有する米国特許第5,678,307号明細書に示されている。
[090] 動作中に、有角錐台部分230は、所定の圧力(すなわち、作動圧力)に反応して圧潰し、板200を逆転させてもよい。板200が逆転すると、システム圧力が脆弱線235に剪断力及び/又は引張力を付与し、脆弱線235を破断させる。錐台部分230の角度及び板200の厚さは、所望の作動圧力を達成するために変更され得る2つの因子である。
[091] 図2A〜図2Cの脆弱な剪断分割線が移行部に図示されているが、脆弱な剪断分割線が中央部分に設けられ得ることも考慮される。例えば、図3は、外側フランジ部分310と平坦な中央部分320とを有する錐台状破裂板を図示している。フランジ310と中央部分320との間の有角錐台部分330は円錐台形状をなす。脆弱な剪断分割線325は、平坦な中央部分320に設けられる。実際に、本開示では、脆弱な剪断分割線が錐台状破裂板の任意の好適な部分に設けられ得ることが考慮される。更に、多数の脆弱な剪断分割線の組み合わせを使用してもよい。
[092] 図4Aは、本開示の別の実施形態による破裂板400の斜視図を示している。破裂板400は、外側フランジ部分410と平坦な中央部分420とを含む凹凸状構造を含む。フランジ410と中央部分420との間の有角錐台部分430は円錐台形状をなす。図示するように、C字状の脆弱線435は、脆弱でないヒンジ部分436を残して、破裂板の有角錐台部分430に設けられる。図4Aの破裂板400は図4B及び図4Cにも図示されており、これらの図4B及び図4Cも脆弱線435を図示している。脆弱線435がC字状のものとして図示されているが、脆弱線が他の形状を取り得ることが考慮される。一実施形態において、脆弱線は、ヒンジ部分を残さずに、完全な円を形成してもよい。別の実施形態において、脆弱線は半円を形成してもよい。脆弱線は、楕円状、多角形状、対称形状、非対称形状、又は任意の他の好適な形状であってもよく、それらの非限定的な例が図5、図6及び図7に図示されている。
[093] 図4Aに図示するように、C字状の脆弱線435は、部分的に剪断される領域が薄肉化されている(図4Dに最も良く図示する)略段付き形状を備えた脆弱な剪断分割線である。図4Dは、脆弱な剪断分割線435における薄肉部を示す有角錐台部分430の詳細部分断面図である。錐台状破裂板の有角錐台部分における脆弱線が従来の機構(例えば、材料変位又は材料薄肉化、エッチング、レーザアブレーション)により形成され得ることも考慮される。
[094] 図4Aは、凹表面に適用された脆弱な剪断分割線435(つまり、凹表面にパンチが適用される)を示しているが、脆弱な剪断分割線を形成するために脆弱な剪断分割線が破裂板の凸表面に適用され得ることも考慮される。多数の脆弱線が凹表面及び凸表面の一方又は両方に設けられ得ることが更に考慮される。
[095] 使用時には、平坦な中央部分420は、図4Eに示すように、加圧システム内で圧力Pにさらされてもよい。所定の設定圧力状態(すなわち、作動圧力)に達したときに、破裂板400は、(図4Eに図示するように)矢印Pの方向に作動してもよい。作動中に、錐台部分430が圧潰してもよく、これにより、中央部分420が矢印Pの方向に移動する。また、作動中に、破裂板が脆弱線435に沿って破断してもよい。錐台部分430の角度及び板400の厚さは、所望の作動圧力を達成するために変更され得る2つの因子である。
[096] 図4A〜図4Eに示すように有角錐台部分430に脆弱線435を配置することにより、既知の錐台状破裂板(例えば、図1B)に優る利益をもたらしてもよい。このような脆弱線435は、破裂板400が開裂したときに、より大きな面積の開口部を提供する。加圧システムからの圧力の迅速な放出及び/又は圧力の流れの増大を可能にするために、より大きな面積の開口部が望ましい場合がある。脆弱線435の配置はまた、中央部分420の形状の変化から脆弱線435を保護し得る。図1Bの既知の破裂板に脆弱線135を位置決めするときに、中央部分120が(製造中又は使用中のいずれかに)ドーム形状に成形される場合には脆弱線135を伸ばしても弱めてもよい。対照的に、有角錐台部分430に脆弱線435を配置することにより、脆弱線435を中央部分420の形状から独立させる。中央部分420を脆弱線435と無関係に成形し得るので、製造コストが低減される場合がある。加えて、中央部分420を(以下に述べる、例えば、図8A〜図11Bに図示するように)種々の形状に形成してもよく、又は、中央部分420には、脆弱線435の強度に影響を及ぼすことなく板性能の強化を達成するために(以下に述べる、例えば、図15A〜図17Bに図示するように)補強特徴部を設けてもよい。
[097] また、有角錐台部分430に脆弱線435を配置することにより、脆弱線435の保護を向上させてもよい。有角錐台部分430が損傷的接触さらされないのに対して、破裂板400の中央部分420及びフランジ部分410は、加工、出荷、取扱い、設置、及び使用中に損傷的接触にさらされる場合がある。例えば、中央部分420及びフランジ部分410が出荷箱の底部に載置される場合があり、又は、これら中央部分420及びフランジ部分410に、破裂板400を設置する者が手で触れる場合がある。このような各接触が、錐台状破裂板の中央部分又はフランジ部分に配置された脆弱線を傷つける又は損傷する可能性がある。有角錐台部分430に脆弱線435を配置することにより、そのような傷つける接触又は損傷的接触から脆弱線435を保護してもよい。
[098] 図4A〜図4Eに図示するように有角錐台部分430に脆弱線を配置することにより、既知の錐台状破裂板(例えば、図1B)に比べて向上した安定性という想定外の利益がもたらされる。既知の錐台状破裂板100では、有角錐台部分130と中央部分120との間の移行部に脆弱な剪断分割線135を位置決めすることにより、脆弱線135が張力のかかった状態に置かれ、脆弱線135に応力が集中し、かつ、圧力変動による疲労のリスクが生じる。対照的に、図4Aの有角錐台部分430における脆弱線は、板400の凸表面に正圧が加わったときに圧縮状態に置かれ、張力のかかった脆弱線に圧力変動が付与する可能性のある疲労による影響を排除する。その結果、図4Aに図示する破裂板が、既知の破裂板(例えば、図1B)に比べて望ましく向上した作動率を提供してもよい。一実施形態において、作動率は90又は95パーセントに達してもよい。
[099] 分割線付きの錐台状破裂板を、入口部品及び出口部品のうちの1つ又は複数を含む、組立体全体の一部として供給してもよい。例えば、一実施形態では、図4F、図4G及び図4Hに図示するように、破裂板400を加圧システムの入口440に接合してもよい。破裂板400の有角錐台部分430及び中央部分420は、入口440の中心に延びてもよい。一実施形態では、破裂板400のフランジ410を溶接部441にて入口440に溶接してもよい。追加的又は代替的に、破裂板400を入口440に接合するための任意の好適な機構を使用してもよい。例えば、接着剤によって又ははんだ付けにより、破裂板400を接合してもよい。また、破裂板400を、加締め機構により入口440に加締めるか又はクランプ機構により入口440にクランプ留めしてもよい。
[0100] 破裂板400が入口440と併せて使用されるときに、板400と入口440が接合される箇所は、破裂板400が逆転する圧力に影響を及ぼす場合がある。例えば、溶接部が板400のフランジ部分410の中心側に施される場合には、溶接部が板部材400全体の支持体としての機能を果たしてもよい。既知の逆座屈板では、別体の出口構造が、入口に装着された破裂板を支持するために必要とされるが、板400のフランジ部分410を出口に直接結合することにより、固有の安定性を向上させ得かつ剪断分割線が板の移行部又は平坦なフランジ領域に配置されたときに出口支持部材なしに機能し得ることが判明している。溶接部により作り出されるこの支持機構は、物理的構造が対称と非対称の両方である可能性がある。例えば、フランジと入口との間の溶接部は、円形、楕円形、異形、又は任意の他の好適な形状であってもよい。
[0101] 別の実施形態では、図4I、図4J及び図4Kに図示するように、破裂板400を加圧システムの入口440と出口450とに接合されてもよい。破裂板400の有角錐台部分430及び中央部分420は入口440の中心に延びてもよい。図4Kに図示するように、破裂板400のフランジ410を溶接部441にて入口440に溶接しかつ溶接部451にて出口に溶接してもよい。図4I、図4J及び図4Kに図示するように、平坦な中央部分420は、加圧システム内で圧力にさらされてもよい。破裂板400は、加圧システム内の所定の圧力に反応して逆転及び/又は破裂するように構成されてもよい。
[0102] 出口450には、逆転時に破裂板と接触する応力集中点(応力集中部としても知られる)を設けてもよい。応力集中点は、逆転した破裂板にこの応力集中点が接触する場所に応力を集中させられてもよく、それにより脆弱線435に沿った破裂及び/又は破断を開始する。追加的又は代替的に、出口450には、逆転時に破裂板400を切断するように構成された切断部材を設けてもよい。更に、出口450には、破裂後に破裂板400の破裂した部分(すなわち「花弁」)を捕捉するように設計された捕捉バー又はヒンジ部材を設けてもよい。応力集中点、切断部材、捕捉バー、又はヒンジ部材を、出口450の一部として又は出口450と併せて使用される追加の部品として設けてもよい。応力集中点、切断部材、又はヒンジ部材を単独で又は上記の任意の組み合わせで使用してもよい。例えば、2つの応力集中点を単一のヒンジ部材などと併せて使用してもよい。
[0103] 出口450は、加圧下で板400を支持してもよい。板が作動する圧力に板と入口との間の溶接部又は接合部が影響を及ぼし得るのに対して、出口450と板400との間の接合は、板400が作動する圧力にほとんど影響を与えない。
[0104] 溶接部441、451が図示されているが、接着剤などの、任意の好適な機構により、又ははんだ付けにより、破裂板400を入口440又は出口450に接合してもよい。また、破裂板を入口と出口との間に加締めるか又はクランプ留めしてもよい。一実施形態では、ねじ圧縮を使用して、入口と出口との間に破裂板をクランプ留めしてもよい。
[0105] 図4Lは、フランジ部分410と、中央部分420と、有角錐台部分430と、を有する破裂板400の凹面図を図示している。脆弱な剪断分割線435は、錐台部分430に設けられる。脆弱線435は、脆弱線435が破断したときに破断した部分(花弁)を保持するヒンジとしての機能を果し得る分割線のない部分436を残す、完全ではない円を形成する。
[0106] 図4Mは、フランジ部分410と、中央部分420と、有角錐台部分430と、を有する破裂板400の凸面図を図示している。脆弱な剪断分割線435は、錐台部分430に設けられる。脆弱線435は、脆弱線435が破断したときに破断した部分(花弁)を保持するヒンジとしての機能を果し得る分割線のない部分436を残す、完全ではない円を形成する。
[0107] 図4Nは、作動後の破裂板400の図を示している。図示のように、中央部分420は、有角錐台部分430及びフランジ部分410から部分的に破断分離しており、ヒンジ436により保持される花弁を形成する。
[0108] 脆弱な剪断分割線435が破裂板400と同心であるものとして図示されているが、本開示は、そのように限定されるものではない。例えば、略円形の脆弱線は、図5に図示するように、破裂板の中心からずれていてもよい。図5は、フランジ部分510と、中央部分520と、有角錐台部分530における脆弱線535と、を有する錐台状破裂板500を図示している。脆弱線535は、有角錐台部分530に沿って他方向(方向B)よりも一方向(方向A)において更に外方に延びる。別の例として、図6に図示するように、有角錐台部分630における脆弱線635の端部は、破裂板600の中央部分620に向かって内方に(フランジ部分610から離れる方向に)向きを変えてもよい。別の例として、図7に図示するように、有角錐台部分730における脆弱線735の端部は、破裂板700の中央部分720から離れる方向に外方に(フランジ部分710に向かって)向きを変えてもよい。
[0109] 上述のように、破裂板の有角錐台部分に脆弱線を設けることにより、中央部分が脆弱線の完全性に影響を及ぼさずにある特定の設計目標を達成するように成形されることを可能にしてもよい。成形された中央部分の一例が図8A〜図8Bに示されている。図8Aは、凸表面821と凹表面822とを有するドーム形状である中央部分810を含む錐台状破裂板800を示している。図8Bに示すように、脆弱な剪断分割線835が破裂板800の有角錐台部分830に設けられているが、従来の脆弱線を使用してもよい。板800を凸表面821が加圧システムにさらされる状態で設置してもよい。ドーム形中央部分810は、さもなければ平坦な中央部分(例えば、図4Aの中央部分410)を傷つける圧力変動から中央部分810を保護してもよい。また、ドーム形錐台状破裂板800をドーム形(非錐台)破裂板の代わりに使用してもよい。ドーム形錐台状破裂板800は、ドーム形破裂板よりも厚肉であってもよいが、それでも同じ圧力で逆転し破裂してもよい。従って、ドーム形錐台状破裂板800は、同等のドーム形板よりも厚肉でありかつ損傷に対して耐性があってもよい。ドーム形錐台状破裂板800はまた、大量生産に特に好適である。
[0110] 成形された中央部分の別の例として、図9A及び図9Bは、フランジ部分910と逆ドーム形状の中央部分920とを含む錐台状破裂板900を図示している。逆ドームは、凸表面921と凹表面922とを有する。図9Bに最も良く示すように、脆弱な剪断分割線935は、破裂板900の有角錐台部分930に設けられる。別の実施形態では、従来の脆弱線を使用してもよい。板900を凹表面922が加圧システムにさらされる状態で設置してもよい。逆ドームは、背圧(すなわち、凹表面922に加わる正圧及び/又は凸表面921に加わる負圧)に対する耐性の強化をもたらし得る。
[0111] 図9C及び図9Dは、逆ドーム920の形の成形された中央部分920を有する破裂板の追加の図を提示している。図示のように、中央部分920の凹表面922のみが視認可能である。フランジ部分910、有角錐台部分930及び脆弱な剪断分割線935もまた示されている。
[0112] 成形された中央部分の更に別の例として、図10A及び図10Bは、フランジ部分1010と円錐ドーム形状の中央部分1020とを含む錐台状破裂板1000を図示している。円錐ドームは、凸表面1021と凹表面1022とを有する。脆弱な剪断分割線1035が、破裂板1000の有角錐台部分に図示されているが、従来の脆弱線を使用してもよい。板1000を凹表面1022が加圧システムにさらされる状態で設置してもよい。円錐形のドームは、背圧(すなわち、凸表面1021に加わる圧力)に対する耐性の強化をもたらし得る。
[0113] 破裂板は、中央ドーム形状を備えた中央部分(例えば、図8A〜図10B)を含み得るが、ドーム形状を中央部分の中心からずらして設けてもよい。例えば、図11A〜図11Bは、中央部分1120と平坦なフランジ部分1110とを有する破裂板1100を図示している。脆弱線1135は有角錐台部分1130に設けられる。中央部分1120は、中央部分1120の中心からずれたドーム形部分1123を含む。図11A及び図11Bに、ずれたドーム形部分1123が球面状ドームとして図示されているが、円錐ドーム又は他の好適な幾何学的形状を使用することも考慮される。破裂板の逆転は、ずれたドーム部分1123で開始してもよい。従って、本開示では、破裂板の逆転が開始され得る1つ又は複数の点を調節するために特徴部を使用することが考慮される。例えば、性能が逆転の開始点に依存し得る切断部材、捕捉部材、又はヒンジ部材と共に破裂板が使用される場合に、逆転開始点を制御することが望ましい場合がある。
[0114] 図12A、図12B及び図12Cは、外側フランジ部分1210と平坦な中央部分1220とを含む凹凸状構造を有する錐台状破裂板1200を図示している。フランジ1210と中央部分1220との間の有角錐台部分1230は円錐台形状をなす。脆弱な剪断分割線1235を、破裂板1200の有角錐台部分1230とフランジ部分1210との間の移行部に又は移行部近傍に設けてもよい。脆弱な剪断分割線1235は、図12Aに示すように、部分円(例えばC字形状)を形成してもよい。代替的に、脆弱な剪断分割線1235は、破裂板1200の有角錐台部分1230と中央部分1220との間の移行部により規定される円周に沿った完全な円を形成してもよい。
[0115] 分割線付きの錐台状破裂板を、入口部品及び出口部品のうちの1つ又は複数を含む、組立体全体の一部として供給してもよい。例えば、一実施形態では、図12D、図12E及び図12Fに図示するように、破裂板1200には加圧システムの出口1250を設けてもよい。破裂板1200のフランジ1210を溶接部1251にて出口1250に溶接してもよい。
[0116] 別の実施形態では、図12G、図12H及び図12Iに示すように、破裂板1200を加圧システムの入口1240と出口1250とに接合してもよい。破裂板1200の有角錐台部分1230及び中央部分1220は入口1240の中心に延びてもよい。図12Iに示すように、破裂板1200のフランジ1210を溶接部1241にて入口1240に溶接しかつ溶接部1251にて出口1250に溶接してもよい。破裂板1200は、加圧システム内の所定の圧力に反応して逆転及び/又は破裂するように構成してもよい。出口1250には、逆転時に破裂板1200を切断するように構成された切断部材を設けてもよい。追加的又は代替的に、出口1250には、破裂後に破裂板1200の破裂した部分又は花弁を捕捉するように設計された捕捉バー又はヒンジ部材を設けてもよい。
[0117] 出口1250には、逆転時に破裂板に接触する応力集中点(応力集中部としても知られる)を設けてもよい。応力集中点は、この応力集中点が、逆転する破裂板に接触する場所に応力を集中させてもよく、それにより脆弱線1235に沿った破裂及び/又は破断を開始する。追加的又は代替的に、出口1250には、逆転時に破裂板1200を切断するように構成された切断部材を設けてもよい。更に、出口1250には、破裂後に破裂板1200の破裂した部分(すなわち「花弁」)を捕捉するように設計された捕捉バー又はヒンジ部材を設けてもよい。応力集中点、切断部材、捕捉バー、又はヒンジ部材を、出口1250の一部として又は出口1250と併せて使用される追加の部品として設けてもよい。
[0118] 溶接部1241、1251が図示されているが、接着剤などの、任意の好適な機構により又ははんだ付けにより、破裂板1200を入口1240及び/又は出口1250に取り付けてもよい。また、破裂板を入口と出口との間に加締めるか又はクランプ留めしてもよい。一実施形態では、ねじ圧縮を使用して、入口と出口との間に破裂板をクランプ留めしてもよい。例えば、入口部材及び出口部材は、これら部材間の破裂板に螺合するように構成されてもよい。
[0119] 図12Jは、フランジ部分1210と、中央部分1220と、有角錐台部分1230と、を有する破裂板1200の別の図を図示している。脆弱な剪断分割線1235は、フランジ部分1210と有角錐台部分1230との間の移行部に設けられる。
[0120] 図12Kは、フランジ部分1210と、中央部分1220と、有角錐台部分1230と、を有する破裂板1200の更に別の図を図示している。脆弱な剪断分割線1235は、フランジ部分1210と有角錐台部分1230との間の移行部に設けられる。脆弱線1235は、脆弱線1235が破断したときに破断した部分(花弁)を保持するヒンジとしての機能を果し得る分割線のない部分1236を残す、完全ではない円を形成する。
[0121] 図12Lは、作動後の破裂板1200の図を図示している。図示のように、中央部分1220は、有角錐台部分1230及びフランジ部分1210から部分的に破断分離しており、ヒンジ1236により保持される花弁を形成する。
[0122] 平坦なフランジ部分と錐台部分との間の移行部に又は移行部近傍に脆弱な剪断分割線を有する破裂板が、平坦な中央部分を有するものとして説明されているが、本開示は、その特定の形状(例えば、図12A〜図12I)に限定されるものではない。例えば、図13Aに図示するように、錐台状破裂板1300は、逆ドーム形の中央部分1320を有し得る。例えば、ドーム形状、円錐形状、及びずれたドーム形状を含む、中央部分に対する他の形状もまた考慮される。脆弱線1335を、破裂板1300の平坦なフランジ部分1310と有角錐台部分1330との間の移行部に又は移行部近傍に設けてもよい。脆弱線は、脆弱な剪断分割線か、又は材料除去により形成される従来の脆弱線であってもよい。
[0123] 図14A及び図14Bは、外側フランジ部分1410と平坦な中央部分1420とを含む凹凸状構造を有する錐台状破裂板1400を示している。フランジ1410と中央部分1420との間の有角錐台部分1430は円錐台形状をなす。脆弱線1415は、破裂板1400のフランジ部分1410に設けられる。図14Aに図示するように、脆弱線1415は、フランジ部分1410と有角錐台部分1430との間の移行領域付近に位置する。脆弱線1415は、脆弱でないヒンジ領域を残す、部分円(例えば「C字形状」)を形成してもよい。代替的に、脆弱な剪断分割線1415は、フランジ部分1410の周囲に完全な円を形成してもよい。図示のように、脆弱線1415は、脆弱な剪断分割線である。別の実施形態において、従来の脆弱線(例えば、材料除去により形成される脆弱線)であってもよい。フランジ部分1410に脆弱線を設けることにより、(例えば有角錐台部分における脆弱線に比べて)より大きな直径の分割線を使用して、破裂板が作動したときにより大きな開口部(すなわち、より大きな花弁)を作り出してもよい。そして、より大きな開口部が過圧状態でのより迅速な放出を可能にしてもよい。
[0124] 一実施形態において、錐台状破裂板の中央台状部分は、1つ又は複数の補剛部材又は支持部材を含み得る。図15A〜図15Cに示すように、補剛構造1523を錐台状破裂板1500の中央台状部分1520に形成してもよい。脆弱な剪断分割線1535は、破裂板1500の有角錐台部分1530に図示されている。別の実施形態では、脆弱線を従来の材料除去方法により形成してもよく、及び/又は、脆弱線を破裂板の別の部分に配置してもよい。図15A〜図15Cに図示するように、補剛構造1523は、略円形の補剛リブである。図15A、図15B及び図15Cに図示するような、補剛部材が、錐台状破裂板の中央部分を補強してもよく、並びに、振動、真空圧及び周期的な圧力負荷による損傷に耐える破裂板の能力を向上させてもよい。フランジ部分1510を介して、破裂板1500を加圧システム又は加圧システムの部品に設置してもよい。
[0125] 補剛部材を備えた錐台状破裂板の別の実施形態が、図16A及び図16Bに図示されている。補剛部材1623は、破裂板1600の中央部分1620に位置決めされる。脆弱な剪断分割線1635は、破裂板1600の有角錐台部分1630に図示されている。別の実施形態では、脆弱線を従来の材料除去方法により形成してもよく、及び/又は、脆弱線を破裂板の別の部分に配置してもよい。図16A及び図16Bに図示するように、補剛部材1623は、2つの交差する補剛部材で形成される、十字状のものであってもよい。追加的又は代替的に、補剛部材を、3つ以上又は2つ未満の交差する補剛部材で形成してもよい。フランジ部分1610を介して、破裂板1600を加圧システム又は加圧システムの部品に設置してもよい。
[0126] 補剛部材が円形又は十字状の部材として図示されているが、本開示は、これらの形状の補剛部材に限定されるものではない。例えば、補剛部材は、単一の直線、多数の交差するもしくは交差しない線、正四角形、楕円形、星形、又は破裂板の一部に剛性を付与する任意の他の好適な幾何学的形状の形をとってもよい。
[0127] 図17A及び図17Bに図示する別の実施形態では、破裂板1700の中央部分1720を、補剛部材を使用せずに剛性を付与するような形状としてもよい。示すように、中央部分1720は、剛性を付与する又は高める波形又は波紋形の幾何学的形状を有し得る。脆弱な剪断分割線1735は、破裂板1700の有角錐台部分1730に図示されている。別の実施形態では、脆弱線を従来の材料除去方法により形成してもよく、及び/又は、脆弱線を破裂板の別の部分に配置してもよい。フランジ部分1710を介して、破裂板1700を加圧システム又は加圧システムの部品に設置してもよい。
[0128] 破裂板が円形状を有するものとして図示されているが、例えば、正四角形状(図18)、矩形状(図19)、多面幾何学的形状(図20)、及び、卵形状(図21)を含む、破裂板及び/又は破裂板の錐台部分に対する他の形状も考慮される。一実施形態において、破裂板は、角形電池と共に使用される場合には、矩形形状をとってもよい。同様に、破裂板がC字状の脆弱線を有するものとして図示されているが、脆弱線は、その特定の形状に限定されるものではない。脆弱線は、O字状の脆弱線を作り出す、完全な円を形成してもよい。脆弱線はまた、特に矩形状破裂板又は矩形錐台を有する破裂板に使用される場合に矩形又は半矩形であってもよい。単一の錐台状破裂板において複数の脆弱線を組み合わせ得ることが更に考慮される。
[0129] 上で説明した錐台状破裂板に加えて、本開示の原理を他の種類又は形状の破裂板に利用してもよい。例えば、破裂板の破裂可能部分は、円錐(非円錐台)の形を取ってもよい。このような破裂板では、脆弱線を、破裂板の円錐部分に、破裂板のフランジ部分に、又は破裂板の円錐部分とフランジ部分との間の移行部に設けてもよい。別の例として、破裂板の破裂可能部分は、台状ドームの形をとってもよい。このような破裂板では、脆弱線を、破裂板のドーム部分に、破裂板のフランジ部分に、破裂板の台状中央部分に、又は破裂板の2つの部分の間の移行部に設けてもよい。
[0130] 逆座屈破裂板が上に開示されているが、本開示の原理を順方向に作動する破裂板(すなわち、張力が負荷される破裂板)に使用してもよい。例えば、順方向に作動する破裂板が開裂したときの破裂圧力及び/又は開口部の形状を制御するために、脆弱線(例えば、剪断分割線)を使用してもよい。
[0131] 開示の錐台状破裂板を任意の数の好適な用途において使用してもよい。一実施形態では、開示の錐台状破裂板を電池セルと共に使用してもよい。例えば、板は、電池セルの上部カバーに又は電池セル缶内に結合されてもよく、かつ、電池セル内で加圧状態にさらされてもよい。電池セル上部カバー又はセル缶は、打抜き又は深絞りされた部品であってもよく、かつ、開示の破裂板が、他の打抜き又は深絞りされた部品と共に使用され得ることも考慮される。別の実施形態では、板を少なくとも1つの被加工部(例えば、加圧システムの出口若しくは入口、又は、加圧システムに設置されるように構成された部品)に取り付けてもよい。更に別の実施形態において、開示の板を破裂板組立体の2つの加締め部品の間で加締めてもよく、次いで、この破裂板組立体を加圧システムに設置することができる。例えば、既知の破裂板は、BS&B Safety Systemsにより製造及び販売されている市販のAC-1 Sta-Kulシール型安全ヘッド組立体の一部として加締められた組立体に使用される。更に別の実施形態では、開示の破裂板を取付組立体内に保持するか又はねじ圧縮によって加圧システムに設置してもよい。
[0132] 開示の錐台状破裂板は、装置の一体形成部分であって、単に追加の部品でなくてもよい。例えば、錐台状破裂板を、電池収納部の蓋に又は加圧容器の壁もしくは面に形成してもよい。破裂板を装置の一部に一体に形成することで、破裂板を装置に接合するのに必要な工程を減らすか又は不要にすることにより効率を高めてもよい。
[0133] 他の実施形態は、本明細書の検討及び本明細書における開示の実施から当業者には明らかであろう。本明細書及び例は単に例示的なものと見なされ、本開示の正確な範囲及び精神は以下の特許請求の範囲により示されることが意図される。

Claims (27)

  1. フランジ部分と、
    中央台状部分と、
    前記フランジ部分から前記中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える錐台状破裂板であって、
    前記中央台状部分と前記有角錐台部分との間の移行部は、前記破裂板が所定の圧力に反応したときに開裂するように構成された脆弱な剪断分割線を含む、錐台状破裂板。
  2. フランジ部分と、
    脆弱な剪断分割線を有する中央台状部分と、
    前記フランジ部分から前記中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える、錐台状破裂板。
  3. フランジ部分と、
    中央台状部分と、
    前記フランジ部分から前記中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える錐台状破裂板であって、
    前記有角錐台部分は、前記破裂板が所定の圧力に反応したときに開裂するように構成された脆弱線を含む、錐台状破裂板。
  4. 前記脆弱線が、脆弱な剪断分割線である、請求項3に記載の錐台状破裂板。
  5. 前記中央台状部分がドームを形成する、請求項3に記載の錐台状破裂板。
  6. 前記中央台状部分が中心を規定し、かつ、前記ドームが前記中央台状部分の前記中心からずれている、請求項5に記載の錐台状破裂板。
  7. 前記中央台状部分が円錐を形成する、請求項3に記載の錐台状破裂板。
  8. 前記中央台状部分に剛性を付与するように構成された補剛部材をさらに備える、請求項3に記載の錐台状破裂板。
  9. 加圧システム用の入口をさらに備え、前記フランジ部分が前記入口に取り付けられる、請求項3に記載の錐台状破裂板。
  10. 加圧システム用の出口をさらに備え、前記フランジ部分が前記出口に取り付けられる、請求項3に記載の錐台状破裂板。
  11. 加圧システム用の入口と、加圧システム用の出口と、をさらに備え、前記フランジ部分が前記入口と前記出口との間に封着される、請求項3に記載の錐台状破裂板。
  12. フランジ部分と、
    中央台状部分と、
    前記フランジ部分から前記中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える錐台状破裂板であって、
    前記フランジ部分と前記有角錐台部分との間の移行部は、前記破裂板が所定の圧力に反応したときに開裂するように構成された脆弱線を含む、錐台状破裂板。
  13. 前記脆弱線が、脆弱な剪断分割線である、請求項12に記載の錐台状破裂板。
  14. 前記中央台状部分がドームを形成する、請求項12に記載の錐台状破裂板。
  15. 前記中央台状部分が中心を規定し、かつ、前記ドームが前記中央台状部分の前記中心からずれている、請求項13に記載の錐台状破裂板。
  16. 前記中央台状部分が円錐を形成する、請求項12に記載の錐台状破裂板。
  17. 前記中央台状部分に剛性を付与するように構成された補剛部材をさらに備える、請求項12に記載の錐台状破裂板。
  18. 加圧システム用の入口をさらに備え、前記フランジ部分が前記入口に取り付けられる、請求項12に記載の錐台状破裂板。
  19. 加圧システム用の出口をさらに備え、前記フランジ部分が前記出口に取り付けられる、請求項12に記載の錐台状破裂板。
  20. 加圧システム用の入口と、加圧システム用の出口と、をさらに備え、前記フランジ部分が前記入口と前記出口との間に封着される、請求項12に記載の錐台状破裂板。
  21. 脆弱線を含むフランジ部分と、
    中央台状部分と、
    前記フランジ部分から前記中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備える錐台状破裂板。
  22. 前記脆弱線が、脆弱な剪断分割線である、請求項21に記載の錐台状破裂板。
  23. フランジ部分と、
    補剛部材を有する中央台状部分と、
    前記フランジ部分から前記中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、
    所定の圧力で開裂するように構成された脆弱線と、を備える錐台状破裂板。
  24. 前記脆弱線が、脆弱な剪断分割線である、請求項23に記載の錐台状破裂板。
  25. 前記補剛部材が円形リブ構造である、請求項23に記載の錐台状破裂板。
  26. 前記補剛部材が十字状リブ構造である、請求項23に記載の錐台状破裂板。
  27. フランジ部分と、
    中央台状部分と、
    前記フランジ部分から前記中央台状部分に内方に延びる有角錐台部分と、を備え、
    前記中央部分が、前記中央台状部分の剛性を高めるように構成された少なくとも1つの波形部を含む、錐台状破裂板。
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