JP2758850B2 - 天井レールの取付け構造 - Google Patents

天井レールの取付け構造

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JP2758850B2
JP2758850B2 JP7067128A JP6712895A JP2758850B2 JP 2758850 B2 JP2758850 B2 JP 2758850B2 JP 7067128 A JP7067128 A JP 7067128A JP 6712895 A JP6712895 A JP 6712895A JP 2758850 B2 JP2758850 B2 JP 2758850B2
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和典 西尾
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、天井パネルを支持する
長尺の天井レールを容易に高さ調節しうるとともに、こ
の天井レールのねじれを防止し、確実に水平に保持しう
る天井レールの取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一体可搬の天井パネルpを支持するため
の天井レールaは、従来、図21に示すように、例えば
断面コ字の形鋼材からなる梁材hの水平な下のフランジ
h1にネジ軸bを通して該下のフランジh1の上下でナ
ットn、nを用いてこのネジ軸bを固定し、かつネジ軸
bの下端部を天井レールaの水平な上のフランジa1に
通してこのネジ軸bを2つのナットn、nで固定するこ
とにより取付けられている。
【0003】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら天井レー
ルaを図21に示す方法で取付ける従来のものでは、天
井レールaの高さを調整するために、多数のナットn…
を操作しなければならず、このため天井レールaの高さ
調節のための作業を困難なものとしている。
【0005】さらに前記ネジ軸bが何らかの力の作用に
より変形してしまうと、天井レールaにねじれが発生し
やすく、その水平精度が低下し、このためこの天井レー
ルaに支持される天井パネルp、p間に段差が生じるこ
とが多々ある。
【0006】
【0007】本発明は、天井レールを、両側に張出すフ
ランジを有する断面ハット状とし、かつ天井レールの基
片と取付け金具の底片とを通るボルトの螺締により基片
と底片との間の距離を調整し、取付け金具の1対の脚片
を前記フランジの各上面に当接させることを基本とし
て、天井レールを容易に高さ調節しうるとともに、この
天井レールのねじれを防止し、精度よく水平に保持しう
る天井レールの取付け構造の提供を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、天井を形成す
る架構材に、取付け金具を介して、天井パネルを支持す
る長尺の天井レールを取付ける天井レールの取付け構造
であって、前記天井レールは、基片両側で垂下する側片
下端に両側に張出すフランジを有する断面ハット状をな
すとともに、前記取付け金具は、底片に前記架構材に係
止される立上げ片を設けた基部の両側に、1対の下向き
の脚片を設けるとともに、前記天井レールの基片と、前
記取付け金具の底片とを通るボルトの螺締により基片と
底片との間の距離を調整し、前記取付け金具の各脚片
を、天井レールの両側の前記フランジの各上面に当接さ
る。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1の発明によれば、天井レールは、基片
両側で垂下する側片下端に両側に張出すフランジを有
し、かつ取付け金具は、架構材に係止される基部両側
に、1対の下向きの脚片設けられるとともに、天井レ
ールの基片と取付け金具の底片とを通るボルトの螺締に
より基片と底片との間の距離を調整し、前記各脚片を前
記フランジの各上面に当接させる。従って、前記ボルト
を螺進退させることによって、天井レールを容易に高さ
調節しうるとともに、1対の前記脚片が天井レールの両
側のフランジに当接するため、この脚片によって該天井
レールをその両側で確実に押圧でき、天井レールのねじ
れを効果的に防止し、水平レベルを精度よく保つことが
出来る結果、この天井レールによって支持される複数の
天井パネル間の段差を防ぎうる。
【0011】又前記取付け金具の脚片は、ボルトの前記
螺締により天井レールのフランジから常に反力を受ける
ため、例えば前記底片上のナットがこの底片に押さえ付
けられることになり、このナットに螺着される前記ボル
トの回転による該ナットの共廻り及び緩みを効果的に防
止することが出来る。
【0012】
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき説明す
る。図1〜20において本発明の天井レールの取付け構
造は、天井形成用の架構材3に、取付け金具4を介し
て、天井パネル2を支持する長尺の天井レール5を取付
ける。
【0014】又前記天井パネル2は、本実施例では断熱
層13を予め一体に形成した断熱用の天井パネル2であ
って、並べて取付けられることによって断熱天井Aを形
成する。
【0015】前記天井パネル2は、図8に例示するよう
に、1対の平行な側の枠材6、6の両端間を平行な横の
枠材7、7でつないだ矩形の周囲枠9と、前記側の枠材
6、6をその長手方向中央でつなぐ中の枠材25とから
なる木質のパネル基体10、およびこのパネル基体10
の下面に添着される例えば防湿強化石膏ボードからなる
平面矩形の天井板材11とを具える。
【0016】なお前記側の枠材6、6の各一端部には、
その上部を矩形に切欠くことにより水平な段差面26、
26が形成されるとともに、側の枠材6、6の各他端部
の上部には、この段差面26、26に載置されうる寸法
の突出部27、27が前記横の枠材7から突出させて形
成される。
【0017】又前記段差面26側の横の枠材7は、その
両端部かつ外向き面が内向きに切欠かれることにより前
記天井レール5に係止する取付け金物29、29固定用
の欠切り部30、30を具える。
【0018】前記取付け金物29は、図8、図10に示
すように、前記欠切り部30にビス止めされる垂直な固
定片29Aと、その上端から外向きに突出する水平な突
出片29Bと、その突出端から立上がるとともに近くの
側の枠材6側に横にのびる延長部29C1を有する立片
29Cと、この立片29Cの前記延長部29C1下端か
らパネル基体10と離れて外向きに突出する水平かつ小
巾の取付け片29Dとを一体に具える。なお前記取付け
片29Dは、前記パネル基体10の上面よりも上方に位
置する。
【0019】又前記天井板材11の上面には、パネル基
体10の上面以上の高さ、すなわちパネル基体10の上
面をこえて立上がる高さを有する例えば発泡フェノール
からなる断熱材12が該天井板材11の上面との間に隙
間、空間を形成することなく配設され、この断熱材12
によって断熱層13を一体に形成する。
【0020】さらに前記断熱層13の上面は、前記天井
板材11と平行かつ平坦な受面14を形成するととも
に、天井パネル2の取付けのための取付け部分15…と
なるパネル基体10の四隅には、前記取付け金物29、
29が挿入しうる寸法の切欠き部16…を、断熱層13
の切欠きにより形成している。
【0021】なお前記切欠き部16…のうち、取付け金
物29、29側の切欠き部16、16は、前記横の枠材
7の前記欠切り部30、30上方で設けられるととも
に、横の枠材7、7から立上がる断熱層13の立上がり
側壁17、17は、上狭まりの傾斜面19、19として
いる。
【0022】又前記側の枠材6、6上には、前記受面1
4よりも上面が低所に位置する薄肉の断熱材31、31
が貼着されるとともに、この側の枠材6、6の向き合う
縁から立上がる前記断熱層13の立上がり側壁17A、
17Aも、上狭まりの傾斜面19A、19Aとしてい
る。
【0023】このような天井パネル2は工場等において
予め一体に製造されるため、品質及び精度のバラツキを
抑制しうるとともに、断熱層13と天井板材11との間
に空間を形成することがないため、均一な断熱性能を確
保しうる。
【0024】なお天井パネル2として、図9に示すよう
に、前記パネル基体10と前記天井板材11とを具え、
かつ断熱層13を形成しない天井パネルも採用できる。
【0025】又天井パネル2を支持する前記長尺の天井
レール5は、前記取付け金具4を介して天井形成用の前
記架構材3に取付けられる。
【0026】前記架構材3は、本実施例では、図1〜7
に示すように、例えば2階の床を形成する床パネル32
の枠材33…、34…によって形成される。床パネル3
2は、断面コ字の形鋼材からなる枠材34…を矩形に接
合した周囲枠内に、2本の溝形鋼を背中合わせに固着し
た複数の前記枠材33…を平行に架け渡した鋼製の枠組
を具えるとともに、前記枠材33の水平な下のフランジ
33A及びこの枠材33に平行な前記枠材34の下のフ
ランジ34Aの各上面に固着された根太受け35…間に
該枠材33と直角に複数の根太36…を架け渡し、かつ
枠組上面に床下地板37を添着している。
【0027】前記床パネル32は、図1に示すように、
階上、階下の外壁パネル39A、39Bの間に介在する
胴差状の断面コ字の水平な梁材40A、この梁材40A
から直角に家屋内部にのびる例えばI形鋼からなる床梁
40B、および前記梁材40Aと平行かつ例えばI形鋼
からなる床梁40Cによって囲まれる空間に配されると
ともに、ボルトなどを用いて該梁材40A、床梁40
B、40Cなどに固定される。
【0028】又床パネル32の前記枠材33、34に取
付け金具4を介して取付けられる天井レール5は、図
1、図11などに示すように、水平な長尺の基片20
と、その両側縁で垂下する1対の側片21、21と、こ
の側片21、21下端から両側に水平に張出す1対のフ
ランジ22、22とを有する断面ハット状をなす長尺体
である。
【0029】又前記取付け金具4は、図1などに示しか
つ図11に詳示するように、平面矩形の底片23と、そ
の平行な側縁から立上がりかつ前記架構材3をなす前記
枠材33、34の各下のフランジ33A、34Aを嵌入
することにより該架構材3に係止される嵌入溝41、4
1を設けた1対の立上げ片24、24とを有する上開放
のコ字状の基部8、およびこの基部8の前記底片23の
一端から突出する小長さの水平部42Aを介して設けら
れた斜め部42B両側縁で垂下しかつ下端が前記天井レ
ール5のフランジ22、22の各上面に当接する1対の
下向きの脚片18、18を具える。
【0030】前記天井レール5は、その基片20に設け
た長孔20aを通りかつ該基片20下面に配される膨出
部43により上方への抜け止めをされたボルト44のネ
ジ軸45を、前記取付け金具4の底片23に刻設したネ
ジ孔23aに螺締することにより該取付け金具4を介し
て前記架構材3に取付けられる。
【0031】従って、前記基片20と底片23とを通る
前記ボルト44の螺進退により、該基片20と底片23
との間の距離を調整でき、天井レール5を容易に高さ調
節することが出来る。
【0032】又これによって、前記取付け金具4の1対
の脚片18、18天井レール5の前記フランジ22、
22の各上面に当接、該天井レール5のねじれを効果
的に防止でき、この天井レール5を水平に精度よく保持
しうるとともに、前記脚片18、18を前記側片21、
21に夫々当接させることによって、天井レール5のね
じれをより一層確実に防ぎうる。
【0033】又前記底片23の上方において、前記ネジ
軸45に高さ設定固定用のロックナット46(図3に示
す)をワッシャを介して螺着する。
【0034】なお底片23に、ネジ溝を刻設しない単な
る孔を穿設しておき、前記ネジ軸45に該底片23の上
方においてナットを螺着したときには、この底片23が
前記脚片18、18をへて天井レール5の前記フランジ
22、22により常に反力を受けるため、ボルト44の
締め付け時において該ナットの共廻り及び緩みを防止す
ることが出来る。
【0035】このように架構材3をなす前記床パネル3
2の枠材33…、34…に取付け金具4を介して取付け
られた前記天井レール5は、前記天井パネル2を並べて
取付けるために用いられる。
【0036】すなわちまず前記天井パネル2を、前記取
付け金物29、29を設けたパネル基体10の一辺縁E
1を上にして、かつ図13に示すようにこの天井パネル
2を前記天井レール5の長手方向と直交する方向に対し
て一定角度ずれた姿勢Yで持上げ前記一辺縁E1側の両
端に形成した前記取付け片29D、29Dを該天井レー
ル5、5の各フランジ22、22上面よりも上方に位置
させる。なおこのとき取付け片29Dは、パネル基体1
0と離れて外向きに突出するため、このパネル基体10
を前記フランジ22よりも下方に配しうる。
【0037】然る後、この天井パネル2の一辺縁E1を
天井レール5の長手方向と直交する向きに回転させしか
も下降させることにより、図12に実線で示すように前
記取付け片29D、29Dを前記フランジ22、22の
上面のなす受面に載置して天井パネル2を保持させる。
このとき前記断熱層13の立上がり側壁17Aを前記傾
斜面19Aとしているため、断熱層13と天井レール5
との干渉を防ぎうる。
【0038】さらにこの保持された前記取付け片29
D、29Dを回転の中心として図12の矢印B1で示す
如く前記他辺縁E2を天井パネル2を回動させつつ上昇
させ該天井パネル2を図12に一点鎖線で示すように水
平状態とし、かつ先行して取付けてある天井パネル2の
前記段差面26、26に向けての水平移動B2によっ
て、図12に二点鎖線で示すようにこの段差面26、2
6に前記突出部27、27を相じゃくり状に支持させ
る。なお先行して最初に取付けられる天井パネルの突出
部27、27側は、図5に示すように例えば階下の外壁
パネル39Bの内部上端にスペーサ47を介在させて載
置される。
【0039】なお天井パネル2は、取付けのための取付
け部分15…に前記切欠き部16…を具えるため、前記
取付け金物29…と断熱層13とが干渉することはな
く、該天井パネル2の取付け作業を容易とする。
【0040】又前記天井パネル2…の上面がなす平坦な
前記受面14…には、該受面14…に当接させつつ現場
において選択的に他の断熱材B(図6に示す)を受面1
4…との間で隙間なく敷設でき、断熱性能を大巾に向上
しうる。
【0041】さらに前記断熱層13の立上がり側壁17
を、上狭まりの前記傾斜面19としたため、天井パネル
2の一辺縁E1を保持して他辺縁E2を持上げる取付け
方法において、該天井パネル2の断熱層13が先行して
配設されている天井パネル2と干渉することを防止でき
る他、壁際で持上げられる天井パネル2の断熱層13と
壁体との衝接を防ぎうる。
【0042】なお図1の左側に示す壁際の天井レール4
9は、図2に示すように断面コ字の長尺体からなり、前
記枠材34の下のフランジ34Aに係止される取付け金
具50の垂下片50Aにボルト止めされ水平に保持され
るとともに、その下のフランジ49A上に前記取付け金
物29の取付け片29Dを載置する。
【0043】又前記天井レール5下方で隣り合う天井パ
ネル2、2は、図3に示すように下から斜めに打入され
る釘などの固着具51…によって連結されるとともに、
前記床梁40Cを挟んで隣り合う天井パネル2、2は、
図4に示すように継ぎ材52を用いて連結される。
【0044】又図14に示すように上面、下面に山と谷
とを形成しかつ先端部を先細のテーパ部53Aとした例
えば合成樹脂からなる楔片53を、図15に示すように
前記切欠き部16において天井パネル2の前記側の枠材
6と天井レール5のフランジ22との間に該テーパ部5
3Aから打込むことによって、前記フランジ22を前記
取付け金物29の取付け片29Dと前記楔片53との間
で強固に挟持でき、該天井パネル2のガタツキを防止し
うる。
【0045】図16に取付け金具4の他の実施例を示
す。該取付け金具4は、底片23に、この底片23から
直角に立上がる垂直片61を介して、例えば最上階の天
井形成用屋根トラスの下弦材の立片を嵌入溝41A、4
1Aに嵌入することによりこの立片に係止される1対の
立上げ片24、24を設けた基部8と、この基部8の前
記底片23両側から垂下しかつ下端が天井レール5の前
記フランジ22、22の各上面に当接する1対の下向き
の脚片18、18とを具え、天井レール5の前記基片2
0と、前記底片23の孔23aとを通るボルト44の螺
締により基片20と底片23との間の距離を容易に調整
できる。
【0046】又取付け金具4の前記垂直片61にはネジ
孔61aが刻設されるとともに、このネジ孔61aには
前記立片に先端が当接するボルトが螺着され、該取付け
金具4の揺動を防ぐ。
【0047】又前記床梁40Bの下方において、前記天
井レール5は、例えば図7に示すように一直線上に配さ
れる隣り合う他の天井レール5と連結金具55を用いて
結合される。
【0048】前記連結金具55は、図17、図18に示
すように、前記隣り合う天井レール5、5の一方の各側
片21、21をボルト止めする平板状の垂直な翼部54
と、この翼部54の下縁中央部から垂下する小高さの立
片63を介して該翼部54に設けられる受部56とを一
体に具える。
【0049】前記受部56は水平な上片64の両側縁か
ら立下げ片65、65を立下げることにより下開放の溝
部56Aを有するコ字状をなすとともに、各立下げ片6
5、65には、仮止め用の上下にのびる長孔65aと、
本固定用の孔65b…とが穿設されている。
【0050】隣り合う前記天井レール5、5に前記翼部
54の両端部がボルト止めされた前記連結金具55は、
その受部56のなす前記溝部56Aに下地材59を嵌入
して前記長孔65aを通る釘などの固着具を用いてこの
下地材59を仮止めするとともに、間仕切り建込み高さ
を調整した後、この間仕切り用の壁パネル57上端部を
前記下地材59に斜め釘67…などを用いて固定し、最
後に前記孔65b…を通り下地材59に打入される釘な
どの固着具により該下地材59を連結金具55に本固定
する。
【0051】図19、図20に連結金具の他の例を示
す。本例において連結金具55Aは、前記連結金具55
の平面直線状の翼部54を平面コ字状の翼部54Aにし
た点を除いて該連結金具55と略同構成をなす。
【0052】前記連結金具55Aは、例えば図4に示す
ように断面コ字状の前記天井レール49、49が溝部を
反対方向に向けて配されるときに、この天井レール4
9、49の間に間仕切り用の壁パネル57Aを建込む際
に用いられ、前記翼部54A両側部の折曲げ片69、6
9は、前記天井レール49、49の立片49A、49A
に夫々ボルト止めされる。
【0053】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、天井レール
は、基片両側で垂下する側片下端に両側に張出すフラン
ジを有し、かつ取付け金具は、架構材に係止される基部
両側に、1対の下向きの脚片設けられるとともに、
天井レールの基片と取付け金具の底片とを通るボルトの
螺締により基片と底片との間の距離を調整し、前記各脚
片を前記フランジの各上面に当接させる。従って、前記
ボルトを螺進退させることによって、天井レールを容易
に高さ調節しうるとともに、1対の前記脚片が天井レー
ルの両側のフランジに当接するため、この脚片によって
該天井レールをその両側で確実に押圧でき、天井レール
のねじれを効果的に防止し、水平レベルを精度よく保つ
ことが出来る結果、この天井レールによって支持される
複数の天井パネル間の段差を防ぎうる。
【0054】又前記取付け金具の脚片は、ボルトの前記
螺締により天井レールのフランジから常に反力を受ける
ため、例えば前記底片上のナットがこの底片に押さえ付
けられることになり、このナットに螺着される前記ボル
トの回転による該ナットの共廻り及び緩みを効果的に防
止することが出来る。
【0055】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す斜視図である。
【図2】その部分断面図である。
【図3】その部分断面図である。
【図4】その部分断面図である。
【図5】その部分断面図である。
【図6】その部分断面図である。
【図7】その部分断面図である。
【図8】天井パネルの一実施例を示す斜視図である。
【図9】天井パネルの他の実施例を示す斜視図である。
【図10】天井パネル支持用の取付け金物を例示する斜
視図である。
【図11】取付け金具と天井レールとを例示する斜視図
である。
【図12】天井パネルの取付け方法を説明するための側
面図である。
【図13】天井パネルを取付ける際の姿勢を示す平面図
である。
【図14】楔片を示す斜視図である。
【図15】その取付状態を示す部分斜視図である。
【図16】取付け金具の他の実施例を示す斜視図であ
る。
【図17】連結金具を例示する斜視図である。
【図18】その取付状態を示す断面図である。
【図19】連結金具の他の例を示す斜視図である。
【図20】その取付状態を示す断面図である。
【図21】従来の技術を説明するための断面図である。
【符号の説明】
3 架構材 4 取付け金具 5 天井レール 8 基部 18 脚片 20 基片 21 側片 22 フランジ 23 底片 24 立上げ片 44 ボルト

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】天井を形成する架構材に、取付け金具を介
    して、天井パネルを支持する長尺の天井レールを取付け
    る天井レールの取付け構造であって、 前記天井レールは、基片両側で垂下する側片下端に両側
    に張出すフランジを有する断面ハット状をなすととも
    に、 前記取付け金具は、底片に前記架構材に係止される立上
    げ片を設けた基部の両側に、1対の下向きの脚片を設け
    るとともに、 前記天井レールの基片と、前記取付け金具の底片とを通
    るボルトの螺締により基片と底片との間の距離を調整
    し、前記取付け金具の各脚片を、天井レールの両側の前
    記フランジの各上面に当接させたことを特徴とする天井
    レールの取付け構造。
JP7067128A 1995-02-28 1995-02-28 天井レールの取付け構造 Expired - Lifetime JP2758850B2 (ja)

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